JP3512181B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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Description
取り付けられ、外部との相互接続を可能にする電気コネ
クタに関する。 【0002】 【従来の技術】従来よりプリント回路板(又は基板)取
付型の電気コネクタは相手コネクタとの接続が容易なよ
うにプリント回路板上の適当な位置に取り付けられる
が、特にディスクアレイ等の応用のためにプリント回路
板の端縁に取り付けられる電気コネクタが使用される。 【0003】この種の電気コネクタはプリント回路板に
取り付けられるとき、プリント回路板の一面側に固定さ
れ、プリント回路板の端縁にまわり込み、嵌合面が側方
を向くよう配置される。従って、比較的不安定な位置に
電気コネクタが配置されるので、電気コネクタはプリン
ト回路板に強固に固定される必要があった。比較的強固
な固定手段を有するこの種の電気コネクタの例が特開昭
63−304585号及び特開平6−333621号公
報に開示される。 【0004】前者によれば、コネクタ本体と別体の取付
部材を有する電気コネクタが開示される。電気コネクタ
は取付部材に形成される突出部をプリント回路板の開口
を通過するように配置させた後に、ハウジングと取付部
材とを係合させ、ハウジングと取付部材との間にプリン
ト回路板を挟持するよう構成される。一方後者によれ
ば、固定手段としてハウジングに形成されるポストと固
定金具とを有する電気コネクタ、及びプリント基板を挟
持する構成を具える固定金具を有する電気コネクタが開
示される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述の公報に開示され
る電気コネクタは、相手コネクタとの嵌合時に、相手コ
ネクタの接地用端子と接触する接地用端子を有するもの
ではないが、近年応用によってはそのような構成が求め
らている。 【0006】本発明の目的は、相手コネクタとの嵌合時
に相手コネクタの接地用端子と確実に接触する接地用兼
固定用の端子を有する電気コネクタを比較的単純な構成
にして提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電気コ
ンタクトを収容するハウジング、及び略コ字状断面の基
部と、該基部より延びるリテンションレグと、相手の接
地用端子と接触するための弾性接触部とを有する接地用
端子金具を具備する電気コネクタにおいて、前記基部
は、内方に向けて対向するように突出する複数の支持部
を有し、該複数の支持部の少なくとも1個は、残余の支
持部より大寸法に形成され、前記基部が前記ハウジング
の側壁面に長さ方向に延びる略T字状のレールと係合し
て、前記接地用端子金具を前記ハウジングに固定するこ
とを特徴とする。 【0008】本発明の電気コネクタは、相手コネクタと
の嵌合時に相手の接地用端子と接触する接地用端子金具
を有する。端子金具は金属板の打ち抜き折り曲げにより
形成され、相手端子との接触の為の弾性接触部、少なく
とも一部が略コ字状又は略C字状の断面となる基部及び
基部から延びる2本のリテンションレグを有し、これら
が一体的に形成される。従って、端子金具は電気コネク
タを固定する機能も有する。リテンションレグの各々
は、一対のアームを有する。1対のアームは中間部で板
厚方向に相互に離間するよう変位される。更に各アーム
は外方を向く突出部とプリント回路板の透孔内に挿入さ
れるとき、相手アームと交差する先端のエッジ部とを有
する。 【0009】端子はハウジングの側壁に取り付けられ
る。ハウジングの側壁の少なくとも一部には断面が略T
字状となるレールが形成され、端子の基部はこのレール
と係合するよう構成される。更に、ハウジングは底面側
に突出するポストを有する。ポストは2本のリテンショ
ンレグと三角形の頂点を構成する位置、好ましくは略二
等辺三角形の頂点位置に配置される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
電気コネクタの好適実施形態を説明する。 【0011】図1(a)乃至(c)には本発明の電気コ
ネクタ10が示される。電気コネクタ10は略台形形状
の嵌合部16を具えるハウジング11、複数の電気コン
タクト12、及びハウジング11の外側面に位置する端
子金具50を有する。 【0012】ハウジング11の嵌合部16の両側方に
は、相手コネクタとの嵌合時に嵌合を案内する案内部1
7が形成される。電気コネクタ10がプリント回路板等
の側縁に取り付けられるべく、ハウジング11は嵌合部
16の逆側に薄厚に形成される薄板部18を有する。従
って、取り付け時にはプリント回路板200は図1
(c)中に1点鎖線で示される位置に置かれる。薄板部
18には電気コネクタ10をプリント回路板200に位
置合わせして固定支持するためのポスト40が形成され
る。 【0013】電気コンタクト12の配置は図2に示され
る。各電気コンタクト12は嵌合時に相手側コンタクト
の電気コンタクトと接触する接触部20とプリント回路
板200上のパッド(図示せず)に半田付接続されるタ
イン部21とを有する。電気コンタクト12は、ハウジ
ング11内に配置されるとき、図示の如く互いに相違す
る位置に置かれる接触部20を具える2種類が用意さ
