JP2002175847A - ソケット用コンタクト端子およびその製造方法 - Google Patents

ソケット用コンタクト端子およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点部のバリ取り対策を不要とし、コンタク
ト端子の製造コストを下げる。 【解決手段】 コンタクト端子の20の2つの接点部2
3a,24aにおけるプリント基板の外部端子との当接
面を、双方とも、せん断加工のダレ面側の平面として形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプリント配線基板
を挿入して電気的接続を得るソケットのコンタクト端子
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カードエッジコネクタ等のプリント基板
用ソケットにおいては、プリント配線基板の端部の両面
に形成された複数の導電性の外部端子パッドを挟持して
これら外部端子パッドに加圧接触する対向配置された複
数対のコンタクト片を備えている。
【0003】かかる従来のプリント基板用ソケットにお
いて、各コンタクト片は、1つの外部端子パッドに対し
て単点接触する方式であるため、 ・接触面積が小さく、流せる許容電流が限定される ・プリント基板のガラス繊維の粉塵が外部端子パッドの
表面に付着し、パッドとコンタクト片との接触の信頼性
を損なう ・プリント基板を直立保持する性能に劣る などの問題点を有している。
【0004】そこで、本出願人は、特願平11−192
372号公報(平成11年7月6日出願、発明の名称;
挟接形ソケット)を出願し、この出願の発明によって上
記した問題を解消するようにしている。
【0005】この特願平11−192372号公報に記
載の発明においては、図4に示すように、上下2接点タ
イプのコンタクト片を採用している。
【0006】図4に示すコンタクト片は、対向配置され
る一対のコンタクト片の一方を示すもので、ソケット本
体を貫通し下方に突出される実装端子部101と、外側
接点部102を有する第1バネ片部103と、内側接点
部104を有する第2バネ片部105と、第1バネ片部
103および第2バネ片部105を連結する連結部10
6などを有している。
【0007】このコンタクト片においては、曲げ加工さ
れている外側接点部102および内側接点部104など
を元の平板状態に引き伸ばし、かつ第1バネ片部103
に対し連結部106を介してほぼ180度曲げ加工(箱
曲げ)されている第2バネ片部105を元の状態に展開
したものが、金属薄板を打ち抜き加工したブランク材の
形状となる。
【0008】すなわち、このコンタクト片においては、
連結部106を介して第2バネ片部105を180度箱
曲げすることで、第2バネ片部105を第1バネ片部1
03に重ねるようにしているので、第1バネ片部103
の外側接点部102における突出された側のおもて面
(プリント基板の外部端子パッドに接触する側の面)を
プレス打ち抜き加工におけるダレを有するせん断面(以
下、ダレ面ともいう)として形成した場合、第2バネ片
部105の内側接点部104における突出された側のお
もて面(プリント基板の外部端子パッドに接触する側の
面)は、プレス打ち抜き加工における返り(バリ)を有
する破断面(以下、バリ面ともいう)側として形成され
る(図5参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、図4に示
すコンタクト端子においては、2つの接点部102,1
04の各おもて面の一方がバリ面となるので、プリント
基板の接触面のダメージを低減するために、バリ取り対
策が必要になり、製造コストを上昇させるなどの問題が
あった。
【0010】また、上記図4に示すコンタクト端子にお
いては、連結部106を介して第2バネ片部105を1
80度箱曲げすることで、第2バネ片部105を第1バ
ネ片部103に重ねるようにしているので、その展開形
状が大きくかつ幅広になり、打ち抜きレイアウトを工夫
しないことには、1つの金属薄板から多くのブランク材
を効率よく取得できないという問題がある。
【0011】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、バリ取り対策を行わずとも挿入されるプリン
