JPH0654835B2 - 多層印刷配線板の製造方法 - Google Patents
多層印刷配線板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0654835B2 JPH0654835B2 JP1266781A JP26678189A JPH0654835B2 JP H0654835 B2 JPH0654835 B2 JP H0654835B2 JP 1266781 A JP1266781 A JP 1266781A JP 26678189 A JP26678189 A JP 26678189A JP H0654835 B2 JPH0654835 B2 JP H0654835B2
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- JP
- Japan
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- wiring board
- printed wiring
- multilayer printed
- inner layer
- prepreg
- Prior art date
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子機器、電気機器、コンピューター及び通
信機器等に用いられる多層印刷配線板に関し、詳しくは
位置ずれのない精度の高い多層配線板を容易に得るよう
にしようとする技術に係るものである。
信機器等に用いられる多層印刷配線板に関し、詳しくは
位置ずれのない精度の高い多層配線板を容易に得るよう
にしようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、多層印刷配線板の製造方法は第2図に示すよう
に、印刷回路7を有する2枚以上の内層材1,1間にプ
リプレグ2を配し、これらを所要位置でハトメピン3に
て固定し、その後、その両側にプリプレグ2、そして最
外層に外層材又は銅箔5を配して成型プレート6,6に
て挟んで積層成形するものである。
に、印刷回路7を有する2枚以上の内層材1,1間にプ
リプレグ2を配し、これらを所要位置でハトメピン3に
て固定し、その後、その両側にプリプレグ2、そして最
外層に外層材又は銅箔5を配して成型プレート6,6に
て挟んで積層成形するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような成形方法においては、成形時にず
れが生じて成形異常となり、良品を得難く、このため積
層枚数を減らしたり、又、積層組み立て後の被積層成形
体を固定する枠等を使用して成形時のずれを防止する等
の措置が必要となるものであり、作業性及び生産性が悪
いという問題があった。
れが生じて成形異常となり、良品を得難く、このため積
層枚数を減らしたり、又、積層組み立て後の被積層成形
体を固定する枠等を使用して成形時のずれを防止する等
の措置が必要となるものであり、作業性及び生産性が悪
いという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、位置ずれ防止用の枠を使用す
ることなく位置ずれを生じさせないで積層成形を行うこ
とができる多層印刷配線板の製造方法を提供することに
ある。
その目的とするところは、位置ずれ防止用の枠を使用す
ることなく位置ずれを生じさせないで積層成形を行うこ
とができる多層印刷配線板の製造方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の多層印刷配線板の製造方法は、2枚以上の内層
材1の各上面及び又は下面にプリプレグ2を重ね、所要
位置をハトメピン3で固定するのに、該2枚以上の内層
材1及び各上下面のプリプレグ2の総てを固定した後、
最外層に外層材又は銅箔5を配設して積層成形すること
を特徴とするものである。
材1の各上面及び又は下面にプリプレグ2を重ね、所要
位置をハトメピン3で固定するのに、該2枚以上の内層
材1及び各上下面のプリプレグ2の総てを固定した後、
最外層に外層材又は銅箔5を配設して積層成形すること
を特徴とするものである。
[作用] このように、2枚以上の内層材1の各上面及び又は下面
にプリプレグ2を重ね、所要位置をハトメピン3で固定
するのに、該2枚以上の内層材1及び各上下面のプリプ
レグ2の総てを固定した後、最外層に外層材又は銅箔5
を配設して積層成形することによって、最外層の外層材
又は銅箔5を除いて内層材1とプリプレグ2の総ては固
定されていて、積層成形時にずれが生じるようなことが
なく、ずれ防止用の枠等を必要とすることなく、又、積
層枚数を減少させることもなく、多層印刷配線板を精度
良く積層成形できるようにし、作業性及び生産性を高め
るようにしたものである。
にプリプレグ2を重ね、所要位置をハトメピン3で固定
するのに、該2枚以上の内層材1及び各上下面のプリプ
レグ2の総てを固定した後、最外層に外層材又は銅箔5
を配設して積層成形することによって、最外層の外層材
又は銅箔5を除いて内層材1とプリプレグ2の総ては固
定されていて、積層成形時にずれが生じるようなことが
なく、ずれ防止用の枠等を必要とすることなく、又、積
層枚数を減少させることもなく、多層印刷配線板を精度
良く積層成形できるようにし、作業性及び生産性を高め
るようにしたものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
本発明に用いる内層材1としては、片面銅張積層板、両
面銅張積層板等の銅箔面に印刷回路7を形成したもの
で、プリプレグ2としてはフェノール樹脂、クレゾール
樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイ
ミド樹脂、プリブタジエン樹脂、プリフェニレンオキサ
イド樹脂、ふっ化樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、プリフェニレン
サルファイド樹脂等の単独、変性物、混合物をガラス、
アスベスト等の無機繊維やポリエステル、ポリアミド、
ポリビニルアルコール、ポリアクリル等の有機合成繊維
や木綿等の天然繊維からなる繊布、不織布、マット或は
紙又はこれらの組合せ基材の含浸、乾燥してなるもので
ある。外層材としては片面銅張積層板、銅箔等を用いる
ことができる。ハトメピン3としては鉄、真ちゅう、ス
テンレス鋼等の金属製やポリプロピレン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂等を用いること
ができ、ハトメピン3位置は好ましくは内層材1、プリ
プレグ2の四隅部に設けることが望ましい。
面銅張積層板等の銅箔面に印刷回路7を形成したもの
