JP3118272B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP3118272B2
JP3118272B2 JP03091749A JP9174991A JP3118272B2 JP 3118272 B2 JP3118272 B2 JP 3118272B2 JP 03091749 A JP03091749 A JP 03091749A JP 9174991 A JP9174991 A JP 9174991A JP 3118272 B2 JP3118272 B2 JP 3118272B2
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悦郎 土居
睦夫 畠中
清 阿藤
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ケル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面実装用電気コネ
クタに関し、更に詳しくは、プリント配線板の表面に実
装するための電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図10
に示すものが実用に供されている。図10はコネクタ1
の長さ方向に直交する概略断面図を示す。コネクタ1
は、絶縁ハウジング2と、複数の導電コンタクト3とか
ら構成されている。ハウジング2は、これをプリント配
線板4の表面に固定したとき、その表面から底部5の下
面が離間するように、即ち、いわゆるスタンドオフする
ように、長さ方向両端下面に脚部6を有している。各コ
ンタクト3は、ハウジング2内でその幅方向に対向し対
をなしてその長さ方向に所与ピッチで複数配列し、接点
7及び脚部8を有し、各脚部8が底部5の下方に位置し
て外方向へ屈曲し延出している。各脚部8はプリント配
線板4の表面における導電パッド9にハンダ付けで電気
接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知コネクタ1におい
ては、コンタクト3がハウジング2に装着されたとき既
に、脚部8の列が水平基準において不揃になっているこ
とがある、即ち、その列中の一部の脚部8が例えば上方
向へ変形していることがある。この場合、プリント配線
板4の各パッド9に各脚部8が均等に接触した状態でハ
ンダ付けされず、接続信頼性に欠ける。
【0004】更に、コンタクト3の脚部8は、ハウジン
グ2の底部5から外方向へ屈曲して延びており、しかも
ハウジング2の幅方向に対向する一対のコンタクト3の
間隔が狭いので、脚部8をパッド9にハンダ付けすると
き、一対のコンタクト3の脚部8間にハンダブリッジが
起こり易い。
【0005】また、脚部8の基部及びその近傍部は底部
5の下面に位置しているので、パッド9に対するハンダ
付けの良否を目視検査及び保守するのに難点がある。
【0006】更にまた、底部5の下面とプリント配線板
4との間隔Hが狭く、脚部8の率半径が小さくなるの
で、脚部8の屈曲部におけるハンダフィレットが小さく
なる。このためハンダ付け強度に問題が残る。
【0007】この発明は、前記欠点を除去することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
のこの発明に係るコネクタにおいては、絶縁ハウジング
が底部材とこの底部材に嵌合する周壁部材とから成り、
この底部材の長さ方向両側に沿って所与ピッチで複数の
導電コンタクトが配列する電気コネクタであって、前記
底部材がその長さ方向に沿う中央部に高段面と、この
段面の長さ方向に沿って低段面とを有し、前記周壁部材
がその長さ方向に沿う両側壁の下端に外方向へ屈曲する
互いに反対向きの突縁部を有し、前記コンタクトのほぼ
中間部が前記底部材にインサート成形で一体に埋め込ま
れ、前記コンタクトの中間部からその一端へ延びる起立
部が前記底部材の上面から前記周壁部材内に延在すると
ともにこの起立部に相手コネクタの導電コンタクトの接
触部に対する接触部を有し、かつ、前記コンタクトの中
間部からその他端へ延びる脚部が前記底部材の前記高段
の側縁部から前記低段面に沿ってその外方向へ突出す
るとともにこの脚部の先端にプリント配線板の導電パッ
ドに対するハンダ付けのための接続部を有し、前記コン
タクトの前記接続部を除く前記脚部が前記周壁部材の突
縁部の裏面と前記底部材の前記低段面の上面との間に挟
持されている。
【0009】好ましい実施例においては、前記周壁部材
の前記突縁部が前記底部材の前記低段面の側縁から外方
へ張り出して該突縁部の裏面が前記コンタクトの前記脚
部の上面に接触している。
【0010】好ましい実施例においては、前記突縁部の
下面にその長さ方向へ間隔をおいて突出する係止爪を設
