JPH0253252A - テープカセットの装填起動検出機構 - Google Patents

テープカセットの装填起動検出機構

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JPH0253252A
JPH0253252A JP63203117A JP20311788A JPH0253252A JP H0253252 A JPH0253252 A JP H0253252A JP 63203117 A JP63203117 A JP 63203117A JP 20311788 A JP20311788 A JP 20311788A JP H0253252 A JPH0253252 A JP H0253252A
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tape cassette
cassette
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Shigeo Nakayama
茂雄 中山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープカセットの装填起動検出機構に係り、特
にテープカセットの装填に際し、挿入位置にある移送台
にテープカセットを挿入しスライドを確実に開放したの
ち、人為的にテープカセットをざらに押圧移動させる動
作により装填起動を検出しその出力信号でテープカセッ
トの装填を開始するテープカセットの装填起動検出機構
に関する。
(従来の技術〕 従来、この種のテープカセットはカセット挿入位置から
装着位置に移送する場合、カセットを載置する移送台を
駆動源(例えばモータ等)により移動させる駆動機構は
ベルト、プーリの組合わせまたは複数の歯車の組合わせ
、さらにはリンク機構等が使用され、また移送台上のテ
ープカセットの装填排出を行う各動作を専用の駆動源に
より与えるよう構成され、この場合挿入位置にある移送
台にテープカセットを挿入すると、その位置が検出装置
で検出され装填動作が開始されるよう構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のテープカセットの装填起動検出機
構は、単に人為的な挿入動作でテープカセットを移送台
に挿入するだけで起動信号が出力されるため、テープカ
セットの確実な移送台への挿入確認を行わないまま装填
が開始されるため、テープカセットの姿勢がズした状態
で装着されてしまい、誤動作またはテープカセットの破
損を招く要因となり、延いては装置を破損させる難点を
有していた。
そこで、本発明の目的は、同期駆動伝達手段の一部に検
出手段を設け、テープカセットを移送台へ挿入する人為
的な押圧力による移送台の僅かな移動により、同期駆動
伝達手段の検出手段を作動させ、この検出手段から出力
される信号でテープカセットの確実な挿入を確認して装
填動作の起動のできるテープカセットの装填起動検出機
構を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本発明に係るテープカセッ
トの装填起動検出機構は、テープカセットを載置し所定
の装着位置に装填移送する移送台にテープカセットの人
為的な挿入動作でカセットスライダを開放するスライダ
開放手段を設けると共に移送台両側に複数の支持軸を設
け、これらの支持軸をそれぞれ案内する複数の案内路を
設けた一対の案内板をベース上に立設し、前記案内板の
いずれか一方の近接位置に単一の駆動源で往復移動する
カム板を設け、前記一対の案内板に回転可能に支持され
かつ前記案内路を貫通案内される一対の特定の前記支持
軸と係合する出力アームとこの出力アームに枢支され少
なくとも一方のみが前記カム板と係合する入力アームと
で構成された一対の移送台移送手段を設け、この一対の
移送台移送手段を互いに同期駆動させる同期駆動伝達手
段を設け、さらにこの同期駆動伝達手段の一部に検出手
段を設け、前記移送台がテープカセット挿入口にあると
き固定部と係合して移送台の内部への移動を禁止すべく
前記移送台内側上面に係合部を設けてなり、前記移送台
移送手段は、一端を回転中心とする歯車とこれに延設し
一部にピンを突設したアームを設けると共にこのアーム
端部には貫通L字穴を設けた出力アームと、この出力ア
ームにボスを介して枢支し前記カムと係合する係合部お
よびスプリング係止部を設けると共に前記ピンを挿通係
合し前記歯車の回転中心を中心とする円弧穴を設けた入
力アームと、一端を前記入力アームのスプリング係止部
に係止すると共に他端を前記出力アームのピンと係止し
相方のアームの枢動を所定角度内に付勢すべく前記ボス
に挿着された捩れコイルばねとで構成され、テープカセ
ット挿入位置において移送台内にスライダを開放状態で
挿入されたテープカセットをさらに人為的に押圧挿入し
たときの前記移動台の移動による出力アームの回転を同
