JPH0268548A - 感光材料処理装置 - Google Patents
感光材料処理装置Info
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- JPH0268548A JPH0268548A JP22179988A JP22179988A JPH0268548A JP H0268548 A JPH0268548 A JP H0268548A JP 22179988 A JP22179988 A JP 22179988A JP 22179988 A JP22179988 A JP 22179988A JP H0268548 A JPH0268548 A JP H0268548A
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Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えば感光材料に湿式現像、漂白・定着のよ
うな処理を施すための感光材料処理装置に関するもので
ある。
うな処理を施すための感光材料処理装置に関するもので
ある。
〈従来の技術〉
感光材料の湿式現像は、処理槽内に満たされた処理液(
例えば現像液)中に感光材料を所定時間漬浸することに
よって行われる。
例えば現像液)中に感光材料を所定時間漬浸することに
よって行われる。
感光材料を連続的に処理する感光材料処理装置では、処
理槽内おける処理液の液面レベルが一定であるのが好ま
しいが、実際には、次のような要因から、処理槽内の処
理液の量は増減している。
理槽内おける処理液の液面レベルが一定であるのが好ま
しいが、実際には、次のような要因から、処理槽内の処
理液の量は増減している。
即ち、処理液の減少要因としては、感光材料による処理
液の持ち出し、処理液の蒸発等があり、処理液の増加要
因としては、処理液の供給、前段工程からの処理液の持
ち込み等がある。
液の持ち出し、処理液の蒸発等があり、処理液の増加要
因としては、処理液の供給、前段工程からの処理液の持
ち込み等がある。
特に、処理液の供給は処理槽内の新鮮な処理液を供給し
、劣化した処理液と置換することにより適正な処理を維
持するという点で必須であるが、その供給量は、処理液
の持ち出しおよび蒸発による減少量に比べて多いため、
処理槽内の液面レベルは増加する傾向にある。
、劣化した処理液と置換することにより適正な処理を維
持するという点で必須であるが、その供給量は、処理液
の持ち出しおよび蒸発による減少量に比べて多いため、
処理槽内の液面レベルは増加する傾向にある。
このように液面レベルが増加の一途をたどれば、処理槽
上方の開放部から処理液が溢れ出し、その処理液が隣接
する異種処理液の処理槽内へ混入してその処理槽での処
理に悪影響を及ぼし、あるいはその他の箇所へ流れ出し
て、汚損する等の問題を生じる。
上方の開放部から処理液が溢れ出し、その処理液が隣接
する異種処理液の処理槽内へ混入してその処理槽での処
理に悪影響を及ぼし、あるいはその他の箇所へ流れ出し
て、汚損する等の問題を生じる。
従って、処理液の液面レベルを一定に保つ方法として、
液面レベルを一定に保つように処理液の供給量を制御す
る方法がギえられている。
液面レベルを一定に保つように処理液の供給量を制御す
る方法がギえられている。
しかるに、この方法では、処理槽内の処理液量を一定に
保つことが優先されるため、処理液の劣化が著しい場合
には、新鮮な処理液が十分に供給されず、上述した処理
液供給の本来の目的が十分に達成されないことがある。
保つことが優先されるため、処理液の劣化が著しい場合
には、新鮮な処理液が十分に供給されず、上述した処理
液供給の本来の目的が十分に達成されないことがある。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、このような従来技術の欠点に鑑みてなされた
もので、処理液の供給量を制御することなく、処理槽内
の処理液液面を一定レベルに維持することができる感光
材料処理装置を提供することを目的とする。
もので、処理液の供給量を制御することなく、処理槽内
の処理液液面を一定レベルに維持することができる感光
材料処理装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
このような目的は、以下の本発明により達成される。
