JP2928090B2 - 感光材処理装置 - Google Patents

感光材処理装置

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JP2928090B2
JP2928090B2 JP6093475A JP9347594A JP2928090B2 JP 2928090 B2 JP2928090 B2 JP 2928090B2 JP 6093475 A JP6093475 A JP 6093475A JP 9347594 A JP9347594 A JP 9347594A JP 2928090 B2 JP2928090 B2 JP 2928090B2
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    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真の分野に関し、更に
詳しくは、感光材の処理装置に関する。感光材の処理に
は例えば現像、ブリーチ、定着、洗浄及び乾燥などのい
くつかの段階を含む。これらの段階は、連続したフイル
ムのウェブ、又はフイルム若しくは写真紙のカットシー
トを、各ステーションにおいてその処理段階に適切な処
理液を含んだ一連のステーション又はタンクに順次搬送
することにより、それら自体機械化されている。
【0002】写真フイルム処理装置には各種のサイズの
もの、即ち大型の写真完成装置及びマイクロラボがあ
る。大型の写真完成装置は各処理液をほぼ100リット
ル収容できるラックやタンク形態を使用する。小型の写
真完成装置及びマイクロラボはは各処理液をほぼ10リ
ットル収容できるラックやタンク形態を使用する。
【0003】
【従来の技術】処理液に含まれる化学薬品は購入に経費
が嵩み、活性が変化し、感光材の組成によっては乾燥を
起こして、写真処理中に劣化することがあり、化学薬品
の使用後その化学薬品を安定した雰囲気に置く必要があ
る。このため各種の写真処理装置において処理液の量を
減少することが重要である。従来技術において、現像す
る材料の写真処理上の性質を一定に維持するために処理
液に特定の化学物質を追加ないし補足する各種の補充シ
ステムが示唆されている。処理液は一定の補充期間にお
いてのみ、写真処理の特性を満足できる程度に一定に維
持することが可能である。処理液を所定回数使用した後
はその処理液を廃棄して新しい処理液をタンクに追加
【0004】処理液の成分が混合された後、化学薬品の
不安定さ又は化学的な汚染によって起こる活性の劣化に
よって、大きな処理タンクよりも小さな処理タンクの方
がより頻繁に処理液を廃棄することが必要になる。写真
プロセスの幾つかのステップで、不安定な、即ち処理寿
命の短い化学物質を含んだ処理液を使用している。この
ように不安定な化学物質を含んだタンク内の処理液は、
安定した化学物質を含んだタンクよりも、より頻繁に廃
棄することが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において感光
材を処理するために自動写真処理装置が使用されてき
た。自動写真処理装置は処理液が容量内に浸された搬送
ラックを連続的に配置した構成である。ラック及びタン
クの形状ないし形態は所定の環境、例えばオフィス、家
庭、コンピュータのある領域などでは不適当であった。
【0006】その理由は、写真処理液が溢れた場合にそ
れに対する対応に欠けること、即ちタンクからラックや
フラッシュを洗浄すべき処理液や雫等に対する対応に欠
けることから装置及び環境を破損することである。ま
た、写真材料はシャッター装置内でジャムを起こすこと
がある。この場合にラックをタンクから切り離してジャ
ム材料を取り除くために写真材料にアクセスしなければ
ならない。ラックやタンクの形状によっては処理液をた
らすことなくラックをタンクから取り外すことは困難で
ある。
【0007】ラック及びタンクの形状は感光材に活性の
処理液を常時提供する必要性によって基本的には決ま
る。ラック及びタンクの基本的な機能は処理液に対して
適度の撹拌作用を与えることである。適度の撹拌作用は
感光材の片面又は両面に新鮮な処理液を与え、一方で処
理ずみの処理液を感光材から除去することである。従来
技術は、各種のサイズの写真処理装置に含まれる各種の
タンクの容積が減少た場合でも、同じ量のフィルム又は
感光用紙を処理することができ、使用済の処理液の量、
即ち廃棄する写真処理液の量を減少できることが示唆
いる。小さい容量のタンクを使用した場合における問
題の1つは、処理液を十分に攪拌することである。
【0008】処理液の衝撃装置による攪拌作用を起こさ
せるために小さな容積を使用する場合において、空気と
処理液の境界面を適正に加減しなければならない。これ
は、非常に少量の処理液を使用する写真処理装置におい
て特に重要である。その理由は、大きな容積の写真処理
装置においては空気と処理液との比率が処理タンク内の
処理液の量に比較して小さいからである。更に、処理液
が処理タンク内を循環する速度がタンク内の処理液の量
に対して低いからである。上述の条件下においても、処
理液の酸化、結晶化、蒸発は処理液と空気との境界にお
いて問題となる。少量の処理液を使用する場合、この問
題はより大きくなる。というのは、処理液と写真感光材
の表面積との比率は、従来の処理装置と比較してはるか
に大きくなり、したがって適当に加減しない場合は空気
と処理液の比率もまた大きくなるからである。
【0009】タンクが物理的に小さな容積である場合
は、タンク循環出口と処理液の表面との間の距離が短く
なる結果となる。その結果、処理液の表面と循環出口と
の間に異物及び渦流が形成される。それにより、過度の
空気が循環システム内に流入し、そして処理液の酸化、
