JP2518539B2 - 縦型リフロ―半田付装置 - Google Patents

縦型リフロ―半田付装置

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JP2518539B2
JP2518539B2 JP5308771A JP30877193A JP2518539B2 JP 2518539 B2 JP2518539 B2 JP 2518539B2 JP 5308771 A JP5308771 A JP 5308771A JP 30877193 A JP30877193 A JP 30877193A JP 2518539 B2 JP2518539 B2 JP 2518539B2
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啓三 林田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフロー半田付装置に
関し、特に、プリント基板上の半田ペーストを同時に加
熱することを可能とし、表面実装部品の位置ずれ、チッ
プ立ち等の実装不良を防止できるとともに、装置の設置
スペースを小さくすることができる縦型リフロー半田付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電子機器産業の分野では、プリン
ト基板に実装される電子部品点数の増加及び大量生産の
必要性から、専らリフロー半田付けによって電子部品を
プリント基板に実装している。このリフロー半田付けと
は、プリント基板上の電子部品の接合箇所にあらかじめ
適量の半田を供給しておき、外部からの熱源によって半
田を溶融させ、電子部品の半田付けを行なう方法であ
る。そして、このようなリフロー半田付けはリフロー半
田付装置によって行なわれている。
【0003】従来のリフロー半田付装置は、図3に示す
ように、プリント基板101を水平方向に搬送する搬送
用コンベア102と、この搬送用コンベア102によっ
て搬送されたプリント基板101上の半田ペーストを予
備加熱する予備加熱ヒータ103と、ファンを有し、熱
風により前記半田ペーストを加熱溶融する本加熱ヒータ
104と、加熱溶融した前記半田ペーストを冷却して凝
固させる冷却ファン105とを備えた構成となってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のリフロー半田付装置は、プリント基板101を水平
方向に搬送しつつ加熱する構成となっていたため、プリ
ント基板101が予備加熱から本加熱に移るとき、プリ
ント基板101の搬送方向前側と後側で温度差が生じ、
プリント基板上の半田ペーストを同時に加熱することが
できなかった。このため、プリント基板101に載置さ
れている二電極の表面実装部品にあっては、プリント基
板101の搬送方向前側の半田ペーストが、部分的に先
に溶融してしまい、この溶融した半田ペースト側に前記
表面実装部品が引張られて位置ずれやチップ立ち等の実
装不良が発生するという問題があった。
【0005】また、上記従来のリフロー半田付装置は、
プリント基板101を水平方向に搬送する横型の装置で
あったため、広い設置スペースが必要になるという問題
もあった。
【0006】なお、プリント基板及び半田ペーストを同
時に加熱し、表面実装部品の実装不良を防止するリフロ
ー半田付装置としては、特開平1−118370号、特
開平2−84292号、特開平2−142676号、特
開平3−35876号の公報に示されているものがあ
る。しかし、これら公報のリフロー半田付装置は、いず
れも横型の装置であり、設置スペースが大きいという問
題は依然解決されていない。
【0007】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、プリント基板上の半田ペーストを同時に
加熱して表面実装部品の位置ずれ、チップ立ち等の実装
不良を防止するとともに、装置の設置スペースを小さく
した縦型リフロー半田付装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の装置は、半田ペーストを介して電子部品が載
置されたプリント基板をリフロー半田付けする装置にお
いて、垂直状態で互いに対向するように配置され同方向
に駆動されるコンベア、及び、これらコンベアに対向し
て設けられ前記プリント基板をこれらコンベア間に保持
する保持部からなる搬送部と、この搬送部の搬送路両側
に配置され前記プリント基板上の半田ペーストを加熱溶
融する予備加熱部及び本加熱部からなる加熱部とを備え
た構成としてある。また、必要に応じ、前記加熱部の垂
直方向下流側に、前記プリント基板の冷却部を備えた構
成としてある。
【0009】
【作用】上記構成からなる本発明の縦型リフロー半田付
装置によれば、プリント基板は搬送部により垂直方向に
搬送されるとともに、加熱部により搬送路両側から均一
に加熱される。したがって、プリント基板の搬送方向前
側と後側で温度差が生じることがなく、プリント基板上
の半田ペーストも同時に溶融される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の縦型リフロー半田付装置の実
施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実
施例の縦型リフロー半田付装置を示す正面断面図であ
る。また、図2は本縦型リフロー半田付装置を示す側面
断面図である。
【0011】これら図面において、11,12はコンベ
ア(搬送部)であり、それぞれ垂直状態で互いに対向す
るように配置されている。これらコンベア11,12
は、ローラに懸架され、循環するそれぞれ二本のコンベ
アベルト11a,11b(12a,12b)によって構
成してある。そして、これらコンベアベルト11a,1
1b,12a,12bは互いに同方向(本実施例では上
