JPH10178269A - 基板の半田付装置及び基板の半田付装置用の反り矯正装置 - Google Patents

基板の半田付装置及び基板の半田付装置用の反り矯正装置

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JPH10178269A
JPH10178269A JP33973696A JP33973696A JPH10178269A JP H10178269 A JPH10178269 A JP H10178269A JP 33973696 A JP33973696 A JP 33973696A JP 33973696 A JP33973696 A JP 33973696A JP H10178269 A JPH10178269 A JP H10178269A
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悟 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の反りの矯正を容易に行うことができる
基板の半田付け装置を提供すること。 【解決手段】 基板を加熱炉13に通して半田を溶融す
ることにより電子部品10を基板に半田付けするための
基板の半田付装置において、加熱炉13内に基板を搬入
するために第1搬送速度で基板を搬送するための第1搬
送手段2aと、第1搬送手段2aの第1搬送速度に比べ
て速い第2搬送速度で基板を搬送するための第2搬送手
段2bであり、第1搬送手段2aにより加熱炉13内に
搬入されて加熱された基板が受渡されるとこの基板を加
熱炉13の外に搬出するための第2搬送手段2時bと、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の半田付装置
及びその装置の反り矯正装置に関し、詳しくは電子部品
を絶縁基板に仮固定したリフロー半田を溶融するための
加熱炉を通した絶縁基板の反りを矯正する矯正装置に関
するものであり、絶縁基板が比較的大きくても途中の搬
送を高速に行なうことにより半田の溶融状態を確保して
絶縁基板の反り矯正ができるようにした基板の半田付装
置及び半田付装置の反り矯正装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リフロー方式による半田付けは、電子部
品をリフロー半田によって仮固定した絶縁基板を加熱炉
内に通過させて、一旦リフロー半田を溶融させて、その
後冷却して溶融半田を固化させることにより行う。絶縁
基板の反り矯正装置のついていない従来の半田リフロー
装置は図5に示しており、図5において電子部品をリフ
ロー半田によって仮固定した絶縁基板9は加熱炉13を
通過させて一旦リフロー半田を溶融させ、その後冷却フ
ァン16にて冷却して溶融半田を固化させる。この時の
温度の経時変化例を図8に示す。
【0003】その際、図7のように絶縁基板9も軟化し
ており、絶縁基板9の幅方向DWにおける中央部が自重
により下方へ下がり、絶縁基板9の反りが生じてしま
う。絶縁基板9の反りにより、特に大型のIC等のよう
な電子部品PAであって多数のリードdを備えているも
のは半田不良を生じ易くなる。この問題を解決するため
に、図6のような絶縁基板の反り矯正装置21を有する
従来のリフロー装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6のよう
な絶縁基板の反り矯正装置21を有するリフロー装置は
図9の温度の経時変化例で示すようにリフロー半田が溶
融している高温状態で作動させる必要がある。しかし比
較的大きな絶縁基板9の場合には、図10のような温度
の経時変化を示すが、絶縁基板9が加熱炉13から完全
に出た位置にて、反り矯正装置21が絶縁基板9の反り
の矯正を行なうために、加熱炉13から距離が離れ時間
も多くかかり温度が低くなり、リフロー半田が固まって
しまうという問題が生じている。そこで本発明は上記課
題を解消するためになされたものであり、基板の反りの
矯正を容易に行える基板の半田付装置及び基板の半田付
装置用の反り矯正装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、基板を加熱炉に通して半田を溶融することによ
り電子部品を基板に半田付けするための基板の半田付装
置において、加熱炉内に基板を搬入するために第1搬送
速度で基板を搬送するための第1搬送手段と、第1搬送
手段の第1搬送速度に比べて速い第2搬送速度で基板を
