JP2001246635A5 - - Google Patents
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Description
【0002】
【従来の技術】
プリント基板の一般的な製造方法として、エポキシ樹脂をガラス繊維布に含浸したプリプレグ(以下「ガラエポ」と云う)を適宜枚数重ね、更に銅箔等の金属箔を載置し、プレス加工機により加熱、加圧して一体化する方法が行われている。
【従来の技術】
プリント基板の一般的な製造方法として、エポキシ樹脂をガラス繊維布に含浸したプリプレグ(以下「ガラエポ」と云う)を適宜枚数重ね、更に銅箔等の金属箔を載置し、プレス加工機により加熱、加圧して一体化する方法が行われている。
【0005】
【課題を解決する手段】
本発明は、上記問題を解決するために種々検討の結果、片面にエンボス加工したスチレン系フィルムを使用することにより、上記問題を解決できることを見出して完成したものであり、すなわち本発明の要旨は、(1)プリント基板プレス加工時に用いる離型用フィルムであって、該離型用フィルムが無延伸又は少なくとも一方向に延伸されたシンジオタクチックポリスチレンフィルムで、その片面にエンボス加工を施したことを特徴とする離型用フィルムである。
(2)エンボス加工をした表面の表面粗さRZ(JISB0601に準拠)が1〜30μmであることを特徴とする上記(1)の離型用フィルムである。
(3)エンボス加工をした表面の表面粗さRZ(JISB0601に準拠)が5〜20μmであることを特徴とする上記(1)の離型用フィルムである。
(4)上記(1)〜(3)の離型用フィルムを用いてプレス加工することを特徴とするプリント基板の製造方法である。
【課題を解決する手段】
本発明は、上記問題を解決するために種々検討の結果、片面にエンボス加工したスチレン系フィルムを使用することにより、上記問題を解決できることを見出して完成したものであり、すなわち本発明の要旨は、(1)プリント基板プレス加工時に用いる離型用フィルムであって、該離型用フィルムが無延伸又は少なくとも一方向に延伸されたシンジオタクチックポリスチレンフィルムで、その片面にエンボス加工を施したことを特徴とする離型用フィルムである。
(2)エンボス加工をした表面の表面粗さRZ(JISB0601に準拠)が1〜30μmであることを特徴とする上記(1)の離型用フィルムである。
(3)エンボス加工をした表面の表面粗さRZ(JISB0601に準拠)が5〜20μmであることを特徴とする上記(1)の離型用フィルムである。
(4)上記(1)〜(3)の離型用フィルムを用いてプレス加工することを特徴とするプリント基板の製造方法である。
[実施例1]
厚さ100μmで、その片面の表面粗さRZ=1μmの結晶化されたSPSフィルムを離型フィルムにして、エンボス面(粗面)側のプレス板に接するようにセットし、黒化処理しされた銅箔、ガラエポを用い、自動プレス機で下記の条件にてプレス加工し、厚さ1.4mmのプリント基板を作成した。
・プレスか好条件
加熱温度:185℃、プレス圧:3.5×106Pa、加熱時間:60分
[実施例2]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=5μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
[実施例3]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=20μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
[実施例4]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=30μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
厚さ100μmで、その片面の表面粗さRZ=1μmの結晶化されたSPSフィルムを離型フィルムにして、エンボス面(粗面)側のプレス板に接するようにセットし、黒化処理しされた銅箔、ガラエポを用い、自動プレス機で下記の条件にてプレス加工し、厚さ1.4mmのプリント基板を作成した。
・プレスか好条件
加熱温度:185℃、プレス圧:3.5×106Pa、加熱時間:60分
[実施例2]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=5μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
[実施例3]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=20μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
[実施例4]
離型フィルムとして、表面粗さRZ=30μmの結晶化されたSPSフィルムを用いた以外は実施例1と同様にしてプリント基板を作成した。
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---|---|---|---|
JP2000058212A JP2001246635A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 離形用フィルム及びプリント基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058212A JP2001246635A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 離形用フィルム及びプリント基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001246635A JP2001246635A (ja) | 2001-09-11 |
JP2001246635A5 true JP2001246635A5 (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=18578842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000058212A Pending JP2001246635A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 離形用フィルム及びプリント基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001246635A (ja) |
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JP5918604B2 (ja) * | 2012-04-09 | 2016-05-18 | 倉敷紡績株式会社 | 離型フィルムを用いた転写フィルム |
JP5907786B2 (ja) * | 2012-04-09 | 2016-04-26 | 倉敷紡績株式会社 | 転写フィルム |
JP6307078B2 (ja) * | 2013-07-16 | 2018-04-04 | 倉敷紡績株式会社 | 離型フィルム |
JP6296301B2 (ja) * | 2014-11-17 | 2018-03-20 | トヨタ自動車株式会社 | 電解質膜構造体 |
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