JP5232202B2 - 回路基板用電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板上に配置され該回路基板の面と直角な方向で相手コネクタと嵌合する回路基板用電気コネクタに関する。
回路基板用電気コネクタは、回路基板の面に沿うように広がり比較的薄型に作られていて、コネクタ嵌合方向での高さ方向での寸法が小さいものとなっている。しかも、コネクタの端子の数が多くなるほど、ハウジングは端子配列方向に長く延びている。したがって、該ハウジングは長手方向そしてこれに対して直角な短手方向に平面状に広がる形状をなす。
かかる回路基板用電気コネクタでは、リフローによる回路基板への半田実装時には、リフロー熱に起因して、あるいは、実装後の使用時には、コネクタと相手コネクタとの嵌合状態から該相手コネクタを抜去する際のこじり等に起因して、上記ハウジングが薄型であることと相俟って該ハウジングに曲げ変形が生じることがある。特に、ハウジングの長手方向での端部がコネクタ嵌合方向、すなわち回路基板の面に対して直角な方向で変位して反るような曲げ変形(以下、「コネクタ嵌合方向での曲げ変形」という)が生じやすい。ハウジングの曲げ変形はコネクタの端子と回路基板との半田接続部分における接続不良あるいは破損を生じる原因になるおそれがあり、好ましくない。このようなハウジングの曲げ変形に対抗するために、例えば、回路基板の裏面への裏打ち板(補強板)の取付け等を行う必要が生じる。
特許文献1には、直方体外形のハウジングに形成された受入空間に相手コネクタを受け入れて該相手コネクタと嵌合するコネクタが開示されている。該コネクタでは、上記受入空間は周壁および底壁で形成されており、該底壁内部には板状、棒状あるいは管状の金属部材が埋設されていて、リフロー時に生じるハウジングの曲げ変形を該金属部材によって防止しようとしている。該特許文献1には明記されていないが、該金属部材は、上述したような相手コネクタ抜去時におけるハウジングの曲げ変形にも抗し得る。
特開2000−173683
上記特許文献1では、金属部材は、該金属部材全体がハウジングの薄い底壁の壁厚内に収まるように埋設されている。したがって、該底壁の壁厚内に収まっている該金属部材は、コネクタ嵌合方向での寸法が上記底壁の壁厚以下に制限されて小さくなっていて、同方向での強度が小さいので、ハウジングの曲げ変形を十分に防止できない。
もし、金属部材の強度を大きくすべく、コネクタ嵌合方向での上記金属部材や上記底壁の寸法を大きくした場合、同方向でのハウジングの大型化などの不具合が生じることとなり、一方、コネクタ嵌合方向におけるハウジング全体の寸法に制限が加えられている場合にはハウジングの受入空間の同方向での狭小化につながり、いずれにしても好ましくない。
このような事情に鑑みて、本発明は、ハウジングの大型化や受入空間の狭小化を回避しつつ、ハウジングの曲げ変形を防止する十分な強度をもつ回路基板用電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明にかかる回路基板用電気コネクタは、回路基板上に配置され該回路基板の面と直角な方向を嵌合方向として相手コネクタと嵌合する電気コネクタであって、略直方体外形をなし上記相手コネクタを受け入れるための受入空間が周壁および底壁によって形成されるハウジングと、該周壁のうちハウジングの長手方向に延びる側壁で配列保持される複数の端子と、上記ハウジングに保持される金属部材とを備えている。
かかる回路基板用電気コネクタにおいて、本発明では、記金属部材は、上記長手方向に連続して延びて上記底壁を補強する延設部を有し、該延設部は、コネクタ嵌合状態にて上記相手コネクタに形成された凹条部に進入可能な突条部が上記底壁から上記受入空間に突出して形成され上記嵌合方向に起立するとともに上記長手方向に連続して延びる起立部と、上記ハウジングの上記底壁に位置し上記長手方向に対して直角をなす短手方向に上記起立部から張り出すとともに上記長手方向に連続して延びる張出部とを有していることを特徴としている。
