JPH0655187B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH0655187B2
JPH0655187B2 JP60190373A JP19037385A JPH0655187B2 JP H0655187 B2 JPH0655187 B2 JP H0655187B2 JP 60190373 A JP60190373 A JP 60190373A JP 19037385 A JP19037385 A JP 19037385A JP H0655187 B2 JPH0655187 B2 JP H0655187B2
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rice
rice cooking
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boiling
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Inventor
利明 鈴木
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株式会社日立ホームテック
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特に近年多く見られるマイクロコンピューター
制御式の炊飯器に関するものである。
従来の技術 従来この種の炊飯器は炊飯量判定手段を有し、この判定
結果に基づいて選択手段で以後の炊飯プログラムを定
め、定められた炊飯プログラムにより通電制御手段を介
して炊飯ヒーターへの通電制御を行ない炊飯量に見合っ
た炊飯電力で炊飯するようにしていた。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、かかる従来の構成では、内釜と炊飯ヒーター
の密着度の変動などによって、第6図に示すごとく炊飯
量判定手段で炊飯量を誤って判定してしまう(多くの場
合少量と誤判定してしまう)と、炊飯プログラムも炊飯
量に適さないものを選択してしまい、以後この誤った炊
飯プログラムで炊飯するため、飯をおいしく炊けない問
題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、炊飯量判定手段の判定結果に応じて選択された炊
飯プログラムによって、定められたタイミングに動作す
る沸騰検出手段の検出結果が未沸騰の場合、前記選択し
た炊飯プログラムを無効として、以後補正炊飯プログラ
ムに切換える補正手段を設けたものである。
作用 このようにすることによって炊飯量判定手段で誤った炊
飯量を判定しても補正手段で補正し、いかなる場合でも
炊飯量に見合った飯が炊ける。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
本実施例の構成は第1図に示す如くであり、第2図に動
作を説明するための図を示す。図において1は本体で内
底部に取付けられた炊飯ヒーター3に当接する如く着脱
自在な内釜2を内部に収納するとともに内部にマイクロ
コンピューター11を設けてある。なお、マイクロコン
ピューター11は炊飯量判定手段6、選択手段7、沸騰
検出手段8、補正炊飯プログラムを備えた補正手段9及
び少量、中量、満量の炊飯量に係わる炊飯プログラム1
0を内蔵するものである。5は温度センサーで炊飯ヒー
ター3に接触しないように本体1内底部の中央に取付け
られ内釜2底部と熱的に結合するものである。炊飯量判
定手段6は炊飯中の温度センサー5の出力温度変化によ
って炊飯量の多少を判定するもので、この判定結果によ
って選択手段7を介して炊飯量に応じた炊飯プログラム
10を選択させるとともにこの炊飯プログラム10に従
って通電制御手段4によって炊飯ヒーター3への通電制
御を行なう基となるものである。また、沸騰検出手段8
は炊飯量毎に炊飯プログラム10に定められた所定のタ
イミングになると内釜2内の沸騰状態を検出する手段を
設けたものであり、沸騰検出手段8による検出結果が未
沸騰状態である場合補正手段9を動作させ、選択手段7
で選択した炊飯プログラム10を以後無効として補正手
段9内の補正炊飯プログラムに切換えさせる基になるも
のである。
次に、本実施例の動作について第3図〜第5図により述
べる。
使用者が内釜2内に米と水を入れ、本体1に収納すると
内釜2と炊飯ヒーター3が密着すると同時に、温度セン
サー5も内釜2に密着する。次に炊飯スイッチ(図示せ
ず)を操作すると通電制御手段4により炊飯ヒーター3
へ通電される。従って炊飯ヒーター3によって内釜2が
加熱され内釜2の温度が変化していく。温度センサー5
は内釜2の温度変化をとらえ、その温度変化の出力を炊
飯量判定手段6に入力する。炊飯量判定手段6はある2
点間の温度上昇を測定し、この温度変化が炊飯量によっ
て異なることを利用し、内釜2内の炊飯量を判定する。
本実施例では温度変化によって少量・中量・満量の3段
階に判定するものであり、第3図は少量と判定された場
合、第4図は炊飯量満量と判定された場合を示してい
る。この判定結果はただちに選択手段7に入力され、判
定結果によって炊飯プログラム10に備えられた夫々の
少量炊飯プログラム・中量炊飯プログラム・満量炊飯プ
ログラムのうち何れか一つが選択される。この炊飯プロ
グラム10は温度センサー5の出力や炊飯プログラム1
0内に設けられたタイマー装置(図示せず)によって各
炊飯量に見合った炊き方、通電量となるように設定され
ており、この炊飯量に見合う如く通電制御手段4によっ
て以後炊飯ヒーター3への通電制御を行なう。炊飯過程
が進行して炊飯プログラム10に設けられた各炊飯量に
見合った沸騰検出タイミングになると沸騰検出手段8が
動作する。ここで沸騰検出手段8は通電制御手段4を介
して炊飯ヒーター3への通電を一時停止する。再通電後
温度センサー5の出力温度によって内釜2内の沸騰又は
未沸騰の信号を出力する。すなわち、炊飯中の温度セン
サー5の出力温度は炊飯開始から上昇し、100〜11
