JP2001057500A - そり矯正装置 - Google Patents

そり矯正装置

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JP2001057500A
JP2001057500A JP11230960A JP23096099A JP2001057500A JP 2001057500 A JP2001057500 A JP 2001057500A JP 11230960 A JP11230960 A JP 11230960A JP 23096099 A JP23096099 A JP 23096099A JP 2001057500 A JP2001057500 A JP 2001057500A
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JP
Japan
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substrate
lower limit
limit position
warp
straightening device
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JP11230960A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Obara
啓史 小原
Hiroshi Ogata
浩 小方
Izumi Miura
泉 三浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の種類によらずに、そり矯正装置の基板
への当接部が、そり矯正動作を終了して基板を離れてか
ら時間をおかずに基板を後工程へ搬送できるそり矯正装
置を提供する。 【解決手段】 搬送されてきた基板11に対して下方か
ら当接する当接ピン21を備えた基板サポート22と、
この基板サポート22を昇降させる昇降シリンダー23
とを備え、搬送されてきた基板11に対して下方から当
接ピン21を基板11に当接させて基板11のそりを矯
正し、そり矯正後に基板サポート22を所定の下限位置
まで下降させるそり矯正装置において、前記下限位置が
複数の高さに設定され、制御手段28により基板11に
応じて下限位置を変更して制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品実装機の基
板搬送などに際して基板のそりを矯正するそり矯正装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子回路が設けられる基板は、電子部品
を効率よく装着して稼働率を向上する事を要求されてい
る。そのため1枚の基板をより短時間で生産しなければ
ならなくなってきている。基板がそった状態となってい
ると、基板に電子部品を実装する際などに電子部品の装
着ミスなどを生じる恐れがあるため、このような装着ミ
スなどを生じないように、従来より基板のそりを矯正す
るそり矯正装置が設けられている。
【0003】従来のそり矯正装置は、図2に示すような
ものであった。図2において、1は、レール2に沿って
搬送される基板3に対して下方から当接して基板3のそ
りを矯正する当接ピンで、昇降シリンダ4により昇降さ
れる昇降板5上に多数設けられている。昇降板5および
当接ピン1は、昇降シリンダ4により下限位置と上限位
置との2つの決まった位置で停止されるようになってい
る。
【0004】レール2に沿って基板3が搬送されてくる
と、昇降板5および当接ピン1は、昇降シリンダ4によ
り下限位置から上限位置まで上昇され、上限位置で当接
ピン1が基板3に当接してそりを矯正する。その後、基
板3上に電子部品が実装されて、実装作業が完了する
と、昇降シリンダ4により昇降板5および当接ピン1が
下降され、下限位置に達したことを検出した段階で基板
3が後工程へ搬出されるようになっており、昇降板5お
よび当接ピン1は、次の基板3が搬送されてくるまで、
下限位置で待機している。
【0005】近年、基板3の品種は多岐にわたり、片面
実装の基板3から、両面実装で下側に大型部品が実装さ
れている基板3まで同一方式で搬送される。したがっ
て、下側に大型部品が実装されている基板3が搬送され
てくる際に、当接ピン1が干渉しないように、下限位置
が大きく下方まで下げられるようになっており、この結
果、昇降シリンダ4による上下方向に対する移動距離が
長くなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成のそり矯正装置では、特に片面実装の基板3では当接
ピン1が基板2を離れてから下限位置へ到着するまでの
時間が長くなり、その時間だけ後工程へ基板3を搬送す
ることができないため、生産時間短縮の大きな妨げとな
っていた。なお、搬送されている基板3への衝撃を考慮
すると、上昇・下降の速度を速めることは良策ではな
い。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、基
板の種類によらずに、そり矯正装置の基板への当接部
が、そり矯正動作を終了して基板を離れてから時間をお
かずに基板を後工程へ搬送できるそり矯正装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のそり矯正装置は、搬送されてきた基板に対
して下方から当接する当接部と、この当接部を昇降させ
る昇降手段とを備え、搬送されてきた基板に対して下方
から当接部を基板に当接させて基板のそりを矯正し、そ
り矯正後に当接部を所定の下限位置まで下降させるそり
矯正装置であって、前記下限位置が複数の高さに設定さ
れ、制御手段により基板に応じて下限位置を変更して制
御するように構成したものである。
【0009】この構成によれば、基板の種類によらず、
そり矯正装置の基板への当接部が、そり矯正動作を終了
して基板を離れてから、時間をおかずに基板を後工程へ
搬送できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載のそり矯正装置は、
搬送されてきた基板に対して下方から当接する当接部
と、この当接部を昇降させる昇降手段とを備え、搬送さ
れてきた基板に対して下方から当接部を基板に当接させ
て基板のそりを矯正し、そり矯正後に当接部を所定の下
限位置まで下降させるそり矯正装置であって、前記下限
位置が複数の高さに設定され、制御手段により基板に応
じて下限位置を変更して制御するように構成したもので
ある。
【0011】この構成により、当接部をあまり低い位置
まで下降させなくても基板の電子部品などに干渉しない
基板に対しては、下限位置を比較的高い位置に設定する
ことができて、当接部が基板から短い距離で離れたとこ
ろを検出して停止することが可能となるため、無駄な距
離を移動せずに効率的に搬送を開始することができ、ま
た、次の基板を矯正するときも最小の移動距離で生産を
開始することが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のそ
り矯正装置において、下限位置に達したことを検知する
検知手段を、複数の高さに応じるように複数設け、基板
に対応させて検知手段を切り換えることで下限位置を調
整するように構成したものである。請求項3記載の発明
は、請求項1記載のそり矯正装置において、計時手段を
設け、当接部を下降させる時間を切り換えることで下限
位置を調整するように構成したものである。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載のそり矯正装置において、そり矯正装置が、
基板に対して電子部品を装着する電子部品実装機に設け
られているものである。以下、本発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態にかか
るそり矯正装置およびその近傍箇所を概略的に示す正面
図である。
【0014】図1において、10は基板11を搬送する
対となったレールで、搬送用のベルトを有しており、こ
れらのベルトにより、基板11の両辺部を保持した状態
で基板11を所定方向に沿って搬送する。また、12
は、基板11が例えば実装位置に到着したことを検出す
る到着検知センサーで、この到着検知センサー12によ
り基板11が到着したことを検知した際にそり矯正装置
20が駆動されて基板11のそりが矯正されるようにな
っている。
【0015】そり矯正装置20は、基板11に対して下
方から当接する当接部としての複数の当接ピン21を備
えた基板サポート22と、この基板サポート22を昇降
させ、3ポジション切替型バルブ24を有する昇降手段
としての昇降シリンダー23と、昇降シリンダー23に
内蔵されたピストン昇降範囲に対して複数配置されて、
基板サポート22が下降されて停止される複数の下限位
置(昇降ストロークにおける中途位置)をそれぞれ検出
するための下限位置検知センサー25と、昇降シリンダ
ー23に内蔵されたピストンが昇降シリンダー23内に
おいて最も下限に位置したことを検知する最下限位置検
知センサー26と、複数の下限位置検知センサー25に
対して入力を選択して切り換える切換スイッチ27と、
記憶部や計時手段としてのタイマーなどを有し、そり矯
正装置20の制御を含めて基板搬送に関する制御を行う
制御手段28と、生産の開始・機種切り替え等の入力お
よび表示を行う操作表示パネル29とから構成されてい
る。
【0016】以上のように構成されたそり矯正装置20
について以下、その動作を説明する。基板11の搬送に
先立って、該当する基板11における下面側の電子部品
取付状態(基板下高さ)に基づいて、この基板11の電
子部品に当接ピン21が干渉することがない最も高い位
置の下限位置まで基板サポート22が下降されるよう
に、切換スイッチ27を切り換えて、前記下限位置に対
応する下限位置検知センサー25を接続させておく。
【0017】生産が開始されると、まず、基板サポート
22が前記下限位置に位置するように昇降シリンダー2
3にて移動される。レール10に沿って基板11が前工
程から搬送されてきて、到着検知センサー12により基
板11が到着したことが検知されると、当接ピン21を
備えた基板サポート22が、昇降シリンダ23により上
昇され、当接ピン21が基板11に当接して基板11の
そりが矯正される。この状態を保持しながら(もしくは
そり矯正後に)、基板11上に電子部品が実装される。
実装作業が完了すると、昇降シリンダ23により当接ピ
ン21とともに基板サポート22が下降される。
【0018】この場合に、選択されて接続された下限位
置検知センサー25にて、基板11に対応する下限位置
に達したことを検知するまで、昇降シリンダ23が下降
される。すなわち、搬送されてくる基板11における下
面側の電子部品取付状態に基づいて、この基板11の電
子部品に当接ピン21が干渉することがない最も高い位
置の下限位置まで基板サポート22が下降される。そし
て、この下限位置検知センサー25にて、基板サポート
22が下限位置に達したことを検知した段階で、昇降シ
リンダ23に対して停止信号が出力されてその下降動作
が停止されるとともに、レール10に沿って基板11が
後工程へ搬送される。
【0019】その後、前工程より次の基板11が搬送さ
れてきて、上記動作が繰り返して行われる。なお、生産
が終了して基板11の機種を変更する際には、操作表示
パネル29から所定の入力を行うことにより、切換スイ
ッチ27を最下限位置検知センサー26に接続させて基
板サポート22が最下限位置となるように、下降させ
る。
【0020】上記構成によれば、当接ピン21を備えた
基板サポート22を最下限位置まで下降させなくても、
当接ピン21が基板11の電子部品などに干渉すること
がなく、当接ピン21が基板11から短い距離で離れた
ところを検出して停止することが可能となる。これによ
り、昇降シリンダ23により無駄な距離を移動させるこ
となく、効率的に搬送作業を開始させることができ、ま
た、次の基板11を矯正するときも最小の移動距離で生
産を開始することが可能となり、この結果、生産能率が
向上する。
【0021】なお、以上の説明では切換スイッチ27に
より下限位置を切り換えるように構成した場合を述べた
が、この代わりに、制御手段28に内蔵したタイマーに
より、基板サポート22が下降を始めてから停止させる
までの設定時間を操作表示パネル29の操作などにより
切り換えることにより、昇降シリンダ23に対する出力
を制御してもよい。
【0022】また、生産する基板11の基板下高さの種
類をあらかじめ制御手段28に入力しておき、切換スイ
ッチ27を廃して、下限位置検知センサー25の入力を
すべて制御手段28内に取り込んで、下限位置検知セン
サー25の入力を基板下高さに応じて制御手段28によ
り自動的に切り換えるように構成してもよく、この場合
には、基板11の種類が変更されても自動的に良好な下
限位置が選択されることとなる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送され
てきた基板に対して下方から当接する当接部と、この当
接部を昇降させる昇降手段とを備え、搬送されてきた基
板に対して下方から当接部を基板に当接させて基板のそ
りを矯正し、そり矯正後に当接部を所定の下限位置まで
下降させるそり矯正装置において、前記下限位置が複数
の高さに設定され、制御手段により基板に応じて下限位
置を変更して制御するように構成したことにより、最小
の時間で基板の搬送を完了させることができる。また、
自動で基板の実装を行うときと段取り替えを行うときで
下限位置を自動的に変更することも可能となるため、こ
れにより段取り替え時間への影響をなくすことができる
という効果も有する。これにより、基板搬送を開始させ
るまでの時間や、そり動作にかかるまでの時間を短縮す
ることができるとともに、段取り替え時間に影響がない
ため生産効率を飛躍的に向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるそり矯正装置およ
びその近傍箇所を概略的に示す正面図である。
【図2】従来のそり矯正装置およびその近傍箇所を概略
的に示す正面図である。
【符号の説明】
10 レール 11 基板 20 そり矯正装置 21 当接ピン(当接部) 22 基板サポート 23 昇降シリンダー(昇降手段) 25 下限位置検知センサー 27 切換スイッチ 28 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 CC09 DD02 DD03 DD05 DD12 DD13 DD50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてきた基板に対して下方から当
    接する当接部と、この当接部を昇降させる昇降手段とを
    備え、搬送されてきた基板に対して下方から当接部を基
    板に当接させて基板のそりを矯正し、そり矯正後に当接
    部を所定の下限位置まで下降させるそり矯正装置であっ
    て、前記下限位置が複数の高さに設定され、制御手段に
    より基板に応じて下限位置を変更して制御するように構
    成したそり矯正装置。
  2. 【請求項2】 下限位置に達したことを検知する検知手
    段を、複数の高さに応じるように複数設け、基板に対応
    させて検知手段を切り換えることで下限位置を調整する
    ように構成した請求項1記載のそり矯正装置。
  3. 【請求項3】 計時手段を設け、当接部を下降させる時
    間を切り換えることで下限位置を調整するように構成し
    た請求項1記載のそり矯正装置。
  4. 【請求項4】 そり矯正装置が、基板に対して電子部品
    を装着する電子部品実装機に設けられている請求項1〜
    3の何れかに記載のそり矯正装置。
JP11230960A 1999-08-18 1999-08-18 そり矯正装置 Pending JP2001057500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105430A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板搬送装置および基板搬送方法
JP2017103402A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板搬送方法、部品実装方法、基板搬送装置および部品実装装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016105430A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板搬送装置および基板搬送方法
JP2017103402A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板搬送方法、部品実装方法、基板搬送装置および部品実装装置

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