JPH0655290U - 基板押え搬送装置 - Google Patents

基板押え搬送装置

Info

Publication number
JPH0655290U
JPH0655290U JP9300592U JP9300592U JPH0655290U JP H0655290 U JPH0655290 U JP H0655290U JP 9300592 U JP9300592 U JP 9300592U JP 9300592 U JP9300592 U JP 9300592U JP H0655290 U JPH0655290 U JP H0655290U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
sprocket
board
substrate pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9300592U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2573354Y2 (ja
Inventor
清喜 新田
Original Assignee
日本電熱計器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電熱計器株式会社 filed Critical 日本電熱計器株式会社
Priority to JP1992093005U priority Critical patent/JP2573354Y2/ja
Publication of JPH0655290U publication Critical patent/JPH0655290U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573354Y2 publication Critical patent/JP2573354Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送チェーンの保持ピン上に載置されたプリ
ント基板の走行が、フラックス液の付着により停止する
のを防止し、あるいはリフロー処理時の風圧による浮き
上りを防止して、円滑に搬送できるようにした基板押え
搬送装置を得る。 【構成】 搬送チェーン23と係合し、搬送チェーン2
3の走行によって回転せしめられるスプロケット26
と、スプロケット26に固着されるとともに、保持ピン
24に載置されたプリント基板1の上面を回転しながら
押圧する円板状の基板押え板27を備えた基板押え搬送
装置25が搬送チェーン23の走行部の上部に設けられ
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送チェーンの保持ピンに載置されたプリント基板が円滑に搬送さ れるようにした基板押え搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、搬送チェーンの保持ピンに載置されたプリント基板が、フラックスの 噴射圧や、リフロー処理時の風圧等によって浮き上がるのを基板脱落防止板等を 取り付けることにより防止していた。これを図4によって説明する。
【0003】 図4は、従来の基板脱落防止装置の一例を示す断面図で、1はプリント基板、 2は噴霧式のフラクサで、フラックス液3を霧状に噴射してプリント基板1に吹 き付ける。11は前記プリント基板1の搬送装置、23は無端状で平行に設けら れた1対の搬送チェーンで、図示しない駆動装置によって走行し、プリント基板 1を載置する保持ピン24が取り付けられている。14は前記搬送チェーン23 のチェーンレールで、搬送チェーン23のチェーン押え15が形成されている。 16は前記搬送チェーン23のチェーンカバーで、その先端部には基板脱落防止 板17が形成されている。この基板脱落防止板17は保持ピン24上に載置され たプリント基板1が脱落するのを防止するために設けられたもので、プリント基 板1の走行時にプリント基板1と基板脱落防止板17との接触を避けるための隙 間が設けられている。
【0004】 次に、動作について説明する。 プリント基板1は、走行する搬送チェーン23の保持ピン24に載置されて搬 送され、フラクサ2上でフラックス液3を霧状に噴射することによりフラックス 処理される。また、図示はされないが、リフロー式のはんだ付け装置においては 、熱風が吹き付けられてチップ部品のはんだペーストが溶融し、リフローはんだ 付け処理される。このため、基板脱落防止板17によってプリント基板1がフラ ックス液3の噴射圧や、リフロー処理時の風圧により搬送チェーン23から浮き 上がったり脱落したりするのを防止していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の基板脱落防止装置は、プリント基板1の厚みが変ると隙 間を一定に保つために基板脱落防止板17をプリント基板1の厚みに応じて調整 しなければならないため手数がかかり、さらに、基板脱落防止板17とプリント 基板1との間に霧状のフラックス液3が付着してその付着する量が多くなると、 フラックス液3の粘性によってプリント基板1の搬送が停止するという問題点が あった。
【0006】 このため、霧状のフラックス液3の付着によりプリント基板1の搬送が停止し ても、保持ピン24は走行し続けるので、プリント基板1が保持ピン24によっ てこすられてプリント基板1に傷がつくという問題点があった。
【0007】 また、図5は従来の基板脱落防止装置の他の例を示す断面図で、図4と同一符 号は同一部分を示す。図5においては、プリント基板1をカバーするため、図4 の基板脱落防止板17に代えて基板脱落防止ワイヤ18を搬送チェーン23の走 行方向と同一方向に設けているが、基板脱落防止ワイヤ18の場合でも図4の基 板脱落防止板17と同様の問題点があった。
【0008】 本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、プリント基板の浮 き上がりと、フラックスの付着によるプリント基板の走行が停止するのを防止し てプリント基板を円滑に搬送できる基板押え搬送装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる基板押え搬送装置は、搬送チェーンと係合し走行による駆動力 で回転せしめられるスプロケットと、このスプロケットを回転自在に装着した支 持具と、スプロケットの軸心と同一軸心上に固着され、かつ保持ピンに載置され たプリント基板の上面を回転しながら押圧する円板状の基板押え板とからなるも のである。 また、支持具は、上下方向に弾力性を有する取付板に取り付けられたものであ る。
