JPH0268757A - テープカセットの装着機構 - Google Patents

テープカセットの装着機構

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JPH0268757A
JPH0268757A JP63220405A JP22040588A JPH0268757A JP H0268757 A JPH0268757 A JP H0268757A JP 63220405 A JP63220405 A JP 63220405A JP 22040588 A JP22040588 A JP 22040588A JP H0268757 A JPH0268757 A JP H0268757A
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tape cassette
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arm
cassette
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Shigeo Nakayama
茂雄 中山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープカセットの装着機構に係り、特に装着位
置に装填され一対の位置決めピンにより係合保持された
テープカセットをさらに移送台移送手段による移送台の
下降動作で、前記位置決めピンと移送台の係合部との間
で押圧挾持するテープカセットの装着機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のテープカセットはカセット挿入位置から
装着位置に移送する場合、カセ′ットを載置する移送台
を駆動源(例えばモータ等)により移動させる駆動機構
はベルト、プーリの組合せまたは複数の歯車の組合せ、
さらにはリンク機構等が使用され、また移送台上のテー
プカセットの袋層排出を行なう各動作を専用の駆動源に
より与えるよう構成され、この場合装着位置にあるテー
プカセットは単に位置決め手段により係合状態のままか
、あるいは、テープカセットの上面が板ばね等で押圧保
持されるよう構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のテープカセットの装着機構は、テ
ーブカセ7)を水平方向に位置決め機構のみで保持され
るか、または撓み量の大きな板ばねでテープカセットの
上面を押圧する機構であったため、装着状態が不安定で
振動等により誤動作を起す場合があり、また板ばね等を
使用するとテープカセット上面が挿入の際の接触あるい
は排出時に常にこすられるため、表面が損傷し易い難点
を有していた。
そこで、本発明の目的は、移送台の装填動作でテープカ
セットが装着位置に移送された後、テープカセットを位
置決め手段と移送台の係合部間で弾力的に保持し、テー
プカセットを所定の装着位置に確実に、かつ振動に対し
ても安定状態で装着することのできるテープカセットの
装着機構を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本発明に係るテープカセッ
トの装着機構は、テープカセットを載置し所定の装着位
置に袈裟移送する移送台にテープカセットの人為的な挿
入動作でカセットスライダを開放するスライダ開放手段
を設けると共に移送台両側に複数の支持軸を設け、これ
らの支持軸をそれぞれ案内する複数の案内路を設けた一
対の案内板をベース上に立設し、前記案内板のいずれか
一方の近接位置に単一の駆動源で往復移動するカム板を
設け、前記一対の案内板に回転可能に支持されかつ前記
案内路を貫通案内される一対の特定の前記支持軸と係合
する出力アームとこの出力アームに枢支され少なくとも
一方のみが前記カム板と係合する入力アームとで構成さ
れた一対の移送台移送手段を設け、この一対の移送台移
送手段を互いに同期駆動させる同期駆動伝達手段を設け
、さらに前記移送台の一側面に旋回可能に設けられ前記
テープカセットのリッド部と係合する係合部を有すると
共に対応する一方の前記案内板に刻設された案内路と係
合し前記移送台の装填動作で前記IJ7ド部を開放する
リッド開放手段を設けると共に移送台がテープカセット
挿入位置にあるとき前記移送台に固定部と係止して内部
への移動を禁止する係合部を設け、前記ベース上に前記
移送台が装着位置にあるとき前記テープカセットの一対
の孔と係合し移送台を位置決めする位置決め手段からな
り、 前記移送台移送手段は一端を回転中心とする歯車とこれ
に延設し一部にピンを突設したアームを設けると共にこ
のアーム端部には貫通し字穴を設けた出力アームと、こ
の出力アームにボスを介して枢支し前記カムと係合する
係合部およびスプリング係止部を設けると共に前記ピン
を挿通係合し前記歯享の回転中心を中心とする円弧穴を
設けた入力アームと、一端を前記入力アームのスプリン
グ係止部に係止すると共に他端を前記出力アームのピン
