JP2014099391A - 電気接続用端子及びこれを備えたコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の接点部に接続対象物が接触した後、第2の接点部に相手側端子が接触しても、接続対象物に対する第1の接点部の接触圧を低下させることのない電気接続用端子及びこれを備えたコネクタを提供する。
【解決手段】端子13の第2の接点部13a−2を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧すると、第1の接点部13a−1が相手側端子22と接触した状態で第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位しようとするため、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧が高くなり、第1の接点部13a−1に相手側端子22が接触した後、第2の接点部13a−2に相手側端子22が接触しても、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧が低下することがない。
【選択図】図10

Description

本発明は、例えば基板同士を接続するコネクタに用いられ、相手側端子と電気的に接続するために用いられる電気接続用端子及びこれを備えたコネクタに関するものである。
従来、この種のコネクタとしては、相手側コネクタの接続部が挿入されるコネクタ本体と、コネクタ本体内に互いに幅方向に間隔をおいて配列された複数の端子とを備え、コネクタ本体に相手側端子が挿入されると、コネクタ本体の各端子が接続対象物の挿入方向に対して直交する方向に弾性変形しながら相手側端子に接触するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このコネクタに用いられる端子は、互いに相手側端子の挿入方向に間隔をおいて配置された第1及び第2の接触部と、第1の接触部が設けられ、相手側端子との接触方向に弾性変形可能な第1の弾性片部と、第2の接触部が設けられ、相手側端子との接触方向に弾性変形可能な第2の弾性片部とを備え、第1及び第2の接触部が相手側端子の幅方向同一位置に接触するようになっている。
即ち、前記端子においては、相手側端子が挿入されると、第1の接触部が第2の接触部よりも先に相手側端子に接触するので、相手側端子にゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、第1の接触部によって異物が除去され、第2の接触部と相手側端子との導通不良を防止することができる。
特開2002−175847号公報
ところで、前記端子では、第1及び第2の弾性片部が端子本体からそれぞれ相手側端子に向かって斜めに延びるように形成されているため、第1及び第2の弾性片部の一方が弾性変形すると、他方の弾性片部も同一方向に変位する。このため、第1の接触部が相手側端子に接触した後、第2の接触部が相手側端子に接触すると、第1の弾性片部も第2の弾性片部と同一方向に変位することから、相手側端子に対する第1の接触部の接触圧が低下し、第1の接触部による異物除去効果が十分に得られないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1の接点部に接続対象物が接触した後、第2の接点部に相手側端子が接触しても、接続対象物に対する第1の接点部の接触圧を低下させることのない電気接続用端子及びこれを備えたコネクタを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して移動自在な可動ハウジングとを備えたコネクタに用いられ、固定ハウジング及び可動ハウジングに保持され、接続対象物の挿入方向に対して直交する方向に弾性変形することにより、接続対象物と接触する電気接続用端子において、接続対象物に接触する第1及び第2の接点部が互いに接続対象物の挿入方向に間隔をおいて設けられ、接続対象物が挿入されると第1の接点部が第2の接点部よりも先に接続対象物に接触する接触部と、可動ハウジングに固定される第1の固定部と、接触部と第1の固定部との間に形成された弾性片部と、弾性片部に第1の固定部寄りに設けられた第1の支点部と、弾性片部に接触部寄りに設けられた第2の支点部と、固定ハウジングに固定される第2の固定片部と、第1の固定片部と第2の固定片部との間に弾性変形可能に形成された可動部とを備え、第1の接点部を接続対象物との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部が第1の支点部を支点に弾性変形することにより、第2の接点部が第1の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位し、第2の接点部を接続対象物との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部が第2の支点部を支点に弾性変形することにより、第1の接点部が第2の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位するように形成している。
これにより、第1の接点部に接続対象物が接触すると、弾性片部が第1の支点部を支点に接続対象物との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部が第1の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位することから、第2の接点部が第1の接点部よりも接続対象物との接触方向に突出し、第2の接点部に接続対象物が接触するための第2の接点部の突出量が十分に確保される。次に、第2の接点部に接続対象物が接触すると、弾性片部が第2の支点部を支点に接続対象物との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部が接続対象物に接触しながら押圧されるが、第1の接点部は接続対象物に接触した状態で第2の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位しようとすることから、接続対象物に対する第1の接点部の接触圧が高くなる。これにより、第1の接点部に接続対象物が接触した後、第2の接点部に接続対象物が接触しても、接続対象物に対する第1の接点部の接触圧が低下することがない。
本発明によれば、第1の接点部に接続対象物が接触した後、第2の接点部に接続対象物が接触しても、接続対象物に対する第1の接点部の接触圧を低下させることがないので、第1の接点部による異物除去効果を十分に得ることができる。
本発明の電気接続用端子を備えたコネクタの第1の実施形態を示す斜視図 コネクタの側面断面図 端子の斜視図 端子の要部側面図 相手側コネクタとの接続工程を示す側面断面図 相手側コネクタとの接続状態を示す側面断面図 端子の動作説明図 端子の動作説明図 相手側端子との接触時の端子の動作説明図 相手側端子との接触時の端子の動作説明図 本発明の電気接続用端子を備えたコネクタの第2の実施形態を示す斜視図 コネクタの側面断面図 端子の側面図 端子の要部側面図 相手側コネクタとの接続工程を示す側面断面図 相手側コネクタとの接続状態を示す側面断面図 端子の動作説明図 端子の動作説明図 相手側端子との接触時の端子の動作説明図 相手側端子との接触時の端子の動作説明図
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態を示すもので、例えば一対のプリント基板同士を接続するために用いられるコネクタを示すものである。
このコネクタ10は、図示しない基板に固定され、他の基板に固定された相手側コネクタ20と接続して使用されるものである。
コネクタ10は、一方の基板(図示せず)に固定される固定ハウジング11と、固定ハウジング11に対して移動自在な可動ハウジング12と、固定ハウジング11及び可動ハウジング12に保持された複数の端子13とから構成され、各端子13は互いにコネクタの幅方向に間隔をおいて配列されるとともに、前後二列に配置されている。
固定ハウジング11は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。第1の固定ハウジング11は、前面部11a、背面部11b及び左右側面部11cからなり、その中央部は上方及び下方に開口している。また、前面部11a及び背面部11bには、各端子13を固定する複数の固定孔11dが設けられている。
可動ハウジング12は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。可動ハウジング12は、固定ハウジング11の内形よりも小さい外形に形成され、固定ハウジング11内に前後方向及び幅方向に移動可能に配置されている。可動ハウジング12は上面を開口した中空状に形成され、その前面側及び背面側には各端子13を固定する複数の固定孔12aが設けられている。
各端子13は、導電性の金属からなり、前列側の端子13と後列側の端子13が前後方向に間隔をおいて配置されている。端子13は、接続対象物としての相手側端子に前後方向(相手側端子の挿入方向に直交する方向)から接触する接触部13aと、可動ハウジング12に固定される第1の固定片部13bと、接触部13aと第1の固定片部13bとの間に形成された弾性片部13cと、固定ハウジング11に固定される第2の固定片部13dと、第1の固定片部13bと第2の固定片部13dとの間に弾性変形可能に形成された可動部13eと、基板に接続される基板接続部13fとからなり、前列側の第1の端子13と後列側の端子13は互いに接触部13a同士が対向するように配置されている。
接触部13aは、相手側コネクタ20の端子に接触する第1の接点部13a−1及び第2の接点部13a−2が互いに上下方向(相手側端子の挿入方向)に間隔をおいて設けられ、相手側端子が挿入されると第1の接点部13a−1が第2の接点部13a−2よりも先に相手側端子に接触するようになっている。接触部13aは二股状に形成され、二股部分の先端部にそれぞれ第1及び第2の接点部13a−1,13a−2が設けられている。