期駆動伝達手段の検出部で検出し、この出力信号で装填
動作を起動することを特徴とする。
この場合、前記同期駆動伝達手段は、前記一対の移送台
移送手段と噛合するそれぞれ1組の歯車を介して同期す
るよう構成すれば好適である。
また、前記検出手段は、前記同期駆動伝達手段の特定の
歯車のボスに径方向に突設しその端部を検出部とするド
ッグとこれを検出するリーフスイッチとで禍成しでも良
い。
(作用) 本発明に係るテープカセットの装着機構によれば、テー
プカセット挿入位置にある移送台上にテープカセットの
人為的な挿入動作でカセットスライダを開放させると共
に、テープカセット挿入禁止の係合部が解除され、さら
に僅かな押圧力を与えることによる移送台の移動で同期
駆動手段の一部に設けられた検出手段からの出力信号に
よりカム板が直線移動を開始する。これにより移送台は
移送台移送手段によりその支持部を案内板の案内路に案
内されながら逆り字型の移動により所定の装着位四まで
移動する。この場合のリッド部は移送台の一側面に設け
られたリッド開放手段により完全に開放された状態とな
り、移送台の下降動作によりテープカセットはその一対
の孔とベース上の位置決めピンとの係合で位置決めされ
る。この場合、テープカセットの装填起動の際人為的な
押圧動作でテープカセットの挿入が感覚的に確認された
のち装填の起動が開始されるのでテープカセットの姿勢
が確保され確実な装填が可能となる。
(実施例) 次に、本発明に係るテープカセットの装填起動検出機構
の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図は本発明に係るテープカセットの装置a機構の一
実施例を示すものであり、装置a機構の分解組立斜視図
である。図において、10は移送台(以下カセットハウ
スと称する)、12はカセットハウス10に載置される
公知のテープカセット、14は左右を1組とする一対の
案内板、16はこの案内板を支持するベース、18は一
対の案内板14に回転可能に支持された移送台移送手段
であり、20は単一の駆動源で直線移動するカム板の一
部を示す。
また、第2図(1)、(2)は公知のテープカセットを
それぞれ表裏から見た斜視図を示す。
図において、24はテープカセット12に矢印a方向に
移動可能に設けられたスライダ、26は支持軸28を中
心に矢印し方向に回動可能に支持されたリッド、30は
リッドに刻設されたノツチであり、32はスライダ24
を開放したときに露出する一対の孔を示す。
テープカセットのスライダ24は一対のロック部34に
よりロックされスライダ24の閉塞状態が保持されてい
る。したがってスライダ24を開放移動するには一対の
ロック部34を同時に押圧することによりロックを解除
すれば開放可能な状態となるが、スライダは常に閉塞す
る方向にスプリング(図示せず)により付勢されており
スプリングに打ち勝つ外力を作用させなければ開放しな
いように構成されている。
次に第1図に示すテープカセットを載置し所定の装着位
置に装填位置決めするカセットハウス10につき説明す
る。
このカセットハウス10は鋼板を口字形に折曲形成した
カセットホルダ36と、左右の立上がり側板37の内側
上部に一対のピン38を中心に支持部材(以下フックと
称する)40が揺動可能に支持されている。このフック
40の一端上部には上向きの爪42が形成され、カセッ
トハウス10がテープカセット挿入位置にあるときのみ
、図示しない上部蓋板の一部と爪42が係合するように
なっている。またフック40の他端はそれぞれスプリン
グ44で付勢され、この付勢力によりフック40の係合
保持力を得ている。また、カセットハウス10にはスラ
イダ開放手段が設けられており、これはカセットハウス
10の水平な底板46上面に細長突起状に形成されたカ
セットスライダのロック解除部48と、底板46端部に
L字形に突設した一対の当接部50とで構成され、テー
プカセット22を水平方向に人為的に挿入したとぎ、そ
の挿入動作で第2図に示す一対のロック部34と当接し
てまずロック部34を解除したのち、カセットハウス1
0底板46の一対の当接部50がリッド26のノツチ部
30を通過してスライダ24の端部に当接し、さらに挿
入することによりスライダ24は完全に開放した状態の
ままロック部34により係合保持され、これによりスラ
イダの解放状態が得られる。この場合、一対のフック4
oはテープ力セッ]・挿入の際フック40の爪42と反
対側端部底面がテープカセット12上面に当接する。こ
の当接動作により一対のフックはピン38を中心に揺動
し、爪42を下降させて係合が解除させる。
また、カセットハウス1oはその両側板37の外側に複
数の支持軸が設けられ、これらの支持軸は一対の駆動軸
54と2組の支持軸52.54から成り、これによりカ
セットハウス10が構成される。
次に、移送台移送手段につき第1図を参照しながら説明
する。すなわち、前記2組の支持111152.54は
