JPH065377B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH065377B2 JPH065377B2 JP61151215A JP15121586A JPH065377B2 JP H065377 B2 JPH065377 B2 JP H065377B2 JP 61151215 A JP61151215 A JP 61151215A JP 15121586 A JP15121586 A JP 15121586A JP H065377 B2 JPH065377 B2 JP H065377B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- image
- tank
- solvent
- image forming
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D9/00—Diffusion development apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱現像感光材料に形成された可動性の色素画
像を画像形成用溶媒の存在下に受像材料に転写して受像
材料上に色素画像を形成する装置に関するものである。
像を画像形成用溶媒の存在下に受像材料に転写して受像
材料上に色素画像を形成する装置に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点] 熱現像感光材料を用いてカラー画像を得る画像形成装置
として、特開昭59−75247号に示される如く、熱
現像感光材料へ画像を露光した後に熱現像部へと送り、
熱現像後の感光材料に受像紙を密着し転写工程により受
像材料に可動性色素を転写して色素画像を得るようにし
たものが知られている。更に、実願昭61−11673
4号には画像露光した熱現像感光材料を受像材料と密着
して加熱し、熱現像と色素の転写を同時に行う装置が記
載されている。
として、特開昭59−75247号に示される如く、熱
現像感光材料へ画像を露光した後に熱現像部へと送り、
熱現像後の感光材料に受像紙を密着し転写工程により受
像材料に可動性色素を転写して色素画像を得るようにし
たものが知られている。更に、実願昭61−11673
4号には画像露光した熱現像感光材料を受像材料と密着
して加熱し、熱現像と色素の転写を同時に行う装置が記
載されている。
上記の感光材料および/または受像材料には、転写工程
前もしくは熱現像工程前に、色素の転写もしくは現像を
促進するために、予め水等の画像形成用溶媒が付与され
るようになっている。
前もしくは熱現像工程前に、色素の転写もしくは現像を
促進するために、予め水等の画像形成用溶媒が付与され
るようになっている。
この画像形成用溶媒は、特開昭59−181353号に
記載のローラ塗布またはワイヤバー塗布、特開昭59−
181354号に記載の吸水性部材を用いる方法、特開
昭59−181346号に記載のビード塗布、特開昭5
9−181348号に記載の撥水性ローラを用いたビー
ド塗布、その他、ディップ塗布などの方法で感光材料お
よび/または受像材料に供給される。
記載のローラ塗布またはワイヤバー塗布、特開昭59−
181354号に記載の吸水性部材を用いる方法、特開
昭59−181346号に記載のビード塗布、特開昭5
9−181348号に記載の撥水性ローラを用いたビー
ド塗布、その他、ディップ塗布などの方法で感光材料お
よび/または受像材料に供給される。
画像形成用溶媒を効率的に用いるためには、画像形成用
溶媒は、上記の塗布部のような溶媒供給部と溶媒の貯蔵
部の間を循環させて使用される。
溶媒は、上記の塗布部のような溶媒供給部と溶媒の貯蔵
部の間を循環させて使用される。
ところが、上記のように画像形成用溶媒を循環再使用す
ると、使用頻度に応じて、感光材料および/または受像
材料からゼラチン、その他の成分が溶媒中に剥離ないし
溶出してかびや細菌が発生しやすく、溶媒に汚れが生じ
る。このような汚れが発生すると、溶媒の供給装置を汚
染して溶媒の供給に支障を与えたり、感光材料と受像材
料の間に介在して現像もしくは転写を妨げるという問題
を引き起こす。
ると、使用頻度に応じて、感光材料および/または受像
材料からゼラチン、その他の成分が溶媒中に剥離ないし
溶出してかびや細菌が発生しやすく、溶媒に汚れが生じ
る。このような汚れが発生すると、溶媒の供給装置を汚
染して溶媒の供給に支障を与えたり、感光材料と受像材
料の間に介在して現像もしくは転写を妨げるという問題
を引き起こす。
本発明は、上記の欠点を改良することを目的とするもの
であり、長期間にわたって画像形成用溶剤を循環再使用
してもかびや細菌の発生を抑えることにより溶媒の供給
に支障を与えたりせずまた現像もしくは転写を妨害した
りしない画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
であり、長期間にわたって画像形成用溶剤を循環再使用
してもかびや細菌の発生を抑えることにより溶媒の供給
に支障を与えたりせずまた現像もしくは転写を妨害した
りしない画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明に係る画像形成装置は、画像形成用溶媒を熱現像
感光材料及び/または受像材料に供給して、熱現像感光
材料に形成された可動性色素画像を受像材料へ転写する
ことにより受像材料に色素画像を得る画像形成装置にお
いて、溶媒供給部と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒
が循環するようにし、かつこの循環系の中に陽イオン交
換体を存在させたことを特徴としている。
感光材料及び/または受像材料に供給して、熱現像感光
材料に形成された可動性色素画像を受像材料へ転写する
ことにより受像材料に色素画像を得る画像形成装置にお
いて、溶媒供給部と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒
が循環するようにし、かつこの循環系の中に陽イオン交
換体を存在させたことを特徴としている。
本発明はCa2+イオン、Mg2+イオン、Fe3+イオン等
の陽イオンが存在すると、かびや細菌が繁殖しやすいと
いう発見に基づく。
の陽イオンが存在すると、かびや細菌が繁殖しやすいと
いう発見に基づく。
本発明では、画像形成用溶媒中に蓄積されるCa2+イオ
ン、Mg2+イオンもしくは重金属イオンはイオン交換体
によって除去されるので、かびや細菌の発生が抑制でき
溶媒供給装置が汚染されず、溶媒の供給が支障なく行わ
れ、現像もしくは転写が妨害されないで、常に良好な画
質の色素画像が得られる。
ン、Mg2+イオンもしくは重金属イオンはイオン交換体
によって除去されるので、かびや細菌の発生が抑制でき
溶媒供給装置が汚染されず、溶媒の供給が支障なく行わ
れ、現像もしくは転写が妨害されないで、常に良好な画
質の色素画像が得られる。
本発明においては画像形成用溶媒中のCa2+イオン、M
g2+イオン、およびFe3+イオン等の重金属陽イオンを
除去する目的で陽イオン交換体と溶媒とを接触させて処
理する。
g2+イオン、およびFe3+イオン等の重金属陽イオンを
除去する目的で陽イオン交換体と溶媒とを接触させて処
理する。
本発明に用いられる陽イオン交換体の形状は特に限定さ
れず、粒状、繊維状、膜状、管状、ベレット状等のもの
が使用できる。陽イオン交換体としては、陽イオン交換
樹脂、陽イオン交換膜、吸着樹脂、キレート樹脂等の高
分子物質が使用できるが短時間に完全に、Ca2+イオン
や重金属イオンを除去する点では特に陽イオン交換樹脂
が望ましい。陽イオン交換樹脂は、ポリスチレン系強酸
性型、ポリスレチン系弱酸性型、ポリアクリル系弱酸性
型、ポリメタクリル系弱酸性型等が使用できるが、強酸
性のものが望ましく、特にポリスチレンまたはポリスチ
レン/ジビニルベンゼンをベースとし、交換活性基とし
て、スルホン酸基等を有する陽イオン交換樹脂が好適で
ある。
れず、粒状、繊維状、膜状、管状、ベレット状等のもの
が使用できる。陽イオン交換体としては、陽イオン交換
樹脂、陽イオン交換膜、吸着樹脂、キレート樹脂等の高
分子物質が使用できるが短時間に完全に、Ca2+イオン
や重金属イオンを除去する点では特に陽イオン交換樹脂
が望ましい。陽イオン交換樹脂は、ポリスチレン系強酸
性型、ポリスレチン系弱酸性型、ポリアクリル系弱酸性
型、ポリメタクリル系弱酸性型等が使用できるが、強酸
性のものが望ましく、特にポリスチレンまたはポリスチ
レン/ジビニルベンゼンをベースとし、交換活性基とし
て、スルホン酸基等を有する陽イオン交換樹脂が好適で
ある。
これらの陽イオン交換樹脂はゲル型でもポーラス型でも
よく、また、架橋度も任意のものが使用できる。本発明
で使用できる陽イオン交換樹脂の例としてはダイヤイオ
ンSK−1B、ダイヤイオンPK−216(三菱化
成)、AmberliteIR−120B(オルガノ)、Dowex5
0W(室町化学)などを挙げることができる。陽イオン
交換樹脂は、市販時のNa型がそのまま使用できるが、
適当な前処理を行って、Li型、K型等に変換して使用
してもよい。
よく、また、架橋度も任意のものが使用できる。本発明
で使用できる陽イオン交換樹脂の例としてはダイヤイオ
ンSK−1B、ダイヤイオンPK−216(三菱化
成)、AmberliteIR−120B(オルガノ)、Dowex5
0W(室町化学)などを挙げることができる。陽イオン
交換樹脂は、市販時のNa型がそのまま使用できるが、
適当な前処理を行って、Li型、K型等に変換して使用
してもよい。
また、H型の陽イオン交換樹脂も使用できるが、この場
合溶媒のpHが低下するため、OH型の陰イオン交換樹脂
とともに用いるのが好ましい。陽イオン交換体の使用方
法は、特に限定されるものではなく、画像形成用溶媒が
実質的に陽イオン交換体と接触し得ればよい。このよう
な使用態様として例えば、循環タンク内に敷き詰めて使
用してもよく、また、カラムに充填させ、画像形成用溶
媒をカラムを通過させて使用してもよい。
合溶媒のpHが低下するため、OH型の陰イオン交換樹脂
とともに用いるのが好ましい。陽イオン交換体の使用方
法は、特に限定されるものではなく、画像形成用溶媒が
実質的に陽イオン交換体と接触し得ればよい。このよう
な使用態様として例えば、循環タンク内に敷き詰めて使
用してもよく、また、カラムに充填させ、画像形成用溶
媒をカラムを通過させて使用してもよい。
本発明での陽イオン交換体の使用量は、陽イオン交換体
のイオン交換能、溶媒もしくは感光材料中のCa2+イオ
ン、Mg2+イオン等の重金属イオンの含有量溶媒の液温
等により異なるため、限定できないが、溶媒中のCa2+
イオン、Mg2+イオン等の重金属イオンの量がいずれも
5mg/、好ましくは3mg/以下となるように必要な
量を使用する。
のイオン交換能、溶媒もしくは感光材料中のCa2+イオ
ン、Mg2+イオン等の重金属イオンの含有量溶媒の液温
等により異なるため、限定できないが、溶媒中のCa2+
イオン、Mg2+イオン等の重金属イオンの量がいずれも
5mg/、好ましくは3mg/以下となるように必要な
量を使用する。
本発明においては、感材中から溶出するアニオン性物質
や有機物質を除去するために陰イオン交換樹脂、吸着樹
脂、活性炭、ゼオライト等と併用することができる。
や有機物質を除去するために陰イオン交換樹脂、吸着樹
脂、活性炭、ゼオライト等と併用することができる。
本発明に適用される画像形成装置は、露光された熱現像
感光材料を熱現像する熱現像部と、熱現像された感光材
料と受像材料とを重ね合わせて加熱し受像材料に画像を
転写する転写部とが別個に設けられたものであってもよ
く、また、この熱現像部と転写部が同じ場所に設けられ
たもの、すなわち露光された熱現像感光材料と受像材料
とを重ね合わせて加熱し熱現像と熱転写とを同時に行な
う熱現像転写部が設けられたものであってもよい。
感光材料を熱現像する熱現像部と、熱現像された感光材
料と受像材料とを重ね合わせて加熱し受像材料に画像を
転写する転写部とが別個に設けられたものであってもよ
く、また、この熱現像部と転写部が同じ場所に設けられ
