JPH0268756A - テープカセットの装填機構 - Google Patents

テープカセットの装填機構

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JPH0268756A
JPH0268756A JP63220404A JP22040488A JPH0268756A JP H0268756 A JPH0268756 A JP H0268756A JP 63220404 A JP63220404 A JP 63220404A JP 22040488 A JP22040488 A JP 22040488A JP H0268756 A JPH0268756 A JP H0268756A
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tape cassette
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cassette
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Shigeo Nakayama
茂雄 中山
Ikufumi Honda
郁文 本田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープカセットの装填機構に係り、特に挿入位
置にある移送台上にテープカセットを載置し、移送台を
単一の駆動源で駆動するカム板の直線移動で挿入位置に
移送位置決めすると共にテープカセットのスライダおよ
びリッド部を開放状態とするテープカセットの装填機構
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のテープカセットはカセット挿入位置から
挿入位置に移送する場合、カセットを載置する移送台を
駆動源(例えばモータ等)により移動させる駆動機構は
ベルト、プーリの組合せまたは複数の歯車の組合せ、さ
らにはリンク機構等が使用され、また移送台上のテープ
カセットの装填排出を行なう各動作を専用の駆動源によ
り与えるよう構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のテープカセットの装填機構は、テ
ープカセット挿入位置にある移送台にテープカセットを
人為的に挿入した際の信号で移送台を駆動し、所定の挿
入位置まで移送し位置決めするため、水平移動、垂直移
動の各動作の切替えの際、各種機構の組合せを採用して
いるため機構が複雑化し、また移動を確実なものとする
ため専用の駆動源を使用したり、テープカセットを挿入
位置に確実に押圧保持するためにテープカセット上を板
ばね等で押しつけていたためカセットケース上に傷を付
は易くなり、機構全体が大型化し、収納スペースが広く
なると共に重量も増大し製作が困難で製品コストが高く
なる等の難点を有していた。
そこで、本発明の目的は、単一の駆動源でテープカセッ
トを載面移送する移送台を水平、垂直からなる逆り字型
移動によりテープカセットを確実に所定位置に装着させ
ることのできるテープカセットの装填機構を提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本発明に係るテープカセッ
トの装填機構は、移送台上にテープカセットを載置しテ
ープカセット挿入位置とテープカセット挿入位置との間
で往復移動しテープカセットの装填排出を行う移送機構
において、前記移送台にテープカセットの人為的な挿入
動作でカセットスライダを開放するスライダ開放手段を
設けると共に移送台両側に複数の支持軸を設け、これら
の支持軸をそれぞれ案内する複数の案内路を設けた一対
の案内板をベース上に立設し、前記案内板のいずれか一
方の近接位置に単一の駆動源で往復移動するカム板を設
け、前記一対の案内板に回転可能に支持されかつ前記案
内路を貫通案内される一対の特定の前記支持軸と係合す
る出力アームとこの出力アームに枢支され少なくとも一
方のみが前記カム板と係合する入力アームとで構成され
た一対の移送台移送手段を設け、この一対の移送台移送
手段を同期駆動する同期駆動伝達手段を設け、さらに前
記移送台の一側面に旋回可能に設けられ前記テープカセ
ットのリッド部と係合する係合部を有すると共に対応す
る一方の前記案内板に刻設された案内路と係合し前記移
送台の装填動作で前記リッド部を開放するリフト開放手
段により構成したことを特徴とする。
この場合、前記スライダ開放手段は、前記テープカセッ
トのロック部を解除するロック解除部とカセットスライ
ダとの当接部を設けテープカセットの移送台への挿入動
作でテープカセットのロック解除とスライダ開放を行な
うよう構成すれば好適である。
また、前記移送台は、移送台がテープカセット挿入泣面
にあるとき前記移送台に固定部と係合する係合部材を設
け移送台の内部への移動を禁止するよう構成しても良い
さらに、カセット挿入口には、この挿入口を密閉する密
閉手段を設け、この密閉手段は一端にこのドアの一部と
