JPH0754925Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0754925Y2 JPH0754925Y2 JP1990077521U JP7752190U JPH0754925Y2 JP H0754925 Y2 JPH0754925 Y2 JP H0754925Y2 JP 1990077521 U JP1990077521 U JP 1990077521U JP 7752190 U JP7752190 U JP 7752190U JP H0754925 Y2 JPH0754925 Y2 JP H0754925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- terminal
- contacts
- connector
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野 本考案は、コンタクトの端子を例えばプリント基板の導
電部に半田付けにより接合する、いわゆる面実装のコネ
クタに関する。
電部に半田付けにより接合する、いわゆる面実装のコネ
クタに関する。
(従来の技術) 従来、面実装のコネクタのコンタクトは、その端子を弾
性によりプリント基板に圧接させ、端子のプリント基板
方向の位置のばらつきを吸収するように構成されてい
る。
性によりプリント基板に圧接させ、端子のプリント基板
方向の位置のばらつきを吸収するように構成されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 従来のコネクタの上述の構成によれば、コンタクトの端
子に工具などが当った時、コンタクトはその配列方向又
は配列方向と直角方向に曲げられ、そのため、コネクタ
をプリント基板に搭載した時、端子がプリント基板の導
電部に接触しなくなり、半田付けがけいないことがある
という課題があった。
子に工具などが当った時、コンタクトはその配列方向又
は配列方向と直角方向に曲げられ、そのため、コネクタ
をプリント基板に搭載した時、端子がプリント基板の導
電部に接触しなくなり、半田付けがけいないことがある
という課題があった。
本考案は、従来のコネクタのこのような課題を解決する
とともにコンタクトの弾性によってコンタクトの端子の
配線基板方向の位置のばらつきを吸収して端子の基板へ
の密着を確実にすることをその目的とするものである。
とともにコンタクトの弾性によってコンタクトの端子の
配線基板方向の位置のばらつきを吸収して端子の基板へ
の密着を確実にすることをその目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、コネクタ本体に
長短2種のコンタクトを装着して成り、該コンタクトの
端子を基板の導電部に半田付けにより接合するコネクタ
において、前記2種のコンタクトに各々係合する溝が下
面に形成されたブラケットを前記コネクタ本体に設け、
該溝を、前記2種のコンタクトの接触部と端子との間の
中間部に係合させて成り、前記溝は、その底面の前記端
子側に切欠段部が形成されたことを特徴とする。
長短2種のコンタクトを装着して成り、該コンタクトの
端子を基板の導電部に半田付けにより接合するコネクタ
において、前記2種のコンタクトに各々係合する溝が下
面に形成されたブラケットを前記コネクタ本体に設け、
該溝を、前記2種のコンタクトの接触部と端子との間の
中間部に係合させて成り、前記溝は、その底面の前記端
子側に切欠段部が形成されたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、コネクタ本体に設けたブラケットに、
長短2種のコンタクトを係合する溝を設け、この溝にコ
ンタクトの中間部を係合させたので、長短2種のコンタ
クトはその配列方向及び配列方向と直角方向にその位置
が規正され、工具などがコンタクトの端子に当ってもコ
ンタクトは曲りにくく、コネクタをプリント基板に搭載
したとき、コンタクトの端子がプリント基板の導電部か
ら外れにくくなる。
長短2種のコンタクトを係合する溝を設け、この溝にコ
ンタクトの中間部を係合させたので、長短2種のコンタ
クトはその配列方向及び配列方向と直角方向にその位置
が規正され、工具などがコンタクトの端子に当ってもコ
ンタクトは曲りにくく、コネクタをプリント基板に搭載
したとき、コンタクトの端子がプリント基板の導電部か
ら外れにくくなる。
ブラケットは、これをコネクタ本体に設けるとき、コン
タクトの端子に近づけた方がコンタクトは曲りにくい
が、あまり近づけると端子部の弾性が損われ、そのため
端子のプリント基板方向の位置のばらつきが吸収されて
にくくなる。本考案によれば、ブラケットの溝の底面の
端子側に切欠段部を形成したので、ブラケットを短いコ
