JP3076679U - インターフェース端子台の固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、基板固定及びレール固定をするインターフェー
ス端子台において、インターフェース端子台の取付孔を利用する
と共に、固定部品を省略してレールに固定可能としたインターフ
ェース端子台を提供することを課題とする。 【解決手段】端子台及びコネクター部を有する基板を装着し
た基台固定部と、該基台固定部の両側端に側部固定部を
装着固定したインターフェース端子台において、端子台部の下部
に側部固定部を位置させると共に、端子台部の上部に位
置する側部固定部に取付孔を設け、該取付孔に固定ヒ゛ス
を螺着するナット部材を有する構造としたインターフェース端子
台。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、各種機械装置に設けたセンサー類とコントローラ間の中継用として使用されるインターフェース 端子台の固定構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来実施されているインターフェース端子台の固定構造は、図１、図２、図３に示す如 く、インターフェース端子台１をレール２に装着し、インターフェース端子台１の両側にストッハ゜ー３、 ３をレール２に装着し、 固定ネシ゛４、４でストッハ゜ー３、３をレール２に固定することで、インターフェース端子台１をレール ２に固定していた。この固定方法であると、インターフェース端子台１の両側に2個のストッハ゜ー 部品を必要とし、固定スヘ゜ースとしてストッハ゜ー３、３の寸法Ａ，Ａが必要となり 、インターフェース端子台の固定部の小型化、部品点数の削減の点で問題点があった。

【０００３】

【解決しようとする課題】

本願は、基台固定及びレール固定をするインターフェース端子台において、インターフェース端子 台の取付孔を利用すると共に、固定部品を省略して固定可能としたインターフェース端子 台を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

端子台部及びコネクター部を有する基板を装着した基台固定部と、該基台固定部の 両側端に側部固定部を装着固定したインターフェース端子台において、端子台部の下部に 側部固定部を位置させると共に、端子台部の上部に位置する側部固定部に取付孔 を設け、該取付孔にナット部材を設ける構造としたインターフェース端子台の固定構造。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図４〜図１１に基づいて本考案のインターフェース端子台の実施例を説明すると、２０ は端子台部で必要な極数のネシ゛端子２１を有し、２２は基板で端子台部２０のネシ゛ 端子２１の下端が接続され、２３はコネクターで基板２２に接続されていると共に、 基板２２のハ゜ターンでネシ゛端子２１に接続されている。

【０００６】 ２４は基台固定部で両内側部に溝２５、２５を有し、該溝２５、２５に基板２ ２が図８に示す如く装着され、２６、２６は側部固定部で基板２２を基台固定部 ２４に装着後、両側端より図９の如く装着し、基台固定部２４に基板２２が側部 固定部２６、２６で一体的に図１０の如く固定される。側部固定部２６、２６が 基台固定部２４に装着固定の時は、側部固定部２６、２６の挿入凸部２６ａ，２ ６ａが基台固定部２４の内側溝２５ａ，２５ａに図８の如く装着され、側部固定 部２６、２６の上面に設けた突起部２６ｂが端子台部２０の側部下端に図１０の 如く嵌合係止する。

【０００７】 側部固定部２６、２６は端子台部２０のネシ゛端子２１の下部に重ねて挿入され 、端子台部２０の上部に取付孔２７、２７を形成し、下部にはレール２８の固定部 ２９、２９に係合する係合凹部３０、３０を形成されている。レール固定の場合は 、図６に示す如くレール２８の固定部２９、２９に側部固定部２６、２６の係合凹 部３０、３０を装着し、取付孔２７、２７に挿入しナット部３２に螺着し、固定ヒ゛ス ３１、３１の下端をレール２８の底面に押付てインターフェース端子台をレール２８に固定する 。ナット部３２は図１１に示す如く、コ字状の金属部材３３で側部固定部２６取付孔 ２７を挟持し、金属部材３３にナット部を形成してもよい。基板固定の場合は、図 ７に示す如く取付孔２７、２７に固定ヒ゛ス３１、３１を挿入し、固定ヒ゛ス３１、３ １を固定基板３１ａに螺着してインターフェース端子台を固定基板３１ａに固定する。

【０００８】

【考案の効果】

本考案では、基台固定部２４に装着した基板２２に接続固定した端子台部２０ と重なる下部に側部固定部２６を装着固定したので、インターフェース端子台のレール固定 の場合はインターフェース端子台を固定する部材を使用することなく、側部固定部２６の 取付孔２７に設けたナット部材３２に固定ヒ゛ス３１を螺着してインターフェース端子台をレール ２８に固定でき、インターフェース端子台の固定のための部品の省略と固定スヘ゜ースの小型 化となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のインターフェース端子台をレールに固定した正面図

【図２】従来のインターフェース端子台をレールに固定した底面図

【図３】従来のインターフェース端子台をレールに固定した側面断
面図

【図４】本考案のインターフェース端子台の正面図

【図５】本考案のインターフェース端子台の低面図

【図６】本考案のインターフェース端子台をレールに固定した側面
図

【図７】本考案のインターフェース端子台を固定基板に固定した
側面図

【図８】本考案のインターフェース端子台の基台固定部と側部固
定部の分解説明図

【図９】本考案のインターフェース端子台の端子台部と側部固定
部の組立説明図

【図１０】本考案のインターフェース端子台の端子台部と側部固
定部の組立説明図

【図１１】本考案のインターフェース端子台の側部固定部にコ字
状固定部材を装着した説明図

【符号の説明】

１ インターフェース端子台 ２ レール ３、３ ストッハ゜ー ４、４ ネシ゛ Ａ、Ａ スヘ゜ース ２０ 端子台部 ２１ ネシ゛端子 ２２ 基板 ２３ コネクター ２４ 基台固定部 ２５、２５ 溝 ２５ａ、２５ａ 内側溝 ２６、２６ 側部固定部 ２６ａ、２６ａ 挿入凸部 ２６ｂ 突起部 ２７、２７ 取付孔 ２８ レール ２９、２９ 固定部 ３０、３０ 係合凹部 ３１、３１ 固定ヒ゛ス ３１ａ 固定基板 ３２ ナット部 ３３ 金属部材

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 端子台部及びコネクター部を有する基板と、
   該基板を装着固定する固定基台部と、該固定基台部の両
   側端に装着固定した側部固定部を有するインターフェース端子台
   において、前記端子台部の下部に位置して側部固定部を
   固定基台部の両端に装着し、前記端子台部の上部に位置
   して取付孔を側部固定部に設け、該取付孔に設けたナット
   部材に固定ネシ゛を螺着してレールに固定するインターフェース端子台
   の固定構造。
2. 【請求項２】 側部固定部の取付孔に設けたナット部材は、
   コ字状の金属部材に設けたナット部で構成した請求請1記載
   のインターフェース端子台の固定構造。