本発明では、金属部材の突条部がハウジングの底壁から受入空間に突出しているので、従来のように金属部材全体がハウジングの底壁の壁厚内に設けられている場合と比較して、該底壁のコネクタ嵌合方向での寸法(壁厚寸法)を大きくすることなく、延設部に設けられた起立部の同方向での起立寸法を突条部の寸法分だけ大きくすることが可能となる。したがって、コネクタ嵌合方向での曲げ変形に対する強度が大きくなるので、ハウジングの曲げ変形防止の効果が向上する。また、張出部がハウジングの短手方向に張り出して形成されているので、ハウジングの長手方向での端部が回路基板の面に平行に短手方向で変位して反るような曲げ変形(以下、「短手方向での曲げ変形」という)が防止される。この結果、コネクタと回路基板との半田接続部分の破損が良好に防止される。
また、突条部は、コネクタ嵌合状態にて、相手コネクタの凹条部に進入して収まる。つまり、突条部は、凹条部の空間を利用して該空間内に収まるので、嵌合状態にあるコネクタおよび相手コネクタのコネクタ嵌合方向での寸法が上記突条部を設けることに起因して大きくなることはない。さらに、両方の側壁に端子が配列されている場合、受入空間内に突条部が延びていることにより両側の端子間に対してのシールド効果が得られる。
金属部材は、ハウジングと別部材として形成されていて該ハウジングに取り付けられていることが好ましい。このように金属部材をハウジングと別部材として形成することにより、コネクタ組立時において、モールド成形して完成されたハウジングに金属部材を取り付けるだけでよいので、金属部材をハウジングと一体成形するよりもコネクタの製造が容易となる。
金属部材は、ハウジングの短手方向で延設部に対して対称形状をなして該ハウジングの長手方向での該延設部の両端部から該短手方向に延びハウジングに保持される延出部を有しており、該延出部は、回路基板へ半田接続により固定される被固定部を有していることが好ましい。
金属部材が延出部の被固定部で回路基板に固定されることにより、相手コネクタの抜去時等におけるコネクタと回路基板との間の固定強度も向上するので、該固定強度を向上させるための固定金具を、ハウジングの補強部材の他に別途設ける必要がなくなり、その分、部品点数の増加を抑制できる。また、嵌合方向で見たときに、上記被固定部をコネクタの四隅に設けて回路基板上での該被固定部の位置が広い範囲にわたるように分散配置させることにより、上記固定強度を大きくして、端子における半田接続部分の損傷をより確実に防止できる。
金属部材は、金属板の打抜加工および屈曲加工により作られていることが好ましい。このような打抜加工および屈曲加工によれば金属部材を簡単に製造できる。
以上のように、本発明では、金属部材の突条部をハウジングの底壁から受入空間に突出させて、延設部に設けられた起立部のコネクタ嵌合方向での起立寸法を突条部の分だけ大きくすることにより、同方向でのハウジングの曲げ変形に対する強度を大きくすることができるので、該曲げ変形を良好に防止できる。この結果、底壁が薄くてハウジングの強度が望めないコネクタに対し、回路基板を補強してハウジングに大きな応力が生じないようにするために従来行われてきた、回路基板への裏打ち板の取付けなどの追加補強の必要がなくなる。また、上記突条部は、コネクタ嵌合状態にて相手コネクタの凹条部に進入して収まることにより凹条部の空間を利用するので、嵌合状態にあるコネクタおよび相手コネクタのコネクタ嵌合方向での寸法が上記突条部を設けることに起因して大きくなることはない。さらに、上記突条部が受入空間内で延びているので、両方の側壁に端子が配列されている場合、両側の端子間に対してのシールド効果を得ることができる。
実施形態に係る回路基板用電気コネクタを示す全体斜視図である。 図1のコネクタの断面図であり、(A)はIIA−IIA断面、(B)はIIB−IIB断面を示している。 図1のコネクタの金属部材のみを示す斜視図である。 図3の金属部材の屈曲加工前の半加工状態を示す図であり、金属板を打抜加工して板状のまま外形づけられた状態を示している。 相手コネクタの全体斜視図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る回路基板用電気コネクタを示す全体斜視図であり、コネクタ嵌合時における姿勢を上下反転させた状態で該コネクタを示している。すなわち、図1では上方が嵌合方向先方となっている。図2は、図1に示されるコネクタの断面図であり、(A)はIIA−IIA断面であり、コネクタの長手方向における後述の端子の位置での断面を示しており、(B)はIIB−IIB断面であり、同方向における後述の金属部材の延出部の位置での断面を示している。
