JP2008053025A - 表面実装コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】固定部材による取付信頼性を向上させることが可能な表面実装コネクタを提供する。
【解決手段】この表面実装コネクタ1は、回路基板4の実装面に接続される複数の端子3を実装面に沿って配列した状態で保持する絶縁ハウジング2と、この絶縁ハウジング2の長手方向の両端部に設けられて絶縁ハウジング2を回路基板4に固定する固定部材5とを備えている。固定部材5は、実装面に沿う状態で回路基板4に半田付けされる基板取付部51と、基板取付部51の端部から立ち上がり、絶縁ハウジング2の長手方向の端部に取り付けられるハウジング取付部52とを含み、基板取付部51およびハウジング取付部52が単一の金属板により形成されている。また、固定部材5は、基板取付部51およびハウジング取付部52に亘って設けられて基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制する変形規制部53をさらに含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に実装される表面実装コネクタに関する。
従来、複数の端子を保持するハウジングを備えた表面実装コネクタが知られている。この従来の表面実装コネクタでは、端子が半田付けにより基板上に接続されており、その接続状態を確実に維持するためにハウジングも基板に固定されている。例えば特許文献1には、ハウジングの両端に半田付け用の金具(固定部材)を取り付け、この金具を端子とともに例えばリフロー処理で基板上に半田付けする技術が開示されている。
このような従来の表面実装コネクタの構成を図9および図10に示す。従来の表面実装コネクタ101は、左右方向に配列された複数の端子103と、これらの端子103を保持する絶縁ハウジング102とを備えており、この絶縁ハウジング102の左右方向(長手方向)両端部に固定部材である金具105が各々固定されている。これらの金具105は、単一の板材を略L字状に曲げ加工することにより構成されており、絶縁ハウジング102の垂直方向の溝102aに嵌入されて固定されるハウジング取付部152と、このハウジング取付部152の下端から左右方向両外側に延びる基板取付部151とを一体に有している。そして、これらの基板取付部151が、端子103の脚部103aとともに、回路基板104(図10参照)上に設けられた半田ペーストS上に載せられ、リフロー処理されることにより、基板取付部151が脚部103aとともに回路基板104上に半田付けされる。
特開2002−124329号公報
しかしながら、上記のような従来の表面実装コネクタ101では、金具105を回路基板104上の半田ペーストSから引き剥がすような例えば上方向の外力Fが絶縁ハウジング102等に作用した場合(図10参照)に、上記外力Fに起因して基板取付部151の下面付近に発生する引き剥がし応力が基板取付部151の下面のうちハウジング取付部152寄りの領域に集中して発生する。これにより、金具105が基板取付部151のハウジング取付部152寄りの箇所を起点に半田ペーストSから剥離し易くなるので、金具105による取付信頼性が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、固定部材による取付信頼性を向上させることが可能な表面実装コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の表面実装コネクタは、基板に実装される表面実装コネクタであって、前記基板の実装面に接続される複数の端子と、前記複数の端子を前記実装面に沿う特定の端子配列方向に配列した状態で保持するハウジングと、前記ハウジングの前記端子配列方向の両端部に設けられて前記ハウジングを前記基板に固定する固定部材とを備え、前記固定部材は、前記実装面に沿う状態で前記基板に半田付けにより取り付けられる基板取付部と、前記基板取付部の端部から立ち上がり、前記ハウジングの前記端子配列方向の端部に取り付けられるハウジング取付部とを含み、前記基板取付部および前記ハウジング取付部が単一の金属板により形成されるとともに、前記固定部材は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部に亘って設けられて前記基板取付部と前記ハウジング取付部との成す角度が変化する前記固定部材の変形を規制する変形規制部をさらに含むことを特徴とする。
