JPH0654228U - 回路基板の接続構造 - Google Patents
回路基板の接続構造Info
- Publication number
- JPH0654228U JPH0654228U JP8915392U JP8915392U JPH0654228U JP H0654228 U JPH0654228 U JP H0654228U JP 8915392 U JP8915392 U JP 8915392U JP 8915392 U JP8915392 U JP 8915392U JP H0654228 U JPH0654228 U JP H0654228U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- land
- substrate
- circuit board
- conductive
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- Pending
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半田付けを使用せず、電気的接続と同時に上
下基板を一体化し得る回路基板の接続構造を提供するこ
と。 【構成】 上基板と下基板との間にスペーサを介設する
と共に、接続すべき上基板のランドと下基板のランドと
を対向配置し、上記両ランドそれぞれに、頭付きの導電
性ネジのネジ軸を挿通するための孔を貫設し、上記両孔
それぞれにネジ軸を差込んでネジ締めにより上基板と下
基板とを一体化すると共に、両ネジ軸の先端部を電気的
に接続した。
下基板を一体化し得る回路基板の接続構造を提供するこ
と。 【構成】 上基板と下基板との間にスペーサを介設する
と共に、接続すべき上基板のランドと下基板のランドと
を対向配置し、上記両ランドそれぞれに、頭付きの導電
性ネジのネジ軸を挿通するための孔を貫設し、上記両孔
それぞれにネジ軸を差込んでネジ締めにより上基板と下
基板とを一体化すると共に、両ネジ軸の先端部を電気的
に接続した。
Description
【0001】
本考案は、回路基板の接続構造に関する。
【0002】
回路基板の実装に当たり、スペースに制約がある場合がある。例えば、自動車 用の時計では深さ方向のスペースは十分あるが幅方向にはスペースが小さいとい うことがよくある。このような場合には、回路基板を上基板と下基板とに二分割 し、該上基板と下基板とを電気的に且つ構造的に接続していた。具体的には、上 基板のランドと下基板のランドとの間にピンを掛渡し該ピンを半田付けで固定す るとか、ジャンパ線の一端を上基板のランドにそして上記ジャンパ線の他端を下 基板のランドに半田付けで接続するとかである。
【0003】
しかし、上記従来の接続構造には次のような不満がある。まず、上基板のラン ドと下基板のランドとの間にピンを掛渡し該ピンを固定する構造は、半田付けに 手間と時間を要し、上記上下基板及び基板固定用モールド(スペーサ)を一体化 する手段及び作業を別途必要とする。また、ジャンパ線の一端を上基板のランド にそして上記ジャンパ線の他端を下基板のランドに半田付けで接続する構造にも 、同様の不満がある。
【0004】 本考案は、上記不満を解消する回路基板の接続構造を提供することを目的とし ている。
【0005】
すなわち、本考案の回路基板の接続構造は、上基板と下基板との間にスペーサ を介設すると共に、接続すべき上基板のランドと下基板のランドとを対向配置し 、上記両ランドそれぞれに、頭付きの導電性ネジのネジ軸を挿通するための孔を 貫設し、上記両孔それぞれにネジ軸を差込んでネジ締めにより上基板と下基板と を一体化すると共に、両ネジ軸の先端部を電気的に接続したものであって、導電 性ネジは両方ともタッピンネジとしてもよく、また、一方を雄ネジ軸を有するボ ルトとし、他方を雌ネジ孔を有するピンとしてもよい。そして、両ネジ軸の先端 部の電気的接続は、導電性の弾性材を仲介させた間接的なものであっても、上記 ボルトをピンに螺合させる直接的なものであってもよい。
【0006】
本考案の場合、上基板と下基板は、二本の頭付きネジのネジ締めによって一 体化され、同時に、上記両ネジの先端の電気的接続が、間接的に若しくは直接的 になし得られる。
【0007】 具体的には、本願第2請求項の場合、導電性の弾性材を仲介させた間接的な電 気的接続が得られ、本願第3請求項の場合、上記ボルトとピンの螺合による直接 的な電気的接続が得られる。
【0008】
以下、本願考案を添付図面に基づき説明する。図1は一実施例を示す一部分解 ・一部破断斜視図であって、1は上基板、2は下基板、3は上記両基板1、2間 に介設されたスペーサを示す。4は上記上基板1の接続されるべきランド、5は 上記下基板2の接続されるべきランドであって、これらランド4、5は上下方向 に対向配置されている。そして上記両ランド4、5それぞれの中央部には、後に 詳述する頭付きの導電性ネジ9、10のネジ軸11、12を挿通するための孔6 、7が貫設されており、これら両孔6、7間に存するスペーサ3にも、両孔6、 7を結ぶ貫通孔8を形成している。
【0009】 9、10は、上記孔6、7それぞれに差込まれる頭付きの導電性ネジであって 、これら導電性ネジ9、10は、ネジ締めにより上基板1と下基板2とを一体化 すると共に、両導電性ネジ9、10のネジ軸11、12の先端部で上基板1と下 基板2とを電気的に接続する役割を担っている。
【0010】 図1、2は請求項2の一実施例であって、上記両導電性ネジ9、10をタッピ ンネジ9a,10aとし、接続すべき上基板1のランド4と下基板2のランド5 との間に存する前記スペーサ3に形成される上記貫通孔8は、上記タッピンネジ 9a,10aのネジ軸11a、12aよりも小径に設定されている。そして、上 記両タッピンネジ9a,10aのネジ軸11a、12a先端間に、導電性の弾性 材13を配している。図例においては、導電性のコイルを弾性材13としている が、弾性材13としてはその他、導電性金属の綿状物、導電性ゴム、導電性を有 する砂状物等を用いることが出来る。14はワッシャを示す。
【0011】 すなわち、請求項2の場合、一方のランド5の孔7から上記タッピンネジ10 aをねじ込み、他方のランド4の孔7に上記弾性材13を落とし込み、続いて、 他方のランド4の孔6に上記タッピンネジ10aをねじ込んで、上基板1と下基 板2とをスペーサ3を介し一体化する。従って、この実施例の場合、両基板1、 2接続用の支柱等は不要となる。また、上記両タッピンネジ9a,10a及び弾 性材13が導電性であるため、両ランド4、6の接続も同時になし得られる。
【0012】 尤も、ネジ締めにより上基板1と下基板2とを一体化すると共に、両ネジ9、 10の先端部を電気的に接続する構成に就いては、上記実施例の手段に限定され ない。例えば図3に示すように、上記両導電性ネジ9、10の一方を雄ネジ軸1 1bを有するボルト9bとし、他方を雌ネジ穴12bを有するピン10bとし、 雄ネジ軸11bを雌ネジ穴12bに螺合させる構成としてもよい。この場合につ いても、両基板1、2接続用の支柱等は不要となり、上記ボルト9bとピン10 が導電性であるため、両ランド4、6の接続も一体化と同時になし得られる。
【0013】
以上説明したように、本考案の回路基板の接続構造によれば、半田付けを用い ていないために半田付けによる手間と時間が回避出来、加えて、上記上下基板及 び基板固定用モールド(スペーサ)を一体化する手段及び作業を省略できるとい う効益を奏する。
【図1】本考案の一実施例の一部破断・一部分解斜視
図。
図。
【図2】図1におけるII−II拡大断面図。
【図3】他の実施例の分解斜視図。
1 上基板 2 下基板 3 スペーサ 4 ランド 5 ランド 6 孔 7 孔 8 貫通孔 9 導電性ネジ 10 導電性ネジ 11 ネジ軸 12 ネジ軸
Claims (3)
- 【請求項1】 上基板と下基板との間にスペーサを介設
すると共に、接続すべき上基板のランドと下基板のラン
ドとを対向配置し、前記両ランドそれぞれに、頭付きの
導電性ネジのネジ軸を挿通するための孔を貫設し、前記
両孔それぞれにネジ軸を差込んでネジ締めにより上基板
と下基板とを一体化すると共に、両ネジ軸の先端部を電
気的に接続したことを特徴とする回路基板の接続構造。 - 【請求項2】 前記両導電性ネジをタッピンネジとし、
接続すべき上基板のランドと下基板のランドとの間に存
する前記スペーサに、タッピンネジのネジ軸よりも小径
の貫通孔を形成し、更に、両タッピンネジのネジ軸先端
間に、導電性の弾性材を配設したことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1請求項記載の回路基板の接続構
造。 - 【請求項3】 前記両導電性ネジの一方を雄ネジ軸を有
するボルトとし、他方を雌ネジ孔を有するピンとしたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1請求項記載
の回路基板の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8915392U JPH0654228U (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回路基板の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8915392U JPH0654228U (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回路基板の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654228U true JPH0654228U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=13962909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8915392U Pending JPH0654228U (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 回路基板の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654228U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146064B2 (ja) * | 1972-01-20 | 1976-12-07 | ||
JPS60254797A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-16 | 富士通株式会社 | フレキシブルポスト |
JPH0227669B2 (ja) * | 1982-02-05 | 1990-06-19 | Kashio Keisanki Kk | Genzozainonodokenchisochi |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP8915392U patent/JPH0654228U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146064B2 (ja) * | 1972-01-20 | 1976-12-07 | ||
JPH0227669B2 (ja) * | 1982-02-05 | 1990-06-19 | Kashio Keisanki Kk | Genzozainonodokenchisochi |
JPS60254797A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-16 | 富士通株式会社 | フレキシブルポスト |
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