【0010】
【作用】
本考案においては、搬送チェーンの走行による駆動力でスプロケットが回転す るので、円板状の基板押え板が,走行する搬送チェーンの保持ピンに載置された プリント基板に対して回転しながら押圧する。 また、支持具を取り付けた取付板の上下方向の弾力性によりプリント基板の厚 みが変化してもこれを吸収できる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す側面図、図2は図1のI−I線による断面図で ある。これらの図において、図4と同一符号は同一部分を示し、21は前記プリ ント基板1の搬送装置、22は前記搬送装置21のチェーンレールで、その上部 に搬送チェーン23が係合されており、搬送チェーン23には保持ピン24が取 り付けられている。25は前記搬送装置21に設けられた基板押え搬送装置、2 6は前記搬送チェーン23の走行による駆動力で回転し、かつ搬送チェーン23 を押さえるスプロケットで、搬送チェーン23の上側の走行部の上部に設けられ ている。また、スプロケット26には、スプロケット26の軸心と同一の軸心を 有する円板状の基板押え板27が固着されている。28は前記スプロケット26 を回転自在に支持した支持具で、保持ピン24に載置されたプリント基板1の厚 みによってスプロケット26および基板押え板27の高さと押圧力とを調整する 手段としてのボルト29と調整用のナット30とが取り付けられている。31は 上下方向に弾力性を有する長尺状の取付板で、支持柱32に取り付けられている 。
【0012】 次に、動作について説明する。プリント基板1は保持ピン24に載置され、矢 印A方向に走行する搬送チェーン23によって搬送される。このとき、支持具2 8を介して取付板31の弾力性により押圧されているスプロケット26は、搬送 チェーン23の走行による駆動力で矢印B方向に回転するので、基板押え板27 もプリント基板1に対して矢印B方向に回転しながら押圧する。このため、プリ ント基板1は基板押え板27の回転によって円滑に搬送されるので、プリント基 板1に傷がつくことがない。
【0013】 また、基板押え板27は、取付板31に保持されているナット30を回すこと によってその高さが調整され、取付板31の弾力性によりプリント基板1に適宜 の押圧力を与えることができる。また、プリント基板1の厚みがわずかに変化し た場合でも所要の押圧力が得られるので、その都度ナット30を回して押圧力を 調整する手数が省略される。
【0014】 また、基板押え搬送装置25には、図4,図5の従来例に示すようなチェーン カバー16が無く、したがって、集塵機(図示せず)によりフラクサ2の上部で 浮遊する霧状のフラックス液3の吸引と排気とが良く行われるため、搬送チェー ン23やチェーンレール22の汚れが少なくなる。
【0015】 図3は本考案の他の実施例を示す断面図で、図2と同一符号は同一部分を示す 。図3においては、取付板31がスプロケット26の下方に取り付けられた場合 を示すものであり、このため、ボルト29も支持具28から下方に向けて取り付 けたものである。動作については図3の場合と同一であるため、その説明を省略 する。
【0016】 なお、上記各実施例において、搬送するプリント基板1の大きさ、搬送する箇 所等により基板押え搬送装置25を適宜設けてよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、搬送チェーンと係合し走行による駆動力で回転 せしめられるスプロケットと、このスプロケットを回転自在に装着した支持具と 、スプロケットの軸心と同一軸心上に固着され、かつ保持ピンに載置されたプリ ント基板の上面を回転しながら押圧する円板状の基板押え板とで基板押え搬送装 置を構成したので、搬送されるプリント基板に傷がつくことがなく、プリント基 板の品質を向上できる。また、従来の基板脱落防止装置のように基板脱落防止板 とプリント基板との接触を避けるための隙間を設けることが不要であり、またフ ラクサ付近での霧状のフラックス液の排気が良くなるので、調整やメンテナンス が容易にできる等の利点を有する。
【0018】 また、支持具が、上下方向に弾力性を有する取付板に取り付けられたので、プ リント基板の厚みが変っても、その都度プリント基板の厚み対する調整の手数が 省ける利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のI−I線による断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の基板脱落防止装置の一例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の基板脱落防止装置の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 フラクサ 3 フラックス液 21 搬送装置 22 チェーンレール 23 搬送チェーン 24 保持ピン 25 基板押え搬送装置 26 スプロケット 27 基板押え板 28 支持具 29 ボルト 30 ナット 31 取付板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状で平行に設けられた1対の搬送チ
    ェーンを有し、これらの搬送チェーンに取り付けられた
    保持ピンにプリント基板を載置して搬送を行うプリント
    基板の搬送装置に使用する基板押え搬送装置であって、
    前記搬送チェーンと係合し走行による駆動力で回転せし
    められるスプロケットと、このスプロケットを回転自在
    に装着した支持具と、前記スプロケットの軸心と同一軸
    心上に固着され、かつ前記保持ピンに載置された前記プ
    リント基板の上面を回転しながら押圧する円板状の基板
    押え板とからなることを特徴とする基板押え搬送装置。
  2. 【請求項2】 支持具は、上下方向に弾力性を有する取
    付板に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の
    基板押え搬送装置。
JP1992093005U 1992-12-28 1992-12-28 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置 Expired - Lifetime JP2573354Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992093005U JP2573354Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992093005U JP2573354Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655290U true JPH0655290U (ja) 1994-07-26
JP2573354Y2 JP2573354Y2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=14070273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992093005U Expired - Lifetime JP2573354Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 噴霧式のフラクサにおけるプリント基板の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573354Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217522A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Mecha Enji:Kk 回路基板のスルホールの目詰まり除去装置
JP2007001736A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tamura Seisakusho Co Ltd 搬送コンベヤ、搬送加熱装置、および搬送コンベヤシステム
JP2015204324A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社タムラ製作所 搬送加熱装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465891A (ja) * 1990-07-06 1992-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd リフロー装置
JPH04127962A (ja) * 1990-09-19 1992-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd リフロー装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465891A (ja) * 1990-07-06 1992-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd リフロー装置
JPH04127962A (ja) * 1990-09-19 1992-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd リフロー装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217522A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Mecha Enji:Kk 回路基板のスルホールの目詰まり除去装置
JP2007001736A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tamura Seisakusho Co Ltd 搬送コンベヤ、搬送加熱装置、および搬送コンベヤシステム
JP2015204324A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社タムラ製作所 搬送加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2573354Y2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03186371A (ja) プリント基板被覆装置と方法
JPH0655290U (ja) 基板押え搬送装置
CN210339434U (zh) 一种定软板用中心定位机构
JPS6354776B2 (ja)
JP3132351B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置および搭載方法
US6739035B2 (en) Component placing and transferring apparatus
JP2500024B2 (ja) 薄型プリント配線板のコンベア作業補助治具
JP2513413B2 (ja) フラックス塗布装置
JPH0329005Y2 (ja)
JP2562815Y2 (ja) 基板洗浄装置
JPH08119437A (ja) 基板の搬送装置
JP2573149Y2 (ja) 自動はんだ付け装置
JP2889388B2 (ja) はんだ付け装置
JPH034436Y2 (ja)
JP6741602B2 (ja) コンベア支持構造および部品実装装置
JPH032374Y2 (ja)
JP2669879B2 (ja) 基板搬送装置
JPS62235118A (ja) 半導体基板搬送機構
JP3451287B2 (ja) カーテンコーター
JP2583818Y2 (ja) コンベア装置
JPH0666100U (ja) 基板搬送装置
JPH06224546A (ja) フラックス吹付け方法及び装置
KR19990049890A (ko) 에어 부상식 박판 이송 장치
JPH09239300A (ja) 噴霧式フラックス塗布装置
JP3583320B2 (ja) 電子部品実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080313

Year of fee payment: 10