JP3049197B2 - プリント配線板接続用コネクタ - Google Patents

プリント配線板接続用コネクタ

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JP3049197B2
JP3049197B2 JP7142595A JP14259595A JP3049197B2 JP 3049197 B2 JP3049197 B2 JP 3049197B2 JP 7142595 A JP7142595 A JP 7142595A JP 14259595 A JP14259595 A JP 14259595A JP 3049197 B2 JP3049197 B2 JP 3049197B2
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欽二 中村
勝三郎 小山
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JST Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板同士を
接続するプリント配線板接続用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、絶縁ハウジン
グに貫通して設けられた複数のコンタクトが片方のプリ
ント配線板に接続される第1の端子部と、他方のプリン
ト配線板に接続される第2の端子部とを備え、前記絶縁
ハウジングの両端部に補強ピンを植設したものは知られ
ている(例えば、実開昭61−24973号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のコネクタは、前記補強ピンが一方の端子部と共に、片
方のプリント配線板にスルーホール実装され、他方のプ
リント配線板は他方の端子部のスルーホール実装のみで
支持される構造であるため、前記他方のプリント配線板
の支持強度が十分とはいえず、特に一方又は両方の端子
部が表面実装タイプの場合には両プリント配線板間の支
持強度が不十分で、信頼性の点で問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、接続する2枚のプリント配線板相互間の支持強度が
大きく、信頼性の高いプリント配線板接続用コネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、絶縁ハウジングに貫通して設けられた複数のコンタ
クトが片方のプリント配線板に接続される第1の端子部
と、他方のプリント配線板に接続される第2の端子部と
を備えたコネクタであって、前記絶縁ハウジングの両端
部に補強金具を装着する嵌合溝が設けられ、前記嵌合溝
は、前記ハウジングの前壁面に沿って延びる第1の開口
部と、前記ハウジングの底壁面に沿って延びる第2の開
口部とを有し、さらに、前記第1の開口部の上側部分か
ら前記ハウジングの後壁面に向かって前記底壁面とほぼ
平行に延びる固定用細溝が設けられており、前記補強金
具は金属板を打抜き加工して形成され、前記第1の開口
に密接嵌合する縦片と、前記第2の開口部に密接嵌合
する横片と、前記固定用細溝に圧入して固定される中間
固定片とを有し、前記縦片には、前記片方のプリント配
線板にはんだ付けされる第1の補強片が設けられ、前記
横片には、前記他方のプリント配線板にはんだ付けされ
る第2の補強片が設けられていることを特徴とする。
【0006】前記第1及び第2の端子部のいずれか一方
又は両方が表面実装タイプで、これらに対応する前記第
1及び第2の補強片の一方又は両方が表面実装タイプで
ある。
【0007】
【作用】上記構成により、1つの補強金具が接続する2
枚のプリント配線板を補強支持するので、前記両プリン
ト配線板の支持強度が大きくなると共に、前記第1及び
第2の端子部の接続状態が良好に保たれ接続信頼性も向
上する。しかも、前記補強金具は、前記絶縁ハウジング
の両端部に設けた嵌合溝に差し込んで装着されているの
で、コネクタの実装タイプ、すなわちスルーホール実装
又は表面実装に対応して補強片の異なる補強金具を選択
し、簡単に装着することが可能である。また、前記補強
金具をアース回路に接続すると、両プリント配線板のア
ース回路が共通化できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1〜4は本発明によるプリント配線板接
続用コネクタ1を示している。該コネクタ1は、ナイロ
ンなどの絶縁プラスチック材料により扁平な直方体に成
形された絶縁ハウジング2と、該ハウジング2に前後方
向へ貫通し、かつ、横方向へ一定間隔をおいて植設され
た複数のコンタクト3と、ハウジング2の両端部に装着
された一対の補強金具10とにより構成されている。コ
ンタクト3は、図示の実施例ではポスト形に形成され、
ハウジング2の前壁面2aから突出し、スルーホール実
装される第1の端子部4と、ハウジング2の後壁面から
突出し、かつ下方へL字形に屈曲して形成された表面実
装タイプの第2の端子部5とを備えている。また、ハウ
ジング2の両端部には補強金具10を装着するための薄
い嵌合溝6が設けられている。該嵌合溝6は、図1及び
図4に示されているように、ハウジング2の前壁面2a
に沿って延びる第1の開口部7と、底壁面2cに沿って
延びる第2の開口部8とを有し、さらに第1の開口部7
の上側部分から後壁面2bに向かって底壁面2cと平行
に延びる固定用細溝9が設けられている。
【0010】補強金具10は金属板を打抜き加工して形
成され、図4及び図5に良く示されているように、本体
11が第1の開口部7に密接嵌合する縦片12と、第2
開口部8に密接嵌合する横片13と、固定用細溝9に
