JP2782734B2 - 多層プラスチックチップキャリア - Google Patents

多層プラスチックチップキャリア

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JP2782734B2 JP63277954A JP27795488A JP2782734B2 JP 2782734 B2 JP2782734 B2 JP 2782734B2 JP 63277954 A JP63277954 A JP 63277954A JP 27795488 A JP27795488 A JP 27795488A JP 2782734 B2 JP2782734 B2 JP 2782734B2
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武司 加納
徹 樋口
宗男 山田
薫 向井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はピングリッドアレイ等の多層プラスチックチ
ップキャリアに関するものである。
〔従来の技術〕
ピングリッドアレイ等の多層プラスチックチップキャ
リアの一例として第1図に示すものがある。これらは次
のようにして形成される。すなわち、樹脂積層板等の電
気絶縁性を有する基板1の上面の中央にキャビティ面凹
所を形成すると共に基板1の上面に内層回路3、3を形
成し該内層回路3、3上に貫通孔を有する樹脂含浸基材
4を介して外層材2を積層一体化し、この外層材2の表
面に外層回路5、5を形成し、所要部分にスルホール
6、6を形成し各回路を電気的に接続する。この際、内
層回路の最も外側のスルホールランドと製品端部との距
離Aは通常1.0〜1.5mmである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術で述べたように内層回路の最も外側のスル
ホールランドと製品端部との距離Aが1.0〜1.5mmである
と製品周縁部の層間接着性が低下する現象がある。本発
明は従来の技術における上述の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは製品周縁部の層間接着
性を向上させた多層プラスチックチップキャリアを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は内層回路の最も外側のスルホールランドと製
品端部との距離が0〜0.8mmの範囲にあることを特徴と
する多層プラスチックチップキャリアであるため、上記
目的を達成することができるもので、以下本発明を詳細
に説明する。
本発明の用いる内層回路有する基板、外層材、回路板
は、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレン
オキサイド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、ポリブタジエン樹脂の
単独、変性、混合樹脂等を紙、ガラス布、ガラス不織
布、ガラスペーパー、合成繊維布、合成繊維不織布等の
基材に含浸し、その所要枚数の上面及び又は下面に銅箔
等の金属箔を配設積層一体化してなる片面又は両面金属
箔張積層板又は該金属箔部をエッチング処理等で回路形
成したものからなる。
内層回路となる回路を有する基板と外層材との接着に
用いる樹脂含浸基材としては内層回路を有する基板とな
る樹脂含浸基材と同種のものを用いることができる。し
かし、凹部を確保するために貫通孔を有する樹脂含浸基
材を用いる必要があり、かつ凹部からの樹脂のはみ出し
をできるだけ少なくするために、通常は積層成形時に樹
脂流れが殆ど生じない程度のものを用いる。また、必要
に応じて内層回路となる回路を有する基板に樹脂ワニス
等を塗布し予め内層回路となる回路間の凹凸を埋めてお
くこともできる。本発明においては最も外側のスルホー
ルランドと製品端部との距離を0〜0.8mmにすることが
必要である。該距離が0.8mmをこえると製品周縁部の層
間接着性が低下するからである。
以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
実施例 厚み1.6mmのガラス布基材エポキシ樹脂両面銅張積層
板の両面に回路形成すると共に上面にキャビティ用凹所
を形成し、次に上面回路にエポキシ樹脂を塗布、硬化さ
せて上面回路の凹凸をなくしてから厚み0.1mmのエポキ
シ樹脂含浸ガラス布1枚を介して厚み0.018mmの銅箔を
載置し成形圧力30kg/cm2、165℃で60分間積層成形後、
銅箔のエッチング及びスルホール処理を行ない多層プラ
スチックチップキャリアを得たが、この際内層回路の最
も外側のスルホールランドと製品端部との距離は0.5mm
であった。
比較例 内層回路の最も外側のスルホールランドと製品端部と
の距離を1.2mmにした以外は実施例と同様に処理して多
層プラスチックチップキャリアを得た。
実施例及び比較例の多層プラスチックチップキャリア
の製品周縁部層間接着強度は第1表のようである。
〔発明の効果〕 本発明は上述した如く構成されている。特許請求の範
囲に記載した構成を有する多層プラスチックチップキャ
リアにおいては製品周縁部の層間接着強度が向上する効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は多層プラスチックチップキャリアの簡略断面図
である。 1は基板、2は外層材、3は内層回路、4樹脂含浸基
材、5は外層回路、6はスルホールである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 薫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−114239(JP,A) 特開 昭63−90158(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通孔を有する樹脂含浸基材を介して、回
    路板が少なくとも2枚以上積層一体化されてなる凹部を
    有する多層プラスチックチップキャリアにおいて、内層
    回路の最も外側のスルホールランドと製品端部との距離
    が0〜0.8mmの範囲にあることを特徴とする多層プラス
    チックチップキャリア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4737208A (en) * 1986-09-29 1988-04-12 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Method of fabricating multilayer structures with nonplanar surfaces
JPH0746713B2 (ja) * 1986-10-31 1995-05-17 イビデン株式会社 半導体搭載用基板

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