搬送するための第2搬送手段であり、第1搬送手段によ
り加熱炉内に搬入されて加熱された基板が受渡されると
この基板を加熱炉の外に搬出するための第2搬送手段
と、を備える基板の半田付装置により、達成される。本
発明では、基板が第1搬送手段により加熱炉内に搬入さ
れ、加熱して半田が溶融されたのを、基板が第2搬送手
段により第1搬送速度よりも速い第2搬送速度で加熱炉
の外に搬出されるので、加熱炉の基板は高速で加熱炉よ
り搬出でき、半田が溶融している高温状態で基板の反り
の矯正ができる。このため、基板の反り矯正が容易に行
える。
【0006】また本発明にあっては、基板を加熱炉に通
して半田を溶融することにより電子部品を基板に半田付
けした後の基板の反りを矯正するための基板の半田付装
置用の反り矯正装置であり、加熱炉内に第1の搬送速度
で搬入して、この第1搬送速度に比べて速い第2搬送速
度で加熱炉の外に搬送した基板に対して押圧力を与えて
基板の反りを矯正する基板の半田付装置用の反り矯正装
置により、達成される。本発明では、加熱した基板は第
1搬送速度より速い第2搬送速度で加熱炉より搬出でき
るので、加熱炉の基板は高速で加熱炉より搬出でき、半
田が溶融している高温状態で基板の反りの矯正ができ
る。このため、基板の反り矯正が容易に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0008】以下、本発明の実施の形態を図1、図2、
及び図3を用いて説明する。図1の1は半田リフロー装
置であり、半田付装置としての半田リフロー装置1は基
板搬送チェーン2b,2bと、基板搬送チェーン2a,
2aと、加熱炉13と、冷却用ファン16及び反り矯正
装置17等から成る。基板搬送チェーン2b,2b及び
2a,2aは、左右一対の金属性のローラーチェーンで
ある。図1のスプロケットホィール3b,3b及び3
a,3aは、それぞれ駆動モータ50b及び駆動モータ
50aに回動自在に連結されている。駆動モータ50a
は、制御部100のシーケンスにより回転数を切替えら
れるようになっている。スプロケットホィール4b,4
b及び4a,4aは従動側ホィールで自由に回転できる
ようになっている。基板搬送チェーン2b,2b及び2
a,2aは、図2の外側のローラリンクプレート5,5
と内側のローラリンクプレート6,6とを有する。これ
らのプレート5,6に対して回動自在に連結している連
結ピン7,7の一端7a,7a(以下、「基板支持部」
と言う。)が、内側へ向けてある程度の長さで突出して
いる。
【0009】図2の8は両面回路基板である。9は両面
回路基板8のベースとしての絶縁基板である。電子部品
10は絶縁基板9の一方の面9aに、そして電子部品1
1は絶縁基板9の他方の面9bに半田によって固定され
る。絶縁基板9の左右両側縁部9c,9cが、基板搬送
チェーン2b,2b及び2a,2aの連結ピンの基板支
持部7a,7a上に載置される。この両側縁部9c,9
cは、基板8の搬送方向に関して平行である。絶縁基板
9は、基板搬送チェーン2b,2b及び2a,2aの上
側の走行区間12b,12a(以下、「往路区間」と言
う。)を搬送される。
【0010】図1の13は加熱炉であり、略密閉された
内部空間を有する外筐14内にはヒーター15が配置さ
れて成る雰囲気方式のもので、外筐14の前後両壁には
横長の通過口14a,14aが形成されている。基板搬
送チェーン2b,2b及び2a,2aの上下のそれぞれ
の走行区間12b,12aの中間部が、上記通過口14
a,14aを各別に通されて、基板搬送チェーン2b,
2b及び2a,2aの走行区間の途中に加熱炉13が位
置されている。従って、上記往路区間12b,12aの
始端部において基板搬送チェーン2b,2b及び2a,
2aに載置された絶縁基板9は、基板搬送チェーン2
b,2b及び2a,2aの走行に従って往路区間12
b,12aを搬送されて行き、加熱炉13内を通過する
ときに加熱され、これによって、絶縁基板9上のリフロ
ー半田が溶融される。
【0011】図1の16は基板搬送チェーン2a,2a
の往路区間12aの終端部の上方に配置された冷却用フ
ァンである。加熱炉13から出てきた絶縁基板9は、後
述する反り矯正装置17による反り矯正が施された後、
この冷却用ファン16により冷却される。これにより、
加熱炉13内で溶融されたリフロー半田が固化されて、
図2の電子部品10,10及び11,11の半田付けが
確実に行える。
【0012】図1の17は反りの矯正装置であり、この