摺接する当接部を設けると共に他端に前記カム板の案内
路に係合する係合部を設けた揺動レバーとで構成しても
良い。
また、前記ベースには、前記移送台が挿入位置にあると
き前記テープカセットの一対の孔と係合する位置決めピ
ンを投けて構成しても良い。
さらに、前記同期駆動伝達手段は、前記一対の移送台移
送手段と噛合するそれぞれ1組の両軍を介して同期する
よう構成すれば好適である。
〔作用〕
本発明に係るテープカセットの装填機構によれば、カセ
ットテープ挿入位置にある移送台上にテープカセットの
人為的な挿入動作でカセットスライダを開放させると共
に、テープカセット挿入禁止の係合部が解除され、さら
に僅かな押圧力を与えることによる移送台の移動で同期
駆動伝達手段の一部に設けられた検出手段からの出力信
号によりカム板が直線移動を開始する。
これにより移送台は移送台移送手段によりその支持部を
案内板の案内路に案内されながら逆り字型の移動により
所定の挿入位置まで移動する。
この場合のリフト部は移送台の一側面に設けられたリッ
ド開放手段により完全に開放された状態となり、移送台
の下降動作によりテープカセットはその一対の孔とベー
ス上の位置決めピンとの係合で位置決めされる。さらに
移送台は移送台移送手段により僅か弾力的に押圧下降さ
れ、この下降動作でテープカセットはその上面を移送台
上部に設けられた一対の係合部による押圧作用で、移送
台底部と一対の位置決めピンとの間に弾力的に押圧挾持
されてテープカセットの上下左右の動きが完全に拘束さ
れ、このテープカセットを安定した状態で所定の挿入位
置に保持することができ確実な装填が可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明に係るテープカセットの装瞑機構の実施例
につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係るテープカセットの装填機構の一実
施例を示すものであり、装填機構の分解組立斜視図であ
る。
10は移送台(以下カセットハウスと称する)12はカ
セットハウス10に載置される公知のテープカセット、
14は左右を一組とする一対の案内板、16はこの案内
板を支持するベース、18は一対の案内板14に回転可
能に支持された移送台移送手段であり、20は単一の駆
動源で直線移動するカム板の一部を示す。
また、第2図(1)、 (2)は公知のテープカセット
をそれぞれ表裏から見た斜視図を示す。
図において、24はテープカセット12に矢印a方向に
移動可能に設けられたスライダ、26は支持軸28を中
心に矢印す方向に回動可能に支持されたリッド、30は
リッドに刻設されたノツチであり、32はスライダ24
を開放したときに露出する一対の孔を示す。テープカセ
ットのスライダ24は一対のロック部34によりロック
されスライダ24の閉塞状態が保持されている。したが
って、スライダ24を開放移動するには一対のロック部
34を同時に押圧することによりロックを解除すれば開
放可能な状態となるが、スライダは常に閉塞する方向に
スプリング(図示せず)により付勢されておりスプリン
グに打ち勝つ外力を作用させなければ開放しないように
構成されている。
つぎに第1図に示すテープカセットを載置し所定の挿入
位置に製塩位置決めするカセフトハウス10につき説明
する。このカセットハウス10は鋼板をコ字形に折曲形
成したカセットホルダ36と、左右の立上り側板37の
内側上部に一対のピン38を中心に支持部材(以下フッ
クと称する)40が揺動可能に支持されている。
このフック40の一端上部には上向きの爪42が形成さ
れ、カセットハウス10がテープカセット挿入位置にあ
るときのみ、図示しない上部蓋板の一部と爪42が係合
するようになっている。またフック40の他端はそれぞ
れスプリング44で付勢され、この付勢力によりフック
40の係合保持力を得ている。また、カセットハウス1
0にはスライダ開放手段が設けられており、これはカセ
ットハウス10の水平な底板46上面に細長突起状に形
成されたカセットスライダのロック解除部48と、底板
46端邪にL字形に突設した一対の当接部50とで構成
され、テープカセット12を水平方向に人為的に挿入し
たとき、その挿入動作で第2図に示す一対のロック部3
4と当接してまづロック部34を解除したのち、カセッ
トハウス10底板46の一対の当接部50がリッド26
のノツチ部30を通過してスライダ24の端部に当接し
、さらに挿入することによりスライダ24は完全に開放
した状態のままロック部34により係合保持され、これ
によりスライダの開放状態が得られる。この場合、一対
のフック40はテープカセット挿入の際フック40の爪
42と反対側端部底面がテープカセット12上面に当接
する。
この当接動作により一対のフックはピン38を中心に揺
動し、爪42を下降させて係合が解除される。
また、カセットハウス10はその両側板37の外側に複
数の支持軸が設けられ、これらの支持軸は一対の駆動軸
54と2組の支持軸52゜54からなり、これによりカ
