JPS5946071B2 - 磁気テ−プ巻き込み装置 - Google Patents

磁気テ−プ巻き込み装置

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JPS5946071B2
JPS5946071B2 JP5878082A JP5878082A JPS5946071B2 JP S5946071 B2 JPS5946071 B2 JP S5946071B2 JP 5878082 A JP5878082 A JP 5878082A JP 5878082 A JP5878082 A JP 5878082A JP S5946071 B2 JPS5946071 B2 JP S5946071B2
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JP
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tape
video cassette
magnetic tape
reel
cassette case
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孝一 曽田
潤 谷口
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Otari Electric Co Ltd
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Otari Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/113Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、供給テープをリーダーテープで繋がれた2つ
のリールを内臓するビデオカセットケースに巻き込み、
ビデオカセットを完成する装置に関する。
第1図は、代表的なビデオカセットの概略の外観を示し
、第2図はその内部の機構を簡略化して示している。
第1図a、bのビデオカセットケース1にはリール2及
びリール3が内臓されており、リール2、3には磁気テ
ープが巻かれている。さらにビデオカセットケース1は
スライドプタ4及び回転プタ5を備えていて、まだ第1
図c、dに示すように、スライドプタ4をスライドさせ
ると回転プタ5は、第1図aに示す定常位置(閉じた位
置)から、900回転することができるようになる。第
2図は、ビデオカセットケース1の内部の機構を示して
いる。
まず、リール2及びリール3の各外周縁には、ラチエツ
ト刃6が形成され、ストッパーTとかみ合つている。ス
トッパーTは、ストッパーアーム8に、軸9によつて自
由に動くことが可能なように取りつけられており、かつ
、板バネ10によつて押圧されている。そして定常状態
にあつては、リール2及びリール3は一方方向にしか回
転することができず、これは、内臓されたテープ11の
ビデオカセットが保存状態におけるゆるみ防止に役立つ
ている。ここで穴12は、第1図aに示すようにビデオ
カセットケース1の外部に通じており、第2図の穴12
に適当な太さのシャフトを差し入れると、ストッパーア
ーム8が、ストッパー7を動かし、リール2及びリール
3が自由に回転可能となる。第2図で示すスライドプタ
4(二点鎖線)は、常時スプリング13で、スプリング
押え14を介して、押されており、第1図cのように、
スライドプタ4をスライドさせても保存状態で放置すれ
ば、直ちに第1図a、bに示す定常状態に戻る。
テープ11は、リール2及びリール3に接続さにローラ
15を経由して、その走行経路が形成されている。とこ
ろで例えばVCCと呼ばれるビデオカセツトの方式の特
徴の1つにテープの始めと、終り付近に光反射膜を設け
たものがある。
これは第1図cに示すように、ビデオカセツトケース1
に内臓される1本のテープ11の両端に設けられ、リー
ル3に近い側の光反射膜16と、リール2に近い側の光
反射膜17は、テープの幅方向に対し、テープ11の中
心からずらして設けられかつ、光反射膜16:及び17
は互に反対方向にずれている。このずれて設けられる理
由は、ビデオカセットのテープの始まりと、終了を検出
して区別することを可能にするためのものである。従来