れ、両者が交互に1列に配置される。両者の半田付け用
タイン部21は略一面に位置するよう置かれる。 【0014】上述の如く、端子金具50がハウジング1
1の側壁面に配置される。端子金具50は図3にキャリ
アストリップ70と共に示される。端子金具50は相手
コネクタとの嵌合時に相手側の端子と接触する接触部5
1、一部が略コ字状の断面を有する基部52、及び基部
52より延びる2本のリテンションレグ80を有する。
タブ状の接触部51には接触及び補強のためのビード
(突条)55が形成される。また、接触部51に弾性を
提供すべく根元にくびれ56が形成される。 【0015】基部52より延びるリテンションレグ80
の各々は図3(a)、(b)の如く分離した1対のアー
ム81を含む。リテンションレグ80を構成する1対の
アーム81の各々は中間の傾斜部82により互いに板厚
方向に偏位され、そのまま先端方向へ延びる。各アーム
の先端部83は外方に突出する突出部84及び内方に向
いて端縁に傾斜面を具えるエッジ部86を有する。エッ
ジ部86は対向する相手アームのそれと図3(b)の如
く近接配置される。電気コネクタ10がプリント回路板
200に取り付けられるとき、リテンションレグ80は
プリント回路板200の透孔内に挿入され、このとき突
出部84が透孔内壁に接し、1対のアーム81は板面が
交差するよう内方に向けて撓む。 【0016】図3(a)乃至(c)に示す如く、基部5
2は一部が略コ字状に形成され、頂壁60、側壁61及
び底壁62を構成する。頂壁60及び底壁62には図3
(a)乃至(c)に示す如く、内方へ向けて対向するよ
う突出する複数の支持部63が形成される。支持部63
の作用は図4に示される。ハウジング11の側壁面には
図4の如く、T字状のレール14が形成される。このレ
ール14が上述の支持部63と係合し、これにより端子
金具50がハウジングに固定される。好ましくは支持部
63の少なくとも1個は大寸法に形成され、レール14
に近接して設けられる凹部(図示せず)と係合されるよ
う構成され、これにより端子金具50のレール14の長
さ方向への動きが阻止される。 【0017】以上の構成により、端子金具50は図1
(b)乃至(c)の如く、ハウジング11の側壁面にも
案内部17に沿って配置される。図1(b)の如く、電
気コネクタ10を支持する端子金具50のリテンション
レグ80とハウジング11のポスト40は、電気コネク
タ10の嵌合部16と逆側の薄板部18の両側方で三角
形の頂点を構成する位置に配置される。本好適実施形態
ではハウジング11に形成される1対のポスト40の一
方は長円形断面を有するよう構成される。これにより、
透孔との間に遊びが形成され、この遊びは半田付時の熱
膨張によって生じるひずみ、又は製造寸法の公差を緩和
すべく作用する。 【0018】また図1(b)に示す如く、端子金具50
の基部52の底壁62はプリント回路板200に面する
よう配置される。底壁62は回路板上のパッドに半田付
接続されて電気コネクタの更なる補強として機能し得
る。 【0019】以上の如く本発明の好適実施形態を示した
が、これはあくまでも例示的なものであり、当業者によ
って様々な変形変更が成され得る。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、端子金具は電気コネク
タの支持に使用されるとき、相手コネクタ端子と接触可
能な接地用端子としても使用されるので、比較的単純な
構造で電気コネクタ支持と接地接続の両機能が実現され
る。 【0021】加えて、本発明によれば、端子金具が電気
コネクタハウジング側壁に強固に固定され、端子金具が
ハウジングから抜け落ちることはない。
す図で、(a)は正面図、(b)は底面図及び(c)は
側面図。 【図2】図1の電気コネクタ中の電気コンタクトの配置
を示す部分断面図。 【図3】図1の電気コネクタに使用される端子金具を示
す図で、(a)は正面図、(b)は底面図及び(c)は
側面図。 【図4】図3の端子金具とハウジングとの係合を示す部
分断面図。 【符号の説明】 10 電気コネクタ 11 ハウジング 12 電気コンタクト 14 レール 16 嵌合部 40 ポスト 50 端子金具 51 接触部 52 基部 80 リテンションレグ 200 プリント回路板
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の電気コンタクトを収容するハウジン
グ、及び略コ字状断面の基部と、該基部より延びるリテ
ンションレグと、相手の接地用端子と接触するための弾
性接触部とを有する接地用端子金具を具備する電気コネ
クタにおいて、 前記基部は、内方に向けて対向するように突出する複数
の支持部を有し、 該複数の支持部の少なくとも1個は、残余の支持部より
大寸法に形成され、 前記基部が前記ハウジングの側壁面に長さ方向に延びる
略T字状のレールと係合して、前記接地用端子金具を前
記ハウジングに固定することを特徴とする電気コネク
タ。
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JP2002026638A JP3512181B2 (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 電気コネクタ |
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