セットハウス10が構成される。
つぎに、移送台移送手段につき第1図を参照しながら説
明する。すなわち、前記2組の支持軸52.54は一対
の案内板14に刻設され、互いに一部が交叉した逆り字
形の2組の案内路(以下案内溝と称する)58.60に
その一端が係止されると共に、一対の駆動軸56はやは
り案内板14に削成された前記案内溝58と同形の一対
の貫通路62を貫通し、その一端は前記案内板20に突
設した軸64に回転可能に支持された移送台移送手段1
8と係合している。
この移送台移送手段18は、鋼板からなる円盤の外周の
一部に歯を削成した歯車66を設けると共にこの歯車6
6に出力アーム68を延設し、この出力アーム68の端
部にはL字形の貫通穴70が形成され、さらにこの出力
アーム68の一部にはピン71が突設している。
また、前記出力アーム68には、中央に穴73を穿設し
たボス72を介して出力アーム68と入力アーム74が
互いに枢支している。
入力アーム74の一端には係合ピン76が突設すると共
に前記穴73を中心とする1通円弧穴78が形成され、
前記出力アーム68のピン71を挿通させ相互のアーム
の枢動範囲を所定角度内に制限している。また、前記ボ
スの一部外周には捩りコイルばね80が捲回挿着されば
ねの一端を前記ピン71と係合すると共に、その他端を
入力アーム74の一端に形成された係止部82に係止し
、さらにばねの延長部は前記り字形貫通穴70に臨ませ
、これにより移送台移送手段18が構成される。
つぎに、図示しない単一の駆動源(モータ)による回転
を歯車とラックギヤとの噛合で直線往復移動するカム板
14につき第3図、第4図を参照しながら説明する。
このカム板14には貫通した逆り字形のカム穴84と略
山形の貫通カム穴86が形成され、カム穴84には入力
アーム74の係合ピン76が係合している。
一方、カセット挿入口88には密閉手段であるドア90
が軸92を中心に揺動可能に支持され、このドア90の
一部には軸92と平行に係止ピン94が突設している。
この係止ピン94は前記案内板14に形成された前記軸
92を中心とする円弧穴96と係合し、ドアの開き角度
を制限している。
さらに、前記案内板14に設けられた軸98には、一端
にカム部102を形成すると共に他端に前記カム板14
0山形カム穴86と係合する係合部104を有する揺動
アーム100が揺動可能に支持されている。さらに、ド
ア90は捩りコイルばね106により挿入口88を密閉
方向に付勢されており、前記ドアの係合ピン94は揺動
アーム100のカム部と摺接状態となっている。図の状
態はカム板14が後退位置にあり前記ドア90は密閉閉
塞状態となっているが、人為的に外力を作用させるとド
アは容易に開放することができる状態となっている。し
かるに、カム板14が前または後に位置しているときは
ドア90は閉塞しているにもかかわらず外力を作用させ
れば開放させることができる。
また、カム板14の移動で揺動アーム100の係合部1
04が山形カム穴86の頂点にあるとき、ドア90は揺
動アーム100のカム部102との摺接により開放状態
となり、ドア90は円弧穴96端部と当接している係止
ピン94が揺動アーム100のカム部102により挟持
され開放状態がこのカム穴86により保持される。
第3図に示すカム板14の後退位置とはテープカセット
が所定位置に装着された場合の位置を示し、この場合、
入力アーム74の係合ピン76とカム穴84とは第4図
に示す位置関係を保持している。
つぎに、左右一対の移送台移送手段を同期駆動する同期
駆動伝達手段につき第5図を参照しながら説明する。
一対の案内板14には同期軸110が挿通し、回転可能
に支持されている。この同期軸110の両端には歯車1
12が設けられ、この歯車112は移送台移送手段18
との中間に設けられたアイドルギヤ114を介して前記
移送台移送手段18の出力アーム68の歯車66と噛合
している。
したがって、カム板14の直線移動による移送台移送手
段の回転駆動は前記一対の歯車112を介して反対側の
移送手段18にも伝達され同期回転駆動の伝達が達成さ
れる。
つぎに、テープカセットのリッド開放手段につき第6図
ないし第8図を参照しながら説明する。
すなわち、カセットハウス10の立上り側板37のいず
れか一方では向って左側にリッド開放手段116が設け
られる。
このリッド開放手段116は、前記カセットハウス10
の立上り側板37に軸118を中心にブラケット120
が揺動可能に支持され、このブラケット120の内側に
はリッド26と係合する係止ピン122が突設すると共
に外側には対向する案内板14の内側に刻設された案内
溝124と係合する係合ビン126が突設している。
すなわち、このリッド開放手段による開放動作について
説明すると、テープカセット12が人為的な挿入動作で
カセットハウス10内に挿入されるとスライダ24が開
放し、リッド26のアゴ部が露出状態となる。
この状態で、カム板の直線移動動作でテープカセットは
内部に引込まれカセットの装填動作が開始される。
このテープカセット12は前記逆り字形の案内溝58.