装置17は、絶縁基板9を下方から押圧する矯正治具1
8と、この矯正治具18を上下方向へ移動させるエアシ
リンダ21と、基板搬送チェーン2a,2aにより搬送
されて来た絶縁基板9を矯正治具18と対応した位置で
止めるための基板停止部材23と、該基板停止部材23
を上下方向へ移動するためのエアシリンダ24と、矯正
治具18によって押圧される絶縁基板9の左右幅方向の
両側縁9c,9cの上方への移動を阻止するための受け
レール(押え手段)26等から成る。このエアシリンダ
21と矯正治具18は押圧手段を構成している。図2の
19は矯正治具18のベース台である。このベース台1
9は、前後方向に長い長方形状の平板状をしており、そ
の上面には多数のピン取付めねじ19aがベース台19
にその左右方向及び前後方向へ比較的小さなピッチで略
規則的に配列されている。
【0013】図2の20は矯正治具18の矯正ピンであ
り、略棒状をしており、その上端部は上端へ行くに従っ
て細くなる円錐状である。この矯正ピン20の上端20
aが丸みを帯びるように形成され、その下端部20bは
他の部分より細いおねじに形成されている。矯正ピン2
0の下端部20bがベース台19のピン取付めねじ19
aの所定のものに螺合されることにより、ベース台19
にその上面から垂直に突出するように取付けられてい
る。
【0014】図2の21は矯正治具18を上下方向に移
動するためのエアシリンダであり、基板搬送チェーン2
a,2aの往路区間12aの終端部下方に配置され、そ
のピストンロッド22が上下方向に移動する。矯正治具
18のベース台19の下面の中央は、基板搬送チェーン
2aと2aとの間の位置において、ピストンロッド22
の上端部に着脱自在に固定されている。これにより、矯
正治具18は図2に示す待機位置、即ち、矯正ピン20
の上端が往路区間12a側の基板搬送チェーン2a,2
aよりある程度下方に位置した待機位置と、図3に示す
ように矯正ピン20の上端が基板搬送チェーン2a,2
aに載置された状態の絶縁基板9の下面と同じか又は稍
上方に位置した押圧位置との間を移動する。
【0015】図1の23は基板停止部材であり、軸方向
が上下方向に延びる棒状をしている。24は上記エアシ
リンダ21の加熱炉13から離れた側に配置された別の
エアシリンダであり、そのピストンロッド25が上下方
向に移動する。基板停止部材23は、基板搬送チェーン
2aと2aとの間の略中央に位置した状態で、ピストン
ロッド25の上端部に固定されている。これにより、基
板停止部材23は、図1に示すようにその上端部が基板
搬送チェーン2,2に載置された状態の絶縁基板9の上
面より上方へ突出した阻止位置と、絶縁基板9の下面よ
り低い位置に位置した待機位置との間を移動する。この
基板停止部材23が阻止位置に来ている状態で、絶縁基
板9が往路区間12aの終端部まで搬送されて来ると、
絶縁基板9の前側縁が基板停止部材23に当接してその
位置(以下、「被矯正位置」と言う。)で搬送方向への
移動が阻止され、この状態で、絶縁基板9は矯正治具1
8の真上に位置する。
【0016】受けレール26は、上記被矯正位置に位置
された絶縁基板9の左右両側縁9c,9cの上面より高
いところに配置されている。27,28及び29及び3
0は往路区間12a上の絶縁基板9の位置を検出するた
めの位置センサであり、いずれも上記往路区間12aに
おける絶縁基板9の通過位置より高いあるいは低い位置
に配置される。
【0017】センサ27(以下、「第1のセンサ」と言
う。)は、矯正装置17と加熱炉13との間の位置に、
位置されている。別のセンサ28(以下、「第2のセン
サ」と言う。)は、被矯正位置に来た絶縁基板9の加熱
炉13側の側縁の略上方の位置に、位置されている。別
のセンサ29(以下、「第3のセンサ」と言う。)は上
記第2のセンサ28より加熱炉13から離れる方向に離
間した位置に、位置されている。別のセンサ30(以
下、「第4のセンサ」と言う。)は、往路区間12aの
入口側に、別のセンサ31(以下、「第5のセンサ」と
言う。)は第2のセンサ28よりも加熱炉側の位置にそ
れぞれ配設されている。尚、モータ50a,50b、反
り矯正装置17、シリンダ24、冷却用ファン16等は
制御部100がコントロールし、センサ27〜31の検
知信号は制御部100に知らされる。
【0018】次に、上述した装置の動作について、図
1、図2及び図3を用いて説明する。マウント工程で
は、絶縁基板9のマウント用の面9aに電子部品10を
仮固定する。その絶縁基板9の面9aが上方を向いた状