結晶化、蒸発等の問題を生じ、処理装置の性能が劣化す
ることとなる。
【0010】大きな容積の処理装置の場合は、処理され
る感光材のに比較して処理液の容積は非常に大きくな
る。感光材が処理タンクを通過する際、タンクの処理液
の全容量に比較して非常に少量の処理液が移動する。小
さな容積の処理装置の場合は、処理液の容積に比較して
処理されるべき感光材のがはるかに大きくなる。この
ように、感光材が処理される際の処理液の移動量を加減
する必要がある。もしこれが起こらないならば、処理液
の減少によって処理装置の性能が落ちることとなる。そ
の理由は、処理液の容積が著しく減少するからである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は処理液のレベル
を正確に保持する小容量の感光材処理装置を提供するこ
とにより上述の従来の欠点を克服するものである。更に
上面の作動液は高衝撃装置の処理液出口の下方に落下し
ない。したがって、高衝撃装置からの出た処理液は処理
タンクに流入する際に空気に接触することはなくなる。
【0012】処理液と空気の境界面は、この境界面にお
ける追加の機械的な要素によって著しく減少する。本発
明は、処理中に感光材によって、又は循環システムの動
揺による処理液のうねりによって変動する処理液を保持
するための手段を提供することである。本発明はまた処
理液内へ空気が捕捉されるのを阻止することによって処
理液の適正な流れ特性を維持する手段を提供することで
ある。
【0013】上述の課題は感光材を処理する低容量の装
置を提供することによって解決される。即ち、該装置
は、コンテナと、該コンテナの内部に設置された少なく
とも1つの処理アッセンブリと、該少なくとも1つの処
理アッセンブリに隣接した配置された少なくとも1つの
搬送アッセンブリとを具備し、該少なくとも1つの処理
アッセンブリ及び前記少なくとも1つの搬送アッセンブ
リは処理液が流れる実質的に連続した処理チャネルを形
成し、該処理チャネルは該処理モジュールに対して有効
な処理液の全量の少なくとも40パーセントを含み且
つ該処理チャネル内で処理される感光材の厚さの100
倍に等しいか又はより少ない厚さを有し、前記処理チャ
ネルへ処理液を導入するための少なくとも1つのスロッ
トノズルが前記少なくとも1つの処理アッセンブリ内部
に設けられている処理モジュールと、前記処理モジュー
の処理チャネル内部の小さな容積から前記少なくとも
1つのスロットノズルへ処理液を循環させる手段と、処
理液の妨げ部分が形成されるのを減少するために前記処
理液の容積を加減する手段と、小さな容積内の処理液の
レベルを一定レベルに保持するために前記循環手段に連
結された手段と、から成り、 前記少なくとも1つのスロ
ットノズルの出口の流量(リットル/分)が 0.59 ≦ F/A ≦ 24 に規定されていることを特徴とする。 ここで、Fはリッ
トル/分で表す処理液の流量、Aは平方センチメートル
で表す前記少なくとも1つの前記出口の全面積である。
【0014】
【作用】上述の装置は、小容量の感光材処理装置を通し
て処理液を循環させ、一方で循環する処理液の酸化及び
蒸発等を最少にすることができる方法を提供するもので
ある。本発明は更に処理液のレベルを一定に維持しなが
ら処理装置の開始及び停止を可能とする。上記の事項を
達成し、しかも本発明は処理液の酸化及び蒸発等を防止
する。
【0015】処理装置内の処理液の流れ特性は、各種の
サイズの感光材が効率良く処理できるように設計され
る。本発明は空気に露出される処理液の面積を最少にす
るものである。衝撃スロットノズルは処理液を感光材の
片面又は両面に効率良く搬送する方法を提供するもので
あり、一方で写真処理液に接触する空気の境界を減少す
る。処理液の酸化及び結晶化の形成が起こる場所は、こ
れらの境界面においてである。したがって、処理液の酸
化又は結晶化は大幅に減少する。
【0016】この処理装置の他の利点は、処理液装置を
通じて流れる写真処理液が、処理液と循環出口との間で
異物を形成したり又は渦流を形成したりするのを防止す
るように加減されることである。この処理装置の追加の
利点は、処理液装置内の処理液のレベルが、感光材が処
理装置を通過する際に写真処理液のレベル及び写真処理
液の容積が一定に維持されるように制御されることであ
る。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施形態
について詳細に説明する。特に図1において、符号10
は処理モジュールを示し、単独で設置されるか、又は他
の処理モジュールと結合若しくは組合をして感光材料処
理用の連続した列のユニットを構成することもできる。
【0018】処理モジュール10は、コンテナ11、
方に向いた入口通路100(図2について説明する)、
入口搬送ローラアッセンブリ12、搬送ローラアッセン
ブリ13、出口搬送ローラアッセンブリ15、上方に向
いた出口通路101(図2について説明する)、処理ア
ッセンブリの一部を形成する高衝撃スロットノズル17
a、17b、17c、駆動部16及び回転アッセンブリ
18を具備し、アッセンブリ18は駆動部16を回転す
る周知の手段、例えばモータ、ギア、ベルト、チェーン
等である。コンテナ11内にアクセス穴61が設けられ
る。穴61は複数のモジュール間の連結に使用される。
アッセンブリ12、13、15はその両側でコンテナ1
2内においてコンテナの側壁に近接させて配置され、ス
ロットノズル17a、17b、17cもその両側がコン
テナ11の側壁に近接させて配置される。駆動部16は
ローラアッセンブリ12、13及び15及び回転アッセ
ンブリ18に駆動連結され、アッセンブリ16はアッセ
ンブリ18の動作をアッセンブリ12、13及び15に
伝達するのに使用される。
【0019】ローラアッセンブリ12、13及び15、
