JP2710250B2 - プリント配線板の反り矯正装置 - Google Patents

プリント配線板の反り矯正装置

Info

Publication number
JP2710250B2
JP2710250B2 JP62256006A JP25600687A JP2710250B2 JP 2710250 B2 JP2710250 B2 JP 2710250B2 JP 62256006 A JP62256006 A JP 62256006A JP 25600687 A JP25600687 A JP 25600687A JP 2710250 B2 JP2710250 B2 JP 2710250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
heating furnace
cooling
warpage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62256006A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0197645A (ja
Inventor
啓文 新井
邦浩 鶴丸
正則 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP62256006A priority Critical patent/JP2710250B2/ja
Publication of JPH0197645A publication Critical patent/JPH0197645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2710250B2 publication Critical patent/JP2710250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/225Correcting or repairing of printed circuits

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、樹脂積層板を基板とするプリント配線板の
反り矯正装置に関するものである。 [背景技術] プリント配線板はその加工工程において、加熱や加
湿、加圧など種々の外的影響が加わるために大なり小な
り反りが発生している。しかし、従来はプリント配線板
への実装はリードでおこなわれるためにプリント配線板
の反りはさほど問題になっていなかったが、表面実装が
増加するにつれてプリント配線板の反りが大きな問題に
なってきている。 このためにプリント配線板の反りを矯正することが種
々検討されているが、プリント配線板を反りと反対側へ
手で曲げる力を加えて反り直しをおこなうことで反りを
矯正しているのが現状である。しかしこの方法は手作業
であるために人手を多く必要とすると共に生産能率が悪
いという問題があり、また反りの矯正を反りの戻りなく
おこなうためにはプリント配線板が加熱した状態で反り
直しをする必要があるが、手作業であるためにプリント
配線板を加熱する温度には限界があり、反りの矯正を確
実におこなうことができないという問題があった。 [発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、人
手によることなく確実にプリント配線板の反りを矯正す
ることができ、加えてプリント配線板の処理を効率良く
おこなうことができるプリント配線板の反り矯正装置を
提供することを目的とするものである。 [発明の開示] しかして本発明に係るプリント配線板の反り矯正装置
は、プリント配線板Aを通過させて加熱する加熱炉1
と、加熱炉1内から送り出されたプリント配線板Aを水
平状態で上下から冷却板2によって加圧して反りを直し
つつ冷却する複数組みの加圧冷却装置3と、加圧冷却装
置3で反りを矯正されたプリント配線板Aを搬出する搬
出装置4と、複数組みの加圧冷却装置3を順に加熱炉1
の出口から搬出装置4へと移動させると共に搬出装置4
から加熱炉1の出口へと移動させる移動装置5とを具備
して成ることを特徴とするものであり、加熱炉1で加熱
したプリント配線板Aを加圧冷却装置3の冷却板2で加
圧することで、人手を要することなくプリント配線板A
の反りを矯正できるようにし、また加圧冷却装置3を複
数組み設けて移動装置5によって加熱炉1と搬出装置4
との間を移動させることで、加熱炉1内に長時間プリン
ト配線板Aを滞留させることなくプリント配線板Aを冷
却板2によって十分に加圧冷却できるようにしてプリン
ト配線板Aの処理を効率良くおこなえるようにしたもの
であって、以下本発明を実施例によって詳述する。 加熱炉1は循環温風式乾燥機によって形成してプリン
ト配線板Aの加熱を均一におこなえるようにしてある。