態で、往路区間12bの始端部において、絶縁基板9を
基板搬送チェーン2b,2bに載置し、基板搬送チェー
ン2b,2bを走行させて絶縁基板9を往路区間12b
の終端へ向け搬送する。終端に到達した絶縁基板9は、
基板搬送チェーン2b,2bから2a,2aに乗り移
り、その先端がセンサ30に検知された時点で、基板搬
送チェーン2a,2aは低速から高速走行に切替わる。
この時の基板搬送チェーン2a,2aの第2搬送速度V
2は、基板搬送チェーン2b,2bの第1搬送速度V1
よりも大きい値である。次に、絶縁基板9がセンサ31
に検知されると、基板搬送チェーン2a,2aは高速か
ら低速走行に切替わり、絶縁基板9が基板停止部材23
に当たる時の衝撃を小さくする。
【0019】ところで、絶縁基板9は途中加熱炉13内
で加熱され、電子部品10を仮固定しているリフロー半
田が溶融する。この時、絶縁基板9が軟化されるため、
その自重により左右幅方向における中央部が稍下方へ下
がるように反りが生じる。そこで、絶縁基板9が前記第
1のセンサ27の下方に位置したとき、絶縁基板9が被
矯正位置の近くまで来たことが検知される。この検知に
よりその後に行われる反りの矯正及び冷却等の処理を行
う各装置又は部材が初期状態に設定される。即ち、冷却
用ファン16は停止され、矯正治具18は待機位置にあ
り、基板停止部材23は阻止位置にあることを確認する
と共に、万が一、これら装置又は部材が初期状態に戻さ
れていない場合は、センサ27の検知によりこれらの装
置又は部材が初期状態に戻される。
【0020】次に、絶縁基板9は、阻止位置に来ている
基板停止部材23に当接されそこから先への移動が阻止
されて被矯正位置に到達する。このことは第2のセンサ
28によって検出される。この第2のセンサ28の検出
をトリガーとして、反りの矯正治具18が前記押圧位置
へと移動され、その矯正ピン20の上端20aが絶縁基
板9の下面である第二のマウント面9bに当接して、絶
縁基板9の左右幅方向の略中央を上方へ向けて押し上げ
る。
【0021】図3のように、押し上げられた絶縁基板9
は基板搬送チェーン2,2から上方へ隔間されるととも
に、これと略同時に絶縁基板9の左右両側縁9c,9c
が前記受けレール26,26に当接して、これら側縁9
c,9cの上方への移動が阻止される。これにより、図
2から図3に示すように絶縁基板9は左右幅方向の中央
部が下方へ下がるように生じていた反りを除かれて略平
坦状に整形しかつ矯正される。更に、矯正治具18が押
圧位置へと移動した後、所定のタイミングで冷却用ファ
ン16が回転され、これにより、軟化していた絶縁基板
9及びそれまで溶融されていたリフロー半田が冷却され
て、絶縁基板9が平坦状に矯正された状態で硬化される
と共に、リフロー半田が固化して電子部品10の半田付
けが確実に行われる。
【0022】冷却用ファン16の運転が開始された後一
定時間が経過すると、冷却用ファン16が停止され、矯
正治具18及び基板停止部材23が待機位置へと移動さ
れる。これにより、絶縁基板9は基板搬送チェーン2
a,2aにより半田リフロー装置1から次工程へ送り出
されて行く。絶縁基板9が被矯正位置から搬送されて次
工程へ送り出されたことは第3のセンサ29によって検
出され、この検出により、基板停止部材23が阻止位置
へと移動される。以上のように、本発明の実施の形態の
基板の半田付装置では、第1搬送手段である基板搬送チ
ェーン2bの第1搬送速度V1に比べて速い第2搬送速
度で基板9を搬送するための第2搬送手段である基板搬
送チェーン2bは、第1搬送手段により加熱炉内に搬入
されて加熱された基板が受渡されるとこの基板を加熱炉
の外に搬出する。また本発明の実施の形態の基板の半田
付装置の反り矯正装置では、加熱炉13内に第1の搬送
速度で搬入して、この第1搬送速度に比べて速い第2搬
送速度で加熱炉の外に搬送した基板9に対して押圧力を
与えて基板の反りを矯正する。これにより、加熱炉の基
板は高速で加熱炉より搬出でき、半田が溶融している高
温状態で基板の反りの矯正ができる。つまり、図4の矯
正開始点PRに示すように、高温状態で絶縁基板9の反
りの矯正開始ができる。このため、基板の反り矯正が容
易に行える。ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。たとえば第1及び第2搬送手段はチェーン方式
