JPH0655621B2 - 包装用止め具 - Google Patents
包装用止め具Info
- Publication number
- JPH0655621B2 JPH0655621B2 JP20419486A JP20419486A JPH0655621B2 JP H0655621 B2 JPH0655621 B2 JP H0655621B2 JP 20419486 A JP20419486 A JP 20419486A JP 20419486 A JP20419486 A JP 20419486A JP H0655621 B2 JPH0655621 B2 JP H0655621B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular portion
- base body
- key body
- push
- key
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は段ボールなどを結合する包装用止め具に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来のこの種の止め具を第6図〜第8図を参照して説明
する。
する。
図に於いて1はベース体であり、筒状部2とその一端に
設けた鍔部3と前記筒状部2の相対向する内壁にヒンジ
部4を介して設けた一対のL字形をなすフック部材5と
を備えている。6は前記ベース体1の筒状部2に挿入可
能なキー体であり、このキー体6は前記ベース体1の筒
状部2に挿入時に前記L字形のフック部材5をヒンジ部
4にて回動させる押し開き体7を備えている。前記ベー
ス体1とキー体6は連結片8にて連結されている。
設けた鍔部3と前記筒状部2の相対向する内壁にヒンジ
部4を介して設けた一対のL字形をなすフック部材5と
を備えている。6は前記ベース体1の筒状部2に挿入可
能なキー体であり、このキー体6は前記ベース体1の筒
状部2に挿入時に前記L字形のフック部材5をヒンジ部
4にて回動させる押し開き体7を備えている。前記ベー
ス体1とキー体6は連結片8にて連結されている。
以上のように構成された従来の包装用止め具について次
にその動作を説明する。
にその動作を説明する。
キー体6をベース体1の筒状部2内に挿入することによ
り、まずキー体6の押し開き体7が筒状部2内のフック
部材5に当接し、更に押し込むと前記フック部材5がヒ
ンジ部4にて回動し、第7図に示すようにフック部材5
と鍔部3にて段ボール等の上板9と下板10を挾持固定
するのである。
り、まずキー体6の押し開き体7が筒状部2内のフック
部材5に当接し、更に押し込むと前記フック部材5がヒ
ンジ部4にて回動し、第7図に示すようにフック部材5
と鍔部3にて段ボール等の上板9と下板10を挾持固定
するのである。
発明が解決しようとする問題点 ところで以上のように構成された従来の包装用止め具を
段ボール等に装着する際の装着作業は、先ずベース体1
の筒状部2を段ボール等に穿設した取り付け孔内に挿入
し、ベース体を一方の手で押さえ、他方の手でキー体6
を前記ベース体の筒状部2の内部に挿入するといった面
倒なものであった。また、片手で上記挿入作業を行うよ
うなことも可能であるがそれには熟練を要していた。さ
らにこの包装用止め具の装着作業はすべて手作業で行わ
ねばならず装着作業のスピードアップへの障害となって
いた。
段ボール等に装着する際の装着作業は、先ずベース体1
の筒状部2を段ボール等に穿設した取り付け孔内に挿入
し、ベース体を一方の手で押さえ、他方の手でキー体6
を前記ベース体の筒状部2の内部に挿入するといった面
倒なものであった。また、片手で上記挿入作業を行うよ
うなことも可能であるがそれには熟練を要していた。さ
らにこの包装用止め具の装着作業はすべて手作業で行わ
ねばならず装着作業のスピードアップへの障害となって
いた。
問題点を解決するための手段 上記従来の問題点を解決するため本発明の包装用止め具
は筒状部とこの筒状部の一端に設けた鍔部と前記筒状部
の相対向する内壁にヒンジ部を介して連結された一対の
フック部材を有したベース体と、前記ベース体の筒状部