一対の案内板14に刻設され、互いに一部が交叉した逆
し字形の2組の案内路(以下案内溝と称する)58.6
0にその一端が係止されると共に、一対の駆動軸56は
やはり案内板14に削成された前記案内溝58と同形の
一対の貫通路62を貫通し、その一端は前記案内板20
に突設した軸64に回転可能に支持された移送台移送手
段18と係合している。
この移送台移送手段18は、鋼板からなる円盤の外周の
一部に歯を削成した歯車66を設けると共にこの歯車6
6に出力アーム68が延設されている。またこの出力ア
ーム68の端部にはL字形の貫通穴70が形成されると
共にさらにこの出力アーム68の一部にはピン71が突
設している。
また、前記出力アーム68には、中央に穴73を穿設し
たボス72を介して出力アーム68と入力アーム74が
互いに枢支している。
入力アーム74の一端には係合ピン76が突設すると共
に前記穴73を中心とする貫通円弧孔78が形成され、
前記出力アーム68のピン71を挿通させ相互のアーム
の枢動範囲を所定角度内に制限している。また、前記ボ
スの一部外周には捩れコイルバネ80が捲回挿着されバ
ネの一端を前記ピン71と係合すると共に、その他端を
入力アーム74の一端に形成された係止部82に係止し
、ざらにバネの延長部は前記り字形貫通穴70に臨ませ
、これにより移送台移送手段18が構成される。
次に、図示しない単一の駆動源(モータ)による回転を
歯車とラックギヤとの噛合で直線往復移動するカム板1
4につき第3図、第4図を参照しながら説明する。
このカム板14には貫通した逆り字形のカム穴84と略
山形の貫通カム穴86が形成され、カム穴84には入力
アーム74の係合ピン76が係合している。
一方、カセット挿入口88には密閉手段であるドア90
が軸92を中心に揺動可能に支持され、このドア90の
一部には軸92と平行に係止ピン94が突設している。
この係止ピン94は前記案内板14に形成された前記軸
92を中心とする円弧穴96と係合し、ドアの開き角度
を制限している。
さらに前記案内板14に設けられた軸98には一端にカ
ム部102を形成すると共に他端に前記カム板14の山
形カム穴86と係合する係合部104を有する揺動アー
ム100が揺動可能に支持されている。さらに、ドア9
0は捩れコイルバネ106により挿入口88を密閉方向
に付勢されており、前記ドアの係合ピン94は揺動アー
ム100のカム部と摺接状態となっている。図の状態は
カム板14が後退位置にあり前記ドア90は密閉閉塞状
態となっているが、人為的に外力を作用させればドアは
開放ができる構成となっている。しかるに、カム板14
が前または後に位置しているときのみドア9oは閉塞し
ているにもかかわらず外力を作用させれば容易に開放す
ることができる。また、カム板14の移動で揺動アーム
1ooの係合部104が山形カム穴86の頂点にあると
き、ドア9oは揺動アーム100のカム部102との摺
接により開放状態となり、ドア9oは円弧穴96端部と
当接している係止ピン94が揺動アーム100のカム部
102により挟持され開放状態がこのカム穴86により
保持される。
第3図に示すカム板14の後退位置とはテープカセット
が所定位置に装着された場合の位置を示し、この場合、
入力アーム74の係合ピン76とカム穴84とは第4図
に示す位置関係を保持している。
次に、左右一対の移送台移送手段を同期駆動する同期駆
動伝達手段につき第5図を参照しながら説明する。
一対の案内板14には同期軸110が挿通し、回転可能
に支持されている。この同期軸110の両端には歯車1
12が設けられ、この歯車112は移送台移送手段18
との中間に設置プられたアイドルギヤ114を介して前
記移送台移送手段18の出力アーム68の歯車66ど噛
合している。
したがって、カム板14の直線移動による移送台移送手
段の回転駆動は前記一対の歯車112を介して反対側の
移送手段18にも伝達され同期回転駆動の伝達が達成さ
れる。
次に、テープカセットのリッド開放手段につき第6図な
いし第8図を参照しながら説明する。
すなわち、カセットハウス1oの立上がり側板37のい
ずれか一方、図では向って左側にリッド開放手段116
が設けられる。
このリッド開放手段116は、前記カセットハウス10
の立上がり側板37に軸118を中心にブラケット12
0が揺動可能に支持され、このブラケット120の内側
にはリッド26と係合する係合ピン122が突設すると
共に外側には対向する案内板14の内側に刻設された案
内溝124と係合する係合ピン126が突設している。
すなわち、このリッド開放手段による開放動作につき以
下説明する。テープカセット12が人為的な挿入動作で
カセットハウス10内に挿入されるとスライダ24が移
動して開放し、リッド26のアゴ部が露出状態となる。
この状態で、カム板の直線移動動作でカセットハウスは
内部に引込まれカセットの装填動作が開始される。
このカセットハウス12は前記逆り字形の案内溝58.