たもの、すなわち露光された熱現像感光材料と受像材料
とを重ね合わせて加熱し熱現像と熱転写とを同時に行な
う熱現像転写部が設けられたものであってもよい。
また、本発明が適用された画像形成装置では、例えば、
米国特許第4430415号、同第4483914号、
同第4500626号、同第4503137号、特開昭
59−154445号、特開昭59−165054号、
特開昭59−180548号、特開昭59−21844
3号、特開昭60−120356号、特願昭59−20
9563号、特願昭60−79709号、特願昭60−
169585号、特願昭60−244873号等に記載
の熱現像感光材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色
素固定要素)を使用することができる。
米国特許第4430415号、同第4483914号、
同第4500626号、同第4503137号、特開昭
59−154445号、特開昭59−165054号、
特開昭59−180548号、特開昭59−21844
3号、特開昭60−120356号、特願昭59−20
9563号、特願昭60−79709号、特願昭60−
169585号、特願昭60−244873号等に記載
の熱現像感光材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色
素固定要素)を使用することができる。
本発明において、画像形成用溶媒とは、画像形成に必要
とされる溶媒であって、例えば、水、低沸点有機溶媒
(アルコール、ケトン類、アミド類等)あるいはこれら
の溶媒に界面活性剤、現像促進剤、連像停止剤の種々の
添加剤を加えたもの等が含まれる。
とされる溶媒であって、例えば、水、低沸点有機溶媒
(アルコール、ケトン類、アミド類等)あるいはこれら
の溶媒に界面活性剤、現像促進剤、連像停止剤の種々の
添加剤を加えたもの等が含まれる。
[第1実施例] 以下に、熱現像と熱転写が同時に行なわれる場合を例に
とって、本発明に適用された画像形成装置について説明
する。
とって、本発明に適用された画像形成装置について説明
する。
第2図には本実施例による画像形成装置10が示されて
いる。
いる。
この画像形成装置10では機台12上へマガジン14が
搭載されて熱現像感光材料16を収容している。マガジ
ン14内の感光材料16はその外周から引き出されカッ
ター18で所定長さに切断された後に露光ドラム20の
外周へと巻き付けられる(第2図矢印A方向)。露光ド
ラム20の外周には露光ヘツド22が対応しており、露
光後に露光ドラム20が逆転し感光材料16はスクレー
パ24で剥離され、水塗布部34を経て熱現像転写部2
8へと送られるようになっている。
搭載されて熱現像感光材料16を収容している。マガジ
ン14内の感光材料16はその外周から引き出されカッ
ター18で所定長さに切断された後に露光ドラム20の
外周へと巻き付けられる(第2図矢印A方向)。露光ド
ラム20の外周には露光ヘツド22が対応しており、露
光後に露光ドラム20が逆転し感光材料16はスクレー
パ24で剥離され、水塗布部34を経て熱現像転写部2
8へと送られるようになっている。
一方、トレイ30に収容された受像紙32は熱現像転写
部28へ送られて感光材料16と重ね合わされた後に熱
現像転写部28内のヒータで加熱される。これによって
感光材料16は現像されると共に、現像された画像が受
像紙32へ転写される。
部28へ送られて感光材料16と重ね合わされた後に熱
現像転写部28内のヒータで加熱される。これによって
感光材料16は現像されると共に、現像された画像が受
像紙32へ転写される。
転写終了後には、剥離部36を経て感光材料16は廃棄
トレイ38内へ収容され、受像紙32は乾燥部40を経
て取り出しトレイ42へと送り出されるようになってい
る。
トレイ38内へ収容され、受像紙32は乾燥部40を経
て取り出しトレイ42へと送り出されるようになってい
る。
第1図に示される如く、水塗布部34には搬送される感
光材料16を挟持する一対の搬送ローラ44、46が配
置され、これらの搬送ローラ44、46の後流には一対
の搬送ローラ48、50が感光材料16を挟持搬送する
状態で配置されている。
光材料16を挟持する一対の搬送ローラ44、46が配
置され、これらの搬送ローラ44、46の後流には一対
の搬送ローラ48、50が感光材料16を挟持搬送する
状態で配置されている。
これらのローラは図示しないモータの駆動力を受けて感
光材料16を矢印B方向に熱現像転写部28へと送り出
す構成である。また、これらの搬送ローラ間には搬送さ
れる感光材料16の両側端に対応してガイドプレート5
1A、51Bが設けられて感光材料16を搬送ローラ4
4、46間から搬送ローラ48、50間へと案内するよ
うになっている。
光材料16を矢印B方向に熱現像転写部28へと送り出
す構成である。また、これらの搬送ローラ間には搬送さ
れる感光材料16の両側端に対応してガイドプレート5
1A、51Bが設けられて感光材料16を搬送ローラ4
4、46間から搬送ローラ48、50間へと案内するよ
うになっている。
搬送ローラ46と搬送ローラ50との間には感光材料1
6の裏面(露光面側)中央部に対応して溶媒供給部51
が設けられている。この溶媒供給部51は、塗布部材と
しての塗布ローラ52を有している。この塗布ローラ5
2はその回転軸54が機台12へ軸支されている。ま
た、この回転軸54には歯車を介してモータ(共に図示
省略)が連結されており、塗布ローラ52はこのモータ
の駆動力で矢印C方向に回転されるようになっている。
6の裏面(露光面側)中央部に対応して溶媒供給部51
が設けられている。この溶媒供給部51は、塗布部材と
しての塗布ローラ52を有している。この塗布ローラ5
2はその回転軸54が機台12へ軸支されている。ま
た、この回転軸54には歯車を介してモータ(共に図示
省略)が連結されており、塗布ローラ52はこのモータ
の駆動力で矢印C方向に回転されるようになっている。
塗布ローラ52は画像形成用溶媒である水70が充填さ
れる主タンク72へ一部が浸漬されており、塗布ローラ
52の回転時にその周面で水70を持ち出すようになっ
ている。
れる主タンク72へ一部が浸漬されており、塗布ローラ
52の回転時にその周面で水70を持ち出すようになっ
ている。
塗布ローラ52で持ち出された水70は、感光材料16
との間でビード70Aが形成されるようになっており、
この状態で感光材料16の搬送に応じて、感光材料16
の裏面へと塗布水を形成するようになっている。
との間でビード70Aが形成されるようになっており、
この状態で感光材料16の搬送に応じて、感光材料16
の裏面へと塗布水を形成するようになっている。
水70が充填される主タンク72には水70を供給する
供給パイプ74と、水70の余剰分を排出するオーバー
フローパイプ78とが取り付けられ、供給パイプ74の
中間部にはポンプ81が取り付けられている。前記のオ
ーバフローパイプ78の開口部78Aは主タンク72の
底面72Aから所定の高さに配置されており、供給パイ
プ74から供給された水70がこの開口部78Aよりも
上方へ達した場合にその水70を主タンク72外へ排出
させ、主タンク72内の水量(水面高さ)を一定に保つ
ことができるようになっている。
供給パイプ74と、水70の余剰分を排出するオーバー
フローパイプ78とが取り付けられ、供給パイプ74の
中間部にはポンプ81が取り付けられている。前記のオ
ーバフローパイプ78の開口部78Aは主タンク72の
底面72Aから所定の高さに配置されており、供給パイ
プ74から供給された水70がこの開口部78Aよりも
上方へ達した場合にその水70を主タンク72外へ排出
させ、主タンク72内の水量(水面高さ)を一定に保つ
ことができるようになっている。
なお、主タンク72内の水面は塗布ローラ52の約1/
3程度が浸漬される高さとするのが好ましい。
3程度が浸漬される高さとするのが好ましい。
また、塗布ローラ52は、第1図に示される如く、塗布
ローラ52の外周と主タンク72の右側壁72Bとの間
隙寸法(第1図L寸法)が、塗布ローラ52の外周と主
タンク72の左側壁72Cとの間隙寸法(第1図M寸
法)よりも小さくなるように配設されている。
ローラ52の外周と主タンク72の右側壁72Bとの間
隙寸法(第1図L寸法)が、塗布ローラ52の外周と主
タンク72の左側壁72Cとの間隙寸法(第1図M寸
法)よりも小さくなるように配設されている。
これにより、塗布ローラ52の回転時の水70の持ち上
りで塗布ローラ52の左右の水面高さに段差が生じない
ようになっている。なお、前記M寸法は2mm以上とる必
要があり、特に約3mmとするのが好ましい。
りで塗布ローラ52の左右の水面高さに段差が生じない
ようになっている。なお、前記M寸法は2mm以上とる必
要があり、特に約3mmとするのが好ましい。
一方、前記の供給パイプ74とオーバフローパイプ78
の端部は各々、溶媒貯蔵部としての循環タンク94に取
り付けられており、水70を循環再使用できるようにし
てある。
の端部は各々、溶媒貯蔵部としての循環タンク94に取
り付けられており、水70を循環再使用できるようにし
てある。
循環タンク94はその略中央で隔壁95によって供給側
水槽Aと帰還側水槽Bの2室に仕切られている。この隔
壁95は開口部97を有し、この開口部97の全体を覆
うようにフィルタ99が取り付けられている。また水槽
Bには陽イオン交換体110が挿入されている。
水槽Aと帰還側水槽Bの2室に仕切られている。この隔
壁95は開口部97を有し、この開口部97の全体を覆
うようにフィルタ99が取り付けられている。また水槽
Bには陽イオン交換体110が挿入されている。
ここで、オーバフローパイプ78は水槽Bの水面より上
にその端部が位置するように設置されており、水70を
通して汚染物質が主タンク72へ逆流(再帰)するのを
防止するように構成されている。
にその端部が位置するように設置されており、水70を
通して汚染物質が主タンク72へ逆流(再帰)するのを
防止するように構成されている。
以下に本第1実施例の作用を説明する。
カセット14へ収容された感光材料16は所定長さに切
断された後、露光ドラム20へ巻き付けられ、露光ヘッ
ド22で露光された後に水塗布部34へ送られる。
断された後、露光ドラム20へ巻き付けられ、露光ヘッ
ド22で露光された後に水塗布部34へ送られる。
塗布ローラ52は第1図矢印C方向へ回転し、主タンク
72内の水70をその表面へと付着して持ち出し、感光
材料16の裏面(乳剤面)との間にビード70Aを形成
し、これが感光材料16の裏面へ塗布される。
72内の水70をその表面へと付着して持ち出し、感光
材料16の裏面(乳剤面)との間にビード70Aを形成
し、これが感光材料16の裏面へ塗布される。
感光材料16の後端部が塗布ローラ16を通過すると、
ビード70Aは自重で主タンク72へと戻される。
ビード70Aは自重で主タンク72へと戻される。
水塗布部34で水塗布が行なわれた感光材料16は熱現
像転写部28へと送られる。トレイ30から取り出した
熱現像受像紙32は熱現像転写部28へと送られて、感
光材料16と重ね合わされる。ここにおいて水の存在下
で加熱現像が行なわれると同時に形成された色素画像が
受像紙32の転写面へ加熱転写される。この状態では既
に感光材料16へ必要量の水が適切に付与されているた
め、極めて良好な現像転写作業が行なわれる。
像転写部28へと送られる。トレイ30から取り出した
熱現像受像紙32は熱現像転写部28へと送られて、感
光材料16と重ね合わされる。ここにおいて水の存在下
で加熱現像が行なわれると同時に形成された色素画像が
受像紙32の転写面へ加熱転写される。この状態では既
に感光材料16へ必要量の水が適切に付与されているた
め、極めて良好な現像転写作業が行なわれる。
転写後の密着したままの状態の感光材料16と受像紙3
2は熱現像転写部28から剥離部36へと送られ、感光
材料16は集積装置38へ収容され、受像紙32は取出
部40へと送られて取り出される。
2は熱現像転写部28から剥離部36へと送られ、感光
材料16は集積装置38へ収容され、受像紙32は取出
部40へと送られて取り出される。
ここで、本発明に適用された画像形成装置10では、水
を主タンク72と循環タンク94の間を供給パイプ7
4,オーバフローパイプ78を介して循環再使用するよ
うにし、かつ循環タンク94の中にフィルタ99および
陽イオン交換体110を設け、オーバフロー水によって
運ばれてくるバインダ、ほこり、塵などの不純物やCa
2+イオン等の陽イオンを除去するようにしている。
を主タンク72と循環タンク94の間を供給パイプ7
4,オーバフローパイプ78を介して循環再使用するよ
うにし、かつ循環タンク94の中にフィルタ99および
陽イオン交換体110を設け、オーバフロー水によって
運ばれてくるバインダ、ほこり、塵などの不純物やCa
2+イオン等の陽イオンを除去するようにしている。
このフィルタ99としては、特に限定されていないが水
70などの溶媒の透過速度が圧力差1気圧のとき0.1
/m2・時間以上であって、かつ平均長120μm以上の
物質を通過させないものが好ましい。かかるフィルタ9
9としては、例えばアール・ケスティング(R.Kesting)
著、シンセティック・ポリマー・メイブラン(Synthetic
Polymer Membrane)、マグロウヒル社(McGrawHill社)
発行に記載のもの、萩原文二,橋本光一偏「膜による分
離法」講談社発行に記載のものなどが挙げられる。より
具体的にはナイロンメッシュ、不織布などの微孔性膜、
セロハン膜、コロジオン膜、脱硝コロジオン膜、ゲルセ
ロハン膜、パーチメント紙、ポリビニルアルコール膜、
バクテリアセルロース膜、脂肪膜、生体膜などの半透膜
が挙げられる。
70などの溶媒の透過速度が圧力差1気圧のとき0.1
/m2・時間以上であって、かつ平均長120μm以上の
物質を通過させないものが好ましい。かかるフィルタ9
9としては、例えばアール・ケスティング(R.Kesting)
著、シンセティック・ポリマー・メイブラン(Synthetic
Polymer Membrane)、マグロウヒル社(McGrawHill社)
発行に記載のもの、萩原文二,橋本光一偏「膜による分
離法」講談社発行に記載のものなどが挙げられる。より
具体的にはナイロンメッシュ、不織布などの微孔性膜、
セロハン膜、コロジオン膜、脱硝コロジオン膜、ゲルセ
ロハン膜、パーチメント紙、ポリビニルアルコール膜、
バクテリアセルロース膜、脂肪膜、生体膜などの半透膜
が挙げられる。
上記のフィルタによって、水中の不純物、すなわちゼラ
チン等の写真用添加剤、空気中から感光材料及び/又は
受像材料を介して持ち込まれるほこりや塵などが取り除
かれ、主タンクへ循環供給される水は常に清浄になって
いる。またフィルタ99はポンプ81により陽イオン交
換体110が吸い上げられるのを防ぐ役目も担ってい
る。
チン等の写真用添加剤、空気中から感光材料及び/又は
受像材料を介して持ち込まれるほこりや塵などが取り除
かれ、主タンクへ循環供給される水は常に清浄になって
いる。またフィルタ99はポンプ81により陽イオン交
換体110が吸い上げられるのを防ぐ役目も担ってい
る。
更に第1図の第1実施例では主タンク72の底部に主タ
ンク72内の水を排出する排出パイプ76が取り付けら
れており、定期的に弁80を開いて、主タンク72内の
水を全部排出するように構成されている。なお排出パイ
プ76の他端はオーバフローパイプ78と合流されてい
る。このようにすることにより、主タンク72内に沈殿
してオーバフローされにくい不純物も取り除かれるよう
になっている。
ンク72内の水を排出する排出パイプ76が取り付けら
れており、定期的に弁80を開いて、主タンク72内の
水を全部排出するように構成されている。なお排出パイ
プ76の他端はオーバフローパイプ78と合流されてい
る。このようにすることにより、主タンク72内に沈殿
してオーバフローされにくい不純物も取り除かれるよう
になっている。
上記第1実施例では、フィルタ99を循環タンク94の
中に隔壁95を設けてその開口部97に取り付けたが、
この位置および形状に限られる訳ではなく、陽イオン交
換体がポンプ81によって吸い上げられるのを防止でき
る位置および形状であればよい。
中に隔壁95を設けてその開口部97に取り付けたが、
この位置および形状に限られる訳ではなく、陽イオン交
換体がポンプ81によって吸い上げられるのを防止でき
る位置および形状であればよい。
本発明の一態様として陽イオン交換体が陽イオン交換膜
である場合、この陽イオン交換膜はフィルタ99を兼ね
ることができる。この場合、陽イオン交換膜(フィル
タ)99は、この位置に限らず、水70の循環系の中の
どこかに組み込めばよい。例えば供給パイプ74の水取
り入れ口に取り付けてもよいし、オーバフローパイプ7
8と排出パイプ76の合流点より先に取り付けてもよ
い。但し、陽イオン交換膜99によって濾別された不純
物が主タンク72へ再帰しないようにすることが必要
で、そのためには第1図の第1実施例のように主タンク
72からのオーバフロー液及び排出液が逆流しないよう
に構成すればよい。
である場合、この陽イオン交換膜はフィルタ99を兼ね
ることができる。この場合、陽イオン交換膜(フィル
タ)99は、この位置に限らず、水70の循環系の中の
どこかに組み込めばよい。例えば供給パイプ74の水取
り入れ口に取り付けてもよいし、オーバフローパイプ7
8と排出パイプ76の合流点より先に取り付けてもよ
い。但し、陽イオン交換膜99によって濾別された不純
物が主タンク72へ再帰しないようにすることが必要
で、そのためには第1図の第1実施例のように主タンク
72からのオーバフロー液及び排出液が逆流しないよう
に構成すればよい。
また、上記第1実施例では本発明が感光材料16へ水塗
布を行なう場合について説明したが、受像紙32へ水塗
布を行なう場合にも同様に適用可能である。
布を行なう場合について説明したが、受像紙32へ水塗
布を行なう場合にも同様に適用可能である。
(実験例) 特願昭61−17761号の実施例1に記載された感光
材料と色素固定材料(受像材料)Aを用意した。両材料
を第2図に示した画像形成装置にそれぞれセットした。
この画像形成装置の水塗布部34は第1図のように構成
