JP2000085826A - キャップ - Google Patents

キャップ

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JP2000085826A
JP2000085826A JP10254939A JP25493998A JP2000085826A JP 2000085826 A JP2000085826 A JP 2000085826A JP 10254939 A JP10254939 A JP 10254939A JP 25493998 A JP25493998 A JP 25493998A JP 2000085826 A JP2000085826 A JP 2000085826A
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JP
Japan
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cylindrical member
cap
filler neck
ring
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10254939A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kimura
敏 木村
Shinji Araki
伸二 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燃料タンク等に形成されるフィラ
ーネックに装着して使用されるキャップに関し、フィラ
ーネックへの着脱を迅速に行うことを目的とする。 【解決手段】 ハンドル部11が一端側に配置され、他
端側に外方に向けて突出するテーパ部13aが形成され
る内側筒状部材13と、前記内側筒状部材13に螺合さ
れ前記ハンドル部11側に外側に突出する円環状の押圧
部17が形成される外側筒状部材15と、前記外側筒状
部材15の押圧部17に配置されフィラーネック21の
先端面21bに押圧されるOリング19と、前記外側筒
状部材15の先端と前記テーパ部13aの間に配置さ
れ、前記ハンドル部11の回動により拡径され前記フィ
ラーネック21に形成される環状凹部21aに挿入され
るCリング25とを備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンク等に形
成されるフィラーネックに装着して使用されるキャップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の燃料タンクでは、燃料
供給口を開閉自在に閉塞し、また、タンク内の圧力を所
定の値に維持するために、燃料キャップが用いられてい
る。そして、従来、このような燃料キャップとして、例
えば、実開昭62−16028号公報に開示されるもの
が知られている。
【0003】図4は、この種の燃料キャップを示すもの
で、この燃料キャップは、本体部1とハンドル部2によ
り主体部分が構成されている。一方、金属からなる導電
性のタンク本体3には、フィラーチューブ3aを介して
フィラーネック部4が形成されている。そして、このフ
ィラーネック部4に、燃料キャップの本体部1が螺合さ
れている。
【0004】本体部1の外側には、フィラーネック部4
との間をシールするためのOリング5が装着されてい
る。また、本体部1の内側には、正圧弁6と負圧弁7と
が配置されている。正圧弁6は、スプリング8により内
側に向けて付勢されており、タンク本体3内の圧力が所
定圧力を越えた時に開とされ、外部に連通される。
【0005】一方、負圧弁7は、べ一ス板9に支持され
るスプリング10により外側に向けて付勢されており、
タンク本体3内の圧力が所定圧力より小さくなった時に
開とされ、外部に連通される。ハンドル部2は、本体部
1に形成される凹部1aに、ラチェット機構2aを介し
て嵌合されている。
【0006】なお、ラチェット機構2aは、本体部2を
所定のトルクでフィラーネック部4に螺合させる働きを
する。また、フィラーチューブ3aは、車体側への取付
ブラケットBにより支持されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料キャップでは、フィラーネック4に形成
される螺子部4aに、燃料キャップの本体部1に形成さ
れる螺子部1aを直接螺合しているため、燃料キャップ
をフィラーネック4に装着するためには、ハンドル部2
を3回転程度回転する必要があり、燃料キャップの着脱
が煩わしいという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、フィラーネックへの着脱を迅速に
行うことができるキャップを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のキャップは、
ハンドル部が一端側に配置され、他端側に外方に向けて
突出するテーパ部が形成される内側筒状部材と、前記内
側筒状部材に螺合され前記ハンドル部側に外側に突出す
る円環状の押圧部が形成される外側筒状部材と、前記外
側筒状部材の押圧部に配置されフィラーネックの先端面
に押圧されるOリングと、前記外側筒状部材の先端と前
記テーパ部の間に配置され、前記ハンドル部の回動によ
り拡径され前記フィラーネックに形成される環状凹部に
挿入されるCリングとを備えてなることを特徴とする。
【0010】請求項2のキャップは、請求項1記載のキ
ャップにおいて、前記ハンドル部を略90度回動するこ
とにより、前記Cリングが前記フィラーネックの環状凹
部に嵌挿されることを特徴とする。
【0011】(作用)請求項1のキャップでは、外側筒
状部材の押圧部のOリングを、フィラーネックの先端面
に押圧した状態で、ハンドル部を所定方向に回動する
と、内側筒状部材が回動して、螺子の働きにより、外側
筒状部材に対して内側筒状部材がハンドル部側に移動
し、外側筒状部材の先端とテーパ部との間隔が狭まり、
これにより、Cリングがテーパ部に沿って拡径し、Cリ
ングが、フィラーネックに形成される環状凹部に挿入さ
れ、キャップがフィラーネックに装着される。
【0012】請求項2のキャップでは、ハンドル部を略
90度回動することにより、Cリングがフィラーネック
の環状凹部に嵌挿され、キャップがフィラーネックに装
着される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0014】図1および図2は、本発明を自動車のガソ
リンタンク用のキャップに適用した一実施形態を示して
いる。これ等の図において符号11は、樹脂からなるハ
ンドル部を示している。ハンドル部11の上面には、指
によりハンドル部11を回動するための突出部11aが
形成されている。
【0015】ハンドル部11の下面の外周には、下方に
突出する筒状部11bが形成されている。また、ハンド
ル部11の下面の中央には、下方に突出する筒状部11
cが形成されている。そして、この筒状部11cに、樹
脂からなる内側筒状部材13の上端部が嵌合されてい
る。
【0016】筒状部11cの内側には、公知のラチェッ
ト機構を構成する突起部11dが所定角度を置いて形成
されており、ハンドル部11に所定以上のトルクが作用
すると、ハンドル部11が内側筒状部材13に対して空
転するように構成されている。内側筒状部材13の下端
部には、外方に向けて突出するテーパ部13aが形成さ
れている。
【0017】このテーパ部13aは、30度から45度
程度の角度で、下方に向けて傾斜されている。内側筒状
部材13の上部には、樹脂からなる外側筒状部材15が
螺合されている。この実施形態では、内側筒状部材13
には、雌螺子部13bが形成され、外側筒状部材15に
は、雄螺子部15bが形成されている。
【0018】そして、雌螺子部13bと雄螺子部15b
のピッチは、内側筒状部材13の少ない回転により内側
筒状部材13が軸長方向に充分移動するように、できる
だけ大きくされている。外側筒状部材15の上部には、
外側に突出する円環状の押圧部17が一体形成されてい
る。
【0019】この押圧部17の下面には、円環状のOリ
ング19が収容される環状溝17aが形成されている。
そして、Oリング19は、図示しないガソリンタンクに
形成されるフィラーネック21の先端面に位置されてい
る。外側筒状部材15の内周には、円環状のOリング2
3が収容される環状溝15cが形成されている。
【0020】そして、Oリング23は、内側筒状部材1
3の外周に当接されている。外側筒状部材15の下端
と、内側筒状部材13のテーパ部13aとの間には、樹
脂,金属等からなるCリング25が配置されている。こ
のCリング25は、ハンドル部11の回動により拡径さ
れ、フィラーネック21に形成される環状凹部21aに
挿入される。
【0021】Cリング25の上面には、外側筒状部材1
5の下端に形成されるテーパ部15dに当接するテーパ
部25aが形成されている。また、Cリング25の下面
には、内側筒状部材13のテーパ部13aに当接するテ
ーパ部25bが形成されている。そして、この実施形態
では、ハンドル部11を略90度回動することにより、
Cリング25がフィラーネック21の環状凹部21aに
嵌挿されるように、内側筒状部材13の雌螺子部13b
および外側筒状部材15の雄螺子部15bのピッチが形
成され、さらに、内側筒状部材13のテーパ部13aの
角度が設定されている。
【0022】なお、通常、ガソリンタンク用のキャップ
には、図4に示したように、正圧弁6と負圧弁7とが配
置されるが、この実施形態では、図示を省略する。上述
したキャップでは、外側筒状部材15の押圧部17のO
リング19を、フィラーネック21の先端面21bに押
圧した状態で、ハンドル部11を所定方向に略90度回
動すると、内側筒状部材13が回動して、雌螺子部13
bと雄螺子部15bとの働きにより、図3に示すよう
に、外側筒状部材15に対して内側筒状部材13がハン
ドル部11側に移動し、外側筒状部材15の先端とテー
パ部13aとの間隔が、DからD'にが狭まり、これに
より、Cリング25がテーパ部13aに沿って拡径し、
Cリング25が、フィラーネック21に形成される環状
凹部21aに挿入され、キャップがフィラーネック21
に装着される。
【0023】そして、Cリング25が、フィラーネック
21に形成される環状凹部21aに確実に挿入される
と、内側筒状部材13の回動トルクが増大し、ラチェッ
ト機構の働きにより、ハンドル部11が内側筒状部材1