より、ビデオカセツトを生産する方式には種々の方式が
ある。
その方式の1つにまず、ビデオカセツトケースに内臓さ
れる2つのリールを、リーダーテープで接続しておき、
それをビデオカセツトケースに組み込んで、未完成のビ
デオカセツトとして用いるものがある。書き込みにあた
りまずリーダーテープをビデオカセツトケースから引き
出し、リーダーテープを切断し、その切断したリーダー
テープの片側と、巻き込むべき磁気テープと接続し、巻
き込む。定量巻き込んだら、磁気テープを切断して巻き
込んだ側の磁気テープと、残りの片側のリーダーテープ
を接続して、ビデオカセツトを完成するものである。こ
の方式の特徴は、磁気テープを巻き込むときに、巻き取
りを行つているリールが、すでにビデオカセツトケース
内に内臓されているところにある。この方式では、巻き
込み装置にビデオカセツトケースを装着すれば良く、又
、巻き込み装置からの排出もビデオカセツトケースで行
われるため扱いやすく巻き取り工程の自動化には、最も
適しているといえる。この方式は当業者において、V−
0方式と略称されている。(日本国 公開特許公報 昭
56−156959参照)その他の方式として、磁気テ
ーブを、片側のリールに巻き取る前にあらかじめ、2つ
のリールを、リーダーテープで接続しておくのは、前述
のV−0方式と同様であるが、巻き取るときに、巻き取
りを行なうリールが露出している方式がある。すなわち
、2つのリールを繋げているリーダーテープを切断し、
その切断したりーダーテープの片側と磁気テープを接続
して、片側のリールに磁気テープを巻き取る。定量巻き
取りを行なつた後、磁気テープを切断し、残りの片側の
リーダーテープと接続し、最後にビデオカセツトケース
内に組み込んで、ビデオカセツトを完成させる方式であ
る。この方式の特徴は巻き取りを行なつているリールが
、ビデオカセツトケース内にはなく、露出しているとこ
ろにある。巻き取り工程の自動化には、適するとはいえ
ないが、良質の製品を得る可能性をもつている。(日本
国 公開特許公報 昭55−70975参照)。なお、
この方式は当業者間において、メガネ方式と略称されて
いる。ところで上述のV−0方式及びメガネ方式は種種
の問題点がある。
その1つは目的とする製品の質の問題である。V−0方
式においては、巻き取りリールが、ビデオカセツトケー
ス内に、内臓されたまま、巻き取りが行なわれるために
、巻き乱れを生じみすい。この原因は、巻き取りリール
を、ガタが生じないようにして回転させることが困難で
あるためである。また、巻き取り中に、磁気テープが、
リールの側面に接触しないようにリールは位置決めする
のは極めて困難であり、巻き取り中に磁気テープを痛め
やすい。この点に関しては、メガネ方式では、有利にな
る。すなわち、巻き取りを行なうリールは露出している
ために、リールを固定することができ、巻き乱れが生じ
にくく、また、巻き取り中に磁気テープがリールの側面
に接触しないように、リールを位置決めするのは、比較
的容易である。従がつて、従米のV−0方式では良質の
製品を得ることは、困難とされていた。一方前述のVC
Cと呼ばれる方式のビデオカセツトは、内臓している磁
気テープの両端に光反射膜を有している。これは、テー
プの巻き始めと巻き終りを検出し、かつ区別するための
ものであるが、従来のv−0方式やメガネ方式において
は、りーダーテープの切断位置は、極端にいえば正確に
決める必要はなかつたが、CC方式では、正確に、第1
図bの光反射膜16及び17の中間で切断しなければな
らない。本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされ
たものである。
すなわち本発明の目的は、磁気テープの巻き込みにさい
して、磁気テープの巻き乱れを生じることなく、かつ、
磁気テープを傷めずに、良質のビデオカセツトを自動的
に得ることにある。また、本発明の他の目的は、光反射
膜を有するリーダーテープの正確な切断位置を得ること
とにある。本発明は、リーダーテープで繋れた2つのリ
ールを内臓するビデオカセツトケースに、磁気テープを
巻き込む装置にあつて、巻き込むベき磁気テープを長尺
に巻いた回転駆動可能な供給リールと、該磁気テープを
案内する案内手段と、磁気テープの走行量を検尺する検
尺手段と、ビデオカセツトケースに設けられたフタを開
く開蓋手段と、該ビデオカセツトケースに内臓されたり
ーダーテープを引き出すリーダーテープ引出手段と、ビ
デオカセツトケースに内臓されたリールを固定しかつ回
転駆動するためのリール固定、回転駆動手段と、前記ビ
デオカセツトケースから引き出したリーダーテープの切
断位置を光学的に検出し、位置決めするためのリーダー
テープ切断位置検出、位置決め手段と、前記リーダーテ
ープ及び前記磁気テープを切断しかつ接合するためのテ
ープ切断、接合手段を具備したことを特徴とするテープ
巻き込み装置である。以下一実施例とともに本発明を説
明する。
第3図は、本発明の好ましい一実施例である。
まず、第3図に示す巻き込み装置において、磁気テープ
18は、長尺に巻かれて供給リール19を形成しており
かつ図示しないモーターによつて回転駆動可能なリール
台35に装着されている。また、磁気テープ18は、ガ
イドローラ−20に案内されて、シフトパネル21に至
る。検尺ローラ22は磁気テープ18の走行経路に設け
られて、磁気テープ18の走行とともに回転し、その回
転を検出して、磁気テープ18の走行量を検尺すること
ができる。一方、ビデオカセツトケースは、第3図の矢
印Aの方向から、カセツトホルダー23に装着され、ス
トツパーピン24,24で支えられ、プツシユアーム3
8によつて、押えられるとともに、カセツトホルダ−2
3は、ビデオカセツトケースを収容したままパネルベー
ス45ヘ向つて動くことができ、そのとき、レバ−25
によつて、ビデオカセツトケースのフタが開けられるよ
うになつている。ビデオカセツトケースに内臓されてい
るリーダーテープ11は、リーダー引き出しアーム26
及び27によつて引き出され、スプライシングブロツク
28及び29へ装着される。カセツトホルダ−23に収
容されたビデオカセツトケースに内臓されているリール
2,3は、第7図に示すリール2,3の駆動柚54及び
55と、第3図に示すリール押えシヤフト30及び31
によつて固定される。また、スプライシングブロツク2
8及び29上に装着されたリーダーテープ11は光反射
検出部32及び33で、光反射部を検出されるとともに
、双方向に回転駆動されるキヤプスタン68とピンチロ
ーラ69によつて、往復走行可能である。
またリーダーテープ11及び磁気テープ18は、第11
図aの切断刃78で切断されるとともに、第3図に示す
、スプライシングブロツク28及び29及びスプライシ
ングテープ34、スプライサーヘツド92によつて接合
される。以上は本発明装置の概略であるが、その詳細説
明は以下の作用説明と共に随時行うこととする。
本巻き込み装置は、第1図及び第2図に示す構造のビデ
オカセツトケースを用いる。すなわち、第2図に示すビ
デオカセツトケース1に内臓されたリール2及びリール
3は、第1図cに示すように、リーダーテープ11で接
続されている。一方、第3図で、磁気テープ18は、長
尺に巻かれて供給リール19を形成している。供給リー
ル19は図示しないモーターによつて、回転駆動され、
かつ磁気テープを送り出す作用を有するリール台35に
装着されている。磁気テープ18は、テープガイド20
及び検尺ローラ−22を経由してスプライシングブロツ
ク28へ案内される。なお検尺ローラ−22は磁気テー
プ18の走行とともに回転し、その回転を公知の磁気的
方法や光学的方法で検出して、磁気テープ18の走行し
た量を知る機能をもつている。なお、公知検尺ローラー
22の回転の検出機構及び、磁気テープの走行量ヘの換
算手段は詳述しない。当然供給リール台35や、後に述
べる巻き取リリール台が検尺機能を有していてもよい。
その場合は、検尺ローラーは省略できる。次に、第1図
aに示すビデオカセツトケース1を、第3図の矢印Aの
方向からカセツトホルダー23へ挿入する。
カセツトホルダ−23の詳細な構造は、第4図に示し、
第5図は、その挿入された様子を示すものである。第4
図に示すカセツトホルダ−23には、空気シリンダ−3
6の作用によつて、カセツトホルダ−23の内部に出入
自由なストツパーピン24がある。ストツパーピン24
は通常カセツトホルダ−23へ突き出されており、必要
に応じて(巻き込み終了など)、力セツトホルダー23
に挿入されているビデオカセツトケース1を、巻き込み
装置から排出するときに引き込まれる。すなわち、力セ
