JP3207162B2 - プリント基板用コネクタ - Google Patents

プリント基板用コネクタ

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JP3207162B2
JP3207162B2 JP23303598A JP23303598A JP3207162B2 JP 3207162 B2 JP3207162 B2 JP 3207162B2 JP 23303598 A JP23303598 A JP 23303598A JP 23303598 A JP23303598 A JP 23303598A JP 3207162 B2 JP3207162 B2 JP 3207162B2
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信夫 松浦
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大宏電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板用コネ
クタ、更に詳しくは、コネクタをプリント基板に固定す
るための固定用脚の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板用のコネクタにおいて、該
コネクタをプリント基板上に実装するための固定用脚と
しては、図8に示す構造のものが多用されている。すな
わち、図において、1は雄コネクタで、2はそのコネク
タハウジング、3はこのコネクタハウジング2のベース
部2A内に装着した端子であり、3Aは該ベース部2A
から下方に突出する端子部、3Bは前記コネクタハウジ
ング2のプラグ部2B内に装着した上方に伸びる雄接触
子である。
【0003】4は前記雄コネクタ1をプリント基板5に
固定するための固定用脚で、その上端部はコネクタハウ
ジング2の前記ベース部2Aにおける外側壁面の上部に
取付部4Aにより取り付けられており、この外側壁面か
ら離間し外側壁面に沿って垂下する前記固定用脚4の先
端部には、前記プリント基板5に開けた取付穴6の下面
周縁6Aと係止するフック4Bを備えている。
【0004】そこで、この雄コネクタ1を前記プリント
基板5上に実装する場合には、前記端子3の端子部3A
をプリント基板5に開けた端子孔7に挿入するとゝも
に、前記固定用脚4の先端部をプリント基板5に開けた
前記取付穴6内にその弾性に抗して変形させながら押入
する。そして、固定用脚4の先端部が取付穴6を貫通し
て復元することにより、その先端部に設けたフック4B
の上面が前記取付穴6の下面周縁6Aと係合して固定さ
れる。つぎに、この固定した状態において、前記端子部
3Aの先端部をプリント基板5の裏面側に形成したプリ
ント面と半田付けすることにより、前記雄コネクタ1は
プリント基板5上に実装される。なお、図中12は位置
決めピンである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記端子部3
Aの先端部をプリント基板5のプリント面と半田付けす
るためにこれを半田付槽内に入れた際、前記プリント基
板5は半田付槽内での加熱によって一点鎖線で示すよう
に変形する。特にプリント基板5が比較的大きな面積の
場合にあってはその変形量は大となる。
【0006】このように、プリント基板5が変形した場
合、取付穴6の上面周端6Bが前記固定用脚4の前面側
の外側面をコネクタハウジング2の前記ベース部2A方
向に押圧する。その結果、一点鎖線で示すように、前記
固定用脚4は上端部の取付部4Aを支点として内側方向
に弾性変形し、先端部に設けたフック4Bが前記取付穴
6の下面周縁6Aから外れる恐れがある。そして、この
フック4Bが前記取付穴6の下面周縁6Aから外れ、コ
ネクタハウジング2がプリント基板5の上面から浮いた
状態のままで端子部3の先端部3Aが半田付けされた場
合には、半田付不良となって電気的な接続が不完全とな
る。
【0007】このような欠点を解消するため、固定用脚
4の剛性を高くして弾性変形しにくくすることも考えら
れるが、この場合には固定用脚4の形成位置と取付穴6
の穿設位置とが正確に合致しないと固定用脚4を押入す
ることができなくなる。特に多極のコネクタにあっては
少なくとも4個以上の固定用脚4を備えていることが多
いため、コネクタハウジング2の成形及び取付穴6の穿
設には高精度の成形,加工が要求され、無理に押し込ん
だ場合には固定用脚4が折損し、不良品の発生率が大き
くなるといった問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の課題を解決するために成されたもので、適度な弾
性を備えることによりコネクタハウジングに多少のバラ
ツキがあっても挿入することができ、又適度な剛性を備
えることにより多少の外力がかかっても弾性変形が少な
い固定用脚を備えたプリント基板用コネクタを提供する
ことを目的としたものであり、その要旨は、下端部にプ
リント基板と係止するフックを備えた固定用脚をその上
端部でコネクタハウジングの側壁の上部に固定して垂設
するとゝもに、該固定用脚の長さ方向のほゞ中間部分を
前記側壁から離間して設けた水平な連結部材により連結
したことを特徴とするプリント基板用コネクタにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図7に示
す実施例により詳細に説明する。なお、前記従来例で説
明したコネクタと本発明に係るコネクタとは、固定用脚
及びその他一部分の構造において相違するのみであるか
ら、同一部品は同一の符号を付し、その相違点のみを以
下に説明する。
【0010】図において、8は前記ベース部2Aの外側
に形成したこれと同一高さの補助ベース部で、前記ベー
ス部2Aの外側面から所定間隔をおいて平行で且つ前記
コネクタハウジング2の長手方向に沿って延びており、
該補助ベース部8と前記ベース部2Aとは所定間隔毎に
設けた梁部9により一体に連結されている。10は前記
前記補助ベース部8に形成した切欠部で、該切欠部10
の部分には、図5乃至図7の各実施例に示すように、前
