JP2889388B2 - はんだ付け装置 - Google Patents

はんだ付け装置

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JP2889388B2
JP2889388B2 JP8740291A JP8740291A JP2889388B2 JP 2889388 B2 JP2889388 B2 JP 2889388B2 JP 8740291 A JP8740291 A JP 8740291A JP 8740291 A JP8740291 A JP 8740291A JP 2889388 B2 JP2889388 B2 JP 2889388B2
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達雄 藤田
健一 冨塚
壽志 諏訪
三津夫 禅
英稔 中村
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Senju Metal Industry Co Ltd
Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被はんだ付物のはんだ
付予定部を溶融はんだに浸漬してはんだ付けを行なうは
んだ付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント基板のはんだ付け装置
には、フラクサ、プリヒータ、溶融はんだ槽、冷却装置
等のはんだ付け処理設備上を一対のメインコンベアが走
行しており、該メインコンベアに設けられた多数の爪で
プリント基板を保持しながら、フラクサでのフラックス
の塗布、プリヒータでの予備加熱、溶融はんだ槽ではん
だの付着、冷却装置でのはんだ付け後のプリント基板の
冷却を行なうものがある。
【0003】上記の如きはんだ付け装置では、プリント
基板が溶融はんだ槽の溶融しているはんだに接触して溶
融はんだから離れる時に、プリント基板が進行方向上方
に少し傾斜していると、溶融はんだと離れる状態、即ち
「切れ」が良好となり、ブリッジやツララ等のはんだ付
け不良を少なくすることができる。
【0004】従って、上記の如きはんだ付け装置では、
メインコンベアは進入側から退出側方向にかけて上方に
少し傾斜させてある。このメインコンベアの傾斜を搬送
角度といい、好適には3〜7度である。
【0005】プリント基板は、上記はんだ付け装置では
んだ付けされる前に電子部品搭載装置で電子部品が搭載
され、はんだ付け後に、はんだ付け状態を検査する検査
装置にかけられる。
【0006】これらの装置は、はんだ付け装置の前後に
置かれ、プリント基板を連続して搬送するインライン
(in line)となっており、プリント基板がそれ
ぞれのコンベアに乗り移っていく。
【0007】一般に、部品搭載装置のコンベアや検査装
置のコンベアは同一高さになっているが、はんだ付け装
置のメインコンベアは前述の如く、進行方向上方に少し
傾斜しているため、進入側でメインコンベアの高さを部
品搭載装置のコンベアの高さに合わせても、退出側でメ
インコンベアは少し高くなって次工程の検査装置のコン
ベアに合わない。従って、メインコンベアの退出側に、
進行方向下方に傾斜した出口フィーダを設置しなければ
ならない。
【0008】ところで、はんだ付け装置ではんだ付けし
たプリント基板は、進行方向上方に傾斜したメインコン
ベアから搬出される際に一度、メインコンベアと同一角
度に傾斜した受けコンベアに乗せられてからでないと出
口フィーダに移乗させることができない。
【0009】つまり、はんだ付け装置に受けコンベアが
ないと、はんだ付け後のプリント基板は、メインコンベ
アから傾斜したまま搬出されるため、メインコンベアの
爪で保持されたプリント基板の最終端にプリント基板の
全重量がかかり、プリント基板の最終端やプリント基板
の最終端を保持している爪が破損する惧れがあるばかり
でなく、上方に傾斜した状態で搬出されたプリント基板
が落差のある出口フィーダまで落下して、そのショック
で電子部品の機能に悪影響を及ぼすことがある。
【0010】そのため、上記の如きはんだ付け装置に
は、メインコンベアの退出側に受けコンベアを設置する
のが一般的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した如き従来のは
んだ付け装置は、メインコンベアの退出側に受けコンベ
アを設置していたため、はんだ付け装置全体が大きくな
り、工場内の据え付け場所を広くしなければならなかっ
たり、構造材料が多くなる等の不都合があった。
【0012】また、冷却装置がメインコンベアの下方に
設置されているので、据え付け場所、構造材料等の点で
の制約からはんだ付け装置を大きくすることができない
ことから、冷却装置の冷却域も長くとれなかった。
【0013】そして、冷却域が短いと、はんだ付け後の
プリント基板の冷却が充分に行なわれず、プリント基板
に付着したはんだが半溶融状態や凝固しても高温のうち
に搬出されるため、搬出時の振動ではんだにヒビ割れが
入ったり、はんだ付け部が剥離する等の事故を起こすこ
とがある。
【0014】本発明の目的は、はんだ付け装置を大きく
してしまう受けコンベアを設置しなくとも、はんだ付け
後の被はんだ付物やメインコンベアの爪を破損させるこ
となく次工程へ受け渡すことができ、しかも被はんだ付
物の冷却も充分に行なえるというはんだ付け装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、受けコン
ベアと出口フィーダの機能を一つの装置に兼ねることが
できれば、はんだ付け装置を必要以上に大きくしなくて
も済み、また冷却装置を被はんだ付物の移動に合わせて
移動させれば冷却時間を長くして被はんだ付物の冷却を
充分に行なえることに着目して本発明を完成させるに至
った。
【0016】本発明はんだ付け装置は、被はんだ付物を
メインコンベアで搬送しながらはんだ付けを行なうはん
だ付け装置において、メインコンベアの退出側に被はん
だ付物を次工程に移乗させるリフトコンベアを上下動可
能に設置するとともに、該リフトコンベアに被はんだ付
物を冷却する冷却装置を設けたものである。
【0017】
【作用】従って本発明はんだ付け装置によれば、従来の
装置に必要であった受けコンベアが不要となるため、装
置全体を大きくすることなしに、被はんだ付物の次工程
への受け渡しをスムーズに行なうことができる。また、
リフトコンベアでの移送中被はんだ付物を冷却しておけ
るので被はんだ付物を充分に冷却することができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明はんだ付け装置の詳細を図示
した実施例に従って説明する。尚、図示した実施例は本
発明をプリント基板のはんだ付け装置に適用したもので
ある。
【0019】図中1がはんだ付け装置であり、2は箱状
体をした外筐であり、この外筐2の中にフラクサ3、プ
リヒータ4、はんだ槽5等のはんだ付け処理設備が配置
されている。
【0020】これらのはんだ付け処理設備3、4、5の
上方には適当な搬送角度をもってメインコンベア6が配
置されている。メインコンベア6は一対のフレーム(図
では一方のもののみ示してある。)7と該フレーム7に
移動可能に支持され、図示しない駆動部によって移動さ
れるチェーン8と該チェーン8に支持された多数の爪
9、9、・・・とから成る。
【0021】メインコンベア6の進入側には入口フィー
ダ10が設置されている。該入口フィーダ10は、はん
だ付け前の工程のコンベア、たとえば部品搭載装置のコ
ンベア11からプリント基板12を受け取るものであ
る。
【0022】また、メインコンベア6の退出側にはリフ
トコンベア13が設置されている。リフトコンベア13
は図示しない昇降装置で上下動(矢印Bで示す方向)す
るようになっており、上限位置ではメインコンベア6の
爪9、9、・・・と同じ高さに位置し、しかもメインコ
ンベア6の搬送角度と略同一の角度に傾斜するようにな
っている。リフトコンベア13が下限位置(点線で示す
位置)にきたときには、次工程のコンベア、たとえば検
査装置のコンベア14と同じ高さに位置し、かつ、略水
平な姿勢となるようになっている。
【0023】このリフトコンベア13は、図示しない動
力で矢印Cで示す方向に走行するようになっている。
【0024】リフトコンベア13には例えば、送風ファ
ンによる冷却装置15が取り付けられており、該冷却装
置15はリフトコンベア13の上下動に伴なって上下動
するようになっている。
【0025】なお、この実施例では冷却装置15をリフ
トコンベアの下方に取り付けたものを示したが、冷却装
置はリフトコンベアの上方又は上下の両方に取り付ける
こともできる。
【0026】次に、上記構成を有する本発明のはんだ付
け装置1のでプリント基板12のはんだ付けについて説
明する。
【0027】前工程のコンベア11で搬送されてきたプ
リント基板12を入口フィーダ10で受け取り、メイン
コンベア6に移乗させる。
【0028】プリント基板12は相対向して走行するメ
インコンベア6の爪9、9、・・・と9、9、・・・と
の間で保持されて、フラクサ3でフラックスの塗布、プ
リヒータ4で予備加熱、はんだ槽5で溶融はんだ16の
付着が行なわれ、次いで上限位置でコンベアが走行しな
がら待機しているリフトコンベア13に移乗する。リフ
トコンベア13は、上限位置ではメインコンベア6の搬
送角度と同じ角度で傾斜するようになっているため、プ
リント基板12やメインコンベア6の爪9、9、・・・
に何の弊害も与えることなくプリント基板12を受け取
ることができる。
【0029】プリント基板を受け取ったリフトコンベア
13はコンベアの走行を止めてプリント基板を乗せたま
ま図示しない昇降装置により下限位置(点線で示す位
置)まで降下する。この間プリント基板12は、リフト
コンベア13に取り付けられている冷却装置15によっ
て冷却される。
【0030】リフトコンベア13が下限位置に到達する
と、リフトコンベア13が再び走行を始め、プリント基
板12を外筐2の外にある次工程のコンベア14に移乗
させる。プリント基板12が次工程のコンベア14に移
乗したならば、リフトコンベア13は上昇し、次にメイ
ンコンベア6で搬出されるプリント基板12を受け取る
べく上限位置に戻る。
【0031】
【発明の効果】本発明はんだ付け装置は、被はんだ付物
をメインコンベアで搬送しながらはんだ付けを行なうは
んだ付け装置において、メインコンベアの退出側に被は
んだ付物を次工程に移乗させるリフトコンベアを上下動
可能に設置するとともに、該リフトコンベアに被はんだ
付物を冷却する冷却装置を設けたことを特徴とする。
【0032】従って、本発明はんだ付け装置にあっては
リフトコンベアが従来の受けコンベアと出口フィーダの
機能を兼ね備えているため、その分はんだ付け装置を小
さくすることができ、据え付け面積や構造材等に経済的
効果があるばかりでなく、はんだ付け後の被はんだ付物
を長い時間冷却することができることから、はんだ付け
部にヒビ割れや剥離等を起こさないという信頼性の面で
も優れた効果を奏する。
【0033】尚、上記実施例において示した具体的な形
状ないしは構造は本発明の実施に当っての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明はんだ付け装置の実施の一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1 はんだ付け装置 6 メインコンベア 12 被はんだ付物 13 リフトコンベア 15 冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨塚 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 諏訪 壽志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 禅 三津夫 東京都足立区千住橋戸町23番地 千住金 属工業株式会社内 (72)発明者 中村 英稔 東京都足立区千住橋戸町23番地 千住金 属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−50222(JP,A) 特開 平5−50225(JP,A) 特開 平3−52763(JP,A) 実開 昭64−5766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 1/08 H05K 3/34 506

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被はんだ付物をメインコンベアで搬送し
    ながらはんだ付けを行なうはんだ付け装置において、メ
    インコンベアの退出側に被はんだ付物を次工程に移乗さ
    せるリフトコンベアを上下動可能に設置するとともに、
    該リフトコンベアに被はんだ付物を冷却する冷却装置を
    設けたことを特徴とするはんだ付け装置。
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