60に案内されて水平移動すると同時に前記ブラケット
120は上り傾斜の案内溝124に係合ピン126を介
して案内されているため、移動が進行するにつれて係止
ピン122も軸118を中心に揺動して上昇し、リッド
26のアゴ部に位置している係止ピン122はアゴ部と
の係合により徐々にリッド26を間放し、カセットハウ
スの垂直移動によりリッドは完全な開放状態を得る。
次に、テープカセットの装填起動検出曙構につぎ第6図
を参照しながら説明する。
すなわち、カセットハウス46の装填および排出動作は
直線移動するカム板20によって与えられる一対の移送
台移送手段18によって与えられる。この移送台移送手
段の構成は前述した通りであり、カセットハウス46が
テープカセット挿入位置に位置している状態では、出力
アーム68のL字形貫通穴70と挿通係合している駆動
軸56は逆り字形の貫通路62の水平部分の端部に停止
している。
この場合、出力アーム68はこれと枢支している入力ア
ーム74の係合ピン76と前進端位置にあるカム板14
のカム穴84の垂直部分との係合により、出力アームを
時計方向に旋回した状態で駆動軸56を拘束状態として
いる。
一方、前記同期回転伝達手段を構成する左右一対の歯車
112の一方の歯車のボス部128にその中心部を貫通
し径方向に両端を突出して一対のドッグ130が植設さ
れている。さらに、この歯車112上部の案内板14側
部には検出部(以下リーフスイッチと称する)132が
設けられ、このリーフスイッチのアクチュエータ134
によりドッグの一1130aとの当接で、カセットハウ
ス46のテープカセット挿入位置(カム板2゜の前進端
位置)を検出している。
ここで、テープカセット22をカセットハウス46内に
水平方向から押圧挿入すると、テープカセットのスライ
ダ24はスライダ開放手段により開放状態となり、カセ
ットハウス46内定位置に載置される。この状態ではま
だリーフスイッチはON状態を保持している。さらにテ
ープ力セツ1−22に押圧力を与えると、カセットハウ
ス46の駆動軸56と係合している出力アーム68は入
力アーム74とはピン71を介して円弧穴78の範囲内
で枢動可能に枢支しているため、前記押圧力により出゛
カア、−ムロ8は係合ピン71を付勢している捩れコイ
ルばね80に抗して揺動される。この揺動動作により歯
車66は僅か回転し、この回転は前記同期駆動伝達手段
を介して反対側の検出部132側の歯車112にも伝え
られ、これにより、ドッグ130aは反時計方向に回転
しく第6図参照)、リーフスイッチ132のアクチュエ
ータ134を作動し、接点の開成により填装開始信号が
出力される。この出力信号によりモータが起動するとカ
ム板20を直線後退動作させテープカセットの装填が開
始されることになる。なお、モータが駆動される前の出
力アーム68は人為的な挿入動作で駆動するが、これと
枢支している入力アーム74に対しては円弧穴78の範
囲内で揺動するのみで、この場合入力アームはカム板2
0との係合で定位置停止状態となっている。
次に、テープカセットが装着位置にある場合のテープカ
セット押圧固定手段につき第1図を参照しながら説明す
る。
テープカセット22を載置したカセットハウス46は移
送台移送手段18により2組の逆り字形カム溝5.8.