この請求項1に記載の表面実装コネクタでは、上記のように、基板取付部とハウジング取付部との成す角度が変化する固定部材の変形を規制する変形規制部を固定部材に設けたので、固定部材の剛性を向上させることができる。これにより、固定部材を基板上の半田から引き剥がすような例えば基板の実装面と直交する上方向の外力がハウジング等に作用した場合に、上記外力がハウジング取付部から基板取付部の取付面全体に略均等に分散されて伝達されるので、上記外力に起因して基板取付部の取付面付近に発生する引き剥がし応力を取付面全体に略均等に分散させることができる。従って、従来のように上記外力による引き剥がし応力が基板取付部の取付面のうちハウジング取付部寄りの領域に集中して発生する場合に比べて、固定部材を半田から剥離し難くすることができるので、固定部材による取付信頼性を十分に向上させることができる。
上記請求項1に記載の表面実装コネクタにおいて、前記固定部材は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部に前記変形規制部も含めて単一の金属板により形成されるのが好ましい(請求項2)。このように構成すれば、部品点数を増加させることなく基板取付部とハウジング取付部との成す角度が変化する固定部材の変形を規制することができる。
上記請求項1または2に記載の表面実装コネクタにおいて、前記変形規制部は、前記基板取付部の側面と前記ハウジング取付部の側面とを連結する構成であってもよい(請求項3)。このように、単一の金属板から形成された基板取付部およびハウジング取付部の側面同士を変形規制部により連結することによって、容易に、基板取付部とハウジング取付部との成す角度が変化する固定部材の変形を規制することができる。なお、上記側面とは、端子配列方向と水平面で略直交する方向の側面を指すものとする。
上記請求項3に記載の表面実装コネクタにおいて、好ましくは、前記変形規制部は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部の一方の側面から立ち上がる第1係合部と、前記基板取付部および前記ハウジング取付部の他方の側面から前記第1係合部側に延びる第2係合部とを含み、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合されるように構成されている(請求項4)。このように構成すれば、基板取付部およびハウジング取付部を形成する単一の金属板の一部から容易に変形規制部を形成することができる。
上記請求項4に記載の表面実装コネクタにおいて、前記第1係合部および前記第2係合部は、前記第2係合部が前記第1係合部に巻き付くことで係合されるのが好ましい(請求項5)。このように構成すれば、溶接等を用いることなく第1係合部と第2係合部とを係合させることができるので、固定部材の製造コストを低く抑えることができる。
上記請求項5に記載の表面実装コネクタにおいて、好ましくは、前記第1係合部は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部の一方の側面から立ち上がる基部と、前記基部の先端に形成される前記基部より前記端子配列方向に幅広の先端部とを有しており、前記第2係合部は、前記先端部の下端縁に接する状態で前記基部の外周に巻き付いている(請求項6)。このように構成すれば、ハウジングに上方向の外力が作用して基板取付部とハウジング取付部との成す角度を大きくするように固定部材が変形しようとした場合に、第1係合部に対する第2係合部の上方への変位が先端部により確実に規制されるため、上記固定部材の変形を確実に規制することができる。
この発明の表面実装コネクタによれば、固定部材の剛性を向上させることができるので、固定部材を基板上の半田から引き剥がすような例えば基板の実装面と直交する上方向の外力がハウジング等に作用した場合に、上記外力がハウジング取付部から基板取付部の取付面全体に略均等に分散されて伝達される。これにより、上記外力に起因して基板取付部の取付面付近に発生する引き剥がし応力を取付面全体に略均等に分散させることができるので、固定部材を半田から剥離し難くすることができる。その結果、固定部材による取付信頼性を十分に向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による表面実装コネクタを背面側から見た状態を示した斜視図であり、図2〜図5は、図1に示した表面実装コネクタの固定部材を示した図である。また、図6は、図1に示した表面実装コネクタを回路基板上に取り付けた状態を示した部分断面図である。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態による表面実装コネクタ1の全体構成について説明する。
本実施形態の表面実装コネクタ1は、図1に示すように、略直方体形状の絶縁ハウジング2と、この絶縁ハウジング2に保持される複数の端子3と、絶縁ハウジング2の長手方向(左右方向)の両端部に設けられて絶縁ハウジング2を回路基板4(図6参照)に固定する一対の固定部材5とを備えている。なお、絶縁ハウジング2は、本発明の「ハウジング」の一例であり、回路基板4は、本発明の「基板」の一例である。また、本実施形態では、絶縁ハウジング2の長手方向を左右方向とし、絶縁ハウジング2の短手方向を前後方向とする。
絶縁ハウジング2は、合成樹脂等の絶縁性材料により一体成形されており、正面(前面)側に開口する形状を有している。この絶縁ハウジング2は、回路基板4の上面(実装面)に対して立直する背壁部21と、この背壁部21の上端縁に連設されて正面側に向けて延在する天壁部22と、背壁部21の下端縁に連設されて正面側に向けて延在する底壁部23と、背壁部21の左右両端縁に各々連設されて正面側および背面(後面)側に向けて延在する側壁部24とを含んでおり、これらの側壁部24によって天壁部22の左右両端と底壁部23の左右両端とが上下方向に連結されている。そして、表面実装コネクタ1は、底壁部23の下面が回路基板4の上面に対向する状態で当該回路基板4に実装されるように構成されている。
背壁部21は、当該背壁部21をその厚み方向に貫通して形成されるとともに、前記端子3が圧入される複数の端子圧入孔21aを有している。端子3は、その所定部位が端子圧入孔21aに圧入されることにより、背壁部21に保持されるようになっている。また、これらの端子圧入孔21aは、背壁部21に規則的に配設されている。すなわち、端子圧入孔21aは、回路基板4の上面に直交する背壁部21の上下方向に4段で、かつ、回路基板4の上面に沿う背壁部21の左右方向に16列となるように設けられており、1段目および4段目の端子圧入孔21aと2段目および3段目の端子圧入孔21aとは、互いに左右方向にずれた千鳥状となるように配列されている。このような配列で端子圧入孔21aを設けることにより、各端子圧入孔21aに並列状態で圧入された端子3同士が互いに干渉し合うのを抑制している。なお、本実施形態では、図1の背面視で左から5列目までの端子圧入孔21aに端子3が圧入されている。
各側壁部24は、固定部材5を取付可能なように構成されている。すなわち、側壁部24は、背壁部21、天壁部22および底壁部23に連設される壁本体24aと、壁本体24aの前後方向の両端部に形成された一対の保持部24bとを有している。一対の保持部24bは、壁本体24aから立ち上がるとともに先端同士が互いに近接する方向に折れ曲がる水平断面で鉤形状となるように形成されている。従って、側壁部24は、当該側壁部24の正面側および背面側に、壁本体24aと保持部24bとで構成されて上下方向に延びる一対の溝24cを有している。そして、固定部材5は、後述するハウジング取付部52の両端の係合部52a(図2参照)が上記一対の溝24cに下方からスライド嵌入されて保持部24bの図略のハウジング側係合部と係合することにより、側壁部24に固定的に保持されるようになっている。また、保持部24bの下部24dは、斜めに切り欠いたような形状になっているため、側壁部24に保持された固定部材5の変形規制部53が保持部24bに接触することがない。
端子3は、回路基板4に電気的に接続可能なように、図例では単一の金属製棒材を略S字状に曲げ加工することにより形成されており、その所定部位が絶縁ハウジング2の背壁部21をその厚み方向に貫くように当該背壁部21に保持されている。この端子3のうちの上記所定部位よりも正面側の部分は、図示しないが、絶縁ハウジング2の内部空間に突出して相手方コネクタの雌型端子と嵌合される雄型の電気接触部となっており、前記所定部位よりも背面側の部分は、前記背壁部21から背面側に突出するとともに回路基板4に向かって垂下する脚部3aとなっている。また、この脚部3aの下端は、前記回路基板4上に半田付け可能な形状の実装端部3bとなっている。
固定部材5は、単一の金属板を略L字状に曲げ加工することにより構成されており、図2〜図6に示すように、基板取付部51と、ハウジング取付部52と、一対の変形規制部53とを含んでいる。基板取付部51は、図6に示すように、その下面(取付面)が回路基板4の上面に沿う状態で回路基板4上の半田ペーストSに半田付けされることにより回路基板4に取り付けられている。ハウジング取付部52は、基板取付部51の端部から略垂直に立ち上がり、上述したように絶縁ハウジング2の左右方向の端部に位置する側壁部24に取り付けられている。
変形規制部53は、基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制するための機能を有しており、それぞれ、基板取付部51の前後方向の側面とハウジング取付部52の前後方向の側面とを連結している。
この変形規制部53は、基板取付部51の前後方向の端部の左右方向の略全域から立ち上がる立上り部54と、ハウジング取付部52の前後方向の両端下部から基板取付部51側に延びる係合腕部55とにより構成されている。なお、立上り部54は、本発明の「第1係合部」の一例であり、係合腕部55は、本発明の「第2係合部」の一例である。立上り部54は、図3および図5に示すように、基板取付部51の端部から上方に立ち上がる基部54aと、基部54aの上端に形成される基部54aより左右方向に幅広の先端部54bとを有している。なお、先端部54bは、基部54aより前後方向に幅広に形成されていてもよい。
係合腕部55は、図2、図4および図5に示すように、立上り部54に巻き付くことで立上り部54と係合するようになっており、ハウジング取付部52から左右方向に沿って延びる偏平部55aと、偏平部55aに連続して形成されて円弧状に湾曲する湾曲部55bと、湾曲部55bに連続して形成されて左右方向に沿って延びる偏平部55cとを有する略U字状に形成されている。この係合腕部55は、湾曲部55bが先端部54bの下端縁に接する態様で基部54aの外周に巻き付くことにより立上り部54と強固に係合している。
このように構成された表面実装コネクタ1は、上述したように、絶縁ハウジング2に取り付けられた一対の固定部材5と、背壁部21に保持された各端子3とが回路基板4上に、いわゆるリフロー半田付けされることにより、回路基板4に実装される。そして、表面実装コネクタ1に相手方コネクタが係脱される際に、固定部材5を回路基板4上の半田ペーストSから引き剥がすような例えば回路基板4の上面と直交する上方向の外力F(図6参照)が絶縁ハウジング2等に作用したとしても、固定部材5に設けた変形規制部53により当該固定部材5の剛性が向上しているため、上記外力Fがハウジング取付部52から基板取付部51の下面全体に略均等に分散されて伝達され、上記外力Fに起因して基板取付部51の下面付近に発生する引き剥がし応力が該下面全体に略均等に分散して発生することになる。
本実施形態では、上記のように、基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制する変形規制部53を固定部材5に設けたので、固定部材5の剛性を向上させることができる。これにより、固定部材5を回路基板4上の半田ペーストSから引き剥がすような例えば回路基板4の上面と直交する上方向の外力Fが絶縁ハウジング2等に作用した場合に、上記外力Fがハウジング取付部52から基板取付部51の下面全体に略均等に分散されて伝達されるので、上記外力Fに起因して基板取付部51の下面付近に発生する引き剥がし応力を下面全体に略均等に分散させることができる。従って、従来のように上記外力Fによる引き剥がし応力が基板取付部151(図10参照)の下面のうちハウジング取付部152寄りの領域に集中して発生する場合に比べて、固定部材5を半田ペーストSから剥離し難くすることができるので、固定部材5による取付信頼性を十分に向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、固定部材5を、基板取付部51およびハウジング取付部52に変形規制部53も含めて単一の金属板により形成したので、部品点数を増加させることなく基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、単一の金属板から形成された基板取付部51およびハウジング取付部52の前後方向の側面同士を変形規制部53により連結することによって、容易に、基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、変形規制部53を、基板取付部51の前後方向の端部から立ち上がる立上り部54と、ハウジング取付部52の前後方向の端部から基板取付部51側に延びる係合腕部55とにより構成することによって、基板取付部51およびハウジング取付部52を形成する単一の金属板の一部から容易に変形規制部53を形成することができる。
また、本実施形態では、上記のように、係合腕部55が立上り部54に巻き付くことで立上り部54および係合腕部55が係合されるように構成することによって、溶接等を用いることなく立上り部54と係合腕部55とを係合させることができるので、固定部材5の製造コストを低く抑えることができる。
また、本実施形態では、上記のように、係合腕部55を、立上り部54の先端部54bの下端縁に接する状態で基部54aの外周に巻き付かせることによって、絶縁ハウジング2に上方向の外力Fが作用して基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度を大きくするように固定部材5が変形しようとした場合に、立上り部54に対する係合腕部55の上方への変化が先端部54bにより確実に規制されるため、上記固定部材5の変形を確実に規制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、基板取付部51に立上り部54を形成するとともにハウジング取付部52に係合腕部55を形成し、立上り部54と係合腕部55とが係合されることで基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制する例について示したが、これに限らず、図7および図8に示すように、基板取付部51とハウジング取付部52との境界である固定部材5の屈曲部位に曲げの内側に突出するノッチ部56を形成することで固定部材5の剛性を向上させ、これによって基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制するように構成してもよい。
