JP2523543Y2 - 額付ワンタッチ箱 - Google Patents

額付ワンタッチ箱

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JP2523543Y2
JP2523543Y2 JP4000891U JP4000891U JP2523543Y2 JP 2523543 Y2 JP2523543 Y2 JP 2523543Y2 JP 4000891 U JP4000891 U JP 4000891U JP 4000891 U JP4000891 U JP 4000891U JP 2523543 Y2 JP2523543 Y2 JP 2523543Y2
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JP
Japan
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forehead
bottom plate
locking
plate
box
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敏秀 高木
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は額付ワンタッチ箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】額付ワンタッチ箱は公知で
あり、その一例を示す図5から明らかなように、折畳み
状態からワンタッチ操作で組立て可能な左右額部2,2
と、展開状態からワンタッチ操作で組立て可能な前後額
部3,3とを具備し、前後額部3に付属し組立て操作の
最後に箱内に折込まれる最終折込み片34のキーとして
の仂きで前後、左右額部2,3を組立て状態に拘束し得
るような構成になっている。最終折込み片34をキーと
して機能させるために、従来構造のものでは、上記片3
4の先端を折込み位置で、先に組立てられた前後額部2
に付属する固定折込み片24の係止端部24に端面係止
し、同時に該片34の前後両側部の係止突部341を前
後内側板23下端部の係止溝231に係止するような拘
束手段を採用しているが、上記片34は箱外方へは容易
に移動できるような構成になっているので、例えば箱内
への被包装物品(例えばカセットテープ)の収納操作時
に、左右内側板33を介し最終折込み片34に外方への
力が作用すると、先端の端面係止が簡単に外れてしま
い、キーとしての仂きをすぐに低下乃至消失するという
問題点があった。
【0003】本考案は、このような従来の問題点を一掃
することを目的としてなされたものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は底面板と、該
底面板の前後両側部に備えられた折畳み組立て可能な前
後額部と、同底面板の左右両側部に備えられていて、上
記額部の組立てに引き続き組立てられる展開、組立て可
能な左右額部とを具備し、前後額部は底面板の前後両側
辺に折線を介し順次連成された外側板、天面板、内側板
及び折込み位置で予め底面板上に接着固定された固定折
込み片とから構成され、一方左右額部は、底面板の左右
両側辺に折線を介し順次連成された外側板、天面板、内
側板及び箱組立て操作の最後で箱内に折込まれる最終折
込み片とから構成され、この最終折込み片のキーとして
の仂きで、前後、左右額部を組立て状態に拘束する額付
ワンタッチ箱において、最終折込み片は前後両側部に係
止突部を有し、固定折込み片は、最終折込み片の折込み
位置において、該片と内、外2個所で端面係止する内、
外係止端部を有し、内、外係止端部間の前後内側板の下
端に、上記係止突部に係止する係止溝が形成されている
ことを特徴とする額付ワンタッチ箱に係る。
【0005】
【実施例】以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
【0006】完全に展開して示す図1から明らかなよう
に、本考案のワンタッチ箱は、中央に指挿入穴11を有
する底面板1の前、後側部に、折畳み状態からワンタッ
チ操作で組立てが可能な前、後額部2,2を、また左右
側部に展開状態からワンタッチ操作で組立てが可能な左
右額部3,3を備えている。
【0007】折畳み状態から組立てられる前後額部2
は、底面板1の前後両側辺に折線a1〜a4 を介し順次
連成された外側板21、天面板22、内側板23及び固
定折込み片24とから構成され、該片24は図2に示す
ように折込み位置で底面板1上に予め接着固定されてい
る。
【0008】一方展開状態より組立てられる左右額部3
は、底面板1の左右両側辺に折線a5 〜a8 を介し順次
連成された外側板31、天面板32、内側板33及び最
終折込み片34とから構成され、該片34は箱組立て操
作の最後に箱内に折込まれ、前後、左右額部2,2,
3,3を組立て状態に拘束するキーとして機能する。
【0009】箱のコーナ部の強度を強化するために、前
後、左右の外側板21,21,31,31は、中間折線
9 付のコーナ片4により連結されている。
【0010】左右両側板33の前後巾は、箱内への折曲
げを可能とするために、前後天面板22の左右巾に見合
う寸法だけ狭小とせられている。
【0011】前後天面板22は、左右両端部に切線bに
従い前後内側板21から切り出された内方突出部22
1、221を有し、この内方突出部221、221は、
各コーナ部において、左右天面板32の前後両端部の一
部を受止する支えとして機能する。
【0012】最終折込み片34をキーとして機能させる
ために、該片34の前後両側部に係止突部341,34
1が設けられている。
【0013】一方固定折込み片24に、最終折込み片3
4の正しい折込み位置に於て、該片34の先端と端面係
止する内係止端部241と、同片34の基端ひいては左
右内側板33の下端部に端面係止する外係止端部242
とが形成されている。このような内、外係止端部24
1,242は、固定折込み片24の一部を切除すること
により容易に形成することができる。端面係止を可能と
するために、箱構成材料はある程度の肉厚を有している
ことが必要であり、通常は0.5〜3.0mm程度の肉
厚の板紙が用いられる。
【0014】さらに之等内、外係止端部241,242
間に位置するように、前後内側板23,23の下端部
に、上記係止突部341,341に係止する係止溝23
1,231が形成される。
【0015】図1に示す完全展開状態より、前後額部
2,2の構成要素のうち、折線a2 より外側の部分を該
折線a2 を基線にして内側に折返し固定折返し片24を
底面板1に重合接着することにより、第2図に示す通
り、折畳み状態にある本考案品が得られる。図2におい
て、斜線部分は接着固定部分を示している。
【0016】本考案品は図2に示す折畳み状態において
輸送され保管される。
【0017】使用に際しては、図2に示す折畳み状態か
ら、最初に前後額部2,2が組立てられる。この組立て
状況が図3に示され、折線a1 、a3 を基線として内、
外側板23,21を起立させることにより、ワンタッチ
操作で容易に組立てを行うことができる。
【0018】次に左右額部3,3が組立てられる。この
組立て状況が図3に示され、各構成要素を展開状態から
折線a5 〜a8 に従い順次折り曲げて行くことにより、
組立てをワンタッチ操作で容易に行うことができる。
【0019】組立て操作の最後に箱内に折り込まれた最
終折込み片34は、図3の右側の部分に示されているよ
うに先端が前後両側部において、固定折込み片24の内
係止端部241に端面係止し、また基端ひいては左右両
側板33の下端部が前後両側部において、上記片24の
外係止端部242に端面係止している。さらにこの内、
外2個所の端面係止に加えて、最終折込み片34の前後
両側部の係止突部341,341が、左右内側板23下
端の係止溝231,231に係止している。
【0020】組立て操作の最後に箱内に折込まれた最終
折込みへ34は、折線a5 〜a8 部分のスプリングバッ
グ傾向により、常時上方へ開動傾向となるが、先端側に
おける内係止端部241への端面係止と、前後両側部に
おける係止突部341,341の係止溝231,231
への係止とにより、上方開動傾向に拘わらず最終折込み
位置を安定確実に保持できる。
【0021】また箱内への被包装物品例えばカセットテ
ープの収納操作時に、左右内側板33が外方へ押圧され
ることがあるが、内側板33ひいては最終折込み片34
は、外係止端部242への端面係止により、外方押圧力
に充分に対向でき、外方押圧力に拘わらず、最終折込み
位置を安定確実に保持できる。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、最終折込み片は、上方
への常時開動傾向や被包装物品の収納時に受ける外方へ
の押圧力にも拘わらず、キーとしての機能を堅持でき、
箱の組立て強度を強化できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す完全展開状態での平面
図である。
【図2】図1に示された本考案品の折畳み状態を示す平
面図である。
【図3】図2に示された本考案品の組立て途中の状況を
示す斜視図である。
【図4】図2に示された本考案品の組立て状況を示す斜
視図である。
【図5】従来品の説明図である。
【符号の説明】
1 底面板 2 前後額部 3 左右額部 24 固定折込み片 34 最終折込み片 231 係止溝 241 内係止端部 242 外係止端部 341 係止突部 [以上]