と係止し相方のアームの枢動を所定角度内に付勢すべく
前記ボスに挿着された捩りコイルばねとで構成され、テ
ープカセット装着位置において前記移送台移送手段の回
転動作で前記位置決め手段に係合保持されたテープカセ
ットを前記位置決め手段と移送台係合部底部との間で挾
持することを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係るテープカセットの装着機構によれば、カセ
ットテープ挿入位置にある移送台上にテープカセットの
人為的な挿入動作でカセットスライダを開放させると共
に、テープカセット挿入禁止の係合部が解除され、さら
に僅かな押圧力を与えることによる移送台の移動で同期
駆動伝達手段の一部に設けられた検出手段からの出力信
号によりカム板が直線移動を開始する。
これにより移送台は移送台移送手段によりその支持部を
案内板の案内路に案内されながら逆り字型の移動により
所定の装着位置まで移動する。
この場合のリッド部は移送台の一側面に設けられたリッ
ド開放手段により完全に開放された状態となり、移送台
の下降動作によりテープカセットはその一対の孔とベー
ス上の位置決めピンとの係合で位置決めされる。さらに
移送台は移送台移送手段により僅か弾力的に押圧下降さ
れ、この下降動作でテープカセットはその上面を移送台
上部に設けられた一対の係合部による押圧作用で、移送
台底部と一対の位置決めピンとの間に弾力的に押圧挾持
されてテープカセットの上下左右の動きが完全に拘束さ
れ、このテープカセットを安定した状態で所定の装着位
置に保持することができ確実かつ振動に対しても安定し
た装着が可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明に係るテープカセットの装着機構の実施例
につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係るテープカセットの装着機構の一実
施例を示すものであり、装着機構の分解組立斜視図であ
る。
10は移送台(以下カセットハウスと称する)、12は
カセットハウス10に載置される公知のテープカセット
、14は左右を一組とする一対の案内板、16はこの案
内板を支持するベース、18は一対の案内板14に回転
可能に支持された移送台移送手段であり、20は単一の
駆動源で直線移動するカム板の一部を示す。
また、第2図(11,+2)は公知の云−プカセットを
それぞれ表裏から見た斜視図を示す。
図において、24はテープカセット12に矢印a方向に
移動可能に設けられたスライダ、26は支持軸28を中
心に矢印す方向に回動可能に支持されたリッド、30は
リッドに刻設されたノツチであり、32はスライダ24
を開放したときに露出する一対の孔を示す。テープカセ
ットのスライダ24は一対のロック部34によりロック
されスライダ24の閉塞状態が保持されている。したが
って、スライダ24を開放移動するには一対のロック部
34を同時に押圧することによりロックを解除すれば開
放可能な状態となるが、スライダは常に閉塞する方向に
スプリング(図示せず)により付勢されておりスプリン
グに打ち勝つ外力を作用させなければ開放しないように
構成されている。
つぎに第1図に示すテープカセットを載置し所定の装着
位置に装斌位置決めするカセットハウス10につき説明
する。このカセットハウス10は鋼板をコ字形に折曲形
成したカセットホルダ36と、左右の立上り側板37の
内側上部に一対のピン38を中心に支持部材(以下フッ
クと称する)40が揺動可能に支持されている。
このフック40の一端上部には上向きの爪42が形成さ
れ、カセットハウス10がテープカセソト挿入位置にあ
るときのみ、図示しない上部蓋板の一部と爪42が係合
するようになっている。またフック40の他端はそれぞ
れスプリング44で付勢され、この付勢力によりフック
40の係合保持力を得ている。また、カセットハウス1
0にはスライダ開放手段が設けられており、これはカセ
ットハウス10の水平な底板46上面に細長突起状に形
成されたカセットスライダのロック解除部48と、底板
46端邪にL字形に突設した一対の当接部50とで構成
され、テープカセット12を水平方向に人為的に挿入し
たとき、その挿入動作で第2図に示す一対のロック部3
4と当接してまづロック部34を解除したのち、カセッ
トハウス10底板46の一対の当接部50がリッド26
のノツチ部30を通過してスライダ24の端部に当接し
、さらに挿入することによりスライダ24は完全に開放
した状態のままロック部34により保合保持され、これ
によりスライダの開放状態が得られる。この場合、一対
のフック40はテープカセット挿入の際フック40の爪
42と反対側端部底面がテープカセット12上面に当接
する。
この当接動作により一対のフックはピン38を中心に揺
動し、爪42を下降させて係合が解除される。
また、カセットハウス10はその両側板37の外側に複
数の支持軸が設けられ、これらの支持軸は一対の駆動軸
54と2組の支持軸5254からなり、これによりカセ
