JP2580051B2 - プリント基板用端子 - Google Patents

プリント基板用端子

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JP2580051B2
JP2580051B2 JP1319853A JP31985389A JP2580051B2 JP 2580051 B2 JP2580051 B2 JP 2580051B2 JP 1319853 A JP1319853 A JP 1319853A JP 31985389 A JP31985389 A JP 31985389A JP 2580051 B2 JP2580051 B2 JP 2580051B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プリント基板と電気機器を接続する際に
使用されるプリント基板用端子に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、プリント基板と電気機器を接続する際に使用さ
れるプリント基板用端子として、例えば、実開昭62−16
5681号公報に示されているものがある。これは、箱形の
受筒部のターミナル入口側において対向する側壁から弧
状ないし「く」字状に折り返されて受筒部内に延びる一
対の弾性挟持片を設け、この弾性挟持片の間にターミナ
ル部材を教示するとともに、受筒部のターミナル出口側
において対向する側壁からS字状の弾性屈曲部を介して
リード端子を設け、このリード端子をプリント基板には
んだ付けするようにしたものである。そして、このよう
にすることによりターミナル部材とプリント基板との接
続部分にクッション機能を持たせ安定な電気接続を行う
ことができるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、S字状の弾性屈曲部があるために2つのリ
ード端子の間隔は広くなり、プリント基板の素子取り付
け有効面積が小さくなってしまっていた。
この発明の目的は、小型化を図るとともにターミナル
部材の位置ズレに対処することができるプリント基板用
端子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ターミナル部材を遊挿可能な中空部を有
する基部と、 前記基部の一方の側から前記中空部を挟んで互いに対
をなすように立設されるとともに、互いに接近する方向
へ付勢されて前記中空部内へ挿通されたターミナル部材
を弾的に挟持する複数の導電性挟持部と、 前記基部の他方の側から前記導電性挟持部の立設範囲
内においてターミナル部材の挿通方向に沿って略直線的
に突設されるとともに、導電性及び可塑性を有して前記
導電性挟持部とは電気的に接続され、かつ、その先端部
がプリント基板の導体部に対し前記基部をプリント基板
から所定間隔だけ離間させた状態にて連結固定される複
数本の脚部と、 前記基部の他方の側から前記脚部の突設方向と同方向
に突設され、前記基部と前記プリント基板との離間距離
より短い長さを有するストッパ部とを備えたことを特徴
とするプリント基板用端子をその要旨とする。
〔作用〕
即ち、プリント基板の導体部に各脚部の先端部を連結
固定した状態において、ターミナル部材を基部の中空部
内に挿通すると、ターミナル部材は各導電性挟持部によ
り挟持されるとともに、同導電性挟持部及び前記脚部を
介してプリント基板の導体部に対し電気的に接続され
る。
一方、前記基部の中空部に対しターミナル部材が位置
ズレして挿通されると、まず導電性挟持部の弾性変形に
よりその位置ズレは吸収されるが、その位置ズレの程度
が大きい場合には、所定間隔だけ離間した状態にある基
部とプリント基板との間を連結する各脚部に可塑性が付
与されているので、更に前記各脚部が位置ズレ方向へ塑
性変形することにより基部全体がターミナル部材の挿通
方向と直交する方向へ移動され、その位置ズレが吸収さ
れる。
また、各脚部の塑性変形に伴い基部とプリント基板の
離間距離は短くなっていくが、基部とプリント基部の離
間距離がストッパ部の長さと等しくなるとストッパ部と
プリント基板が当接するため各脚部の変形は妨げられ
る。
〔実施例〕
以下、この発明を自動車用メータ類の制御回路を有す
るプリント基板におけるプリント基板用端子に具体化し
た一実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図に示すように、プリント基板用端子
1が取り付けられるプリント基板2の所定位置にはター
ミナル部材としてのターミナルピン3が挿通される円形
の穴4が形成されている。又、前記穴4を囲むようにプ
リント基板2には4つの貫通孔5が形成されている。こ
のプリント基板2の下面にはメータ制御回路が形成さ
れ、その回路の導体部を構成する接続用銅箔(図示略)
が貫通孔5付近まで延設されている。
プリント基板用端子1はりん青銅板よりなり、その基
部6は四角形状に形成され、基部6の中央部にはターミ
ナルピン3が挿通される中空部としての円形のピン挿通
孔7が形成されている。又、基部6の四隅には前記プリ
ント基板2の各貫通孔5に対応する脚部8がそれぞれ下
方に折り曲げ形成されている。この各脚部8は貫通孔5
の径よりも幅の広い係止部8aと貫通孔5内を挿通可能な
挿入部8bとからなっている。
又、基部6の対向する一対の辺には導電性挟持部とし
ての帯状の弾性挟持片9,10が間隔幅Wをおいて上方に折
り曲げ形成され、その途中から斜め内下方に折り返さ
れ、さらに、その下端は離間する方向に折り曲げられて
いる。さらに、基部6の他の一対の辺には、所定幅lを
有するストッパ部11が下方に折り曲げ形成されている。
又、ピン挿通孔7の外周部及び弾性挟持片9,10の根元部
は、リブ(外方への突出部)12がプレス加工にて形成さ
れている。
そして、プリント基板用端子1のプリント基板2への
取り付けは、プリント基板2の各貫通孔5にプリント基
板用端子1の各脚部8の挿入部8bを、プリント基板用端
子1の係止部8aが貫通孔5の内壁に当たるまで挿入す
る。その結果、プリント基板2の表面からプリント基板
用端子1のストッパ部11下縁が所定間隔Hだけ離間する
とともに、脚部8の挿入部8bが貫通孔5から下方へ突出
した状態となる。
その後、プリント基板用端子1の脚部8の各挿入部8b
をそれぞれ内方に折り返し、はんだ付けによりプリント
基板用端子1の脚部8の先端部をプリント基板2の裏面
に固定する。これにより、プリント基板2の制御回路と
プリント基板用端子1との電気的接続が行われる。
その後、先端が半球状に形成されたターミナルピン3
が下方からプリント基板2の穴4内に挿入され、さら
に、プリント基板用端子1のピン挿通孔7を経て弾性挟
持片9,10を開け、第3図に示すように、ターミナルピン
3が弾性挟持片9,10にて挟持される。この状態では、プ
リント基板用端子1とターミナルピン3が電気的に接続
され、プリント基板2に形成した制御回路がプリント基
板用端子1を介してターミナルピン3と電気的に接続さ
れる。
このとき、第4図に示すように、ターミナルピン3の
軸が弾性挟持片9,10の中心からΔLだけズレていた場合
には、プリント基板用端子1の脚部8が塑性変形して、
プリント基板用端子1の基部6がプリント基板2に対し
斜め下方へ平行に移動する。即ち、プリント基板用端子
1の弾性挟持片9の先端部が弾性挟持片9の内面に当接
し、さらに、第4図中、左方に力が加わると基部6が左
斜め下方に移動する。つまり、第5図に示すように、P1
以下の荷重が加わった場合には、弾性挟持片9,10がたわ
み可能幅δの範囲内で弾性変形するだけであるが、P1よ
り大きな荷重が加わるとプリント基板用端子1の脚部8
が塑性変形してプリント基板用端子1の基部6が斜め下
方へ平行に移動する。
そして、このプリント基板用端子1の基部6の平行移
動は、プリント基板用端子1のストッパ部11がプリント
基板2の上面に当接する範囲内で行われ、それ以上の移
動が規制され脚部8の破損に到ることはない。
このように本実施例では、導電性金属板よりなり、タ
ーミナルピン3(ターミナル部材)が挿通可能なピン挿
通孔7を有する基部6と、基部6の一方の面から突出す
るよう基部6に一体形成され、ターミナルピン3を挟持
すべく互いに接近する方向へ付勢する一対の弾性挟持片
9,10と、第2図に示すように前記両弾性挟持片9,10の間
隔幅W内基部6の他方の面から直線的に突出するよう当
該基部6に一体形成され、その先端がプリント基板2を
貫通してプリント基板2の導体部と連結固定されるとと
もにターミナルピン3の位置ズレに伴い塑性変形して基
部6の移動を許容する複数本の脚部8とを設けた。
その結果、従来のS字状の弾性屈曲部がないので脚部
8の間隔が広くなることはなく、プリント基板2の素子
取り付け有効面積の損失を最小限におさえられる。又、
ターミナルピン3の位置ズレに伴い脚部8が塑性変形し
て基部6を移動させるので、安定した電気接続が可能と
なる。このようにして、小型化を図るとともにターミナ
ルピン3の位置ズレに対処することができることとな
る。
さらに、プリント基板用端子1の基部6の下面にスト
ッパ面11を設けたことにより、このストッパ部11がプリ
ント基板2の表面に当接するまでの塑性変形を許容し、
それ以上の基部6の移動が規制され脚部8の破損を未然
に防止することができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、第6図に示すように、弾性挟持片9,10と脚
部8とを同時に曲げ加工するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、脚部は導電性
挟持部の立設範囲内に設けられ、ターミナル部材の挿通
方向と直交する方向へ大きくはみ出すことがないので端
子全体の小型化を図ることができるとともに、前記脚部
は可塑性を有し基部全体をターミナル部材の挿通方向と
直交する方向へ移動可能であるので、ターミナル部材の
位置ズレに対処することができる優れた効果を発揮す
る。
また、脚部がその破壊応力限界を超えて塑性変形しよ
うとしてもストッパ部がプリント基板に当接して変形が
妨げられるため、脚部の破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のプリント基板用端子を示す斜視図、第
2図はプリント基板用端子の断面図、第3図はプリント
基板用端子の断面図、第4図はプリント基板用端子の断
面図、第5図はたわみと荷重との関係を示す図、第6図
は別例のプリント基板用端子を示す斜視図である。 1はプリント基板用端子、2はプリント基板、3はター
ミナル部材としてのターミナルピン、6は基部、7は中
空部としてのピン挿通孔、8は脚部、9,10は導電性挟持
部としての弾性挟持片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 正樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−165681(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターミナル部材を遊挿可能な中空部を有す
    る基部と、 前記基部の一方の側から前記中空部を挟んで互いに対を
    なすように立設されるとともに、互いに接近する方向へ
    付勢されて前記中空部内へ挿通されたターミナル部材を
    弾的に挟持する複数の導電性挟持部と、 前記基部の他方の側から前記導電性挟持部の立設範囲内
    においてターミナル部材の挿通方向に沿って略直線的に
    突設されるとともに、導電性及び可塑性を有して前記導
    電性挟持部とは電気的に接続され、かつ、その先端部が
    プリント基板の導体部に対し前記基部をプリント基板か
    ら所定間隔だけ離間させた状態にて連結固定される複数
    本の脚部と、 前記基部の他方の側から前記脚部の突設方向と同方向に
    突設され、前記基部と前記プリント基板との離間距離よ
    り短い長さを有するストッパ部とを備えたことを特徴と
    するプリント基板用端子。
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