されている。ここで水塗布ローラ52は直径50mmであ
り、回転数は400rpmである。主タンク72には常に
20〜30ccの水が存在するように供給ポンプ89の駆
動とオーバフローパイプの入口78Aの高さが調節、設
定されている。この水塗布ローラによって30cm×30
cmの大きさに切断された感光材料の塗布面に水が約0.
6〜1.5g塗布される。
材料と色素固定材料(受像材料)Aを用意した。両材料
を第2図に示した画像形成装置にそれぞれセットした。
この画像形成装置の水塗布部34は第1図のように構成
されている。ここで水塗布ローラ52は直径50mmであ
り、回転数は400rpmである。主タンク72には常に
20〜30ccの水が存在するように供給ポンプ89の駆
動とオーバフローパイプの入口78Aの高さが調節、設
定されている。この水塗布ローラによって30cm×30
cmの大きさに切断された感光材料の塗布面に水が約0.
6〜1.5g塗布される。
循環タンク94は供給側水槽Aと帰還側水槽Bが設けら
れ、各々に2の水が入るようにした。AとBの間の隔
壁には30mm×30mmの開口部があり、そこに100μ
mのナイロンメッシュが取り付けられている。
れ、各々に2の水が入るようにした。AとBの間の隔
壁には30mm×30mmの開口部があり、そこに100μ
mのナイロンメッシュが取り付けられている。
かかる構成において、上記水槽Bに陽イオン交換樹脂を
入れない場合(テスト1)、陽イオン交換樹脂ダイヤイ
オンPK−216(三菱化成)を25m添加した場合
(テスト2)について、室温25℃〜30℃の条件で感
光材料(30cm×30cm)を1日に50枚処理する実験
を60日間続けた。60日経過後結果を以下に示す。
入れない場合(テスト1)、陽イオン交換樹脂ダイヤイ
オンPK−216(三菱化成)を25m添加した場合
(テスト2)について、室温25℃〜30℃の条件で感
光材料(30cm×30cm)を1日に50枚処理する実験
を60日間続けた。60日経過後結果を以下に示す。
テスト1 (1)水槽Bは水が茶色に変わり、異臭があった。また
細かいゴミや砂状のものが混ったゼリー状のヘドロが水
槽の底に沈殿していた。またローラ52にもヘドロ状の
汚れが見え、感光材料の水塗布面にスリキズや水の塗布
ムラが見えた。
細かいゴミや砂状のものが混ったゼリー状のヘドロが水
槽の底に沈殿していた。またローラ52にもヘドロ状の
汚れが見え、感光材料の水塗布面にスリキズや水の塗布
ムラが見えた。
水槽Aはヘドロ状のものが見えたが、ほとんど清浄であ
った。感光材料の水塗布面は水の塗布ムラがわずかに見
えたが、スリキズは全くなかった。
った。感光材料の水塗布面は水の塗布ムラがわずかに見
えたが、スリキズは全くなかった。
テスト2 (2)水槽A、Bとともにの水はわずかに黄色がかって
いるだけで、ヘドロ状のものは全く見えなかった。感光
材料の水塗布面にスリキズや塗布ムラは見えなかった。
いるだけで、ヘドロ状のものは全く見えなかった。感光
材料の水塗布面にスリキズや塗布ムラは見えなかった。
また、テスト2では水塗布ローラに汚れは見えなかっ
た。
た。
[第2実施例] 以下に本発明に係る第2実施例について説明する。な
お、本第2実施例では水塗布部34の全体構成としては
第1実施例と同様であるので、構造の説明は省略し、循
環タンク94のみについて第3図に従い説明する。
お、本第2実施例では水塗布部34の全体構成としては
第1実施例と同様であるので、構造の説明は省略し、循
環タンク94のみについて第3図に従い説明する。
循環タンク94は上流側に配置された第1のタンク94
Aと下流側に配置された第2のタンク94Bとで構成さ
れており、その対応する側面にはそれぞれ同軸とされた
円孔100が設けられている。この円孔100には円筒
体102が掛け渡されており、第1のタンク94Aと第
2のタンク94Bとを連通している。円筒体102の内
方には陽イオン交換樹脂(例えばダイヤイオンSK−1
B)104が収容されており、循環される水70は第1
のタンク94Aからこの陽イオン交換樹脂104を通っ
て第2のタンク94Bへと至るようになっている。なお
陽イオン交換樹脂の両端には陽イオン交換樹脂を保持す
るためにスポンジ105が挿入されている。
Aと下流側に配置された第2のタンク94Bとで構成さ
れており、その対応する側面にはそれぞれ同軸とされた
円孔100が設けられている。この円孔100には円筒
体102が掛け渡されており、第1のタンク94Aと第
2のタンク94Bとを連通している。円筒体102の内
方には陽イオン交換樹脂(例えばダイヤイオンSK−1
B)104が収容されており、循環される水70は第1
のタンク94Aからこの陽イオン交換樹脂104を通っ
て第2のタンク94Bへと至るようになっている。なお
陽イオン交換樹脂の両端には陽イオン交換樹脂を保持す
るためにスポンジ105が挿入されている。
すなわち、この陽イオン交換樹脂104で主タンク72
(第1図参照)から排出された水70中のCa2+イオン
等が除去されるようになっている。
(第1図参照)から排出された水70中のCa2+イオン
等が除去されるようになっている。
以下に本第2実施例の作用を説明する。
本第2実施例では、陽イオン交換体が体1及び第2のタ
ンク94A、94Bとは別体とされているので、陽イオ
ン交換樹脂104の交換が第1実施例に比して容易とな
る。また、円筒体102は所望の長さとすることができ
るので、第1のタンク94Aと第2のタンク94Bとを
必ずしも接近させて配置する必要がない。
ンク94A、94Bとは別体とされているので、陽イオ
ン交換樹脂104の交換が第1実施例に比して容易とな
る。また、円筒体102は所望の長さとすることができ
るので、第1のタンク94Aと第2のタンク94Bとを
必ずしも接近させて配置する必要がない。
[第3実施例] 第4図には本発明に係る画像形成装置の第3実施例が示
されている。
されている。
第1のタンク94Aと第2のタンク94Bとは上下方向
の段差が形成されており、第1のタンクの底部94Cの
高さが第2のタンクに蓄積される水70の水面94Dよ
