JPH0755016Y2 - 基板の反り矯正装置 - Google Patents
基板の反り矯正装置Info
- Publication number
- JPH0755016Y2 JPH0755016Y2 JP4988690U JP4988690U JPH0755016Y2 JP H0755016 Y2 JPH0755016 Y2 JP H0755016Y2 JP 4988690 U JP4988690 U JP 4988690U JP 4988690 U JP4988690 U JP 4988690U JP H0755016 Y2 JPH0755016 Y2 JP H0755016Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- conveyor
- warp
- warp amount
- conveyor device
- Prior art date
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、基板の反り矯正装置、特に、電子部品等が表
面実装される基板の反り矯正装置に関する。
面実装される基板の反り矯正装置に関する。
[従来の技術] 電子部品等を基板の表面に実装するに際しては、基板上
に半田を塗布あるいは貼着した後に、電子部品を搭載
し、これを半田リフロー装置等に誘導している。そし
て、半田リフロー装置において加熱し、半田を溶融する
ことにより、電子部品の半田付けを行っている。
に半田を塗布あるいは貼着した後に、電子部品を搭載
し、これを半田リフロー装置等に誘導している。そし
て、半田リフロー装置において加熱し、半田を溶融する
ことにより、電子部品の半田付けを行っている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このように基板に電子部品を搭載した状
態で熱処理装置でもって加熱し、半田付けを行う場合、
基板も高温に加熱され軟化することから、電子部品の重
量等の影響により、基板に反りが発生することがある。
態で熱処理装置でもって加熱し、半田付けを行う場合、
基板も高温に加熱され軟化することから、電子部品の重
量等の影響により、基板に反りが発生することがある。
これは、特に、生産性の向上を図るため、基板に後工程
での分離用V字状溝等を設けたような場合に顕著であ
る。
での分離用V字状溝等を設けたような場合に顕著であ
る。
すなわち、第3図に示すように、基板Sにはその中央部
に断面V字状溝Gが設けられており、表面に電子部品P
が実装されている。しかして、この基板Sは反り量Qを
有している。
に断面V字状溝Gが設けられており、表面に電子部品P
が実装されている。しかして、この基板Sは反り量Qを
有している。
このように、基板Sに反りが発生すると、後工程での基
板Sの裏面への実装時等に、部品の搭載精度が低下して
しまい歩留りが悪化するという問題があった。
板Sの裏面への実装時等に、部品の搭載精度が低下して
しまい歩留りが悪化するという問題があった。
本考案の目的は、かかる従来の問題に鑑みて、簡単な構
成でもって基板の反りを矯正し、歩留りの向上を図るこ
とのできる基板の反り矯正装置を提供することにある。
成でもって基板の反りを矯正し、歩留りの向上を図るこ
とのできる基板の反り矯正装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、熱処理装置から
排出された基板を搬送するコンベア装置と、該コンベア
装置の少なくとも2本の搬送ベルト両側上方に配置され
た基板保持部材と、前記コンベア装置の少なくとも2本
の搬送ベルトの上方に配置されたブロワー手段と、前記
コンベア装置の少なくとも2本の搬送ベルトの中間下方
に配置され、上下方向に移動可能な押圧手段と、前記基
板の反り量を検出する反り量検出手段と、該反り量検出
手段による検出結果、反り量が所定値を越えるときに、
前記コンベア装置の搬送ベルトを停止させ、前記押圧手
段を上昇させ、かつ、前記ブロワー手段を作動させる制
御手段とを備えたことを特徴とする。
排出された基板を搬送するコンベア装置と、該コンベア
装置の少なくとも2本の搬送ベルト両側上方に配置され
た基板保持部材と、前記コンベア装置の少なくとも2本
の搬送ベルトの上方に配置されたブロワー手段と、前記
コンベア装置の少なくとも2本の搬送ベルトの中間下方
に配置され、上下方向に移動可能な押圧手段と、前記基
板の反り量を検出する反り量検出手段と、該反り量検出
手段による検出結果、反り量が所定値を越えるときに、
前記コンベア装置の搬送ベルトを停止させ、前記押圧手
段を上昇させ、かつ、前記ブロワー手段を作動させる制
御手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、熱処理装置から排出された基板は、コ
ンベア装置によって搬送される。
ンベア装置によって搬送される。
そして、反り量検出手段でもって、基板の反り量が検出
される。反り量が所定値を越えるときには、制御手段は
コンベア装置の搬送ベルトを停止させ、押圧手段を上昇
させる。同時に、ブロワー手段も作動させる。すると、
反りを有する基板は、その上面両側が基板保持板に保持
されつつ、下面が押圧手段により押され、反りが矯正さ
れた状態で、ブロワー手段からの送風でもって冷却され
る。
される。反り量が所定値を越えるときには、制御手段は
コンベア装置の搬送ベルトを停止させ、押圧手段を上昇
させる。同時に、ブロワー手段も作動させる。すると、
反りを有する基板は、その上面両側が基板保持板に保持
されつつ、下面が押圧手段により押され、反りが矯正さ
れた状態で、ブロワー手段からの送風でもって冷却され
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
る。
第1図に本考案の一実施例を示す。
図において、10は熱処理装置としての半田付装置であ
り、基板を載せた状態で、該装置10内を通過させるため
の搬送ベルト12,12を備えている。
り、基板を載せた状態で、該装置10内を通過させるため
の搬送ベルト12,12を備えている。
20はコンベア装置であり、基台22の上面に、所定の間隔
を有して、平行な2本の搬送ベルト24,24が設けられて
いる。搬送ベルト24,24の外側には、ガイドバー26,26
が、同じく平行に配設されており、搬送ベルト24,24の
上面よりいくらか高い位置にあるガイドバー26,26の上
面には、搬送ベルト24,24の上方に張り出されて、基板
保持部材としてのストッパプレート28,28が固設されて
いる。
を有して、平行な2本の搬送ベルト24,24が設けられて
いる。搬送ベルト24,24の外側には、ガイドバー26,26
が、同じく平行に配設されており、搬送ベルト24,24の
上面よりいくらか高い位置にあるガイドバー26,26の上
面には、搬送ベルト24,24の上方に張り出されて、基板
保持部材としてのストッパプレート28,28が固設されて
いる。
30は、搬送ベルト24,24の上方で、ストッパプレート28,
28に対応する位置に配設されたブロワであり、基台22の
両側に固定された支持板32,32に張架された支持棒34,34
に支持固定されている。
28に対応する位置に配設されたブロワであり、基台22の
両側に固定された支持板32,32に張架された支持棒34,34
に支持固定されている。
36は、搬送ベルト24,24の中間下方において、基台22に
固設された押圧手段としてのエアシリンダ装置であり、
本実施例においては、基台22に固設された固定ブラケッ
ト38に3個のエアシリンダ40が設けられている。そし
て、該エアシリンダ40においては、ピストンロッド40A
が上下方向に出没する。
固設された押圧手段としてのエアシリンダ装置であり、
本実施例においては、基台22に固設された固定ブラケッ
ト38に3個のエアシリンダ40が設けられている。そし
て、該エアシリンダ40においては、ピストンロッド40A
が上下方向に出没する。
さらに、42はコンベア装置20の始端側に設けられたコン
ベア装置20スタート用の光電スイッチ、44はストッパプ
レート28の後端側に設けられたコンベア装置20停止用の
光電スイッチ、46は固定ブラケット38に設けられた反り
量検出手段としての反り量検出センサであり、投受光型
ダイオードが用いられる。
ベア装置20スタート用の光電スイッチ、44はストッパプ
レート28の後端側に設けられたコンベア装置20停止用の
光電スイッチ、46は固定ブラケット38に設けられた反り
量検出手段としての反り量検出センサであり、投受光型
ダイオードが用いられる。
なお、48はコントロールボックスであり、マイクロコン
ピュータ等を備え、光電スイッチ42および44からの信号
に基づき、コンベア装置20の搬送ベルト24,24を作用開
始させたり停止させる制御信号を出力する。また、反り
量検出センサ46の検出に基づき、エアシリンダ装置36、
および、ブロワ30の駆動信号を出力する。
ピュータ等を備え、光電スイッチ42および44からの信号
に基づき、コンベア装置20の搬送ベルト24,24を作用開
始させたり停止させる制御信号を出力する。また、反り
量検出センサ46の検出に基づき、エアシリンダ装置36、
および、ブロワ30の駆動信号を出力する。
次に、上記構成になる本実施例の作動を説明する。
半田付装置10において、搬送ベルト12,12に載置されて
搬送されながら加熱され、半田付けが完了した基板は、
半田付装置10から排出され、この半田付装置10に臨設さ
れたコンベア装置20の始端側にもたらされる。この基板
の到来が、光電スイッチ42で検出されると、第2図に示
すように、コントロールボックス48は搬送ベルト24をス
タートさせる駆動信号を出力する。
搬送されながら加熱され、半田付けが完了した基板は、
半田付装置10から排出され、この半田付装置10に臨設さ
れたコンベア装置20の始端側にもたらされる。この基板
の到来が、光電スイッチ42で検出されると、第2図に示
すように、コントロールボックス48は搬送ベルト24をス
タートさせる駆動信号を出力する。
しかして、基板が搬送されて、その先端がストッパプレ
ート28の後端側の光電スイッチ44で検出されると、搬送
ベルト24の駆動が停止され、基板も停止する。この基板
の停止状態において、反り量検出センサ46が作動し、基
板の反り量が所定量を越えると判断された場合には、コ
ントロールボックス48からエアシリンダ装置36を作動さ
せるための信号が送られ、エアシリンダ40のピストンロ
ッド40Aが上方に突出上昇する。
ート28の後端側の光電スイッチ44で検出されると、搬送
ベルト24の駆動が停止され、基板も停止する。この基板
の停止状態において、反り量検出センサ46が作動し、基
板の反り量が所定量を越えると判断された場合には、コ
ントロールボックス48からエアシリンダ装置36を作動さ
せるための信号が送られ、エアシリンダ40のピストンロ
ッド40Aが上方に突出上昇する。
すると、ピストンロッド40Aは基板を押し上げ、まず、
その上面両側をストッパプレート28に当接させつつ、反
りが無くなる、すなわち、基板が平坦面となるまで押し
付ける。
その上面両側をストッパプレート28に当接させつつ、反
りが無くなる、すなわち、基板が平坦面となるまで押し
付ける。
同時に、コントロールボックス48からの信号によりブロ
ワ30を作動させる。
ワ30を作動させる。
かくて、基板はブロワ30からの冷却風により冷却され、
反りの無い矯正された状態となる所定時間後に、エアシ
リンダ装置36が下降動作を行い、基板を再度、搬送ベル
ト24,24上に載置する。そして、その後、コンベア装置3
6が再スタートし、基板は次工程位置に搬送される。
反りの無い矯正された状態となる所定時間後に、エアシ
リンダ装置36が下降動作を行い、基板を再度、搬送ベル
ト24,24上に載置する。そして、その後、コンベア装置3
6が再スタートし、基板は次工程位置に搬送される。
尚、上述した実施例では、ブロワ30の作動を、基板の反
り量が所定値を越えたときに開始させるようにしたが、
これは、これに限られることなく、ブロワ30は、常時、
作動を継続するようにしてもよい。基板を早期に冷却さ
せるのに好都合であるからである。
り量が所定値を越えたときに開始させるようにしたが、
これは、これに限られることなく、ブロワ30は、常時、
作動を継続するようにしてもよい。基板を早期に冷却さ
せるのに好都合であるからである。
さらに、上述した実施例では、基板を全て一旦、停止さ
せた状態で反り量の検出を行うようにしたが、反り量の
検出は搬送中に行うことも可能である。この場合には、
反り量が所定値を越えていると検出されたとき、はじめ
て、基板の所定位置でコンベア装置20を停止させ、前述
と同じように、エアシリンダ装置36を作動させればよ
い。このようにすると、基板の搬送時間が短縮されて生
産性が向上する。
せた状態で反り量の検出を行うようにしたが、反り量の
検出は搬送中に行うことも可能である。この場合には、
反り量が所定値を越えていると検出されたとき、はじめ
て、基板の所定位置でコンベア装置20を停止させ、前述
と同じように、エアシリンダ装置36を作動させればよ
い。このようにすると、基板の搬送時間が短縮されて生
産性が向上する。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案によれば、基板の
反りが簡単な構成でもって矯正され、基板の歩留りを向
上させることができる。
反りが簡単な構成でもって矯正され、基板の歩留りを向
上させることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、 第2図は本考案一実施例の作動タイミングチャート、 第3図は従来の基板の反りの一例を説明するための斜視
図である。 10……半田付き装置、20……コンベア装置、24……搬送
ベルト、28……ストッパプレート、30……ブロワー、36
……エアシリンダ装置、42……光電スイッチ、46……反
り量検出センサ、48……コントロールボックス。
図である。 10……半田付き装置、20……コンベア装置、24……搬送
ベルト、28……ストッパプレート、30……ブロワー、36
……エアシリンダ装置、42……光電スイッチ、46……反
り量検出センサ、48……コントロールボックス。
Claims (1)
- 【請求項1】熱処理装置から排出された基板を搬送する
コンベア装置と、 該コンベア装置の少なくとも2本の搬送ベルトの両側上
方に配置された基板保持部材と、 前記コンベア装置の少なくとも2本の搬送ベルトの上方
に配置されたブロワー手段と、 前記コンベア装置の少なくとも2本の搬送ベルトの中間
下方に配置され、上下方向に移動可能な押圧手段と、 前記基板の反り量を検出する反り量検出手段と、 該反り量検出手段による検出結果、反り量が所定値を越
えるときに、前記コンベア装置の搬送ベルトを停止さ
せ、前記押圧手段を上昇させ、かつ、前記ブロワー手段
を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする基板
の反り矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4988690U JPH0755016Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 基板の反り矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4988690U JPH0755016Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 基板の反り矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410398U JPH0410398U (ja) | 1992-01-29 |
JPH0755016Y2 true JPH0755016Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31567960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4988690U Expired - Lifetime JPH0755016Y2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 基板の反り矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755016Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62116908U (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-24 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP4988690U patent/JPH0755016Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0410398U (ja) | 1992-01-29 |
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