本実施形態に係る回路基板用電気コネクタ1(以下、単に「コネクタ1」という)は、回路基板(図示せず)上に取り付けられた状態で、回路基板用電気コネクタとしての相手コネクタ2(図5参照)へ上方から嵌合接続されるようになっている。コネクタ1は、略直方体外形をなす合成樹脂製のハウジング10と、該ハウジング10に配列保持される金属製の複数の端子20と、該ハウジング10に保持される金属部材30とを有している。
ハウジング10は、図1にてコネクタ嵌合方向となる上方に開口する受入空間としての受入凹部11が周壁および底壁16(図2(A)参照)によって形成されており、該受入凹部11で相手コネクタ2の後述の中央壁部46(図5参照)を受け入れるようになっている。該周壁は、互いに平行して長手方向に延びる一対の側壁12と、該長手方向に対して直角な短手方向に延び該一対の側壁12の両端部同士を連結する一対の端壁13とを有している。
図1に示されるように、上記一対の側壁12は、複数の端子20を保持するための端子保持溝14が上記長手方向にて所定の間隔で形成されている。図2(A)に見られるように、該端子保持溝14は、側壁12の外面、上面および内面(受入凹部11を形成する面)にわたって形成されている。
また、図1に示されるように、上記一対の端壁13は、図3にもとづき後に詳述する金属部材30を保持するための金属部材保持溝15が形成されている。該金属部材保持溝15は、ハウジング10の短手方向での両端部に一つずつ形成されており、該ハウジング10の長手方向(端子配列方向)に対して直角に延びるスリット状をなしている。
図2(B)に見られるように、該金属部材保持溝15内には、金属部材30を保持するための縦壁状の金属部材保持部15Aが形成されており、該金属部材保持部15Aによってハウジング10の長手方向で金属部材保持溝15の対向溝内面同士が連結されている。また、各端壁13において、二つの金属部材保持溝15同士の間、すなわち、ハウジング10の短手方向での端壁13の中央位置には、上下方向に延びる隔壁18が形成されている。該隔壁18は上記短手方向での中央位置で上方へ開口する凹部18Aを有している。図2(B)に見られるように、該凹部18A内には、上記長手方向での金属部材30の端部が収められている。
図2(A)に見られるように、底壁16の上面には、ハウジング10の短手方向(図2(A)における左右方向)での中央位置にて没して、ハウジング10の長手方向(図2(A)にて紙面に直角な方向)に延びる溝状の収容凹部17が形成されている。後述するように、該収容凹部17は金属部材30の後述の張出部31Bを収容するようになっている。
端子20は、帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、ハウジング10の端子保持溝14へ図1,図2(A)における上方から圧入されて取り付けられている。図2(A)に見られるように、該端子20は、ハウジング10の側壁12の外面、上面および内面に沿って逆U字状をなして延びる嵌入部21と、側壁12の外面側に位置して下部でコネクタ外方、すなわち受入凹部11から離れる方向へ向けてハウジング10から延出する接続部22とを有している。
上記端子20は、ハウジング10の側壁12の内面側で受入凹部11側に露出する面は、後述の相手コネクタ2の端子(相手端子)50の対応接触部51に接触するための接触部21Aとして形成されている。また、上記側壁12の外面側に位置する露出面には、後述の相手端子50の係止突部52と対応する係止凹部21Bが形成されている。該係止凹部21Bは、例えば、端子20の板厚を局部的に減ずるプレス加工により形成されている。
上記接続部22は、その下面がハウジング10の底面と上下方向でほぼ同じレベルに位置しており、回路基板(図示せず)上の対応回路部に半田接続可能となっている。