60に沿って案内され、カム板20の直線後退移動によ
り所定の装着位置まで移動する。
この場合、ベース16上には一対の先端テーバ状の位置
決めピン136が立設し、この位置決めピン136はテ
ープカセット22のスライダ24が開口したとき露出す
る一対の孔32と対向するようになっている。
カセットハウス46は装着位置近傍まで逆り字形カム溝
58.60に案内移送され、駆動軸56と係合している
出力アーム68により、垂直下降動作に入る。この下降
動作で、テープカセットの一対の孔32は前記位置決め
ピン136と係合するが、さらにカセットハウス46は
出力アーム68の反時計方向(第6図参照)の揺動によ
り若干下降する。
従って、テープカセット22は前記位置決めピン136
により位置決め当接されて・おり、下降不能となるため
カセットハウスの下降動作によりテープカセット22の
みが押し上げられる。しかしながら、この場合テープカ
セット22は、押し上げ動作でカセットハウス46上部
に設けられている一対のフック40の底部に当接し、こ
れによりカセットハウス底板46との間で弾力挟持され
テープカセット22の上下が拘束される。
この場合、テープカセット22に対する押し付は力は出
力アーム68の揺動によって与えられ、出力アーム68
は入力アーム74を介して所定色移動するカム板20に
よりテープカセット当接位置より余分に揺動しようとす
る。この余分な入力アーム74の揺動は一体的に反時計
方向く第6図参照)に出力アーム68も揺動するが、こ
の出力アーム68と係合している駆動軸は出力アームの
L字形貫通穴70の範囲内で揺動可能となっている。
このため、テープカセット22の下降が拘束されてもな
おりセットハウス10を下降させる下降動作によりカセ
ットハウスの駆動軸56を付勢している捩れコイルばね
80の付勢力を介して弾力的にテープカセット22を挟
持することができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように本発明に係るテープ
カセットの装填起動検出機構によれば、テープカセット
を載置し所定の装着位置に装填移送する移送台にテープ
カセットの人為的な挿入動作でカセットスライダを開放
するスライダ開放手段を設けると共に移送台両側に複数
の支持軸を設け、これらの支持軸をそれぞれ案内する複
数の案内路を設けた一対の案内板をベース上に立設し、
前記案内板のいずれか一方の近接位置に単一の駆動源で
往復移動するカム板を設け、前記一対の案内板に回転可
能に支持されかつ前記案内路を貫通案内される一対の特
定の前記支持軸と係合する出力アームとこの出力アーム
に枢支され少なくとも一方のみが前記カム板と係合する
入力アームとで構成された一対の移送台移送手段を設け
、この一対の移送台移送手段を互いに同期駆動させる同
期駆動伝達手段を設け、さらにこの同期駆動伝達手段の
一部に検出手段を設け、前記移送台がテープカセット挿
入口にあるとき固定部と係合して移送台の内部への移動
を禁止すべく前記移送台内側上面に係合部を設けてなり
、前記移送台移送手段は、一端を回転中心とする歯車と
これに延設し一部にピンを突設したアームを設けると共
にこのアーム端部には貫通L字穴を設けた出力アームと
、この出力アームにボスを介して枢支し前記カムと係合
する係合部およびスプリング係止部を設けると共に前記
ピンを挿通係合し前記歯車の回転中心を中心とする円弧
穴を設けた入力アームと、一端を前記入力アームのスプ
リング係止部に係止すると共に他端を前記出力アームの
ピンと係止し相方のアームの枢動を所定角度内に付勢す
べく前記ボスに挿着された捩れコイルばねとで構成する
ことにより、テープカセットの移送台への人為的な押圧
挿入による感覚でテープカセットの姿勢が確認されたの
ち、押圧による移送台の移動を同期駆動伝達手段を介し
て検出される出力信号で装填が開始されるため確実な装
填が可能となり、製品の信頼性の向上を図ることのでき
る等の多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープカセットの装填起動検出機
構を装填機構に組込んだ一実施例を示す分解組立斜視図
、第2図(1)は本発明の検出機構に使用される公知の
テープカセットの表面斜視図、第2図(2)は公知のテ
ープカセットの裏面斜視図、第3図は第1図のカム板を
除いた状態のA矢視図、第4図は第1図のA矢視図、第
5図は第1図の平面図、第6図は第1図のカム板を除い
た状態のB矢視図、第7図は第1図の案内板を除いた状