のもの以外の他の方式のものを採用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の反りの矯正を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半田付装置の好ましい実施の形態を示
す図。
【図2】半田付装置の反り矯正位置を示し、基板の反り
矯正前の状態を示す図。
【図3】半田付装置の反り矯正位置を示し、基板の反り
矯正状態を示す図。
【図4】図1の装置による加熱状態における反りの矯正
開始点を示す図。
【図5】従来の半田付装置を示す図。
【図6】従来の別の半田付装置を示す図。
【図7】反った基板の側を示す図。
【図8】従来の装置での温度の経時変化を示す図。
【図9】従来の装置での温度の経時変化を示す図。
【図10】従来の装置での温度の経時変化を示す図。
【符号の説明】
1・・・半田リフロー半田、2a・・・基板搬送チェー
ン(第1搬送手段)、2b・・・基板搬送チェーン(第
2搬送手段)、3a・・・スプロケットホィール(駆動
側)、3b・・・スプロケットホィール(駆動側)、4
a・・・スプロケットホィール(従動側)、4b・・・
スプロケットホィール(従動側)、9・・・絶縁基板、
10・・・電子部品(上面)、13・・・加熱炉、17
・・・反り矯正装置、20・・・矯正ピン、21・・・
エアシリンダ(押圧手段)、22・・・ピストンロッド
(押圧手段)、26・・・受けレール(押え手段)、5
0a・・・駆動モータ、50b・・・駆動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を加熱炉に通して半田を溶融するこ
    とにより電子部品を基板に半田付けするための基板の半
    田付装置において、 加熱炉内に基板を搬入するために第1搬送速度で基板を
    搬送するための第1搬送手段と、 第1搬送手段の第1搬送速度に比べて速い第2搬送速度
    で基板を搬送するための第2搬送手段であり、第1搬送
    手段により加熱炉内に搬入されて加熱された基板が受渡
    されるとこの基板を加熱炉の外に搬出するための第2搬
    送手段と、を備えることを特徴とする基板の半田付装
    置。
  2. 【請求項2】 第2搬送手段の途中に配置されて、第2
    搬送手段により加熱炉の外に搬出された基板の反りを矯
    正するための反り矯正装置を備える請求項1に記載の基
    板の半田付装置。
  3. 【請求項3】 基板は電子部品を支持する絶縁基板であ
    り、第1搬送手段と第2搬送手段は、基板の搬送方向に
    関して平行な両側部を支持して搬送する請求項1に記載
    の基板の半田付装置。
  4. 【請求項4】 反り矯正装置は、基板の一方の面を押さ
    える押上手段と、この押上手段により押し上げられた基
    板の他方の面を押さえる押え手段と、を備える請求項2
    に記載の基板の半田付装置。
  5. 【請求項5】 基板を加熱炉に通して半田を溶融するこ
    とにより電子部品を基板に半田付けした後の基板の反り
    を矯正するための基板の半田付装置用の反り矯正装置で
    あり、 加熱炉内に第1の搬送速度で搬入して、この第1搬送速
    度に比べて速い第2搬送速度で加熱炉の外に搬送した基
    板に対して押圧力を与えて基板の反りを矯正することを
    特徴とする基板の半田付装置用の反り矯正装置。
  6. 【請求項6】 反り矯正装置は、基板の一方の面を押さ
    える押上手段と、この押上手段により押し上げられた基
    板の他方の面を押さえる押え手段と、を備える請求項5
    に記載の基板の半田付装置用の反り矯正装置。
JP33973696A 1996-12-19 1996-12-19 基板の半田付装置及び基板の半田付装置用の反り矯正装置 Pending JPH10178269A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147041A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Fuji Mach Mfg Co Ltd 基板製造移送設備

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JP2010147041A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Fuji Mach Mfg Co Ltd 基板製造移送設備

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