金属部材30は、金属板の打抜加工および屈曲加工により作られており、図1に示されるように、ハウジング10の長手方向に延びる延設部31と、該ハウジング10の短手方向で延設部31に対して対称形状をなして(図2(B)をも参照)上記長手方向での該延設部31の両端部から該短手方向に延びる延出部32とを有している。
上記金属部材30において、延設部31は、ハウジング10の底壁16を補強して相手コネクタ2からのコネクタ1の抜去時等におけるハウジング10の曲げ変形を防止する機能を有している。また、延出部32は、後述するように回路基板に半田接続されることにより、端子20と回路基板の対応回路部との半田接続部分を補強する機能を有している。
図3は、図1のコネクタ1の金属部材30のみを示す斜視図である。図2(A)および図3に見られるように、該金属部材30の延設部31は、上下方向(コネクタ嵌合方向)に起立した状態でハウジング10の長手方向に延びる起立部31Aと、該起立部31Aの下端部からハウジング10の短手方向である横方向(上下方向に対して直角な方向)に張り出す張出部31Bと、上記長手方向での該張出部31Bの両端部から逆U字状に湾曲してもち上がり部分をなして該張出部31Bを延出部32に連結する連結部31Cとを有している。
また、延出部32は、図2(B),図3に見られるように、上記起立部31Aと張出部31Bの両者の板面に対して直角な板面をもつように形成されており、横S字状をなし金属部材保持溝15内に収められる被保持部32Aと、該被保持部32Aの端部からハウジング10外方へ向けて横方向に延びる被固定部32Bとを有している。上記被保持部32Aは、逆U字状部分と、該逆U字状部分の両腕部のうちハウジング10の短手方向内側寄りに位置する内側腕部の下端からハウジング10内方へ延びてから上方へ向けて延びる部分を有している。該部分は、上記内側腕部とともにU字状部分を形成している。
このような構成の金属部材30は、被保持部32Aがハウジング10の金属部材保持溝15内へ図1における上方から取り付けられて保持される。具体的には、図2(B)に示されているように、該被保持部32Aにおける横S字状部分のうち逆U字状部分の両腕部間に金属部材保持溝15内の縦壁状の金属部材保持部15Aが下方から圧入されるとともに、該横S字状部分のうち上記U字状部分が、金属部材保持部15Aと隔壁18との間に上方から圧入されることにより金属部材30が保持される。
本実施形態では、上記逆U字状部分への上記金属部材保持部15Aの圧入および上記金属部材保持部15Aと隔壁18との間への上記U字状部分の圧入の両方により、金属部材30がハウジング10に保持されるが、これに代えて、いずれか一方の圧入によって金属部材30が保持されることとしてもよい。
被固定部32Bは、図2(B)によく見られるように、被保持部32Aの上記逆U字状の部分の両腕部のうちハウジングの短手方向外側寄りに位置する外側腕部の下端からハウジング10外方へ向けて横方向(上記短手方向)に延びている。該被固定部32Bは、その下面がハウジング10の底面と上下方向でほぼ同じレベルに位置しており、回路基板(図示せず)に半田接続されて固定可能となっている。
金属部材30がハウジング10に取り付けられると、図2(A)に示されるように、延設部31の起立部31Aの下端側部分および張出部31Bがハウジング10の収容凹部17内へ収められ、該延設部31の起立部31Aにおける上記下端側以外の部分がハウジング10の底壁16の上面から上方へ向けて受入凹部11に突出した状態となる。本実施形態では、該起立部31Aのうち、上記底壁16の上面から突出する部分を突条部31A−1とする。
本実施形態では、上記突条部31A−1がハウジング10の底壁16から受入凹部11に突出しているので、従来のように金属部材全体がハウジングの底壁の壁厚内に設けられている場合と比較して、該底壁16のコネクタ嵌合方向での寸法(壁厚寸法)を大きくすることなく、同方向での延設部31の寸法を少なくとも突条部31A−1の寸法分だけ大きくすることが可能となる。したがって、コネクタ嵌合方向での曲げ変形に対する強度が大きくなるので、同方向でのハウジングの曲げ変形が良好に防止される。この結果、コネクタ1が取り付けられる回路基板への裏打ち板の取付けなどの追加補強の必要がなくなる。
