JP2013235772A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子が圧入される端子挿通穴を複雑な穴構造とすることなく、糸バリの発生を抑制することができ、端子を確実に保持することが可能な構造のコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタハウジング3に端子5が挿通される端子挿通穴37と、端子5の圧入肩部52が収容される圧入肩収容部39と、端子5の圧入保持部53が圧入・保持される圧入保持壁部40とが設けられる。圧入保持部53の圧入保持壁部40への圧入時に圧入保持壁部40を撓み変形可能とし、端子5の圧入保持部53の圧入保持壁部40への圧入状態で端子5を保持可能とする撓み許容部41を端子保持部32に設けている。
【選択図】図4

Description

本発明は自動車等に搭載される各種機器との電気接続に用いられるコネクタに関し、特にコネクタハウジングへの端子の装着に際して糸バリの発生を抑制することが可能なコネクタに関する。
自動車等に用いられるコネクタには、プリント配線基板に取り付けられてプリント配線基板の回路と各種機器からの相手端子とを接続する構造のものがある。このような構造のコネクタは、プリント配線基板上に固定されるコネクタハウジングと、コネクタハウジングに対して圧入によって保持された複数の端子とを備えている。コネクタハウジングに保持された端子の一端はプリント配線基板に形成されている回路に接続され、他端がコネクタハウジングに嵌められる相手コネクタの相手端子に接続される。
端子は細幅で延びる端子本体と、端子本体に形成された圧入部とを有している。端子本体は長さ方向の一端がプリント配線基板の回路に接続され、他端が相手端子に接続される。圧入部は端子本体よりも幅広形状となった状態で端子本体の長さ方向の略中央分に形成されている。この圧入部はコネクタハウジングに形成されている端子挿通穴に端子を挿入する際に、端子挿通穴の中間部分に形成されている保持穴部に圧入される。この圧入によって圧入部が保持穴部に保持され、これにより端子の全体がコネクタハウジングに保持される。この圧入部を保持するため、コネクタハウジングの保持穴部は圧入部よりも幾分、小さな穴寸法となるように形成されており、端子の圧入部は保持穴部の内壁面を擦りながら保持穴部に圧入される。このことにより圧入部が保持穴部の内壁面に大きな保持力で挟み込まれる。
このような端子のコネクタハウジングへの圧入においては、圧入部の圧入時に高い接触力が作用し、この高い接触力によって糸バリが発生する。糸バリは端子の表面を被覆している錫メッキ層が剥がれることによって生じた金属のバリである。このような糸バリは、回路や端子相互の短絡やノイズの発生原因となるため、糸バリの発生を抑制する必要がある。
特許文献1には、糸バリの発生を考慮した従来構造のコネクタが開示されている。このコネクタは、端子が挿通されるコネクタハウジングの端子挿通穴の内部に糸バリ収納部を形成するものである。糸バリ収納部は端子の圧入部が圧入される保持穴部と連通するように保持穴部の下流側に形成されている。また、糸バリ収納部は保持穴部よりも小さな幅寸法で且つ端子挿通穴よりも大きな幅寸法の容積となるようにその大きさが設定される。
このように設けられた糸バリ収納部は、保持穴部への端子の圧入部の圧入の際に発生した糸バリを収納するため、糸バリが端子挿通孔内を圧入方向に移動してコネクタハウジングから排出されることを防止する。これにより糸バリによる短絡やノイズの発生を防止することが可能となっている。
特開2009−146659号公報
しかしながら、従来構造のコネクタでは、コネクタハウジングに糸バリ収納部を形成するために端子挿通穴が複雑となる問題を有している。すなわち糸バリ収納部は端子挿通穴よりも大きく保持穴部よりも小さな寸法であるため、端子挿通穴を多数の段付き穴構造とする必要がある。そして、このような段付きで複雑な端子挿通穴をコネクタハウジングに設ける場合には、コネクタハウジングを成形する金型が複雑となる問題も発生する。さらに従来構造のコネクタでは、端子の圧入部を保持穴部に圧入する際の接触力によって保持穴部の内壁が削れるため、必要な大きさの端子保持力を確保できなくなる問題も有している。