60に案内されて水平移動すると同時に前記ブラケッ)
120は上り傾斜の案内溝124に係合ビン126を介
して案内されているため、移動が進行するにつれて係止
ビン122も軸118を中心に揺動して上昇し、リッド
26のアゴ部に位置している係止ビン122はアゴ部と
の係合により徐々にリッド26を開放し、カセットハウ
スの垂直移動によりリッドは完全な開放状態を得る。
つぎに、テープカセットの装填起動検出機構につき第6
図を参照しながら説明する。
すなわち、テープカセット12の装填および排出動作は
直線移動するカム板20の直線移動により揺動する一対
の移送台移送手段18によって与えられる。この移送台
移送手段の構成は前述した通りであり、カセットハウス
10がテープカセット挿入位置に位置している状態では
、出力アーム68のL字形貫通穴70と挿通係合してい
る駆動軸56は逆り字形の貫通路62の水平端部に停止
している。
この場合、出力アーム68はこれと枢支している入力ア
ーム74の係合ピン76と、前進線位置にあるカム板1
4のカム穴84の垂直部分との保合により、出力アーム
を時計方向に旋回した状態で駆動軸56を拘束状態とし
ている。
一方、前記同期駆動伝達手段を構成する左右一対の歯車
112の一方の歯車のボス部128にその中心部を貫通
し径方向に両端を突出して一対のドッグ130が植設さ
れている。さらに、この歯車112上部の案内板14側
部には検出部(以下リーフスイッチと称する)132が
設けられ、このリーフスイッチのアクチュエータ134
とドッグの一方130aが当接し、カセットハウス10
のテープカセット挿入位置(カム板20の前進端位置)
を検知している。
ここで、テープ力セソ!・12をカセットハウス10内
に水平方向から押圧挿入すると、テープカセットのスラ
イダ24はスライダ開放手段により開放状態となり、カ
セットハウス10内定位置に載置される。この状態では
まだリーフスイッチはONの状態を保持している。さら
にテープ力セッ1−12に押圧力を与えると、カセット
ハウス10の駆動軸56と係合している出力アーム68
は入力アーム74とはピン71を介して円弧穴78の範
囲内で枢動可能に枢支しているため、前記押圧力により
出力アーム68は係合ピン71を付勢している捩りコイ
ルばね80に抗して揺動される。この揺動動作により歯
車 66は僅か回転し、この回転は前記同期駆動伝達手
段を介して反対側の検出部132側の歯車112にも伝
えられ、これにより、ドッグ130aは反時計方向に回
転しく第6図参照)、リーフスイッチ132のアクチュ
エータ134を作動し、接点の閉成により填装開始信号
が出力される。この出力信号によりモータが起動すると
カム板20を直線後退動作させテープ力七ンI・の装填
が開始されることになる。なお、モータが駆動される前
の出力アーム68は人為的な挿入動作で駆動するが、こ
れと枢支している入力アーム74に対しては円弧穴78
の範囲内で揺動するのみで、入力アームはカム板20と
の係合で定位置停止状態となっている。
つぎに、テープカセットが挿入位置にある場合のテープ
カセット押圧画定手段につき第1図を参照しながら説明
する。
テープカセット12を載置したカセットハウス10は移
送台移送手段18により2組の逆り字形カム溝58.6
0に案内され、カム板20の直線後退移動により所定の
挿入位置まで移動する。
この場合、ベース16上には一対の先端テーパ状の位置
決めピン136が立設し、この位置決めピン136はテ
ープカセット22のスライダ24が開口したとき露出す
る一対の孔32と対向するようになっている。
カセットハウス10は挿入位置近傍まで逆り字形カム溝
58.60に案内されて移送されてきて、駆動軸56と
係合している出力アーム68により、垂直下降動作に入
り、テープカセットの一対の孔32は前記位置決めピン
136と係合し、出力アーム68の反時計方向(第6図
参照)の揺動でカセットハウスを下降させる。
テープカセット12は前記位置決めピン136により位
置決め当接されており、下降不能となるためカセットハ