ト基板にダメージを与えることのないソケット用コンタ
クト端子およびその製造方法を提供することを解決課題
とする。
【0012】またこの発明は、1つの金属薄板から多く
のブランク材を効率よく取得でき、材料コストを低減す
ることが可能なソケット用コンタクト端子およびその製
造方法を提供することを解決課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の一形態では、
プリント基板の1つの外部端子に当接可能であってかつ
ほぼ一次元的に分散配設された2つの突出された接点部
を有し、前記2つの接点部がプリント基板の挿入方向に
沿って一列になるようにソケットに植設されるソケット
用コンタクト端子において、前記2つの接点部における
前記プリント基板の外部端子との当接面が、双方とも、
せん断加工のダレ面側の平面として形成されることを特
徴とする。
【0014】この発明では、2つの接点部における前記
プリント基板の外部端子との当接面が、双方とも、せん
断加工のダレ面側の平面として形成されるので、バリ取
り対策を行わずともソケットに挿入されるプリント基板
にダメージを与えることがなくなる。
【0015】またこの発明の他の形態では、プリント基
板の1つの外部端子に当接可能であってかつほぼ一次元
的に分散配設される2つの突出された第1および第2接
点部を有し、前記2つの接点部がプリント基板の挿入方
向に沿って一列になるようにソケットに植設されるソケ
ット用コンタクト端子の製造方法において、金属平板材
を打抜き加工することによって、前記ソケットに固定さ
れる固定部から前記第1接点部を含む第1バネ片部と前
記第2接点部を含む第2バネ片部とが分岐形成されたブ
ランク材を形成する第1ステップと、第1および第2バ
ネ片部が前記固定部に対し前記ブランク材のバリ面およ
びダレ面のうちのダレ面側へ突出されるよう前記第1お
よび第2バネ片部を曲げ加工する第2ステップと、前記
第1バネ片部の第1接点部と前記第2バネ片部の第2接
点部とがほぼ一列になるように前記第1および第2バネ
片部を相対的に接近移動させる加工を行う第3ステップ
とを備え、前記第1および第2接点部におけるプリント
基板の外部端子との当接面を、双方ともせん断加工のダ
レ面側の平面として形成したことを特徴とする。
【0016】この発明では、ソケットに固定される固定
部から第1接点部を含む第1バネ片部と前記第2接点部
を含む第2バネ片部とが分岐形成されたブランク材を用
いてコンタクト端子を製造することができるので、第1
バネ片部と第2バネ片部とを連結する連結部を特に確保
する必要が無くなり、1つのブランク材の面積(幅)が
小さくて済む。したがって、1つの金属薄板から多くの
ブランク材を効率よく取得でき、コンタクト端子の材料
コストを低減することが可能になる。
【0017】また、この発明の製造方法によって製造さ
れたコンタクト端子は、2つの接点部における前記プリ
ント基板の外部端子との当接面が、双方とも、せん断加
工のダレ面側の平面として形成されるので、バリ取り対
策を行わずともソケットに挿入されるプリント基板にダ
メージを与えることがなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に従って詳細に説明する。
【0019】図1はこの発明をカードエッジソケット1
0に適用した場合の実施形態を示す断面図である。図2
はカードエッジソケット10内に植設される1つのコン
タクト端子を示す平面図である。
【0020】カードエッジソケット10に挿入されるプ
リント配線基板(カード)1は、その縁部近傍の表裏面
に、複数の導電性パッド2が配列されてなるカードエッ
ジ部3を有している。カード1は、カードエッジ部3を
前方にしてカードエッジソケット10に挿入される。
【0021】カードエッジソケット10は、樹脂等から
成るハウジング11を有している。ソケットハウジング
11は、その上面側に開口した矩形状の長溝形状の凹部
12を有している。凹部12の開口側は、カード1を挿
入しやすいようにテーパ状に広げられている。凹部12
の底面には、挿入されたカード1のカードエッジ部3が
当接する底板部材13が設けられている。
【0022】ソケットハウジング11は、凹部12の長
手方向(紙面に垂直な方向)に対して直交するようにコ
ンタクト端子20を配設するための複数のコンタクト収
容部(穴)14を、凹部12の左右両側に備えている。
各コンタクト収容部14は、隔壁15によって画成され
ている。各コンタクト収容部14の底部には、コンタク
ト端子20の固定部を圧入固定するための圧入溝16が
形成されている。
【0023】これらの各コンタクト収容部14に、弾性
を有する導電性の金属からなるコンタクト端子20がそ
れぞれ配置されることにより、各一対のコンタクト端子
20が対向配置されるように複数対のコンタクト端子2
0が凹部12の長手方向に対して並設されている。
【0024】各コンタクト端子20は、図1および図2
に示すように、金属製の片持ち梁状のバネ片で構成され
ており、ソケット10が取り付けられるプリント配線基
板に半田接続される端子部21、ソケットハウジング1
1の圧入溝16に圧入固定(植設)させるための固定部
22と、この固定部22から分岐された2つの第1バネ
片部23,第2バネ片部24とを備えている。
【0025】各コンタクト端子20の端子部21は、ソ
ケットハウジング11に植設されたときには、ハウジン
グ11の下面から突出されており、この突出された端子
部21が図示しないプリント基板のスルーホールなどに
挿入されてハンダ付けされることにより、プリント配線
基板に実装される。
【0026】一方の長いほうの第1バネ片部23は、略
弧状に突出されるように折り曲げられた第1接点部23
aを有し、第1接点部23aの先端側はカード1の挿入
の支障とならないように外側に折り曲げられている。第
1バネ片部23の先端部23bは、各コンタクト収容部
14の開口側に形成された規制溝17内で変位させるこ
とで、振れ止めが図られている。
【0027】他方の短い方の第2バネ片部24は、固定
部22の分岐元から急角度に立ち上がるように折り曲げ
られた直立部24cと、この直立部24cから略弧状に
突出されるように折り曲げられた第2接点部24aとを
有している。第2バネ片部24の先端部も、カード1の
挿入の支障とならないように、外側に折り曲げられてい
る。
【0028】第1接点部23aおよび第2接点部24a
は、分岐元に比べ幅厚に形成されており、より大きな面
積でカード1の導電性パッド2と接触できるようにして
いる。
【0029】この実施形態のコンタクト端子20におい
ては、図2に示すように、第1バネ片部23の第1接点
部23aと第2バネ片部24の第2接点部24aとは、
カード1の1つの導電性パッド2に接触できるように、
コンタクト端子20の長手方向に沿って一次元的に分散
配設されている。
【0030】ここで、この実施形態のコンタクト端子2
0の第2バネ片部24は、図4に示したコンタクト端子
のように箱曲げするのではなく、第2バネ片部24が第
1バネ片部23に対し接近移動するように第2バネ片部
24の分岐元を単に曲げ加工するのみで、第1接点部2
3aと第2接点部24aとが同一軸線上に配置される。
この第2バネ片部24の曲げ加工に関しては、後で詳述
する。
【0031】対向配置される各一対のコンタクト端子2
0においては、第1接点部23a同士の間隔のほうが第
2接点部24a同士の間隔よりも小さく設定されてい
る。
【0032】このカードエッジソケット10によれば、
カード1のカードエッジ部3をソケットハウジング11
の凹部12の開口に合わせてカード1を凹部12内に挿
入すると、まずカードエッジ部3の先端によって左右の
第1バネ片部23が押し広げられ、各コンタクト端子2
0の第1バネ片部23の第1接点部23aとこれに対応
するカード1の導電性パッド2は、互いに圧接しながら
摺動される。したがって、各コンタクト端子20の第1
接点部23aまたは導電性パッド2の表面に付着したホ
コリ、ゴミ、酸化膜等の異物は、排除される。
【0033】カード1をさらに挿入すると、各コンタク
ト端子20の第2バネ片部24の第2接点部24aも左
右に押し広げられ、第1接点部23aとともに第2接点
部24aも導電性パッド2に接触されることになる。両
接点部23a、24aがパッド2と接触されるときに
は、パッド2上に付着された異物が既に除去されている
ので、パッド2と第2接点部24aとは確実に電気的に
接続される。
【0034】ここで、このカードエッジソケットに用い
られるコンタクト端子20によれば、第2バネ片部24
の表裏面を反転させることなく、第2バネ片部24を第
1バネ片部23に対し接近移動させるのでみで、第1接
点部23aおよび第2接点部24aの一次元的に分散配