内に挿入可能な押し開き体を有したキー体と、前記押し
開き体の前記筒状部内への挿入に際し、前記押し開き体
と前記フック部材とが当接する迄の間の第1の挿入過程
に於いて前記キー体と前記ベース体とを固定するための
第1の係合手段と、前記フック部材と前記押し開き体と
を接触させた状態での第2の挿入過程を経て前記フック
部材が回動を完了した状態に於いて前記キー体と前記ベ
ース体とを固定するための第2の係合手段を備えた構成
とした。
は筒状部とこの筒状部の一端に設けた鍔部と前記筒状部
の相対向する内壁にヒンジ部を介して連結された一対の
フック部材を有したベース体と、前記ベース体の筒状部
内に挿入可能な押し開き体を有したキー体と、前記押し
開き体の前記筒状部内への挿入に際し、前記押し開き体
と前記フック部材とが当接する迄の間の第1の挿入過程
に於いて前記キー体と前記ベース体とを固定するための
第1の係合手段と、前記フック部材と前記押し開き体と
を接触させた状態での第2の挿入過程を経て前記フック
部材が回動を完了した状態に於いて前記キー体と前記ベ
ース体とを固定するための第2の係合手段を備えた構成
とした。
作 用 上記構成により、本発明の包装用止め具はベース体内へ
のキー体の挿入に際し、先ず、第1の係合手段にてベー
ス本体とキー体との仮止めがなされ、本包装用止め具を
段ボール等に装着する際の作業を容易にすることができ
る。
のキー体の挿入に際し、先ず、第1の係合手段にてベー
ス本体とキー体との仮止めがなされ、本包装用止め具を
段ボール等に装着する際の作業を容易にすることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例の包装用止め具の斜視図であ
り、図に於いて14はベース体であり筒状部15の一端
に鍔部16を設けると共に筒状部15の相対向する内面
にヒンジ部17を介してL字形のフック部材18が設け
られている。又、19は前記ベース体14の筒状部15
内に挿入可能なキー体で前記筒状部15内の幅とほぼ同
じ幅を有する押し開き体20を有している。前記ベース
体14とキー体19はヒンジ部21を介して連結片22
により連結されている。又、前記筒状部14の内壁には
中間係止用凸条23を設けており、一方前記押し開き体
20の外壁には嵌合用凸部24を設けている。前記鍔部
16には前記ベース体14に前記キー体19を挿入した
際に前記キー体の鍔部25及び前記連結片22が納まる
凹部26を設けている。
り、図に於いて14はベース体であり筒状部15の一端
に鍔部16を設けると共に筒状部15の相対向する内面
にヒンジ部17を介してL字形のフック部材18が設け
られている。又、19は前記ベース体14の筒状部15
内に挿入可能なキー体で前記筒状部15内の幅とほぼ同
じ幅を有する押し開き体20を有している。前記ベース
体14とキー体19はヒンジ部21を介して連結片22
により連結されている。又、前記筒状部14の内壁には
中間係止用凸条23を設けており、一方前記押し開き体
20の外壁には嵌合用凸部24を設けている。前記鍔部
16には前記ベース体14に前記キー体19を挿入した
際に前記キー体の鍔部25及び前記連結片22が納まる
凹部26を設けている。
前記キー体19には指が挿入可能な開口部27が穿設さ
れ、この開口部の奥には挿入した指を案内する傾斜板2
8が設けられている。又、前記筒状部15の内壁に設け
たヒンジ部17は第3図に示すように連結片22が形成
された側より、その反対側に向かうに従って前記鍔部1
6との距離が小さくなるように傾斜させて設けている。
更に、前記筒状部15の外壁には段ボール等に穿設した
透孔に前記筒状部15を挿入した時、容易に脱落しない
ように脱落防止用リブ29を複数設けている。
れ、この開口部の奥には挿入した指を案内する傾斜板2
8が設けられている。又、前記筒状部15の内壁に設け
たヒンジ部17は第3図に示すように連結片22が形成
された側より、その反対側に向かうに従って前記鍔部1
6との距離が小さくなるように傾斜させて設けている。
更に、前記筒状部15の外壁には段ボール等に穿設した
透孔に前記筒状部15を挿入した時、容易に脱落しない
ように脱落防止用リブ29を複数設けている。
以上のように構成された本実施例の包装用止め具の動作
