JPH1049956A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JPH1049956A
JPH1049956A JP8219248A JP21924896A JPH1049956A JP H1049956 A JPH1049956 A JP H1049956A JP 8219248 A JP8219248 A JP 8219248A JP 21924896 A JP21924896 A JP 21924896A JP H1049956 A JPH1049956 A JP H1049956A
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gear
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shaped rack
arm
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Tatsuya Miki
達哉 三木
Kengo Adachi
研吾 安達
Koichiro Nishikawa
浩一郎 西川
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジをJ字形ラックによりローティ
ングする。 【解決手段】 歯車20の軸21を中心に回動するアー
ム22に軸支した遊星歯車23を歯車20に常時噛合さ
せると共に、J字形ラック12の直線状ラック部12d
と円弧状歯車部12eとに順次噛合させて、遊星歯車歯
車23が直線状ラック部12dに噛合している際には、
アーム22を回動させずにJ字形ラック12と一体にカ
ートリッジ3を筐体11の挿脱口11aと筐体11内
の装着位置との間で直線的に移動させ、一方、J字形ラ
ック12の直線移動により遊星歯車23が直線状ラック
部12dを経て円弧状歯車部12eに噛合した際にアー
ム22と一体に遊星歯車23を歯車20に沿って公転さ
せてアーム22の回動に応じてスライド板部70を筐体
11に沿って移動させ、且つ、該スライド板部70と係
合したディスク駆動部40を下降位置と上昇位置との間
で上下動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの駆動源と連
結したJ字形ラックを用いて、ミニディスクを収納した
カートリッジを挿脱口から挿入してカートリッジと一体
にミニディスクを所定の装着位置に自動的にローティン
グするよう構成したディスクプレーヤに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、コンパクトディスク(CD)より
小型なミニディスク(MD)を記録再生するためのディ
スクプレーヤが使用されており、この種のディスクプレ
ーヤには各種の構造形態が採用されているものの、特開
平7−240052号公報にはJ字形ラックを用いたデ
ィスク装置のイマージェンシー・イジェクト機構が開示
されている。このディスク装置のイマージェンシー・イ
ジェクト機構では、ディスクトレーのローディング状態
中に停電や電気系の故障等によって電源を入れられなく
なったような緊急時でも、ディスクトレーを手動操作で
イジェクトして、ディスク装置本体内のディスクを完全
に取り出すことができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平7−
240052号公報に開示されたディスク装置のイマー
ジェンシー・イジェクト機構では、J字形ラックを用い
てイマージェンシー・イジェクト機構を構成しているも
のの、ディスクプレーヤによってはディスクのローティ
ングに伴う各種の機構を動作させる必要があり、この
際、カートリッジと一体にミニディスクを所定の装着位
置に自動的にローティングさせるディスクプレーヤの開
発に当たって、上記J字形ラックの技術的思想を応用し
て、J字形ラックによりローティングに伴う各種の機構
を簡単な構造で動作させることを考えた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、開閉自在なシャ
ッタを有し、内部にディスクを収納したカートリッジを
筐体の挿脱口と該筐体内の装着位置との間でローディン
グさせ、且つ、装着位置に至った前記カートリッジ内の
前記ディスクを前記筐体内に設けたディスク駆動部によ
り駆動するディスクプレーヤであって、前記筐体内に上
下動自在に支持され、且つ、前記カートリッジの挿脱時
に下降位置に退避する一方、前記ディスクの駆動時に上
昇位置に移動するディスク駆動部と、前記筐体内に直線
移動自在に設けられ、且つ、直線状ラック部に連接して
円弧状歯車部を形成したJ字形ラックと、前記筐体内に
設けられ、駆動源と連結して軸を中心に回転自在な歯車
と、前記歯車の軸を中心に回動可能に軸支されたアーム
と、前記アームに軸支され、前記歯車に常時噛合すると
共に、前記J字形ラックの直線状ラック部と円弧状歯車
部とに順次噛合する遊星歯車と、前記ディスク駆動部と
係合し、且つ、前記アームと係合して該アームの回動に
より前記筐体に案内されてスライドするスライド板部
と、前記筐体の挿脱口に対応して前記J字形ラック上の
左右に設けられ、前記カートリッジの挿入時に該カート
リッジを把持して前記J字形ラックと一体に移動する一
対のチャッキンクレバーと、前記筐体の挿脱口の近傍に
回動自在に設けられ、前記カートリッジの移動時に前記
シャッタと係合して該シャッタを開閉するシャッタレバ
ーとを具備してなり、前記歯車の回転に伴って前記遊星
歯車が前記直線状ラック部に噛合した際に前記アームを
回動させずに前記J字形ラックのみを直線移動させるこ
とにより、前記一対のチャッキンクレバーで把持した前
記カートリッジを前記J字形ラックと一体に前記筐体の
挿脱口と該筐体内の装着位置との間でローディングさせ
ると共に、前記カートリッジの移動中に前記シャッタレ
バーで前記シャッタを開閉する一方、前記J字形ラック
の直線移動により前記遊星歯車が前記直線状ラック部を
経て前記円弧状歯車部に噛合した際に前記アームと一体
に該遊星歯車を前記歯車に沿って公転させて前記アーム
の回動に応じて前記スライド板部を移動させ、且つ、該
スライド板部と係合した前記ディスク駆動部を下降位置
と上昇位置との間で上下動させるよう構成したことを特
徴とするディスクプレーヤである。
【0005】また、第1の発明のディスクプレーヤにお
いて、前記カートリッジを手動により所定の位置まで挿
入する間は、前記シャッタレバーを前記シャッタから退
避させる手段を具備したことを特徴とするディスクプレ
ーヤである。
【0006】更に、第2の発明は、ディスクを収納した
カートリッジを筐体の挿脱口と該筐体内の装着位置との
間でローディングさせ、且つ、装着位置に至った前記カ
ートリッジ内の前記ディスクを前記筐体内に設けたディ
スク駆動部により駆動するディスクプレーヤであって、
装着位置に至った前記カートリッジの上面を押圧するカ
ートリッジ押圧部材をL字状に形成した1本の線径バネ
により付勢したことを特徴とするディスクプレーヤであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わるディスクプ
レーヤの一実施例を図1乃至図20を参照して項目順に
詳細に説明する。
【0008】<ディスクプレーヤの全体構成>図1は本
発明に係わるディスクプレーヤの全体構成を示した斜視
図である。図1に示した如く、本発明に係わるディスク
プレーヤ1は、ミニディスク(MD)2を収納したカー
トリッジ3を筐体11の前方に開口した挿脱口11a
から挿入して、ミニディスク2を収納したカートリッジ
3を筐体11内の所定の装着位置に自動的に装着できる
よう構成されている。この際、カートリッジ3にはシャ
ッタ4が右側面3cに形成したガイド溝3cに案内さ
れて開閉自在に設けられている。
【0009】上記ディスクプレーヤ1は、基台となる箱
状の筐体11内にディスク駆動部40を上下動可能に回
動自在に支持し、且つ、後述するJ字形ラック12(図
2,図3)を移動自在に設けた筐体部10と、筐体部1
0の上方に固定された固定板部50と、固定板部50の
上方で筐体11にスライド自在に支持されてディスク駆
動部40と係合したスライド板部70とで概略構成され
ている。
【0010】<筐体部10>図2は本発明に係わるディ
スクプレーヤの筐体部を示した斜視図、図3は図2に示
したJ字形ラックを示した平面図、図4は図2に示した
J字形ラックの駆動源を示した平面図である。図2に示
した如く、ディスクプレーヤ1の筐体部10では、基台
となる筐体11が樹脂材を用いて箱状に一体的に形成さ
れている。この筐体11は、前板部11a,左右側板部
11b,11c,後板部11dにより周囲を矩形状に囲
まれており、内部に底板部11eと中板部11fとが形
成されている。また、筐体11の前方には、前板部11
aの上方を凹状に切り欠いて中板部11fと連接させて
カートリッジ3を挿脱するための挿脱口11aがカー
トリッジ3の大きさに合わせて矩形状に開口されてい
る。また、中板部11fの前方には高い段部11f
11fが挿脱口11aを挟んで左右に分かれて形成
され、これらの高い段部11f,11fと同一高さ
で後方に高い段部11fが形成されている。そして、
上記高い段部11f〜11fに固定板部50(図
1,図6)が取り付けられている。また、筐体11の底
板部11eと中板部11fは、前方部位から中間部位に
かけて大きく孔抜きされており、大きく孔抜きされた孔
11f(11fのみ図示)内に後述するディスク駆
動部40(図1,図5)が上下動可能に回動自在に支持
されている。
【0011】また、筐体11の中板部11f上には、J
字形ラック12が矢印A,A方向に直線移動自在に
設けられている。即ち、J字形ラック12の左側面側に
形成したボス部12aが筐体11の左側板部11bに形
成したガイド溝11bに、J字形ラック12の右側面
側を右方に凸状に延出した凸状部12bのボス部12b
が筐体11の中板部11fに形成したガイド溝11f
に摺動自在に嵌合して、J字形ラック12が矢印
,A方向に直線移動自在に設けられている。
【0012】上記J字形ラック12は、図2及び図3に
示した如く、樹脂材を用いて略板状に一体的に形成され
ており、内部を大きく中空に孔抜きした孔部12c内の
右側に直線状ラック部12dが形成され、且つ、この直
線状ラック部12dに連接して孔部12c内の前方に円
弧状歯車部12eが形成されていると共に、直線状ラッ
ク部12d及び円弧状歯車部12eに沿ってガイド溝1
2fが形成されている。また、ガイド溝12fの右側の
中間部位に凹部12gが凹状に形成され、ガイド溝12
fの右側から右方に延出した凸状部12bにロック解除
用突起12bが形成され、更に、孔部12cの左側で
筐体11の左側板部11bに沿ってスイッチ用カム孔1
2hが貫通して形成されている。
【0013】また、筐体11内の後方には、図4にも拡
大して示した如く、J字形ラック12の駆動源となるモ
ータ13が正転及び逆転可能に設けられており、且つ、
モータ軸に取り付けたプリーリ14と歯車付きプリーリ
16のプリーリ部16aとの間にベルト15がかけられ
ている。更に、歯車付きプリーリ16の歯車部16bに
噛合する複数の歯車からなる減速用の歯車列17〜19
を介して最終段の歯車20が軸21を中心に回転自在に
軸支されている。そして、最終段の歯車20は、J字形
ラック12の孔抜きした孔部12c内に下方から臨んで
いる。ここで、図4中、歯車列17〜19のうちで歯車
17と歯車18とは上下に分離されて両者17,18間
で遊び量を持って係合しており、後述するようにカート
リッジ3の挿入開始時にカートリッジ3の挿入力により
J字形ラック12を介して下記の遊星歯車23,歯車2
0,歯車19,歯車18が遊び量分だけ順次回転できる
ので、カートリッジ3を把持したJ字形ラック12を手
動で矢印A方向に所定の位置まで移動できるようにな
っている。
【0014】図2及び図3に戻り、上記最終段の歯車2
0の上方には、樹脂材を用いて形成したアーム22の一
端側が軸21を中心に回動自在に支持されている。この
アーム22の裏面側には、遊星歯車23が軸24を中心
に回転自在に支持されている。ここで、遊星歯車23は
歯車20と常時噛合している。また、遊星歯車23はJ
字形ラック12に形成した直線状ラック部12dと円弧
状歯車部12eとに順次噛合できるように、軸21と軸
24との間の軸間距離が予め設定されている。この際、
歯車20,遊星歯車23,J字形ラック12の直線状ラ
ック部12d及び円弧状歯車部12eの歯形は同一モジ
ュールに形成されている。
【0015】更に、アーム22の他端側で裏面側には、
ガイドピン部22aが下方に向かって一体に突出形成さ
れており、このガイドピン部22aは直線状ラック部1
2d及び円弧状歯車部12eに沿って形成したガイド溝
12fに摺動自在に嵌合している。ここで、ガイドピン
部22aをガイド溝12fに嵌合させた理由は、J字形
ラック12が筐体11に対して多少のガタを持って直線
移動しても、遊星歯車23のJ字形ラック12への噛合
状態を良好に保つために設けたものであるが、ガイドピ
ン部22a,ガイド溝12fは必要に応じて設ければ良
いものである。
【0016】また、アーム22の他端側で上面側には、
ロックピン部22bが上方に向かって一体に突出形成さ
れている。このロックピン部22bには、後述する固定
板51(図6)のストッパ片51a10及びロックレバ
ー61(図6,図9)のロック片61aが接離自在にな