0℃の範囲で安定し、そこで通電を一時停止すると内釜
2内部が沸騰している場合は略100℃以下になること
はなく、沸騰していない場合は100℃以下に下降する
特性を利用し、通電制御手段4で炊飯ヒーター3への通
電を停止(本実施例では1分とする。)し、通電再開後
の温度センサー5の出力温度をあらかじめ設定した一定
温度(95〜98℃に設定)と比較し、この一定温度未
満である場合未沸騰信号を出力し、一定温度以上である
場合沸騰信号を出力する。なお、前記一定温度との比較
は通電制御手段4で炊飯ヒーター3への通電を再開した
直後ではなく通電再開後約30秒の時間をおいてから行
ない、炊飯ヒーター3→内釜2→温度センサー5の伝熱
経路の時間遅れを考慮し、もっとも温度が下降する時期
をとらえ沸騰検出手段8の精度を向上させる。また、沸
騰検出手段8の動作タイミングは内釜2内部で沸騰を開
始した適宜後となる様に炊飯プログラム10内の各炊飯
量に応じて設定し、炊飯量判定手段6の判定結果が正し
い場合、沸騰検出手段8からの出力は沸騰信号となり、
以後も選択した炊飯プログラム10に従って炊飯ヒータ
ー3への通電を行なう。
これに対し内釜2と炊飯ヒーター3の間に米粒がはさま
り密着度が変動したり、あるいは内釜2と温度センサー
5の密着度が変動したりする等異常炊飯時には炊飯ヒー
ター3が高温となり温度センサー5の温度上昇速度が通
常より速くなる。この結果炊飯量判定手段6は少量から
満量まで全ての炊飯量を少量に判定してしまう。第5図
は満量炊飯を少量炊飯と判定した場合を示すもので、選
択手段7によって少量炊飯の炊飯プログラム10が選択
され、少量炊飯用の通電量・炊き方が選択される。同時
に少量炊飯時の沸騰タイミングに合わせた沸騰検出手段
8の動作タイミングが設定され、このタイミングに動作
する。ところが満量炊飯では少量炊飯の加熱量では小さ
すぎるため、この動作タイミングにはまだ沸騰していな
い。従って沸騰検出手段8の検出結果は未沸騰となり、
以後選択手段7で選択した少量炊飯の炊飯プログラム1
0を無効とし、補正手段9によって補正炊飯プログラム
に切換える。この補正炊飯プログラムは満量炊飯プログ
ラムとほぼ同等の通電量・炊き方が設定されているの
で、これによりこれまでの少量用の低い加熱量から、満
量用の高い加熱量に補正されて満量に適した加熱に切換
わるので炊飯量に見合った炊き方となり、飯をおいしく
炊き上げる。
満量の飯を前記のような誤判断で少量用の低い加熱量で
炊飯すると、時間を多大に要するほか、熱が内釜内部の
上部まで対流せず、下方の飯が極端に柔らかく、上方の
飯は反対に硬すぎて旨くないが、本発明の構成により途
中で満量用の大きな加熱量に補正されるので問題なく美
味な飯が得られる。
本構成の補正炊飯プログラムは満量炊飯用の高い加熱量
で炊飯ヒーター3の通電制御を行うため、少量の飯を満
量と誤判断した場合を考えると用をなさないが、誤判断
の生じる原因、すなわち、内釜2と炊飯ヒーター3の密
着度の変動、内釜2と温度センサー5の密着度の変動な
どでは、いずれも温度センサー5の温度上昇が正常な場
合よりも早く、すなわち少量の炊飯の温度センサー出力
変化に近くなる。従って、満量を少量と誤判断すること
はあっても、少量を満量と誤判断することはなく、問題
を生じない。
発明の効果 以上、本発明によると、炊飯量判定手段に加えて沸騰検
出手段と沸騰検出手段の出力を介して動作する補正手段
とを設け、かつ、炊飯量に応じて沸騰検出手段の動作の
タイミングを定めてある炊飯プログラムを設けたことに
より、炊飯量判定手段で誤った炊飯量を判定しても補正
手段で補正できるようになり、いかなる場合でも炊飯量
に見合った炊き方となり、飯のおいしく炊ける炊飯器を
得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による炊飯器の内釜取出中の
斜視図である。第2図は同動作を説明するための図であ
る。第3図は同動作説明図であり、少量炊飯時を示す。
第4図は同動作説明図であり、満量炊飯時を示す。第5
図は同動作説明図であり、満量炊飯時を少量と誤判定さ
れた場合を示す。第6図は従来例による炊飯器の動作説
明図であり、満量炊飯時を少量と誤判定された場合を示
す。 2…内釜、3…炊飯ヒーター、 4…通電制御手段、5…温度センサー、 6…炊飯量判定手段、7…選択手段、 8…沸騰検出手段、9…補正手段、 10…炊飯プログラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯ヒーター(3)によって加熱される内釜
    (2)底面と熱的に結合する温度センサー(5)と、温度セン
    サー(5)の出力温度変化によって内釜(2)内の炊飯量を判
    定する炊飯量判定手段(6)と、同手段(6)の判定結果によ
    って炊飯量に適した炊飯プログラム(10)を選択する選択
    手段(7)と、同手段(7)に従って前記炊飯プログラム(10)
    を介して前記炊飯ヒーター(3)への通電制御を行なう通
    電制御手段(4)と、内釜(2)内の沸騰状態を検出するとと
    もに前記炊飯プログラム(10)に定められた各炊飯量に応
    じたタイミングのみで動作する沸騰検出手段(8)と、同
    手段(8)による検出結果が未沸騰の場合に前記炊飯プロ
    グラム(10)を無効にするとともに以後補正炊飯プログラ
    ムに切換える補正手段(9)とを備えたことを特徴とする
    炊飯器。
JP60190373A 1985-08-29 1985-08-29 炊飯器 Expired - Fee Related JPH0655187B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216717A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 株式会社東芝 炊飯器

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