け、この係止爪を前記突縁部から外側へ突出する前記コ
ンタクトの前記接続部を除く前記脚部の各々の間に介在
させるとともに前記底部材の下面に係合させる。
【0011】
【作用】前記構成を有するこの発明に係るコネクタにお
いては、前記底部材に前記周壁部材を嵌合したとき、前
記周壁部材に設けられた突縁部が、前記底部材の側部か
ら外方向へ突出する前記コンタクトの脚部列の一部の脚
部が変形していると、これに押圧してプリント配線板の
パッドに正確に接触するようにその列を整える機能を有
する。
【0012】
【実施例】図面を参照して、この発明に係るコネクタの
実施例を説明すると、以下のとおりである。
【0013】図1ないし図6(特に図4ないし図6参
照)に示すように、コネクタ10は、絶縁ハウジング1
1と、複数の導電コンタクト12とから構成されてい
る。
【0014】ハウジング11は、底部材11aと、周壁
部材11bとから構成されている。底部材11aは、そ
の長さ方向に沿う中央部に高段面13と、この高段面1
3の長さ方向両側に沿って低段面14とを有している。
底部材11aの下面中央部からは下方向へプリント配線
板(図示せず)の透孔に係合する係止突起15が突出し
ている。周壁部材11bは、その長さ方向に沿う両側壁
16の下端に外方向へほぼ直角に屈曲する突縁部17
と、両側壁16の内面にその長さ方向へ配列し互いに間
隔を置いて対向する仕切壁18と、両突縁部17の外縁
下面からそれらの長さ方向に間隔をおいて下方向へ突出
し底部材11bの幅方向に互いに対向する複数の係止爪
19と、側壁16と突縁部17とが交差する隅角部内面
に凹欠部20とを有している。係止爪19は、最も近接
する仕切壁18と中心線が一致する線上に位置し、換言
すると、ハウジング11の長さ方向に隣接対向する各仕
切壁18で画成される各キャビテイ21間に位置してい
る。係止爪19とこれが対向する仕切壁18との間の突
縁部17には透孔22が形成されている。
【0015】コンタクト12は、一端に円弧状に湾曲す
る接触部23と、他端に接続部24とを有し、これらの
ほぼ中間部において、接触部23を有する起立部25に
対して、接続部24を有する脚部26がほぼ直角に外方
向へ屈曲している。脚部26は、その先端部すなわち接
続部24において下方向へ更に外方向かつ下方向斜めに
屈曲している。こうした形状を有する各コンタクト12
は、起立部25の下部と、接続部24を除く脚部26が
高段面13の両側縁よりも内側において、底部材11a
の長さ方向へ所与ピッチで配列しその幅方向に一対ずつ
対向して一体に埋め込まれるように底部材11aにイン
サート成形で保持されている。ただし、脚部26の埋め
込まれた部分の上面は底部材11aの低段面14の上面
と同平面に位置している、即ち、その部分はその厚みだ
け埋め込まれている。
【0016】このように各コンタクト12を保持してい
る底部材11aには周壁部材11bが嵌合することで、
コネクタ10が構成されている。この嵌合状態において
は、周壁部材11bの各キャビテイ21に各コンタクト
12の起立部25が位置し、周壁部材11bの両凹欠部
20が底部材11aの高段面13の両側縁部に嵌合し、
周壁部材11bの突縁部17が底部材11aの低段面1
4の側縁から外方へ張り出していて各コンタクト12の
接続部24を除く脚部(肩部)26を底部材11aの低
段面14と協働で挟持するとともに、低段面14の側縁
から外方へ張り出す突縁部17の部分の裏面が脚部26
を下方向へ押圧し、周壁部材11bの各係止爪19が隣
接する両コンタクト12間に介在して底部材11aの下
面に形成されている凹部27に係合し、各コンタクト1
2の接続部24の下面が底部材11aの下面より僅か下
方に位置している。
【0017】こうした構成を有するコネクタ10は、係
止突起15をプリント配線板の透孔に係合することで、
プリント配線板の表面の各パッドに対して各コンタクト
12の接続部24を位置決めした後、各パッドに各接続
部24をハンダ付けして電気接続する。
【0018】図7ないし図9に示すコネクタ10’は、
この発明の別の実施例を示す。この実施例のコネクタ1
0’は、前記係止爪19が全コンタクト12の各脚部2
6間に介在するように周壁部材11bが形成されてお
り、その他の構成は既述の実施例と同じである。
【0019】なお、図中28は底部材11aの下面に形
成した凹面部、29はコネクタ10をプリント配線板に
固定するための補助金具である。
【0020】
【発明の効果】以上の構成を有するこの発明に係るコネ
クタによれば、底部材に配列するコンタクトの脚部列中
の一部の脚部が、コネクタをプリント配線板の表面に搭
載したとき、その表面から離れる上方向へ変形していて
も、底部材に周壁部材を嵌合したとき、周壁部材の突縁
部がその上方向へ変形している脚部を下方向へ押圧して
