JPH09155U - エッジコネクタ - Google Patents

エッジコネクタ

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Publication number
JPH09155U
JPH09155U JP010592U JP1059296U JPH09155U JP H09155 U JPH09155 U JP H09155U JP 010592 U JP010592 U JP 010592U JP 1059296 U JP1059296 U JP 1059296U JP H09155 U JPH09155 U JP H09155U
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JP
Japan
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contact
card
housing
edge connector
receiving groove
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP010592U
Other languages
English (en)
Inventor
正治 山田
智生 山田
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本エー・エム・ピー株式会社 filed Critical 日本エー・エム・ピー株式会社
Priority to JP010592U priority Critical patent/JPH09155U/ja
Publication of JPH09155U publication Critical patent/JPH09155U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリーカードの挿入時ハウジングへの応力
負担を減少させたエッジコネクタを提供すること。 【解決手段】 接触子70はハウジング2の取付溝24
に挿入される取付脚74と、ハウジング2のアーム受容
溝22に挿入され、カード100の上面の導電パッドに
接触する接触アーム78を有する。隣接する接触子は下
面の導電パッドに接触する接触アーム78’を有する。
カード100は接触アーム78、78’間に挿入され、
ハウジング2への応力集中が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はエッジコネクタ、特にメモリーカード、ICカード等(以下単にカー ドという)の導電パッドと接続するエッジコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
エッジコネクタのハウジングにはカードの端子又は導電パッドと接触する接触 子が保持されている。接触子の形状は、例えば実開昭61−103883号公報 、或いは本考案の出願人が平成4年3月5日付で出願した特願平4−83224 号明細書(特開平5−251140号公報)に開示された接触子の如く片持梁状 のものが知られている。この形式の接触子は相手方の導体と接触すると一方向に 偏倚されてそれを保持するハウジングの保持部に応力が集中する。その結果、ハ ウジングを破壊し、或いは接触子とプリント基板とのはんだ接続部に亀裂が生じ たりする可能性がある。
【0003】 本考案の目的はカードを受容したときに、接触子を経てハウジングにかかる応 力の集中を防ぎ、ハウジングの損傷、はんだ接続部の亀裂を防止するエッジコネ クタ用接触子を提供することである。
【0004】
【課題解決の為の手段】
本考案のエッジコネクタは、メモリーカード等のカード部材の前端部に形成さ れた導電パッドを基板に接続するエッジコネクタにおいて、 両端に腕を有し、該腕間に上下に前記カード部材を受容する受容溝、及び取付 溝を有する略コ字状の絶縁ハウジングと、 該絶縁ハウジングの前記取付溝に挿入保持される取付脚及び前記受容溝内に延 びる接触アームを有する複数の接触子とを具え、 該接触子の前記接触アームは交互に上下に列状に配置され、該列間に前記カー ド部材を挿入することを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の好適実施形態を添付図を参照して以下詳細に説明する。
【0006】 図1は本考案のエッジコネクタ1及びカード(カード部材)100を示す。エ ッジコネクタ1は略コ字状をした絶縁性のハウジング2と接触子70を含む。長 手方向に延びるハウジング2の本体4の両側には腕6が一体に成形されている。 本体4及び腕6の内側にはカード100を受容する受容溝8、ガイド溝10、1 0’が形成されている。本体4の受容溝8はカード100の前端部102を受容 し、ガイド溝10、10’はカード100の側縁部104、104’を各々受容 する。受容溝8にはその長手方向に沿って接触子70が配設される。図1には、 接触子70の接触アーム78、78’を受容するアーム受容溝22と取付脚74 を受容する取付溝24を示してある。接触子70はカード100の上面111及 び下面112に設けた導電パッド106と電気的接続がなされる。ガイド溝10 、10’の上部側壁は中央部が切欠かれており、残りの上部側壁部分が突出壁1 2、14として凹凸係合部を形成している。
【0007】 カード100をエッジコネクタ1に挿入するには、カード100の切欠き10 8、110をエッジコネクタ1の突出壁12、14に各々位置合せしてカード1 00を上方から下方へ移動させる。引き続きカード100を受容溝8の方へガイ ド溝10、10’内を摺動させて押圧し、導電パッド106と接触子70とが接 触するまで挿入してカード100とエッジコネクタ1との接続を完了する。導電 パッドは上面111と下面112に配置されている。
【0008】 エッジコネクタ1は腕6の先端部に断面略コ字状の金属板20が固定されてお り、この金属板20をプリント基板18に表面実装(SMT)により取付けるこ とができる。
【0009】 図2には図1に示すエッジコネクタ1のIIーII断面図を示す。ハウジング 2はアーム受容溝22と取付溝24とを有する。アーム受容溝22は受容溝8と 連通している。アーム受容溝22と取付溝24は隔壁26によって区画されてい る。アーム受容溝22及び取付溝24はハウジング2と一体の中央壁28によっ て区画されているが後方部分は連通している。受容溝8の前方端部には面取り3 0が形成されカード100を挿入する際その前端部102と干渉しないようにな っている。