について説明する。
について説明する。
第3図(a)〜(c)に示すようにキー体19をベース
体14側へヒンジ部21より折返して回動させ筒状部1
5の内部に挿入すると筒状部15の内壁に設けた中間係
止用凸条23に押し開き体20に設けた嵌合用凸部24
が当接する。この状態においてキー体19を更に強く筒
状部15内に押し込むと押し開き体20の前記嵌合用凸
部24の周辺並びに前記中間係止用凸条23の周辺は弾
性変形し、嵌合用凸部24は中間介し用凸条23を乗り
越える。又、この状態では前記押し開き体20の後端部
20aが筒状部14の内壁にヒンジ部17を介して設け
られたフック部材18に当接するため一時的に筒状部1
5の内部へのキー体19の進行は妨げられ、第3図
(b)に示すようにキー体19は筒状部15の内部にて
仮係止された状態すなわち中間係止状態となる。つま
り、この状態において前記キー体19は前記フック部材
18に前記押し開き体20の後端部20aが当たり、ま
た、前記嵌合用凸部24は前記中間係止用凸条23を乗
り越えた状態となっている為、キー体19に新たな荷重
つまり筒状部15の内部に更に強く押し込む荷重または
筒状部15の内部より外側方向に引き出し力が加わらな
い限り第3図(b)に示す通りの係止状態が続いた状態
となる。
体14側へヒンジ部21より折返して回動させ筒状部1
5の内部に挿入すると筒状部15の内壁に設けた中間係
止用凸条23に押し開き体20に設けた嵌合用凸部24
が当接する。この状態においてキー体19を更に強く筒
状部15内に押し込むと押し開き体20の前記嵌合用凸
部24の周辺並びに前記中間係止用凸条23の周辺は弾
性変形し、嵌合用凸部24は中間介し用凸条23を乗り
越える。又、この状態では前記押し開き体20の後端部
20aが筒状部14の内壁にヒンジ部17を介して設け
られたフック部材18に当接するため一時的に筒状部1
5の内部へのキー体19の進行は妨げられ、第3図
(b)に示すようにキー体19は筒状部15の内部にて
仮係止された状態すなわち中間係止状態となる。つま
り、この状態において前記キー体19は前記フック部材
18に前記押し開き体20の後端部20aが当たり、ま
た、前記嵌合用凸部24は前記中間係止用凸条23を乗
り越えた状態となっている為、キー体19に新たな荷重
つまり筒状部15の内部に更に強く押し込む荷重または
筒状部15の内部より外側方向に引き出し力が加わらな
い限り第3図(b)に示す通りの係止状態が続いた状態
となる。
次にこの状態に於いて前記キー体19を筒状部15の内
部に更に強く押し込むと前記押し開き体20にてフック
部材18が押され、従ってフック部材18はヒンジ部1
7より回動し第3図(c)に示すようにキー体19は完
全に筒状部15の内部に入り込むこととなる。この際、
前記嵌合用凸部24は前記フック部材に当接しつつ又嵌
合用凸部24の周辺に弾性変形を生じさせつつ進行す
る。そしてフック部材18が押し開き体20により完全
に回動し終えた後、嵌合用凸部24はフック部材18の
下端に係合しキー地19のベース体14への固定は完了
する。その際、前記キー体の上面部の周囲に鍔部25を
設けているため筒状部内へのキー体19の挿入が完了す
ると同時に鍔部25がベース体14の筒状部15の開口
部周辺にあたり、入り込み過ぎの防止が確実に図られ
る。また、前記筒状部15には前記鍔部25及び連結片
22の板厚の分だけ段落としした凹部26を設けている
ためベース体14へのキー体19の固定完了に伴い両者
の上面は面一となる。
部に更に強く押し込むと前記押し開き体20にてフック
部材18が押され、従ってフック部材18はヒンジ部1
7より回動し第3図(c)に示すようにキー体19は完
全に筒状部15の内部に入り込むこととなる。この際、
前記嵌合用凸部24は前記フック部材に当接しつつ又嵌
合用凸部24の周辺に弾性変形を生じさせつつ進行す
る。そしてフック部材18が押し開き体20により完全
に回動し終えた後、嵌合用凸部24はフック部材18の
下端に係合しキー地19のベース体14への固定は完了
する。その際、前記キー体の上面部の周囲に鍔部25を
設けているため筒状部内へのキー体19の挿入が完了す