及びスロットノズル17a、17b、17cはコンテナ
11に対して挿入及び離脱が容易である。ローラアッセ
ンブリ13は上ローラ22と、底ローラ23と、底ロー
ラ23に対して上ローラ22を圧接状態に維持する緊張
ばね62と、ベアリングブラケット26と、薄くて小さ
い容積の処理チャネル25を有するチャネル部24とか
ら成る。狭いチャネル開口27が部分24の内部に存在
する。部分24の入口側の開口27は部分24の出口側
の開口と同じサイズ及び形状を有する。部分24の入口
側の開口27は、各種の感光材料21の剛性の違いに対
応するように、面取り、テーパ状、半径状であっても良
く、或いは部分24の出口側より大きくても良い。チャ
ネル開口27は処理チャネル25の一部を形成する。ロ
ーラ22及び23は駆動又は被駆動ローラであり、ロー
ラ22及び23はそれぞれのブラケット26によって保
持される。ローラ22及び23は噛合ギア28により回
転される。
【0020】感光材料21はローラアッセンブリ12、
13及び15により処理チャネル25を通して自動的に
A又はBのいずれかの方向へ搬送される。感光材料21
はカットシート又はロール、或いは感光材料21は1つ
のロール状の形態であって且つ同時にカットシート状に
されているものであってもよい。感光材料21は両面又
は片面にエマルジョンを含有する。カバー20がコンテ
ナ11上に設置されると、光遮蔽した被覆体が形成され
る。このように、モジュール10は、図6にて説明する
循環システム60を伴って光遮蔽モジュールとして単独
で設置され、感光材料を処理することができるもの、即
ち、モノバスを構成する。2又はそれ以上のモジュール
10が結合されると多段の連続した処理ユニットが形成
される。1又は2以上のモジュール10の組合も可能で
ある。
【0021】図2は図1のモジュール10の一部を切断
して示すものである。アッセンブリ12、13、及び1
5、ノズル17a、17b、17c、背板9は処理チャ
ネル25、コンテナ11、循環システム60(図5)及
び間隙49a、49b、49c及び40d内に含まれる
処理液の量が最小となるように設計されている。モジュ
ール10の入口において上方に向いたチャネル100は
処理チャネル25の入口を形成する。モジュール10の
出口において上方に向いたチャネル101は処理チャネ
ル25の出口を形成する。アッセンブリ12はアッセン
ブリ13と同様の構造及び機能を有する。アッセンブリ
12は上ローラ30、底ローラ31、底ローラ31に対
して上ローラ30を保持する緊張ばね62(図示せ
ず)、ベアリングブラケット26、及びチャネル部24
から成る。狭い処理チャネル25の部分がチャネル24
によって形成される。チャンネル部24は処理チャンネ
ル25の一部である。ローラ30及び31は駆動又は被
駆動ローラであり、ローラ30及び31はブラケット2
6に連結される。アッセンブリ15はアッセンブリ13
と同様である。ただし、アッセンブリ15はローラ32
及び33と同様の作用をする2つの追加のローラ130
及び131を有する。アッセンブリ15は上ローラ3
2、底ローラ33、緊張ばね62(図示せず)、上ロー
ラ130、底ローラ131、ベアリングブラケット2
6、及びチャネル部24から成る。狭い処理開口部25
の一部がチャネル部24内に形成される。チャネル部2
4は処理チャネル25の一部を形成する。ローラ32、
33、130及び131は駆動又は被駆動ローラであ
り、ローラ32、33、130及び131はブラケット
26に連結される。このようにして、実質的に連続した
処理チャネルが形成されることが理解されよう。
【0022】背板9及びスロットノズル17a、17
b、17cはコンテナ11に取付けられる。図2に示す
実施形態は感光材料21がその面の一方にエマルジョン
を有する場に使用される。感光材料21のエマルジョン
の側はスロットノズル17a、17b、17cに面して
いる。感光材料21はローラ30及び31間のチャネル
25に入り、背板9とノズル17a間のチャネル25を
通過する。更に感光材料21はローラ22及び23間を
移動し、背板9とノズル17b及び17cとの間を通過
する。次いで感光材料21はローラ32及び33間を通
過し且つローラ130及び131間を通過し処理チャネ
ル25を出る。
【0023】通路48aは間隙49aを、ポート44
a、ポート44(図6)(これについては図6でより詳
細に説明する。)を介して循環システム60に連通さ
れ、通路48bは間隙49bを、ポート45a、ポート
45(図6)を介して循環システム60に連通される。
通路48cは間隙49cを、ポート46a、ポート46
(図6)を介して循環システム60に連通され、且つ通
路48dは間隙49dをポート47a、ポート47(図
6)を介して循環システム60に連通される。スロット
ノズル17aは通路50aを通して循環システム60に
連結されているが、通路50aの入口ポート41aはポ
ート44(図6)を通して循環システム60に連通して
いる。また、スロットノズル17bは通路50bを通し
て循環システム60に連結されているが、この通路の入
口ポート42aはポート42(図6)を介して循環シス
テム60に連通されている。通路50cはノズル17c
を、ポート43a、ポート43(図6)を介して循環シ
ステム60に連通されている。センサ52はコンテナ1
1に連結され、通路51との関連で処理溶液のレベル2
35を保持するために使用される。余分の処理液は溢流
通路51から取り除かれる。
【0024】織物状の面(以下、織物面という)200
又は205は処理チャネル25に面する背板9の表面
に、及び処理チャネル25に面するスロットノズル17
a、17b及び17cの表面に固着される。図3は図2
に示したモジュール10の他の実施形態を一部破断した
断面図で示すものであり、感光材料21は一方の面にエ
マルジョンを有し、且つノズル17d、17e及び17
fはコンテナ11の上部にある。アッセンブリ12、1
3及び15、ノズル17d、17e及び17f、並びに
背板9は処理チャネル25及び間隙49e、49g及び
49hに含まれる処理液の量を最少にするように設計さ
れている。モジュール10の入口において、チャネル1
00は処理チャネル25への入口を構成する。モジュー
ル10の出口において、上向きチャネル101は処理チ
ャネル25の出口を構成する。アッセンブリ12はアッ
センブリ13と同様の構造及び機能を有する。アッセン
ブリ12は上ローラ30、底ローラ31、底ローラ31
に対して上ローラ30を保持する緊張ばね62(図示せ
ず)、ベアリングブラケット26、及びチャネル部24
から成る。狭い処理開口25の部分がチャネル24によ
って形成される。チャンネル24は処理チャンネル25
の一部を形成する。ローラ30、31、130及び13
1は駆動又は被駆動ローラであり、ローラ30、31、
130及び131はブラケット26に連結される。即
ち、ほぼ連続した処理チャネルが提供されることとな
る。
【0025】背板9及びスロットノズル17d、17
e、17fはコンテナ11に固着される。図3に示す実
施形態は感光材料21がその面の一方にエマルジョンを
有する場合に使用される。感光材料21のエマルジョン
の側はスロットノズル17d、17e、17fに面して
いる。感光材料21はローラ30及び31間のチャネル
25に入り、背板9とノズル17dを越えて移動する。
そして感光材料21はローラ22及び23間を通過し、
背板9及びノズル17e及び17f間を通過する。次い
で感光材料21はローラ32及び33間を移動し且つロ
ーラ130及び131間を移動し処理チャネル25を出
る。
【0026】通路48eは間隙49eを、ポート44
b、ポート44(図6)を介して循環システム60に連
通し、且つ通路48fは間隙49fを、ポート45b、
ポート45(図6)を介して循環システム60に連通し
ている。また通路48gは間隙49gを、ポート46
b、ポート46(図6)を介して循環システム60に連
通し、且つ通路48hは間隙49hを、ポート47b、
ポート47(図6)を介して循環システム60に連通し
ている。スロットノズル17dは通路50dを介して循
環システム連結されているが、通路50dの入口ポート
41bはポート41(図6)を介して循環システム60
に連通している。またスロットノズル17eは通路50
eを介して循環システム60に連通している、この通路
の入口ポート42bはポート42(図6)を介して循環
システム60に連通している。更に通路50fはノズル
17fを入口ポート43b、ポート43(図6)を介し
て循環システム60に連通している。センサ52はコン
テナ11に連通している。センサ52はコンテナ11に
連結され、通路51との関連で処理溶液のレベル235
を保持するために使用される。余分の処理液は溢流通路
51から取り除かれる。
【0027】織物面200又は205は処理チャネル2
5に面する背板9の表面に、及び処理チャネル25に面
するスロットノズル17d、17e及び17fの表面に
付着される。図4は図2に示したモジュール10の更に
他の実施形態を一部破断した断面図で示すものであり、
感光材料21は両方の面にエマルジョンを有し、且つノ
ズル17g、17h及び17iはコンテナ11の上部に
あって、感光材料21の1つのエマルジョンの面に面
し、且つノズル17j、17k及び17Lは感光材料2
1の他方のエマルジョンの面に面している。アッセンブ
リ12、13及び15、ノズル17g、17h、17
i、17j、17k及び17Lは処理チャネル25及び
間隙49i、49j、49k及び49Lに含まれる処理
液の量を最少にするように設計されている。モジュール
10の入口において、チャネル100は処理チャネル2
5への入口を構成する。モジュール10の出口におい
て、チャネル101は処理チャネル25への出口を構成
する。アッセンブリ12はアッセンブリ13と同様であ
る。アッセンブリ12は上ローラ30、底ローラ31、
底ローラ31に対して上ローラ30を保持する緊張ばね
2(図示せず)、ベアリングブラケット26、及びチャ
ネル部24から成る。狭い処理チャネル25の一部が部
分24に存在する。チャネル部24は処理チャネル25
の一部である。ローラ30、31、130及び131は
駆動又は被駆動ローラであり、ローラ30、31、13
0及び131はブラケット26に連結される。アッセン
ブリ15はアッセンブリ13と同様である。ただし、ア
ッセンブリ15はローラ32及び33と同様の作用をす
る2つの追加のローラ130及び131を有する。アッ
センブリ15は上ローラ32、底ローラ33、緊張ばね
62(図示せず)、上ローラ130、底ローラ131、
ベアリングブラケット26、及びチャネル部24から成
る。狭い処理開口25の部分が部分24内に形成され
る。チャネル部24は処理チャネル25の一部を形成す
る。ローラ32、33、130及び131は駆動又は被
駆動ローラであり、ローラ32、33、130及び13
1はブラケット26に連結される。
【0028】スロットノズル17g、17h、17iは
コンテナ11の上部に固着される。スロットノズル17
j、17k、17Lはコンテナ11の下部に固着され
る。図4に示す実施形態は感光材料21がその両面にエ
マルジョンを有する場合に使用される。感光材料21の
一方のエマルジョンの側はスロットノズル17g、17
h、17jに面しており、感光材料21の他方のエマル
ジョンの側はスロットノズル17j、17k、17Lに
面している。感光材料21はローラ30及び31間をチ
ャネル25に入り、ノズル17g及び17jを越えて移
動する。そして感光材料21はローラ22及び23間を
移動し、ノズル17h、17k、17i及び17Lを越
えて移動する。この地点において感光材料21はローラ
32及び33間を移動し且つローラ130及び131間
を移動し処理チャネル25を出る。
【0029】通路48iは間隙49iを、ポート44
c、ポート44(図6)を介して循環システム60に連
通し、通路48jは間隙49kを、ポート45c、ポー
ト45(図6)を介して循環システム60に連通する。
通路48kは間隙49Lを、ポート46cを介して循環
システム60に連通し、且つ通路48Lは間隙49j
を、ポート47c、ポート47(図6)を介して循環シ
ステム60に連通する。スロットノズル17gは通路5
0gを介して循環システム60に、ポート41(図6)
を介して通路50gに連通し、且つスロットノズル17
hは通路50hを介して循環システム60に、ポート4
2(図6)を介して入口ポート62に連通する。通路5
0iはノズル17iを、入口ポート63、ポート43
(図6)を介して循環システム60に連通する。スロッ
トノズル17jは通路50jを介して循環システム60
に、ポート41(図6)を介して入口ポート41に連通
し、且つスロットノズル17kは通路50kを介して循
環システム60に、ポート42(図6)を介して入口ポ
ート42cに連通する。スロットノズル17Lは通路5
0Lを介して循環システム60に、ポート43(図6)
介して入口ポート43cに連通する。センサ52はコン
テナ11に連結され且つセンサ52は通路51に関して
処理溶液のレベル235を保持するために使用される。
余分の処理液は溢流通路51から取り除かれる。感光材
料21はチャネル入口100に入ってローラ30及び3
1間をチャネル25のチャネル部24を通過し、ノズル
17g及び17jを越えて移動する。そして感光材料2
1はローラ22及び23間を通過し、ノズル17h及び
17k、17L及び17iを通過して移動する。ついで
感光材料21はローラ32及び33間を移動し、処理チ
ャネル25を出る。
【0030】通路48iは間隙49iを、ポート44
c、ポート44(図6)を介して循環システム60に連
通し、且つ通路48jは間隙49kを、ポート45c、
ポート45(図6)を介して循環システム60に連通す
る。通路48kは間隙49Lを、ポート46c、ポート
46(図6)を介して循環システム60に連通し、且つ
通路48Lは間隙49jを、ポート47c、ポート47
(図6)を介して循環システム60に連通する。センサ
52はコンテナ11に連結され且つセンサ52は通路5
1に関しての処理溶液のレベル235を保持するために
使用される。余分の処理液は溢流通路51から取り除か
れる。
【0031】織物面200又は205は処理チャネル2
5に面するスロットノズル17g、17h、17i、1
7j、17k及び17Lの表面に固着される。図5は処
理液集合溜まり226の斜視図である。処理液はポート
44a,45a、46a及び47a(図2)、ポート4
4b、45b、46b及び47b(図3)及びポート4
4c、45c、46c及び47c(図4)を通じて溜ま
り226に流入する。溜まり226は上部227、底部
228、側部229及び230、及び端壁231及び2
32を有する小容積のコンテナからなる。
【0032】溜まり226は、溜まり226をポート4
4〜47に連結することによって処理液面235(図
2、図3及び図4)と処理液出口との間の距離を延長す
ることにより、処理モジュール10(図1)から異物及
び渦流をなくするために使用される。その距離は側部2
29の高さによって延長される。処理液は溜まり226
を充填している導管44〜47を出る。溜まり226は
導管85より廃液される。
【0033】図6は本発明の装置における処理液循環シ
ステムの概略図である。モジュール10はチャネル25
の容積を最少にするように設計されている。モジュール
10の出口44、45、45及び47は通路85を通し
て循環ポンプ80に連通されている。循環ポンプ80は
通路4を通してチャネル25に連通している。循環ポ
プ80はまた通路63を介して分岐管64に連通され、
分岐管64は通路66によりフィルタ64に連結されて
いる。フィルタ65は熱交換器86に連通され、熱交換
器86はワイヤ68を介して制御ロジック67に連結さ
れている。制御ロジック67はワイヤ70を介して熱交
換器86に連結され、センサ52はワイヤ71を介して
制御ロジック67に連結されている。計量ポンプ72、
73、及び74はそれぞれ通路75、76及び77を介
して分岐管64に連通されている。このように、処理液
はリザーバを使用することなく出口通路から入口通路に
直接汲み上げられる。
【0034】写真溶液を含む写真処理化学物質は計量ポ
ンプ72、73及び74に供給される。感光材料センサ
210が感光材料21(図1)がチャネル25に流入し
たことを検知し、センサ210がワイヤ211を介して
ポンプ72、73及び74、並びに制御ロジック67に
信号を伝達した時、ポンプ72、73及び74は適正量
の化学物質を分岐管64に供給する。分岐管64は写真
処理液を通路66に導入する。
【0035】写真処理液は通路66を通してフィルタ6
5に流入する。フィルタ65は写真処理液に含まれるこ
とのある不純物ないし汚染物を除去する。写真処理液が
フィルタを通過した後、処理液は熱交換器86に流入す
る。センサ52は処理液のレベルを検出し、センサ8は
処理液の温度を検出、それぞれワイヤ71及び7を介し
て制御ロジック67に処理液レベル及び処理液温度を伝
達する。例えば、制御ロジック67は、コネティカット
州・06907・スタンフォード・オメガドライブ1
(1 Omega Drive, Stamford, Connecticut 06907) のオ
メガ・エンジニアリング社 (Omega Engineering, Inc.)
にて製造されているシリーズCN310・ソリッドステ
ート温度コントローラである。ロジック67はセンサ8
で検出された処理液温度と交換器86がワイヤ70を介
してロジック67に伝達した温度とを比較する。ロジッ
ク67は交換器86に情報を伝え処理液の熱を増加又は
減少する。このように、ロジック67及び熱交換器86
は処理液の温度を修正し、処理液の温度を一定レベルに
維持する。
【0036】センサ52はチャネル25内の処理液レベ
ルを検出し、検出した処理液レベルをワイヤ71を介し
て制御ロジック67に伝達する。ロジック67はワイヤ
71を介してセンサ52によって検出された処理液レベ
ルをロジック67に設定されている処理液レベルと比較
する。ロジック67はワイヤ83を介して情報をポンプ
72、73及び74に伝達し、処理液のレベルが低い場
合は処理液を追加する。一旦処理液レベルが所望値に達
すると制御ロジック67はポンプ72、73及び74に
伝達し、処理液の追加を停止する。余分の処理液はモジ
ュール10からポンプで除去されるか、又はレベル・ド
レイン溢流部84から通路81を通してコンテナ82に
除去される。
【0037】次いで処理液は入口41、42及び43を
通してモジュール10に流入する。モジュール10が余
分の処理液を含んでいる場合は余分の処理液は溢流通路
51、ドレイン溢流部84及び通路81を通してリザー
バ82に流れる。リザーバ82に処理液レベルはセンサ
212により監視される。センサ212はワイヤ213
を介して制御ロジック67に連結されている。センサ2
12がリザーバ82に内の処理液の存在を検出した時は
ワイヤ213を介してロジック67に信号が伝達され、
ロジック67はポンプ214を作動する。これによりポ
ンプ214は処理液を分岐管64に汲み上げる。センサ
212が処理液の存在を検出しないときはワイヤ213
を介してロジック67への信号により不作動とされる。
リザーバ82内の処理液が溢流部215に達した時は、
処理液は通路216を通してリザーバ217へ伝わる。
残りの処理液は処理チャネル25を循環し、出口通路4
4、45、46、及び47に到達する。したがって、処
理液は出口通路44、45、46、及び47から導管8
5を通り循環ポンプ80に到達する。本発明の装置内に
含まれる写真処理液は、感光材料に露呈された時は、写
真処理液の量が少ないので、従来技術より一層すばやく
乾燥した状態に達する。
【0038】本発明に係る処理装置は処理液を保持する
ために小さな容積をもつ。処理液の容積を限定する部分
として、狭い処理チャネルが与えられる。例えば写真紙
の使用される処理装置用の処理チャネル25は、処理さ
れる紙の厚さの50倍、好ましくは10倍に等しいか又
はより少ない厚さtを有する。写真フイルムを処理する
処理装置において処理チャネル25の厚さtは感光材料
フイルムの厚さの100倍、好ましくは写真フイルムの
厚さの18倍に等しいか又はより少ない。本発明に係る
処理装置の例として約0.008インチ(0.2mm)の
厚さの処理紙を処理するものはチャネル厚さtは約0.
080インチ(2mm)である。また、約0.0055イ
ンチ(0.14mm)の厚さの処理紙を処理するものはチ
ャネル厚さtは約0.10インチ(2.54mm)であ
る。
【0039】処理モジュール内に規定される処理チャネ
ル25及び循環システム内の処理液の全容積は従来の処
理装置と比較して少ない。特に、特定のモジュールの処
理装置全体(コンテナ11内の処理チャネル25)の処
理液の全量はそのシステム内の処理液の全容積(処理モ
ジュールに対して有効な処理液の全量)の少なくとも4
0パーセントである。好ましくは、処理チャネル25の
容積はそのシステム内の処理液の全容積の約50パーセ
ントである。図示の実施形態では処理チャネルの容積は
処理液の全容積の約60パーセントである。
【0040】典型的にはシステム内の有効な処理液の量
は、処理装置によって、即ちその装置が処理可能な感光
材料の量によって変化するものである。例えば、典型的
な従来技術のマイクロラボ処理器では感光材料(一般に
搬送速度は約50インチ(127cm/分より少ない)を
約5平方フィート(4500cm2 )/分で処理する処理
装置は約17リットルの処理液を有する。本発明により
構成した処理装置では約5リットルである。典型的な従
来技術のミニラボ処理装置については、感光材料(一般
に搬送速度は約50インチ(127cm)/分ないし約2
0インチ(51cm)/分である)を約5平方フィート
(4500cm2 )/分ないし約15平方フィート(1.
