JPH034436Y2 - - Google Patents

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JPH034436Y2
JPH034436Y2 JP8250386U JP8250386U JPH034436Y2 JP H034436 Y2 JPH034436 Y2 JP H034436Y2 JP 8250386 U JP8250386 U JP 8250386U JP 8250386 U JP8250386 U JP 8250386U JP H034436 Y2 JPH034436 Y2 JP H034436Y2
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printed circuit
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inner frame
soldering
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、はんだ槽によりはんだ付けを行う
際に、溶融はんだ流の下流側も十分にはんだ付け
ができるようにしたはんだ付け装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第6図はチツプ部品を装着したプリント基板の
従来例を示す概略平面図、第7図は第6図の要部
を拡大して示す側断面図である。これらの図にお
いて、1はプリント基板、2は導体面、3は抵抗
器、コンデンサ等の長方形または円柱形のチツプ
部品、4ははんだ溶着部である。
このように、各チツプ部品3はプリント基板1
の側縁1aと平行の搬送方向(図中矢印A方向)
に対し、平行または直角方向に配列され、あらか
じめ接着剤により仮着されている。従つて、プリ
ント基板1の走行方向Aの前方に向つて溶融はん
だを噴流する噴流式のはんだ付け装置ではんだ付
けする場合、プリント基板1の走行方向Aに対
し、溶融はんだ流の方向は矢印Bで示すように反
対方向に流れるため、チツプ部品3の後方部分C
には溶融はんだが付着しにくく、殊に第7図で示
すように各チツプ部品3が近接している部分Dは
凹部のような形状を呈して空気その他のガスが滞
留するので、この部分Dには溶融はんだが流入せ
ず、溶融はんだが付着しないか、あるいは付着し
ても空洞部分を生じて完全に付着しないという問
題点があつた。
このため、上記問題点を解決するものとして第
8図に示すプリント基板用キヤリアが提案され
た。
第8図は従来のプリント基板用キヤリアの一例
を示す概略平面図、第9図は第8図の要部を拡大
して示す平面図である。これらの図において、第
7図と同一符号は同一部分を示し、11はキヤリ
ア、12は前記キヤリア11の枠体、13は前記
キヤリア11の走行方向(図中矢印A方向)に対
し、例えばプリント基板1の側縁1aが角度θ=
45゜斜め方向となるように固定した支持軸、14
は前記支持軸13に固定されたプリント基板固定
子であり、支持軸13とプリント基板固定子14
とともにプリント基板1の保持具15が構成され
る。
このように、プリント基板1は上記の保持具1
5によりキヤリア11の走行方向Aに対して斜め
に装着されるので、プリント基板1上のチツプ部
品3はプリント基板1の走行方向Aに対して斜め
方向に仮着された場合と同様になる。従つて、は
んだ槽によりはんだ付けを行うと、第9図に示す
ように溶融はんだの流れがプリント基板1の走行
方向Aに対して図中の矢印Bで示す方向に各チツ
プ部品3の間を流れるため、近接した各チツプ部
品3間の狭い部分に滞留した空気その他のガス等
を溶融はんだ流で排出することができるので、溶
融はんだがプリント基板1とチツプ部品3に完全
に付着することができる。なお、プリント基板1
にはチツプ部品3の代りに多数の接続用端子を有
するICであつてもよい。
第10図は従来のプリント基板用キヤリアの他
の例を示す概略平面図で、第1図と同一符号は同
一部分を示し、21はキヤリア、22は前記キヤ
リア21の枠体、23は前記枠体22に形成した
長孔、24は前記プリント基板1の保持具で、長
手方向に中空部25が形成されている。26は前
記中空部25に摺動自在に挿入されているロツ
ド、27は前記ロツド26に取り付けられ、かつ
長孔23に係合している締付具で、ねじ等で形成
されている。
上記のように、キヤリア21は構成されている
ので、プリント基板1を走行方向Aに対して斜め
方向に装着するには、締付具27をゆるめ、中空
部25に挿入されているロツド26を出入させて
プリント基板1に対応した位置と角度θに設定す
る。次いで、締付具27を締め付けてロツド26
を固定した後、キヤリア21を走行させてはんだ
付けを行う。このため、プリント基板1に対する
溶融はんだ流は第9図に示す場合と同一になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、第8図に示すキヤリア11は、保持