ウスの下降動作によりテープカセット12のみが押し上
げられる。しかしながら、この場合テープカセット12
は押し上げ動作でカセットハウス10上部に設けられて
いる一対のフック40の底部に当接し、カセットハウス
底板46との間で弾力挾持され上下が拘束される。
この場合、テープカセット12に対する押し付は力は出
力アーム68の揺動によって与えられ、出力アーム68
は入力アーム74を介して所定量移動するカム板20に
よりテープカセット当接位置より余分に揺動しようとす
る。この余分な入力アーム74の揺動は一体的に反時計
方向(第6図参照)出力アーム68も揺動するが、この
出力アーム68と係合している駆動軸は出力アームのL
字形貫通穴70の範囲内で揺動可能となっている。この
ため、テープカセット12の下降が拘束されてもなおり
セットハウス10を下降させる下降動作はカセットハウ
スの駆動軸56を付勢している捩りコイルばね80の付
勢力を介して弾力的にテープカセ7)22を挾持するこ
とができる。
したがって、挿入位置においてテープカセットは完全な
拘束状態となり、あらゆる振動に対しても安定した状態
で保持され、これにより確実な装填と共に装着を達成す
ることができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように本発明に係るテープ
カセットの装置、を機構によれば、移送台上にテープカ
セットを載置し外−ブカセット挿入位置とテープカセッ
ト当接位置との間で往復移動しテープカセットの袈裟排
出を行う移送機構において、 前記移送台にテープカセットの人為的な挿入動作でカセ
ットスライダを開放するスライダ開放手段を設けると共
に移送台両側に複数の支持軸を設け、これらの支持軸を
それぞれ案内する複数の案内路を設けた一対の案内板を
ベース上に立設し、前記案内板のいずれか一方の近接位
置に単一の駆動源で往復移動するカム板を設け、前記一
対の案内板に回転可能に支持されかつ前記案内路を貫通
案内される一対の特定の前記支持軸と係合する出力アー
ムとこの出力アームに枢支され少なくとも一方のみが前
記カム板と係合する入力アームとで構成された一対の移
送台移送手段を設け、この一対の移送台移送手段を同期
駆動する同期駆動伝達手段を設け、さらに前記移送台の
一側面に旋回可能に設けられ前記テープカセットのリッ
ド部と係合する係合部を有すると共に対応する一方の前
記案内板に刻設された案内路と係合し前記移送台の装填
動作で前記リッド部を開放するリッド開放手段により構
成することにより、装填機構を構成する構成部材の個々
の機能を多く持たせることができ、部品点数の大巾な削
減が可能となると共に、機構の簡易化を図ることができ
、これにより機構全体の小型化が実現でき省スペース化
が達成できる。したがって製品コストも安価に提供でき
る等の多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープカセットの装填機構の一実
施例を示す分解組立斜視図、第2図(1)は本発明の装
填に使用される公知のテープカセットの表面斜視図、第
2図(2)は公知のテープカセットの裏面斜視図、第3
図は第1図のカム板を除いた状態のA矢視図、第4図は
第1図のA矢視図、第5図は第1図の平面図、第6図は
第1図のカム板を除いた状態のB矢視図、第7図は第1
図の案内板を除いた状態の移送台のB矢視図、第8図は
第6図の部分平面図を示す。 10、、。 12、、。 16、、。 20、、。 26、、。 32、、。 36、、。 3B、、。 42、、。 46、、。 50、、。 56、、。 62、、。 66、、。 70、、。 72、、。 74、、。 78、、。 82、、。 86、、。 (移送台) 14、、、案内板 1B、 、 、移送台移送手段 24、、、スライダ 30、、、ノツチ 34、、、ロック部 トホルダ 37.、、立上り側板 40、、、フック(支持部材) 44、、、スプリング 48、、、ロック解除部 52.54.、、支持軸 58.60.