ットハウス10が構成される。
つぎに、移送台移送手段につき第1図を参照しながら説
明する。すなわち、前記2組の支持軸52.54は一対
の案内板14に刻設され、互いに一部が交叉した逆り字
形の2組の案内路(以下案内溝と称する)58.60に
その一端が係止されると共に、一対の駆動軸56はやは
り案内板14に削成された前記案内溝58と同形の一対
の貫通路62を貫通し、その一端は前記案内板20に突
設した軸64に回転可能に支持された移送台移送手段1
8と係合している。
この移送台移送手段18は、鋼板からなる円盤の外周の
一部に歯を削成した歯車66を設けると共にこの歯車6
6に出力アーム68を延設し、この出力アーム68の端
部にはL字形の貫通穴70が形成され、さらにこの出力
アーム68の一部にはピン71が突設している。
また、前記出力アーム68には、中央に穴73を穿設し
たボス72を介して出力アーム68と入力アーム74が
互いに枢支している。
入力アーム74の一端には係合ピン76が突設すると共
に前記穴73を中心とする貫通円弧穴78が形成され、
前記出力アーム68のピン71を挿通させ相互のアーム
の枢動範囲を所定角度内に制限している。また、前記ボ
スの一部外周には捩りコイルばね80が捲回挿着されば
ねの一端を前記ピン71と係合すると共に、その他端を
入力アーム74の一端に形成された係止部82に係止し
、さらにばねの延長部は前記り字形貫通穴70に臨ませ
、これにより移送台移送手段18が構成される。
つぎに、図示しない単一の駆動源(モータ)による回転
を歯車とラックギヤとの噛合で直線往復移動するカム板
14につき第3図、第4図を参照しながら説明する。
このカム板14には貫通した逆り字形のカム穴84と略
山形の貫通カム穴86が形成され、カム穴84には入力
アーム74の係合ピン76が係合している。
一方、カセット挿入口88には密閉手段であるドア90
が軸92を中心に揺動可能に支持され、このドア90の
一部には軸92と平行に係止ピン94が突設している。
この係止ピン94は前記案内板14に形成された前記軸
92を中心とする円弧穴96と係合し、ドアの開き角度
を制限している。
さらに、前記案内板14に設けられた軸98には、一端
にカム部102を形成すると共に他端に前記カム板14
の山形カム穴86と係合する係合部104を有する揺動
アーム100が揺動可能に支持されている。さらに、ド
ア90は捩りコイルばね106により挿入口88を密閉
方向に付勢されており、前記ドアの係合ピン94は揺動
アーム100のカム部と摺接状態となっている。図の状
態はカム板14が後退位置にあり前記ドア90は密閉閉
塞状態となっているが、人為的に外力を作用させるとド
アは容易に開放することができる状態となっている。し
かるに、カム板14が前または後に位置しているときは
ドア90は閉塞しているにもかかわらず外力を作用させ
れば開放させることができる。
また、カム板14の移動で揺動アーム100の係合部1
04が山形カム穴86の頂点にあるとき、ドア90は揺
動アーム100のカム部102との摺接により開放状態
となり、ドア90は円弧穴96端部と当接している係止
ピン94が揺動アーム100のカム部102により挟持
され開放状態がこのカム穴86により保持される。
第3図に示すカム板14の後退位置とはテープカセット
が所定位置に装着された場合の位置を示し、この場合、
入力アーム74の係合ピン76とカム穴84とは第4図
に示す位置関係を保持している。
つぎに、左右一対の移送台移送手段を同期駆動する同期
駆動伝達手段につき第5図を参照しながら説明する。
一対の案内板14には同期軸110が挿通し、回転可能
に支持されている。この同期軸110の両端には歯車1
12が設けられ、この歯車112は移送台移送手段18
との中間に設けられたアイドルギヤ114を介して前記
移送台移送手段18の出力アーム68の歯車66と噛合
している。
したがって、カム板14の直線移動による移送台移送手
段の回転駆動は前記一対の歯車112を介して反対側の
移送手段18にも伝達され同期回転駆動の伝達が達成さ
れる。
つぎに、テープカセットのリッド開放手段につき第6図
ないし第8図を参照しながら説明する。
すなわち、カセットハウス10の立上り側板37のいず
れか一方では向って左側にリッド開放手段116が設け
られる。
このリフト開放手段116は、前記力セントハウス10
の立上り側板37に軸118を中心にブラケット120
が揺動可能に支持され、このブラケット120の内側に
はリッド26と係合する係止ピン122が突設すると共
に外側には対向する案内板14の内側に刻設された案内
溝124と係合する係合ピン126が突設している。
すなわち、このリッド開放手段による開放動作について
説明すると、テープカセット12が人為的な挿入動作で
カセットハウス10内に挿入されるとスライダ24が開
放し、リッド26のアゴ部が露出状態となる。
この状態で、カム板の直線移動動作でテープカセットは
内部に引込まれカセットの装虜動作が開始される。
このテープカセット12は前記逆り字形の案内溝58.