置を実現しているので、第1接点部23aおよび第2接
点部24aの各おもて面(パッド2と接触する側の面)
を、前述したせん断加工におけるダレ面側として形成す
ることができる。したがって、従来のように、バリ面側
のバリ取り対策が不要になり、製造コストを低減するこ
とができる。
【0035】つぎに、図3(a)〜図3(e)にしたがって、
前述したコンタクト端子20の製造手順について説明す
る。
【0036】(1)金属平板材を打抜き加工することに
よって、端子部21と、固定部22と、この固定部22
から2つに分岐された第1バネ片部23および第2バネ
片部24が連設された、図3(a)に示すような形状のブ
ランク材を形成する。この形成されたブランク材におい
ては、第1バネ片部23は、固定部22から真っ直ぐに
延在されているが、第2バネ片部24は、若干の角度を
もって固定部22から斜めに延在されている。第1バネ
片部23と第2バネ片部24との間には、2つの分割さ
れたバネ片部を形成するための切欠き(スリット)30
が形成される。
【0037】この場合、第2バネ片部24が隣接される
第1バネ片部23の基端側の略半分部分が幅狭となるよ
うに、第1バネ片部23側に食い込んだスリット30が
形成されており、かつ第1バネ片部23および第2バネ
片部24の分岐元の幅taと第1バネ片部23の接点部
23aの幅tbとがほぼ同じになるようにしているの
で、第2バネ片部24がブランク材の側方に対し突出さ
れる長さを少なくすることができる。したがって、ブラ
ンク材の幅(面積)を小さくすることが可能になり、金
属平板材から多くのブランク材を効率よく打ち抜きする
ことができる。
【0038】(2)つぎに、図3(b)に示すように、第
1バネ片部23を複数の箇所で曲げ加工することによ
り、第1バネ片部23を固定部22に対し立ち上げ、略
弧状に突出された第1接点部23aを形成する。
【0039】(3)つぎに、図3(c)に示すように、第
2バネ片部24を複数の箇所で曲げ加工することによ
り、第2バネ片部24を固定部22に対し立ち上げ、略
弧状に突出された第2接点部24aを形成する。
【0040】(4)最後に、図3(d),図3(e)に示すよ
うに、第2バネ片部24を第1バネ片部23に対し寄せ
る(接近移動させる)ように第2バネ片部24の分岐元
を曲げ加工することで、第1接点部23aと第2接点部
24aとを同一軸線上に配置する。このようにして、図
3(e)に示すようなコンタクト端子20を完成させる。
【0041】このようにこの実施形態によれば、2つの
接点部23a,24aにおける前記プリント基板の外部
端子との当接面が、双方とも、せん断加工(プレス加
工)のダレ面側の平面として形成されるようにコンタク
ト端子20を形成したので、バリ取り対策を行わずとも
済むようになる。
【0042】また、この実施形態によれば、第1接点部
23aを含む第1バネ片部23と第2接点部24aを含
む第2バネ片部24とが固定部22から分岐形成された
ブランク材を用いてコンタクト端子を製造するようにし
ているので、図4に示した先願技術のように、第1バネ
片部と第2バネ片部とを連結する連結部106を特に確
保する必要が無くなり、1つのブランク材の面積(幅)
が小さくて済む。したがって、1つの金属薄板から多く
のブランク材を効率よく取得でき、コンタクト端子の材
料コストを低減することが可能になる。
【0043】なお、上記実施形態のコンタクト端子20
によれば、第1バネ片部23は固定部22から真っ直ぐ
に延在させ、第2バネ片部24のみを固定部22から斜
めに延在させたが、第1および第2バネ片部23,24
の双方が固定部22から斜めに分岐された例えばY字状
などのブランク片を形成し、第1および第2バネ片部の
双方が互いに接近移動されるように曲げ加工を行うこと
で、第1および第2接点部23a,24aが一次元的に
分散配置されたコンタクト端子を形成するようにしても
よい。
【0044】また、上記実施形態では、接触パッドが基
板の両側に配設されているカードエッジ基板に用いるカ
ードエッジコネクタを例にとって説明したが、接触パッ
ドが基板の一方面にのみ配設されているカードエッジ基
板用のコネクタに本発明を適用するようにしてもよい。
【0045】また、この発明を適用するソケットは、カ
ードエッジ基板の他の任意のプリント配線基板を装填す
ることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
コンタクト端子の2つの接点部におけるプリント基板の
外部端子との当接面が双方ともプレス加工のダレ面側の
平面として形成されるようにしたので、バリ取り対策を
行わずともソケットに挿入されるプリント基板にダメー
ジを与えることが無くなり、コンタクト端子の製造コス
トを下げることができる。
【0047】またこの発明によれば、2つのバネ片部が
分岐形成されたブランク材を用い、2つのバネ片部を相
対的に接近移動させることによってコンタクト端子を製
造するようにしているので、ブランク片に2つのバネ片
部を連結する連結部を特に確保する必要が無くなり、1
つのブランク材の幅、面積が小さくて済む。したがっ
て、1つの金属薄板から多くのブランク材を効率よく取
得でき、コンタクト端子の材料コストを低減することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用するカードエッジソケットの実
施形態を示す断面図である。
【図2】図2のカードエッジソケットに植設される1つ
のコンタクト端子を示す平面図である。
【図3】コンタクト端子の製造工程を示す工程図であ
る。
【図4】先願技術を示す図である。
【図5】せん断加工におけるダレ面およびバリ面を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 カード 2 導電性パッド 3 カードエッジ部 10 カードエッジソケット 11 ソケットハウジング 12 凹部 13 底板部材 14 コンタクト収容部 15 隔壁 16 圧入溝 17 規制溝 20 コンタクト端子 21 端子部 22 固定部 23 第1バネ片部 23a 第1接点部 23b 先端部 24 第2バネ片部 24a 第2接点部 24c 直立部 30 スリット
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA16 AA18 AA21 BB11 BB19 BB22 BB25 CC22 EE09 EE11 HH17 HH28 5E063 GA02 XA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の1つの外部端子に当接可
    能であってかつほぼ一次元的に分散配設された2つの突
    出された接点部を有し、前記2つの接点部がプリント基
    板の挿入方向に沿って一列になるようにソケットに植設
    されるソケット用コンタクト端子において、 前記2つの接点部における前記プリント基板の外部端子
    との当接面が、双方とも、せん断加工のダレ面側の平面
    として形成されることを特徴とするソケット用コンタク
    ト端子。
  2. 【請求項2】 プリント基板の1つの外部端子に当接可
    能であってかつほぼ一次元的に分散配設される2つの突
    出された第1および第2接点部を有し、前記2つの接点
    部がプリント基板の挿入方向に沿って一列になるように
    ソケットに植設されるソケット用コンタクト端子の製造
    方法において、 金属平板材を打抜き加工することによって、前記ソケッ
    トに固定される固定部から前記第1接点部を含む第1バ
    ネ片部と前記第2接点部を含む第2バネ片部とが分岐形
    成されたブランク材を形成する第1ステップと、 第1および第2バネ片部が前記固定部に対し前記ブラン
    ク材のバリ面およびダレ面のうちのダレ面側へ突出され
    るよう前記第1および第2バネ片部を曲げ加工する第2
    ステップと、 前記第1バネ片部の第1接点部と前記第2バネ片部の第
    2接点部とがほぼ一列になるように前記第1および第2
    バネ片部を相対的に接近移動させる加工を行う第3ステ
    ップと、 を備え、 前記第1および第2接点部におけるプリント基板の外部
    端子との当接面を、双方ともせん断加工のダレ面側の平
    面として形成したことを特徴とするソケット用コンタク
    ト端子の製造方法。
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Cited By (8)

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