りも上側とされている。
の段差が形成されており、第1のタンクの底部94Cの
高さが第2のタンクに蓄積される水70の水面94Dよ
りも上側とされている。
第1のタンク94AにはU字管106の一方が収容さ
れ、その開口部は下方へ向けられた状態で水中に配置さ
れ水流入口106Aとされている。また、他方の開口部
は第2のタンク94Bの水面よりも上方で前記水流入口
106Aよりの下方へ配置され水流出口106Bとされ
ている。
れ、その開口部は下方へ向けられた状態で水中に配置さ
れ水流入口106Aとされている。また、他方の開口部
は第2のタンク94Bの水面よりも上方で前記水流入口
106Aよりの下方へ配置され水流出口106Bとされ
ている。
U字管106内には前記第2実施例で示した陽イオン交
換樹脂104および必要に応じて、スポンジ、脱脂綿等
の多孔質部材が収容されており、これらの毛細管現象を
利用して、水70を第1のタンク94Aから第2のタン
ク94Bへと移動させるようになっている。
換樹脂104および必要に応じて、スポンジ、脱脂綿等
の多孔質部材が収容されており、これらの毛細管現象を
利用して、水70を第1のタンク94Aから第2のタン
ク94Bへと移動させるようになっている。
以下に本第3実施例の作用を説明する。
第1のタンク94Aに蓄積された水70は水流入口10
6AからこのU字管106内部に収容された陽イオン交
換樹脂104等に吸水される。吸水された水70は陽イ
オン交換樹脂104等の毛細管現象により吸い上げら
れ、水流出口106Bへと至り、第2のタンク94Bへ
移動する。
6AからこのU字管106内部に収容された陽イオン交
換樹脂104等に吸水される。吸水された水70は陽イ
オン交換樹脂104等の毛細管現象により吸い上げら
れ、水流出口106Bへと至り、第2のタンク94Bへ
移動する。
ここで、水流出口は第2のタンク94Bの水面よりも上
方で水流入口106Aよりも下方とされているので、第
2のタンク94Bから第1のタンク94Aへ水70が逆
流することはない。
方で水流入口106Aよりも下方とされているので、第
2のタンク94Bから第1のタンク94Aへ水70が逆
流することはない。
また、このU字管106のみを交換すればよいので、交
換作業が極めて簡単となる。
換作業が極めて簡単となる。
なお、第2実施例及び第3実施例で適用した陽イオン交
換体は陽イオン交換樹脂104等に限られず、第5図に
示される如く、例えばU字管106内に陽イオン交換膜
を例えばキャピラリ管(毛細管)108状にして緊密に
収容してもよい。
換体は陽イオン交換樹脂104等に限られず、第5図に
示される如く、例えばU字管106内に陽イオン交換膜
を例えばキャピラリ管(毛細管)108状にして緊密に
収容してもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る画像形成装置は、溶媒供
給部と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒が循環するよ
うにし、かつこの循環系の中に陽イオン交換体を存在さ
せたことを特徴としているので、長期間にわたって画像
形成用溶媒を循環再使用しても、溶媒の供給に支障を与
えたりせず、また現像もしくは転写を妨害したりしない
という優れた効果を有する。
給部と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒が循環するよ
うにし、かつこの循環系の中に陽イオン交換体を存在さ
せたことを特徴としているので、長期間にわたって画像
形成用溶媒を循環再使用しても、溶媒の供給に支障を与
えたりせず、また現像もしくは転写を妨害したりしない
という優れた効果を有する。
第1図は本発明の実施例に係る水塗布部を示す断面図、
第2図はこの水塗布部が適用された画像形成装置を示す
断面図、第3図は第2実施例に係るタンクの断面図、第
4図は第3実施例に係るタンクの断面図、第5図はU字
管に陽イオン交換膜を緊密に収容した場合の斜視図であ
る。 10……画像形成装置、 16……感光材料、 32……受像紙、 34……水塗布部、 52……塗布ローラ、 70……水、 72……主タンク、 94……循環タンク、 99……フィルタ、 102……円筒体、 104……陽イオン交換樹脂、 106……U字管。 108……陽イオン交換膜、 110……陽イオン交換体。
第2図はこの水塗布部が適用された画像形成装置を示す
断面図、第3図は第2実施例に係るタンクの断面図、第
4図は第3実施例に係るタンクの断面図、第5図はU字
管に陽イオン交換膜を緊密に収容した場合の斜視図であ
る。 10……画像形成装置、 16……感光材料、 32……受像紙、 34……水塗布部、 52……塗布ローラ、 70……水、 72……主タンク、 94……循環タンク、 99……フィルタ、 102……円筒体、 104……陽イオン交換樹脂、 106……U字管。 108……陽イオン交換膜、 110……陽イオン交換体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−181353(JP,A) 特開 昭59−181354(JP,A) 特開 昭50−51732(JP,A) 特開 昭48−47350(JP,A) 特開 昭60−79354(JP,A) 特開 昭60−189744(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】画像形成用溶媒を熱現像感光材料及び/ま
たは受像材料に供給して、熱現像感光材料に形成された
可動性色素画像を受像材料へ転写することにより受像材
料に色素画像を得る画像形成装置において、溶媒供給部
と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒が循環するように
し、かつこの循環系の中に陽イオン交換体を存在させた
ことを特徴とした画像形成装置。 - 【請求項2】前記陽イオン交換体は陽イオン交換樹脂で
あることを特徴とする前記特許請求の範囲第(1)項に