ンタクトの端子に近づけて配置しても、短いコンタクト
の中間部の溝の底面接触位置から端子までの距離が長く
なり、端子部の弾性が大きくなって、短いコンタクトの
端子のプリント基板方向への位置のばらつきを吸収する
ことができるようになる。
タクトの端子に近づけた方がコンタクトは曲りにくい
が、あまり近づけると端子部の弾性が損われ、そのため
端子のプリント基板方向の位置のばらつきが吸収されて
にくくなる。本考案によれば、ブラケットの溝の底面の
端子側に切欠段部を形成したので、ブラケットを短いコ
ンタクトの端子に近づけて配置しても、短いコンタクト
の中間部の溝の底面接触位置から端子までの距離が長く
なり、端子部の弾性が大きくなって、短いコンタクトの
端子のプリント基板方向への位置のばらつきを吸収する
ことができるようになる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図乃至第5図において、1はコネクタ本体で、この
コンタクト装着部2には、複数の長い板状コンタクト3
と複数の短い板状コンタクト4が各々水平方向に同一ピ
ッチで2列に配列されて孔に挿着されている。
コンタクト装着部2には、複数の長い板状コンタクト3
と複数の短い板状コンタクト4が各々水平方向に同一ピ
ッチで2列に配列されて孔に挿着されている。
長い板状のコンタクト3は、接触部5が端子6に対しコ
ンタクト3,4の配列ピッチの半分だけ水平方向にずれる
ように接触部5と端子6の間の中間部7で折曲された形
状に打ち抜かれ且つコネクタ本体1に装着された状態で
端子6がコネクタ本体1の下面から僅かに突出するよう
に中間部7の2個所で垂直方向に直角に折曲されてい
る。短い板状のコンタクト4は、直線状に打抜かれ、コ
ネクタ本体1に装着された状態で端子8がコネクタ本体
1の下面から突出するように端子8と接触部9の間の中
間部10における2個所で上下方向に折曲されている。こ
の板状コンタクト3及び4の端子6及び8はいずれもコ
ンタクト3及び4の端部を弧状に湾曲して形成される
が、短いコンタクト4の端子8の一端には、上方に延ば
された突出部11を有する。この突出部11は一緒に配列さ
れた長いコンタクト3の中間部7より上方に突出してお
り、半田ごてを突出部11に当てたとき半田ごてが長いコ
ンタクト3の中間部7に接触しないようになっている。
ンタクト3,4の配列ピッチの半分だけ水平方向にずれる
ように接触部5と端子6の間の中間部7で折曲された形
状に打ち抜かれ且つコネクタ本体1に装着された状態で
端子6がコネクタ本体1の下面から僅かに突出するよう
に中間部7の2個所で垂直方向に直角に折曲されてい
る。短い板状のコンタクト4は、直線状に打抜かれ、コ
ネクタ本体1に装着された状態で端子8がコネクタ本体
1の下面から突出するように端子8と接触部9の間の中
間部10における2個所で上下方向に折曲されている。こ
の板状コンタクト3及び4の端子6及び8はいずれもコ
ンタクト3及び4の端部を弧状に湾曲して形成される
が、短いコンタクト4の端子8の一端には、上方に延ば
された突出部11を有する。この突出部11は一緒に配列さ
れた長いコンタクト3の中間部7より上方に突出してお
り、半田ごてを突出部11に当てたとき半田ごてが長いコ
ンタクト3の中間部7に接触しないようになっている。
12はブラケットで、これはコネクタ本体1のコンタクト
装着部2の裏面両側から対向して突出形成された支持片
13,13の係合部14,14に係合して支持されており、その下
面には、コンタクト3,4の配置ピッチの1/2のピッチで溝
15が形成されている。前記コンタクト3,4の中間部7,10
はこの溝15係合される。この溝15の底面にはコンタクト
3,4の端子6,8側に切欠段部16が形成され、これにより、
溝15に短いコンタクト4が係合したとき、その中間部10
の溝15底面接触位置から端子8までの距離を長くし端子
部の弾性を大きくして、短いコンタクト4の端子8のプ
リント基板方向へのばらつきを吸収するようになってい
る。また、溝15の底面の切欠段部16とは反対側にも切欠
段部17が形成され、これによりコンタクト4の曲げ部分
を逃すようになっている。
装着部2の裏面両側から対向して突出形成された支持片
13,13の係合部14,14に係合して支持されており、その下
面には、コンタクト3,4の配置ピッチの1/2のピッチで溝
15が形成されている。前記コンタクト3,4の中間部7,10
はこの溝15係合される。この溝15の底面にはコンタクト
3,4の端子6,8側に切欠段部16が形成され、これにより、
溝15に短いコンタクト4が係合したとき、その中間部10
の溝15底面接触位置から端子8までの距離を長くし端子
部の弾性を大きくして、短いコンタクト4の端子8のプ
