JPS629645Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS629645Y2
JPS629645Y2 JP1978112792U JP11279278U JPS629645Y2 JP S629645 Y2 JPS629645 Y2 JP S629645Y2 JP 1978112792 U JP1978112792 U JP 1978112792U JP 11279278 U JP11279278 U JP 11279278U JP S629645 Y2 JPS629645 Y2 JP S629645Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
hole
support plate
screw
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978112792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5529078U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978112792U priority Critical patent/JPS629645Y2/ja
Publication of JPS5529078U publication Critical patent/JPS5529078U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS629645Y2 publication Critical patent/JPS629645Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は比較的小容量のものの電気機器の端
子装置の改良に関するものである。
端子装置には例えば電線を直接螺着して接続す
るもの、電線に圧着端子を取り付け、その圧着端
子を接続するようにしたもの、導帯を接続するよ
うにしたもの、あるいはそれら2種以上が接続で
きるようにしたものなどがある。なお電気機器の
使用者からは常々いずれの接続方法にも対応でき
る端子装置を備えていることを要望されている。
従来使用されている端子装置は第1図、第2図
第3図に示すようなものである。
即ち第1図に示すものは端子ねじ15によつて
圧着端子21、または導体を端子板4に接続でき
るよう構成されたもので、図では圧着端子21を
接続した状態を示している。第2図に示すものは
圧着端子、または導帯18を接続することができ
ると共に、電線17も直接接続できるように構成
されたもので、圧着端子21または導帯18を接
続する場合は端子金具8の上部に端子ねじ15に
より螺着し、電線17を線続する場合は端子金具
8の側面の電線挿入穴に電線17を挿入し、上部
から端子ねじ15で螺着するようになつている。
この場合の端子板4と端子金具8は一体的になつ
ていて、導電性の良い銅または銅合金で製作され
ている。
第3図に示すものは電線を直接接続できると共
に改造によつて圧着端子または導帯の接続ができ
るようにしたものである。即ち端子金具8を端子
板4に皿ねじ22で螺着し、端子金具8の側面に
は電線挿入用の穴12が設けられていて電線17
が直接接続できるように形成されている。電線1
7が接続された状態を図ロに示す。また皿ねじ2
2をゆるめ端子金具8を取り外せば端子板4に圧
着端子21または導帯を直接端子ねじ15によつ
て螺着できるようになされている。圧着端子21
を接続した状態を図ニに示している。この場合も
構造上端子金具8、端子板4両方共導電性の良い
銅または銅合金で製作されている。
このように従来のものは第1図に示すものでは
電線を直接接続することができない。また第2図
に示すものは圧着端子、導帯、電線いずれも接続
できるが、端子金具8が全て銅または銅合金など
でできているので高価であり、第3図に示すもの
は圧着端子、導帯、電線いずれも接続できるが、
端子金具8全体が銅または銅合金でできているの
で高価であると共に圧着端子などが接続できるよ
うにするには端子金具8の取り外しに皿ねじ22
等を外さなければならないという作業上の手間が
かかるなどの欠点があつた。
なお、近年では電線直接接続方式は工費と使用
条件などの点で仮設工事などの場合に主として採
用されるものの、一般には接続の信頼性の高い圧
着端子または導帯接続などが多く採用されるよう
になり、この方法が主流となつている。こういう
観点から第2図に示すものと第3図に示すものを
比較した場合、端子装置自体は第2図に示すもの
より第3図イ,ロに示すものの方が高価である
が、第3図ハ,ニに示すものは第2図に示すもの
より安価であるので、電線の直接接続より圧着端
子または導帯接続の方が多いという需要の実態か
らみると、それらの需要に応じて必要な形態のも
のが提供できる第3図に示すものの方が総体的に
みると合理的かつ経済的である。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、圧着端子、導帯、電線直接接続いずれにも対
応容易で、且つ安価な端子装置を提供することを
目的としたものである。
次にこの考案の一実施例を第5図、第6図につ
いて説明する。即ち1は本体ベース1a、本体カ
バー1bで筐体を形成した電気機器の本体、2は
本体ベース1a、本体カバー1bに形成された開
口部、3は開口部2の一部に形成され本体ベース
1a本体カバー1bの側壁を貫通する溝で、溝幅
は後述の支持板6のB寸法よりやや大きく形成さ
れ本体カバー1b上面から本体ベース1a下面に
至り貫通している。4は上記本体1の内部に装設
された導体に一端を接続された良電導体からなる
端子板、5は平板状の端子板4の端部に設けられ
後述の端子ねじ15を嵌挿する穴、6は断面略L
字状に形成され側壁部には角穴7aを有し、これ
とほぼ90゜をなす底辺部6bには端子ねじ15が
螺合するねじ穴7dを備える支持板で、その幅寸
法cは上記溝3間の間隔よりやや小さく形成され
ている。なお角穴7aは底辺部6bに連続して形
成されている。通常ねじ穴7dはねじ山を多くす
るためバーリング加工されている。8は断面略コ
字状に形成され底辺部9には上記バーリング加工
による盛上り部の逃がし用の穴10が形成されコ
字状の側壁部11には電線挿入穴12が設けら
れ、更に上記底辺部9に対向する上辺部13には
端子ねじ15が螺合されるねじ穴14が設けられ
ている。なお、この上辺部13にはこれに連続し
て外方に向かう凸部16が形成されている。支持
板6の寸法Dは、端子金具8の寸法Eとほぼ同に
形成されている。
そして組立完了時点では第4図、第7図、第8
図に示すように組立てられる。次にこの組立順序
を第4図〜第8図で説明すると、まず第5図に示
す支持板6の穴7aに矢印方向から端子板4を挿
入し、その状態で本体ベース1a上方から開口部
2に端子板4の穴5のある端部が設置されるよう
に嵌挿し更に支持板6の寸法Bを溝3に入れると
共に本体ベース1aに装着する。その後第6図に
示すように本体カバー1bを本体ベース1aにか
ぶせる。次に端子金具8のねじ穴14に端子ねじ
15を螺着すると共に、これを第4図ハ左方から
右方へ嵌挿する。この場合端子金具8の凸部16
を支持板6の穴7aの上部内面7cに係止すると
共に底辺部9の内面に支持板6の底辺部6bを当
接させ更に支持板6の底辺部6bの上面が端子板
4の下面に当接するように組立てる。この状態で
端子金具8の電線挿入穴12から電線17を挿入
し、端子ねじ15をねじ込み、心線を押圧する。
こうすることにより端子ねじ15の押圧力で端子
板4、端子金具8、支持板6は互いに係止されて
端子板4、電線17の通電路が形成され第4図の
ように組立てられる。
次にこの端子装置は第7図に示すように端子ね
じ15を本体ベース1a側から支持板6のねじ穴
7dにねじ込み、電線17を端子板4に押圧して
本体ベース1a側からも電線17を螺着すること
もできる。
また、この端子装置に圧着端子または導帯を接
続する場合には、前述の端子金具8を装着しない
状態で支持板6のねじ穴7dを利用する。即ち第
8図に示すように端子板4の上面に圧着端子21
を設置し、端子ねじ15に座金19、バネ座金2
0を挿入して端子ねじ15をねじ穴7dに螺合し
圧着端子21を締着する。
以上のようにこの考案のものは通電路が端子板
4から直接電線または圧着端子(導帯)に形成さ
れるので、端子金具8、支持板6、端子ねじ15
などは安価な鉄材などで造られる。
尚この考案は第9図、第10図に示すように変
形しても効果は変らない。即ち、支持板6の底辺
部6bの二つの角を第9図に於て上側に折り曲げ
て曲げ部6cを形成する。また上記支持板6を上
記端子板4の下面にもつてきたとき両者が面接触
できるように端子板6の底辺部6bの二つの角を
面取りする。このようにすれば細い電線の場合、
第10図に示すように端子板4の下面と支持板6
の底辺部6bの間に電線17の心線を挿入できる
ので、端子金具8が無くても電線を接続できる。
このとき曲げ部6cは電線の心線が外側に外れる
のを防止する効果がある。
この考案は以上のように、電気機器本体側に、
平板状の端子板に重合されるL字形の支持板を装
着し、この支持板にコ字形の端子金具を着脱可能
に装着するようにしたことによつり、上記支持板
や端子金具等を簡易なプレス加工で製作できるた
めにコストの低減化が図れると共に、上記端子金
具を必要に応じて着脱できることによつて電線、
圧着端子および導帯の直接接容に容易に対応でき
る。つまり、電線の接続には、端子板と端子ねじ
と支持板と必要に応じて省ける端子金具との組み
合せによつて容易に対応でき、また圧着端子や導
帯の接続には、端子板と端子ねじと支持板との組
み合せで容易に対応できる。さらに電線直接接続
の場合、電気機器の上面からも下面からも接続作
業が行なえるなどの実用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の端子装置を示すもので、イはそ
の正面図、ロは要部を一部断面して示す側面図で
ある。第2図は従来の端子装置を示すもので、
イ,ロは導帯を接続した状態を示す正面図および
側面図、ハ,ニは電線を直接接続した状態を示す
正面図、および側面図である。第3図は従来の端
子装置を示すもので、イ,ロは電線を直接接続し
た状態を示す正面図および側面図、ハ,ニは圧着
端子を接続した状態を示す正面図および側面図で
ある。第4図〜第8図はこの考案の一実施例を示
すもので、第4図は電線を直接接続した状態を示
し、イは上面図、ロは正面図、ハは要部を一部断
面して示す側面図、第5図、第6図は要部部品を
示す斜視図、第7図は第4図とは異なる方向から
電線を接続した状態を示す要部側断面図、第8図
は圧着端子を接続した状態を示し、イはその正面
図、ロは側面図である。第9図はこの考案の他の
実施例の要部部品を示す斜視図、第10図は第9
図の部品を使用した状態を示し、イは正面図、ロ
は要部を一部断面して示す側面図である。 図中、1は本体、2は開口部、3は溝、4は端
子板、5は穴、6は支持板、6bは底辺部、7a
は角穴、7dはねじ穴、8は端子金具、9は底辺
部、11は側壁部、12は電線挿入穴、13は上
辺部、14はねじ穴、16は凸部、15は端子ね
じを示す。尚、図中同一符号は夫々同一または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器本体の開口部に端部を露出して設けら
    れ該端部に穴を有する平板状の端子板と、上記穴
    に対応した穴を有する底辺部、この底辺部につら
    なり電線挿入穴を有する側壁部、この側壁部につ
    らなり上記各穴に対応したねじ穴を有する上辺部
    およびこの上辺部先端につらなる凸部からなる略
    コ字形の端子金具と、上記各穴に対応し、かつ上
    記ねじ穴と同径のねじ穴を有する底辺部ならびに
    この底辺部につらなり上記端子板の貫通穴を有す
    る側壁部からなる断面略L字形の支持板と、上記
    各ねじ穴に螺合可能な端子ねじとを備え、上記本
    体の開口部内壁に溝を形成して上記支持板の側壁
    部の穴を貫通させた上記端子板の端部が上記支持
    板の底辺部上面側に位置する状態に該支持板の側
    壁部側を上記溝に嵌装し、上記端子金具の底辺部
    上面に支持板の底辺部が当接するように上記端子
    金具の凸部を上記支持板における端子板貫通穴の
    上部側縁部に係脱可能に係止させて該端子金具を
    上記支持板に対して着脱可能に装着したことを特
    徴とする端子装置。
JP1978112792U 1978-08-16 1978-08-16 Expired JPS629645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978112792U JPS629645Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978112792U JPS629645Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5529078U JPS5529078U (ja) 1980-02-25
JPS629645Y2 true JPS629645Y2 (ja) 1987-03-06

Family

ID=29061970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978112792U Expired JPS629645Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS629645Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5676830B1 (ja) * 2014-04-15 2015-02-25 三菱電機株式会社 電力量計用端子装置及び電力量計

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501382A (ja) * 1973-05-09 1975-01-08

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7105713U (de) * 1971-02-16 1971-08-05 Siemens Ag Elektrisches Installationsgerät
JPS4868186U (ja) * 1971-11-30 1973-08-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501382A (ja) * 1973-05-09 1975-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5529078U (ja) 1980-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH035100Y2 (ja)
JPS629645Y2 (ja)
JPH021018Y2 (ja)
JPH0116292Y2 (ja)
JPS5920764Y2 (ja) 接続装置
JPH0357011Y2 (ja)
JPS6233358Y2 (ja)
JPS6350783Y2 (ja)
JPS6350785Y2 (ja)
US2551259A (en) Electrical terminal board
JP2604611Y2 (ja) 電線接続装置
JPS6325660Y2 (ja)
JPS6325664Y2 (ja)
JPH0326574Y2 (ja)
JP3056946U (ja) 板状金具の固定構造
JPH0321013Y2 (ja)
JPS5918614Y2 (ja) 耐けつ型遮蔽接続器
JPH0119820Y2 (ja)
JPS58168073U (ja) 端子金具
JPS58380U (ja) 電気コネクタ
JPH0644034Y2 (ja) 端子装置
JPS6350784Y2 (ja)
JPH031894Y2 (ja)
JPH0339898Y2 (ja)
JP3295221B2 (ja) 絶縁被覆電線