【0010】 接触子70、70’は金属板を打抜いて形成され、略矩形の本体部72、そこ から前方に突出する取付脚74、本体部72から下方に延びプリント基板18に 表面実装されるタイン部76、及び本体部から上方且つ前方に延び導電パッド1 06と接触する接触アーム78、78’を有している。取付脚74は側縁に突起 80、80’が形成されており、先端は弧状となっている。接触子70、70’ は接触アーム78、78’のみが相違している。即ち、接触子70の接触アーム 78は、カード100の上面の導電パッド106と接触するように湾曲部84か ら上方に延び、更に下方に緩やかに傾斜しながら延びて先端の導電パッド106 との接触部86を形成している。接触子70’の接触アーム78’は、カード1 00の下面112の導電パッド106(図示せず)と接触するように、湾曲部8 4から下方に延びて先端まで接触アーム78と対称に形成されている。
【0011】 接触子70、70’をハウジングに取付けるには、ハウジング2の後方から取 付脚74を取付溝24内に水平方向に圧入して受容溝8に沿って交互に取付ける 。このとき取付脚74は突起80、80が取付溝24の内壁と係合して、中央壁 28と底壁29との間に保持される。接触アーム78は受容溝8の上部に、接触 アーム78’は受容溝8の下部に各々位置し、受容溝8内に延びている。カード 100が受容溝8に挿入されると接触アーム78、78’の接触部86は各々上 方、及び下方に撓んで導電パッド106と接触する。この際接触アーム78、7 8’の回転モーメントにより接触子70、70’の取付脚74には夫々上向きと 下向きの力が作用する。しかし、2種類の接触子70、70’は交互に配置され ている為、取付脚74がハウジング2に及ぼす力は中央壁28及び底壁29に分 散される。従ってハウジング2に加わる応力は部分的に集中することがなく、ハ ウジング2を破損することがない。また、タイン部76にも応力が生じにくいの で、プリント基板18に接続するはんだ部32にも亀裂が生じにくい。
【0012】 図3は接触子70、70’及びハウジング2を分離した斜視図である。2種類 の接触子が交互に配置されている状況が明瞭に示されている。図3に於て、中央 壁28’は接触アーム78’の下側の撓みを許容する為に図2に示す中央壁より 薄くなっている。しかしこの中央壁28’には取付脚74の回転モーメントによ る応力は生じない。
【0013】 以上、好適実施形態について説明したが、エッジコネクタの腕の形状、突出壁 の形状、配置については、種々の形態が考えられ本実施形態に限定するものでは ない。また接触子の形状も基本的には本考案のコンセプトを維持しながら変更す ることは可能であり、本実施形態の接触子形状に限定するものではない。
【0013】
【考案の効果】
本考案のエッジコネクタは絶縁ハウジングの上下に配置された受容溝及び取付 け溝に夫々挿入される取付脚及び接触アームを有する複数の接触子を有し、接触 アームは交互に列状に配置されてカード部材はこの列間に挿入する様構成される 。従って、取付脚を保持するハウジングには応力が分散して加わるので、ハウジ ングの破損を防止できる。また、エッジコネクタの寿命を長くすることができ、 電気的接続の信頼性を向上することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のエッジコネクタ及びそれに挿入さ
れるメモリーカードの斜視図である。
【図2】 図1のエッジコネクタのII−II線断面
における断面図である。
【図3】 接触子とハウジングとを分離した斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 エッジコネクタ 2 絶縁ハウジング 6 腕 8 受容溝 18 プリント基板 24 取付溝 70、70’接触子 74 取付脚 78、78’接触アーム 100 カード部材 106 導電パッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリーカード等のカード部材の前端部
    に形成された導電パッドを基板に接続するエッジコネク
    タにおいて、 両端に腕を有し、該腕間に上下に前記カード部材を受容
    する受容溝、及び取付溝を有する略コ字状の絶縁ハウジ
    ングと、 該絶縁ハウジングの前記取付溝に挿入保持される取付脚
    及び前記受容溝内に延びる接触アームを有する複数の接
    触子とを具え、 該接触子の前記接触アームは交互に上下に列状に配置さ
    れ、該列間に前記カード部材を挿入することを特徴とす
    るエッジコネクタ。
JP010592U 1996-09-27 1996-09-27 エッジコネクタ Withdrawn JPH09155U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP010592U JPH09155U (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エッジコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP010592U JPH09155U (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エッジコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09155U true JPH09155U (ja) 1997-03-28

Family

ID=11754525

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JP010592U Withdrawn JPH09155U (ja) 1996-09-27 1996-09-27 エッジコネクタ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000150078A (ja) * 1998-11-11 2000-05-30 Smk Corp カードコネクタを備えた情報媒体
JP2011175931A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Three M Innovative Properties Co 接触子および電気コネクタ
JP2013008648A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気コネクタ
EP2622692A1 (en) * 2010-09-30 2013-08-07 Apple Inc. High-speed card connector having wide power contact

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