JP2000040874A - リフローはんだ付け装置 - Google Patents

リフローはんだ付け装置

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JP2000040874A JP10208471A JP20847198A JP2000040874A JP 2000040874 A JP2000040874 A JP 2000040874A JP 10208471 A JP10208471 A JP 10208471A JP 20847198 A JP20847198 A JP 20847198A JP 2000040874 A JP2000040874 A JP 2000040874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフローはんだ付け装置において、プリント
配線板の中央部分に対し、搬送コンベアが支持する両側
端部に熱風または冷風が当たらないため、プリント配線
板の加熱や冷却が不十分であることを解消する。 【解決手段】 搬送コンベア13のコンベアフレーム2
5のプリント配線板1に臨む側の部分に炉体9内の雰囲
気を吸い込むための吸込開口27を設けるとともに、こ
のコンベアフレーム25に雰囲気循環路22を接続し、
ブロア31の駆動によりプリント配線板1に当った熱風
または冷風がプリント配線板1の板面1cに沿って流
れ、吸込開口27に吸い込まれることによりプリント配
線板1の両端部1aが加熱または冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
ような板状の被はんだ付けワークのリフローはんだ付け
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板状の被はんだ付けワーク、例えば多数
の電子部品を搭載しその被はんだ付け部に予めはんだを
供給したプリント配線板をはんだ付けする際に、リフロ
ーはんだ付け装置を使用する。
【0003】リフローはんだ付け装置は、プリント配線
板の少なくともその被はんだ付け部を加熱してはんだを
溶融させることによりはんだ付けを行う装置であり、加
熱手段として熱風を用いた装置、レーザ光や赤外線等の
熱線を用いた装置、それらを併用した装置、等々があ
る。
【0004】また、特許第2502826号公報の明細
書に記載された技術のように、プリント配線板の一方の
面側に搭載された耐熱温度の低い電子部品の温度上昇を
抑制しながら、他方の面側の被はんだ付け部を加熱して
リフローはんだ付けを行うリフローはんだ付け装置の技
術もある。
【0005】また、被はんだ付け部やはんだの酸化を防
止しかつ溶融したはんだの流動性を向上させるために、
チャンバ内に窒素ガス(N2 ガス)等の不活性ガスを供
給して低酸素濃度雰囲気中でリフローはんだ付けを行う
装置の技術もある。このようなリフローはんだ付け装置
は、外気に対するチャンバの封止性がN2 ガスの消費量
を少なくする上で重要である。そのため、プリント配線
板を加熱するための熱風あるいは冷却するための冷風
は、チャンバ内で循環させることによりチャンバ外へ漏
出させない構成となっている。
【0006】このことは、チャンバ内にN2 ガスを供給
する場合だけに限られるものではなく、はんだ付け装置
の熱効率を良好に保つ上からも重要であり、外気から隔
絶されたチャンバ内で被はんだ付けワークの加熱あるい
は冷却を行うことが通常行われている所以である。
【0007】一方、板状の被はんだ付けワーク、例えば
プリント配線板を搬送する手段としては、プリント配線
板の両側端部を平行2条のチェーンコンベアのピン上に
載置・支持させて搬送するチェーンコンベアが搬送コン
ベアとして一般的に使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】熱風を吹きつけてプリ
ント配線板を加熱しリフローはんだ付けを行う装置や、
さらに、冷風を吹きつけてプリント配線板を冷却する構
成を備えたリフローはんだ付け装置において、プリント
配線板の中央部分に対して搬送コンベアに支持される両
側端部の加熱や冷却が不十分になる問題がある。すなわ
ち、温度むらを生じてしまう問題がある。
【0009】図6は、リフローはんだ付け装置の搬送コ
ンベアの従来例を示す横断面図で、熱風加熱あるいは冷
風冷却を行う場合の問題を説明する図である。
【0010】この図において、プリント配線板1は、面