記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151215A JPH065377B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 画像形成装置 |
US07/067,041 US4801961A (en) | 1986-06-27 | 1987-06-29 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151215A JPH065377B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638647A JPS638647A (ja) | 1988-01-14 |
JPH065377B2 true JPH065377B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=15513754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151215A Expired - Fee Related JPH065377B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4801961A (ja) |
JP (1) | JPH065377B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3804471A1 (de) * | 1987-02-13 | 1988-08-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren und vorrichtung zur waschwasserbevorratung |
US5532780A (en) * | 1994-09-10 | 1996-07-02 | Eastman Kodak Company | Photographic processing method using a cartridge |
KR20030024188A (ko) * | 2001-09-17 | 2003-03-26 | 성광모 | 자동 필름현상기용 스트레이너 휠터 |
GB0214066D0 (en) * | 2002-06-19 | 2002-07-31 | Eastman Kodak Co | Photographic processor |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3733994A (en) * | 1967-01-18 | 1973-05-22 | Stek Corp | Apparatus for washing of photographic material |
US3749050A (en) * | 1971-10-08 | 1973-07-31 | Savin Business Machines Corp | Cleaning system for wetting tank rollers |
CA1031084A (en) * | 1973-03-12 | 1978-05-09 | Robert Kunin | Water conditioning process |
JPS5626014B2 (ja) * | 1973-09-07 | 1981-06-16 | ||
JPS5840551A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−画像形成方法 |
JPS5858543A (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像カラ−感光材料およびそれを用いたカラ−画像形成方法 |
JPS5879247A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像カラ−感光材料およびそれを用いた画像形成方法 |
JPS5975247A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像転写方法 |
JPS59152440A (ja) * | 1983-02-18 | 1984-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
JPS59181346A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像転写方法 |
JPS59181353A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像転写装置 |
JPS59181354A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像転写装置 |
JPH0227656B2 (ja) * | 1983-06-03 | 1990-06-19 | Rinkopia Ii Kee Fuoo | Hatsushokugenzoshuyakuobunrioyobikaishusuruhoho |
JPS60189744A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | Tokyo Color:Kk | カラ−写真現像液の再生方法 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61151215A patent/JPH065377B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-06-29 US US07/067,041 patent/US4801961A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4801961A (en) | 1989-01-31 |
JPS638647A (ja) | 1988-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |