JP2891707B2 - 電気コネクター - Google Patents
電気コネクターInfo
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- JP2891707B2 JP2891707B2 JP63105357A JP10535788A JP2891707B2 JP 2891707 B2 JP2891707 B2 JP 2891707B2 JP 63105357 A JP63105357 A JP 63105357A JP 10535788 A JP10535788 A JP 10535788A JP 2891707 B2 JP2891707 B2 JP 2891707B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電気コネクター、さらに詳しくは、プリン
ト回路基板の面実装用として好適な多極コネクターに関
する。
ト回路基板の面実装用として好適な多極コネクターに関
する。
［従来の技術と課題］ 最近における電子システムの実装密度の増加を求める
要求から、電気コネクターを含む電気部品をプリント回
路基板に直接実装する必要が生じている。通常、部品の
面実装に用いられる手段は半田接合である。しかし、回
路基板に面実装されたコネクターは、回路基板に形成さ
れているスルーホールを使用して実装されているそれに
較べて、該コネクターのコンタクトの回路基板に対する
接合強度が著しく低い。また、別の回路基板に面実装さ
れている相手コネクターに対する挿抜操作時におけるコ
ンタクトの撓みが半田接合部（電気的接合部）に大きな
応力を生じさせる。その結果、半田接合部に破断やクラ
ックなどの不良を引き起こすことになる。しかしなが
ら、従来、前述した面実装技術にともなう課題を有効か
つ簡便に解決することができる手段が提案ないし教示さ
れていない。
要求から、電気コネクターを含む電気部品をプリント回
路基板に直接実装する必要が生じている。通常、部品の
面実装に用いられる手段は半田接合である。しかし、回
路基板に面実装されたコネクターは、回路基板に形成さ
れているスルーホールを使用して実装されているそれに
較べて、該コネクターのコンタクトの回路基板に対する
接合強度が著しく低い。また、別の回路基板に面実装さ
れている相手コネクターに対する挿抜操作時におけるコ
ンタクトの撓みが半田接合部（電気的接合部）に大きな
応力を生じさせる。その結果、半田接合部に破断やクラ
ックなどの不良を引き起こすことになる。しかしなが
ら、従来、前述した面実装技術にともなう課題を有効か
つ簡便に解決することができる手段が提案ないし教示さ
れていない。
本発明の目的は、プリント回路基板に対する電気的接
合部のほかに、該基板に対する固定用接合部をコンタク
トに設けることにより、前述の課題を有効かつ簡便に解
決することができるコネクターを提供することにある。
合部のほかに、該基板に対する固定用接合部をコンタク
トに設けることにより、前述の課題を有効かつ簡便に解
決することができるコネクターを提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するための本発明に係るコネクター
は、嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対向面とを
有するハウジングと、該ハウジング内に位置するコンタ
クト部、該コンタクト部に連続して前記ハウジング外へ
延出するレッグ部の先端近傍に回路基板の表面に半田付
けされる接合部、及び該接合部と前記コンタクト部との
間における前記レッグ部に前記回路基板の表面に半田付
けされる固定用接合部を有するコンタクトとを含む電気
コネクターにおいて、前記コンタクトが前記ハウジング
内に２列に装填されることにより、各列の前記コンタク
トの前記レッグ部が互いに反対向きに延び、前記固定用
接合部は、前記回路基板上の前記ハウジングの投影輪郭
内に位置すると共に前記各列の前記コンタクトにおいて
１コンタクト置きに設けられ、前記固定用接合部の幅
は、前記接合部の幅より大きく形成されていることを特
徴とする。
は、嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対向面とを
有するハウジングと、該ハウジング内に位置するコンタ
クト部、該コンタクト部に連続して前記ハウジング外へ
延出するレッグ部の先端近傍に回路基板の表面に半田付
けされる接合部、及び該接合部と前記コンタクト部との
間における前記レッグ部に前記回路基板の表面に半田付
けされる固定用接合部を有するコンタクトとを含む電気
コネクターにおいて、前記コンタクトが前記ハウジング
内に２列に装填されることにより、各列の前記コンタク
トの前記レッグ部が互いに反対向きに延び、前記固定用
接合部は、前記回路基板上の前記ハウジングの投影輪郭
内に位置すると共に前記各列の前記コンタクトにおいて
１コンタクト置きに設けられ、前記固定用接合部の幅
は、前記接合部の幅より大きく形成されていることを特
徴とする。
さらに、前記目的を達成するための本発明に係るコネ
クターは、嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対向
面とを有するハウジングと、該ハウジング内に２列に装
填され、該ハウジング内に位置するコンタクト部を有す
ると共に回路基板の表面に半田付けされるシグナル用及
びグランド用コンタクトとを含み、該グランド用コンタ
クトは、前記コンタクト部に連続して前記ハウジング外
へ前記シグナル用コンタクトのレッグ部よりも短い長さ
で延出するレッグ部に前記回路基板の表面に半田付けさ
れるグランド兼固定用接合部を有する電気コネクターに
おいて、各列において隣接する２個の前記グランド用コ
ンタクトの前記グランド兼固定用接合部は、前記回路基
板上の前記ハウジングの投影輪郭内で且つ各列の２個の
前記シグナル用コンタクトの間に位置すると共に、互い
に連結されることにより前記シグナル用コンタクトの接
合部より幅広く形成されたことを特徴とする。
クターは、嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対向
面とを有するハウジングと、該ハウジング内に２列に装
填され、該ハウジング内に位置するコンタクト部を有す
ると共に回路基板の表面に半田付けされるシグナル用及
びグランド用コンタクトとを含み、該グランド用コンタ
クトは、前記コンタクト部に連続して前記ハウジング外
へ前記シグナル用コンタクトのレッグ部よりも短い長さ
で延出するレッグ部に前記回路基板の表面に半田付けさ
れるグランド兼固定用接合部を有する電気コネクターに
おいて、各列において隣接する２個の前記グランド用コ
ンタクトの前記グランド兼固定用接合部は、前記回路基
板上の前記ハウジングの投影輪郭内で且つ各列の２個の
前記シグナル用コンタクトの間に位置すると共に、互い
に連結されることにより前記シグナル用コンタクトの接
合部より幅広く形成されたことを特徴とする。
［実施例］ 図面を参照して、本発明の実施例を説明すると、以下
のとおりである。
のとおりである。
第１図に示す第１の実施例において、互いに嵌合する
一対のハウジング10,11には、互いに接触するシグナル
用コンタクト12,13が装填されている。ハウジング10,11
は、嵌合面10a,11a及び嵌合面10a,11aとは反対側の回路
基板対向面10b,11bをそれぞれ有する絶縁体であり、プ
リント回路基板50,51との対向面からバネ性のクリップ1
4,15が突出し、これらがそれぞれ回路基板50,51に設け
られた係止孔（図示せず）に係入することにより、回路
基板50,51に保持されている。コンタクト12,13は、導電
性金属から作られていて、それぞれハウジング10,11内
に位置するコンタクト部12a,13と、それぞれに連続して
ハウジング10,11外へ延出するとともに該コンタクト部
に交差する外方向へ屈曲するレッグ部12b,13bとからな
り、それらの先端近傍にそれぞれの回路基板50,51側へ
円弧状に弯曲するシグナル用接合部16を有する。
一対のハウジング10,11には、互いに接触するシグナル
用コンタクト12,13が装填されている。ハウジング10,11
は、嵌合面10a,11a及び嵌合面10a,11aとは反対側の回路
基板対向面10b,11bをそれぞれ有する絶縁体であり、プ
リント回路基板50,51との対向面からバネ性のクリップ1
4,15が突出し、これらがそれぞれ回路基板50,51に設け
られた係止孔（図示せず）に係入することにより、回路
基板50,51に保持されている。コンタクト12,13は、導電
性金属から作られていて、それぞれハウジング10,11内
に位置するコンタクト部12a,13と、それぞれに連続して
ハウジング10,11外へ延出するとともに該コンタクト部
に交差する外方向へ屈曲するレッグ部12b,13bとからな
り、それらの先端近傍にそれぞれの回路基板50,51側へ
円弧状に弯曲するシグナル用接合部16を有する。
第２図に示すように、第１の実施例におけるコンタク
ト12は、これが所要本数並列に配置されているコンタク
ト群において、その並列方向へ１本おきに位置するもの
のレッグ部12bの基部には、回路基板50側へ屈曲する固
定用接合部17を有する。これらのコンタクト群は、第２
図上、個々のコンタクトが左右側に直列位置で対向する
ように配置されており、そして、固定用接合部17を有す
るコンタクト12は、左右側において互い違いに位置する
ように配置されている。固定用接合部17の幅は、ジグナ
ル用接合部16の幅より大きく形成されている。一方、回
路基板50には、シグナル用接合部16および固定用接合部
17の配列に対応して半田ペーストの塗布でパッド部52,5
3が設けられている。各パッド部52,53には、たとえば、
ベーパーフェイズ法により、シグナル用接合部16および
固定用接合部17が半田接合される。図示されていない
が、コンタクト13の固定用接合部17の配列および回路基
板51のパッド部の配列等も、コンタクト12および回路基
板50の場合と全く同様である。固定用接合部17と半田接
合されるパッド53の幅は、固定用接合部17がシグナル用
接合部16より幅広に形成されていることに対応して、シ
グナル用接合部16と半田接合されるパッド52の幅より大
きく形成されている。このため、固定用接合部17及びパ
ッド53間の半田接合部は、シグナル用接合部16及びパッ
ド52間の半田接合部より大きな面積を有するので、より
大きな接合強度を有する。また、固定用接合部17を有す
るコンタクト12は、１本おきに配置されているので、固
定用接合部17と半田接合するパッド53は、互いに離隔し
て配置される。このため、コネクタ下の隣り合うパッド
53間に、２列のパッド52のうちの第１列から延びて第２
列のパッド52間を通り抜けて外部へ延出するパターンを
形成することが可能なので、回路基板50上のパターンの
形成の自由度を低下させない。
ト12は、これが所要本数並列に配置されているコンタク
ト群において、その並列方向へ１本おきに位置するもの
のレッグ部12bの基部には、回路基板50側へ屈曲する固
定用接合部17を有する。これらのコンタクト群は、第２
図上、個々のコンタクトが左右側に直列位置で対向する
ように配置されており、そして、固定用接合部17を有す
るコンタクト12は、左右側において互い違いに位置する
ように配置されている。固定用接合部17の幅は、ジグナ
ル用接合部16の幅より大きく形成されている。一方、回
路基板50には、シグナル用接合部16および固定用接合部
17の配列に対応して半田ペーストの塗布でパッド部52,5
3が設けられている。各パッド部52,53には、たとえば、
ベーパーフェイズ法により、シグナル用接合部16および
固定用接合部17が半田接合される。図示されていない
が、コンタクト13の固定用接合部17の配列および回路基
板51のパッド部の配列等も、コンタクト12および回路基
板50の場合と全く同様である。固定用接合部17と半田接
合されるパッド53の幅は、固定用接合部17がシグナル用
接合部16より幅広に形成されていることに対応して、シ
グナル用接合部16と半田接合されるパッド52の幅より大
きく形成されている。このため、固定用接合部17及びパ
ッド53間の半田接合部は、シグナル用接合部16及びパッ
ド52間の半田接合部より大きな面積を有するので、より
大きな接合強度を有する。また、固定用接合部17を有す
るコンタクト12は、１本おきに配置されているので、固
定用接合部17と半田接合するパッド53は、互いに離隔し
て配置される。このため、コネクタ下の隣り合うパッド
53間に、２列のパッド52のうちの第１列から延びて第２
列のパッド52間を通り抜けて外部へ延出するパターンを
形成することが可能なので、回路基板50上のパターンの
形成の自由度を低下させない。
第１図に戻ると、ハウジング10、11はその基板対向面
10b、11b側の側部に第１開口10c、11cを有し、ハウジン
グ11はさらに嵌合面11a及び基板対向面11bを貫通する第
２開口11dを有する。ハウジング10、11は、電気コネク
ターを回路基板50、51上に載置したときにこれら開口10
c、11c、11dが固定用接続部17を露出するので、これら
開口10c、11c、11dを介して側方又は上方から固定用接
合部17及びパッド53間の半田付け状態を外観検査するこ
とができる。
10b、11b側の側部に第１開口10c、11cを有し、ハウジン
グ11はさらに嵌合面11a及び基板対向面11bを貫通する第
２開口11dを有する。ハウジング10、11は、電気コネク
ターを回路基板50、51上に載置したときにこれら開口10
c、11c、11dが固定用接続部17を露出するので、これら
開口10c、11c、11dを介して側方又は上方から固定用接
合部17及びパッド53間の半田付け状態を外観検査するこ
とができる。
第３図および第４図において、第１図および第２図に
示す第１の実施例におけるコネクターとは、コンタクト
の固定用接合部の形状だけが異なる第２の実施例を示し
ている。すなわち、コンタクト22,23の固定用接合部27
は、レッグ部22b,23bの基部の両側縁からの分岐片で形
成されている。ハウジング20,21、コンタクト部22a,23
a、シグナル用接合部26、回路基板60,61のパッド部62,6
3等については、第１図および第２図に示す第１の実施
例におけるそれらと同じである。
示す第１の実施例におけるコネクターとは、コンタクト
の固定用接合部の形状だけが異なる第２の実施例を示し
ている。すなわち、コンタクト22,23の固定用接合部27
は、レッグ部22b,23bの基部の両側縁からの分岐片で形
成されている。ハウジング20,21、コンタクト部22a,23
a、シグナル用接合部26、回路基板60,61のパッド部62,6
3等については、第１図および第２図に示す第１の実施
例におけるそれらと同じである。
第５図および第６図において、グランド用コンタクト
に固定用接合部を有する第３の実施例を示している。こ
の実施例においては、互いに接触するグランド用コンタ
クト38,39を有する。これらコンタクト38,39は、コンタ
クト部38a,39aと、それぞれ連続してハウジング30,31外
に延出するとともに該コンタクト部に交差する外方向へ
屈曲するレッグ部38b,39bとからなる。これらのレッグ
部38b,39bは、それぞれ隣接するもの同士が連結して固
定用接合部37を形成する。第６図に示すように、固定用
接合部37を有する２本のコンタクト38は、左右側に直列
位置で対向するように配置されており、一方、回路基板
70のパッド部73は、それら対向する２つの固定用接合部
37の共用パッド部73が設けられている。固定用接合部37
は、隣接するレッグ部38b、39bを連結したものであるか
ら、シグナル用コンタクト32、33の接合部36より幅広に
形成されている。また、共用パッド73も同様に接合用パ
ッド72より幅広に形成されているので、固定用接合部37
及び共用パッド73間の半田接合部は、接合部36及びパッ
ド72間の半田接合部より大きな面積を有し、より大きな
接合強度を有する。さらに、固定用接合部37は各列の２
本のシグナル用コンタクト32、32間に配置されているの
で、２列のパッド72のうちの第１列から延びて第２列の
パッド72間を通り抜けて外部へ延出するパターンを形成
することが可能である。このため、回路基板70上のパタ
ーンの形成の自由度を低下させない。ハウジング30,3
1、シグナル用コンタクト32,33、シグナル用コンタクト
部32a,33a、シグナル用レッグ部32b,33b、シグナル用接
合部36、回路基板70のパッド部72等については、第１図
および第２図に示す第１の実施例におけるそれらと同じ
である。
に固定用接合部を有する第３の実施例を示している。こ
の実施例においては、互いに接触するグランド用コンタ
クト38,39を有する。これらコンタクト38,39は、コンタ
クト部38a,39aと、それぞれ連続してハウジング30,31外
に延出するとともに該コンタクト部に交差する外方向へ
屈曲するレッグ部38b,39bとからなる。これらのレッグ
部38b,39bは、それぞれ隣接するもの同士が連結して固
定用接合部37を形成する。第６図に示すように、固定用
接合部37を有する２本のコンタクト38は、左右側に直列
位置で対向するように配置されており、一方、回路基板
70のパッド部73は、それら対向する２つの固定用接合部
37の共用パッド部73が設けられている。固定用接合部37
は、隣接するレッグ部38b、39bを連結したものであるか
ら、シグナル用コンタクト32、33の接合部36より幅広に
形成されている。また、共用パッド73も同様に接合用パ
ッド72より幅広に形成されているので、固定用接合部37
及び共用パッド73間の半田接合部は、接合部36及びパッ
ド72間の半田接合部より大きな面積を有し、より大きな
接合強度を有する。さらに、固定用接合部37は各列の２
本のシグナル用コンタクト32、32間に配置されているの
で、２列のパッド72のうちの第１列から延びて第２列の
パッド72間を通り抜けて外部へ延出するパターンを形成
することが可能である。このため、回路基板70上のパタ
ーンの形成の自由度を低下させない。ハウジング30,3
1、シグナル用コンタクト32,33、シグナル用コンタクト
部32a,33a、シグナル用レッグ部32b,33b、シグナル用接
合部36、回路基板70のパッド部72等については、第１図
および第２図に示す第１の実施例におけるそれらと同じ
である。
第７図において、第１図ないし第６図に示すコネクタ
ーとはハウジングおよびコンタクトの形状ないし構造だ
けが異なる第４の実施例を示してある。本発明において
は、ハウジングおよびコンタクトのコンタクト部の形状
ないし構造は、とくに問わないので、その説明は割愛す
るが、この実施例のコネクターは、回路基板80,81間の
間隔をより小さくすることができるハウジング40,41、
コンタクト42,43を有している。コンタクト42,43がシグ
ナル用接合部46のほかに、固定用接合部47を有している
こと、これらが接合するためのパッド部82,83を有する
ことなどについては、第１図および第２図に示す第１の
実施例におけるそれらと同じである。
ーとはハウジングおよびコンタクトの形状ないし構造だ
けが異なる第４の実施例を示してある。本発明において
は、ハウジングおよびコンタクトのコンタクト部の形状
ないし構造は、とくに問わないので、その説明は割愛す
るが、この実施例のコネクターは、回路基板80,81間の
間隔をより小さくすることができるハウジング40,41、
コンタクト42,43を有している。コンタクト42,43がシグ
ナル用接合部46のほかに、固定用接合部47を有している
こと、これらが接合するためのパッド部82,83を有する
ことなどについては、第１図および第２図に示す第１の
実施例におけるそれらと同じである。
［発明の効果］ 本発明に係るコネクターによれば、つぎの効果を有す
る。
る。
請求項１に係る本願発明によれば、回路基板の表面に
半田付けされる接合部及び固定用接合部の両方を有する
コンタクトが２列のコンタクトの各列において１コンタ
クト置きに設けられ、固定用接合部の幅が接合部の幅よ
り大きく形成されているので、回路基板上のパターン形
成の自由度を低下させることなく、コンタクトを密に配
置した場合における、隣接する固定用接合部間の半田ブ
リッジを回避しながら、１対のコネクタの挿抜に際して
接合部の破断又は半田クラックを効果的に防止する。ま
た、固定用接合部が回路基板上のハウジングの投影輪郭
内に位置するので、回路基板上の電気コネクターの占有
面積を大きくしない。さらに、固定用接合部の幅が接合
部の幅より大きく形成されているので、半田付け強度が
増大し接続の信頼性を一層確実にするという効果を奏す
る。
半田付けされる接合部及び固定用接合部の両方を有する
コンタクトが２列のコンタクトの各列において１コンタ
クト置きに設けられ、固定用接合部の幅が接合部の幅よ
り大きく形成されているので、回路基板上のパターン形
成の自由度を低下させることなく、コンタクトを密に配
置した場合における、隣接する固定用接合部間の半田ブ
リッジを回避しながら、１対のコネクタの挿抜に際して
接合部の破断又は半田クラックを効果的に防止する。ま
た、固定用接合部が回路基板上のハウジングの投影輪郭
内に位置するので、回路基板上の電気コネクターの占有
面積を大きくしない。さらに、固定用接合部の幅が接合
部の幅より大きく形成されているので、半田付け強度が
増大し接続の信頼性を一層確実にするという効果を奏す
る。
また、請求項２に係る本願発明によれば、各列におい
て隣接するグランド用コンタクトのグランド兼固定用接
合部が互いに連結されることによりシグナル用コンタク
トの接合部より幅広に形成されているので、グランド兼
固定用接合部と半田接合される回路基板上のパッド部の
面積を比較的大きくしてシグナル用コンタクトの半田付
け部における破断又はクラックの発生を効果的に防止す
る。また、固定用接合部が回路基板上のハウジングの投
影輪郭内に位置するので、回路基板上の電気コネクター
の専有面積を大きくしない。さらに、グランド兼固定用
接合部が各列の２個のシグナル用コンタクトの間に位置
するので、回路基板上のパターン形成の自由度を低下さ
せないという効果を奏する。
て隣接するグランド用コンタクトのグランド兼固定用接
合部が互いに連結されることによりシグナル用コンタク
トの接合部より幅広に形成されているので、グランド兼
固定用接合部と半田接合される回路基板上のパッド部の
面積を比較的大きくしてシグナル用コンタクトの半田付
け部における破断又はクラックの発生を効果的に防止す
る。また、固定用接合部が回路基板上のハウジングの投
影輪郭内に位置するので、回路基板上の電気コネクター
の専有面積を大きくしない。さらに、グランド兼固定用
接合部が各列の２個のシグナル用コンタクトの間に位置
するので、回路基板上のパターン形成の自由度を低下さ
せないという効果を奏する。
第１図は、本発明に係るコネクターの第１の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第２図は、第１図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトと、該コネクターが面実装される回
路基板との分離斜視図。 第３図は、本発明に係るコネクターの第２の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第４図は、第３図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトと、該コネクターが面実装される回
路基板との分離斜視図。 第５図は、本発明に係るコネクターの第３の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第６図は、第５図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトおよび一部のグランド用コンタクト
と、該コネクターが面実装される回路基板との分離斜視
図。 第７図は、本発明に係るコネクターの第４の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 10、11、20、21、30、31、40、41……ハウジング 10a、11a、20a、21a、30a、31a、40a、41a……嵌合面 10b、11b、20b、21b、30b、31b、40b、41b……回路基板
対向面 10c、11c、11d、20c、21c、21d、30c、31c、31d、40c、
41c……開口 12、13、22、23、32、33、42、43……シグナル用コンタ
クト 12a、13a、22a、23a、32a、33a、38a、39a……コンタク
ト部 12b、13b、22b、23b、32b、33b、38b、39b……レッグ部 16、26、36、46……接合部 17、27、37、47……固定用接合部 38、39……グランド用１コンタクト 50、51、60、61、70、71、80、81……回路基板
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第２図は、第１図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトと、該コネクターが面実装される回
路基板との分離斜視図。 第３図は、本発明に係るコネクターの第２の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第４図は、第３図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトと、該コネクターが面実装される回
路基板との分離斜視図。 第５図は、本発明に係るコネクターの第３の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 第６図は、第５図における一方のコネクターの一部のシ
グナル用コンタクトおよび一部のグランド用コンタクト
と、該コネクターが面実装される回路基板との分離斜視
図。 第７図は、本発明に係るコネクターの第４の実施例であ
って、一対のコネクターがそれぞれの回路基板に面実装
されかつ互いに嵌合している断面図。 10、11、20、21、30、31、40、41……ハウジング 10a、11a、20a、21a、30a、31a、40a、41a……嵌合面 10b、11b、20b、21b、30b、31b、40b、41b……回路基板
対向面 10c、11c、11d、20c、21c、21d、30c、31c、31d、40c、
41c……開口 12、13、22、23、32、33、42、43……シグナル用コンタ
クト 12a、13a、22a、23a、32a、33a、38a、39a……コンタク
ト部 12b、13b、22b、23b、32b、33b、38b、39b……レッグ部 16、26、36、46……接合部 17、27、37、47……固定用接合部 38、39……グランド用１コンタクト 50、51、60、61、70、71、80、81……回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 9/09 H01R 23/02 - 23/68
Claims (2)
- 【請求項１】嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対
向面とを有するハウジングと、該ハウジング内に位置す
るコンタクト部、該コンタクト部に連続して前記ハウジ
ング外へ延出するレッグ部の先端近傍に回路基板の表面
に半田付けされる接合部、及び該接合部と前記コンタク
ト部との間における前記レッグ部に前記回路基板の表面
に半田付けされる固定用接合部を有するコンタクトとを
含む電気コネクターにおいて、 前記コンタクトが前記ハウジング内に２列に装填される
ことにより、各列の前記コンタクトの前記レッグ部が互
いに反対向きに延び、 前記固定用接合部は、前記回路基板上の前記ハウジング
の投影輪郭内に位置すると共に前記各列の前記コンタク
トにおいて１コンタクト置きに設けられ、 前記固定用接合部の幅は、前記接合部の幅より大きく形
成されていることを特徴とする電気コネクター。 - 【請求項２】嵌合面とこの嵌合面の反対側の回路基板対
向面とを有するハウジングと、該ハウジング内に２列に
装填され、該ハウジング内に位置するコンタクト部を有
すると共に回路基板の表面に半田付けされるシグナル用
及びグランド用コンタクトとを含み、該グランド用コン
タクトは、前記コンタクト部に連続して前記ハウジング
外へ前記シグナル用コンタクトのレッグ部よりも短い長
さで延出するレッグ部に前記回路基板の表面に半田付け
されるグランド兼固定用接合部を有する電気コネクター
において、 各列において隣接する２個の前記グランド用コンタクト
の前記グランド兼固定用接合部は、前記回路基板上の前
記ハウジングの投影輪郭内で且つ各列の２個の前記シグ
ナル用コンタクトの間に位置すると共に、互いに連結さ
れることにより前記シグナル用コンタクトの接合部より
幅広に形成されたことを特徴とする電気コネクター。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63105357A JP2891707B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 電気コネクター |
| KR1019890004703A KR940002898B1 (ko) | 1988-04-26 | 1989-04-10 | 전기 콘넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63105357A JP2891707B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 電気コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01276572A JPH01276572A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2891707B2 true JP2891707B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=14405474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63105357A Expired - Lifetime JP2891707B2 (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 電気コネクター |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891707B2 (ja) |
| KR (1) | KR940002898B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2676063B2 (ja) * | 1990-06-11 | 1997-11-12 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | コネクタ |
| JP2559104Y2 (ja) * | 1990-07-05 | 1998-01-14 | 株式会社東芝 | 表面実装用コネクタ |
| JP4806499B2 (ja) * | 2001-09-13 | 2011-11-02 | 日本圧着端子製造株式会社 | 電気コネクタ |
| TWM284091U (en) * | 2005-04-21 | 2005-12-21 | Molex Taiwan Ltd | Electrical connector |
| JP5818016B2 (ja) * | 2012-05-17 | 2015-11-18 | 第一精工株式会社 | コネクタ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62101266U (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-27 | ||
| JPS6353869A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-08 | 日本航空電子工業株式会社 | サ−フェスマウントコネクタ |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP63105357A patent/JP2891707B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-04-10 KR KR1019890004703A patent/KR940002898B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR890016708A (ko) | 1989-11-29 |
| KR940002898B1 (ko) | 1994-04-06 |
| JPH01276572A (ja) | 1989-11-07 |
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