第1の固定片部13bは、上方に向かって延びるように形成され、可動ハウジング12の固定孔12aに圧入されることにより可動ハウジング12に固定されている。
弾性片部13cは、第1の固定片部13bの下端側から前後方向に延びるとともに、略L字状に上方に屈曲して接触部13aよりも上方まで上下方向に延び、更に下方に向かって逆U字状に屈曲して接触部13aの上端まで延びるように形成されている。弾性片部13cは、第1の固定片部13b寄り(略L字状の屈曲部分)に設けられた第1の支点部13c−1と、接触部13a寄り(逆U字状の屈曲部分)に設けられた第2の支点部13c−2とを有し、各支点部13c−1,13c−2を支点に前後方向に弾性変形するようになっている。
第2の固定片部13dは、上方に向かって延びるように形成され、固定ハウジング11の固定孔11dに圧入されることにより固定ハウジング11に固定されている。
可動部13eは、第1の固定片部13bの下端から第2の固定片部13dの下端に亘って略Ω形をなすように屈曲しており、前後方向、幅方向及び上下方向に弾性変形するように形成されている。
基板接続部13fは、第2の固定片部13dの下端から固定ハウジング11の前後方向外側に向かって延びるように形成され、その先端側が基板に半田付けされるようになっている。
前記端子13においては、相手側端子の挿入方向に対し、上方から下方に向かって、第2の支点部13c−2、第1の接点部13a−1、第2の接点部13a−2及び第1の支点部13c−1が順次配置されている。この場合、図4に示すように、第2の支点部13c−2から第2の接点部13a−2までの距離L1 は、第2の支点部13c−2から第1の接点部13a−1までの距離L2 よりも長くなっている。また、相手側端子の挿入方向に対する第1及び第2の支点部13c−1,13c−2間の中間点Pよりも上方(第2の支点部13c−2側)に第1の接点部13a−1が配置され、前記中間点Pよりも下方(第1の支点部13c−1側)に第2の接点部13a−2が配置されている。尚、中間点Pは、第1の支点部13c−1から中間点Pまでの上下方向の距離をH1 とし、第2の支点部13c−2から中間点Pまでの上下方向の距離をH2 とした場合、H1 =H2 となる位置である。
これにより、図7に示すように第1の接点部13a−1を相手側端子との接触方向の反対方向(X1 方向)に押圧すると、弾性片部13cが第1の支点部13c−1を支点にX1 方向に弾性変形することにより、接触部13a自体はX1 方向に変位するが、接触部13aの第2の接点部13a−2は第1の接点部13a−1よりも相対的に相手側端子との接触方向(X2 方向)に変位し、X2 方向にα1 だけ突出するようになっている。また、図8に示すように第2の接点部13a−2をX1 方向に押圧すると、弾性片部13cが第2の支点部13c−2を支点にX1 方向に弾性変形することにより、接触部13a自体はX1 方向に変位するが、接触部13aの第1の接点部13a−1は第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子との接触方向に変位し、X2 方向にα2 だけ突出するようになっている。その際、第2の支点部13c−2から第2の接点部13a−2までの距離L1 が、第2の支点部13c−2から第1の接点部13a−1までの距離L2 よりも長くなっているので、同じ支点(第2の支点部13c−2)を中心に変位する第1及び第2の接点部13a−1,13a−2は、第1の接点部13a−1の変位量S1 が第2の接点部13a−2の変位量S2 よりも小さくなり、それぞれの変位量S1 ,S2 の差α2 だけ第1の接点部13a−1が第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子との接触方向に変位することになる。
また、第1の接点部13a−1は、第1及び第2の支点部13c−1,13c−2間の中間点Pよりも第2の支点部13c−2側に配置されているので、第1の接点部13a−1から第2の支点部13c−2までの距離よりも第1の接点部13a−1から第1の支点部13c−1までの距離の方が長くなり、第1の接点部13a−1を押圧した際、弾性片部13cが第1の支点部13c−1を支点に弾性変形しやすくなる。一方、第2の接点部13a−2は、中間点Pよりも第1の支点部13c−1側に配置されているので、第2の接点部13a−2から第1の支点部13c−1までの距離よりも第2の接点部13a−2から第2の支点部13c−2までの距離の方が長くなり、第2の接点部13a−2を押圧した際、弾性片部13cが第2の支点部13c−2を支点に弾性変形しやすくなる。
相手側コネクタ20は、コネクタ10と嵌合するハウジング21と、ハウジング21に互いに幅方向に間隔をおいて保持された複数の相手側端子22とを備え、ハウジング21の下面にはコネクタ10の前後の端子13間に挿入される突出部21aが設けられている。
各相手側端子22は、互いにコネクタの幅方向に間隔をおいて配列されるとともに、前後二列に配置されている。相手側端子22は、コネクタ10の端子13に接触する接触部22aと、他方の基板(図示せず)に接続される基板接続部22bとからなり、前列側の端子22と後列側の端子22は互いに接触部22a同士が突出部21aを間に反対向きになるように配置されている。接触部22aは突出部21aに沿って上下方向に延びるように形成され、突出部21aに固定されている。基板接続部22bは、接触部22aの上端からハウジング21の上面に沿って前後方向外側に向かって延びるように形成され、その先端側が基板に半田付けされるようになっている。
前記コネクタ10は、図5に示すように相手側コネクタ20のハウジング21を可動ハウジング12に嵌合することにより、図6に示すように前列側の第1の端子13の接触部13aと後列側の端子13の接触部13aとの間に相手側コネクタ20の突出部21aが挿入され、コネクタ10の各端子13が相手側コネクタ20の各相手側端子22にそれぞれ接触してコネクタ10,20が互いに接続される。
その際、端子13の第1及び第2の接点部13a−1,13a−2が相手側端子22の挿入方向に間隔をおいて相手側端子22の幅方向同一位置に接触することから、同一の相手側端子22に対して端子13が二点接触する。即ち、可動ハウジング12に相手側端子22が挿入されると、端子13の第1の接点部13a−1が第2の接点部13a−2よりも先に相手側端子22の接触部22aに接触する。これにより、相手側端子22の接触部22aにゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、端子13の第1の接点部13a−1によって異物が除去された後、第2の接触部13a−2が接触することから、第2の接触部13a−2が異物による導通不良を生ずることなく相手側端子22に確実に接触する。
また、コネクタ10の端子13は、前述したように、第1の接点部13a−1を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧すると、第2の接点部13a−2が第1の接点部13a−1よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位するようになっているので、図9に示すように端子13の第1の接点部13a−1に相手側端子22が接触すると、弾性片部13cが第1の支点部13c−1を支点に相手側端子22との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部13a−2が第1の接点部13a−1よりも相対的に相手側コネクタ20との接触方向に変位する。これにより、第2の接点部13a−2が第1の接点部13a−1に対し、図7のα1 だけX2 方向に突出するため、第2の接点部13a−2に相手側端子22が接触するための第2の接点部13a−2の突出量が十分に確保される。
次に、図10に示すように端子13の第2の接点部13a−2に相手側端子22が接触すると、弾性片部13cが第2の支点部13c−2を支点に相手側端子22との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部13a−2が相手側端子22に接触しながら押圧される。その際、端子13は、前述したように、第2の接点部13a−2を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧すると、図中破線矢印に示すように第1の接点部13a−1が相手側端子22と接触した状態で第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位しようとするため、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧が高くなる。これにより、第1の接点部13a−1に相手側端子22が接触した後、第2の接点部13a−2に相手側端子22が接触しても、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧が低下することがない。
このように、本実施形態によれば、端子13の第1の接点部13a−1を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部13cが第1の支点部13c−1を支点に弾性変形することにより、端子13の第2の接点部13a−2が第1の接点部13a−1よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位し、端子13の第2の接点部13a−2を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部13cが第2の支点部13c−2を支点に弾性変形することにより、第1の接点部13a−1が第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位するようにしたので、第1の接点部13a−1に相手側端子22が接触した後、第2の接点部13a−2に相手側端子22が接触しても、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧を低下させることがなく、第1の接点部13a−1による異物除去効果を十分に得ることができる。