ると同時に鍔部25がベース体14の筒状部15の開口
部周辺にあたり、入り込み過ぎの防止が確実に図られ
る。また、前記筒状部15には前記鍔部25及び連結片
22の板厚の分だけ段落としした凹部26を設けている
ためベース体14へのキー体19の固定完了に伴い両者
の上面は面一となる。
次に本包装用止め具を段ボール30,31等に装着する
際の要部の状態変化を第4図(a)〜(c)を用いて行
う。
際の要部の状態変化を第4図(a)〜(c)を用いて行
う。
先ず、ベース体14を段ボール30,31に穿設した透
孔に挿入し、前述と同様キー体19を回動させて筒状部
15の内部へ挿入すると、第4図(a)に示すように嵌
合用凸部24は中間介し用凸条23に当接する。この状
態においてキー体19を更に筒状部15の内部へ押し込
むと嵌合用凸部24は中間係止用凸条23を乗り越え第
4図(b)のような状態となる。この状態においてキー
体19を更に押し込むとヒンジ部17よりフック部材1
8が回動すると共に嵌合用凸部24はフック部材18と
接触しつつ通過しフック部材18の下端に係止され固定
が完了する。そして、段ボール31,31は鍔部16と
フック部材18にて挾持される。
孔に挿入し、前述と同様キー体19を回動させて筒状部
15の内部へ挿入すると、第4図(a)に示すように嵌
合用凸部24は中間介し用凸条23に当接する。この状
態においてキー体19を更に筒状部15の内部へ押し込
むと嵌合用凸部24は中間係止用凸条23を乗り越え第
4図(b)のような状態となる。この状態においてキー
体19を更に押し込むとヒンジ部17よりフック部材1
8が回動すると共に嵌合用凸部24はフック部材18と
接触しつつ通過しフック部材18の下端に係止され固定
が完了する。そして、段ボール31,31は鍔部16と
フック部材18にて挾持される。
ところで、ヒンジ部17は前述したように連結片22が
形成された側よりその反対側へ向かうに従って鍔部16
との距離が小さくなるように傾斜させて設けられている
ため、ベース体14へのキー体19の挿入時の抵抗が緩
和され、連結片22への負荷の従来のものに比べて軽減
できることとなり、従って本包装用止め具が繰り返し使
用される際の連結片22への負荷が軽減されることとな
りヒンジ部分の切れ、延び等の発生も少なくなる。
形成された側よりその反対側へ向かうに従って鍔部16
との距離が小さくなるように傾斜させて設けられている
ため、ベース体14へのキー体19の挿入時の抵抗が緩
和され、連結片22への負荷の従来のものに比べて軽減
できることとなり、従って本包装用止め具が繰り返し使
用される際の連結片22への負荷が軽減されることとな
りヒンジ部分の切れ、延び等の発生も少なくなる。
又、ベース体14とキー体19との嵌合解除作業はキー
体19の上面の開口部27に指を挿入し、傾斜板28に
案内されてキー体19の端部19aに指を掛け、上側に
引き上げることにより行う。
体19の上面の開口部27に指を挿入し、傾斜板28に
案内されてキー体19の端部19aに指を掛け、上側に
引き上げることにより行う。
ところで、本実施例の包装用止め具の奏する効果は以下
のようである。
のようである。
即ち、前述したように本実施例の包装用止め具はキー体
19をベース体14の筒状部15内へ挿入し、嵌合用凸
部24を中間介し用凸条23を乗り越えさせた状態(第
3図(b)参照)で仮係止ができるため、予め本包装用
止め具を仮係止状態にしておくことができ、そうするこ
とにより、段ボール等への装着の際の作業が片手で容易
に行えることとなる。
19をベース体14の筒状部15内へ挿入し、嵌合用凸
部24を中間介し用凸条23を乗り越えさせた状態(第
3図(b)参照)で仮係止ができるため、予め本包装用
止め具を仮係止状態にしておくことができ、そうするこ
とにより、段ボール等への装着の際の作業が片手で容易
に行えることとなる。
又、前述したように筒状部15の外周にはリブ29を複
数形成しているため、段ボールなどの透孔内に本包装用
止め具を挿入した後、本止め具が容易に抜け落ちること
はなく上記した装着作業をより一層容易なものにするこ
とができる。
数形成しているため、段ボールなどの透孔内に本包装用
止め具を挿入した後、本止め具が容易に抜け落ちること
はなく上記した装着作業をより一層容易なものにするこ
とができる。
更に、キー体19とベース体14とを互いの端部に於い
て連結片で連結してなるため、キー体19がベース体1
4に仮係止された状態で段ボール等へ本止め具を装着し
第3図(b)及び第4図(b)のような状態にするとそ
の後は、例えばベルトコンベア等によって、本止め具を
装着した段ボールを搬送している最中に狭路をくぐら
せ、連結片部分より徐々にキー体19の上面をなぞっ
て、筒状部内へ押し開き体を押し込ませるなどその後の
工程を自動化することも可能となる。
て連結片で連結してなるため、キー体19がベース体1
4に仮係止された状態で段ボール等へ本止め具を装着し
第3図(b)及び第4図(b)のような状態にするとそ
の後は、例えばベルトコンベア等によって、本止め具を
装着した段ボールを搬送している最中に狭路をくぐら
せ、連結片部分より徐々にキー体19の上面をなぞっ
て、筒状部内へ押し開き体を押し込ませるなどその後の
工程を自動化することも可能となる。
発明の効果 以上の説明にて明らかとなったように本発明の包装用止
め具は筒状部とこの筒状部の一端に設けた鍔部と前記筒
状部の相対向する内壁にヒンジ部を介して連結された一
対のフック部材を有したベース体と、前記ベース体の筒
状部内に挿入可能な押し開き体を有したキー体と、前記
押し開き体の前記筒状部内への挿入に際し、前記押し開
き体と前記フック部材とが当接する迄の間の第1の挿入
過程に於いて前記キー体と前記ベース体とを固定するた
めの第1の係合手段と、前記フック部材と前記押し開き
体とを接触させた状態での第2の挿入仮定を経て前記フ
ック部材が回動を完了した状態に於いて前記キー体と前
記ベース体とを規定するための第2の係合手段を備えて
なるものであるため、ベース本体内へのキー体の挿入に
際し、先ず、第1の係合手段によりベース本体とキー体
との仮止めがなされ、本包装用止め具を段ボール等に装
着する際の作業を容易にすることができるなど優れた効
果を奏するものであり、実用上有効なるものである。
め具は筒状部とこの筒状部の一端に設けた鍔部と前記筒
状部の相対向する内壁にヒンジ部を介して連結された一
対のフック部材を有したベース体と、前記ベース体の筒
状部内に挿入可能な押し開き体を有したキー体と、前記
押し開き体の前記筒状部内への挿入に際し、前記押し開
き体と前記フック部材とが当接する迄の間の第1の挿入
過程に於いて前記キー体と前記ベース体とを固定するた
めの第1の係合手段と、前記フック部材と前記押し開き
体とを接触させた状態での第2の挿入仮定を経て前記フ
ック部材が回動を完了した状態に於いて前記キー体と前
記ベース体とを規定するための第2の係合手段を備えて
なるものであるため、ベース本体内へのキー体の挿入に
際し、先ず、第1の係合手段によりベース本体とキー体
との仮止めがなされ、本包装用止め具を段ボール等に装
着する際の作業を容易にすることができるなど優れた効
果を奏するものであり、実用上有効なるものである。
第1図は本発明の一実施例の包装用止め具の斜視図、第
2図は同平面図、第3図(a)〜(c)は同包装用止め
具のキー体がベース体に挿入されてゆく状態を説明する
ための側面図、第4図(a)〜(c)は中間係止部分の
断面図、第5図(a),(b)は夫々、キー体がベース
体に装着された状態の平面図並びにそのA−A断面図、
第6図は従来の包装用止め具の斜視図、第7図(a),
(b)は夫々、は同従来の包装用止め具においてベース
体へのキー体の挿入が完了した時の状態を示す図及びそ
のB−B断面図、第8図はベース体へキー体を挿入して
いる途中の状態を示す側面図である。 14……ベース体、15……筒状部 16……鍔部、17……ヒンジ部 18……フック部材、19……キー体 20……押し開き体、21……連結用ヒンジ部 22……連結片、23……中間係止用凸条 24……嵌合用凸部、25……鍔部 26……凹部、27……開口部 28……傾斜板、29……リブ
2図は同平面図、第3図(a)〜(c)は同包装用止め
具のキー体がベース体に挿入されてゆく状態を説明する
ための側面図、第4図(a)〜(c)は中間係止部分の
断面図、第5図(a),(b)は夫々、キー体がベース
体に装着された状態の平面図並びにそのA−A断面図、
第6図は従来の包装用止め具の斜視図、第7図(a),
(b)は夫々、は同従来の包装用止め具においてベース
体へのキー体の挿入が完了した時の状態を示す図及びそ
のB−B断面図、第8図はベース体へキー体を挿入して
いる途中の状態を示す側面図である。 14……ベース体、15……筒状部 16……鍔部、17……ヒンジ部 18……フック部材、19……キー体 20……押し開き体、21……連結用ヒンジ部 22……連結片、23……中間係止用凸条 24……嵌合用凸部、25……鍔部 26……凹部、27……開口部 28……傾斜板、29……リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川辺 眞二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 勇 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (2)
- 【請求項1】筒状部とこの筒状部の一端に設けた鍔部と
前記筒状部の相対向する内壁にヒンジ部を介して連結さ
れた一対のフック部材を有したベース体と、前記ベース
体の筒状部内に挿入可能な押し開き体を有したキー体
と、前記押し開き体の前記筒状部内への挿入に際し、前
記押し開き体と前記フック部材とが当接する迄の間の第
1の挿入過程に於いて前記キー体と前記ベース体とを固
定するための第1の係合手段と、前記フック部材と前記
押し開き体とを接触させた状態での第2の挿入過程を経
て前記フック部材が回動を完了した状態に於いて前記キ
ー体と前記ベース体とを固定するための第2の係合手段
を備えてなる包装用止め具。 - 【請求項2】ベース体とキー体の夫々の端部は連結片に
よって連結されてなる特許請求の範囲第1項記載の包装
用止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20419486A JPH0655621B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 包装用止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20419486A JPH0655621B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 包装用止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6367246A JPS6367246A (ja) | 1988-03-26 |
JPH0655621B2 true JPH0655621B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=16486386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20419486A Expired - Lifetime JPH0655621B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 包装用止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655621B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5142079B2 (ja) | 2008-03-28 | 2013-02-13 | 株式会社リコー | 梱包装置 |
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-
1986
- 1986-08-29 JP JP20419486A patent/JPH0655621B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPS6367246A (ja) | 1988-03-26 |
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