そこで本発明は、段付き穴等の複雑な穴構造とすることなく、糸バリの発生を抑制することができ、しかも端子を確実に保持することが可能な構造のコネクタを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、端子を保持する端子保持部が設けられたコネクタハウジングと、前記端子保持部に圧入部が圧入されて前記コネクタハウジングに保持される端子とを有するコネクタであって、前記端子の圧入部に圧入肩部と、この圧入肩部より幅狭の圧入保持部とが設けられ、前記コネクタハウジングに前記端子が挿通される端子挿通穴と、前記端子の圧入肩部が収容される圧入肩収容部と、前記圧入保持部が圧入・保持される圧入保持壁部とが設けられ、前記端子の圧入保持部の前記圧入保持壁部への圧入時に該圧入保持壁部を撓み変形可能とし、前記端子の圧入保持部の前記圧入保持壁部への圧入状態で前記端子を保持可能とする撓み許容部を前記端子保持部に設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングの端子保持部に複数箇所の端子挿通穴が設けられ、これらの端子挿通穴に前記端子がそれぞれ挿通されると共に、複数個の端子がそれぞれ圧入保持壁部に圧入・保持され、前記撓み許容部が、前記端子挿通穴に沿って形成されたスリット状の逃げ溝であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングは、前記端子挿通穴と前記圧入肩収容部と前記圧入保持壁部とが設けられた端子保持部と、この端子保持部を基板に固定する固定脚部とで形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、端子の圧入保持部の圧入時に端子保持部の圧入保持壁部を撓み変形可能とし、端子の圧入保持部の圧入状態で端子を保持可能とする撓み許容部を設けているため、端子の圧入時に圧入保持壁部が逃げ方向に撓み、この撓みにより端子の糸バリの発生を抑制できる。このため糸バリを収納するための糸バリ収納部を端子挿通穴に形成する必要がなく、端子挿通穴を複雑な穴構造とする必要がなく、コネクタハウジングを成形する金型を複雑にする必要がなくなる。
また、端子の圧入保持部の圧入時に端子保持部の圧入保持壁部が撓んで逃げるため、圧入保持壁部の内壁が端子の圧入保持部によって削られることがない。このため圧入保持部の保持力を確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、コネクタハウジングの端子保持部に複数箇所の端子挿通穴が設けられているため、複数の端子を保持することができる。また、撓み許容部を端子挿通穴に沿って形成されたスリット状の逃げ溝としているため、撓み許容部を簡単な構造とすることができる。しかも、端子挿通穴周囲を均肉化することができ、コネクタハウジングの成形時における寸法安定性を確保することができる。
請求項3記載の発明によれば、端子挿通穴と圧入肩収容部と圧入保持壁部とが設けられた端子保持部と、端子保持部を基板に固定する固定脚部とによってコネクタハウジングを形成しているため、コネクタハウジングを簡単な構造とすることができ、その成形が容易となる。
本発明の一実施形態のコネクタにおけるコネクタハウジングを示す斜視図である。 コネクタハウジングの正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図3におけるB部拡大断面図である。 コネクタハウジングに端子を圧入する状態を示す断面図である。 本発明の別の実施形態のコネクタハウジングを示す斜視図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。図1は本発明の一実施形態のコネクタ1に用いられるコネクタハウジング2の斜視図、図2はコネクタハウジング2の正面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は図3におけるB部拡大断面図、図5は端子5を圧入した状態を示す断面図である。
コネクタ1は図1〜図3に示すコネクタハウジング3と、このコネクタハウジング3に取り付けられる図5に示す端子5とを備えている。
図1〜図3に示すようにコネクタハウジング3はガラス繊維強化樹脂等の絶縁性樹脂により形成されており、外殻となるフード部31と、フード部31の内部に一体に形成された端子保持部32と、フード部31の外部に形成された固定脚部33とを有しており、全体がプリント配線基板等の基板(図示省略)上に固定される。
この実施形態において、フード部31は横長の直方体形状に形成されており、基板の上面に当接する横長の底壁部34と、底壁部34と対向した横長の頂壁部35と、底壁部34及び頂壁部35の幅方向(図2における左右方向)の両端部を連結する左右の側壁部36とを有している。このフード部31には、相手コネクタ(図示省略)が前面側(図1における左側)から嵌合し、この嵌合によりコネクタ1と相手コネクタとの電気的接続が行われる。このためフード部31の前面側は、相手コネクタが嵌合する相手コネクタ嵌合口7となっている。以下、この実施形態において図3及び図4の左右方向を幅方向、前後方向を長さ方向として説明する。
図1及び図2に示すように、固定脚部33はフード部31の左右の側壁部36の外側に形成されている。固定脚部33はコネクタ1を基板に固定するための部材である。
端子保持部32は図2に示すように、フード部31の内部に上下2段となって設けられている。それぞれの端子保持部32は横長となるように延びており、幅方向の両端部がフード部31の左右の側壁部36に掛け渡されて側壁部36と一体となっている。図3に示すように、上下2段の端子保持部32はフード部31の中間部分に位置するようにフード部31の内部に設けられており、相手コネクタは端子保持部32の前方側の相手コネクタ嵌合口7からフード部31に嵌合する。