記固定用脚4が設けられている。
【0011】すなわち、図5に示すものは、コネクタハ
ウジング2の両端部側面(図1の左右両端部(イ)
(ロ)に夫々相当する部分)に固定用脚4を設けた実施
例であって、該固定用脚4より長手方向内側の部分の前
記補助ベース部8を所定幅だけ切り欠いて切欠部10を
形成するとゝもに、この補助ベース部8の切欠部10に
おける一側端面8Aの下部と、前記固定用脚4の長さ方
向のほゞ中央部における一側端面とを水平で細長い連結
部材11により連結した構成のものである。
【0012】また、図6に示すものは、前記コネクタハ
ウジング2の中間部(図3の(ハ)に相当する部分)に
固定用脚4を設けた実施例であって、前記補助ベース部
8を所定幅だけ切り欠いて切欠部10を形成するとゝも
に、この補助ベース部8の切欠部10における他側端面
8B側寄りに固定用脚4を設け、一側端面8Aの下部と
前記固定用脚4の一側端面とを、図5に示す実施例のも
のと同様に、水平で細長い連結部材11により連結した
構成のものである。
【0013】更に、図7に示すものは、前記コネクタハ
ウジング2の中間部(図3の(ニ)に相当する部分)に
固定用脚4を設けた実施例であって、前記補助ベース部
8を所定幅だけ切り欠いて切欠部10Aを形成するとゝ
もに、該切欠部10Aの中央部に固定用脚4を設け、前
記補助ベース部8の切欠部10Aによる一側端面8A及
び他側端面8Bの夫々の下部と前記固定用脚4の長さ方
向のほゞ中央部における両側端面とを、水平で細長い連
結部材11A,11Aにより夫々連結した構成のもので
ある。なお、図中12は補助ピンである。
【0014】つぎに、前記図5及び図6に示す実施例の
作用を説明するに、雄コネクタ1を前記プリント基板5
上に実装する場合には、前記従来例で説明したように、
前記端子3の端子部3Aをプリント基板5に開けた端子
孔6に挿入するとゝもに、前記固定用脚4の先端部をプ
リント基板5に開けた取付穴6内にその弾性に抗して変
形させながら押入する。この固定用脚4の弾性変形は、
該固定用脚4の上端部におけるベース部2Aとの取付部
4Aと、長さ方向のほゞ中央部に連結した連結部材11
の前記補助ベース部8との連結部を夫々支点として変形
する。
【0015】そして、固定用脚4の先端部が取付穴6を
貫通して復元することにより、その先端部に設けたフッ
ク4Bの上面が前記取付穴6の下面周縁6Aと係合して
固定される。つぎに、この固定した状態において、前記
端子部3Aの先端部をプリント基板5の裏面側に形成し
たプリント面と半田付けすることにより、前記雄コネク
タ1はプリント基板5上に実装される。
【0016】この半田付け時におけるプリント基板5に
変形が生じた場合、取付穴6の上面周端6Bが前記固定
用脚4の外側面をコネクタハウジング2の前記ベース部
2A方向に押圧することになるが、該固定用脚4に作用
するこの押圧力は固定用脚4の上端部におけるベース部
2Aとの取付部4Aと、長さ方向のほゞ中央部に連結し
た連結部材11の前記補助ベース部8との連結部でそれ
ぞれ解消され、少なくともプリント基板5の取付穴6近
傍における変形の発生が阻止される。したがって、先端
部に設けたフック4Bが前記取付穴6の下面周縁6Aか
ら外れることはなくなる。
【0017】また図7に示す実施例のものにあっては、
前記固定用脚4の先端部をプリント基板5に開けた取付
穴6にその弾性に抗して変形させながら押入する際に、
固定用脚4の上端部におけるベース部2Aとの取付部4
Aと、長さ方向のほゞ中央部の両側面に連結した左右一
対の連結部材11A,11Aの前記補助ベース部8との
連結部を夫々支点として内側方向に弾性変形する。この
場合、前記固定用脚4の剛性が強くなり過ぎないように
するため、連結部材11A,11Aの夫々の長さを前記
図5及び図6に示す連結部材11の長さの約二倍となる
ように設定してある。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るプリント基板用コネクタ
は、上記のように、下端部にプリント基板と係止するフ
ックを備えた固定用脚をその上端部でコネクタハウジン
グの側壁の上部に固定して垂設するとゝもに、該固定用
脚の長さ方向のほゞ中間部分を前記側壁から離間して設
けた水平な連結部材により連結した構成であるから、固
定用脚は適度の弾性と剛性を備えている。したがって、
コネクタのプリント基板への固定が容易であり、しかも
固定用脚に多少の外力がかかってもコネクタがプリント
基板から外れることがないので所定の固定状態で半田付
けされ、品質にバラツキのないものを得ることができ
る、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定用脚を備えたプリント基板用
コネクタの正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同右側面拡大図である。
【図5】図1の(イ)(ロ)部の拡大斜視図である。
【図6】図3の(ハ)部の拡大斜視図である。
【図7】図3の(ニ)部の拡大斜視図である。
【図8】従来のコネクタの縦断面である。
【符号の説明】
2 コネクタハウジング 4 固定用脚 4A 取付部 4B フック 5 プリント基板 8 補助ベース部 11 連結部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部にプリント基板と係止するフック
    を備えた固定用脚をその上端部でコネクタハウジングの
    側壁の上部に固定して垂設するとゝもに、該固定用脚の
    長さ方向のほゞ中間部分を前記側壁から離間して設けた
    水平な連結部材により連結したことを特徴とするプリン
    ト基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 固定用脚の長さ方向のほゞ中間部分にお
    ける両側面を、側壁から離間して設けた水平な左右一対
    の連結部材によりそれぞれ連結したことを特徴とする請
    求項1記載のプリント基板用コネクタ。
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