っていると共に、後述するスライド板71(図10)の
楕円孔71aも上方から係合している。
【0017】また、J字形ラック12上で左側面側の前
方に、カートリッジ3(図1)の左側面3bに形成した
孔(図示せず)に係合してカートリッジ3を把持するた
めのチャッキンクレバー25が回動自在に設けられてい
る。
【0018】一方、J字形ラック12上で右側面側は、
右方に延出した凸状部12bの先端にが連結されてい
る。このリンク26は手前まで延びており、ガイド溝1
1fに沿ってJ字形ラック12と一体に矢印A,A
方向に直線移動できるようになっている。
【0019】また、このリンク26の前方には、後述す
る固定板51(図6)に設けたシャッタレバー57(図
6,図8)のカム片57cが接離自在に係合するカム壁
26aが一体形成されている。上記リンク26のカム壁
26aと、シャッタレバー57(図6,図8)のカム片
57cとが、後述するようにカートリッジ3(図1)を
手動により所定の位置まで挿入する間、シャッタレバー
57をカートリッジ3のシャッタ4から退避させる手段
となっている。
【0020】また、リンク26上で前方には、カートリ
ッジ3(図1)の右側面3cに形成した孔(図示せず)
に係合してカートリッジ3を把持するためのチャッキン
クレバー27が回動自在に設けられている。従って、左
右一対のチャッキンクレバー25,27はカートリッジ
3を把持(チャッキング)した状態でJ字形ラック12
及びリンク26と一体に矢印A,A方向に移動する
ようになっている。
【0021】更に、筐体11の後方で底板部11e上に
は、J字形ラック12の移動に応じて開閉するスイッチ
28と、このスイッチ28に係合したスイッチレバー2
9とが設けられている。スイッチレバー29は軸30を
介した後方側の孔29aにスイッチ28が係合し、軸3
0を介した前方側のボス29bがJ字形ラック12の左
側面側に形成したスイッチ用カム孔12h内に下方から
臨んでいる。また、上記スイッチ28は複数のスイッチ
の組み合わせで構成されており、モータ13をオン・オ
フする機能と、ディスク駆動部40(図1,図5)の記
録モード・再生モードを検出する機能とを備えている。
【0022】<ディスク駆動部40>図5は本発明に係
わるディスクプレーヤのディスク駆動部を示した斜視図
である。図5に示したディスク駆動部40は、前述した
ように筐体11(図1,図2)内に上下動できるように
回動自在に支持され、且つ、J字形ラック12の移動に
応じて筐体11に沿ってスライドするスライド板71
(図10)と係合して、このスライド板71の位置によ
って下降位置と上昇位置とを取り得るようになってい
る。
【0023】図5において、ディスク駆動部40のシャ
ーシ41は板金材を用いて箱状に形成されており、この
シャーシ41の上面41a上にミニディスク2を搭載す
るターンテーブル42が回転自在に設けられ、且つ、ミ
ニディスク2を再生する光ピックアップ43がミニディ
スク2の径方向に移動自在に設けられている。
【0024】また、シャーシ41の後面41dには、光
ピックアップ43の裏面に一体的に取り付けたヘッド支
持板44が上方に突出しており、且つ、ヘッド支持板4
4の上方にはヘッドアーム45が軸46を中心にバネ4
7により上方に付勢されながら回動自在に支持されてい
る。また、ヘッドアーム45に取り付けた板バネ48の
先端にミニディスク2を磁気記録するための磁気ヘッド
49が取り付けられている。更に、ヘッドアーム45に
は、軸46を介した前方側にアップダウン用の凸部45
aが上方に向って突出形成され、且つ、軸46を介した
後方側に回動規制用の凸部45bが上方に向って突出形
成されている。そして、ヘッドアーム45の前方側に突
出した凸部45aが後述するスライド板71(図10)
の凸部71a内から離脱することにより、磁気ヘッド
49が記録時のみミニディスク2の上面に当接し、且
つ、磁気ヘッド49は光ピックアップ43と一体にミニ
ディスク2の径方向に移動するようになっている。
【0025】また、シャーシ41の左右側面41b,4
1cの後方には支持部41b,41cが形成されて
おり、これらの支持部41b,41cは筐体11
(図1,図2)内の軸11g,11gに回動自在に支持
されている。また、シャーシ41の左右側面41b,4
1cの前方には、低い段部と傾斜部と高い段部とを連接
したカム溝(41b),41cが形成されており、
これらのカム溝(41b),41cに後述するスラ
イド板71(図10)の左右側板部71b,71cに固
着した一対のピン72,72が係合することにより、ス
ライド板71の移動位置と対応してカートリッジ3の挿
脱時にはシャーシ41が下降位置に至り、ミニディスク
2の記録再生時にはシャーシ41が上昇位置に至るよう
になっている。
【0026】<固定板部50>図6は本発明に係わるデ
ィスクプレーヤの固定板部を示した斜視図、図7は図6
に示したカートリッジ押圧部材を説明するための斜視
図、図8は図6に示したシャッタレバーを説明するため
の斜視図、図9は図6に示したロックレバーを説明する
ための斜視図である。図6に示した固定板部50は、前
述したように筐体11(図2)の高い段部11f〜1
1fに取り付けられている。
【0027】図6に示した如く、固定板部50の固定板
51は板金材を用いて周囲を折り曲げ形成されており、
固定板51の上面51aの前方にはカートリッジ3(図
1)の上面3aを押圧するカートリッジ押圧部材52が
L字状に形成した1本の線径バネ53により下方に付勢
されながら設けられている。
【0028】このカートリッジ押圧部材52は板金材を
用いて略逆T字状に形成されており、カートリッジ押圧
部材52の後方側は固定板51の上面51aに形成した
一対の切り起こし片51a,51aに回動自在に軸
支され、カートリッジ押圧部材52の前方側の左右端は
固定板51の上面51aに形成した孔51a,51a
内に上方から臨んで、カートリッジ3(図1)の上面
3aを押圧するようになっている。
【0029】この際、図7に拡大して示した如く、カー
トリッジ押圧部材52の前方側の左右端には、カートリ
ッジ3(図1)の上面3aを押圧するために一対の押圧
片52a,52aが逆ヘ字状に形成され、これらの押圧
片52a,52aが固定板51の上面51aに形成した
孔51a,51a内に上方から臨んでいる。また、
カートリッジ押圧部材52の前方左側には、L字状に形
成した1本の線径バネ53の後端53a側を規制する規
制溝52bを有する規制片52bが曲げ形成されてい
る。また、カートリッジ押圧部材52の前方中間部位に
は、L字状に形成した1本の線径バネ53の前端53b
側の左右端を支持する案内孔52c,52cを穿設
した切り起こし片52c,52cが曲げ形成されてい
る。更に、カートリッジ押圧部材52の前方中央に形成
した孔52d内には、固定板51の上面51aに逆L字
に形成した規制片51aが臨んでいる。そして、L字
状に形成した1本の線径バネ53を固定板51とカート
リッジ押圧部材52との間に掛止させる際、まず、線径
バネ53の前端53b側を切り起こし片52c,52c
の案内孔52c,52cに貫通させた後、切り起こ
し片52c,52cの間に臨んだ固定板51の規制片5
1aに掛止させ、更に、線径バネ53の後端53a側
を規制片52bの規制溝52bで押さえて後端53aの
先端を固定板51の止め部51aに掛止させているの
で、作業性が良く、且つ、付勢部材の数もたった1本の
線径バネ53で済ませることができる。
【0030】図6に戻り、固定板51の左側面51bの
外側前方には、イジェクトレバー54が軸55を介して
引張バネ56によって前方を下方に付勢されながら回動
自在に支持されている。このイジェクトレバー54はカ
ートリッジ3(図1)を筐体11(図1,図2)外にイ
ジェクする時に、図示しない外装のドアーを内側に向け
て開くための機能を備えているものである。尚、外装の
ドアーは、カートリッジ3の挿入時にカートリッジ3に
押されて内側に回動するようになっているものである。
【0031】また、固定板51の右側面51cの前方内
側には、シャッタレバー57が軸58を介して引張バネ
59によって時計方向に付勢されながら回動自在に支持
されている。ここでは、固定板51を介してシャッタレ
バー57を設けているが、これに限ることなく、シャッ
タレバー57は筐体11(図1,図2)の挿脱口11a
の近傍に回動自在に支持する形態構造であれば良いも
のである。
【0032】また、上記シャッタレバー57は、図8に
拡大して示した如く、軸58を介した先端側にカートリ
ッジ3のシャッタ4(図1)を開閉するための山形状の
突起57aと引張バネ59を掛止するためのバネ掛止片
57bとが形成され、軸58を介した後端側にシャッタ
4の開閉タイミングを決めるためのカム片57cが形成
されている。ここで、シャッタレバー57の突起57a
は、固定板51の上面51a上で右側面51cの内側に
形成した逃げ孔51a内に上方より進入しており、こ
の突起57aがカートリッジ3(図1)の右側面3cに
形成したガイド溝3cに進入してカートリッジ3のシ
ャッタ4を開閉できるようになっている。また、シャッ
タレバー57のカム片57cは、固定板51の上面51
a上で右側面51cの内側に形成した長尺な逃げ溝51
内に突出しており、この逃げ溝51a内に下方か
ら進入したリンク26のカム壁26a(図2,図3)が
カム片57cと係合することによりシャッタ4の開閉タ
イミングを決められるようになっており、このシャッタ
4の開閉タイミングについては後述するディスクプレー
ヤ1の動作の項で説明する。
【0033】再び図6に戻り、固定板51の上面51a
上で右側面51cの内側には大きな逃げ孔51aが形
成されており、この逃げ孔51a内にJ字形ラック1
2の凸状部12b(図2,図3)が移動自在になってい
る。
【0034】また、固定板51の上面51a上で略中央
部位には板バネ60が取り付けられており、この板バネ
60に形成した逆山形部60aは大きな逃げ孔51a
内に上方から臨んでいる。そして、板バネ60の逆山形
部60aは、カートリッジ3が挿入される以前はJ字形
ラック12の凹部12g(図2,図3)に進入してJ字
形ラック12を押圧し、J字形ラック12に軽い負荷を
加えていることにより、カートリッジ3(図1)を適当
な力で挿入できるようにしている。更に、板バネ60の
逆山形部60aは、カートリッジ3が挿入された以後は
カートリッジ3の上面3aを押圧している。
【0035】また、固定板51の上面51a上で略中央
部より後方には弓形孔51aが形成されており、この
弓形孔51a内にはアーム22のロックピン部22b
(図2,図3)が移動自在になっている。また、弓形孔
51aの図示後端にストッパ片51a10が上方に向
って切り起こし形成されている。
【0036】更に、固定板51の弓形孔51aの右側
には、ロックレバー61が軸62を介して引張バネ63
によって時計方向に付勢されながら回動自在に支持され
ていると共に、固定板51の上面51a上で後端に形成
した回動範囲規制部51a によりロックレバー61
の回動範囲が規制されている。
【0037】上記ロックレバー61は、図9拡大して示
した如く、軸62を介した先端側にアーム22のロック
ピン部22b(図2,図3)をロックするためにロック
片61aが上方に向かって一体に折り曲げ形成されてお
り、このロック片61aの後方にロックピン部22bが
入り込むための凹部61bが形成されていると共に、軸
62を介した後端側にはロックピン部22bへのロック
を解除するためにカム状に切り起こしたロック解除片6
1cが上方に向かって一体に折り曲げ形成され、このロ
ック解除片61cの端に引張バネ63が掛止されてい
る。
【0038】ここで、ロックレバー61の役目は、図2
及び図3で説明したように歯車20の回転に伴って遊星
歯車23がJ字形ラック12の直線状ラック部12dに
噛合してJ字形ラック12を直線移動させている際に、
遊星歯車23を直線状ラック部12dに対してバックラ
ッシュを無くす方向に引張バネ63で付勢しながら、且
つ、ロック片61aと、固定板51(図6)のストッパ
片51a10との間でアーム22のロックピン部22b
を係止することにより、アーム22が回動しないように
筐体11側に係止している。この際、ロック片61aと
ストッパ片51a10との間の間隔は、ロックピン部2
2bの径と略同等に設定されている。
【0039】また、ロックレバー61のロック解除片6
1cに、J字形ラック12(図2,図3)の右方に突出
形成したロック解除用突起12bが接離自在になって
いる。この際、ロック解除片61cにロック解除用突起
12bが当接するタイミングは、J字形ラック12が
矢印A方向に移動した時に直線状ラック部12dから
円弧状歯車部12eに移り変わる部位と対応している。
【0040】従って、J字形ラック12のロック解除用
突起12bと、ロックレバー61のロック解除片61
cとが、ロックレバー61によるアーム22への係止を
解除するロック解除手段となっている。
【0041】<スライド板部70>図10は本発明に係
わるディスクプレーヤのスライド板部を示した斜視図で
ある。図10に示したスライド板部70は、前述したよ
うに筐体11(図1,図2)にスライド自在に支持され
てディスク駆動部40(図1,図5)と係合している。
【0042】図10に示した如く、スライド板部70の
スライド板71は板金材を用いて天板部71aの左右端
から左右側板部71b,71cが下方に折り曲げ形成さ
れており、左右側板部71b,71cを図2に示した筐
体11の左右側板部11b,11cの上下に凹状に形成
した凹部(11b,11b),(11c,11c
)に跨がせることにより、スライド板71が筐体11
に沿ってスライドして矢印A,A方向に直線移動可
能になっている。
【0043】また、スライド板71の天板部71a上で
図示左後方には、逃げ孔71aが穿設され、この逃げ
孔71a内にスイッチ用カム片71aが形成されて
いる。そして、逃げ孔71a内には、前述したスイッ
チレバー29(図2,図3)のボス29bがJ字形ラッ
ク12のスイッチ用カム孔12hを貫通して下方から臨
んでおり、後述するディスクプレーヤ1の動作の項で説
明するようにスライド板71の矢印A方向への移動時
にボス29bがスイッチ用カム片71aに当接して、
ディスク駆動部40(図1,図5)の記録モード・再生
モードを検出するようになっている。
【0044】また、スライド板71の天板部71a上で
図示中央後方には楕円孔71aがスライド板71の移
動方向と略直角な方向に貫通して穿設されている。この
楕円孔71a内には、前述したアーム22(図2,図
3)のロックピン部22bが下方から進入している。そ
して、後述する動作で説明するように、歯車20の回転
に伴って遊星歯車23がJ字形ラック12の円弧状歯車
部12eに噛合した際に、アーム22の回動に応じてロ
ックピン部22bが楕円孔71a内を移動することに
よりスライド板71が矢印A,A方向に直線移動で
きるようになっている。
【0045】また、スライド板71の天板部71a上で
図示右前方に、凸状に打ち抜きした凸部71aと逃げ
孔71aとが形成されており、これらの凸部71a
及び逃げ孔71aはディスク駆動部40のヘッドアー
ム45(図5)に対応して設けられている。
【0046】また、スライド板71の天板部71a上で
図示右後方に凹部71aが切り欠き形成されており、
この凹部71a内にJ字形ラック12(図2,図3)
の凸状部12bが移動自在になっている。
【0047】また、スライド板71の左右側板部71
b,71cの下方内側には一対のピン72,72が互い
に対向して固着されており、これら一対のピン72,7
2は図2に示した筐体11の左右側板部11b,11c
に穿設した楕円孔(11b),11cを貫通して、
図5に示したディスク駆動部40のシャーシ41の左右
側面41b,41cに形成したカム溝(41b),4
1cに係合している。
【0048】<ディスクプレーヤの動作>図11乃至図
16は本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示した
平面図、図17乃至図20は本発明に係わるディスクプ
レーヤの動作を示した側面図である。尚、図11乃至図
16では筐体11(図1,図2)に固定した固定板51
(図6)の図示を省略する一方、スライド板71を二点
鎖線で図示している。
【0049】まず、図11及び図17に示した状態は、
ディスクプレーヤ1の初期状態を示している。
【0050】即ち、図11に示した如く、ディスクプレ
ーヤ1の初期状態では、J字形ラック12とスライド板
71とが図示の位置で夫々停止している。この時、J字
形ラック12の左側面側に形成したスイッチ用カム孔1
2h内に進入したスイッチレバー29のボス29bがス
イッチ用カム孔12h内で図示上端のスイッチ・オフ位
置に至っているので、スイッチレバー29と係合したス
イッチ28がオフ状態となっている。これにより、J字
形ラック12を駆動するモータ13(図2,図4)が停
止しているので、このモータ13によって駆動される歯
車20も当然停止している。また、歯車20の軸21を
中心に回動するアーム22は、この上面に形成したロッ
クピン部22bがロックレバー61のロック片61a
と、固定板51(図6)のストッパ片51a10との間
で係止されており、アーム22は回動できない状態で、
J字形ラック12の移動方向と略直角な向きで停止して
いる。
【0051】また、アーム22に軸24を介して軸支し
た遊星歯車23は、歯車20に常時噛合したまま、J字
形ラック12の直線状ラック部12dにも噛合して、直
線状ラック部12dの端で停止しているので、J字形ラ
ック12は当然停止している。この際、ロックレバー6
1が引張バネ63により軸62を中心に時計方向に付勢
されているので、アーム22は引張バネ63の付勢力に
より軸21を中心に図示反時計方向に押圧されている状
態となり、このアーム22に軸支した遊星歯車23は直
線状ラック部12dに対してバックラッシュを無くす方
向に押圧している。更に、アーム22のロックピン部2
2bはスライド板71の楕円孔71a内に係合してい
るものの、アーム22が回動しないため、スライド板7
1も停止している。
【0052】また、固定板51(図6)の略中央部位に
取り付けた板バネ60の逆山形部60aは、カートリッ
ジ3が挿入される以前はJ字形ラック12の凹部12g
(図2,図3)に進入してJ字形ラック12を押圧し、
J字形ラック12に軽い負荷を加えていることにより、
カートリッジ3の挿入開始時にカートリッジ3を適当な
挿入力で挿入できるようになっている。
【0053】また、J字形ラック12の左右前方に回動
自在に設けたチャッキンクレバー25,27は互いに外
側方向に拡開して、カートリッジ3の挿入に邪魔になら
ない位置に退避している。
【0054】また、固定板51(図6)の前方右内側に
回動自在に設けたシャッタレバー57も外側方向に拡開
して、カートリッジ3の挿入に邪魔にならない位置に退
避している。この際、シャッタレバー57は軸58を介
して引張バネ59によって時計方向に付勢されているも
のの、シャッタレバー57のカム片57cがJ字形ラッ
ク12と連結したリンク26のカム壁26aに当接して
いるためシャッタレバー57は時計方向に回動できず、
これによりシャッタレバー57の先端に形成した山形状
の突起57aがカートリッジ3のシャッタ4に係合でき
ない位置まで退避している。
【0055】更に、図17に示した如く、ディスクプレ
ーヤ1の初期状態では、筐体11(図1,図2)内に回
動自在に支持したディスク駆動部40は、図示した如く
下降位置に至っている。
【0056】即ち、スライド板71の左右側板部(71
b),71cに固着した一対のピン(72),72がデ
ィスク駆動部40の基台となるシャーシ41の左右側面
(41b),41cの前方に形成したカム溝(41
),41cの高い段部に係合しているので、シャ
ーシ41は図示時計方向に回動して下降位置に至ってい
る。従って、シャーシ41上に設けたターンテーブル4
2は、カートリッジ3の挿入に邪魔にならない位置に退
避している。
【0057】また、シャーシ41の後方に回動自在に設
けたヘッドアーム45はバネ47により上方に付勢さ
れ、ヘッドアーム45の凸部45aがスライド板71の
凸部71a内に進入して上方に回動している。従っ
