JPH062289Y2 - プリント基板の反り矯正装置 - Google Patents

プリント基板の反り矯正装置

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JPH062289Y2
JPH062289Y2 JP1989071213U JP7121389U JPH062289Y2 JP H062289 Y2 JPH062289 Y2 JP H062289Y2 JP 1989071213 U JP1989071213 U JP 1989071213U JP 7121389 U JP7121389 U JP 7121389U JP H062289 Y2 JPH062289 Y2 JP H062289Y2
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JP
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printed circuit
circuit board
warp
movable body
pin
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JP1989071213U
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権士 近藤
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権士 近藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、はんだ付けを終了したプリント基板を冷却
すると同時に、反りを矯正するプリント基板の反り矯正
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、リード線やリード端子を有する電子部品を装着し
たプリント基板のはんだ付け工程においては、加熱され
たプリント基板を冷却ファンにより冷却を行い、次い
で、熱の影響により発生した反りを反り矯正器において
矯正した後、次段のカッティング装置によりリード線や
リード端子の切断を行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の反り矯正器によるプリント基板の
反りの矯正は、はんだ付けにより加熱されたプリント基
板を冷却してから行っていたので、プリント基板の反り
が完全に矯正されず、したがって、プリント基板に平面
の形状が得られなかった。このため、カッティング装置
でリード線やリード端子が均一に切断できないので、カ
ッティング工程における精度が悪いという問題点があっ
た。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、加熱されたプリント基板を冷却すると同時に、プ
リント基板の上面と下面の両面からピンによって反りを
矯正するようにしたプリント基板の反り矯正装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るプリント基板の反り矯正装置は、プリン
ト基板の上面を上方から下方へ押圧するピンと、このピ
ンを装着し、かつ上下方向の移動を可能とする上部可動
体と、この上部可動体にプリント基板の上面を送風によ
り冷却する少なくとも1個以上の冷却ファンを、上部可
動体にプリント基板と略平行かつ面状に配設してなる冷
却手段とを備えた上部反り矯正器と;プリント基板の下
面を下方から上方へ押圧するピンと、このピンを装着
し、かつ上下方向の移動を可能とする下部可動体と、こ
の下部可動体にプリント基板の下面を送風により冷却す
る少なくとも1個以上の冷却ファンを、上部可動体にプ
リント基板と略平行かつ面状に配設してなる冷却手段と
を備えた下部反り矯正器;とからなるものである。
〔作用〕
この考案においては、はんだ付け工程で加熱により反っ
たプリント基板を冷却すると同時にプリント基板の上面
と下面の両面からピンによって下方と上方へ向けて押圧
するので、プリント基板の反りが矯正され、平面を保持
することができる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示すもので、第
1図は概略側断面図、第2図(a),(b)は、第1図のピン
の部分の詳細を拡大して示す平面図と側面図、第3図
は、第1図のI−I線による断面図である。これらの図
において、1はプリント基板、2は電子部品、3はリー
ド線、4はIC、5はリード端子、6ははんだ槽、7は
はんだ融液、8は搬送チェーンである。また、11は反
り矯正装置の全体を示し、12は前記反り矯正装置11
の上部反り矯正器、13は上部可動体、14は前記はん
だ融液7により加熱されたプリント基板1を冷却する冷
却ファン、15は前記はんだ融液7の加熱よって反った
プリント基板1を押圧により矯正するピンである。第2
図(a),(b)において、16は前記ピン15の取付具、1
7は前記ピン15がプリント基板1に装着された電子部
品2やIC4に当接しないように移動して、その位置を
ずらすためのガイドレール、18は前記取付具16を固
定する固定ねじである。第1図,第3図において、19
は前記反り矯正装置11の下部反り矯正器、20は下部
可動体、21はエアシリンダ、22はロッドで、いずれ
も上部可動体13と下部可動体20に固着されている。
23はシリンダ、24は前記シリンダ23に対しスライ
ド自在に嵌合された案内シャフト、25は搬送チェー
ン、26は前記プリント基板1の位置を決めるため出入
りするストッパ、27は次段の装置(例えば洗浄装置
(図示せず))の搬送チェーンである。
なお、第1図において、上部反り矯正器12に取付けら
れているエアシリンダ21,ロッド22,シリンダ2
3,案内シャフト24の図示は省略してある。
次に動作について説明する。
プリント基板1は間欠搬送する搬送チェーン8により矢
印A方向に走行し、はんだ槽6の位置で停止する。次い
で、プリント基板1は搬送チェーン8が矢印B方向に下
降することにより、はんだ融液7によりはんだ付けされ
た後、上昇し、再び矢印A方向に走行し、搬送チェーン
8から反り矯正装置11の搬送チェーン25に乗り移
る。次いで、搬送チェーン25で搬送されたプリント基
板1はストッパ26に係合して停止する。このとき、反
り矯正装置11は、第4図に示す状態にある。
ここで、各冷却ファン14の作動により送風が行われ、
プリント基板1の上面と下面が冷却される。同時にエア
シリンダ21の作動により上部反り矯正器12は矢印C
方向に下降し、下部反り矯正器19は矢印D方向に上昇
するので、ピン15がプリント基板1の上面と下面に当
接して押さえられ、第1図,第3図に示す態様になり、
プリント基板1の反りが矯正される。プリント基板1が
ピン15の押圧により反りが矯正された後は、第3図に
示すようにエアシリンダ21の作動によりロッド22が
矢印E,F方向に上昇,下降するので、ピン15がプリ
ント基板1から離れ、再び搬送チェーン25の走行開始
によりプリント基板1は矢印A方向に搬送され、第1図
に示す次段の搬送チャーン27へ乗り移る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、プリント基板の上面
を上方から下方へ押圧するピンと、このピンを装着し、
かつ上下方向の移動を可能とする上部可動体と、この上
部可動体にプリント基板の上面を送風により冷却する少
なくとも1個以上の冷却ファンを、上部可動体にプリン
ト基板と略平行かつ面状に配設してなる冷却手段とを備
えた上部反り矯正器と;プリント基板の下面を下方から
上方へ押圧するピンと、このピンを装着し、かつ上下方
向の移動を可能とする下部可動体と、この下部可動体に
プリント基板の下面を送風により冷却する少なくとも1
個以上の冷却ファンを、上部可動体にプリント基板と略
平行かつ面状に配設してなる冷却手段とを備えた下部反
り矯正器;とからなるので、加熱により反ったプリント
基板の全面にわたって均一な冷却を開始すると同時に反
りの矯正を行うためプリント基板の矯正が充分に行わ
れ、リード線やリード端子のカッティング精度が良く、
さらに、プリント基板の冷却と反り矯正の工程が短縮さ
れるので、プリント基板の品質とはんだ付け工程の生産
性の向上が得られる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示すもので、第
1図は概略側断面図、第2図(a),(b)は、第1図のピン
の部分の詳細を拡大して示す平面図と側面図、第3図
は、第1図のI−I線による断面図、第4図は、第3図
の動作を示す説明図である。 図中、1はプリント基板、2は電子部品、3はリード
線、4はIC、5はリード端子、11は反り矯正装置、
12は上部反り矯正器、13は上部可動体、14は冷却
ファン、15はピン、19は下部反り矯正器、20は下
部可動体、21はエアシリンダ、22はロッド、25は
搬送チェーンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の上面を上方から下方へ押圧
    するピンと、このピンを装着し、かつ上下方向の移動を
    可能とする上部可動体と、前記プリント基板の上面を送
    風により冷却する少なくとも1個以上の冷却ファンを、
    前記上部可動体に前記プリント基板と略平行かつ面状に
    配設してなる冷却手段とを備えた上部反り矯正器と;前
    記プリント基板の下面を下方から上方へ押圧するピン
    と、このピンを装着し、かつ上下方向の移動を可能とす
    る下部可動体と、前記プリント基板の下面を送風により
    冷却する少なくとも1個以上の冷却ファンを、前記下部
    可動体に前記プリント基板と略平行かつ面状に配設して
    なる冷却手段と、を備えた下部反り矯正器;とからなる
    ことを特徴とするプリント基板の反り矯正装置。
JP1989071213U 1989-06-20 1989-06-20 プリント基板の反り矯正装置 Expired - Lifetime JPH062289Y2 (ja)

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JPH0310574U JPH0310574U (ja) 1991-01-31
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WO2009154225A1 (ja) * 2008-06-17 2009-12-23 千住金属工業株式会社 自動はんだ付け装置

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JPS5915093Y2 (ja) * 1980-05-27 1984-05-04 富士通株式会社 反り修正治具
JPS5737503U (ja) * 1980-08-08 1982-02-27
JPS61111665U (ja) * 1984-12-27 1986-07-15

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