方向)に駆動され、コンベア11,12間にプリント基
板10の搬送路を形成する。また、コンベアベルト11
a,11bとコンベアベルト12a,12bの回転速度
は互いに同期させてある。
【0012】このようなコンベアベルト11a,11b
及び12a,12bの対向する面には、長尺の保持部1
3,14が架設されている。そして、これら保持部1
3,14の縦断面はL字形となっており、両保持部1
3,14が対となってプリント基板10の両端部を保持
する。
【0013】前記加熱部20は、予備加熱部21,22
と本加熱部23,24からなり、コンベア11,12内
に配置された固定部31,32に縦一列に固定されてい
る。コンベア11及び12側の同じ高さ位置三箇所に
は、予備加熱部21,22が、また同じ高さ位置であっ
て予備加熱部21,22より上部(下流側)には本加熱
部23,24が配置されている。予備加熱部21,22
は、ヒータ21a,22aとファン21b,22bから
なり、約150℃の熱風を吹き付け、予備加熱ゾーンを
形成する。
【0014】また、本加熱部23,24はヒータ23
a,24aとファン23b,24bからなり、予備加熱
部とほぼ同じ構成としてある。ただし、本加熱部23,
24のヒータ23a,24aは、予備加熱部21,22
のヒータ21a,22aより出力を大きくしてあり、約
230℃の熱風を吹き付け、本加熱ゾーンを形成する。
【0015】加熱部20の上部(下流側)に設けられた
冷却ファン(冷却部)41,42は、冷たい空気を前記
プリント基板10に吹き付け、冷却ゾーンを形成する。
また、50は換気部であり、半田付けの際に生じたガス
及び温度上昇した空気を外部に放出して換気を行なう。
【0016】次に、上記構成からなる本縦型リフロー半
田付装置の動作について説明する。リフロー半田付けす
るプリント基板10は、図示しないローダによって本装
置下部の搬入口60からコンベア11,12下端に位置
する保持部13,14上に載置される。そして、このプ
リント基板10は、コンベア11,12により垂直方向
へと搬送され、プリント基板10の搬送路である予備加
熱ゾーン→本加熱ソーン→冷却ゾーンを順に通過する。
まず、予備加熱ゾーンでは、予備加熱部21,22が熱
風により約150℃の雰囲気を形成し、プリント基板1
0を予備加熱する。次に、本加熱ゾーンでは、本加熱部
が熱風により約230℃の雰囲気を形成し、プリント基
板10上の半田ペーストを加熱溶融する。そして、冷却
ゾーンでは、冷却ファン41,42が冷風を吹き付け、
加熱溶融した半田ペーストを凝固させ、リフロー半田付
けを完了させる。その後、プリント基板10は、冷却ゾ
ーンを通過したところで、図示しないアンローダにより
搬出口70から装置外部に搬出される。
【0017】このような本実施例の縦型リフロー半田付
け装置によれば、プリント基板10を垂直方向に搬送
し、かつ、プリント基板10の搬送路両側から加熱する
構成としてあるので、プリント基板10の同時加熱が可
能となり、これにより、プリント基板10上の半田ペー
ストを同時に加熱溶融することができ、表面実装部品の
位置ずれやチップ立ち等の実装不良を防止することがで
きる。また、プリント基板10の搬送路を垂直方向に形
成したことにより、装置の横幅が縮小し設置スペースが
小さくなる。
【0018】なお、本発明の縦型リフロー半田付装置
は、上記実施例に限定されるものではない。例えば、上
記実施例では、コンベアとしてコンベアベルトを用いた
が、他のコンベア、例えばチェーンなどを用いることも
できる。また、上記実施例では、プリント基板10上の
半田ペーストを熱風により加熱溶融する方法を採用した
が、これは特に限定されるものではなく、近赤外線又は
遠赤外線により加熱する方法あるいは気化潜熱により加
熱する方法等種々の加熱方法を用いることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の縦型リ
フロー半田付装置によれば、プリント基板上の半田ペー
ストを同時に加熱することが可能となり、表面実装部品
の位置ずれ、チップ立ち等の実装不良を防止できるとと
もに、装置の設置スペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る縦型リフロー半田付装置
を示す正面断面図である。
【図2】本縦型リフロー半田付装置を示す側面断面図で
ある。
【図3】従来例に係る横型のリフロー半田付装置を示す
側面断面図である。
【符号の説明】
10 プリント基板 11,12 コンベア(搬送部) 11a,11b,12a,12b コンベアベルト 13,14 保持部 20 加熱部 21,22 予備加熱部 21a,22a ヒータ 21b,22b ファン 23,24 本加熱部 23a,24a ヒータ 23b,24b ファン 31,32 固定部 41,42 冷却ファン(冷却部) 50 換気部 60 搬入口 70 搬出口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田ペーストを介して電子部品が載置さ
    れたプリント基板をリフロー半田付けする装置におい
    て、 垂直状態で互いに対向するように配置され同方向に駆動
    されるコンベア、及び、これらコンベアに対向して設け
    られ前記プリント基板をこれらコンベア間に保持する保
    持部からなる搬送部と、 この搬送部の搬送路両側に配置され前記プリント基板上
    の半田ペーストを加熱溶融する予備加熱部及び本加熱部
    からなる加熱部とを備えたことを特徴とする縦型リフロ
    ー半田付装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱部の垂直方向下流側に、前記プ
    リント基板の冷却部を備えた請求項1記載の縦型リフロ
    ー半田付装置。
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