、、案内路 64、、、軸 68、 、 、出力アーム 71、、、ピン 73、、、穴 7608、係合ピン 80、、、捩りコイルばね 84、、、カム穴 88、、、カセット挿入口 カセットハウス テープカセット ベース カム板 リッド 孔 カセッ ピン 爪 底板 当接部 駆動軸 貫通路 歯車 貫通穴 ボス 入力アーム 円弧穴 係上部 貫通カム穴 90、、。 94.、。 98、、。 102、、。 106、、。 112、、。 116、、。 120、、。 124、、。 128、、。 132、、。 134、、。 ドア      92.、、軸 係止ビン    96.、、円弧穴 軸       100. 、 、揺動アームカム部 
    104.、、係合部 捩りコイルバネ110.、、同期軸 歯車      114.、、アイドルギヤリッド開放
手段11B、、、軸 ブラケット   122.、、係止ビン案内溝    
126. 、 、係合ビンボス部   130,130
a、130b 、、、  トングリーフスイッチ(検出
部) アクチュエータ FIG。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移送台上にテープカセットを載置しテープカセッ
    ト挿入位置とテープカセット装着位置との間で往復移動
    しテープカセットの装填排出を行う移送機構において、 前記移送台にテープカセットの人為的な挿 入動作でカセットスライダを開放するスライダ開放手段
    を設けると共に移送台両側に複数の支持軸を設け、これ
    らの支持軸をそれぞれ案内する複数の案内路を設けた一
    対の案内板をベース上に立設し、前記案内板のいずれか
    一方の近接位置に単一の駆動源で往復移動するカム板を
    設け、前記一対の案内板に回転可能に支持されかつ前記
    案内路を貫通案内される一対の特定の前記支持軸と係合
    する出力アームとこの出力アームに枢支され少なくとも
    一方のみが前記カム板と係合する入力アームとで構成さ
    れた一対の移送台移送手段を設け、この一対の移送台移
    送手段を同期駆動する同期駆動伝達手段を設け、さらに
    前記移送台の一側面に旋回可能に設けられ前記テープカ
    セットのリッド部と係合する係合部を有すると共に対応
    する一方の前記案内板に刻設された案内路と係合し前記
    移送台の装填動作で前記リッド部を開放するリッド開放
    手段により構成したことを特徴とするテープカセットの
    装填機構。
  2. (2)前記スライダ開放手段は、前記テープカセットの
    ロック部を解除するロック解除部とカセットスライダと
    の当接部を設けテープカセットの移送台への挿入動作で
    テープカセットのロック解除とスライダ開放を行なうよ
    う構成した請求項1記載のテープカセットの装填機構。
  3. (3)前記移送台は、移送台がテープカセット挿入位置
    にあるとき前記移送台に固定部と係合する係合部材を設
    け移送台の内部への移動を禁止するよう構成した請求項
    1記載のテープカセットの装填機構。
  4. (4)カセット挿入口には、この挿入口を密閉する密閉
    手段を設け、この密閉手段は一端にこのドアの一部と摺
    接する当接部を設けると共に他端に前記カム板の案内路
    に係合する係合部を設けた揺動レバーとで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のテープカセットの装填機構
  5. (5)前記ベースには、前記移送台が装着位置にあると
    き前記テープカセットの一対の孔と係合する位置決めピ
    ンを投けて構成した請求項1記載のテープカセットの装
    填機構。
  6. (6)前記同期駆動伝達手段は、前記一対の移送台移送
    手段と噛合するそれぞれ1組の歯車を介して同期するよ
    う構成した請求項1記載のテープカセットの装填機構。
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