60に案内されて水平移動すると同時に前記ブラケット
120は上り傾斜の案内溝124に係合ピン126を介
して案内されているため、移動が進行するにつれて係止
ピン122も軸118を中心に揺動して上昇し、リッド
26のアゴ部に位置している係止ピン122はアゴ部と
の係合により徐々にリッド26を開放し、カセットハウ
スの垂直移動によりリッドは完全な開放状態を得る。
つぎに、テープカセットの装填起動検出機構につき第6
図を参照しながら説明する。
すなわち、テープカセット12の装瞑および排出動作は
直線移動するカム板20の直線移動により揺動する一対
の移送台移送手段1□8によって与えられる。この移送
台移送手段の構成は前述した通りであり、カセットハウ
ス10がテープカセント挿入位置に位置している状態で
は、出力アーム68のL字形貫通穴70と挿通係合して
いる駆動軸56は逆り字形の貫通路62の水平端部に停
止している。
この場合、出力アーム68はこれと枢支している入力ア
ーム74の係合ピン76と、前進端位置にあるカム板1
4のカム穴84の垂直部分との係合により、出力アーム
を時計方向に旋回した状態で駆動軸56を拘束状態とし
ている。
一方、前記同期駆動伝達手段を構成する左右一対の両軍
112の一方の歯車のボス部128にその中心部を貫通
し径方向に両り1.1を突出して一対のドッグ130が
植設されている。さらに、この歯車112上部の案内板
14側部には検出部(以下リーフスイッチと称する)1
32が設けられ、このリーフスイッチのアクチュエータ
134とドッグの一方130aが当接し、カセットハウ
ス10のテープカセット挿入位置(カム板20の前進端
位置)を検知している。
ここで、テープカセット12をカセットハウス10内に
水平方向から押圧挿入すると、テープカセットのスライ
ダ24はスライダ開放手段により開放状態となり、カセ
ットハウス10内定位置に載置される。この状態ではま
だリーフスイッチはONの状態を保持している。さらに
テープカセット12に押圧力を与えると、カセットハウ
ス10の駆動IFd156と係合している出力アーム6
8は入力アーム74とはピン71を介して円弧穴78の
範囲内で枢動可能に枢支しているため、前記押圧力によ
り出力アーム68は係合ピン71を付勢している捩りコ
イルばね80に抗して揺動される。この揺動動作により
歯車66は僅か回転し、この回転は前記同期駆動伝達手
段を介して反対側の検出部132側の歯車112にも伝
えられ、これにより、ドッグ130aは反時計方向に回
転しく第6図参照)、リーフスイッチ132のアクチュ
エータ134を作動し、接点の閉成により填装開始信号
が出力される。この出力信号によりモータが起動すると
カム板20を直線後退動作させテープカセットの袈裟が
開始されることになる。なお、モータが駆動される前の
出力アーム68は人為的な挿入動作で駆動するが、これ
と枢支している入力アーム74に対しては円弧穴78の
範囲内で揺動するのみで、入力アームはカム板20との
係合で定位置停止状態となっている。
つぎに、テープカセットが装着位置にある場合のテープ
カセット押圧固定手段につき第1図を参照しながら説明
する。
テープカセット12を載置したカセットハウス10は移
送台移送手段18により2組の逆り字形カム溝58.6
0に案内され、カム板20の直線後退移動により所定の
装着位置まで移動する。
この場合、ベース16上には一対の先端テーパ状の位置
決めピン136が立設し、この位置決めピン136はテ
ープカセット22のスライダ24が開口したとき露出す
る一対の孔32と対向するようになっている。
カセットハウス10は装着位置近傍まで逆り字形カム溝
58.60に案内されて移送されてきて、駆動軸56と
係合している出力アーム68により、垂直下降動作に入
り、テープカセットの一対の孔32は前記位置決めピン
136と係合し、出力アーム68の反時計方向(第6図
参照゛)の揺動でカセットハウスを下降させる。
テープカ七ノ)12は前記位置決めピン136により位
置決め当接されており、下降不能となるためカセットハ
ウスの下降動作によりテープカセット12のみが押し上
げられる。しかしながら、この場合テープカセット12
は押し上げ動作でカセットハウス10上部に設けられて
いる一対のフック40の底部に当接し、カセットハウス
底板46との間で弾力挟持され上下が拘束される。
この場合、テープカセット12に対する押し付は力は出
力アーム68の揺動によって与えられ、出力アーム68
は入力アーム74を介して所定量移動するカム板20に
よりテープカセット当接位置より余分に揺動しようとす
る。この余分な入力アーム74の揺動は一体的に反時計
方向く第6図参照)出力アーム68も揺動するが、この
出力アーム68と係合している駆動軸は出力アームのL
字形貫通穴70の範囲内で揺動可能となっている。この
ため、テープ力セット12の下降が拘束されてもなおり
セットハウス10を下降させる下降動作はカセットハウ
スの駆動軸56を付勢している捩りコイルばね80の付
勢力を介して弾力的にテープカセット22を挟持するこ
とができる。
したがって、装着位置においてテープカセットは完全な
拘束状態となり、あらゆる振動に対しても安定した状態
で保持され、これにより確実な装填と共に装着を達成す
ることができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように本発明に係るテープ
カセットの装着機構によれば、テープカセットを載置し
所定の装着位置に装填移送する移送台にテープカセット
の人為的な挿入動作でカセットスライダを開放するスラ
イダ開放手段を設けると共に移送台両側に複数の支持軸
を設け、これらの支持軸をそれぞれ案内する複数の案内
路を設けた一対の案内板をベース上に立設し、前記案内
板のいずれか一方の近接位置に単一の駆動源で往復移動
するカム板を設け、前記一対の案内板に回転可能に支持
されかつ前記案内路を貫通案内される一対の特定の前記
支持軸と係合する出力アームとこの出力アームに枢支さ
れ少な(とも一方のみが前記カム板と係合する入力アー
ムとで構成された一対の移送台移送手段を設け、この一
対の移送台移送手段を互いに同期駆動させる同期駆動伝
達手段を設け、さらに前記移送台の一側面に旋回可能に
設けられ前記テープカセットのリフト部と係合する係合
部を有すると共に対応する一方の前記案内板に刻設され
た案内路と係合し前記移送台の装填動作で前記リフト部
を開放するリッド開放手段を設けると共に移送台がテー
プカセット挿入位置にあるとき前記移送台に固定部と係
止して内部への移動を禁止する係合部を設け、前記ベー
ス上に前記移送台が装着位置にあるとき前記テープカセ
ットの一対の孔と係合し移送台を位置決めする位置決め
手段からなり、 前記移送台移送手段は一端を回転中心とする歯車とこれ
に延設し一部にピンを突設したアームを設けると共にこ
のアーム端部には貫通L字穴を設けた出力アームと、こ
の出力アームにボスを介して枢支し前記カムと係合する
係合部およびスプリング係止部を設けると共に前記ピン
を挿通係合し前記歯車の回転中心を中心とする円弧穴を
設けた入力アームと、一端を前記入力アームのスプリン
グ係止部に係止すると共に他端を前記出力アームのピン
と係止し相方のアームの枢動を所定角度内に付勢すべ(
前記ボスに挿着された捩りコイルばねとで構成すること
により、テープカセットの確実な装堰が可能で装着機構
のみならず周辺の装填機構の簡易化を図ることができ、
機構全体の小型化が実現できると共に、装着位置にある
テープカセットの周囲を確実に拘束できるため、振動に
対しても安定した保持が得られ製品の信頼性の向上を図
ると共に製品コストも安価に提供できる等の多くの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープカセットの装着機構の一実
施例を示す分解組立斜視図、第2図(1)は本発明の装
着に使用される公知のテープカセットの表面斜視図、第
2図(2)は公知のテープカセットの裏面斜視図、第3
図は第1図のカム板を除いた状態のA矢視図、第4図は
第1図のA矢視図、第5図は第1図の平面図、第6図は
第1図のカム板を除いた状態のB矢視図、第7図は第1
図の案内板を除いた状態の移送台のB矢視図、第8図は