上下2段の端子保持部32のそれぞれには、端子5が挿入される端子挿通穴37が複数形成されている(図3参照)。それぞれの端子挿通穴37は端子保持部32に対して前後方向に貫通するように形成されている。この場合、それぞれの端子挿通穴37に対応した端子保持部32の前面部分には、相手コネクタに取り付けられている相手端子が挿入する相手端子挿入口38が開設されている(図2参照)。
端子5は、黄銅等の銅合金からなる母材の表面に銅やニッケルを下地とした錫メッキが被覆されている。図5に示すように端子5は、断面矩形状に形成されコネクタハウジング3の前後方向(長さ方向)に延びた所定長さの針状体となっており、長さ方向の前側部分(図5における下側部分)は相手端子が接触する相手端子接続部となり、長さ方向の後側部分(図5における上側部分)は半田付け等により基板の回路に接続される基板接続部となっている。基板接続部は終端部分が基板方向に屈曲されることにより基板の回路への接続が容易となっている。
端子5の長さ方向の中間部分はコネクタハウジング3の端子保持部32に圧入される圧入部51となっている。圧入部51は幅広の矩形断面形状となっている圧入肩部52と、圧入肩部52よりも幅狭の矩形断面形状となっている圧入保持部53とが長さ方向に連続することにより形成されている。圧入保持部53は全長にわたって同じ幅狭となっている。
図4は上段側の端子保持部32の内部を示す平面図であり、下段側の端子保持部32も同様な構造となっている。複数の端子挿通穴37は端子保持部32を前後方向(長さ方向)に貫通した状態で横並び状に形成されている。端子保持部32には、それぞれの端子挿通穴37に対応した圧入肩収容部39と圧入保持壁部40とが形成されている。
圧入肩収容部39は端子5の幅広の圧入部51が圧入される部位であり、端子の圧入部51と同等か若干、幅が狭い矩形穴となっている。圧入肩収容部39は端子挿通穴37の一部を形成するものであり、圧入肩収容部39の前方側には端子挿通穴37が連続している。
圧入保持壁部40は圧入肩収容部39の前方側に連続している端子挿通穴37を囲む壁体によって形成されている。圧入保持壁部40内の端子挿通穴37には端子5の圧入保持部53が圧入される。この圧入により端子5の圧入保持部53が圧入保持壁部40に保持される。この場合、圧入肩収容部39と端子挿通穴37との境界部分には、テーパー状の面取部43が形成されており、端子5の圧入保持部53の端子挿通穴37への挿入が円滑になされるようになっている。
以上に加えて端子保持部32には撓み許容部41が形成されている。撓み許容部41は圧入保持壁部40に形成されるものであり、この実施形態では圧入保持壁部40に形成されたスリット状の逃げ溝42となっている。撓み許容部41としてのスリット状の逃げ溝42は、隣接した端子挿通穴37の間の圧入保持壁部40に形成されるものであり、圧入保持壁部40に長さ方向に沿って設けられている。
このような逃げ溝42は隣接している端子挿通穴37の間で端子挿通穴37の長さ方向に沿って形成されるものである。かかる逃げ溝42を隣接している端子挿通穴37の間に設けることにより、端子保持部32の圧入保持壁部40には撓み変形及び復元可能な弾性が付与される。すなわち、端子挿通穴37に端子5の圧入保持部53を圧入すると、圧入保持壁部40は図5の矢印Hで示す方向へ弾性的に撓み変形することができる。この撓み変形により端子挿通穴37が幾分広がるため、圧入保持壁部40との接触力(摩擦力)が小さい状態で圧入保持部53を端子挿通穴37に圧入することができる。そして端子5の圧入保持部53を端子挿通穴37に圧入した後においては、圧入保持壁部40が弾性によって復元するため、圧入保持壁部40が端子5の圧入保持部53を保持した状態となる。
次に、端子5をコネクタハウジング3に取り付ける操作を説明する。
端子5はコネクタハウジング3の端子保持部32に対し、相手端子接続部側からそれぞれの端子挿通穴37に圧入する。この圧入により、端子5の圧入保持部53が端子挿通穴37に進入する。端子挿通穴37を囲む圧入保持壁部40には、逃げ溝42が形成されているため、圧入保持部53の圧入に伴って圧入保持壁部40が逃げ溝42方向に撓んで圧入保持部53から逃げる。このため圧入保持部53と圧入保持壁部40との接触力が小さくなり、端子5の圧入保持部53の表面に形成されている錫メッキが剥がれることによる糸バリの発生を抑制することができる。
圧入保持部53の圧入を継続することにより、端子5の圧入肩部52が端子保持部32の圧入肩収容部39に圧入されて保持された後、端子5の圧入が停止する。端子5の圧入が停止した状態では、圧入保持壁部40が弾性により復元して圧入保持部53に食いつく。これにより圧入保持部53が圧入保持壁部40に保持されて端子5の全体が端子保持部32に保持される。
このような実施形態では、端子5の圧入時に圧入保持壁部40が逃げ方向に撓んで糸バリの発生を抑制できるため、糸バリを収納するための糸バリ収納部を端子挿通穴37に形成する必要がなく、端子挿通穴37を複雑な穴構造とする必要がない。このため、コネクタハウジング3を成形する金型を複雑にする必要がなくなる。
また、端子5の圧入保持部53の圧入時に端子保持部32の圧入保持壁部40が撓んで逃げるため、圧入保持壁部40の内壁が圧入保持部53によって削られることがなく、圧入保持部53の保持力を確保することができる。
また、撓み許容部41を端子挿通穴37に沿って形成したスリット状の逃げ溝42によって形成しているため、撓み許容部41を簡単な構造とすることができる。
また、この実施形態では、スリット状の逃げ溝42を端子挿通穴37周囲の圧入保持壁部40に形成することにより、端子挿通穴37周囲を均肉化することができ、コネクタハウジング3の成形時における寸法安定性を確保することができる。
図6は、本発明の別の実施形態のコネクタにおけるコネクタハウジング3Aを示す。この実施形態のコネクタハウジング3Aは端子保持部32と、固定脚部33とによって形成されている。
端子保持部32は横長の板形状となっており、固定脚部33は端子保持部32の左右の側壁部36の外面に形成されている。端子保持部32においては、長さ方向に沿って複数の端子挿通穴37が形成され、それぞれの端子挿通穴37に圧入肩収容部(図示省略)及び圧入保持壁部40が形成されている。圧入保持壁部40には、上記実施形態と同様にスリット状の逃げ溝からなる撓み許容部が形成されており、端子の圧入保持部を端子挿通穴37に圧入する際に、圧入保持壁部40が逃げ方向に撓み変形し、圧入後には復元により圧入保持壁部40が圧入保持部に食い込んで圧入保持部を保持する。
従って、この実施形態においても、糸バリの発生を抑制することができるため、糸バリ収納部を端子挿通穴37に形成する必要がなく、端子挿通穴37を簡単な構造とすることができ、コネクタハウジング3Aを成形する金型を複雑にする必要がない。特にこの実施形態では、端子保持部32の上下を覆う底壁部及び頂壁部を省いた構造であるため、コネクタハウジング3を簡単な形状とすることができ、コネクタハウジング3の成形が容易となる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、以上の実施形態では、端子5の圧入の際に圧入保持壁部40がコネクタハウジング3の左右方向に逃げるように撓んでいるが、圧入保持壁部40はコネクタハウジング3の上下方向に撓むようにしても良い。この場合には、逃げ溝42を端子挿通穴37の上下に設けることにより可能となる。また、左右方向及び上下方向に撓むようにすることも可能である。
また、端子5を相手端子接続部側から端子挿通穴37に圧入しているが、相手端子接続部と反対の基板接続部側から端子挿通穴37に圧入しても良い。
また、撓み許容部41を逃げ溝42によって形成しているが、撓み許容部41としては端子5の端子挿通穴37への圧入の際に撓んだ後、復元して端子5に食いつく弾性を有していれば良く、圧入保持壁部40に薄肉部を形成した構造であっても良い。
また、端子保持部32に複数の端子挿通穴37を設けているが、端子挿通穴37は単数であっても良い。
1 コネクタ
3、3A コネクタハウジング
5 端子
31 フード部
32 端子保持部
33 固定脚部
37 端子挿通穴
39 圧入肩収容部
40 圧入保持壁部
41 撓み許容部
42 逃げ溝
51 圧入部
52 圧入肩部
53 圧入保持部

Claims (3)

  1. 端子を保持する端子保持部が設けられたコネクタハウジングと、前記端子保持部に圧入部が圧入されて前記コネクタハウジングに保持される端子とを有するコネクタであって、
    前記端子の圧入部に圧入肩部と、この圧入肩部より幅狭の圧入保持部とが設けられ、
    前記コネクタハウジングに前記端子が挿通される端子挿通穴と、前記端子の圧入肩部が収容される圧入肩収容部と、前記圧入保持部が圧入・保持される圧入保持壁部とが設けられ、
    前記端子の圧入保持部の前記圧入保持壁部への圧入時に該圧入保持壁部を撓み変形可能とし、前記端子の圧入保持部の前記圧入保持壁部への圧入状態で前記端子を保持可能とする撓み許容部を前記端子保持部に設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングの端子保持部に複数箇所の端子挿通穴が設けられ、これらの端子挿通穴に前記端子がそれぞれ挿通されると共に、複数個の端子がそれぞれ圧入保持壁部に圧入・保持され、
    前記撓み許容部が、前記端子挿通穴に沿って形成されたスリット状の逃げ溝であることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、前記端子挿通穴と前記圧入肩収容部と前記圧入保持壁部とが設けられた端子保持部と、この端子保持部を基板に固定する固定脚部とで形成されていることを特徴とするコネクタ。
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