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面板と、該底面板の前後両側部に備えら
    れた折畳み組立て可能な前後額部と、同底面板の左右両
    側部に備えられていて、上記額部の組立てに引き続き組
    立てられる展開、組立て可能な左右額部とを具備し、前
    後額部は底面板の前後両側辺に折線を介し順次連成され
    た外側板、天面板、内側板及び折込み位置で予め底面板
    上に接着固定された固定折込み片とから構成され、一方
    左右額部は、底面板の左右両側辺に折線を介し順次連成
    された外側板、天面板、内側板及び箱組立て操作の最後
    で箱内に折込まれる最終折込み片とから構成され、この
    最終折込み片のキーとしての仂きで、前後、左右額部を
    組立て状態に拘束する額付ワンタッチ箱において、最終
    折込み片は前後両側部に係止突部を有し、固定折込み片
    は、最終折込み片の折込み位置において、該片と内、外
    2個所で端面係止する内、外係止端部を有し、内、外係
    止端部間の前後内側板の下端に、上記係止突部に係止す
    る係止溝が形成されていることを特徴とする額付ワンタ
    ッチ箱。
JP4000891U 1991-05-30 1991-05-30 額付ワンタッチ箱 Expired - Fee Related JP2523543Y2 (ja)

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JPH04132023U JPH04132023U (ja) 1992-12-07
JP2523543Y2 true JP2523543Y2 (ja) 1997-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180000793U (ko) * 2016-09-08 2018-03-19 (주)예진커뮤니케이션 채반형 포장상자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180000793U (ko) * 2016-09-08 2018-03-19 (주)예진커뮤니케이션 채반형 포장상자

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JPH04132023U (ja) 1992-12-07

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