3に対して空転される。なお、この実施形態では、内側
筒状部材13が軸長方向に移動した距離だけ、外側筒状
部材15の押圧部17のOリング19が縮まり、ハンド
ル部11と内側筒状部材13との相対位置が略一定に保
たれる。
【0024】以上のように構成されたキャップでは、内
側筒状部材13を外側筒状部材15に螺合し、内側筒状
部材13の回動による軸長方向への移動により、テーパ
部13aを介してCリング25を拡径し、Cリング25
をフィラーネック21の環状凹部21aに挿入するよう
にしたので、内側筒状部材13と外側筒状部材15との
螺子のピッチを大きくすることにより、ハンドル部11
を、1/4回転回動することにより、Cリング25をフ
ィラーネック21の環状凹部21aに挿入し、キャップ
をフィラーネック21に装着することが可能になり、フ
ィラーネック21へのキャップの着脱を迅速に行うこと
ができる。
【0025】なお、上述した実施形態では、自動車のガ
ソリンタンク用のキャップに本発明を適用した例につい
て説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、ラジエータの冷却水注入口用のキ
ャップ、あるいは、オイルタンクのキャップ等に広く適
用することができる。
【0026】また、上述した実施形態では、内側筒状部
材13に雌螺子部13bを形成し、外側筒状部材15に
雄螺子部15bを形成した例について説明したが、本発
明はかかる実施形態に限定されるものではなく、内側筒
状部材に雄螺子部を形成し、外側筒状部材に雌螺子部を
形成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のキャップ
では、内側筒状部材を外側筒状部材に螺合し、内側筒状
部材の回動による軸長方向への移動により、テーパ部を
介してCリングを拡径し、Cリングをフィラーネックの
環状凹部に挿入するようにしたので、内側筒状部材と外
側筒状部材との螺子のピッチを大きくすることにより、
ハンドル部を、例えば、半回転あるいは1/4回転回動
することにより、Cリングをフィラーネックの環状凹部
に挿入し、キャップをフィラーネックに装着することが
可能になり、フィラーネックへのキャップの着脱を迅速
に行うことができる。
【0028】請求項2のキャップでは、ハンドル部を略
90度回動することにより、Cリングがフィラーネック
の環状凹部に嵌挿され、キャップがフィラーネックに装
着されるため、フィラーネックへのキャップの着脱を迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一実施形態を示す断面図で
ある。
【図2】図1のキャップを示す分解斜視図である。
【図3】図1のキャップをフィラーネックに装着した状
態を示す断面図である。
【図4】従来のキャップを示す断面図である。
【符号の説明】
11 ハンドル部 13 内側筒状部材 13a テーパ部 13b 雌螺子部 15 外側筒状部材 15b 雄螺子部 17 押圧部 19 Oリング 21 フィラーネック 21a 環状凹部 25 Cリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル部(11)が一端側に配置さ
    れ、他端側に外方に向けて突出するテーパ部(13a)
    が形成される内側筒状部材(13)と、 前記内側筒状部材(13)に螺合され前記ハンドル部
    (11)側に外側に突出する円環状の押圧部(17)が
    形成される外側筒状部材(15)と、 前記外側筒状部材(15)の押圧部(17)に配置され
    フィラーネック(21)の先端面(21b)に押圧され
    るOリング(19)と、 前記外側筒状部材(15)の先端と前記テーパ部(13
    a)の間に配置され、前記ハンドル部(11)の回動に
    より拡径され前記フィラーネック(21)に形成される
    環状凹部(21a)に挿入されるCリング(25)と、 を備えてなることを特徴とするキャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャップにおいて、 前記ハンドル部(11)を略90度回動することによ
    り、前記Cリング(25)が前記フィラーネック(2
    1)の環状凹部(21a)に嵌挿されることを特徴とす
    るキャップ。
JP10254939A 1998-09-09 1998-09-09 キャップ Pending JP2000085826A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471999B1 (ko) * 2001-12-13 2005-03-08 기아자동차주식회사 연료 실링 장치
DE10125037B4 (de) * 2000-05-23 2012-08-16 Magna Steyr Fuel Systems Gesmbh Tankverschluß
JP2014052284A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Yazaki Corp タンクユニット

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