JPH0656180U - 吐水管の断熱キャップ取付構造 - Google Patents
吐水管の断熱キャップ取付構造Info
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- JPH0656180U JPH0656180U JP8493U JP8493U JPH0656180U JP H0656180 U JPH0656180 U JP H0656180U JP 8493 U JP8493 U JP 8493U JP 8493 U JP8493 U JP 8493U JP H0656180 U JPH0656180 U JP H0656180U
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- discharge pipe
- discharge port
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱キャップの回転及び抜けを確実に防止す
る。 【構成】 吐水管10の先端に小径部26が設けられ、
この小径部26の下面に吐出口27が設けられ、側面に
平面部28が設けられている。断熱キャップ本体15の
吐水口部14内に固定具16が挿入され、その先端側の
立上部16aが平面部28に係合している。 【効果】 固定具16の先端側が平面部28に係合する
ことにより、断熱キャップ12の周方向の回転及び抜け
が確実に防止される。構成が簡易で製造コスト及び組み
立てコストが低い。
る。 【構成】 吐水管10の先端に小径部26が設けられ、
この小径部26の下面に吐出口27が設けられ、側面に
平面部28が設けられている。断熱キャップ本体15の
吐水口部14内に固定具16が挿入され、その先端側の
立上部16aが平面部28に係合している。 【効果】 固定具16の先端側が平面部28に係合する
ことにより、断熱キャップ12の周方向の回転及び抜け
が確実に防止される。構成が簡易で製造コスト及び組み
立てコストが低い。
Description
【0001】
本考案は吐水管の断熱キャップ取付構造に関する。
【0002】
金属製の吐水管は、湯を流したときに熱くなるから、その先端に例えばABS 等の合成樹脂よりなる断熱キャップを装着し、この断熱キャップに触っても熱く ないように構成することがある。
【0003】
この種の吐水管の断熱キャップ取付構造においては、断熱キャップが抜けない ように、かつ回転しないようにしっかりと取り付ける必要がある。
【0004】
本考案は、円筒状の吐水管と、該吐水管の先端部の下面に設けられた吐出口と 、該吐水管に対し先端側から挿入された断熱キャップと、該断熱キャップの下面 に突設された円筒状の吐水口部と、該吐水口部に挿入された整流板と、該吐水口 部に螺着された整流キャップとを備えてなる吐水管の断熱キャップ取付構造の改 良に関する。
【0005】 請求項1の構造は、前記吐水管の先端部の側面のうち前記吐出口の上方部位に 切欠部を吐水管の断面の弦方向に形成し、後端側が前記整流キャップ内に配置さ れ先端側が該切欠部に係合された固定具を設けたことを特徴とするものである。
【0006】 請求項2の構造は、前記吐水管の吐出口の周縁部に、該吐出口の軸心線方向と 垂直な平面部を設け、後端側が前記整流キャップ内に配置され、先端面が該平面 部に係合した筒状の固定具を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
本考案の吐水管の断熱キャップ取付構造においては、固定具の先端側が切欠部 (請求項1)又は平面部(請求項2)と係合し、固定具の後端側が断熱キャップ の吐水口部内に入り込んでいるため、断熱キャップの抜け及び回転が確実に防止 される。
【0008】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 吐水管の断熱キャップ取付構造を示す分解斜視図、第2図は同構造を採用した吐 水管の先端部分の縦断面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断面図である。
【0009】 吐水管10は円筒状であり、その先端に断熱キャップ12が装着されている。 この断熱キャップ12は、下面側に吐水口部14を備えた断熱キャップ本体15 と、この吐水口部14内に挿入される固定具16、整流板18、シールパッキン 20、網金具22を備え、更にこの吐水口部14の外周の雄螺子に螺着される整 流キャップ24を備えている。本実施例においては、吐水管10の先端部分に小 径部26が設けられている。
【0010】 この小径部26の下面に吐出口27が設けられており、この吐出口27は、吐 水管10に装着された断熱キャップ本体の吐水口部14と軸心がほぼ合致するよ うに設けられている。
【0011】 この小径部26の側面部分には、吐水管10の断面において弦方向に延在する ように切欠状の平面部28が設けられている。前記固定具16は、その下部がリ ング形状であり、上部はU字形状を呈するように上方に立上っている。この立上 部16aは、その内面が平面であり、この平面よりなる内面が前記吐水管10の 平面部28に係合されている。断熱キャップ本体15の内面と吐水管10の外面 との間にはOリング30が介在されている。
【0012】 このように構成された吐水管の断熱キャップ取付構造にあっては、固定具16 の立上部16aが平面部28に係合しており、かつ固定具16の後端側が吐水口 部14内に配置されている。従って、断熱キャップ12の抜け方向の移動が阻止 されると共に、断熱キャップ12の周方向の回転も確実に阻止される。
【0013】 なお、本実施例においては平面部28が小径部26の両側面に設けられている が、この平面部28は小径部26の一方の側面にのみ設けられてもよい。また、 本実施例においては、吐水管10に小径部26を設けているが、この小径部26 を省略してもよい。更に、本実施例においては、固定具16の下端部分にフラン ジ状の凸部が周設されているが、このフランジ状部分は省略してもよい。
【0014】 上記実施例の平面部28の代わりに、第6図のように切欠部28Kを設けても 良い。
【0015】 第4図は本考案の別の実施例に係る構造を示す分解斜視図、第5図は同構造を 採用した吐水管の先端部分の縦断面図である。本実施例においては、吐水管32 の先端部分の下面に吐出口34が設けられ、この吐出口34の周縁部分が切り欠 かれることにより平面部36が形成されている。
【0016】 この吐水管32の先端に装着される断熱キャップ38は、下面に吐水口部40 を備えた断熱キャップ本体42と、この吐水口部40内に挿入される固定具44 と、整流板46と、シールパッキン48と、網具50とを備えており、更に吐水 口部40の外周の雄螺子に螺着される整流キャップ52を備えている。
【0017】 本実施例では、固定具44は短い円筒形状であり、その先端面が吐水口部40 を通り抜けて平面部36に当接されている。この固定具44と平面部36との当 接により、断熱キャップ38の周方向の回転が阻止される。また、平面部36が 吐水管32の外周面よりも凹んでおり、この凹んだ部分に固定具44の先端が係 合しているから、断熱キャップ38の抜けも確実に阻止される。
【0018】
以上の通り、本考案の断熱キャップ取付構造にあっては、断熱キャップの周方 向の回転及び抜けが確実に阻止される。本考案構造は、吐水管の先端部の形状を 若干改良すると共に、断熱キャップ内に固定具を挿入するだけで構成することが でき、製造コスト及び組み立てコストが低い。
【図1】実施例構造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例構造を採用した吐水管の先端部分の縦断
面図である。
面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】別の実施例構造を示す分解斜視図である。
【図5】図4の構造を採用した吐水管の先端部分の縦断
面図である。
面図である。
【図6】さらに別の実施例構造を示す分解斜視図であ
る。
る。
10,32 吐水管 12,38 断熱キャップ 14,40 吐水口部 15,42 断熱キャップ本体 16,44 固定具 18,46 整流板 24,52 整流キャップ 27,34 吐出口 28,36 平面部 28K 切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状の吐水管と、該吐水管の先端部の
下面に設けられた吐出口と、該吐水管に対し先端側から
挿入された断熱キャップと、該断熱キャップの下面に突
設された円筒状の吐水口部と、該吐水口部に挿入された
整流板と、該吐水口部に螺着された整流キャップとを備
えてなる吐水管の断熱キャップ取付構造において、 前記吐水管の先端部の側面のうち前記吐出口の上方部位
に切欠部を吐水管の断面の弦方向に形成し、 後端側が前記整流キャップ内に配置され先端側が該切欠
部に係合された固定具を設けたことを特徴とする吐水管
の断熱キャップ取付構造。 - 【請求項2】 円筒状の吐水管と、該吐水管の先端部の
下面に設けられた吐出口と、該吐水管に対し先端側から
挿入された断熱キャップと、該断熱キャップの下面に突
設された円筒状の吐水口部と、該吐水口部に挿入された
整流板と、該吐水口部に螺着された整流キャップとを備
えてなる吐水管の断熱キャップ取付構造において、 前記吐水管の吐出口の周縁部に、該吐出口の軸心線方向
と垂直な平面部を設け、 後端側が前記整流キャップ内に配置され、先端面が該平
面部に係合した筒状の固定具を設けたことを特徴とする
吐水管の断熱キャップ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8493U JP2568627Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 吐水管の断熱キャップ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8493U JP2568627Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 吐水管の断熱キャップ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656180U true JPH0656180U (ja) | 1994-08-05 |
JP2568627Y2 JP2568627Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=11464283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8493U Expired - Lifetime JP2568627Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 吐水管の断熱キャップ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568627Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1193231A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-06 | Sanei Faucet Mfg Co Ltd | 水栓の吐水口用整流器 |
WO2008094251A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-07 | Masco Corporation Of Indiana | Overmold interface for fluid carrying system |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP8493U patent/JP2568627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1193231A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-06 | Sanei Faucet Mfg Co Ltd | 水栓の吐水口用整流器 |
WO2008094251A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-07 | Masco Corporation Of Indiana | Overmold interface for fluid carrying system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2568627Y2 (ja) | 1998-04-15 |
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