また、上記突条部31A−1を設ける目的で、上記底壁16のコネクタ嵌合方向での寸法(壁厚寸法)を大きくすることはないので、ハウジング10の大型化や受入凹部11の狭小化が生じることもない。さらに、受入凹部11内に突条部31A−1が延びていることにより、両側壁12に配列保持された端子20同士間に対してのシールド効果が得られる。
また、張出部31Bがハウジング10の短手方向に起立部31Aの下部から張り出して形成されているので、該ハウジング10を大きくすることなく、該ハウジング10の収容凹部17に収まる範囲内で上記短手方向での張出部31Bの張出寸法を大きく確保できる。この結果、該張出部31Bによって、上記短手方向でのハウジング10の曲げ変形が良好に防止される。このように本実施形態では、金属部材30の延設部31によって、コネクタ嵌合方向および上記短手方向の両方でのハウジング10の曲げ変形を防止できるので、該曲げ変形に起因するコネクタ1と回路基板との半田接続部分の破損を良好に防止できる。
本実施形態では、金属部材30は、延出部32に形成された被固定部32Bで回路基板に固定されるので、コネクタ1の抜去時などにおいて、コネクタ1と回路基板との固定強度を向上させるための固定金具を、ハウジング10の補強部材の他に別途設ける必要がなくなり、その分、部品点数の増加を抑制できる。もちろん、部品点数に関して特に制限がない場合には、金属部材に延出部を設けずに、別途固定金具を設けることとしてもよい。
また、本実施形態では、金属部材30の延出部32の被固定部32Bは、コネクタ1の四隅に設けられることにより、回路基板上での該被固定部32Bの位置が広い範囲にわたるように分散配置されている。したがって、該被固定部32Bでの固定強度は全体として大きくなり、半田接続部分の損傷を良好に防止できる。
また、本実施形態では、金属部材30はハウジング10と別部材として形成されていて、コネクタ組立時において、モールド成形により完成されたハウジング10に該金属部材30を取り付けるだけでよいので、金属部材をハウジングと一体成形するよりもコネクタの製造が容易となる。ただし、これはハウジング10と金属部材30とを一体モールド成形により一部材として製造することを本発明から除外するものではなく、このような一体モールド成形による製造も可能であることはいうまでもない。
図4は、図3の金属部材30の屈曲加工前の半加工状態を示す図であり、金属板を打抜加工して板状のまま外形づけられた状態を示している。以下、図4に基づいて金属部材30の製造工程を説明する。まず、金属板の打抜加工により、図4に示されるような所定の形状の板状部材30’を作る。該板状部材30’は、互いに同一形状をなす二つの部材が図4にて一点鎖線で示される対称軸線Aに対して対称をなして該部材の長手方向での両端部にて連結された形状をなしている。上記板状部材30’は、該対称軸線Aの両側で、延設部31に対応する帯状の部分31’、延出部32に対応する部分32’および連結部31Cに対応する部分31C’を有している。また、上記二つの部材は、上記連結部31Cに対応する部分31C’によって、上記延出部32に対応する部分32’が上記帯状の部分31’の長手方向での両端部に連結されている。
本実施形態では、上記板状部材30’は、上記二つの部材が該部材の長手方向での両端部にて連結されていることとしたが、連結の形態はこれに限られず、例えば、該長手方向での中間位置を含む複数箇所で局部的に連結されていてもよく、また、該長手方向の全域にわたって連結されていてもよい。
次に、図4における対称軸線Aで上記帯状の部分31’を折り返して起立部31Aを形成する。本実施形態では、上記対称軸線Aでの屈曲加工により二つの帯状の部分31’の平面同士が接面もしくは対向した状態となり、この接面もしくは対向した二つの部分によって一つの起立部31Aが形成される。また、上記対称軸線Aに平行な折曲線B(図4にて一点鎖線で図示)で上記帯状の部分31’を上記起立部31Aの面に対して直角に折り曲げて張出部31Bを形成する。