で、プリプレグ2としてはフェノール樹脂、クレゾール
樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイ
ミド樹脂、プリブタジエン樹脂、プリフェニレンオキサ
イド樹脂、ふっ化樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、プリフェニレン
サルファイド樹脂等の単独、変性物、混合物をガラス、
アスベスト等の無機繊維やポリエステル、ポリアミド、
ポリビニルアルコール、ポリアクリル等の有機合成繊維
や木綿等の天然繊維からなる繊布、不織布、マット或は
紙又はこれらの組合せ基材の含浸、乾燥してなるもので
ある。外層材としては片面銅張積層板、銅箔等を用いる
ことができる。ハトメピン3としては鉄、真ちゅう、ス
テンレス鋼等の金属製やポリプロピレン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂等を用いること
ができ、ハトメピン3位置は好ましくは内層材1、プリ
プレグ2の四隅部に設けることが望ましい。
しかして第1図に示すように、例えば2枚の内層材1の
各上面及び下面にプリプレグ2を重ねる。そしてこれら
の所要位置にハトメピン3が挿通され、このトメピン3
に該2枚の内層材1及び各上下面のプリプレグ2の総て
を固定するのである。しかる後、最外層に外層材又は銅
箔5を配設し、上下の成型プレート6,6間において加
熱加圧されて積層成形するのである。
各上面及び下面にプリプレグ2を重ねる。そしてこれら
の所要位置にハトメピン3が挿通され、このトメピン3
に該2枚の内層材1及び各上下面のプリプレグ2の総て
を固定するのである。しかる後、最外層に外層材又は銅
箔5を配設し、上下の成型プレート6,6間において加
熱加圧されて積層成形するのである。
このようにして、最外層の外層材又は銅箔5を除いて内
層材1とプリプレグ2の総ては固定されていて、プリプ
レグ2と内層材1とが位置ずれすることがなく、積層成
形時にずれが生じるようなことがない。したがってずれ
防止用の枠等を必要とすることなく、又、積層枚数を減
少させることもなく、多層印刷配線板を精度良く積層成
形できるようにし、作業性及び生産性を高めるものであ
る。
層材1とプリプレグ2の総ては固定されていて、プリプ
レグ2と内層材1とが位置ずれすることがなく、積層成
形時にずれが生じるようなことがない。したがってずれ
防止用の枠等を必要とすることなく、又、積層枚数を減
少させることもなく、多層印刷配線板を精度良く積層成
形できるようにし、作業性及び生産性を高めるものであ
る。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、2枚以上の内層材の各上面及び
又は下面にプリプレグを重ね、所要位置をハトメピンで
固定するのに、該2枚以上の内層材及び各上下面のプリ
プレグの総てを固定した後、最外層に外層材又は銅箔を
配設して積層成形するから、最外層の外層材又は銅箔を
除いて内層材とプリプレグの総ては固定されていて、積
層成形時にずれが生じるようなことがなく、ずれ防止用
の枠等を必要とすることなく、又、積層枚数を減少させ
ることもなく、多層印刷配線板を精度良く積層成形でき
るようにし、作業性及び生産性を高めることができると
いう利点がある。
又は下面にプリプレグを重ね、所要位置をハトメピンで
固定するのに、該2枚以上の内層材及び各上下面のプリ
プレグの総てを固定した後、最外層に外層材又は銅箔を
配設して積層成形するから、最外層の外層材又は銅箔を
除いて内層材とプリプレグの総ては固定されていて、積
層成形時にずれが生じるようなことがなく、ずれ防止用
の枠等を必要とすることなく、又、積層枚数を減少させ
ることもなく、多層印刷配線板を精度良く積層成形でき
るようにし、作業性及び生産性を高めることができると
いう利点がある。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来例の
断面図であり、1は内層材、2はプリプレグ、3はハト
メピン、5は銅箔である。
断面図であり、1は内層材、2はプリプレグ、3はハト
メピン、5は銅箔である。
Claims (1)
- 【請求項1】2枚以上の内層材の各上面及び又は下面に
プリプレグを重ね、所要位置をハトメピンで固定するの
に、該2枚以上の内層材及び各上下面のプリプレグの総
てを固定した後、最外層に外層材又は銅箔を配設して積
層成形することを特徴とする多層印刷配線板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266781A JPH0654835B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266781A JPH0654835B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129797A JPH03129797A (ja) | 1991-06-03 |
JPH0654835B2 true JPH0654835B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=17435602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266781A Expired - Fee Related JPH0654835B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654835B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6235844A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | 三菱電機株式会社 | 多層印刷配線板の製造方法 |
JP2691714B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1997-12-17 | 東芝ケミカル株式会社 | 多層配線板の製造方法 |
JPH01189994A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 多層配線板製造用のはとめピン |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP1266781A patent/JPH0654835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03129797A (ja) | 1991-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |