JPS63144354A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63144354A
JPS63144354A JP29153686A JP29153686A JPS63144354A JP S63144354 A JPS63144354 A JP S63144354A JP 29153686 A JP29153686 A JP 29153686A JP 29153686 A JP29153686 A JP 29153686A JP S63144354 A JPS63144354 A JP S63144354A
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JP
Japan
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solvent
water
tank
image
image forming
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JP29153686A
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Hiroshi Hara
宏 原
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱現像感光材料に形成され念可動性色素画像
を画像形成用溶媒の存在下に受像材料に転写して受像材
料上に色素画像を形成する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
熱現像感光材料を用いてカラー画像を得る画像形成装置
として、特開昭59−75247号に示される如く、熱
現像感光材料へ画像を露光した後に熱現像部へ送り、熱
現像後の感光材料にこの画像形成用溶媒を塗布し、受像
紙を密着し、受像材料に可動性色素を転写して色素画像
を得るようにした装置が知られている。更に、実願昭6
1−116734号には画像露光した熱現像感光材料に
画像形成用溶媒を塗布し受像材料と密着して加熱し、熱
現像と色素の転写を同時に行う装置が記載されている。
上記の感光材料および/または受像材料には、転写工程
前もしくは熱現像工程前に、色素の転写もしくけ現像を
促進するために、予め水等の画像形成用溶媒が付与され
るようになっている。
この画像形成用溶媒は、特開昭59−181353号に
記載のローラ塗布またはワイヤノ々−塗布、特開昭59
−181354号に記載の吸水性部材を用いる方法、特
開昭59−181346号に記・戒のビード塗布、特開
昭59−181348号に記載の汲水性ローラを用いた
ビード塗布、その他、ディップ塗布などの方法で感光材
料および/−!九は受像材料に供給される。
画像形成用溶媒を効率的に用いるためには、画像形成用
6謀は、上記の塗布部のような溶媒供給部と溶媒の貯蔵
部の間を循環させて使用さnる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のように画像形成用溶媒を循環再使用す
ると、使用頻度に応じて、感光材料および/または受像
材料からゼラチン、その他の成分が溶媒中に溶出して溶
媒の性能を変化させ、かびや細菌が発生しやすく、水垢
を生じ溶媒に汚れが生じる。このような汚染によって、
製品である画像の品質は低下し且つ不安定になる。又溶
媒の供給装置を汚染して溶媒の供給に支障を与えたり、
感光材料と受像材料の間に介在して現像もしくは転写を
防げるという問題全列き起こす。
本発明は、上記の欠点を改良することを目的とするもの
であり、長期間にわたって画像形成装置直を偉1慄再使
用しても、溶媒の性質を変化させずかびやA:1菌によ
る水垢の発生を押さえることによシ溶媒の供給に支障を
与えたシせずま九現像もしくは転写を妨害したりしない
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明に係る
画像形成装置は、熱現像感光材料に形成された可動性色
素画像を受像材料へ転写することにより受像材料に色素
画像を得る画像形成装置において、画像形成用溶媒を熱
現像感光材料及び/呼たは受像材料に供給する溶媒供給
部と前記溶媒を貯蔵する溶媒貯蔵部の間を前記溶媒が循
環するようにし、かつこの循環系の中に溶媒汚染物質の
吸着体を存在させたことを特徴として−る。
本発明は感光材料及び/または受像材料から画像形成用
溶媒中に溶出する成分が、無機物質、有機物質、コロイ
ド粒子等種類が多く、これらを除去させるためには吸着
体が効果的であるという発見に基づく。
本発明では、画像形成用溶媒中に溶出する無機物質、有
機物質及びコロイド粒子等は吸着体によって吸着除去さ
れるので、溶媒の変質もなく、かびや細菌の発生が抑制
でき、溶媒供給装置が汚染されず、溶媒の供給が支障な
く行われ、現像もしくは転写が妨害されないで、長時間
の連続運転にも溶媒をとり換えることなく、常に良好な
1Mi質の色素画像が安定して得られる。
本発明においては画像形成用溶媒中に溶出した無機物質
、有機物質、コロイド粒子等を除去する目的で吸着体と
溶媒とを接触させて処理する。
本発明に用いられる吸着体に用いるものとしては形状は
特に限定されず、粉末、破砕状、繊維状、ペレット状成
形等のものが使用できる。吸着体の物質としては、活性
炭、酸性白土、合成ゼオライト等が使用できるが短時間
に、無機物質、有機物質、コロイド粒子を効率よく吸着
する点では特に活性炭が望ましい。
本発明においては、感光材料中からG出するイオン物質
を除去するためイオン交換樹脂を併用することかできる
。又水中に菌やカビが発生するのを防止するため防菌、
防・々イ剤を併用することも出来る。
本発明に適用される画像形成装置は、露光された熱現像
感光材料を熱現像する熱現像部と、熱現像され走路光材
料と受像材料とを重ね合わせて加熱し受像材料に画像を
転写する転写部とが別個に設けられたものであってもよ
く、また、この熱現像部と転写部が同じ場所に設けられ
たもの、すなわち露光された熱現像感光材料と受像材料
とを重ね合わせて加熱し熱現像と熱転写とを同時に行な
う熱現像転写部が設けられたものであってもよい。
また、本発明が適用された画像形成装置では、例えば、
米国特許第4430415号、同第4483914号、
同第4500626号、同第4503137号、特開昭
59−154445号、特開昭59−165054号、
特開昭59−180548号、特開昭59−21844
3号、特開昭60−120356号、特願昭59−20
9563号、特願昭60−79709号、%夏昭60−
169585号、特願昭60−244873号等に記載
の熱現像感光材料(熱現像感光要素)及び受像材料(色
素固定要素)を使用することができる。
本発明において、画像形成用溶媒とは、画像形成に必要
とされる溶媒であって、例えば、水、低沸点有機溶媒(
アルコール、ケトン類、アミ)%類等)あるいはこれら
の溶媒に界面活性剤、現像促進剤、現像停止剤の種々の
添加剤を加えたもの等が含まれる。
本発明の実施態様を図を用いて更に詳しく説明する。
先ず、熱現像と熱転写が同時に行なわれる場合を例にと
って、本発明に適用され走置像形成装置について説明す
る。
第2図には本発明の画像形成装置10の概略図が示され
ている。
この画像形成装置10では機台12上へマガジン14が
搭載されて熱現像感光材料16を収容している。マガジ
ン14内の感光材料16はその外周から引き出されカッ
ター18で所定長さに切断された後に露光ドラム20の
外周へと巻き付けられる(第2図矢印人方向)。露光ド
ラム20の外周には露光ヘッド22が対応しておシ、露
光後に露光ドラム20が逆転し感光材料16はスクレー
ノ臂24で剥離され、水塗布部34を経て熱現像転写部
28へと送られるようになっている。   一方、トレ
イ30に収容された受像紙32は熱現像転写部28へ送
られて感光材料16と重ね合わされた後に熱現像転写部
28内のヒータで加熱される。これKよって感光材料1
6は現像されると共に、現像された画像が受像紙32へ
転写される。
転写終了後には、剥離部36を経て感光材料16は廃棄
トレイ38内へ収容され、受像紙32は乾燥部40を経
て取り出しトレイ42へと送りだされるようになってい
る。
この画像形成装置の画像形成用溶媒の供給について説明
すると、第1図は本発明に係わる画像形成用溶媒の循環
系の横断面図であるが、第1図に示される如く、水塗布
部34には搬送される感光材料16を挾持する一対の搬
送ロー244.46が配置され、これらの搬送ローラ4
4,46の後流には一対の搬送ロー248.50が感光
材料16を挟持搬送する状態で配置されている。
これらのローラはモータ(図示せず)の駆動力を受けて
感光材料16を矢印B方向に熱現像転写部28へと送シ
出す構成である。また、これらの搬送ローラ間には搬送
される感光材料16の両側端に対応してガイPプレー)
51A、51Bが設けられて感光材料16を搬送ローラ
44.46間から搬送ローラ48.50間へと案内する
ようになっている。
搬送ローラ46と搬送ローラ50との間には感光材料1
6の裏面(露光両fill)中央部に対応して溶媒供給
部51が設けられている。この溶媒供給部51は、主タ
ンク72と塗布部材としての塗布ローラ52を有してい
る。この塗布ローラ52はその回転軸54が機台12へ
軸支されている。また、この回転軸54には歯車を介し
てモータ(共に図示省略)が連結されており、塗布ロー
ラ52はこのモータの駆動力で矢印C方向に回転される
ようになっている。
塗布ロー252は画像形成用溶媒である水70が充填さ
れる主タンク72へ一部が浸漬されておシ、塗布ローラ
52の回転時にその局面で水70を持ち出すようになっ
ている。
塗布ロー252で持ち出された水70は、感光材料16
との間でビード70Aが形成されるようKなっており、
この状態で感光材料16の搬送に応じて、感光材料16
の裏面へと塗布水を形成するようになっている。
水70が充填される主タンク72には水70を供給する
供給/eイブ74と、水70の余剰分を排出するオーツ
々−フロー・ぐイブ78とが堰り付けられ、供給ノイプ
74の中間部にはポンプ81と逆流防止弁82とが取り
付けられている。前記のオーノセフローノぞイブ78の
開口部78Aは主タンク72の底面72Aから所定の高
さに配置されておシ、供給/Jイブ74から供給された
水70がこの開口部78Aよりも上方へ達した場合にそ
の水7゜を主タンク72外へ排出させ、主タンク72内
の水ik(水面高さ)を一定に保つことができるように
なっている。
なお、主タンク72内の水面は塗布ローラ52の約1/
3程度が浸漬される高さとするのが好ましい。
また、塗布ロー252は、第1図に示される如く、塗布
ローラ52の外周と主タンク72の右側壁72Bとの間
隙寸法(第1図り寸法)が、塗布ローラ52の外周と主
タンク72の左側壁72Cとの間隙寸法(第1図M寸法
)よりも小さくなるように配設されている。
これに:す、塗布ローラ52の回転時の水70の持ち上
がりで塗布ローラ52の左右の水面高さに段差が生じな
いようになっている。なお、前記M寸法は特に限定する
ものではないし、塗布ローラ52の回転速度や水70の
粘性などの条件によシ適宜設定できるものであるが、通
常の場合、例えば2f1以上とる必要がろり、特に約3
mxとするのが好ましい。
一方、前記の供給ノセイプ74とオー、Sフローパイプ
78の端部は各々、溶媒貯蔵部としての循環タンク94
に取シ付けられており、水70を循環再使用できるよう
にしである。
循環タンク94はその略中央で隔壁95によって供給側
水槽Bと帰還側水槽Aの2室に仕切られている。この隔
壁95は開口部97を有し、この開口部97の全体を覆
うように例えばフィルタ99が取シ付けられている。ま
た帰還側水槽人には吸着体110が例えば網状体に囲ま
れて設置される。
この吸着体110は上記したように例えばカー2ン粒子
やカーダン繊維などで構成されており、この粒子等が水
槽内に飛散しないように網状体に収納され、又、網状体
は容易に着脱できるようになされている。
ここで、オーl々フローパイプ78の端部は帰還側水槽
人の水面よう上にその端部が位置するように設置されて
おシ供給パイプ14の端部は供給側水槽Bの水中底部に
近くに設置され、使用し念水が汚染物質を含んだまま直
接主タンク72へ供給されるのを防止するように構成さ
れている。
以下にこの装置の作用について説明する。
カセット14へ収容されfc感光材料16は所定長さに
切断された後、露光ドラム20へ巻き付けられ、露光ヘ
ラr2zで露光された後に水塗布部34へ送られるが、
塗布ローラ52は第1図矢印C方向へ回転し、主タンク
72内の水70をその表面に付着して持ち出し、感光材
料16の裏面(乳剤面)との間にピーr7ohを形成し
、これが感光材料16の裏面へ塗布される。
しかしながら、この塗布を行う際に感光材料16はビー
ド70Aに接して一部の溶媒を付着させて持出す一方、
接するビーp70Aの中に感光材料16の中に含まれる
成分の一部、即ち無機物質、有機物質及びコロ41粒子
等を溶出する。これが循環溶媒を汚染することになるの
である。長時間運転に伴い循環溶媒中のこの汚染物質の
濃度が高まっていく。
ここで、本発明に適用された画像形成装置10では、水
を主タンク72と循環タンク94との間を供給ノイズ7
4、オー/々70−ノぞイブ78を介して循環使用する
際に、循環タンクの例えば帰還側水槽94Aの中に吸着
体110を設け、オーツセフロー水に含まれる無機物質
、有機物質そしてコロ41粒子等を効果的に除去して循
環溶媒の長期使用を可能にしている。
そして更に供給側水槽94Bに移る際にフィルター99
を通過させるが、このフィルタ99としては、特に限定
されるものではないが水70などの溶媒の透過速度が圧
力差1気圧のとき例えば0.1!!/−・時間以上であ
って、かつ平均長120μm以上の物質を通過させない
ものが好ましい。かかるフィルタ99としては、例えば
アール・ケスティング(R,Kesting )著、シ
ンセテイツク・ポリマー・メンブラ:y (5ynth
etic Polymer Membran)、マグロ
ウヒル社(McGraw Hi11社)発行に記載のも
の、萩原文二、橋本光−編「膜による分離法」講談社発
行に記載のものなどが挙げられる。より具体的にはナイ
ロンメツ/ユ、不織布などの微孔性膜、化ロー・ン膜、
コロジオン膜、脱硝コロジオン膜、ゲルセロハン膜、パ
ーチメント紙、ポリビニルアルコール膜、/々クチリア
セルロース膜、脂肪膜、生体膜などの半透膜が挙げられ
る。
上記のフィルタ99によっても、水中の不純物、ゼラチ
ン及び写真用添加剤、空気中から感光材料及び/又は受
像材料を介して持ち込まれるほこりや塵などを取シ除く
が、吸着体1100作用によりフィルタ99の目詰りを
抑えることもでき、主タンクへ循環供給される水は常に
清浄になる。またフィルタ99はポンプ81によシ吸着
体110の不測に流出した微細粉が吸い上げられるのを
防ぐ役目も担っている。
本発明を実施する場合に、先に説明した様にイオンを除
去する目的でイオン交換体例えばイオン交換樹脂の粒状
、繊維状、膜状、管状、ペレット状のものを吸着体11
0と別層にして設置し、又カビや菌が発生するのを防止
するための写真性能に悪影響を与えない防菌、防、Jイ
剤を水中に添加するか又は循環タンクや器壁に存在させ
ることを併用することも出来る。
更に、第4図においては主タンク72の底部に主タンク
72内の水を排出する排出ノぐイブ76が取シ付けられ
ており、定期的に弁80を開いて、主タンク72内の水
を全部排出するように構成されている。なお排出ノンイ
ブ76の他端はオー・々フローパイプ78と合流されて
いる。このようにすることにより、主タンク72内に沈
澱してオーノンフローされにくい不純物も取シ除かれる
ようになっている。
上記第1図の実施態様としては′、フィルタ99を循環
タンク94の中に器壁95を設けてその開口部97に取
り付け、吸着体110を帰還側水槽94Aの底部に設け
たものについて説明したが、本発明はこの位置および形
状に限られることなく、吸着体110を挾んで前後にフ
ィルタ膜を設け、これを開口部97に堰り付けるように
してもよい。
即ち循環系の中で有効な吸着が出来るならば如何様の形
状で如何様な位置に設置してもよい。
本発明における、溶媒供給部と溶媒貯蔵部の間を画像形
成用溶媒が循環するようにし、この循環系の中に吸着体
を存在させる装置のめシ方としては、その他第3図に示
すように、循環タンク94は、上流側に配置された帰還
側水槽94Aと下流側に配置された供給側水槽94Bと
で構成されておシ、その対応する側面にはそれぞれ同軸
とされた円孔100が設けられている。この円孔100
には円筒体102が掛は渡されており、第1のタンク9
4Aと第2のタンク94Bとを連通している。円筒体1
02の内方には吸着体(及びその他イオン交換樹脂、防
菌、防カビ剤を含んだ)104が収容されており、循環
される水70は第1のタンク94Aからこの吸着体10
4を通って第2のタンク94Bへと至るようになってい
る。なお吸着体104の両端には吸着体jΔを保持する
ためにフィルター105が挿入されている装置を用い、
本実施態様では、吸着体104を充填した円筒体102
が第1及び第2のタンク94A、94Bとは別体とされ
ているので、吸着体104の交換が前実施B様に比して
容易となる。また、円筒体102は所望の長さとするこ
とができるので、第1のタンク94Aと第2のタンク9
4Bとを必ずしも接近させて配置する必要がない。
また第4図に示すように第1の夕/り94Aと第2のタ
ンク94Bとは上下方向の段差が形成されており、第1
のタンクの底部94Cの高さが第2のタンクに蓄積され
る水70の水面94Dよシも上側とされている。
第1のタンク94AにはU字管106の一方が収容され
、その開口部は下方へ向けられた状態で水中に配置され
水流入口106Aとされている。
また、他方の開口部は第2のタンク94Bの水面よりも
上方で前記水流人口106Aよりの下方へ配置され水流
出口106Bとされている。
U字管106内には吸着体104および必要に応じて、
スポンジ、脱脂綿等の多孔質部材が収容されており、こ
れらの毛細管現象を利用して、水70を第1のタンク9
4Aから第2のタンク94Bへと移動させるようになっ
ている。
第1のタンク94Aに蓄積された水70は水流入口10
6AからこのU字管106内部に収容された吸着体10
4等に吸水される。吸水された水70は吸着体104等
の毛細管現象により吸い上げられ、水流出口106Bへ
と至り、第2のタンク94Bへ移動する。
ここで、水流出口は第2のタンク94Bの水面よりも上
方で氷粒入口106Aよりも下方とされているので、第
2のタンク94Bから第1のタンク94Aへ水70が逆
流することはない。
また、メンテナンス等においてこのU字9106のみを
交換すればよいので、交換作業が極めて簡単となる。
更にまた第5図に示される如く、例えばU字管106内
に吸着体例えば活性炭繊維108を緊密に収容してもよ
い。
また、活性炭々どを含む市販の浄水器を帰還側水槽と供
給側水槽の間に設置してもよい。
また、土肥実施棲様では本発明が感光材料16へ水塗布
を行う場合について説明したが、受像紙32へ水塗布を
行う場合にも1同様に適用可能である。
〔実施例〕
本発明の1実施例について説明する。特願昭61−17
761号の実施例1に記載された感光材料と色素固定材
料(受像材料)Aを用意した。両材料を第2図に示した
画像形成装置にそれぞれセットした。この画像形成装置
の水塗布部34は第1図のように構成されている。ここ
で水塗布ローラ52は直径50關であシ、回転数は40
0 rpmである。主タンク72には常に20〜30C
Cの水が存在するように供給ポンプ89の駆動とオーツ
マクロ−パイプの入ロア8Aの高さが調節、設定されて
いる。この水塗布ローラによって30c1nX30αの
大きさに切断された感光材料の塗布面に水が約0.6〜
1.5g塗布される。
循環タンク94は供給側水槽Bと帰還側水槽人が設けら
れ、各々に21の水が入るようにした。
AとBの間のFA壁には30mX 30xxの開口部が
ア)、そこに100μmのナイロンメツシュが取シ付け
られている。
かかる構成において、上記帰還側水槽人に吸着剤を入れ
ない場合(テスト1)、吸着剤として活性炭を帰還側水
槽A内に設置した場合(テスト2)、について、室温2
5℃〜30℃の条件で感光材料(30mX 30tyn
)を1日に50枚処理する実験を60日間続けた。60
日経過後結果を以下に示す0 テスト1 ill  供給側水槽Bは水が茶色に変わり、異臭があ
った。また細かいゴミや砂状のものが混ったゼリー状の
へ1口が水槽の底に沈澱していた。またローラ52にも
ヘドロ状の汚れが見え、感光材料の水塗布面にスリキズ
や水の塗布ムラが見えた。
水槽Aはヘドロ状のものが見えたが、はとんど清浄であ
った。感光材料の水塗布面は水の塗布ムラがわずかに見
えたが、スリキズは全くなかった。
テスト2 (2)  帰還側水槽人、供給側水槽Bともに水は清澄
であり、ヘドロ状のものン工全く見えなかった。)感光
材料の水塗布面にスリキズや26ムラは見えなかった。
また、テスト2では水塗布ローラに汚れは見えなかった
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る画像形成装置は、溶媒供
給部と溶媒貯蔵部の間を前記画像形成溶媒が循環するよ
うにし、かつこの循環系の中の適宜箇所に溶媒汚染物質
の吸着体を存在させることによって、長期間にわたって
画像形成用溶媒を循環再使用しても、溶媒の汚染はなく
、マた現像もしくは転写の際に写真性能の変化及び面質
の損傷等がなく、画像品質が向上し、且画像形成装置の
長時間安定運転が可能となり処理能率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置に係る画像形成用溶剤の
循環系を示す断面図、第2図は本発明の画像形成装置の
一実施態様の概略を説明する断面図、第3図は本発明に
係る帰還側水槽と供給側水槽を別にして吸着体を設けた
溶剤貯蔵部の断面図、第4図は本発明に保る吸着体をU
字管内に設けた溶剤貯蔵部の断面図、第5図は第4図の
U字管に吸着体として活性炭t!&維を緊密に収容した
場合の斜視図である。 10・・・画像形成装置 16・・・感光材料 32・−・受像紙 34・・・水塗布部 94・・・循環タンク(溶媒貯蔵部) 99・・・フィルタ 102・・・円筒体 104.110・−・吸着体 106・・・U字管 108・−・活性炭繊維 第1図 第2図 32、受A4に’A 第  3  図 102、 巳 7嘴イ木 104・喰A詠 第  4  図 第  5  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱現像感光材料に形成された可動性色素画像を受
    像材料へ転写することにより受像材料に色素画像を得る
    画像形成装置において、画像形成用溶媒を熱現像感光材
    料及び/または受像材料に供給する溶媒供給部と前記溶
    媒を貯蔵する溶媒貯蔵部の間を前記溶媒が循環するよう
    にし、かつこの循環系の中に溶媒汚染物質の吸着体を存
    在させたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記吸着体がカーボン素材から成る吸着体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成
    装置。
JP29153686A 1986-12-09 1986-12-09 画像形成装置 Pending JPS63144354A (ja)

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JP (1) JPS63144354A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030361A (ja) * 1973-07-11 1975-03-26
JPS50126420A (ja) * 1974-03-25 1975-10-04
JPS5975247A (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像転写方法

Patent Citations (3)

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