また、板状部材30’の長手方向における上記部分31C’での二つの位置に上記折曲線Bに対して直角に延びる折曲線C,D,Eが設定されている。該折曲線Cで上記部分31C’を直角に折り曲げるとともに、折曲線Dで該部分31C’を、折曲線Cでの折曲方向に対して直角に折り曲げ、さらに、折曲線Eで該部分31C’を、折曲線Dでの折曲方向に対して直角に折り曲げて、連結部31Cを形成する。これらの屈曲加工をすべて行うことにより、金属部材30が完成する。対称軸線A,折曲線B,C,D,Eでの屈曲加工は上述した順序に限られず、いずれの順序で行われてもよい。このように、本実施形態によれば、金属板の打抜加工および屈曲加工によって金属部材30を簡単に製造することができる。
図5は、相手コネクタ2の全体斜視図である。該相手コネクタ2もコネクタ1と同様に、回路基板(図示せず)上に取り付けられるコネクタであり、略直方体外形をなす合成樹脂製のハウジング40と、該ハウジング40に配列保持される金属製の複数の端子50と、該ハウジング40に保持される複数の固定金具60とを有している。以下、本実施形態では、上記端子50を、コネクタ1の端子20と区別すべく「相手端子50」と称する。
ハウジング40は、図5にてコネクタ嵌合方向となる上方に開口する受入空間としての受入凹部41が周壁および底壁48によって形成されており、該周壁は、互いに平行して長手方向に延びる一対の側壁42と、該長手方向に対して直角な短手方向に延び該一対の側壁42の両端部同士を連結する一対の端壁43とを有している。受入凹部41の中央部には、底壁48から上方へ突出し上記長手方向に延びる中央壁部46が島状に形成されている。したがって、受入凹部41は、図5における上方から見て上記中央壁部46を囲んだ環状をなしている。後述するように、該受入凹部41は、コネクタ嵌合状態にて、コネクタ1のハウジング10の周壁を受け入れる。
ハウジング40の側壁42には、相手端子50を保持するための端子保持溝44が上記長手方向にて所定の間隔で形成されている。該端子保持溝44は、両側壁42の外面、上面、内面、底壁の上面、そして側壁42と対向する中央壁部46の外面にわたって延びて形成されている。該端子保持溝44は、端子配列方向に見て、中央壁部46に対して対称をなしている。
また、図5に示されるように、上記一対の端壁43は、固定金具60を保持するための固定金具保持溝45が形成されている。該固定金具保持溝45は、図5に見られるように、ハウジング10の短手方向での両端部に一つずつ形成されており、固定金具60の板面が該短手方向に対して直角となる姿勢で該固定金具60を保持するようになっている。
図5に示されるように、中央壁部46の上面には上記短手方向での中央位置で上記長手方向に延びる溝部としての凹条部47が形成されている。後述するように、該凹条部47は、コネクタ嵌合状態にて、既述のコネクタ1の金属部材30の起立部31Aに形成された突条部31A−1の進入を許容し該突条部31A−1を収容する。
相手端子50は、図5に見られるように、上記凹条部47の両側で二列をなしてハウジング40の長手方向に配列されて該ハウジング40に保持されている。該相手端子50は、平坦面を維持して金属板をS字形状に打ち抜いて作られている。該相手端子50は、横S字状をなした姿勢で、端子配列方向に見たときに中央壁部46に対して対称をなして端子保持溝44内で保持されている。
相手端子50は、受入凹部41内に収められている部分が、受入凹部41の凹部内面に沿って位置し該受入凹部41の開口側、すなわち図5における上方へ向け開いたU字状をなしている。このU字状部分における二つの腕部のうち中央壁部46側に位置する腕部の上端部、すなわち相手端子50の一端には、受入凹部41へ向けて突出する対応接触部51が形成されている。また、上記二つの腕部のうち側壁42側に位置する腕部の上端部には、受入凹部41へ向けて突出する係止突部52が形成されている。
相手端子50の他端は、側壁42の外面寄り位置で下方へ延びる部分の下部からコネクタ外方、すなわち中央壁部46から離れる方向へ延びていて接続部53を形成している。該接続部53は、その下面がハウジング40の底壁の下面とほぼ同じレベルに位置しており、コネクタ1が回路基板(図示せず)上に配置されたとき、該接続部53の下面が該回路基板上の対応回路部と半田接続されるようになっている。
