JPH036419Y2 - - Google Patents

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JPH036419Y2
JPH036419Y2 JP14102983U JP14102983U JPH036419Y2 JP H036419 Y2 JPH036419 Y2 JP H036419Y2 JP 14102983 U JP14102983 U JP 14102983U JP 14102983 U JP14102983 U JP 14102983U JP H036419 Y2 JPH036419 Y2 JP H036419Y2
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JP
Japan
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plate
belt
rolls
roll
warpage
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JP14102983U
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English (en)
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JPS6048417U (ja
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Publication of JPH036419Y2 publication Critical patent/JPH036419Y2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板状体のそり直し装置に関するもので
ある。
プリント回路板及びその基板としての積層板等
は加工工程における自動化機械への適応性から
「そり」の少ないことが重要な製品特性として要
求されている。
通常、プリント回路用の積層板は両面又は片面
は銅箔で、内部は紙、ガラス繊維布等の基材に樹
脂を含浸させたプリプレグで構成されている。こ
の内外層を構成する材料は通常熱膨張率等の物理
特性に非常に差があるため、回路板への加工前に
おいてそりがなく平面を保つていても、打抜工
程、エツチング工程、その他熱的加工工程の前後
においては内部応力や平面応力状態が変化し、そ
りが発生しやすい。
そりが発生した場合、基板上に回路を作成し部
品を取り付けるとき寸法誤差となつたり、部品取
付装置にセツトできない等のトラブルが発生す
る。
そりの修正方法は従来鉄板等のそり直しに使用
する3本ロール方式をとつていた。しかしなが
ら、プリント回路板のそり直しに3本ロールを使
用すると、プリント回路板をロールで直接押圧す
るので表面回路部へのすり傷等が生じ、製品とな
つた場合のトラブル発生の原因となる。更にこの
方式はプリント回路板のような比較的小さなそり
の修正には不適当である。
そり直し装置はその構成上通常作業に当つては
供給側1名、とり出し側1名の計2名を要する。
1名のみで作業することも考えられるが、プリン
ト回路板等の板状体の処理量が多いと、これは困
難である。
本考案者はプリント回路板のような、精密で表
面の傷をきらう板状体における比較的小さなそり
を修正するための能率的な装置を種々検討した結
果、本考案を完成するに至つた。
本考案はプリント回路板等の板状体における比
較的小さなそりを簡単な装置でほぼ完全に修正す
ることができると共に、そり直しを要する板状体
を供給側のベルト上に置いたのち、そり直し後再
び元の供給側へ戻すことにより、作業の能率化を
達成しうる装置を提供するものである。
本考案を図面を用いて説明する。
第1図は本考案の装置の側面図である。
ベルト1をかけられた3本のロール2,3及び
4のうち、2本のロール2,3は一定間隔をおい
てほぼ水平に配置され、それらの中央下部には第
3のロール4が配置されている。ロール4はベル
トの張りも調節するため上下(又は左右)に移動
可能である。ロール2又は3にはモーター(図示
せず)の回転がギア又はチエーンベルトにより伝
えられる。
ロール2,3の中央上方には押え調節装置6を
有する押えロール5が配置されている。押え調節
装置6は板状体のそりの程度に応じて押えロール
5による板状体を押える力を調節する装置で、そ
の調節は、例えば押えロールの位置を上下させて
行う。
ベルト1は矢印Aの方向へ移動する。その速度
は例えば20m/分程度とし、ロールの径は押えロ
ール5は200mm、3本ロール2,3,4は150mm程
度とするのが望ましい。
板状体の取出し側のロール3外側端部の下方に
は、板状体がベルト1から落下するのを受け、コ
ンベア8上へゆるやかに落下するようガイド板7
を設ける。このガイド板7はロールの幅と大略同
じ幅であり、板状体の長さの1〜1/2程度の大き
さであり、通常第1図に示すように下部が外向き
になるよう水平方向に対して70〜80度の傾きを有
している。ガイド板の位置はロール3外側端部の
下方であればよいが、ロール3に近い程装置の占
るスペースが小なくなる。ガイド板とそり直し装
置の下部に設置されるコンベアとの距離は板状体
の長さの1/2以上1以下であり、板状体の長さに
より調節可能とすることができる。コンベア8は
ベルト1の下方に位置し、それと反対方向Bに駆
動する。
本考案の装置を用いた板状体のそり直し作業は
次のようにして行われる。
板状体を供給側ベルト上に置く。板状体はベル
ト1の移動と共に移動し、押えロール5との間で
そりが修正され取出し側へ移動し、ベルト1から
落下する。板状体はガイド板7を経てコンベア8
上に落下するが、この時まず板状体の下端がコン
ベアベルトに接触し、その移動と共にその下端が
移動するので、板状体は反転して供給側へ戻つて
くる。
本考案ではベルトとロールの間で板状体のそり
が修正されるので、板状体に無理な力が加わら
ず、表面を傷つけることもない。
また、板状体はベルトに上に置くのみでよく、
3本ロール方式の場合のようにロールの間に差込
む必要がない。
ガイド板とコンベアにより板状体は再び供給側
へもどるので、作業者は供給側1人だけでよく、
従来の取出し側にはスペースが全く不要となる。
従つて、作業の能率向上に大きく貢献する。
本考案は以上のように、簡単な構造で、プリン
ト回路板等の板状体における比較的小さなそり
を、無理な力を加えず、板表面を傷つけることな
く、ほぼ完全に修正することができ、しかも作業
を極めて能率的に行うことができる装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の概略を示す側面図であ
る。 1……ベルト、2,3,4……ロール、5……
押えロール、7……ガイド板、8……コンベア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本のロールを間隔をおいてほぼ水平に配置
    し、該2本のロール間の中央下方に第3のロール
    を移動可能に配置し、これら3本のロールにベル
    トをかけ、前記2本のロール間の中央上方には板
    状体を押圧するための押えロールを有すると共
    に、そり直しされた板状体がベルトから落下する
    のを受ける位置にガイド板を設け、落下した該板
    状体を供給側へ戻すコンベアをそり直し装置の下
    部に有することを特徴とする板状体のそり直し装
    置。
JP14102983U 1983-09-13 1983-09-13 板状体のそり直し装置 Granted JPS6048417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102983U JPS6048417U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 板状体のそり直し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102983U JPS6048417U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 板状体のそり直し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6048417U JPS6048417U (ja) 1985-04-05
JPH036419Y2 true JPH036419Y2 (ja) 1991-02-19

Family

ID=30315545

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JP14102983U Granted JPS6048417U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 板状体のそり直し装置

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JP (1) JPS6048417U (ja)

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JPS6048417U (ja) 1985-04-05

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