態の移送台のB矢視図、第8図は第6図の部分平面図を
示す。 (移送台) 10・・・カセットハウス 12・・・テープカセット 14・・・案内板 18・・・移送台移送手段 24・・・スライダ 30・・・ノツチ 34・・・ロック部 37・・・立上り板 40・・・フック(支持部材) 44・・・スプリング 48・・・ロック解除部 52、54・・・支持軸 58、60・・・案内路 64・・・軸 68・・・出力アーム 71・・・ピン 73・・・穴 1G・・・ベース 20・・・カム板 26・・・リッド 32・・・孔 36・・・カセットホルダ 38・・・ピン 42・・・爪 46・・・底板 50・・・当接部 56・・・駆動軸 62・・・貫通路 66・・・歯車 70・・・貫通穴 12・・・ボス 74・・・入力アーム 1G・・・係合ピン     78・・・円弧穴80・
・・捩れコイルバネ  82・・・係止部84・・・カ
ム穴      86・・・貫通カム穴88・・・カセ
ット挿入口  90・・・ドア92・・・軸     
   94・・・係止ピン9θ・・・円弧穴     
 98・・・軸100・・・揺動アーム   102・
・・カム部104・・・係合部     106・・・
捩れコイルバネ110・・・同期軸     112・
・・歯車114・・・アイドルギヤ  116・・・リ
ッド開放手段118・・・軸       120・・
・ブラケット122・・・係止ピン    124・・
・案内溝126・・・係合ピン    128・・・ボ
ス部130.130a、130b −・・ドック132
・・・リーフスイッチ(検出部)134・・・アクチュ
エータ IG IG IG

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープカセットを載置し所定の装着位置に装填移
    送する移送台にテープカセットの人為的な挿入動作でカ
    セットスライダを開放するスライダ開放手段を設けると
    共に移送台両側に複数の支持軸を設け、これらの支持軸
    をそれぞれ案内する複数の案内路を設けた一対の案内板
    をベース上に立設し、前記案内板のいずれか一方の近接
    位置に単一の駆動源で往復移動するカム板を設け、前記
    一対の案内板に回転可能に支持されかつ前記案内路を貫
    通案内される一対の特定の前記支持軸と係合する出力ア
    ームとこの出力アームに枢支され少なくとも一方のみが
    前記カム板と係合する入力アームとで構成された一対の
    移送台移送手段を設け、この一対の移送台移送手段を互
    いに同期駆動させる周期駆動伝達手段を設け、さらにこ
    の同期駆動伝達手段の一部に検出手段を設け、前記移送
    台がテープカセット挿入口にあるとき固定部と係合して
    移送台の内部への移動を禁止すべく前記移送台内側上面
    に係合部を設けてなり、前記移送台移送手段は、一端を
    回転中心とする歯車とこれに延設し一部にピンを突設し
    たアームを設けると共にこのアーム端部には貫通L字穴
    を設けた出力アームと、この出力アームにボスを介して
    枢支し前記カムと係合する係合部およびスプリング係止
    部を設けると共に前記ピンを挿通係合し前記歯車の回転
    中心を中心とする円弧穴を設けた入力アームと、一端を
    前記入力アームのスプリング係止部に係止すると共に他
    端を前記出力アームのピンと係止し相方のアームの枢動
    を所定角度内に付勢すべく前記ボスに挿着された捩れコ
    イルばねとで構成され、テープカセット挿入位置におい
    て移送台内にスライダを開放状態で挿入されたテープカ
    セットをさらに人為的に押圧挿入したときの前記移動台
    の移動による出力アームの回転を同期駆動伝達手段の検
    出部で検出し、この出力信号で装填動作を起動すること
    を特徴とするテープカセットの装填起動検出機構。
  2. (2)前記同期駆動伝達手段は、前記一対の移送台移送
    手段と噛合するそれぞれ1組の歯車を介して同期するよ
    う構成した請求項1記載のテープカセットの装填起動検
    出機構。
  3. (3)前記検出手段は、前記同期駆動伝達手段の特定の
    歯車のボスに径方向に突設しその端部を検出部とするド
    ッグとこれを検出するリーフスイッチとで構成した請求
    項1または2記載のテープカセットの装填起動検出機構
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