JP2921691B2 - 表面実装用電子部品 - Google Patents
表面実装用電子部品Info
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- JP2921691B2 JP2921691B2 JP1271542A JP27154289A JP2921691B2 JP 2921691 B2 JP2921691 B2 JP 2921691B2 JP 1271542 A JP1271542 A JP 1271542A JP 27154289 A JP27154289 A JP 27154289A JP 2921691 B2 JP2921691 B2 JP 2921691B2
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- Japan
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- bent
- housing
- crank
- terminal
- mounting
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、実装基体(基板)に対して表面実装可能な
コネクタ等の表面実装用電子部品に関する。
コネクタ等の表面実装用電子部品に関する。
[従来の技術] 従来、表面実装用コネクタ(以下、単にコネクタと称
する)が種々開発されている。第6図は、従来の第1の
例を示す正面断面図であり、コネクタ本体50の側面から
端子のリード51(テール部)を突出させるとともに、こ
のテール部の先端に湾曲した弾性接着部52を形成したも
のである。
する)が種々開発されている。第6図は、従来の第1の
例を示す正面断面図であり、コネクタ本体50の側面から
端子のリード51(テール部)を突出させるとともに、こ
のテール部の先端に湾曲した弾性接着部52を形成したも
のである。
このようなコネクタを、実装基板53に表面実装するに
当たって、実装基板53の一方の板面(パッドのある面)
に載せてコネクタ本体50を、図示しない取り付けネジと
ナットにより実装基板53に取り付け固定する。すると、
端子のリード51の弾性接着部52の弾性(復元力)により
実装基板53に弾性接着部が密着するので、この状態で表
面実装を行うと、弾性接着部52と実装基板53に印刷形成
されているパッドとの半田付けによる接着が確実にな
る。このようなことから、従来端子のテール部が弾性を
有していないものより、第6図に示すような構成のコネ
クタが多く使用されている。
当たって、実装基板53の一方の板面(パッドのある面)
に載せてコネクタ本体50を、図示しない取り付けネジと
ナットにより実装基板53に取り付け固定する。すると、
端子のリード51の弾性接着部52の弾性(復元力)により
実装基板53に弾性接着部が密着するので、この状態で表
面実装を行うと、弾性接着部52と実装基板53に印刷形成
されているパッドとの半田付けによる接着が確実にな
る。このようなことから、従来端子のテール部が弾性を
有していないものより、第6図に示すような構成のコネ
クタが多く使用されている。
第7図は従来の第2の例を示す正面断面図であり、こ
れは実装基板53の両面に端子のリード51の突出させ、弾
性接着部52に表面実装させたものである。
れは実装基板53の両面に端子のリード51の突出させ、弾
性接着部52に表面実装させたものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第6図および第7図のコネクタにあっ
ては、以下のような問題点がある。すなわち、第6図の
ものでは、表面実装は実装基板53の一方の板面のみでよ
いことから、この点で作業性が良いという利点を有する
ものの、弾性接着部52が前後に列となっていることから
表面実装後、弾性接着部52、特にコネクタ本体50の側の
半田付けの状態を確認することは難しい。このため、表
面実装が不完全な弾性接着部52のみを再度半田付けし直
すことはできず、この点では実用的に劣る。
ては、以下のような問題点がある。すなわち、第6図の
ものでは、表面実装は実装基板53の一方の板面のみでよ
いことから、この点で作業性が良いという利点を有する
ものの、弾性接着部52が前後に列となっていることから
表面実装後、弾性接着部52、特にコネクタ本体50の側の
半田付けの状態を確認することは難しい。このため、表
面実装が不完全な弾性接着部52のみを再度半田付けし直
すことはできず、この点では実用的に劣る。
また、第7図のものは、実装基板53の両方の板面でそ
れぞれ表面実装する弾性接着部52が一列であることか
ら、第6図のコネクタの問題点、すなわち、表面実装
後、全ての弾性接着部52の半田付けの状態を確認できな
いと言う問題点は改善できる反面、実装基板53の両方の
板面でそれぞれ表面実装する必要があることから、この
点では第6図のコネクタに比べて作業性が良くないとい
う問題がある。
れぞれ表面実装する弾性接着部52が一列であることか
ら、第6図のコネクタの問題点、すなわち、表面実装
後、全ての弾性接着部52の半田付けの状態を確認できな
いと言う問題点は改善できる反面、実装基板53の両方の
板面でそれぞれ表面実装する必要があることから、この
点では第6図のコネクタに比べて作業性が良くないとい
う問題がある。
本発明は、このようなことから、表面実装後、全ての
接着部の接着状態を確認できるとともに、完全でない接
着部のみを容易に接着し直すことができ、接着部の修復
作業がよくなるような構成の表面実装用電子部品を提供
することを目的とする。
接着部の接着状態を確認できるとともに、完全でない接
着部のみを容易に接着し直すことができ、接着部の修復
作業がよくなるような構成の表面実装用電子部品を提供
することを目的とする。
本発明はさらに、端子の形状を同一とすることがで
き、部品点数を少なくして構成を簡単にすることがで
き、さらに、弾性接着部の基板に対する押圧力を均等に
して接着信頼性を高めることができるような構成の表面
実装用電子部品を提供することを目的とする。
き、部品点数を少なくして構成を簡単にすることがで
き、さらに、弾性接着部の基板に対する押圧力を均等に
して接着信頼性を高めることができるような構成の表面
実装用電子部品を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明に係る表面実
装用電子部品は、実装基体の上面に取り付けられるハウ
ジングと、このハウジングに左右方向に延びるとともに
上下二列に並んで整列保持された複数の端子とを有し、
ハウジングの前部に相手コネクタとの接続部を有し、端
子におけるハウジングの後面から後方に突出して延びる
テール部が下方に曲がって延びるとともにテール部の先
端に位置する接着部が実装基体の上面に形成されたパッ
ドに接合されて表面実装されるように構成される。
装用電子部品は、実装基体の上面に取り付けられるハウ
ジングと、このハウジングに左右方向に延びるとともに
上下二列に並んで整列保持された複数の端子とを有し、
ハウジングの前部に相手コネクタとの接続部を有し、端
子におけるハウジングの後面から後方に突出して延びる
テール部が下方に曲がって延びるとともにテール部の先
端に位置する接着部が実装基体の上面に形成されたパッ
ドに接合されて表面実装されるように構成される。
そして、複数の端子のうちのハウジングに保持された
状態で上列に位置する上側端子が、ハウジング内におけ
る前部に位置する接触部と、この接触部から後方に延び
るとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラン
ク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直下方
にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部の後
端に繋がって後方下方に延びるテール部とから構成さ
れ、一方、下列に位置する下側端子が、ハウジング内に
おける前部に位置する接触部と、この接触部から後方に
延びるとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったク
ランク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直
上方にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部
の後端に繋がって後方下方に延びるテール部とから構成
される。、 さらに、上側端子および下側端子において、接触部、
クランク状部および折曲部からなる部分が同一形状に形
成されており、これを上下に逆に向けてハウジング内に
配設されており、また、上側端子および下側端子の折曲
部の後端が、ハウジングの後面から水平方向に一列に並
んで突出し、全てのテール部が水平方向に一列に並んで
後下方に延びるとともに同一長さを有するように構成さ
れている。
状態で上列に位置する上側端子が、ハウジング内におけ
る前部に位置する接触部と、この接触部から後方に延び
るとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラン
ク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直下方
にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部の後
端に繋がって後方下方に延びるテール部とから構成さ
れ、一方、下列に位置する下側端子が、ハウジング内に
おける前部に位置する接触部と、この接触部から後方に
延びるとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったク
ランク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直
上方にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部
の後端に繋がって後方下方に延びるテール部とから構成
される。、 さらに、上側端子および下側端子において、接触部、
クランク状部および折曲部からなる部分が同一形状に形
成されており、これを上下に逆に向けてハウジング内に
配設されており、また、上側端子および下側端子の折曲
部の後端が、ハウジングの後面から水平方向に一列に並
んで突出し、全てのテール部が水平方向に一列に並んで
後下方に延びるとともに同一長さを有するように構成さ
れている。
[作用] 本発明によれば、実装基体の一方の板面に、接着部が
一列に並んで位置するので、表面実装後に全ての接着部
の接着状態を確認できるとともに、完全でない接着部を
選択的に接着し直すことができ、接着不良部の修復作業
性が向上する。
一列に並んで位置するので、表面実装後に全ての接着部
の接着状態を確認できるとともに、完全でない接着部を
選択的に接着し直すことができ、接着不良部の修復作業
性が向上する。
本発明によれば、さらに、全ての端子の形状を同一打
ち抜き部品から形成することが可能となり、製造が容易
となる。また、全てのテール部の長さ、すなわち、弾性
を有する部分の長さが同一となるため、コネクタを実装
基体の上に取り付けた状態で、各接着部が実装基体の表
面に押し付けられる力が同一となり、接着信頼性が高く
なる。
ち抜き部品から形成することが可能となり、製造が容易
となる。また、全てのテール部の長さ、すなわち、弾性
を有する部分の長さが同一となるため、コネクタを実装
基体の上に取り付けた状態で、各接着部が実装基体の表
面に押し付けられる力が同一となり、接着信頼性が高く
なる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示す斜視
図である。この図に示すように、コネクタ本体4は、ハ
ウジング2と複数の端子3とからなり、ハウジング2の
後側面から直線状のテール部が上下二列に間隔を有して
突出し、このテール部は垂直面内において折曲されて下
方に伸び、先端に、ほぼU字状に湾曲形成された弾性接
着部5を有している。
る。第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示す斜視
図である。この図に示すように、コネクタ本体4は、ハ
ウジング2と複数の端子3とからなり、ハウジング2の
後側面から直線状のテール部が上下二列に間隔を有して
突出し、このテール部は垂直面内において折曲されて下
方に伸び、先端に、ほぼU字状に湾曲形成された弾性接
着部5を有している。
実装基板1の上表面には、各端子3の接着部5を半田
付け接合させるための複数の半田付け用パッド11および
これら各パッド11に繋がる配線パターン12が印刷形成さ
れている。また、実装基板1には、本体取付用穴13と、
本体固定用ボス挿入穴14が複数個形成されている。
付け接合させるための複数の半田付け用パッド11および
これら各パッド11に繋がる配線パターン12が印刷形成さ
れている。また、実装基板1には、本体取付用穴13と、
本体固定用ボス挿入穴14が複数個形成されている。
なお、ハウジング2には、基板取付用穴15、パネル取
付用穴16、本体固定用ボス17が形成され、また、ハウジ
ング2の前部において、図示しないプラグと嵌合接続さ
れたとき、プラグをロック保持するためのロック部18が
形成されている。
付用穴16、本体固定用ボス17が形成され、また、ハウジ
ング2の前部において、図示しないプラグと嵌合接続さ
れたとき、プラグをロック保持するためのロック部18が
形成されている。
このような構成のコネクタを実装基板1に表面実装す
る前に、以下のような準備を行う。すなわち、コネクタ
本体4の本体固定用ボス17を、実装基板1に形成されて
いる本体固定用ボス挿入穴14に挿入固定させる。その
後、ハウジング2の基板取付用穴15と実装基板1の本体
取付用穴13に図示しないフック、ネジ等により両者を固
定する。その後、表面実装を行う。
る前に、以下のような準備を行う。すなわち、コネクタ
本体4の本体固定用ボス17を、実装基板1に形成されて
いる本体固定用ボス挿入穴14に挿入固定させる。その
後、ハウジング2の基板取付用穴15と実装基板1の本体
取付用穴13に図示しないフック、ネジ等により両者を固
定する。その後、表面実装を行う。
このようにすることにより、コネクタ本体4は実装基
板1の所望位置に位置決めされ、また、各端子3の接着
部5が、それぞれ実装基板1のパッド11に当接されるこ
とから、表面実装の作業が簡単となり、作業性が向上す
る。
板1の所望位置に位置決めされ、また、各端子3の接着
部5が、それぞれ実装基板1のパッド11に当接されるこ
とから、表面実装の作業が簡単となり、作業性が向上す
る。
また、実装基板1の一方の板面に、端子3の接着部5
が一列に並んで位置するので、表面実装後に全ての接着
部5の接着状態を目視確認できるとともに、不完全な接