脚部列を整えることができる。また、コンタクトの中間
部が底部材にインサート成形で一体に埋め込まれている
うえに、周壁部材の突縁部が底部材の低段面との協働で
脚部列を挟持して脚部列の上面に常に接触していること
で、コネクタの取扱中やプリント配線板への実装作業中
などに脚部列の一部が前記上方向へ変形するのを未然に
防止することができる。
【0021】周壁部材の各係止爪が各コンタクトの脚部
間に介在していることにより、脚部が横方向へ変形する
ことも防止することができる。
【0022】更に、コネクタの幅方向に対向する一対の
コンタクトの脚部はコネクタの両側からそれぞれ反対向
きの外方向へ突出しているので、既述した従来コネクタ
に比較して、プリント配線板のパッドに対するそれらコ
ンタクトの脚部の接続部のハンダ付けの目視検査及び保
守が極めて容易になり、しかも、それら接続部の間隔が
大きくなってハンダブリッジが起こるおそれもない。ま
た、従来のコンタクトに比較して、脚部をプリント配線
板面から高い位置でコネクタの両側から突出させること
ができるので、脚部の屈曲部の曲率半径を大きくするこ
とができる。このため、屈曲部におけるハンダフィレッ
トを大きくして、脚部のハンダ付け強度を高めることも
できる。
【0023】こうした特長を有することから、プリント
配線板のパッドに対する接続信頼の高いコネクタを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタの平面図。
【図2】前記コネクタの側面図。
【図3】前記コネクタの下面図。
【図4】図2のAーA線拡大断面図。
【図5】図2のBーB線拡大断面図。
【図6】図2のCーC線拡大断面図。
【図7】他の実施例のコネクタの側面図。
【図8】図7のコネクタの下面図
【図9】図7のDーD線拡大断面図。
【図10】従来コネクタの断面図。
【符号の説明】
11 ハウジング 11a 底部材 11b 周壁部材 12 コンタクト13 高段面 14 低段面 17 突縁部 19 係止爪 23 接触部 24 接続部 25 起立部 26 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 H01R 12/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ハウジングが底部材とこの底部材に嵌
    合する周壁部材とから成り、この底部材の長さ方向両側
    に沿って所与ピッチで複数の導電コンタクトが配列する
    電気コネクタであって、 前記底部材がその長さ方向に沿う中央部に高段面と、こ
    の高段面の長さ方向に沿って低段面とを有し、前記周壁
    部材がその長さ方向に沿う両側壁の下端に外方向へ屈曲
    する互いに反対向きの突縁部を有し、 前記コンタクトのほぼ中間部が前記底部材にインサート
    成形で一体に埋め込まれ、前記コンタクトの中間部から
    その一端へ延びる起立部が前記底部材の上面から前記周
    壁部材内に延在するとともにこの起立部に相手コネクタ
    の導電コンタクトの接触部に対する接触部を有し、か
    つ、前記コンタクトの中間部からその他端へ延びる脚部
    が前記底部材の前記高段面の側縁部から前記低段面に沿
    ってその外方向へ突出するとともにこの脚部の先端にプ
    リント配線板の導電パッドに対するハンダ付けのための
    接続部を有し、 前記コンタクトの前記接続部を除く前記脚部が前記周壁
    部材の突縁部の裏面と前記底部材の前記低段面の上面と
    の間に挟持されていることを特徴とする前記電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】前記周壁部材の前記突縁部が前記底部材の
    前記低段面の側縁から外方へ張り出して該突縁部の裏面
    が前記コンタクトの前記脚部の上面に接触している請求
    項1に記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】前記突縁部がその裏面にその長さ方向へ間
    隔をおいて突出する係止爪を有し、この係止爪が前記突
    縁部から外側へ突出する前記コンタクトの前記接続部を
    除く前記脚部の各々の間に介在するとともに前記底部材
    の下面に係合している請求項1に記載の電気コネクタ。
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JPH1140288A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Nec Corp 表面実装コネクタ

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