固定金具60は、ハウジング40の側壁42に面する板状の部材であり、固定金具保持溝45へ上方から圧入されて取り付けられている。該固定金具60の下面はハウジング40の底壁の下面とほぼ同じレベルに位置しており、回路基板への半田による固定が可能となっている。
次に、コネクタ1と相手コネクタ2との嵌合動作について説明する。
まず、コネクタ1および相手コネクタ2をそれぞれ対応する回路基板(図示せず)に半田接続して該回路基板に取り付ける。次に、図1のコネクタ1を、その受入凹部11が下方に開口した姿勢(図1の姿勢を上下反転させた姿勢)で、図5の相手コネクタ2の上方にもたらす。このとき、該コネクタ1の周壁が相手コネクタ2の受入凹部41とそしてコネクタ1の受入凹部11が該相手コネクタ2の中央壁部46と上下方向で対向するような正規位置にコネクタ1をもたらす。
次に、コネクタ1を下方へ移動して相手コネクタ2と嵌合させる。具体的には、コネクタ1の周壁を相手コネクタ2の受入凹部41に上方から嵌入させるとともに相手コネクタ2の中央壁部46をコネクタ1の受入凹部11に下方から嵌入させる。
この結果、コネクタ1の端子20の嵌入部21が相手コネクタ2の相手端子50のU字状部分に嵌入して、該端子20の接触部21Aが相手端子50の対応接触部51と弾性接触するとともに、端子20の係止凹部21B内に相手端子50の係止突部52が突入して該係止凹部21Bと係止突部52とがコネクタ嵌合方向(上下方向)で係止可能な状態となる。
コネクタ1,2同士の嵌合は、相手コネクタ2の中央壁部46の上面がコネクタ1の受入凹部11の底面に当接するまで該相手コネクタ2が嵌入された時点で完了する。コネクタ1,2同士の嵌合が完了した状態において、コネクタ1の金属部材30の起立部31Aに形成された突条部31A−1は、相手コネクタ2のハウジング40の凹条部47内に上方から進入して収容される。このように、本実施形態では、突条部31A−1が凹条部47の空間を利用して該空間内に収まるので、嵌合状態にあるコネクタ1および相手コネクタ2のコネクタ嵌合方向での寸法が大きくなることはない。
1 コネクタ 31 延設部
2 相手コネクタ 31A 起立部
10ハウジング 31A−1 突条部
11 受入凹部(受入空間) 31B 張出部
12 側壁 32 延出部
16 底壁 32B 被固定部
20 端子 47 凹条部
30 金属部材

Claims (4)

  1. 回路基板上に配置され該回路基板の面と直角な方向を嵌合方向として相手コネクタと嵌合する電気コネクタであって、略直方体外形をなし上記相手コネクタを受け入れるための受入空間が周壁および底壁によって形成されるハウジングと、該周壁のうちハウジングの長手方向に延びる側壁で配列保持される複数の端子と、上記ハウジングに保持される金属部材とを備える回路基板用電気コネクタにおいて、
    記金属部材は、上記長手方向に連続して延びて上記底壁を補強する延設部を有し、該延設部は、コネクタ嵌合状態にて上記相手コネクタに形成された凹条部に進入可能な突条部が上記底壁から上記受入空間に突出して形成され上記嵌合方向に起立するとともに上記長手方向に連続して延びる起立部と、上記ハウジングの上記底壁に位置し上記長手方向に対して直角をなす短手方向に上記起立部から張り出すとともに上記長手方向に連続して延びる張出部とを有していることを特徴とする回路基板用電気コネクタ。
  2. 金属部材は、ハウジングと別部材として形成されていて該ハウジングに取り付けられていることとする請求項1に記載の回路基板用電気コネクタ。
  3. 金属部材は、ハウジングの短手方向で延設部に対して対称形状をなして該ハウジングの長手方向での該延設部の両端部から該短手方向に延びハウジングに保持される延出部を有しており、該延出部は、回路基板へ半田接続により固定される被固定部を有していることとする請求項1または請求項2に記載の回路基板用電気コネクタ。
  4. 金属部材は、金属板の打抜加工および屈曲加工により作られていることとする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の回路基板用電気コネクタ。
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