ツトホルダー23へ挿入されたビデオカセツトケース1
は、当初ストツパーピン24だけで支持されている。な
お、ストツパーピン24は、第1図aに示すスライドブ
タ4の前縁37の部位を支える。次に、第3図において
、力セツトホルダー23へ挿入されたビデオカセツトケ
ース1はブツシユアーム38によつて押し下げられる。
プツシユアーム38は、公知の空気シリンダー39の作
用によつて、軸40を中心にして、回転運動をすること
ができる。プツシユアーム38によつて押されたビデオ
カセツトケース1の様子を第5図に示す。すなわち第1
図aに示すビデオカセツトケース1のスライドブタ4の
前縁37は、第5図に示すストツパーピン24で支えて
おリビデオカセツトケース1が上から押えられるとビデ
オカセツトケース1は移動し、その結果第1図cに示す
ようにスライドブタ4が開いた状態となる。次に第6図
に示すロツクピン41を力セツトホルダー23へ突出さ
せる。
このロツクピン41は第6図に示す、力セツトホルダー
パネル42にスタツド43で固定された空気シリンダー
44の作用で力セツトホルダー23へ自由に出入できる
。このロツクピン41の作用は、第3図示のプツシユア
ーム38で押し下げられたビデオカセツトケース1が、
第5図のように、ビデオカセツトケース1のスライドブ
タ4が開いた状態のときに、力セツトホルダー23内へ
、突出し、ビデオカセツトケース1を固定するものであ
る。ロツクピン41がビデオカセツトケース1を固定す
ると、第3図のプツシユアーム38は元に戻る。すなわ
ち、ビデオカセツトケース1は、第2図に示すスプリン
グ13の作用によつて、常に、スライドブタ4を閉じよ
うとするが、第5図のピン24と、ロックピン41によ
つて、スライドブタ4は開いたままになる。次に、力セ
ツトホルダー23は、第7図のようになる。
すなわち、パネルベース45にスタツド46に固定され
たエアシリンダー47の作用によつて力セツトホルダパ
ネル42は、パネルベース45に近づく。それと同時に
第7図のように、リール押えシヤフト31及び30も、
力セツトホルダー23へ突出し、ビデオカセツトケース
1に内臓されたりール2,3を押える。
なお、リール押えシヤフト30及び31は、シヤフトホ
ルダ一48によつて支持されて、自由に回転可能であり
、シヤフトホルダ一48は、リールシャフトパネル49
に取り付けられており、リールシヤフトパネル49は、
レール50に沿つて空気シリンダー51の作用によつて
力セツトホルダー表パネル52に対し、前後に動くこと
ができる。一方、レリーズピン53は、パネルベース4
5に固定され力セツトホルダー23がパネルベース45
へ近付いたときに力セツトホルダー23へ突出する。こ
のレリーズピン53の作用は、第1図a又は第2図に示
す、穴12へ差し込まれて、ビデオカセツトケース1に
内臓されるリール2及び3を自由に回転できるようにす
る。一方、巻き取り軸54及び巻き戻し軸55は、それ
ぞれ、軸ホルダー54a及び55aによつてパネルベー
ス45に固定されている。
第8図はリール押えシヤフト30及び31と、巻き取り
軸54及び巻き戻し軸55で固定された、リール2及び
リール3の様子を示している。
次に第1図cに示す、ビデオカセツトケース1の回転フ
ク5を開ける工程を説明する。第7図において力セツト
ホルダー23が、パネルベース45の方向へ移動したの
と同時に第6図に示すレバー56が、力セツトホルダー
23の下側へ突出する。レバー56は、パネルベース4
5ヘスタツド57を介して取り付けられた空気シリンダ
ー58の作用によつて自由に出入できる。レバー56の
作用は、第1図cに示す、ビデオカセツトケース1の回
転ブタ5の突起部59に作用して、回転ブタ5を回転さ
せるものである。すなわち、第5図に示すように、レバ
ー56は、回転ブタ5をパネルベース45に対して、手
前側へ押し上げる作用をもつている。以上で、第1図a
に示すビデオカセツトケース1のプタ5を開く工程が終
了する。
次に、リーダーテープ11の引き出し工程を説明する。
第3図において、引き出しアーム26及び27は、軸6
0を中心にして、一端がパネルベース45に固定された
空気シリンダー61及び62の作用によつて、回転運動
をすることができる。
但し、第3図においては、便宜上引き出しアーム26と