また、相手側端子22の挿入方向に対し、第2の支点部13c−2、第1の接点部13a−1、第2の接点部13a−2及び第1の支点部13c−1を順次配置し、第2の支点部13a−2から第2の接点部13a−2までの距離L1 が第2の支点部13c−2から第1の接点部13a−1までの距離L2 よりも長くなるようにしたので、第2の接点部13a−2を相手側端子22との接触方向の反対方向に押圧することにより、第1の接点部13a−1を確実に第2の接点部13a−2よりも相対的に相手側端子22との接触方向に変位させることができ、相手側端子22に対する第1の接点部13a−1の接触圧を高める上で極めて有利である。
更に、相手側端子22の挿入方向に対する第1及び第2の支点部13c−1,13c−2間の中間点Pよりも第2の支点部13c−2側に第1の接点部13a−1を配置し、中間点Pよりも第1の支点部13c−1側に第2の接点部13a−2を配置したので、第1の接点部13a−1を押圧した際、弾性片部13cが第1の支点部13c−1を支点に弾性変形しやすく、第2の接点部13a−2を押圧した際、弾性片部13cが第2の支点部13c−2を支点に弾性変形しやすくすることができ、端子13の前記動作を達成する上で極めて有利である。
また、端子13の接触部13aを、先端部に第1及び第2の接点部13a−1,13a−2をそれぞれ有する二股状に形成したので、第1及び第2の接点部13a−1,13a−2を互いに一体に変位させることができ、端子13の前記動作を達成する上で極めて有利である。
図11乃至図20は本発明の第2の実施形態を示すもので、例えば一対のプリント基板同士を接続するために用いられるコネクタを示すものである。
このコネクタ30は、図示しない基板に固定され、他の基板に固定された相手側コネクタ40と接続して使用されるものである。
コネクタ30は、一方の基板(図示せず)に固定される固定ハウジング31と、固定ハウジング31に対して移動自在な可動ハウジング32と、固定ハウジング31及び可動ハウジング32に保持された複数の端子33とから構成され、各端子33は互いにコネクタの幅方向に間隔をおいて配列されるとともに、前後二列に配置されている。
固定ハウジング31は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。第1の固定ハウジング31は、前面部31a、背面部31b及び左右側面部31cからなり、その中央部は上方及び下方に開口している。また、前面部31a及び背面部31bには、各端子33を固定する複数の固定溝31dが設けられている。
可動ハウジング32は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。可動ハウジング32は、固定ハウジング31の内形よりも小さい外形に形成され、固定ハウジング31内に前後方向及び幅方向に移動可能に配置されている。可動ハウジング32は上面を開口した中空状に形成され、その内部には底面の前後方向中央部から上方に向かって突出する突出部32aが設けられている。突出部32aは可動ハウジング32の幅方向に長い扁平状に形成され、その前面及び背面には各端子33を保持する複数の端子孔32bが設けられている。
各端子33は、導電性の金属からなり、前列側の端子33と後列側の端子33が前後方向に間隔をおいて配置されている。端子33は、接続対象物としての相手側端子に前後方向(相手側端子の挿入方向に直交する方向)から接触する接触部33aと、可動ハウジング32に固定される第1の固定片部33bと、接触部33aと第1の固定片部33bとの間に形成された弾性片部33cと、固定ハウジング31に固定される第2の固定片部33dと、第1の固定片部33bと第2の固定片部33dとの間に弾性変形可能に形成された可動部33eと、基板に接続される基板接続部33fとからなり、前列側の第1の端子33と後列側の端子33は互いに接触部33a同士が反対向きになるように配置されている。
接触部33aは、相手側コネクタ40の端子に接触する第1の接点部33a−1及び第2の接点部33a−2が互いに上下方向(相手側端子の挿入方向)に間隔をおいて設けられ、相手側端子が挿入されると第1の接点部33a−1が第2の接点部33a−2よりも先に相手側端子に接触するようになっている。接触部33aは二つの山形状に形成され、各山形部分の頂部部にそれぞれ第1及び第2の接点部33a−1,33a−2が設けられている。
第1の固定片部33bは、上方に向かって延びるように形成され、可動ハウジング32の端子孔32bの下端側に圧入されることにより可動ハウジング32に固定されている。
弾性片部33cは、第1の固定片部33bの上端側から上方に延びるとともに、前後方向に傾斜をなすように屈曲して接触部33aよりも上方まで斜め上方に延び、更に下方に向かって逆U字状に屈曲して接触部33aの上端まで延びるように形成されている。弾性片部33cは、第1の固定片部33b寄り(略L字状の屈曲部分)に設けられた第1の支点部33c−1と、接触部33a寄り(逆U字状の屈曲部分)に設けられた第2の支点部33c−2とを有し、各支点部33c−1,33c−2を支点に前後方向に弾性変形するようになっている。
第2の固定片部33dは、上方に向かって延びるように形成され、固定ハウジング31の固定溝31dに圧入されることにより固定ハウジング31に固定されている。
可動部33eは、第1の固定片部33bの下端から第2の固定片部33dの下端に亘って逆U字状をなすように屈曲しており、前後方向、幅方向及び上下方向に弾性変形するように形成されている。
基板接続部33fは、第2の固定片部33dの下端から固定ハウジング31の前後方向外側に向かって延びるように形成され、その先端側が基板に半田付けされるようになっている。
前記端子33においては、相手側端子の挿入方向に対し、上方から下方に向かって、第2の支点部33c−2、第1の接点部33a−1、第2の接点部33a−2及び第1の支点部33c−1が順次配置されている。この場合、図14に示すように、第2の支点部33c−2から第2の接点部33a−2までの距離L1 は、第2の支点部33c−2から第1の接点部33a−1までの距離L2 よりも長くなっている。また、相手側端子の挿入方向に対する第1及び第2の支点部33c−1,33c−2間の中間点Pよりも上方(第2の支点部33c−2側)に第1の接点部33a−1が配置され、前記中間点Pよりも下方(第1の支点部33c−1側)に第2の接点部33a−2が配置されている。尚、中間点Pは、第1の支点部33c−1から中間点Pまでの上下方向の距離をH1 とし、第2の支点部33c−2から中間点Pまでの上下方向の距離をH2 とした場合、H1 =H2 となる位置である。
これにより、図17に示すように第1の接点部33a−1を相手側端子との接触方向の反対方向(X1 方向)に押圧すると、弾性片部33cが第1の支点部33c−1を支点にX1 方向に弾性変形することにより、接触部33a自体はX1 方向に変位するが、接触部33aの第2の接点部33a−2は第1の接点部33a−1よりも相対的に相手側端子との接触方向(X2 方向)に変位し、X2 方向にα1 だけ突出するようになっている。また、図18に示すように第2の接点部33a−2をX1 方向に押圧すると、弾性片部33cが第2の支点部33c−2を支点にX1 方向に弾性変形することにより、接触部33a自体はX1 方向に変位するが、接触部33aの第1の接点部33a−1は第2の接点部33a−2よりも相対的に相手側端子との接触方向に変位し、X2 方向にα2 だけ突出するようになっている。その際、第2の支点部33c−2から第2の接点部33a−2までの距離L1 が、第2の支点部33c−2から第1の接点部33a−1までの距離L2 よりも長くなっているので、同じ支点(第2の支点部33c−2)を中心に変位する第1及び第2の接点部33a−1,33a−2は、第1の接点部33a−1の変位量S1 が第2の接点部33a−2の変位量S2 よりも小さくなり、それぞれの変位量S1 ,S2 の差α2 だけ第1の接点部33a−1が第2の接点部33a−2よりも相対的に相手側端子との接触方向に変位することになる。
また、第1の接点部33a−1は、第1及び第2の支点部33c−1,33c−2間の中間点Pよりも第2の支点部33c−2側に配置されているので、第1の接点部33a−1から第2の支点部33c−2までの距離よりも第1の接点部33a−1から第1の支点部33c−1までの距離の方が長くなり、第1の接点部33a−1を押圧した際、弾性片部33cが第1の支点部33c−1を支点に弾性変形しやすくなる。一方、第2の接点部33a−2は、中間点Pよりも第1の支点部33c−1側に配置されているので、第2の接点部33a−2から第1の支点部33c−1までの距離よりも第2の接点部33a−2から第2の支点部33c−2までの距離の方が長くなり、第2の接点部33a−2を押圧した際、弾性片部33cが第2の支点部33c−2を支点に弾性変形しやすくなる。
相手側コネクタ40は、コネクタ30と嵌合するハウジング41と、ハウジング41に互いに幅方向に間隔をおいて保持された複数の相手側端子42とを備え、ハウジング41の下端側にはコネクタ30の各端子33が内部に挿入される凹部41aが設けられている。
各相手側端子42は、互いにコネクタの幅方向に間隔をおいて配列されるとともに、前後二列に配置されている。相手側端子42は、コネクタ30の端子33に接触する接触部42aと、ハウジング41に固定される固定片部42bと、他方の基板(図示せず)に接続される基板接続部42cとからなり、前列側の端子42と後列側の端子42は互いに接触部42a同士が間隔をおいて対向するように配置されている。接触部42aは、凹部41aの内面に沿って上下方向に延びるように形成されている。また、固定片部42bは、ハウジング41に設けられた固定孔41bに圧入されることによりハウジング41に固定されている。基板接続部42cは、接触部42aの上端からハウジング41の上面に沿って前後方向外側に向かって延びるように形成され、その先端側が基板に半田付けされるようになっている。
前記コネクタ30は、図15に示すように相手側コネクタ40のハウジング41を可動ハウジング32に嵌合することにより、図16に示すように前列側の第1の端子33の接触部33aと後列側の端子33の接触部33aが相手側コネクタ40の凹部41a内に挿入され、コネクタ30の各端子33が相手側コネクタ40の各相手側端子42にそれぞれ接触してコネクタ30,40が互いに接続される。
その際、端子33の第1及び第2の接点部33a−1,33a−2が相手側端子42の挿入方向に間隔をおいて相手側端子42の幅方向同一位置に接触することから、同一の相手側端子42に対して端子33が二点接触する。即ち、可動ハウジング32に相手側端子42が挿入されると、端子33の第1の接点部33a−1が第2の接点部33a−2よりも先に相手側端子42の接触部42aに接触する。これにより、相手側端子42の接触部42aにゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、端子33の第1の接点部33a−1によって異物が除去された後、第2の接触部33a−2が接触することから、第2の接触部33a−2が異物による導通不良を生ずることなく相手側端子42に確実に接触する。
また、コネクタ30の端子33は、前述したように、第1の接点部33a−1を相手側端子42との接触方向の反対方向に押圧すると、第2の接点部33a−2が第1の接点部33a−1よりも相対的に相手側端子42との接触方向に変位するようになっているので、図19に示すように端子33の第1の接点部33a−1に相手側端子42が接触すると、弾性片部33cが第1の支点部33c−1を支点に相手側端子42との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部33a−2が第1の接点部33a−1よりも相対的に相手側コネクタ40との接触方向に変位する。これにより、第2の接点部33a−2が第1の接点部33a−1に対し、図17のα1 だけX2 方向に突出するため、第2の接点部33a−2に相手側端子42が接触するための第2の接点部33a−2の突出量が十分に確保される。
次に、図20に示すように端子33の第2の接点部33a−2に相手側端子42が接触すると、弾性片部33cが第2の支点部33c−2を支点に相手側端子42との接触方向の反対方向に弾性変形することにより、第2の接点部33a−2が相手側端子42に接触しながら押圧される。その際、端子33は、前述したように、第2の接点部33a−2を相手側端子42との接触方向の反対方向に押圧すると、図中破線矢印に示すように第1の接点部33a−1が相手側端子42と接触した状態で第2の接点部33a−2よりも相対的に相手側端子42との接触方向に変位しようとするため、相手側端子42に対する第1の接点部33a−1の接触圧が高くなる。これにより、第1の接点部33a−1に相手側端子42が接触した後、第2の接点部33a−2に相手側端子42が接触しても、相手側端子42に対する第1の接点部33a−1の接触圧が低下することがない。
このように、本実施形態によれば、端子33の第1の接点部33a−1を相手側端子42との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部33cが第1の支点部33c−1を支点に弾性変形することにより、端子33の第2の接点部33a−2が第1の接点部33a−1よりも相対的に相手側端子42との接触方向に変位し、端子33の第2の接点部33a−2を相手側端子42との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部33cが第2の支点部33c−2を支点に弾性変形することにより、第1の接点部33a−1が第2の接点部33a−2よりも相対的に相手側端子42との接触方向に変位するようにしたので、第1の接点部33a−1に相手側端子42が接触した後、第2の接点部33a−2に相手側端子42が接触しても、相手側端子42に対する第1の接点部33a−1の接触圧を低下させることがなく、第1の接点部33a−1による異物除去効果を十分に得ることができる。
また、相手側端子42の挿入方向に対し、第2の支点部33c−2、第1の接点部33a−1、第2の接点部33a−2及び第1の支点部33c−1を順次配置し、第2の支点部33a−2から第2の接点部33a−2までの距離L1 が第2の支点部33c−2から第1の接点部33a−1までの距離L2 よりも長くなるようにしたので、第2の接点部33a−2を相手側端子42との接触方向の反対方向に押圧することにより、第1の接点部33a−1を確実に第2の接点部33a−2よりも相対的に相手側端子42との接触方向に変位させることができ、相手側端子42に対する第1の接点部33a−1の接触圧を高める上で極めて有利である。
更に、相手側端子42の挿入方向に対する第1及び第2の支点部33c−1,33c−2間の中間点Pよりも第2の支点部33c−2側に第1の接点部33a−1を配置し、中間点Pよりも第1の支点部33c−1側に第2の接点部33a−2を配置したので、第1の接点部33a−1を押圧した際、弾性片部33cが第1の支点部33c−1を支点に弾性変形しやすく、第2の接点部33a−1を押圧した際、弾性片部33cが第2の支点部33c−2を支点に弾性変形しやすくすることができ、端子33の前記動作を達成する上で極めて有利である。
また、端子33の接触部33aを、先端部に第1及び第2の接点部33a−1,33b−1をそれぞれ有する二股状に形成したので、第1及び第2の接点部33a−1,33b−1を互いに一体に変位させることができ、端子33の前記動作を達成する上で極めて有利である。
尚、前記各実施形態では、固定部としての第1の固定片部13b,33bを取付対象物としての固定ハウジング11,31に固定するようにしたものを示したが、コネクタを用いずに、端子自体を取付対象物としての基板に半田付けして基板に直接固定するようにしたものであってもよい。
10…コネクタ、11…固定ハウジング、13…端子、13a…接触部、13b…第1の固定片部、13a−1…第1の接点部、13a−2…第2の接点部、13c…弾性片部、13c−1…第1の支点部、13c−2…第2の支点部、20…相手側コネクタ、22…相手側端子、30…コネクタ、31…固定ハウジング、33…端子、33a…接触部、33b…第1の固定片部、33a−1…第1の接点部、33a−2…第2の接点部、33c…弾性片部、33c−1…第1の支点部、33c−2…第2の支点部、40…相手側コネクタ、42…相手側端子。

Claims (6)

  1. 基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して移動自在な可動ハウジングとを備えたコネクタに用いられ、固定ハウジング及び可動ハウジングに保持され、接続対象物の挿入方向に対して直交する方向に弾性変形することにより、接続対象物と接触する電気接続用端子において、
    接続対象物に接触する第1及び第2の接点部が互いに接続対象物の挿入方向に間隔をおいて設けられ、接続対象物が挿入されると第1の接点部が第2の接点部よりも先に接続対象物に接触する接触部と、
    可動ハウジングに固定される第1の固定部と、
    接触部と第1の固定部との間に形成された弾性片部と、
    弾性片部に第1の固定部寄りに設けられた第1の支点部と、
    弾性片部に接触部寄りに設けられた第2の支点部と、
    固定ハウジングに固定される第2の固定片部と、
    第1の固定片部と第2の固定片部との間に弾性変形可能に形成された可動部とを備え、
    第1の接点部を接続対象物との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部が第1の支点部を支点に弾性変形することにより、第2の接点部が第1の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位し、第2の接点部を接続対象物との接触方向の反対方向に押圧すると、弾性片部が第2の支点部を支点に弾性変形することにより、第1の接点部が第2の接点部よりも相対的に接続対象物との接触方向に変位するように形成した
    ことを特徴とする電気接続用端子。
  2. 前記接続対象物の挿入方向に対し、第2の支点部、第1の接点部、第2の接点部及び第1の支点部を順次配置し、
    第2の支点部から第2の接点部までの距離が第2の支点部から第1の接点部までの距離よりも長くなるように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の電気接続用端子。
  3. 前記接続対象物の挿入方向に対する第1及び第2の支点部間の中間点よりも第2の支点部側に第1の接点部を配置し、前記中間点よりも第1の支点部側に第2の接点部を配置した
    ことを特徴とする請求項2記載の電気接続用端子。
  4. 前記接触部を、先端部に第1及び第2の接点部をそれぞれ有する二股状に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の電気接続用端子。
  5. 前記接触部を、頂部に第1及び第2の接点部をそれぞれ有する二つの山形状に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の電気接続用端子。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の電気接続用端子を備えた
    ことを特徴とするコネクタ。
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