加熱炉1の前後にはそれぞれ入り口と出口とが設けてあ
り、入り口から加熱炉1内に導入される送り込みコンベ
ア9と、出口を通して加熱炉1から導出される送り出し
コンベア10とがそれぞれ設けてある。各コンベア9,10は
複数本のチェーン11をスプロケット12に平行に懸け渡し
て構成されるバーチェーンコンベアで形成されるもので
ある。この加熱炉1内において両コンベア9,10間には移
動コンベア13が設けてある。移送コンベア13は一対のチ
ェーン14をスプロケット15間に懸け渡して形成されるも
のであり、チェーン14間に受け板16を一定間隔で複数本
掛け渡して取り付けると共に各受け板16にフォーク17が
突出させてある。また送り出しコンベア9の加熱炉1か
ら突出する部分の両側においてそれぞれ加熱炉1から突
出するレール18が配設してあり、移載装置19に設けた車
輪20を各レール18に取り付けて移載装置19をレール18に
沿って走行自在にしてある。この移載装置19は持ち上げ
具21を上下回動自在に設けて形成してある。 加圧冷却装置3は上下一対の冷却板2,2を具備して形
成されるものであり、下の冷却板2を固定の冷却板2aと
すると共に上の冷却板2を可動の冷却板2bとし、支柱22
によって下向きに支持したエアーシリンダ23のロッド24
の先端に可動の冷却板2bを取り付けてある。冷却板2と
してはアルミニウム板やステンレス板など表裏両面をフ
ラットな平面に磨いた金属板を使用することができる。
このように形成される加圧冷却装置3は複数組み(図の
実施例では4組)のものが用いられるものであり、移動
装置5によって移動できるようにしてある。移動装置5
は回転軸25の上端に設けられる回転テーブル26と回転軸
25を間欠的に回転駆動するモータ27とを具備して形成さ
れるもので、回転テーブル26の周縁に各加熱冷却装置3
を一定間隔で取り付けてある。加熱冷却装置3は移動装
置5で3/4周回転されると加熱炉1の出口から搬出装置
4の位置まで移動されるようになっている。搬出装置4
は一対のレール28と、各レール28に沿って走行自在に取
り付けた走行体29と、走行体29に上下回動自在に取り付
けた取り出し具30とを具備して形成されるものである。 ここで、本発明において反り矯正の対象とするプリン
ト配線板Aは、基板を樹脂積層板で形成したものであ
る。すなわち、ガラス布や紙などの基材にエポキシ樹脂
やフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂のワニスを含浸し
て乾燥することによってプリプレグを作成すると共に、
この複数枚のプリプレグ及び銅箔などの金属箔を重ねて
加熱加圧成形することによって金属箔張り積層板を作成
し、さらにこの金属張り積層板の金属箔にエッチング加
工を施したり孔加工を施したりすることによって、樹脂
積層板を基板とするプリント配線板Aを得ることができ
る。 しかしてこのプリント配線板Aの反りを矯正するにあ
たっては、まず送り込みコンベア9によって一枚づつプ
リント配線板Aを加熱炉1内に送り込む。加熱炉1内に
送り込まれた各プリント配線板Aは、移送コンベア13の
間欠的な走行作動で間欠的に移動するフォーク17に受け
られ、フォーク17によって支持されて立った状態で間欠
的に加熱炉1内を進行し、この間に加熱される。加熱炉
1内の温度はプリント配線板Aの基板の樹脂のガラス転
移点より高い温度に設定されており、プリント配線板A
はガラス転移点より高い温度にまで加熱される。ここ
で、プリント配線板Aの基板となる樹脂積層板を構成す
る樹脂が例えばエポキシ樹脂の場合、ガラス転移点は12
0〜150℃であるためにこれ以上の温度になるようにプリ
ント配線板Aを加熱するものである。このようにして加
熱されたプリント配線板Aは移送コンベア13の間欠的な
走行に伴ってフォーク17から送り出しコンベア10に移さ
れ、送り出しコンベア10によって加熱炉1から送り出さ
れる。送り出しコンベア10によって送り出されたプリン
ト配線板Aは移載装置19によって持ち上げられて加熱炉
1の出口に位置する加圧冷却装置3に移載される。移載
装置19の持ち上げ具21の先端のクランパ31でプリント配
線板Aの両端をつかむことによって、プリント配線板A
を持ち上げて送り出しコンベア10から加圧冷却装置3に
移載することができる。この持ち上げ具21としては吸盤
などで形成してプリント配線板Aを吸着して持ち上げる
ようにすることもできる。 加熱炉1の出口に位置する加圧冷却装置3は可動の冷
却板2bと固定の冷却板2aとが開いた状態にあり、移載さ
れるプリント配線板Aは固定の冷却板2a上にセットされ
る。このようにプリント配線板Aが加圧冷却装置3にセ
ットされると、シリンダ23が作動して可動の冷却板2bが
降下して上下の冷却板2a,2bが閉じ、上下の冷却板2a,2b