嵌挿して固定される中間固定片14とを有し、中間固定
片14には抜け止め用の爪15,15が設けられてい
る。縦片12の上下両端にはハウジング2の前壁面2a
から突出し、第1の端子部4と平行に延びる一対の第1
の補強片16,16が連設され、また、横片13の後端
部分にはハウジング2の底壁面2cに沿って外側方へ延
びる第2の補強片17が折り曲げて形成されている。
【0011】図6及び図7は、上記構成を有するコネク
タ1を用いて2枚のプリント配線板21,22を接続し
た使用例を示している。一方のプリント配線板21には
コネクタ1の第1の端子部4と第1の補強片16の取付
孔23が設けられていて、該孔23に挿通した第1の端
子部4と第1の補強片16をプリント配線板21の裏側
にはんだ付け24してコネクタ1がプリント配線板21
にスルーホール実装されている。一方、コネクタ1の第
2の端子部5と第2の補強片17は他方のプリント配線
板22の表面にはんだ付け24してコネクタ1がプリン
ト配線板21に表面実装されている。したがって、1つ
の補強金具10が2枚のプリント配線板21,22を補
強支持することになる。
【0012】上記の実施例においては、第1の端子部4
と第1の補強片16をスルーホール実装としたが、図8
に示すように、両方の端子部4,5と両方の補強片1
6,17を共に表面実装タイプにすることも可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続する2枚のプリント配線板を1つの補強金具で支持
させるようにしたので、前記両プリント配線板相互間の
支持強度が大きく、安定した接続姿勢を確保できると共
に、前記両プリント配線板に対する第1及び第2の端子
部の接続状態が良好に保たれ、接続信頼性も高められ
る。しかも、前記補強金具は、絶縁ハウジングの両端部
に設けた嵌合溝に差し込んで装着するだけで、前記両プ
リント配線板にはんだ付けされる第1の補強片と第2の
補強片が所定位置に設けられるので、コネクタの実装タ
イプ、すなわちスルーホール実装又は表面実装に対応し
て補強片の異なる補強金具を選択し、簡単に装着するこ
とが可能である。また、前記補強金具をアース回路に接
続させれば、前記両プリント配線板のアース回路が共用
化できるので、EMI対策上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント配線板接続用コネクタの
正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿う断面図である。
【図5】補強金具の斜視図である。
【図6】本発明に係るプリント配線板接続用コネクタの
使用状態を示すコンタクト部分の縦断面図である。
【図7】本発明に係るプリント配線板接続用コネクタの
使用状態を示す補強金具部分の縦断面図である。
【図8】本発明の別の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 絶縁ハウジング 3 コンタクト 4 第1の端子部 5 第2の端子部 6 嵌合溝7 第1の開口部 8 第2の開口部 9 固定用細溝 10 補強金具12 縦片 13 横片 14 中間固定片 11 本体 16 第1の補強片 17 第2の補強片 21,22 プリント配線板 23 取付孔 24 はんだ付け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−68315(JP,U) 実開 平5−59753(JP,U) 実開 昭58−15385(JP,U) 実開 昭54−149694(JP,U) 実開 平7−5262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09 H01R 23/68 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジングに貫通して設けられた複
    数のコンタクトが片方のプリント配線板に接続される第
    1の端子部と、他方のプリント配線板に接続される第2
    の端子部とを備えたコネクタであって、前記絶縁ハウジングの両端部に補強金具を装着する嵌合
    溝が設けられ、 前記嵌合溝は、前記ハウジングの前壁面に沿って延びる
    第1の開口部と、前記ハウジングの底壁面に沿って延び
    る第2の開口部とを有し、さらに、前記第1の開口部の
    上側部分から前記ハウジングの後壁面に向かって前記底
    壁面とほぼ平行に延びる固定用細溝が設けられており、 前記補強金具は金属板を打抜き加工して形成され、前記
    第1の開口部に密接嵌合する縦片と、前記第2の開口部
    に密接嵌合する横片と、前記固定用細溝に圧入して固定
    される中間固定片とを有し、 前記縦片には、前記片方のプリント配線板にはんだ付け
    される第1の補強片が設けられ、 前記横片には、前記他方のプリント配線板にはんだ付け
    される第2の補強片が設けられていること を特徴とする
    プリント配線板接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1の端子部と前記第1の補強片が
    スルーホール実装タイプで、前記第2の端子部と前記第
    2の補強片が表面実装タイプである請求項1記載のプリ
    ント配線板接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1の端子部及び第2の端子部と、
    前記第1の補強片及び第2の補強片がいずれも表面実装
    タイプである請求項1記載のプリント配線板接続用コネ
    クタ。
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