27の状態を相異させているが、両方の引き出しアーム
は実際には、同時に動き、引き出しアーム26は、ビデ
オカセツトケース1に内臓されたリーダーテープを引き
出したときの位置を示し、引き出しアーム27は、初期
の位置を示す。すなわち、通常において、2つの引き出
しアーム26,27は、引き出しアーム27の位置にあ
つて、力セツトホルダー23が、パネルベース45に対
して第4図の位置から、第7図の位置へ移動するとき、
第3図に示す、引き出しアーム26及び27の先端に設
けられたガイドローラー61及び62が第2図に示すビ
デオカセツトケース1のリーダーテープ11のつくるル
ープの中にはいる。次に、引き出しアーム26及び27
を回転させれば、第3図における引き出しアーム26の
位置にきてリーダーテープ11(一点鎖線で示す)は引
き出さTLる。引き出されたリーダーテープ11は、シ
フトパネル21に設けられたスプライシングプロツク2
8上に装着される。
その様子を第9図に示す。スプライシングプロツク28
には、ほぼリーダーテープ11及び磁気テープ18と同
じ幅の溝63及び64が設けられている。またスプライ
シングプロツク29には、同様の溝65が設けられてお
り、また溝63と溝64は一列に合わせられている。次
に第9図においてリーダーテープ11の切断位置を決め
る工程を説明する。
リーダーテープ11の切断位置は、光反射膜16と、光
反射膜17の中間点C(一点鎖線で示す)でなければな
らない。まず、溝63及び溝64にリーダーテープ11
が装着されると、光反射検出部32及び33が、リーダ
ーテープ11の上に突出してくる。
すなわち光反射検出部32及び33は、光収射検出部取
付板66に取り付けられ、シフトパネル21に固定され
た空気シリンダー67の作用により、出入可能である。
また、通常は、光反射検出部32及び33は、引つこん
だ状態(一点鎖線で示す)にあり、リーダーテープ11
を溝63及び65へ装着する際の妨げにならないように
なつている。また光反射検出部32は、リーダーテープ
11の上に突き出されたとき、専ら光反射膜16を、光
反射検出部33は光反射膜17を検出する位置にくる。
なお、光反射検出部は、公知となつている発光部と受光
部が並行一体となつた構造のものを用いると有効である
。第9図において、光反射検出部32及び33のどちら
かが、光反射膜16又は17を検出すれば、リーダーテ
ープ11の切断位置Cは、後に述べるスプライシングプ
ロツク28とスプライシングプロツク29の間で出入す
る切断刃からどちら側へずれているか直ちに判断できる
。これは、光反射膜16及び17は同時に検出されるこ
とはなく、また、リーダーテープ11の切断位置Cが、
スプライシングプロツク28及び29の間で出入する切
断刃の位置にあるときに、光反射膜16と17の場所は
一意的に決まるためである。従つて、もし、光反射膜1
6又は17が、光反射検出部32又は33で検出された
ら、りーダーテープ11の切断位置の補正をしなければ
ならない。リーダーテープ11の切断位置の補正は、第
3図に示すキヤプスタン68とピンチローラ69によつ
て行なわれる。まずキヤプスタン68は第10図に示す
キヤプスタンモーター70によつて駆動される。すなわ
ち、キヤプスタン68は、ベルト71で、キヤプスタン
モーター70に接続され、回転駆動されるとともに、キ
ヤプスタンモーター70に取り付けられたスリツト板7
2の回転を検出することにより、キヤプスタン68によ
つて送られるテープ11の長さを検尺する。スリツト板
72の回転を検出する手段は公知であつて詳述しないが
、例えば、光学的な手段がある。なお、キヤプスタンモ
ーター70と、キヤプスタン68はシフトパネル21に
取り付けられている。またピンチローラー69は、シフ
トパネル21に対して、前後及び、キヤプスタン68に
対して、上下に動くことができる。ピンチローラー69
は、通常、第10図に示す69″の位置にあり第9図に
おける溝63及び65へ、リーダーテープ11を装着す
る場合の妨げにならないようになつている。そして必要
に応じて、シフトパネル21に固定された空気シリンダ
ー73の作用によつて、シフトパネル21に対して前後
に動くことができる。さらにピンチローラー69は、シ
フトパネル21に固定された空気シリンダー74の作用
によつて、キャプスタン68に対して、上下に動くこと
ができる。すなわち、第11図aに示す軸75を中心に
して回転運動をすることができる。ここで、第9図に示
す、リーダーテープ11の切断位置Cを決めるために、
リーダーテープ11は、キヤプスタン68及びピンチロ
ーラー69によつて任意の方向に走行することができる
。一方、キヤプスタン68及びピンチローラー69でリ
ーダーテープ11が走行すれば、リーダーテープ11は
第2図に示す通り、リール2及び3に接続しているから
当然片側は弛みが発生し、もう片側は引き伸ばされる。
それは、第7図で示す巻き取り軸54を回転駆動する巻
き取リモーター75と、巻き戻し軸55を回転駆動する
巻き戻しモーター76によつて、第2図に示す、リール
2には反時計方向の、またリール3には時計方向の回転
力が、わずかに与えられており、第9図で示すリーダー
テープ11の切断位置Cを決定するために、キヤプスタ
ン68及びピンチローラー69で走行するリーダーテー
プ11の片側での弛み及び片側での引き伸ばしを吸収し
ている。その結果、リーダーテープ11は常に弱い張力
をもつて引つ張られている状態になる。一方、光反射膜
16又は17のうち、片側が検出された場合は、直ちに
リーダーテープ11の切断位置Cが、スプライシングプ
ロツク28と29の間で出入する切断刃に対して、どち
ら側にあるか判断できることは前述したが、場合によつ
ては、リーダーテープ11を溝63及び65に装着した
だけでは、光反射膜16及び17の両方とも検出できな
い場合がある。
この場合は、リーダーテープ11の切断位置Cが、光反
射検出部33及び32の真下付近にあるときである。こ
の場合は、まず、リーダーテープ11を一方向に走行さ
せて、光反射膜16又は17を検出する。リーダーテー
プ11の切断位置Cを決定する方法を例えば、第9図の
例によつて説明する。第9図の例では、リーダーテープ
11の切断位置Cはスプライシングプロツク28及び2
9の間を出入する切断刃より、右側にある。光反射検出
部32は、光反射膜16を検出している。そこでリーダ
ーテープ11はキヤプスタン68とピンチローラー69
によつて、矢印L方向へ走行する。そして、まず、光反
射検出部32によつて、光反射膜16の端部75を検出
し、次に光反射検出部33によつて、光反射膜17の端
部76を検出したところでリーダーテープ11の矢印L
方向への走行を停止させる。そのときリーダーテープ1
1の切断位置Cは、光反射膜16の端部75と光反射膜
17の端部T6の中間であるから、今度は、リーダーテ
ープ11を矢印R方向へ走行させて、スプライシングプ
ロツク28及び29の間に、リーダーテープ11の切断
位置Cを一致させる。このことは、キヤプスタン68は
、第10図で示したようにスリツト板72による検尺機
能を持つており、かつ光反射検出部32及び33と、ス
プライシングプロツク28及び29の間で出入する切断
刃の距離は一定かつ容易に知ることができるから、可能
である。次に第11図に示すように、リーダーテープ1
1と磁気テープ18との接合が行なわれる。
このとき、磁気テープ18はスプライシングプロツク2
8の溝64に固定されているものとする。また、スプラ
イシングプロツク28及び29の溝63,64及び65
には小穴77が複数設けられ、小穴77は、図示しない
負圧供給源へ接続されており、必要に応じて、各溝に装
着されたテープを吸引することで固定する作用をもつて
いる。第11図aにおいて、溝63及び64に装着され
たリーダーテープ11の切断位置が決まるとリーダーテ
ープ11を溝63及び64に吸引固定して切断刃78を
スプライシングプロツク28と29の間に出入させて、
リーダーテープ11を切断する。切断刃78はシフトパ
ネル21に固定された空気シリンダー79によつて自由
に出入することができる。スプライシングプロツク29
は、シフトパネル21に固定されているが、スプライシ
ングプロツク28は、シフトパネル21に固定された空
気シリンダー80!(よつて移動することができる。そ
こで第11図aに示すスプライシングプロツク28の溝
64と、スプライシングプロツク29の溝65を一致さ
せ、粘着テープ34で、溝64に固定されている磁気テ
ープ18と、溝65に固定されているリーダーテープ1
1を接続する。第3図に示す粘着テープ34で、第11
図に示す磁気テープ18とリーダーテープ11を接続す
る工程を説明すれば、まず第11図bに示すパネルベー
ス45に固定された空気シリンダー81によつてシフト
パネル21は、パネルベース45に対して移動すること
ができる。シフトパネル21は第3図で示す支持部82
,83,84で支持されており、各支持部には、第11
図bに示すようにシヤフト86があり、シヤフト86に
沿つて自由に移動することができる。またその移動の際
の空気シリンダ−81の動作方向の位置決めは、第3図
及び第11図aで示す、ストツパ−87で行なわれる。
一方第3図に示す粘着テープ34は送り出しりール88
から送り出され巻き取りリール89で巻き取られるがそ
の途中でスプライサ−90直下を通過する。スプライサ
−90にはパネルベース45に固定された空気シリンダ
−91の作用によつて、上下するスプライサーヘツド9
2が取り付けられており、スプライサーヘツド92が降
下するとき角穴をもつ粘着テープ切断部93で、粘着テ
ープ34を必要な形状に切りぬき、そのままスプライサ
ーヘツド92は降下を続け、スプラィシングブロツク2
8及び29へ至る。そのとき、第11図のシフトパネル
21はパネルベース45より後退しており、スプライサ
ーヘツド92は粘着テープ34によつて第11図aのス
プライシングブロツク28の溝64に固定されている磁
気テープ18及び溝65に固定されているリーダーテー
プ11を接続する。接続したら、再び、スプライサーヘ
ツド92は上昇するとともにシフトパネル21は付ネル
ベース45よりも前進する。そして、第11図aに示す
溝64及び65の小穴77のテープの吸引を停止し溝6
4及び65に装着されているテープ11,18が自由に
走行できる状態にする。次に第r図に示す巻き取り軸5
4及びリール押えシヤフト30で固定されたリールを、
巻き取りモータ−75で回転駆動し、第3図で示す磁気
テープ18を巻き取る。磁気テープ18の巻き取り量は
、検尺ローラ−22で検尺される。定量の磁気テープ1
8の巻き込みが終了すると、磁気テープ18の走行を停
止させ、第11図aに示す溝64及び65にある磁気テ
ープ18を停止させ、溝64及び65の小穴77から負
圧を作用させて磁気テープ18を吸引固定し、続いて切
断刃78を出入させて磁気テープ18を切断して前述の
方法と同じく、スプライシングブロツク28を移動させ
て、溝63と、溝65を一致させ、溝63上にあるリー
ダーテープ11の残りの片側と、溝65にある磁気テー
プ18を接続する。
この接続が完了したら、第3図の引き出しアーム26及
び27を初期状態に戻し、第6図に示す、ロツクピン4
1を、カセツトホルダ−23に突出していた状態から引
き込ませ、又、レバ−56も、カセツトホルダ−23か
ら引き込ませる。
そしてカセツトホルダ−23を、パネルベース45から
、手前に移動し、第4図に示すリール押えシヤフト30
及び31をカセツトホルダ−23から引き込ませて、最
後に、ピン24を引き込ませれば、カセツトホルダ−2
3内にあつたビデオカセツトは、カセツトホルダ−23
外に排出される。上述のように本発明テープ巻き込み装
置によれば、磁気テープの巻き込みにさいして、磁気テ
ープの走行が安定し、この結果巻き乱れを生じることな
く、かつ、磁気テープを傷めることなく、良質のビデオ
カセツトを自動的に得ることができる。
また、本発明テープ巻き込み装置によれば、光反射膜を
有するリーダーテープの正確な切断位置を得ることがで
き、リーダーテープに設けられた2つの反射膜の中間を
、リーダーテープを走行させたうえで探し出して、切断
位置を決めているため、リーダーテープに設けられた2
つの反射膜の距離には、多少のバラツキがあつても許さ
れる。なお、実施例で用いた空気シリンダーは公知の物
体の駆動手段であつて、通常、2つの空気の入り口をも
ち、そのうち1つの入り口に高圧空気を供給すれば、シ
リンダーに内臓されたシヤフトが突出し、別の1つの入
り口に高圧空気を供給すれば、突出したシヤフトは、シ
リンダー内に収容される。また、空気シリンダーに高圧
空気を供給するか否かの空気電磁弁やモーターの駆動の
制御の方法は、公知であつて詳述しないが、複雑な制御
は、コンピユーターを主体とした制御装置を用いること
で、合理的に解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは夫々ビデオカセツトケースの正面図およ
び側面図、第1図c,dは夫々ビデオカセツトケースの
開蓋状態を示す正面図および側面図、第2図はビデオカ
セツトケースの内部構造を示す説明図、第3図は本発明
の実施例を示す概略正面図、第4図はカセツトホルダー
のビデオカセツトケースを装着する前の状態を示す説明
図、第5図はカセツトホルダーに装着された開蓋状態の
ビデオカセツトケースを示す説明図、第6図はビデオカ
セツトケースの開蓋手段を示す詳細説明図、第7図はリ
ール固定、回転駆動手段を示す詳細説明図、第8図は第
7図の要部拡大図、第9図は光反射膜検出手段を示す説
明図、第10図はリーダーテープ駆動手段を示す説明図
、第11図a,bは夫々リーダーテープおよび磁気テー
プの切断および接合手段を示す平面図および側面図であ
る。 1・・・・・・ビデォカセツトケース、2,3・・・・
・・りール、4゜゜゜゛゜゜スライドブタ、5・・・・
・・回転ブタ、16,17・・・・・・光反射膜、18
・・・・・・磁気テープ、19・・・・・・供給リール
、20・・・・・・ガイドローラ− 22・・・・・・
検尺ローラ、23・・・・・・カセツトホルダ− 24
・・・・・・ストツパーピン、25・・・・・・レバ−
26,27・・・・・・リーダー引き出しアーム、2
8,29・・・・゜゜スプライシングブロツク、30,
31・・・・・・リール押えシャフト、32,33・・
・・・・光反射検出部、34・・・・・・スプライシン
グテープ、35・・・・・・リール台、37・・・・・
・フタ4の前縁、38・・・・・・プツシユアーム、4
1・・・・・・ロツクピン、54・・・・・・巻き取り
軸、55・・・・・・巻き戻し軸、56・・・・・・レ
バー、61,62・・・・・・ガイドローラ、68・・
゜゜゜゜キヤプスタン、69・・・・・・ピンチローラ
、78・・・・・・切断刃、92・・・・・・スプライ
サーヘツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 リーダーテープで繋れた2つのリールを内臓するビ
    デオカセットケースに、磁気テープを巻き込む装置にあ
    つて、磁気テープを長尺に巻いた回転駆動可能な供給リ
    ールと、該磁気テープを案内する案内手段と、磁気テー
    プの走行量を検尺する検尺手段と、ビデオカセットケー
    スに設けられたフタを開く開蓋手段と、該ビデオカセッ
    トケースに内臓されたリーダーテープを引き出すリーダ
    ーテープ引出手段と、ビデオカセットケースに内臓され
    たリールを固定しかつ回転駆動するためのリール固定、
    回転駆動手段と、前記ビデオカセットケースから引き出
    したリーダーテープの切断位置を光学的に検出し、位置
    決めするためのリーダーテープ切断位置検出、位置決め
    手段と、前記リーダーテープ及び前記磁気テープを切断
    しかつ接合するためのテープ切断、接合手段を具備した
    ことを特徴とする磁気テープ巻き込み装置。
JP5878082A 1982-04-07 1982-04-07 磁気テ−プ巻き込み装置 Expired JPS5946071B2 (ja)

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JPS58175172A JPS58175172A (ja) 1983-10-14
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JPH0656707B2 (ja) * 1987-07-01 1994-07-27 富士写真フイルム株式会社 磁気テ−プカセット検査方法および装置
ATE161649T1 (de) * 1992-04-29 1998-01-15 Tapematic Spa Einheit zum schneiden und verbinden für ein automatisches kassettenladegerät und damit durchgeführtes verfahren zum bandladen

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