の間においてプリント配線板Aを挟圧して冷却板2a,2b
のフラットな面で加圧し、プリント配線板Aの反りを直
す。プリント配線板Aをその樹脂のガラス転移点以上の
温度に加熱した状態で加圧することによって、プリント
配線板の残留応力を除去した状態で反りを直すことがで
きるのである。加圧は例えば30cm×50cmの大きさのプリ
ント配線板Aに対して5〜100kgをかければ十分であ
る。このように上下の冷却板2a,2bを閉じたあと、移動
装置5が間欠的に作動し、この冷却板2a,2bを閉じた加
圧冷却装置3は1/4周づつ間欠的に回転移動され、搬出
装置4の位置に来た段階でシリンダ23が再び作動して可
動の冷却板2bが上動し、搬出装置4によってプリント配
線板Aはこの加圧冷却装置3から取り出されて搬出され
る。このように加圧冷却装置3が1/4周づつ間欠的に回
転移動されると、搬出装置4によってプリント配線板A
を取り出された次の加圧冷却装置3が加熱炉1の出口に
移動することになり、同様にして加熱炉1で加熱された
プリント配線板Aがこの加熱冷却装置3にセットされる
ことになる。搬出装置4の取り出し具30には先端にクラ
ンパ32が設けてあって、クランパ32でプリント配線板A
の両端をつかむことによって、プリント配線板Aを持ち
上げて加圧冷却装置3から取り出すことができるように
してある。 ここで、プリント配線板Aを加圧冷却装置3にセット
して加圧する際にプリント配線板Aは冷却板2a,2bに接
触しているために、プリント配線板Aの熱は冷却板2a,2
bに吸収されて放熱されることになり、プリント配線板
Aをガラス転移点以下の温度に冷却することができると
共にさらにプリント配線板Aを取り扱うことのできる50
〜60℃程度の温度にまで冷却することができる。そして
このようにプリント配線板Aを冷却するには所要の時間
が必要であるが、加圧冷却装置3が加熱炉1から搬出装
置4にまで移動するのに要する時間で冷却時間をまかな
うことができ、加熱炉1を通すプリント配線板Aの速度
を遅くしたり間隔を長くしたりする必要はなくなり、プ
リント配線板Aを処理能率を高めることができることに
なる。 以上のようにしてプリント配線板Aをその樹脂のガラ
ス転移点以上の温度に加熱して反りを直した状態で、プ
リント配線板Aをガラス転移点以下の温度に冷却する
と、プリント配線板は反りを直した状態に固定させるこ
とになり、反りが戻るようなことなく反りの矯正を確実
におこなうことができるものである。例えば250mm×300
mmのサイズのプリント配線板において1.0mmの反りを0.1
mmもしくはそれ以下に矯正することができる。 [発明の効果] 上述のように本発明にあっては、加熱炉で加熱したプ
リント配線板を加圧冷却装置の冷却板で加圧して反り直
しをすることによって、人手を要することなくプリント
配線板の反りを矯正することができるものであり、しか
もこのように人手を必要としないためにプリント配線板
を樹脂のガラス転位点以上の温度など高温に加熱した状
態で反り直しをおこなうことができ、反りの矯正を確実
におこなうことができるものである。また加圧冷却装置
で反りを矯正されたプリント配線板を搬出する搬出装置
と、複数組みの加圧冷却装置を順に加熱炉の出口から搬
出装置へと移動させると共に搬出装置から加熱炉の出口
へと移動させる移動装置とを具備したので、加圧冷却装
置が加熱炉から搬出装置にまで移動するのに要する時間
でプリント配線板を十分に冷却することができ、加熱炉
内に長時間プリント配線板を滞留させることなくプリン
ト配線板の処理を効率良くおこなうことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は同上の平
面図である。 1は加熱炉、2は冷却板、3は加圧冷却装置、4は搬出
装置、5は移動装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有馬 正則 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−89694(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.プリント配線板を通過させて加熱する加熱炉と、加
    熱炉内から送り出されたプリント配線板を水平状態で上
    下から冷却板によって加圧して反りを直しつつ冷却する
    複数組みの加圧冷却装置と、加圧冷却装置で反りを矯正
    されたプリント配線板を搬出する搬出装置と、複数組み
    の加圧冷却装置を順に加熱炉の出口から搬出装置へと移
    動させると共に搬出装置から加熱炉の出口へと移動させ
    る移動装置とを具備して成ることを特徴とするプリント
    配線板の反り矯正装置。
JP62256006A 1987-10-09 1987-10-09 プリント配線板の反り矯正装置 Expired - Lifetime JP2710250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62256006A JP2710250B2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 プリント配線板の反り矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62256006A JP2710250B2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 プリント配線板の反り矯正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0197645A JPH0197645A (ja) 1989-04-17
JP2710250B2 true JP2710250B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=17286595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62256006A Expired - Lifetime JP2710250B2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 プリント配線板の反り矯正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2710250B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5216965B2 (ja) * 2008-05-27 2013-06-19 Ke・Osマシナリー株式会社 箱矯正装置
CN107750092B (zh) * 2017-11-18 2023-06-20 上海伯乐电子有限公司 一种印刷线路板自动热起凸设备
CN113207238B (zh) * 2021-03-30 2022-11-29 广东兴达鸿业电子有限公司 一种pcb板矫正设备及其矫正方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189694A (ja) * 1984-10-09 1986-05-07 ソニー株式会社 プリント基板の形状矯正方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0197645A (ja) 1989-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110774137A (zh) 一种高导热铝基板拉丝、涂胶、烘干一体化设备
CN218664051U (zh) 一种pcb料板上料装置
JP2710250B2 (ja) プリント配線板の反り矯正装置
CN109466165A (zh) 一种热转印设备
JP5533650B2 (ja) 自動はんだ付け装置
TWM609015U (zh) 先進先出運輸設備
US4424092A (en) Feed and discharge apparatus for a laminate press
JP3101849B2 (ja) 多層プリント配線基板の歪み除去装置
KR20180090911A (ko) 소자의 외부전극 형성시스템의 건조장치
JPS63262227A (ja) 積層板の矯正方法
JPH036419Y2 (ja)
CN216057674U (zh) 一种应用于pcb板工艺的厚油墨印刷流平系统装置
TWM569747U (zh) Plate flipping and retracting device
JP2674763B2 (ja) プリント配線板の反り矯正装置
JPH0126409Y2 (ja)
CN215499772U (zh) 一种自动化套板机
CN217018967U (zh) 无铅焊接热风的pcb板回流焊机
CN218558263U (zh) 一种生日蜡烛自动丝印装置
JPH01282886A (ja) 電子回路基板の乾燥方法及び乾燥装置
TWI739647B (zh) 先進先出運輸設備及其使用方法
JP3228443B2 (ja) 樹脂成形品の成形設備
KR100630784B1 (ko) 반도체기판 자동 이송장치
JPH02116547A (ja) プリント配線板の反り矯正装置の搬送装置
JPH11121910A (ja) 電子部品実装用樹脂の熱硬化装置および熱硬化方法
SU1735179A1 (ru) Устройство дл перемещени жестких листовых изделий

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term