実装部品2を搭載するとともに、プリント配線板1の両
側端部1aが、搬送コンベア3のチェーン4のピン5で
支持され、かつガイド板6で位置が規制されて搬送され
る。そして、このプリント配線板1の板面1b,1cに
対して直角方向から熱風あるいは冷風を吹きつけるよう
に構成した一般的なリフローはんだ付け装置の例であ
る。ただし、図6においては、チャンバや熱風あるいは
冷風を発生させる加熱手段,冷却手段,熱風や冷風を循
環せしめる雰囲気循環手段の雰囲気循環路および送風手
段等については公知であるので省略して図示していな
い。また、搬送コンベア3の搬送方向は図6の紙面に対
して直角方向である。
【0011】図6のように、プリント配線板1の両側端
部1aを支持して搬送する搬送コンベア3は平行2条に
構成されて成り、搬送し走行するチェーン4を支持する
チェーンガイド7やコンベアフレーム8を備えている。
コンベアフレーム8には、図6のような中空部材もあれ
ば横断面が「コ」字状や「L」字状の部材等々が使用さ
れている。
【0012】ここで、図6を見てわかるように、プリン
ト配線板1に吹きつけられる熱風あるいは冷風は、プリ
ント配線板1の両側端部1a側のコンベアフレーム8が
その障害となって両側端部1a側には十分に流れない。
すなわち、熱風あるいは冷風は矢印Dのようにプリント
配線板1の板面1b,1cから離れた位置を速い速度で
流れ、プリント配線板1の両側端部1aでは矢印Eのよ
うに相対的に遅い速度でしか流れない。
【0013】そのために、プリント配線板1の両側端部
1aの加熱あるいは冷却を十分に行うことができずに温
度むらを生じる問題がある。
【0014】この問題は、プリント配線板1の両側端部
1aの隅々まで高密度に面実装部品2が搭載されるよう
になった今日のプリント配線板1では、両側端部1a部
分の加熱あるいは冷却を十分に行うことができずに、加
熱あるいは冷却の温度プロファイルがプリント配線板1
の各部で揃わず、はんだ付け不良や部品不良を発生させ
る原因となっている。
【0015】本発明の目的は、プリント配線板の板面に
沿って均一な速度で熱風あるいは冷風が流れるようにす
ることにある。そして、これによりはんだ付け不良や部
品不良が発生しないリフローはんだ付けが行えるように
することにある。
【0016】
【発明を解決するための手段】本発明のリフローはんだ
付け装置は、プリント配線板に臨ませてコンベアフレー
ムに開口を設け、プリント配線板に吹きつけられる熱風
あるいは冷風をこの開口から吸い込んでチャンバ内を循
環させるように構成したとことに特徴がある。
【0017】すなわち、板状の被はんだ付けワークの両
側端部を搬送コンベアで支持してチャンバ内を搬送し、
チャンバ内の加熱された雰囲気または冷却された雰囲気
を雰囲気循環手段の雰囲気循環路で循環させながら被は
んだ付けワークに吹きつけ、被はんだ付けワークの加熱
または冷却を行うリフローはんだ付け装置において、搬
送コンベアのコンベアフレームに被はんだ付けワークに
臨む側の部分にチャンバ内の雰囲気を雰囲気循環路へ吸
い込むための開口を設けたものである。
【0018】これにより、板状の被はんだ付けワークに
吹き当たった加熱された雰囲気、すなわち熱風または冷
却された雰囲気は、板状の被はんだ付けワークの板面に
沿って流れてその両側端部からコンベアフレームの吹込
開口に吸い込まれて流れ、該板状の被はんだ付けワーク
の両側端部もむらなく加熱あるいは冷却することができ
るようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は次のような実施形態例に
おいて実施することができる。
【0020】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明のリ
フローはんだ付け装置の第1の実施の形態を示す横断面
図、図2は、図1のリフローはんだ付け装置の全体を示
す縦断面図で、図6と同一符号は同一部分を示し、また
2 ガスの供給系はシンボル図で示してある。
【0021】これらの図において、炉体9内は3つの
室、すなわち昇温部加熱室10、均温部加熱室11、リ
フロー部加熱室12に分割してあり、各室10〜12を
通って矢印A方向に回動走行する平行2条のチェーン4
を備えた搬送コンベア13を設けてある。
【0022】そして、炉体9を形成するチャンバ14内
の搬送コンベア13の上方には仕切板15によって雰囲
気循環路16が形成され、この雰囲気循環路16と、こ
の雰囲気循環路16に設けたモータ17により駆動され
るファン18と、雰囲気の流れ、すなわち熱風の流れを
整える整流板19と、循環する雰囲気を加熱するヒータ
20とによって雰囲気循環手段が形成されている。これ
により、ヒータ20で加熱された雰囲気を循環させなが
ら熱風として矢印Bのようにプリント配線板1に吹きつ
け、プリント配線板1の加熱を行うことができる。すな
わち熱風循環型の加熱手段21を構成している。また、
搬送コンベア13の下方側には雰囲気循環路22と、冷
却装置23を備えた冷却手段24を配設してある。
【0023】搬送コンベア13は、チェーン4,チェー
ンガイド7およびコンベアフレーム25からなり、図1
の左側のコンベアフレーム25が図の左右方向に移動し
てその支持幅を変えることができるように構成され、プ
リント配線板1の幅に合わせて支持幅を調節できる構成
である。また、左側のコンベアフレーム25に設けた摺
動板26はチャンバ14に摺接して設けてあり、搬送コ
ンベア13の支持幅を調節した際にも搬送コンベア13
を境界としてその上下の雰囲気を遮断できるように構成
してある。
【0024】チェーン4の走行をガイドするチェーンガ
イド7はコンベアフレーム25の上端側25aに寄せて
設けてあり、プリント配線板1の上方側の板面1b間近
を流れる熱風もコンベアフレーム25に邪魔されること
なく直線的に流れることができる。
【0025】コンベアフレーム25は管状であり、この
コンベアフレーム25の管内は各加熱室10,11,1
2ごとに隔璧25b(図1では網目で示してある)で仕
切られている。そして、チェーンガイド7の下方側にプ
リント配線板1に臨ませて吸込開口27を設けてあり、
続いてコンベアフレーム25に設けたホース接続口28
を介してホース29が接続されており、さらにチャンバ
14の外部に設けたホース30を介して冷却装置23を
通ってチャンバ14の下方に接続されているブロワ31
に雰囲気が吸い込まれ、その後、ブロワ31から吹き出
した冷風がチャンバ14内のを整流板32を通してプリ
ント配線板1の下面に吹きつける冷却手段24とからな
る雰囲気循環手段を構成している。したがって、プリン
ト配線板1の下方側の板面1c間近を流れる冷風も矢印
Cのように邪魔されることなくコンベアフレーム25の
吸込開口27へ直線的に流れることができる。
【0026】一方、ファン18の近傍にはN2 ガス供給
手段40のガス供給パイプ52を設けてあり、チャンバ
14内にN2 ガスを供給して低酸素濃度の雰囲気を形成
する構成である。
【0027】N2 ガスは、N2 ガスボンベ等のN2 ガス
供給装置41から開閉弁42,フィルタ43,圧力制御
弁44,圧力モニタ用の圧力計45,主となる開閉弁4
6,流量調節弁47,流量計48,各室ごとに設けた開
閉弁49,流量調節弁50,流量計51とを介して、各
ファン18の近傍に設けたそれぞれのガス供給パイプ5
2からチャンバ14内に供給する構成である。なお、図
1においてはガス供給手段40の詳細な図示を省略して
ある。
【0028】このように、このリフローはんだ付け装置
は、搬送されるプリント配線板1の上方側の板面1bを
低酸素濃度の雰囲気中で加熱してリフローはんだ付けを
行いつつ、その下方側の板面1cに冷風を吹きつけつつ
該面の温度上昇を抑制するはんだ付け方法を実現したリ
フローはんだ付け装置である。
【0029】さらに、プリント配線板1の一方(上方)
の板面1bと他方(下方)の板面1cとに温度差を与え
てリフローはんだ付けを行うことは、一方の板面1b側
(図の上面側)を加熱してリフローはんだ付けを行う場
合に、既にはんだ付けが完了している他方の板面1c側
(図の下面側)のはんだが溶融しないようにしたり、ま
た、他方の板面1cに搭載された耐熱温度の低い電子部
品を保護する上からも必要である。このことは、前掲の
特許第2502826号公報にも説明されている。
【0030】なお、図1および図2において、冷却装置
23に代えて加熱装置33を設けることにより、プリン
ト配線板1の両板面1b,1cを併せて加熱できるよう
にもなる。
【0031】冷却装置23としては、フィン等から構成
される自然空冷や冷却水を使用する強制冷却、あるいは
ヒートポンプを使用した熱交換器、等々の公知技術を使
用できる。
【0032】また、この冷却装置23に代えて加熱装置
33を備えた加熱手段34として使用する場合には、シ
ーズヒータ等を使用することが最も容易である。
【0033】このように、コンベアフレーム25に吸込
開口27を設け、この吸込開口27を介して雰囲気を循
環させることにより、プリント配線板1の表面を流れる
雰囲気がプリント配線板1の板面1b,1c全体にわた
って直線的に流れることが可能となり、プリント配線板
1の両側端部1aもむらなく加熱あるいは冷却を行うこ
とができるようになる。そしてその結果、プリント配線
板1の全面にわたって良好なはんだ付けを行うことがで
きるようになる。
【0034】また、図2において、35は前記炉体10
に設けたラビリンス部、36は前記ラビリンス部35を
形成する抑止板である。
【0035】〔第2の実施の形態〕図3は、本発明の第
2の実施の形態を示す横断面図である。図3は、図1に
相当する図であるが要部のみを示し、加熱手段,循環手
段,送風手段等はシンボル図で示し、その他チャンバ等
は省略してある。また、図1と同一符号は同一部分を示
す。
【0036】図3において、搬送コンベア60を構成す
るコンベアフレーム61の内部は仕切板62により上下
に仕切られており、その外部の上下方向の中程にはチェ
ーンガイド7を設けるとともに、各チェーンガイド7の
上方側と下方側には、プリント配線板1に臨ませてそれ
ぞれ吸込開口63,64を設けた構成である。
【0037】そして、プリント配線板1の上方の板面1
bに吹きつけられてその板面1bに沿って流れる雰囲気
(熱風あるいは冷風)を矢印Bのように上方側の吸込開
口63で吸い込み、また、プリント配線板1の下方の板
面1cに吹きつけられてその板面1cに沿って流れる雰
囲気(熱風あるいは冷風)を矢印Cのように下方側の吸
込開口64で吸い込むように構成してある。
【0038】雰囲気循環手段としてはブロワ65,66
を使用し、コンベアフレーム61のホース接続口67,
68に接続された循環路69,70中に加熱装置71,
72あるいは冷却装置73,74を備えるように構成し
ている。
【0039】その作用については前記第1の実施の形態
と同様であり、熱風あるいは冷風をプリント配線板1の
板面1b,1c全体にわたって直線的に流すことが可能
となり、プリント配線板1の両側端部1aもむらなく加
熱あるいは冷却を行うことができるよになる。
【0040】〔第3の実施の形態〕図4は、本発明の第
3の実施の形態の要部を示す横断面図で、コンベアフレ
ーム近傍のみを示し、他の部分の図示は省略してある。
また、図1と同一符号は同一部分を示すもので、コンベ
アフレーム81とチェーンガイド7を兼用した搬送コン
ベア80の例であり、搬送コンベア80は管状のコンベ
アフレーム81にチェーン4が走行するチェーンガイド
部82が形成されている。この場合においても吸込開口
83を設けてプリント配線板1の板面1b,1c全体に
わたって直線的に熱風あるいは冷風を矢印B,Cのよう
に流すことができる。また、矢印Cに示す熱風または冷
風はホース接続口84からホース29を介して図示しな
いブロアへ吸い込ますことができる。
【0041】〔第4の実施の形態〕図5(a),(b)
は、本発明の第4の実施の形態の要部を示す図で、図5
(a)は横断面図、図5(b)は、図5(a)の一部破
断斜視図で、コンベアフレームの近傍を示し、他の部分
の図示は省略してある。これらの図において、図1と同
一符号は同一部分を示す。
【0042】図5(a),(b)においてもコンベアフ
レームとチェーンガイドとを兼用した搬送コンベア90
の例であるが、図4と異なる点はコンベアフレーム91
が管状に形成されていない点である。すなわち、コンベ
アフレーム91は上部フレーム92と下部フレーム93
とからなり、いずれも長尺状に形成されている。上部フ
レーム92は肉薄部92aと肉厚部92bとからなり、
下部フレーム93は上部フレーム92の肉厚部92bと
同じ肉厚を有している。そして、上部フレーム92の肉
厚部92bと下部フレーム93との間にはチェーン4が
走行するチェーンガイド部94が形成されている。そし
て、接続具95により上部フレーム92と下部フレーム
93とを接続して一体に形成することによりコンベアフ
レーム91が構成されている。
【0043】また、下部フレーム93には複数の吸込開
口96が形成され、これらの吸込開口96を覆うフード
97が取り付けられている。また、フード97にはホー
ス29を接続するホース接続口98が形成されている。
また、99は前記フード97を下部コンベアフレーム9
3に取り付けるねじである。
【0044】なお、コンベアフレーム91は図5(b)
においては、その形状を説明するためその一部を示すも
ので、接続具95,吸込開口96,フード97は所要の