具15が固定されているため、プリント基板1の
大きさが限定され、かつキヤリア11の走行方向
Aに対するプリント基板1の側縁1aの角度θも
一定となり変えることができない等の問題点があ
つた。
また第10図に示すキヤリア21は、走行方向
Aに対してプリント基板1の側縁1aの角度θを
設定する操作をキヤリア21に対して1つ1つに
ついて行わなければならないため、プリント基板
1の装着に手数がかかる問題点があつた。またプ
リント基板1の大きさが変わつたり、角度θを変
更する場合もその調整に手数がかかり、作業性が
悪いという問題点があつた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、キヤリアの走行方向に対してプリ
ント基板の側縁の角度を、キヤリアが走行してい
る間に自動的に変化せしめることができるはんだ
付け装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるはんだ付け装置は、搬送チエ
ンに接続された外枠と、この外枠の内側で水平方
向に対して回転可能に連結され、かつプリント基
板を装着する保持具を備えた内枠と、この内枠の
上部に取り付けられた摺動部材とを備えたキヤリ
アと;搬送チエンの走行によりキヤリアが搬送さ
れて摺動部材が係合して内枠を水平面内で前記プ
リント基板の側縁に対し斜め方向に回転せしめそ
の状態で搬送させるガイドレールと;を備えたも
のである。
〔作用〕
この考案においては、プリント基板を内枠に装
着したキヤリアが走行することにより摺動部材が
ガイドレールに係合して内枠を水平面内で斜め方
向に回転せしめるので、プリント基板の側縁がキ
ヤリアの走行方向に対して斜め方向に設定され
る。このため、プリント基板に装着されたチツプ
部品もプリント基板に対して斜め方向に装着した
のと同様の態様ではんだ付けが行われる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図の要部を示す拡大平面図、第3図a
は第2図の−線による断面図、第3図bは第
2図の−線による断面図である。これらの図
において、第7図と同一符号は同一部分を示し、
31はこの考案のはんだ付け装置にかかるキヤリ
アの全体を示す。32は前記キヤリア31の外
枠、33は前記外枠32の内側に設けた内枠、3
4は支持軸、35は前記プリント基板1の保持具
で、その下部にはプリント基板1の保持爪36が
形成されている。37,38は前記外枠32に対
し回転可能に取り付けられた支持片、39,40
は前記外枠32に固着され支持片37,38を介
して内枠33を第3図aに示す矢印B方向および
その反対方向に回転するように取り付けたピン、
41,42は前記内枠33に固着された係合片、
43は前記支持片37に固着された支持軸で、係
合片41を介して内枠33が矢印C方向およびそ
の反対方向に回転するように取り付けたものであ
る。44は前記支持片38に固着された係合軸、
45は前記係合片42に形成された長孔で、支持
軸43を中心にした円弧で形成され、かつ係合軸
44が係合されている。46は前記内枠33に取
り付けられたストツパで、外枠32と係合してい
る。47は車輪、48は搬送レール、49は前記
外枠32に固着された係合片、50は前記係合片
49と係合しキヤリア31を搬送する搬送チエ
ン、51は前記内枠33の上部に取り付けられ水
平方向に回転するローラ、52は前記ローラ51
を案内するガイドレールで、キヤリア31が矢印
A方向に走行することによつてローラ51を係合
し、内枠33を水平面内で斜め方向に回転せしめ
るものである。53ははんだ槽である。なお、ロ
ーラ51の代りにフツ素樹脂等のすべりの良い材
料により固定された摺動部材であつてもよい。ま
た52a,52b,52cは前記キヤリア31の
走行方向Aに対してはんだ槽53の後方部分、は
んだ槽53の部分、はんだ槽53の前方部分に対
応する個所のガイドレールを示す。
次に、動作について説明する。
チツプ部品3が第6図に示すような態様で配列
されたプリント基板1を保持具35に装着する。
次いで、搬送チエン50の駆動によりキヤリア3
1が矢印A方向に走行し、フラツクス処理、予備
加熱処理が行われる。次いで、はんだ槽53の手
前でローラ51がガイドレール52a内を走行す
るので、内枠33は支持軸43を支点にして矢印
C方向に回転し、斜めの位置になる。次いで、ロ
ーラ51がガイドレール52b内を走行するの
で、内枠33が第4図に示すように走行方向Aに
対して角度θの斜めの位置が保持される。このた
め、プリント基板1のチツプ部品3が斜め方向に
なるので、溶融はんだも第9図の矢印Bで示すよ
うに流れる。次いで、はんだ付け終了後は、ロー
ラ51がガイドレール52c内を走行するので、
内枠33は矢印C方向と反対方向に回転し、さら
に、ガイドレール52cから離脱して走行方向A
と平行の位置に復帰する。
次に、はんだ付けを終了した後は、内枠33を