て、ヘッドアーム45に板バネ48を介して取り付けた
磁気ヘッド49は、カートリッジ3の挿入に邪魔になら
ない位置に退避している。更に、ヘッドアーム45の凸
部45bがスライド板71の凸部71aの端に当接し
て下方への回動を規制しているため、衝撃などにより磁
気ヘッド49がカートリッジ3に接触することを防止し
ている。
【0058】次に、図12に示した状態は、カートリッ
ジ3の挿入開始状態を示している。
【0059】即ち、図12に示した如く、筐体11(図
1,図2)の前方に開口した挿脱口11aからカート
リッジ3を手動により挿入すると、J字形ラック12の
左右前方に回動自在に設けたチャッキンクレバー25,
27がカートリッジ3の左右側面3b,3cを直ちに把
持するので、カートリッジ3と一体にJ字形ラック12
とこのJ字形ラック12に連結したリンク26とが矢印
方向に移動可能となる。
【0060】また、カートリッジ3を挿入すると、固定
板51(図6)に回動自在に支持したカートリッジ押圧
部材52の押圧片52a,52aがL字状に形成した1
本の線径バネ53により下方に付勢されながらカートリ
ッジ3の上面3aを押圧している。このカートリッジ押
圧部材52の押圧片52a,52aはカートリッジ3の
矢印A方向に移動と共にカートリッジ3の上面3aに
沿っている。
【0061】また、カートリッジ3を押し込む際の挿入
力により、カートリッジ3と一体にJ字形ラック12と
リンク26とが矢印A方向に所定の位置(約3〜5m
m程度)まで移動する。この際、J字形ラック12及び
リンク26が上記所定の位置まで移動するまでの間はモ
ータ13(図2,図4)に電力が供給されていない状態
であり、且つ、図4を用いて前述したように、減速用の
歯車列17〜19のうちで歯車17と歯車18とは上下
に分離されて両者17,18間で遊び量を持って係合し
ており、カートリッジ3の挿入力によりJ字形ラック1
2を介して直線状ラック部12dに噛合した遊星歯車2
3を経て、歯車20,歯車19,歯車18が遊び量分だ
け順次回転するので、カートリッジ3と一体にJ字形ラ
ック12及びリンク26が上記所定の位置まで手動によ
り移動できる。
【0062】また、J字形ラック12が矢印A方向に
移動し始めると、固定板51(図6)の略中央部位に取
り付けた板バネ60の逆山形部60aは、J字形ラック
12の凹部12gから外れてJ字形ラック12上を沿
う。
【0063】また、カートリッジ3が手動により上記所
定の位置まで移動するまでの間は、シャッタレバー57
のカム片57cがリンク26のカム壁26aに当接して
いるためシャッタレバー57が時計方向に回動できず、
これによりシャッタレバー57の先端に形成した山形状
の突起57aがカートリッジ3のシャッタ4に係合でき
ない位置まで退避している。従って、カートリッジ3の
挿入をスムーズに行うことができる。
【0064】更に、カートリッジ3の挿入力によりカー
トリッジ3と一体にJ字形ラック12及びリンク26が
矢印A方向に上記所定の位置まで移動すると、スイッ
チレバー29のボス29bがJ字形ラック12に形成し
たスイッチ用カム孔12h内で図示上方のスイッチ・オ
ン位置に至るので、スイッチ28がオン状態となり、モ
ータ13(図2,図4)に電力が供給され、ここでカー
トリッジ3と一体にJ字形ラック12及びリンク26が
矢印A方向に自動的に移動し始める。
【0065】次に、図13に示した状態は、カートリッ
ジ3を搬送している途中からシャッタ4を開く状態を示
している。
【0066】即ち、図13に示した如く、モータ13
(図2,図4)を始動して歯車20を軸21を中心に時
計方向に回転させると、歯車20に噛合した遊星歯車2
3が軸24を中心に反時計方向に回転する。そして、遊
星歯車23が軸24を中心に反時計方向に回転すると、
遊星歯車23と直線状ラック部12dとの噛合によりJ
字形ラック12が筐体11(図1,図2)に案内されて
矢印A方向に直線移動する。ここで、遊星歯車23が
J字形ラック12の直線状ラック部12dに噛合してい
る時には、初期状態と同様に、アーム22のロックピン
部22bがロックレバー61のロック片61aと固定板
51(図6)のストッパ片51a10との間で係止され
ているので、アーム22の回動が規制されている。ま
た、ロックレバー61の引張バネ63の付勢力によりア
ーム22に軸支した遊星歯車23は直線状ラック部12
dに対してバックラッシュを無くす方向に押圧している
ので、遊星歯車23が直線状ラック部12dから外れた
り、あるいは直線状ラック部12dで歯飛びすることが
ない。ここでも、アーム22が回動しないため、スライ
ド板71は停止している。この状態は図11から後述の
図14の直前まで維持されている。
【0067】また、カートリッジ3と一体にJ字形ラッ
ク12及びリンク26が矢印A方向に自動的に移動し
始めると、シャッタレバー57のカム片57cがリンク
26のカム壁26aから離れ始めるため、シャッタレバ
ー57は軸58を介して引張バネ59の付勢力により時
計方向に回動して、シャッタレバー57の先端に形成し
た山形状の突起57aがカートリッジ3の右側面3cに
形成したガイド溝3c(図1)に進入してシャッタ4
と係合し始める。その後、カートリッジ3と一体にJ字
形ラック12及びリンク26が矢印A方向に更に移動
すると、シャッタレバー57によってカートリッジ3の
シャッタ4が次図14に示したように開かれる。
【0068】次に、図14に示した状態は、遊星歯車2
3が直線状ラック部12dを経て円弧状歯車部12eに
噛合して、カートリッジ3の搬送が終了した状態を示し
ている。
【0069】即ち、カートリッジ3と一体にJ字形ラッ
ク12及びリンク26が矢印A方向により更に移動す
る際、遊星歯車23が反時計方向の回転を続けると、J
字形ラック12の矢印A方向への直線移動により、遊
星歯車23が直線状ラック部12dを経て円弧状歯車部
12eに噛合する。ここで、J字形ラック12の直線移
動により、J字形ラック12の右方に突出形成したロッ
ク解除用突起12bがロックレバー61のカム状に切
り起こしたロック解除片61cに当接する。これに伴っ
て、ロックレバー61は引張バネ63の付勢力に抗して
軸62を中心に図示反時計方向に回動するので、ロック
レバー61のロック片61aがアーム22のロックピン
部22bから離れ、アーム22の係止が解除されてアー
ム22が回動できるようになる。ここでは、アーム22
が僅かに回動を始めて、アーム22のロックピン部22
bは固定板51(図6)のストッパ片51a10から離
れるものの、アーム22の回動の動作は次図15で詳し
く説明する。更に、この段階ではアーム22がそれ程回
動しないため、スライド板71は殆ど移動していない。
この後、ロックレバー61のロック解除片61cにJ字
形ラック12のロック解除用突起12bが当接したま
まとなるので、ロックレバー61はアーム22への係止
を解除した状態に保たれている。
【0070】また、遊星歯車23が直線状ラック部12
dを経て円弧状歯車部12eに噛合すると、J字形ラッ
ク12の矢印A方向への直線移動が終了し、これに伴
ってカートリッジ3の搬送も終了するので、カートリッ
ジ3は筐体11(図1,図2)内の所定の装着位置に至
る。そして、カートリッジ3の上面3aの前方が1本の
線径バネ53によりカートリッジ押圧部材52の押圧片
52a,52aで押圧され、カートリッジ3の上面3a
の後方が固定板51(図6)の取り付けた板バネ60の
逆山形部60aで押圧されている。
【0071】更に、図12乃至図14の動作において、
カートリッジ3をJ字形ラック12により矢印A方向
に搬送する状態を図18に示す。この段階では、上述し
たようにスライド板71が移動しないため、初期状態と
同様に、ディスク駆動部40と、ヘッドアーム45に板
バネ48を介して取り付けた磁気ヘッド49とが、カー
トリッジ3の挿入及び搬送に邪魔にならない位置に退避
している。
【0072】次に、図15に示した状態は、アーム22
の回動が許容されて遊星歯車23が円弧状歯車部12e
に噛合することにより、ディスク駆動部40が下降位置
から上昇位置に至った再生可能状態を示している。
【0073】即ち、図15に示した如く、アーム22は
ロックレバー61による係止を解除されたため、アーム
22の回動が許容された状態に至っている。ここで、ア
ーム22に軸支した遊星歯車23は歯車20の時計方向
の回転により反時計方向に自転しながら円弧状歯車部1
2eに噛合している共に、アーム22と一体に軸21を
中心に歯車20に沿って公転する。これにより、アーム
22が軸21を中心に図示時計方向に回動するため、ス
ライド板71の楕円孔71a内に係合しているアーム
22のロックピン部22bが楕円孔孔71a内を右方
から左方に移動するので、スライド板71が筐体11
(図1,図2)に案内されて矢印A方向に直線移動す
る。この際、スライド板71が矢印A方向に移動する
と、スイッチレバー29のボス29bがスライド板71
のスイッチ用カム片71aの高いカム面に当接するの
で、ディスク駆動部40(図1,図5)が再生モード状
態であることを検出している。
【0074】そして、図19に示した如く、スライド板
71が矢印A方向に直線移動すると、スライド板71
の左右側板部(71b),71cに固着した一対のピン
(72),72がディスク駆動部40のシャーシ41の
左右側面(41b),41cの前方に形成したカム溝
(41b),41cの低い段部に係合するので、シ
ャーシ41は図示反時計方向に回動して上降位置に至
る。従って、シャーシ41上に設けたターンテーブル4
2は、カートリッジ3の中に進入して、ミニデイスク2
(図1)を回転自在に支持する。この後、カートリッジ
3に収納されたミニデイスク2を光ピックアップ43
(図5)により再生している。
【0075】この際、スライド板71が矢印A方向に
移動するものの、ヘッドアーム45の凸部45aがスラ
イド板71の凸部71a内に進入しているため、ヘッ
ドアーム45は依然として上方に回動している。
【0076】次に、図16に示した状態は、アーム22
が更に回動してディスク駆動部40の記録可能状態を示
している。
【0077】即ち、図16に示した如く、図示しない記
録釦を操作した時には、遊星歯車23と円弧状歯車部1
2eとの噛合を更に続けてアーム22が軸21を中心に
更に時計方向に回動すると、アーム22のロックピン部
22bがスライド板71の楕円孔71a内を右方から
左方に更に移動するので、スライド板71が筐体11
(図1,図2)に案内されて矢印A方向に更に直線移
動する。この際、スライド板71が更に矢印A方向に
移動すると、スイッチレバー29のボス29bがスライ
ド板71のスイッチ用カム片71aの傾斜カム面に当
接するので、ディスク駆動部40(図1,図5)が記録
モード状態であることを検出している。
【0078】そして、図20に示した如く、スライド板
71が矢印A方向に更に直線移動すると、ヘッドアー
ム45の凸部45aがスライド板71の凸部71a
から抜けでるため、ヘッドアーム45はバネ47の付勢
力に抗して下方に回動するので、ヘッドアーム45に板
バネ48を介して取り付けた磁気ヘッド49が、板バネ
48の付勢力でカートリッジ3に収納したミニディスク
2(図1)に当接する。これにより、磁気ヘッド49に
よってミニディスク2が磁気記録可能状態となる。
【0079】この後、スライド板71及びJ字形ラック
12を初期位置に戻してカートリッジ3を取り出す場合
には、詳述を省略するものの、上記と逆の動作により、
モータ13及び歯車20の回転を逆転させれば良く、こ
の際、遊星歯車23が円弧状歯車部12eから直線状ラ
ック部12dに移る途中でロックレバー61がアーム2
2を再び係止する。
【0080】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わるディスクプ
レーヤにおいて、請求項1記載によると、とくに、筐体
内に直線移動自在に設けたJ字形ラックと、一つの駆動
源と連結した歯車と、この歯車の軸を中心に回動するア
ームに軸支した遊星歯車を歯車に常時噛合させると共
に、J字形ラックの直線状ラック部と円弧状歯車部とに
順次噛合させて、遊星歯車歯車が直線状ラック部に噛合
している際には、アームを回動させずにJ字形ラックと
一体にカートリッジを筐体の挿脱口と筐体内の装着位置
との間で直線的に移動させ、一方、J字形ラックの直線
移動により遊星歯車が直線状ラック部を経て円弧状歯車
部に噛合した際にアームと一体に遊星歯車を歯車に沿っ
て公転させてアームの回動に応じてスライド板部を筐体
に沿って移動させ、且つ、該スライド板部と係合したデ
ィスク駆動部を下降位置と上昇位置との間で上下動させ
ているので、カートリッジのローディグ,カートリッジ
のシャッタの開閉,ディスク駆動部の上下動などの一連
の動作を信頼性良くスムーズに行うことができ、且つ、
これらの動作を行う構成部材の構造も簡単であるなどの
利点がある。
【0081】また、請求項2記載によると、カートリッ
ジを手動により所定の位置まで挿入する間は、シャッタ
レバーをシャッタから退避させているので、カートリッ
ジの挿入をスムーズに行うことができる。
【0082】更に、請求項3記載によると、装着位置に
至ったカートリッジの上面を押圧するカートリッジ押圧
部材をL字状に形成した1本の線径バネにより付勢した
ため、付勢部材の部品点数を削減でき、カートリッジ押
圧部材の取り付け作業も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスクプレーヤの全体構成を
示した斜視図である。
【図2】本発明に係わるディスクプレーヤの筐体部を示
した斜視図である。
【図3】図2に示したJ字形ラックを示した平面図であ
る。
【図4】図2に示したJ字形ラックの駆動源を示した平
面図である。
【図5】本発明に係わるディスクプレーヤのディスク駆
動部を示した斜視図である。
【図6】本発明に係わるディスクプレーヤの固定板部を
示した斜視図である。
【図7】図6に示したカートリッジ押圧部材を説明する
ための斜視図である。
【図8】図6に示したシャッタレバーを説明するための
斜視図である。
【図9】図6に示したロックレバーを説明するための斜
視図である。
【図10】本発明に係わるディスクプレーヤのスライド
板部を示した斜視図である。
【図11】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図12】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図13】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図14】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図15】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図16】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した平面図である。
【図17】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した側面図である。
【図18】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した側面図である。
【図19】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した側面図である。
【図20】本発明に係わるディスクプレーヤの動作を示
した側面図である。
【符号の説明】
1…ディスクプレーヤ、2…ミニディスク(MD)、3
…カートリッジ、4…シャッタ、10…筐体部、11…
筐体、11a…挿脱口、12…J字形ラック、12d
…直線状ラック部、12e…円弧状歯車部、13…駆動
源(モータ)、20…歯車、21…軸、22…アーム、
23…遊星歯車、25,27…一対のチャッキンクレバ
ー、26…リンク、26a…カム壁、40…ディスク駆
動部、41…シャーシ、42…ターンテーブル、43…
光ピックアップ、49…磁気ヘッド、50…固定板部、
51…固定板、52…カートリッジ押圧部材、53…1
本の線径バネ、57…シャッタレバー、57a…突起、
57c…カム片、70…スライド板部、71…スライド
板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在なシャッタを有し、内部にディス
    クを収納したカートリッジを筐体の挿脱口と該筐体内の
    装着位置との間でローディングさせ、且つ、装着位置に
    至った前記カートリッジ内の前記ディスクを前記筐体内
    に設けたディスク駆動部により駆動するディスクプレー
    ヤであって、 前記筐体内に上下動自在に支持され、且つ、前記カート
    リッジの挿脱時に下降位置に退避する一方、前記ディス
    クの駆動時に上昇位置に移動するディスク駆動部と、 前記筐体内に直線移動自在に設けられ、且つ、直線状ラ
    ック部に連接して円弧状歯車部を形成したJ字形ラック
    と、 前記筐体内に設けられ、駆動源と連結して軸を中心に回
    転自在な歯車と、 前記歯車の軸を中心に回動可能に軸支されたアームと、 前記アームに軸支され、前記歯車に常時噛合すると共
    に、前記J字形ラックの直線状ラック部と円弧状歯車部
    とに順次噛合する遊星歯車と、 前記ディスク駆動部と係合し、且つ、前記アームと係合
    して該アームの回動により前記筐体に案内されてスライ
    ドするスライド板部と、 前記筐体の挿脱口に対応して前記J字形ラック上の左右
    に設けられ、前記カートリッジの挿入時に該カートリッ
    ジを把持して前記J字形ラックと一体に移動する一対の
    チャッキンクレバーと、 前記筐体の挿脱口の近傍に回動自在に設けられ、前記カ
    ートリッジの移動時に前記シャッタと係合して該シャッ
    タを開閉するシャッタレバーとを具備してなり、 前記歯車の回転に伴って前記遊星歯車が前記直線状ラッ
    ク部に噛合した際に前記アームを回動させずに前記J字
    形ラックのみを直線移動させることにより、前記一対の
    チャッキンクレバーで把持した前記カートリッジを前記
    J字形ラックと一体に前記筐体の挿脱口と該筐体内の装
    着位置との間でローディングさせると共に、前記カート
    リッジの移動中に前記シャッタレバーで前記シャッタを
    開閉する一方、前記J字形ラックの直線移動により前記
    遊星歯車が前記直線状ラック部を経て前記円弧状歯車部
    に噛合した際に前記アームと一体に該遊星歯車を前記歯
    車に沿って公転させて前記アームの回動に応じて前記ス
    ライド板部を移動させ、且つ、該スライド板部と係合し
    た前記ディスク駆動部を下降位置と上昇位置との間で上
    下動させるよう構成したことを特徴とするディスクプレ
    ーヤ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスクプレーヤにおい
    て、 前記カートリッジを手動により所定の位置まで挿入する
    間は、前記シャッタレバーを前記シャッタから退避させ
    る手段を具備したことを特徴とするディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】ディスクを収納したカートリッジを筐体の
    挿脱口と該筐体内の装着位置との間でローディングさ
    せ、且つ、装着位置に至った前記カートリッジ内の前記
    ディスクを前記筐体内に設けたディスク駆動部により駆
    動するディスクプレーヤであって、 装着位置に至った前記カートリッジの上面を押圧するカ
    ートリッジ押圧部材をL字状に形成した1本の線径バネ
    により付勢したことを特徴とするディスクプレーヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108230880A (zh) * 2018-02-11 2018-06-29 郑州航空工业管理学院 大数据模拟样品观察展示系统

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