35m2 )/分で処理する処理装置は約100リットル
の処理液を有する。本発明により構成した処理装置では
約10リットルである。従来技術の大型のラボ処理装置
については、感光材料(一般に搬送速度は約7〜60フ
ィート(2.1m〜18m)/分)を約50平方フィー
ト(4.5m2 )/分までで処理する処理装置は典型的
に約150〜300リットルの範囲の処理液を有する。
本発明により構成した大型のラボ処理装置では約15〜
100リットルである。本発明により構成したミニラボ
ザイズの処理装置であって感光材料を1分あたり15平
方フィート(1.35m2 )で処理するものは、従来技
術の典型例では約17リットルであるのに対し、処理液
は約7リットルである。
【0041】ある状況では処理液の渦流を生じさせない
ように通路48a〜48L内に及び間隙49a〜49L
に溜まりを設けるのが適当である。このような溜まりの
サイズや形状は処理液が循環される速度及び循環システ
ムの一部を構成する連通路のサイズによるのは勿論であ
る。例えば、ポンプへの通路48a〜48L及び間隙4
9a〜49L内における連通路をできる限り小さくすべ
きであり、しかも処理チャネルからポンプへの連通路が
大きくなればなる程渦流をおこしやすくなる。例えば、
約3〜4ガロン(11〜15リットル)/分の循環速度
を有する場合処理装置においては、循環ポンプへのトレ
イの出口において約4インチ(10cm)のヘッド圧を渦
流なしに維持するように溜まりを設けるのが好ましい。
溜まりはトレイの出口に隣接する局部的な領域にのみ設
ける必要がある。このように、処理装置に要求される流
速に対して有効となるように少ない処理液の量をバラン
スさせることが重要である。
【0042】ノズルを通って処理チャネルへ処理液が効
率的に流れるようにするため、処理液を処理チャネルへ
排出するノズル開口部が次の関係を満たすのが望まし
い。 1 ≦F/A≦ 40 ここで、Fはノズルを通る処理液の流速度で1分当たり
のガロン(×3.8リットル)、Aはノズルの断面積で
平方インチ(×6.5cm2 )で与えられる。即ち、Fを
毎分リットルで表すノズルを通過する溶液の流量、Aを
平方センチメートルを与えられたノズルの断面積とした
とき、 0.59 ≦ F/A ≦ 24 の関係のノズル開口が望ましい。
【0043】上記の関係を満たすノズルにより感光材料
に対する処理液の適当な排出が保証される。以上、本発
明を添付図面を参照して実施形態について詳細に説明し
たが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではな
く、本発明の精神ないし範囲内において種々の形態、変
形、修正等が可能であることに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】モジュール10の斜視図である。
【図2】モジュール10の一部破断図であって、材料2
1がその1つの面上にエマルジョンを有し、材料21の
エマルジョンの面に向いてコンテナ11の底部にノズル
17a、17b及び17cを有する状態を示す。
【図3】図2のモジュール10の他の実施形態の一部破
断図であって、材料21がその1つの面上にエマルジョ
ンを有し、材料21のエマルジョンの面に向いてコンテ
ナ11の底部にノズル17a、17b及び17cが設け
られている状態を示す。
【図4】図2のモジュール10の更に他の実施形態の一
部破断図であって、材料21がその両面上にエマルジョ
ンを有し、材料21の一方のエマルジョンの面に向いて
コンテナ11の底部にノズル17g、17h及び17i
が、材料21の他方のエマルジョンの面に向いてコンテ
ナ11の底部にノズル17j、17k及び17Lがそれ
ぞれ設けられている状態を示す。
【図5】処理液の集合溜まり部の斜視図である。
【図6】本発明の装置における処理液循環システムの概
略図である。
【符号の説明】
4…通路 7…ワイヤ 8…センサ 9…背板 10…処理モジュール 11…コンテナ 12…搬送ローラアッセンブリ 13…搬送ローラアッセンブリ 15…搬送ローラアッセンブリ 16…駆動部 17a−17L…ノズル 18…回転アッセンブリ 20…カバー 21…感光材料 22…ローラ 23…ローラ 24…チャネル部 25…チャネル 26…支持ブラケット 28…噛合ギア 30…ローラ 31…ローラ 32…ローラ 33…ローラ 41…ポート 41a−41c…入口ポート 42…ポート 42a−42c…入口ポート 43…ポート 43a−43c…入口ポート 44…ポート 44a−44c…ポート 45…ポート 45a−45c…ポート 46…ポート 46a−46c…ポート 47…ポート 47a−47c…ポート 48a−48L…ポート 49a−49L…通路 50a−50L…間隙 51…溢流通路 52…センサ 60…循環システム 61…アクセス穴 62…緊張スプリング 63…通路 64…分岐管 65…フィルタ 67…制御ロジック 68…ワイヤ 70…ワイヤ 71…ワイヤ 72…計量ポンプ 73…計量ポンプ 74…計量ポンプ 75…通路 76…通路 77…通路 80…循環ポンプ 81…通路 82…コンテナ 83…ワイヤ 84…ドレイン溢流部 85…通路 86…熱交換器 100…入口チャネル 101…出口チャネル 130…ローラ 131…ローラ 200…織物面 205…織物面 210…センサ 211…ワイヤ 212…センサ 213…ワイヤ 214…ポンプ 215…溢流部 216…通路 217…リザーバ 226…溜まり部 227…上部 228…底部 229…側部 230…側部 231…端壁 232…端壁 235…処理液レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ レナード ピッチニーノ,ジュ ニア アメリカ合衆国,ニューヨーク 14543, ラッシュ,ファイブ ポインツ ロード 665 (72)発明者 デビッド リン パットン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,マジェスティック ウェ イ 1218 (56)参考文献 特開 平2−124570(JP,A) 特開 平5−53278(JP,A) 特開 平2−210440(JP,A) 特開 平2−68548(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/08 G03D 3/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材の処理装置において、 コンテナ(11)と、該コンテナの内部に設置された少
    なくとも1つの処理アッセンブリと、該少なくとも1つ
    の処理アッセンブリに隣接した配置された少なくとも1
    つの搬送アッセンブリ(12,13,15)とを具備
    し、該少なくとも1つの処理アッセンブリ及び前記少な
    くとも1つの搬送アッセンブリは処理液が流れる実質的
    に連続したチャネル(25)を形成し、該処理チャネル
    は処理モジュールに対して有効な処理液の全容量の少な
    くとも40パーセントを含み且つ該処理チャネル内で処
    理される感光材(21)の厚さの100倍に等しいか又
    はより少ない厚さを有し、前記処理チャネルへ処理液を
    導入するための少なくとも1つのスロットノズルが前記
    少なくとも1つの処理アッセンブリ内部に設けられてい
    る処理モジュール(10)と、 前記処理モジュール内部の小さな容積の前記処理チャネ
    ル(25)から前記少なくとも1つのスロットノズルへ
    処理液を循環させる手段(60)と、 処理液の妨げ部分が形成されるのを減少するために前記
    処理液の容量を加減する手段(52,67,72〜7
    4)と、 小さな容積の前記処理チャネル(25)内の処理液のレ
    ベルを一定レベルに保持するために前記循環手段に連結
    された手段(81,82,84,214)と、を具備
    し、 前記少なくとも1つのスロットノズルの出口の流量(リ
    ットル/分)が 0.59 ≦ F/A ≦ 24 に規定されている ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の感光材処理装置。ここで、Fはリットル/分で表す
    処理液の流量、Aは平方センチメートルで表す前記少な
    くとも1つの前記出口の全面積である。
  2. 【請求項2】 感光材の処理装置において、 コンテナ(11)と、該コンテナの内部に設置された少
    なくとも1つの処理アッセンブリとを具備し、該少なく
    とも1つの処理アッセンブリは処理液が流れる実質的に
    連続した処理チャネル(25)を形成し、該処理チャネ
    ルは入口及び出口を有し、処理液を前記チャネルに導入
    するための少なくとも1つのスロットノズルが前記少な
    くとも1つの処理アッセンブリの内部に設けられている
    処理モジュール(10)と、 感光材(21)を前記チャネル入口から前記処理チャネ
    ルを通して前記チャネル出口へ搬送し、前記少なくとも
    1つの処理アッセンブリに隣接して配置され且つ前記処
    理チャネルの一部を形成する搬送手段(12,13,1
    5)と、を含み、 前記処理チャネルは、処理モジュールに対して有効な処
    理液の全量の少なくとも40パーセントを含み且つ該
    処理チャネル内で処理される感光材(21)の厚さの1
    00倍に等しいか又はより少ない厚さを有し、 前記処理モジュール内部の小さな容積の前記処理チャネ
    ル(25)から前記少なくとも1つのスロットノズルへ
    処理液を循環させる手段(60)と、 処理液の妨げ部分が形成されるのを減少するために前記
    処理液の容量を加減する手段(52,67,72〜7
    4)と、 小さな容積の前記処理チャネル(25)内の処理液のレ
    ベルを一定レベルに保持するために前記循環手段に連結
    された手段(81,82,84,214)と、を具備
    し、 前記少なくとも1つのスロットノズルの出口の流量(リ
    ットル/分)が 0.59 ≦ F/A ≦ 24 に規定されている ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の感光材処理装置。ここで、Fはリットル/分で表す
    処理液の流量、Aは平方センチメートルで表す前記少な
    くとも1つの前記出口の全面積である。
  3. 【請求項3】 感光材の処理装置において、 コンテナ(11)と、該コンテナの内部に設置された少
    なくとも1つの処理アッセンリと、該少なくとも1つの
    処理アッセンブリに隣接した配置された少なくとも1つ
    の搬送アッセンブリ(12,13,15)とを具備し、
    該少なくとも1つの処理アッセンブリ及び前記少なくと
    も1つの搬送アッセンブリは処理液が流れる実質的に連
    続した処理チャネル(25)を形成し、該処理チャネル
    は該処理モジュールに対して有効な処理液の全量の少な
    くとも40パーセントを含み且つ該処理チャネル内で処
    理される感光材の厚さの100倍に等しいか又はより少
    ない厚さを有し、もって前記少なくとも1つの処理アッ
    センブリには処理液を前記チャネルへ導入するための
    なくとも1つのスロットノズルが設けられている、処理
    モジュール(10)と、 前記処理モジュール内部に形成された小さな容積の前記
    処理チャネルを通して処理液を循環させる手段(60)
    と、 処理液の妨げ部分が形成されるのを減少するために前記
    処理液の容を加減する手段(52,67,72〜7
    4)と、 小さな容積の前記処理チャネル(25)内の処理液のレ
    ベルを一定レベルに保持するために前記循環手段に連結
    された手段(81,82,84,214)と、を具備
    し、 前記少なくとも1つのスロットノズルの出口の流量(リ
    ットル/分)が 0.59 ≦ F/A ≦ 24 に規定されている ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の感光材処理装置。ここで、Fはリットル/分で表す
    処理液の流量、Aは平方センチメートルで表す前記少な
    くとも1つの前記出口の全面積である。
  4. 【請求項4】 感光材の処理装置において、 コンテナ(11)と、該コンテナの内部に設置された少
    なくとも1つの処理アッセンブリとを具備し、前記コン
    テナ及び前記少なくとも1つの処理アッセンブリは処理
    液が流れる実質的に連続した処理チャネル(25)を形
    成し、前記処理チャネルは入口及び出口を有し、前記少
    なくとも1つの処理アッセンブリは前記処理チャネルへ
    処理液を分配するための少なくとも1つのスロットノズ
    を有し、前記処理チャネル(25)は処理モジュール
    に対して有効な処理液の全容量の少なくとも40パーセ
    ントを含み且つ該処理チャネル内で処理される感光材
    (21)の厚さの100倍に等しいか又はより少ない厚
    さを有する、処理モジュール(10)と、 前記処理モジュールに設けられた前記小さな容積の前記
    処理チャネル(25)から出た処理液を再度直接前記
    なくとも1つのスロットノズルへ循環させる手段(6
    0)と、 処理液の妨げ部分が形成されるのを減少するために前記
    処理液の容を加減する手段(52,67,72〜7
    4)と、 小さな容積の前記処理チャネル(25)内の処理液のレ
    ベルを一定レベルに保持するために前記循環手段に連結
    された手段(81,82,84,214)と、を具備
    し、 前記少なくとも1つのスロットノズルの出口の流量(リ
    ットル/分)が 0.59 ≦ F/A ≦ 24 に規定されている ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の感光材処理装置。ここで、Fはリットル/分で表す
    処理液の流量、Aは平方センチメートルで表す前記少な
    くとも1つの前記出口の全面積である。
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