ピン39,40を支点にして第3図aの矢印B方
向と反対方向に180゜回転させると、ストツパ46
が外枠32に当接し、第5図に示すようにプリン
ト基板1の導体面2が上面になる。このため、プ
リント基板1をキヤリア31から取り外すことな
く、キヤリア31に装着したままでチツプ部品3
がはんだ付けされた状態を検査することができ
る。
なお、内枠33を水平面内で斜め方向に設定す
る位置(角度θ)は第4図に示す位置に限定され
るものではなく、ガイドレール52の位置や長孔
45の形状を変えることによつて角度θを45゜位
まで任意に設定することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、搬送チエンに
接続された外枠と、この外枠の内側で水平方向に
対して回転可能に連結され、かつプリント基板を
装着する保持具を備えた内枠と、この内枠の上部
に取り付けられた摺動部材とを備えたキヤリア
と;搬送チエンの走行によりキヤリアが搬送され
て摺動部材が係合して内枠を水平面内でプリント
基板の側縁に対し斜め方向に回転せしめその状態
で搬送させるガイドレールと;を備えたので、プ
リント基板の走行方向Aに対し斜め方向の角度を
任意に、かつ簡単に設定することができる。この
ためプリント基板をキヤリアに装着してからキヤ
リア1つ1つに対して角度を設定する必要がない
ので、プリント基板は従来と全く変わらない搬送
を行うことができ、はんだ付け作業の効率を向上
することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図の要部を示す拡大平面図、第3図a
は第2図の−線による断面図、第3図bは第
2図の−線による断面図、第4図は第2図の
内枠が水平面内で回転した態様を示す平面図、第
5図は第2図の内枠が反転した態様を示す平面
図、第6図はチツプ部品を装着したプリント基板
の従来例を示す概略平面図、第7図は第6図の要
部を拡大して示す側断面図、第8図は従来のプリ
ント基板用キヤリアの一例を示す概略平面図、第
9図は第8図の要部を示す拡大平面図、第10図
は従来のプリント基板用キヤリアの他の例を示す
概略平面図である。 図中、1はプリント基板、1aは側縁、2は導
体面、3はチツプ部品、4ははんだ溶着部、31
はキヤリア、32は外枠、33は内枠、34は支
持軸、35は保持具、36は保持爪、37,38
は支持片、39,40はピン、41,42,49
は係合片、43は支持軸、44は係合軸、45は
長孔、46はストツパ、50は搬送チエン、51
はローラ、52,52a,52b,52cはガイ
ドレール、53ははんだ槽である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリアに装着したプリント基板を搬送チエン
    の走行によりはんだ槽上を通過させてはんだ付け
    を行うはんだ付け装置において、前記搬送チエン
    に接続された外枠と、この外枠の内側で水平方向
    に対して回転可能に連結され、かつ前記プリント
    基板を装着する保持具を備えた内枠と、この内枠
    の上部に取り付けられた摺動部材とを備えたキヤ
    リアと;前記搬送チエンの走行により前記キヤリ
    アが搬送されて前記摺動部材が係合して前記内枠
    を水平面内で前記プリント基板の側縁に対し斜め
    方向に回転せしめ、その状態で搬送させるガイド
    レールと;を備えたことを特徴とするはんだ付け
    装置。
JP8250386U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH034436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8250386U JPH034436Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8250386U JPH034436Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62193959U JPS62193959U (ja) 1987-12-09
JPH034436Y2 true JPH034436Y2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=30935222

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8250386U Expired JPH034436Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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JPS62193959U (ja) 1987-12-09

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