また、ハウジング取付部52に立上り部54を形成するとともに、基板取付部51にハウジング取付部52の立上り部に係合する係合腕部55を形成することで、基板取付部51とハウジング取付部52との成す角度が変化する固定部材5の変形を規制するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、変形規制部53を構成する立上り部54および係合腕部55を基板取付部51およびハウジング取付部52にそれぞれ一体に形成することで固定部材5を変形規制部53も含めて単一の金属板により構成する例について示したが、これに限らず、固定部材5とは別体の変形規制部材を固定部材5に取り付ける構成であってもよい。
本発明の一実施形態による表面実装コネクタを背面側から見た状態を示した斜視図である。 図1に示した表面実装コネクタの固定部材を示した斜視図である。 図2に示した固定部材の背面図である。 図2に示した固定部材の平面図である。 図2に示した固定部材の側面図である。 図1に示した表面実装コネクタを回路基板上に取り付けた状態を示した部分断面図である。 本発明の変形例による固定部材の斜視図である。 図7に示した固定部材の断面図である。 従来の表面実装コネクタを示した斜視図である。 図9に示した表面実装コネクタを回路基板上に取り付けた状態を示した部分断面図である。
符号の説明
1 表面実装コネクタ
2 絶縁ハウジング(ハウジング)
3 端子
4 回路基板(基板)
5 固定部材
51 基板取付部
52 ハウジング取付部
53 変形規制部
54 立上り部(第1係合部)
54a 基部
54b 先端部
55 係合腕部(第2係合部)

Claims (6)

  1. 基板に実装される表面実装コネクタであって、
    前記基板の実装面に接続される複数の端子と、
    前記複数の端子を前記実装面に沿う特定の端子配列方向に配列した状態で保持するハウジングと、
    前記ハウジングの前記端子配列方向の両端部に設けられて前記ハウジングを前記基板に固定する固定部材とを備え、
    前記固定部材は、
    前記実装面に沿う状態で前記基板に半田付けにより取り付けられる基板取付部と、
    前記基板取付部の端部から立ち上がり、前記ハウジングの前記端子配列方向の端部に取り付けられるハウジング取付部とを含み、
    前記基板取付部および前記ハウジング取付部が単一の金属板により形成されるとともに、
    前記固定部材は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部に亘って設けられて前記基板取付部と前記ハウジング取付部との成す角度が変化する前記固定部材の変形を規制する変形規制部をさらに含むことを特徴とする表面実装コネクタ。
  2. 前記固定部材は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部に前記変形規制部も含めて単一の金属板により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表面実装コネクタ。
  3. 前記変形規制部は、前記基板取付部の側面と前記ハウジング取付部の側面とを連結することを特徴とする請求項1または2に記載の表面実装コネクタ。
  4. 前記変形規制部は、
    前記基板取付部および前記ハウジング取付部の一方の側面から立ち上がる第1係合部と、
    前記基板取付部および前記ハウジング取付部の他方の側面から前記第1係合部側に延びる第2係合部とを含み、
    前記第1係合部と前記第2係合部とが係合されることを特徴とする請求項3に記載の表面実装コネクタ。
  5. 前記第1係合部および前記第2係合部は、前記第2係合部が前記第1係合部に巻き付くことで係合されることを特徴とする請求項4に記載の表面実装コネクタ。
  6. 前記第1係合部は、前記基板取付部および前記ハウジング取付部の一方の側面から立ち上がる基部と、前記基部の先端に形成される前記基部より前記端子配列方向に幅広の先端部とを有しており、
    前記第2係合部は、前記先端部の下端縁に接する状態で前記基部の外周に巻き付いていることを特徴とする請求項5に記載の表面実装コネクタ。
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