リント基板方向へのばらつきを吸収するようになってい
る。また、溝15の底面の切欠段部16とは反対側にも切欠
段部17が形成され、これによりコンタクト4の曲げ部分
を逃すようになっている。
尚、コンタクト3及び4は、各々複数個が端子6及び8
の端部において連結片に連なった形状で打抜かれ、コン
タクト装着部に圧入後端子6及び8の端部において切断
されて形成される。
の端部において連結片に連なった形状で打抜かれ、コン
タクト装着部に圧入後端子6及び8の端部において切断
されて形成される。
(考案の効果) 本考案は、上述のように構成されているから、コンタク
トの端子に工具などが当っても、コンタクトは曲げられ
にくく、プリント基板に搭載した時、その導電部に接触
しないという不都合が少なくなるとともに長いコンタク
トは勿論、短いコンタクトの端子部の弾性が大きくなっ
て、端子のプリント基板方向の位置のばらつきを吸収す
ることができるという効果を有する。
トの端子に工具などが当っても、コンタクトは曲げられ
にくく、プリント基板に搭載した時、その導電部に接触
しないという不都合が少なくなるとともに長いコンタク
トは勿論、短いコンタクトの端子部の弾性が大きくなっ
て、端子のプリント基板方向の位置のばらつきを吸収す
ることができるという効果を有する。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図はその平面
図、第3図はその底面図、第4図は第1図のIV−IV線断
面図、第5図はそのブラケットの正面図である。 1……コネクタ本体、3,4……コンタクト 6……端子、7……中間部 8……端子、10……中間部 11……ブラケット、15……溝 16……切欠段部
図、第3図はその底面図、第4図は第1図のIV−IV線断
面図、第5図はそのブラケットの正面図である。 1……コネクタ本体、3,4……コンタクト 6……端子、7……中間部 8……端子、10……中間部 11……ブラケット、15……溝 16……切欠段部
Claims (1)
- 【請求項1】コネクタ本体に長短2種のコンタクトを装
着して成り、該コンタクトの端子を基板の導電部に半田
付けにより接合するコネクタにおいて、前記2種のコン
タクトに各々係合する溝が下面に形成されたブラケット
を前記コネクタ本体に設け、該溝を、前記2種のコンタ
クトの接触部と端子との間の中間部に係合させて成り、
前記溝は、その底面の前記端子側に切欠段部が形成され
たことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990077521U JPH0754925Y2 (ja) | 1990-07-21 | 1990-07-21 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990077521U JPH0754925Y2 (ja) | 1990-07-21 | 1990-07-21 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435358U JPH0435358U (ja) | 1992-03-24 |
JPH0754925Y2 true JPH0754925Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31619988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990077521U Expired - Fee Related JPH0754925Y2 (ja) | 1990-07-21 | 1990-07-21 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754925Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7223128B1 (en) * | 1999-01-25 | 2007-05-29 | Tyco Electronics Logistics Ag | Surface mount modular jack |
JP4661684B2 (ja) * | 2006-05-12 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | コネクタの実装構造 |
-
1990
- 1990-07-21 JP JP1990077521U patent/JPH0754925Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435358U (ja) | 1992-03-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |