JPH0548382Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0548382Y2
JPH0548382Y2 JP1990079705U JP7970590U JPH0548382Y2 JP H0548382 Y2 JPH0548382 Y2 JP H0548382Y2 JP 1990079705 U JP1990079705 U JP 1990079705U JP 7970590 U JP7970590 U JP 7970590U JP H0548382 Y2 JPH0548382 Y2 JP H0548382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
insulator
coaxial connector
contacts
mating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990079705U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0438688U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1990079705U priority Critical patent/JPH0548382Y2/ja
Publication of JPH0438688U publication Critical patent/JPH0438688U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0548382Y2 publication Critical patent/JPH0548382Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、同軸コネクタに関し、特に、携帯用
電話器などの受信信号を切換えるために用いる同
軸コネクタに関する。
[従来の技術] 従来、同軸コネクタは、第7図及び第8図に示
すように、導電性の第1のコンタクト1と、この
第1のコンタクト1に対して接離する第2のコン
タクト3とを有している。第1及び第2のコンタ
クト1,3は、互いに接離可能に絶縁体5に保持
されている。絶縁体5は外部導体7により被覆さ
れている。第1のコンタクト1は絶縁体5に保持
されている保持部(図示せず)と、この保持部か
ら一側方向にのびているばね部9と、このばね部
9の先端に接続されている第1の接点部11とを
有している。
第2のコンタクト3は、第1のコンタクト1と
同様に絶縁体5に保持されている保持部(図示せ
ず)と、一側方向の中間部分で互いに間隔をもち
二股に分かれている対の接触片13を有してい
る。これらの接触片13は、第1の接点部11に
対向している部分にそれぞれ第2の接点部15を
有している。
第1の接点部11は、第2の接点部15に対し
て垂直方向に接離可能に移動するものである。第
2の接触片13は移動することのないように絶縁
体9に保持されている。
今、第8図に示すように、第1の接点部11に
第2の接点部13が接触している状態では、第1
及び第2のコンタクト1,3が互いに電気的に接
続されている。この状態で、絶縁体5にはピンコ
ンタクトのような導電性の相手側コンタクト17
を第1の接点部11と絶縁体5の内壁との間に挿
入する。そして、第9図に示すように、ばね部9
が相手側コンタクト17の挿入によつて撓みなが
ら第2の接点部15に対して第1の接点部11が
離れる向きに移動する。この結果、第1及び第2
のコンタクト1,3は電気的に離間する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第1の接点部11と第2の接点
部15とが接離する部分が、一側方向に対して直
交する幅方向に大きいスペースを必要とするた
め、小型化するのが難しいという問題がある。
また、相手側コンタクト17が絶縁体5に挿入
されてれ第1及び第2のコンタクト1,3を切り
離す場合に、第10図に示すように、第2のコン
タクト3が接触面に垂直に移動しないと、第1の
コンタクト1と第2のコンタクト3との間の寸法
δが不足したり、第1のコンタクト1と第2のコ
ンタクト3が離れなくなつてしまうことがある。
このため、第2の接点部15に対して第1の接点
部11が接離する際の変位量、即ち、第1のコン
タクト1の変位量を大きくするように設計しなけ
ればならず小型化ができない。
それ故に、本考案の課題は、各コンタクトの接
点部の間の寸法を大きくでき、しかも小型化が可
能な同軸コネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、導電性の第1及び第2のコン
タクトと、該第1及び第2のコンタクトを互いに
接離可能に保持した絶縁体と、該絶縁体を被覆し
た外部導体とを含む同軸コネクタにおいて、上記
第1のコンタクトは上記絶縁体に保持された保持
部と、該保持部から一側方向にのびているばね片
と、該ばね片の上記一側方向の一辺側寄りに配し
た第1の接点部と、該第1の接点部及び上記保持
部の間の上記一辺側に形成した切り欠き部とを有
し、上記第2のコンタクトは上記第1の接点部に
接離する第2の接点部を有していることを特徴と
する同軸コネクタが得られる。
[実施例] 第1図乃至第4図は本考案の一実施例による同
軸コネクタを示す。
第1図乃至第4図を参照して、この同軸コネク
タは、導電性の第1のコンタクト21と、この第
1のコンタクト21に対して接離する第2のコン
タクト23とを有している。第1及び第2のコン
タクト21,23は、互いに接離可能に絶縁体2
5に保持されている。絶縁体25は外部導体27
により被覆されている。
第1のコンタクト21は、絶縁体25に保持さ
れた第1の保持部28と、この第1の保持部28
から一側方向にのびているばね片29とを有して
いる。第1の保持部28の他側には、プリント回
路基板のような基板に接続するための第1の端子
部31が絶縁体25の外部にまでのびている。ま
た、ばね片29には、一側方向の一辺寄りに第1
の接点部33が配されている。第1の接点部33
は、ばね片29の自由端部35の一部分に配され
ている。
さらに、ばね片29には、第1の保持部28及
び第1の接点部33の間の一辺側に切り欠き部3
7が形成されている。
一方、第2のコンタクト23は、第2の保持部
39と、この第2の保持部39から一側方向にの
びている接触片41とを有している。接触片41
の先端には、第1の接点部33に接離する第2の
接点部43が形成されている。この第2のコンタ
クト23は、第2の保持部39の一側方向とは反
対側に絶縁体25の外部にまでのびている第2の
端子部45を有している。また、外部導体27は
グランド端子として用いる第3の端子部47を有
している。これらの第2及び第3の端子部45,
47は、第1の端子部31と同じ方向にのびてお
り、プリント回路基板のような基板に接続され
る。
ここで、切り欠き部37は、第2の接点部から
離れる向きでの移動量に応じて、ばね片29の捩
れを誘発する役目を果たす。
したがつて、切り欠き部37は、第1の保持部
28と第1の接点部33との間で、ばね片29が
自由端部35にのびるにしたがつて先細なテーパ
形状になるように形成されている。
なお、切り欠き部37はその切り欠き形状を矩
形に形成してもよいものである。
今、第2図及び第3図に示すように、第1の接
点部33に第2の接点部43を接触させている状
態では、第1及び第2のコンタクト21,23が
互いに電気的に接続されている。この状態で、絶
縁体25には、その端面に形成されている貫通孔
50にピンコンタクトのような導電性の相手側コ
ンタクト51を挿入する。この際、相手側コンタ
クト51は、第1及び第2の接点部33,43と
に異なる自由端部35に摺接しながら挿入する。
即ち、相手側コンタクトは、第2のコンタクト2
3の一側方向に対して直交する幅方向の中央部分
を通過するように挿入する。相手側コンタクト5
1を第2のコンタクト23と絶縁体25の内壁と
の間に挿入すると、第5図及び第6図に示すよう
に、ばね片29が相手側コンタクト17の挿入に
よつて撓みながら第2の接点部43に対して第1
の接点部33が離れる向きに移動する。
相手側コンタクト51を挿入する際には、この
相手側コンタクト51による移動量に加えて第1
のコンタクト21の捩じれによる変位量があるた
め第1のコンタクト21と第2のコンタクト23
とは、相手側コンタクト51による変位量以上に
離れて確実に離される。この結果、第1及び第2
のコンタクト21,23は、第6図の矢印Aで示
すように第1の接点部33と第2の接点部43と
の間を大きく離す。この状態では、第2のコンタ
クト23と相手側コンタクト51とが互いに接触
している。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように、本考案の同
軸コネクタによれば、第2の接点部から離れる向
きでの移動量に応じて切り欠き部によつてばね片
の捩れを誘発するものであるため、相手側コンタ
クトが絶縁体の内部に挿入されたときに第2のコ
ンタクトを第1のコンタクトから確実に切り離す
ことができる。
また、第1及び第2のコンタクトは、第1及び
第2の接点部の一部分のみで互いに接触するた
め、各コンタクトを小さくでき、しかも小型化が
可能な同軸コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による同軸コネクタ
に用いるコンタクト及び相手側コンタクトを示す
斜視図、第2図は本考案の一実施例による同軸コ
ネクタを示す断面図、第3図は第2図−断面
図、第4図は第2図の同軸コネクタの斜視図、第
5図は同軸コネクタに相手側コンタクトを挿入し
た状態を示す断面図、第6図は第5図の−断
面図、第7図は従来の同軸コネクタに用いるコン
タクト及び相手側コンタクトを示す斜視図、第8
図は従来の同軸コネクタの断面図、第9図は従来
の同軸コネクタに相手側コンタクトを挿入した状
態の一例を示す断面図、第10図は従来の同軸コ
ネクタに相手側コンタクトを挿入した状態の他の
例を示す断面図である。 1……第1のコンタクト、3……第2のコンタ
クト、5……絶縁体、7……外部導体、9……ば
ね片、11……第1の接点部、13……接触片、
15……第2の接点部、17……相手側コンタク
ト、21……第1のコンタクト、23……第2の
コンタクト、25……絶縁体、27……外部導
体、29……ばね片、33……第1の接点部、3
5……自由端部、37……切り欠き部、41……
接触片、43……第2の接点部、51……相手側
コンタクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性の第1及び第2のコンタクトと、該第1
    及び第2のコンタクトを互いに接離可能に保持し
    た絶縁体と、該絶縁体を被覆した外部導体とを含
    む同軸コネクタにおいて、上記第1のコンタクト
    は上記絶縁体に保持された保持部と、該保持部か
    ら一側方向にのびているばね片と、該ばね片の上
    記一側方向の一辺側寄りに配した第1の接点部
    と、該第1の接点部及び上記保持部の間の上記一
    辺側に形成した切り欠き部とを有し、上記第2の
    コンタクトは上記第1の接点部に接離する第2の
    接点部を有していることを特徴とする同軸コネク
    タ。
JP1990079705U 1990-07-30 1990-07-30 Expired - Lifetime JPH0548382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990079705U JPH0548382Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990079705U JPH0548382Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0438688U JPH0438688U (ja) 1992-03-31
JPH0548382Y2 true JPH0548382Y2 (ja) 1993-12-24

Family

ID=31624105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990079705U Expired - Lifetime JPH0548382Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548382Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0663284U (ja) * 1993-02-05 1994-09-06 リョービ株式会社 動力工具の駆動部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0438688U (ja) 1992-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6524140B2 (en) Connector excellent in reliability of contact
JP2889562B1 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
JP3711002B2 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
JP3881863B2 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
US7815467B2 (en) Connector device
US11495919B2 (en) Connector assembly in which ground terminals are coupled to form a shielding
US5662480A (en) Surface mount type coaxial connector connecting coaxial cable to substrate
US6574855B1 (en) Method of making a switch-equipped coaxial connector
US6368156B1 (en) Audio jack conveniently and reliably mounted on a circuit board
US10998660B2 (en) Connector assembly
US6322397B1 (en) Miniaturized power jack with high normal force
US20210359473A1 (en) Connector assembly
JP2001085113A (ja) シールド型コネクタ
JP3916775B2 (ja) コネクタ
US5267871A (en) Switching electrical connector
US6336820B2 (en) Switch-equipped coaxial connector
US6283774B1 (en) Hot-line plug terminal
JPH0548382Y2 (ja)
JPH0546231Y2 (ja)
JP2001110527A (ja) シールド型コネクタ
US20050208826A1 (en) Multi-pole jack
US6247976B1 (en) Female terminal
JP3684803B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4310941B2 (ja) コネクタ
JP2004031087A (ja) スイッチ付同軸コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term