第6図の部分平面図を示す。 10、、。 12、、。 16、、。 20、、。 26、、。 32、、。 36、、。 38、、。 42、、。 46、、。 カセットハウス(移送台) テープカセット 14.、、案内板 ベース     18.、、移送台移送手段カム板  
   24.、、スライダ リッド    30.、、ノツチ 孔        34.、、ロック部カセットホルダ
 37.、、立上り側板ピン    40.、、フック
(支持部材)爪        44.、、スプリング
底板      48.、、ロック解除部50、、。 56.、。 62、、。 66、、。 70、、。 72、、。 74、、。 78、、。 82、、。 86、、。 90、、。 94、、。 9B、、。 102、、。 106、、。 112、、。 116、、。 120、、。 124、、。 128、、。 52.54.、、支持軸 58.60.、、案内路 64、、、軸 68、、、出力アーム 71、、、ピン 73、、、穴 76、、、係合ピン 80、、、捩りコイルばね 84、、、カム穴 88、、、カセット挿入口 92、、、軸 96、 、 、円弧穴 ioo、、、揺動アーム 104、、、係合部 110、、、同期軸 114、、、アイドルギヤ 118、、、軸 122、、、係止ピン 126、、、係合ピン 130.130a、130b 、、、  ドッグ当接部 駆動軸 貫通路 歯車 貫通穴 ボス 入力アーム 円弧穴 係止部 貫通カム穴 ドア 係止ピン 軸 カム部 捩りコイルバネ 歯車 リッド開放手段 ブラケット 案内溝 ボス部 132、、、リーフスイッチ(検出部)134、、、ア
クチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープカセットを載置し所定の装着位置に装填移
    送する移送台にテープカセットの人為的な挿入動作でカ
    セットスライダを開放するスライダ開放手段を設けると
    共に移送台両側に複数の支持軸を設け、これらの支持軸
    をそれぞれ案内する複数の案内路を設けた一対の案内板
    をベース上に立設し、前記案内板のいずれか一方の近接
    位置に単一の駆動源で往復移動するカム板を設け、前記
    一対の案内板に回転可能に支持されかつ前記案内路を貫
    通案内される一対の特定の前記支持軸と係合する出力ア
    ームとこの出力アームに枢支され少なくとも一方のみが
    前記カム板と係合する入力アームとで構成された一対の
    移送台移送手段を設け、この一対の移送台移送手段を互
    いに同期駆動させる同期駆動伝達手段を設け、さらに前
    記移送台の一側面に旋回可能に設けられ前記テープカセ
    ットのリッド部と係合する係合部を有すると共に対応す
    る一方の前記案内板に刻設された案内路と係合し前記移
    送台の装填動作で前記リッド部を開放するリッド開放手
    段を設けると共に移送台がテープカセット挿入位置にあ
    るとき前記移送台に固定部と係止して内部への移動を禁
    止する係合部を設け、前記ベース上に前記移送台が装着
    位置にあるとき前記テープカセットの一対の孔と係合し
    移送台を位置決めする位置決め手段からなり、 前記移送台移送手段は一端を回転中心とす る歯車とこれに延設し一部にピンを突設したアームを設
    けると共にこのアーム端部には貫通L字穴を設けた出力
    アームと、この出力アームにボスを介して枢支し前記カ
    ムと係合する係合部およびスプリング係止部を設けると
    共に前記ピンを挿通係合し前記歯車の回転中心を中心と
    する円弧穴を設けた入力アームと、一端を前記入力アー
    ムのスプリング係止部に係止すると共に他端を前記出力
    アームのピンと係止し相方のアームの枢動を所定角度内
    に付勢すべく前記ボスに挿着された捩りコイルばねとで
    構成され、テープカセット装着位置において前記移送台
    移送手段の回転動作で前記位置決め手段に係合保持され
    たテープカセットを前記位置決め手段と移送台係合部底
    部との間で挾持することを特徴とするテープカセットの
    装着機構。
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