箇所に適宜設けられる。
【0045】このように、図1に示すブロア31から吹
き出した冷風または熱風はプリント配線板1の下面1c
側に吹き付けられてから図5(a)の矢印Cで示すよう
にプリント配線板1の下面1c側を流れて吸込開口96
を通ってフード97内で集められホース接続口98から
ホース29に流れる。
【0046】したがって、この場合においても、プリン
ト配線板1の板面1b,1c全体にわたって直線的に熱
風または冷風を矢印B,Cのように流すことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリフロー
はんだ付け装置によれば、搬送コンベアのコンベアフレ
ームの被はんだ付けワークに臨む側の部分にチャンバ内
の雰囲気を雰囲気循環路へ吸い込む吸収開口を設けたの
で、プリント配線板の表面を流れる雰囲気がプリント配
線板の板面全体にわたって直線的に流れることが可能と
なり、プリント配線板の両側端部もむらなく加熱あるい
は冷却を行うことができるようになる。そしてその結
果、プリント配線板の全面にわたって良好なはんだ付け
を行うことができるようになる。また、チャンバ内の熱
風,冷風はチャンバ内で循環させて、チャンバ外に漏出
させないので、熱効率を良好に保つことができ、また、
不活性ガスを供給して低酸素濃度雰囲気中ではんだ付け
を行う場合においても、不活性ガス消費量を低く抑える
ことができ、経費が節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図2】図1のリフローはんだ付け装置の全体を示す縦
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態の要部を示す図で、
図5(a)は横断面図、図5(b)は図5(a)の一部
破断斜視図である。
【図6】リフローはんだ付け装置の搬送コンベアの従来
例を示す横断面図である。
【符号の説明】 1 プリント配線板 1a 側端部 1b 板面 1c 板面 2 面実装部品 4 チェーン 5 ピン 6 ガイド板 7 チェーンガイド 9 炉体 10 昇温部加熱室 11 均温部加熱室 12 リフロー部加熱室 13 搬送コンベア 14 チャンバ 15 仕切板 16 雰囲気循環路 17 モータ 18 ファン 20 ヒータ 21 加熱手段 22 雰囲気循環路 23 冷却装置 24 冷却手段 25 コンベアフレーム 26 摺動板 27 吸込開口 28 ホース接続口 29,30 ホース 31 ブロワ 33 加熱装置 34 加熱手段 40N2 ガス供給手段 41N2 ガス供給装置 60 搬送コンベア 61 コンベアフレーム 62 仕切板 63,64 吸込開口 65,66 ブロワ 67,68 ホース接続口 80 搬送コンベア 81 コンベアフレーム 82 チェーンガイド部 83 吸込開口 84 ホース接続口 90 搬送コンベア 91 コンベアフレーム 92 上部フレーム 93 下部フレーム 94 チェーンガイド部 95 接続具 96 吸込開口 97 フード 98 ホース接続口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被はんだ付けワークの両側端部を
    搬送コンベアで支持してチャンバ内を搬送し、このチャ
    ンバ内の加熱された雰囲気または冷却された雰囲気を雰
    囲気循環手段の雰囲気循環路で循環させながら前記被は
    んだ付けワークに吹きつけ、前記被はんだ付けワークの
    加熱または冷却を行うリフローはんだ付け装置におい
    て、 前記搬送コンベアのコンベアフレームの前記被はんだ付
    けワークに臨む側の部分に前記チャンバ内の雰囲気を前
    記雰囲気循環路へ吸い込む吸込開口を設けたことを特徴
    とするリフローはんだ付け装置。
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KR100432192B1 (ko) * 2002-01-15 2004-05-17 일성기계공업 주식회사 피.시.비 리플로우 솔더링장치의 히팅유니트
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CN101483990B (zh) * 2008-01-07 2010-10-13 上海朗仕电子设备有限公司 用于回流焊炉加热区中的小型热交换系统

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