着状態にある接着部5のみを接着し直す(修復する)こ
とができ、作業性が向上する。
が一列に並んで位置するので、表面実装後に全ての接着
部5の接着状態を目視確認できるとともに、不完全な接
着状態にある接着部5のみを接着し直す(修復する)こ
とができ、作業性が向上する。
さらに、このコネクタにおいては、第4図および第5
図に示すように、端子が上下二列に並んでハウジング2
内に整列保持されているが、上列の端子を構成する上側
端子31および下列の端子を構成する下側端子32は、それ
ぞれ以下のようにして加工形成される。まず、第2図
(a)および第2図(b)に示すように、板材を打ち抜
き加工し、この後、第3図(a)および第3図(b)に
示すように曲げ加工を行う。この場合、第2図に示すよ
うに、打ち抜き加工した状態では、上側端子31および下
側端子32は同一形状である。図においては上側端子31に
対して下側端子32を逆転させて示しているだけで、形状
は全く同一であることが分かる。さらに、第3図のよう
に曲げ加工した状態でも、テール部の曲げ加工を除け
ば、上側および下側端子31,32は同一形状である。
図に示すように、端子が上下二列に並んでハウジング2
内に整列保持されているが、上列の端子を構成する上側
端子31および下列の端子を構成する下側端子32は、それ
ぞれ以下のようにして加工形成される。まず、第2図
(a)および第2図(b)に示すように、板材を打ち抜
き加工し、この後、第3図(a)および第3図(b)に
示すように曲げ加工を行う。この場合、第2図に示すよ
うに、打ち抜き加工した状態では、上側端子31および下
側端子32は同一形状である。図においては上側端子31に
対して下側端子32を逆転させて示しているだけで、形状
は全く同一であることが分かる。さらに、第3図のよう
に曲げ加工した状態でも、テール部の曲げ加工を除け
ば、上側および下側端子31,32は同一形状である。
これら端子形状について詳しく説明する。両端子31,3
2は、図3に示すように、ハウジング2内に位置して図
示しないプラグコネクタの接触部と接触する接触部3a1,
3a2を前部に有し、これら接触部3a1,3a2から後方に延び
るとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラン
ク状部3b1,3b2と、クランク状部3b1,3b2の後端に繋がっ
て垂直下方もしくは上方にクランク状に折れ曲がった折
曲部3c1,3c2とを有する。さらに、第1図および第4図
から分かるように、折曲部3c1,3c2の後端に繋がって後
方に延びるとともに下方に折り曲げられ先端に接着部5
(51,52)を有してなるテール部が形成される。
2は、図3に示すように、ハウジング2内に位置して図
示しないプラグコネクタの接触部と接触する接触部3a1,
3a2を前部に有し、これら接触部3a1,3a2から後方に延び
るとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラン
ク状部3b1,3b2と、クランク状部3b1,3b2の後端に繋がっ
て垂直下方もしくは上方にクランク状に折れ曲がった折
曲部3c1,3c2とを有する。さらに、第1図および第4図
から分かるように、折曲部3c1,3c2の後端に繋がって後
方に延びるとともに下方に折り曲げられ先端に接着部5
(51,52)を有してなるテール部が形成される。
このように形成された上側および下側端子31,32が、
必要数だけ準備され、これらをハウジング2に上下二列
に整列して保持させて第1図のコネクタ本体4を得る。
このようにして作られたコネクタ本体4によれば、第4
図および第5図から明らかなように、上側端子31は折曲
部3c1において下方に折り曲げられ、下側端子32は折曲
部3c2において上方に折り曲げられているため、両端子3
1,32がハウジング2に上下二列に整列して保持された状
態で、両折曲部3c1,3c2は後端は全て同一高さ位置に位
置される。さらに、上側端子31はクランク部3b1におい
て水平方向にクランク状に曲がって延び、下側端子32ク
ランク部3b2において水平方向反対方向にクランク状に
曲がって延びるため、上記両折曲部3c1,3c2の後端は同
一高さにおいて重なることなく、一列に水平方向に並
び、この部分に繋がってテール部が後方に延びる。
必要数だけ準備され、これらをハウジング2に上下二列
に整列して保持させて第1図のコネクタ本体4を得る。
このようにして作られたコネクタ本体4によれば、第4
図および第5図から明らかなように、上側端子31は折曲
部3c1において下方に折り曲げられ、下側端子32は折曲
部3c2において上方に折り曲げられているため、両端子3
1,32がハウジング2に上下二列に整列して保持された状
態で、両折曲部3c1,3c2は後端は全て同一高さ位置に位
置される。さらに、上側端子31はクランク部3b1におい
て水平方向にクランク状に曲がって延び、下側端子32ク
ランク部3b2において水平方向反対方向にクランク状に
曲がって延びるため、上記両折曲部3c1,3c2の後端は同
一高さにおいて重なることなく、一列に水平方向に並
び、この部分に繋がってテール部が後方に延びる。
一方、テール部は全て下方に直角に折り曲げられて延
びるとともにハウジング2の下面近くで直角に折り曲げ
られて水平に伸び、その先端に接着部51,52が位置す
る。このため、第4図から分かるように、テール部の長
さ、すなわち、折曲部3c1,3c2の後端部から接着部51,52
までの長さが全ての端子について等しく且つこの部分が
同一形状となる。これにより、コネクタ本体4が実装基
板1に取り付けられた状態で、接着部51,52がパッド11
に押圧される押圧力が等しくなり、接着部51,52とパッ
ド11との接続性を良好に保つことができる。
びるとともにハウジング2の下面近くで直角に折り曲げ
られて水平に伸び、その先端に接着部51,52が位置す
る。このため、第4図から分かるように、テール部の長
さ、すなわち、折曲部3c1,3c2の後端部から接着部51,52
までの長さが全ての端子について等しく且つこの部分が
同一形状となる。これにより、コネクタ本体4が実装基
板1に取り付けられた状態で、接着部51,52がパッド11
に押圧される押圧力が等しくなり、接着部51,52とパッ
ド11との接続性を良好に保つことができる。
なお、本例の端子31,32では前部の上下いずれかに接
触部3a1,3a2が形成されているが、上下両側に接触部を
有するものでも良い。また、コネクタ本体4を実装基板
1に固定するための手段として、前述のようにボスをテ
ーパ形状とせずに、フック形状としたり、あるいは実装
基板固定部材を実装基板に挿入後に融着したり、カシメ
たりするようにしても良い。
触部3a1,3a2が形成されているが、上下両側に接触部を
有するものでも良い。また、コネクタ本体4を実装基板
1に固定するための手段として、前述のようにボスをテ
ーパ形状とせずに、フック形状としたり、あるいは実装
基板固定部材を実装基板に挿入後に融着したり、カシメ
たりするようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、上側端子およ
び下側端子において、接触部、クランク状部および折曲
部からなる部分が同一形状に形成されるとともに上下に
逆に向けてハウジング内に配設され、上側端子および下
側端子の折曲部の後端が、ハウジングの後面から水平方
向に一列に並んで突出し、全てのテール部が水平方向に
一列に並んで同一長さを有するように構成されているの
で、実装基体の上面に接着部が一列に並んで位置し、表
面実装後に全ての接着部の接着状態を確認できるととも
に、完全でない接着部を選択的に接着し直すことがで
き、修復の作業性が向上する。さらに、全ての端子の形
状を同一打ち抜き部品から形成することが可能となり、
製造が容易となる。また、全てのテール部の長さ、すな
わち、弾性を有する部分の長さが同一となるため、コネ
クタを実装基体の上に取り付けた状態で、各接着部が実
装基体の表面に押し付けられる力が同一となり、接着信
頼性が高くなる。
び下側端子において、接触部、クランク状部および折曲
部からなる部分が同一形状に形成されるとともに上下に
逆に向けてハウジング内に配設され、上側端子および下
側端子の折曲部の後端が、ハウジングの後面から水平方
向に一列に並んで突出し、全てのテール部が水平方向に
一列に並んで同一長さを有するように構成されているの
で、実装基体の上面に接着部が一列に並んで位置し、表
面実装後に全ての接着部の接着状態を確認できるととも
に、完全でない接着部を選択的に接着し直すことがで
き、修復の作業性が向上する。さらに、全ての端子の形
状を同一打ち抜き部品から形成することが可能となり、
製造が容易となる。また、全てのテール部の長さ、すな
わち、弾性を有する部分の長さが同一となるため、コネ
クタを実装基体の上に取り付けた状態で、各接着部が実
装基体の表面に押し付けられる力が同一となり、接着信
頼性が高くなる。
第1図は本発明に係る表面実装用電子部品の第1の実施
例の構成を示す斜視図である。 第2図および第3図は、それぞれ第1図の端子を製造す
る工程を説明するための斜視図である。 第4図および第5図は本発明に係る電子部品(コネク
タ)の縦断面図および後面図である。 第6図および第7図は従来の表面実装用コネクタの例を
示す概略図である。 1……実装基板、2……ハウジング、3,31,32……端
子、 4……コネクタ本体、5,51,52……弾性接着部、 11……半田付け用パッド、12……パターン
例の構成を示す斜視図である。 第2図および第3図は、それぞれ第1図の端子を製造す
る工程を説明するための斜視図である。 第4図および第5図は本発明に係る電子部品(コネク
タ)の縦断面図および後面図である。 第6図および第7図は従来の表面実装用コネクタの例を
示す概略図である。 1……実装基板、2……ハウジング、3,31,32……端
子、 4……コネクタ本体、5,51,52……弾性接着部、 11……半田付け用パッド、12……パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−245879(JP,A) 特開 昭63−245880(JP,A) 実開 昭63−139783(JP,U) 実開 昭63−56583(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/09 H01R 23/68
Claims (1)
- 【請求項1】実装基体の上面に取り付けられるハウジン
グと、このハウジングに左右方向に延びるとともに上下
二列に並んで整列保持された複数の端子とからなり、前
記ハウジングの前部に相手コネクタとの接続部を有し、
前記端子における前記ハウジングの後面から後方に突出
して延びるテール部が下方に曲がって延びるとともに前
記テール部の先端に位置する接着部が前記実装基体の上
面に形成されたパッドに接合されて表面実装されるよう
になっており、 前記複数の端子のうちの前記ハウジングに保持された状
態で上列に位置する上側端子が、前記ハウジング内にお
ける前部に位置する接触部と、この接触部から後方に延
びるとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラ
ンク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直下
方にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部の
後端に繋がって後方下方に延びる前記テール部とから構
成され、 前記複数の端子のうちの前記ハウジングに保持された状
態で下列に位置する下側端子が、前記ハウジング内にお
ける前部に位置する接触部と、この接触部から後方に延
びるとともに水平方向にクランク状に折れ曲がったクラ
ンク状部と、このクランク状部の後端に繋がって垂直上
方にクランク状に折れ曲がった折曲部と、この折曲部の
後端に繋がって後方下方に延びる前記テール部とから構
成され、 前記上側端子および前記下側端子において、前記接触
部、前記クランク状部および前記折曲部からなる部分が
同一形状に形成されており、 前記上側端子および前記下側端子の前記折曲部の後端
が、前記ハウジングの後面から水平方向に一列に並んで
突出し、全ての前記テール部が水平方向に一列に並んで
後下方に延びるとともに同一長さを有することを特徴と
する表面実装用電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271542A JP2921691B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 表面実装用電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271542A JP2921691B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 表面実装用電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03134973A JPH03134973A (ja) | 1991-06-07 |
JP2921691B2 true JP2921691B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17501517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271542A Expired - Lifetime JP2921691B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 表面実装用電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2921691B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2549998Y2 (ja) * | 1991-10-07 | 1997-10-08 | モレックス インコーポレーテッド | 電気コネクタ |
US6431882B1 (en) * | 1998-08-13 | 2002-08-13 | Molex Incorporated | Connector with two rows of terminals having tail portions with similar impedance |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP1271542A patent/JP2921691B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03134973A (ja) | 1991-06-07 |
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