即ち、本発明は、処理槽内に処理液を供給しつつ該処理
槽内に感光材料を搬送して、感光材料の処理を行う感光
材料処理装置であって、排液量の調整により前記処理槽
内の処理液の液面レベルを一定に保つように構成したこ
とを特徴とする感光材料処理装置である。
槽内に感光材料を搬送して、感光材料の処理を行う感光
材料処理装置であって、排液量の調整により前記処理槽
内の処理液の液面レベルを一定に保つように構成したこ
とを特徴とする感光材料処理装置である。
ここで、前記排液量の調整は、前記処理槽の常用液面か
らの自然溢流によって行われるものであるのが好ましい
。
らの自然溢流によって行われるものであるのが好ましい
。
または、前記排液量の調整は、前記処理槽内の液面レベ
ルを検出し、これに基いて制御することによって行われ
るものであるのが好ましい。
ルを検出し、これに基いて制御することによって行われ
るものであるのが好ましい。
また、前記処理槽内の処理液の液面に浮上してこの液面
を覆い得る手段を有するものであるのが好ましい。
を覆い得る手段を有するものであるのが好ましい。
〈作 用〉
この構成に基く本発明の作用は、処理槽内に処理液を供
給しつつ処理を行う感光材料処理装置において、処理槽
内に供給された処理液によって処理液液面が所定の液面
レベルを超える状態になった際に、余剰の処理液を、処
理槽から自動的にオーバーフローさせ、または、排液ポ
ンプ手段によって自動的に処理槽外へ排出し、あるいは
、電磁弁手段を開路することにより自動的に自然放流さ
せるようにして、処理槽内の処理液液面を常に一定の液
面レベルに維持するようにしたことにある。
給しつつ処理を行う感光材料処理装置において、処理槽
内に供給された処理液によって処理液液面が所定の液面
レベルを超える状態になった際に、余剰の処理液を、処
理槽から自動的にオーバーフローさせ、または、排液ポ
ンプ手段によって自動的に処理槽外へ排出し、あるいは
、電磁弁手段を開路することにより自動的に自然放流さ
せるようにして、処理槽内の処理液液面を常に一定の液
面レベルに維持するようにしたことにある。
〈実施例〉
以下、本発明を添付図面に示す各実施例に基いて詳細に
説明する。
説明する。
なお、図示の各実施例に係る感光材料処理装置IA〜I
Dは、例えばシート状の感光材料100の現像処理、漂
白・定着処理および水洗処理を行うための並設された複
数個の処理槽を有するが、説明をより簡明にするために
、図中での処理槽の記載は1個のみとする。
Dは、例えばシート状の感光材料100の現像処理、漂
白・定着処理および水洗処理を行うための並設された複
数個の処理槽を有するが、説明をより簡明にするために
、図中での処理槽の記載は1個のみとする。
第1図において、本発明の一構成例である感光材料処理
装置IAは、処理槽10を有し、該処理槽10内には、
所定の処理液2が所定の液面レベルまで満たされている
。 この処理液2は、感光材料の処理の種類により決定
されるもので、例えば現像液、漂白・定着液、安定液、
反転液、洗浄水等が挙げられる。
装置IAは、処理槽10を有し、該処理槽10内には、
所定の処理液2が所定の液面レベルまで満たされている
。 この処理液2は、感光材料の処理の種類により決定
されるもので、例えば現像液、漂白・定着液、安定液、
反転液、洗浄水等が挙げられる。
そして、この処理槽10の対向する一対の側壁11.1
2には、それぞれ前段工程(図示せず)から搬送されて
来た感光材料100をこの処理槽10内に導入するため
の搬入通路13および処理済の感光材料100を槽外へ
搬出するための搬出通路14が設けられている。
2には、それぞれ前段工程(図示せず)から搬送されて
来た感光材料100をこの処理槽10内に導入するため
の搬入通路13および処理済の感光材料100を槽外へ
搬出するための搬出通路14が設けられている。
この場合、搬入通路13と搬出通路14とは、それぞれ
の側壁11および12から上向きに傾斜して突出する中
空構造のものとして形成され、しかも、それぞれの先端
側開口13a、14aが処理液2の常用液面(処理中に
維持される液面の平均レベル)より上方に位置し、かつ
、それぞれの基端側開口13b、14bが常用液面より
下方に位置するように構成されている。
の側壁11および12から上向きに傾斜して突出する中
空構造のものとして形成され、しかも、それぞれの先端
側開口13a、14aが処理液2の常用液面(処理中に
維持される液面の平均レベル)より上方に位置し、かつ
、それぞれの基端側開口13b、14bが常用液面より
下方に位置するように構成されている。
なお、前記搬入通路13および搬出通路14の断面形状
、開口面積等は、通過する感光材料100の種類、サイ
ズ(幅、厚さ)、柔軟性等の性状等に応じて適宜決定さ
れるが、例えば、感光材料100が幅35mmのフィル
ムである場合には、各通路13.14の開口の横断面は
、幅が40〜50mm、厚さが1〜20mmの矩形、ま
たは、短径が5mm程度、長径が40mm程度の楕円形
とされる。
、開口面積等は、通過する感光材料100の種類、サイ
ズ(幅、厚さ)、柔軟性等の性状等に応じて適宜決定さ
れるが、例えば、感光材料100が幅35mmのフィル
ムである場合には、各通路13.14の開口の横断面は
、幅が40〜50mm、厚さが1〜20mmの矩形、ま
たは、短径が5mm程度、長径が40mm程度の楕円形
とされる。
そして、搬入通路13の先端側聞口13aの近傍位置お
よび搬出通路14の先端側聞口13aの近傍位置には、
それぞれクロスオーバローラ15および19が設置され
、これらのクロスオーバローラ15.19によりて、前
段工程から搬送されて来た感光材料100を搬入通路1
3へ案内し、また、搬出通路14を出た処理済の感光材
料100を後段工程へ搬送する。
よび搬出通路14の先端側聞口13aの近傍位置には、
それぞれクロスオーバローラ15および19が設置され
、これらのクロスオーバローラ15.19によりて、前
段工程から搬送されて来た感光材料100を搬入通路1
3へ案内し、また、搬出通路14を出た処理済の感光材
料100を後段工程へ搬送する。
一方、処理槽10には、処理液2中に漬浸して槽内搬送
手段16が設置されている。
手段16が設置されている。
この槽内搬送手段16は、処理槽10内における感光材
料100を搬送経路(槽内搬送経路)17に沿って進行
させるための複数の搬送ローラ16aと、槽内の上下位
置において、感光材料100の進行方向を反転させるた
めの上側及び下側の搬送方向反転手段16b、16cと
を有する。
料100を搬送経路(槽内搬送経路)17に沿って進行
させるための複数の搬送ローラ16aと、槽内の上下位
置において、感光材料100の進行方向を反転させるた
めの上側及び下側の搬送方向反転手段16b、16cと
を有する。
なお、クロスオーバローラ15.19および槽内の各搬
送ローラ16aは、例えば、円筒面にゴム等の弾性材料
が被覆された単位ローラによるローラ対のような、一般
に用いられているものが適用される。
送ローラ16aは、例えば、円筒面にゴム等の弾性材料
が被覆された単位ローラによるローラ対のような、一般
に用いられているものが適用される。
また、両方の搬送方向反転手段16b、16cは、例え
ば、感光材料100に機械的かつ物理的な害を与えない
ような曲率半径の案内ローラと、その周囲に沿って円弧
状に湾曲する反転ガイドとで構成される。
ば、感光材料100に機械的かつ物理的な害を与えない
ような曲率半径の案内ローラと、その周囲に沿って円弧
状に湾曲する反転ガイドとで構成される。
従って、前段工程からクロスオーバローラ15を経て搬
送されて来る感光材料100は、先端側聞口13aから
搬入通路13を通って処理槽10内に搬入され、槽内搬
送手段16によって処理槽10内を槽内搬送経路17に
沿って進行し、搬出通路14の基端側開口14aから搬
出通路14を経て搬出側のクロスオーバローラ19に至
る。
送されて来る感光材料100は、先端側聞口13aから
搬入通路13を通って処理槽10内に搬入され、槽内搬
送手段16によって処理槽10内を槽内搬送経路17に
沿って進行し、搬出通路14の基端側開口14aから搬
出通路14を経て搬出側のクロスオーバローラ19に至
る。
また、処理槽10の底壁のほぼ中央には、後述する処理
液供給手段20によって供給される新しい処理液2を槽
内へ受入れるための処理液供給用開口18が形成されて
いる。
液供給手段20によって供給される新しい処理液2を槽
内へ受入れるための処理液供給用開口18が形成されて
いる。
この処理液供給手段20は、適宜の処理液貯蔵タンク2
1と、このタンク21と前記処理槽10側の供給用開口
18との間を連通ずる導液管22と、との導液管22の
途中に設けられた適宜の送液ポンプ23と、処理作業中
に処理槽10内に処理液2を補充するため、例えば感光
材料処理装置IAの始動と同時に送液ポンプ23を作動
せしめるポンプ駆動回路24とから構成される。
1と、このタンク21と前記処理槽10側の供給用開口
18との間を連通ずる導液管22と、との導液管22の
途中に設けられた適宜の送液ポンプ23と、処理作業中
に処理槽10内に処理液2を補充するため、例えば感光
材料処理装置IAの始動と同時に送液ポンプ23を作動
せしめるポンプ駆動回路24とから構成される。
一方、処理槽10内の上部開放部付近には、処理液2の
液面を大気から遮断するための遮蔽手段が設けられてい
る。
液面を大気から遮断するための遮蔽手段が設けられてい
る。
この遮蔽手段は、処理液の液面が開放していることに伴
う、処理液の蒸発、液温低下、変質(酸化)または処理
槽2内へのゴミ、塵の侵入を防止するための対策として
設けられたものであり、例えば、処理槽10内の処理液
液面の全面を実質的に覆う浮蓋30Aとして構成されて
いる。
う、処理液の蒸発、液温低下、変質(酸化)または処理
槽2内へのゴミ、塵の侵入を防止するための対策として
設けられたものであり、例えば、処理槽10内の処理液
液面の全面を実質的に覆う浮蓋30Aとして構成されて
いる。
そして、その構造及び材料としては、
■ 処理液2に対して浮力を有し、かつ、処理槽10の
内周壁面に対し僅かな間隙(上記の効果を妨げるには至
らない程度に小さい間隙)を有する状態で処理液2の液
面に浮び、 ■ 前記処理液2との接触に対して化学的に安定であり
、特に処理液に溶出してその処理性に悪影響を及ぼすこ
とがなく、 ■ 気体および液体不透過性を有する。
内周壁面に対し僅かな間隙(上記の効果を妨げるには至
らない程度に小さい間隙)を有する状態で処理液2の液
面に浮び、 ■ 前記処理液2との接触に対して化学的に安定であり
、特に処理液に溶出してその処理性に悪影響を及ぼすこ
とがなく、 ■ 気体および液体不透過性を有する。
という条件を満たすものであれば、剛性体でも、可撓性
体でも、弾性体でも、また、これらの中空体であっても
よい。
体でも、弾性体でも、また、これらの中空体であっても
よい。
なお、処理液2の交換、清掃等の理由によって浮蓋30
Aが搬入通路13および搬出通路14よりも下方に下る
ことも考えられるため、このような場合でも、浮蓋30
Aが感光材料100、槽内搬送手段16等と接触するこ
とがないように、これらの通路13.14より上方の側
壁11および12に、浮、1i30Aを係止し得るスト
ッパ31.32を設置するのが好ましい。
Aが搬入通路13および搬出通路14よりも下方に下る
ことも考えられるため、このような場合でも、浮蓋30
Aが感光材料100、槽内搬送手段16等と接触するこ
とがないように、これらの通路13.14より上方の側
壁11および12に、浮、1i30Aを係止し得るスト
ッパ31.32を設置するのが好ましい。
しかして、処理槽10の第1図中左一方の側壁11には
、搬入通路13の下面に沿う形で、上に向って凸状に湾
曲した中空形状の排液通路50が設けられている。
、搬入通路13の下面に沿う形で、上に向って凸状に湾
曲した中空形状の排液通路50が設けられている。
これは、処理液2の常用液面を決定しつるもので、第2
図に拡大して示すように、その湾曲部51に位置する通
路底面51aは処理液2の常用液面とほぼ同じ高さに設
定され、その上方箇所には通気孔52が形成されている
。
図に拡大して示すように、その湾曲部51に位置する通
路底面51aは処理液2の常用液面とほぼ同じ高さに設
定され、その上方箇所には通気孔52が形成されている
。
一方、この通路50の排出開口53は常用液面より下方
に、また、通路50の内側開口54は搬入通路13の基
端側聞口13bより下方に位置するように、それぞれ設
定される。
に、また、通路50の内側開口54は搬入通路13の基
端側聞口13bより下方に位置するように、それぞれ設
定される。
なお、排出開口53側の通路を図の二点鎖線のように下
方に延長し、このときの延長排出開口55に対向する箇
所に処理液回収タンク56を設けるようにすることもで
きる。
方に延長し、このときの延長排出開口55に対向する箇
所に処理液回収タンク56を設けるようにすることもで
きる。
次に、この第1図に示す構成の感光材料処理装置IAの
動作を説明する。
動作を説明する。
前段工程からクロスオーバローラ15を経て搬送されて
来た感光材料100は、搬入通路13を通って処理槽1
0内に搬入され、浮蓋30Aで全面を覆われた処理液2
中を搬送経路17に沿って所定の速度で進行し、処理が
なされる。 その後感光材料100は、搬出通路14を
通って処理槽10の外へ搬出され、クロスオーバローラ
19を経て後段工程に導かれる。
来た感光材料100は、搬入通路13を通って処理槽1
0内に搬入され、浮蓋30Aで全面を覆われた処理液2
中を搬送経路17に沿って所定の速度で進行し、処理が
なされる。 その後感光材料100は、搬出通路14を
通って処理槽10の外へ搬出され、クロスオーバローラ
19を経て後段工程に導かれる。
一方、駆動回路24により送液ポンプ23を作動させ、
新鮮な処理液が貯蔵された処理液貯蔵タンク21から、
導液管22を通じて供給用開口18より処理槽10内へ
処理液2を供給する。 このときの処理液2の供給量は
、処理液の減少量(処理液の持ち出し等によるもの)以
上であって、適正な処理を行うのに必要かつ十分な量と
する。
新鮮な処理液が貯蔵された処理液貯蔵タンク21から、
導液管22を通じて供給用開口18より処理槽10内へ
処理液2を供給する。 このときの処理液2の供給量は
、処理液の減少量(処理液の持ち出し等によるもの)以
上であって、適正な処理を行うのに必要かつ十分な量と
する。
なお、このような処理液の供給は、前記感光材料の処理
作業の開始と同時に行うのが好ましい。
作業の開始と同時に行うのが好ましい。
このような処理液の供給により、処理液液面は上昇しよ
うとするが、その液面が排液通路50に形成された湾曲
部51の通路底面51aを超えた時点で、余剰の処理液
2が溢流し、排出開口53側へ流れ、そこから槽外に排
出される。
うとするが、その液面が排液通路50に形成された湾曲
部51の通路底面51aを超えた時点で、余剰の処理液
2が溢流し、排出開口53側へ流れ、そこから槽外に排
出される。
なお、湾曲部51内に処理液2が充満した場合でも、通
気孔52より湾曲部51内に空気が流入し、処理液が排
出開口53側へ流下するのを妨げない。
気孔52より湾曲部51内に空気が流入し、処理液が排
出開口53側へ流下するのを妨げない。
また、排出された処理液2を延長排出開口55から処理
液回収タンク56に回収するように構成した場合には、
処理液2の廃棄、再使用または再生使用が容易に可能と
なる。
液回収タンク56に回収するように構成した場合には、
処理液2の廃棄、再使用または再生使用が容易に可能と
なる。
このようにして、処理槽10内の処理液液面は常に一定
に保たれ、また、感光材料100は常に新鮮な処理液2
によって処理されることになる。
に保たれ、また、感光材料100は常に新鮮な処理液2
によって処理されることになる。
しかも、処理槽10内の処理液2は、その液面が大気か
ら遮断されるため、処理液の蒸発、液温低下および変質
、劣化を起さず、また、処理槽2内への塵等の侵入も防
止されるため、良好な処理品質を維持することができる
。
ら遮断されるため、処理液の蒸発、液温低下および変質
、劣化を起さず、また、処理槽2内への塵等の侵入も防
止されるため、良好な処理品質を維持することができる
。
さらに、搬入通路13および搬出通路14が、処理槽1
0の側壁11.12からそれぞれ斜め上方へ突出してい
るため、隣接する合う前段工程または後段工程の処理槽
へクロスオーバする際の、感光材料100のアーチ状の
軌跡が低いものとなり、処理槽間の距離およびクロスオ
ーバの長さが、従来のものに比べて著しく短か(なる。
0の側壁11.12からそれぞれ斜め上方へ突出してい
るため、隣接する合う前段工程または後段工程の処理槽
へクロスオーバする際の、感光材料100のアーチ状の
軌跡が低いものとなり、処理槽間の距離およびクロスオ
ーバの長さが、従来のものに比べて著しく短か(なる。
第3図は、本発明の他の実施例である感光材料処理装置
IBを示すものである。
IBを示すものである。
この感光材料処理装置IBは、処理槽10内の処理液2
の液面付近に、大気とは遮断された中空部分(密閉空間
)33bを形成すると共に、この中空部分33b内に排
液チューブ35を設けて、ここから余剰の処理液2を排
出するように構成した排液手段を設置して、前述の排液
通路50に代らしめたものである。
の液面付近に、大気とは遮断された中空部分(密閉空間
)33bを形成すると共に、この中空部分33b内に排
液チューブ35を設けて、ここから余剰の処理液2を排
出するように構成した排液手段を設置して、前述の排液
通路50に代らしめたものである。
即ち、処理槽10内の処理液2の全液面を、後述する流
体層30Bのような適宜の遮蔽手段を利用して実質的に
大気から遮断すると共に、この遮蔽手段の一部に、大気
とは遮断された中空部分33bを形成し、この中空部分
33bの液面付近に排液チューブ35の処理液流出端3
5aを位置させて、常時供給される処理液2のうち、こ
の処理液流出端35aを超える分(余剰分)の液を、処
理液流出端35aから排液チューブ35内に排出するよ
うに構成されたものである。
体層30Bのような適宜の遮蔽手段を利用して実質的に
大気から遮断すると共に、この遮蔽手段の一部に、大気
とは遮断された中空部分33bを形成し、この中空部分
33bの液面付近に排液チューブ35の処理液流出端3
5aを位置させて、常時供給される処理液2のうち、こ
の処理液流出端35aを超える分(余剰分)の液を、処
理液流出端35aから排液チューブ35内に排出するよ
うに構成されたものである。
なお、前述の排液通路50に係る部分以外の構成につい
ては、第1図の場合と同じであるので、図示およびその
説明は省略する。
ては、第1図の場合と同じであるので、図示およびその
説明は省略する。
この実施例の場合、前述の大気と遮断された中空部分3
3bの形成は、例えば次のような方法で実現される。
3bの形成は、例えば次のような方法で実現される。
即ち、伏せた姿勢のカップ33を、適宜の支持アーム機
構34を用いて例えば処理槽10の側壁12の上端縁に
固定すると共に、カップ33の下端開口33aが処理液
2の常用液面よりも下方に位置するように設定する。
構34を用いて例えば処理槽10の側壁12の上端縁に
固定すると共に、カップ33の下端開口33aが処理液
2の常用液面よりも下方に位置するように設定する。
そして、例えばパラフィンのような材料から成る流体を
、処理槽10の側壁内周面に密着する状態で処理液2の
液面に浮べることにより流体層30Bを形成し、これに
より処理液液面を大気から遮断する遮蔽手段を構成する
。
、処理槽10の側壁内周面に密着する状態で処理液2の
液面に浮べることにより流体層30Bを形成し、これに
より処理液液面を大気から遮断する遮蔽手段を構成する
。
この結果、カップ33の外周面は流体層30Bにより囲
繞され、カップ33の内部には、カップ33の内壁面と
処理液液面とで区切られた密閉空間33bが形成される
。
繞され、カップ33の内部には、カップ33の内壁面と
処理液液面とで区切られた密閉空間33bが形成される
。
一方、前記排液チューブ35は、その上端である処理液
流出端35aがカップ33内の処理液液面付近に位置す
るように、かつ、その下端35bが処理槽10の側壁1
2から槽外へ出るように設置される。 そして、第1図
に示す実施例の場合と同様に、排液チューブ35を通じ
て排出された処理液は、例えば処理液回収タンク56に
回収されるように構成される。
流出端35aがカップ33内の処理液液面付近に位置す
るように、かつ、その下端35bが処理槽10の側壁1
2から槽外へ出るように設置される。 そして、第1図
に示す実施例の場合と同様に、排液チューブ35を通じ
て排出された処理液は、例えば処理液回収タンク56に
回収されるように構成される。
なお、排液チューブ35が側壁12を貫通する部分には
、シール部材36が装着され、処理液2の漏出を防止し
ている。
、シール部材36が装着され、処理液2の漏出を防止し
ている。
このように、感光材料処理装置IBでは、処理液2の供
給により、カップ33内の処理液液面が排液チューブ3
5の処理液流出端35aを超え場合には、その時点で、
余剰分の処理液2が処理液流出端35aから排液チュー
ブ35内に流れ込み、排液チューブ35を経てその下端
35bから槽外に排出される。
給により、カップ33内の処理液液面が排液チューブ3
5の処理液流出端35aを超え場合には、その時点で、
余剰分の処理液2が処理液流出端35aから排液チュー
ブ35内に流れ込み、排液チューブ35を経てその下端
35bから槽外に排出される。
このようにして、前記第1図に示すの実施例と同様の効
果を保持しつつ、処理槽10内の処理液2の液面を一定
レベルに維持することが可能となる。
果を保持しつつ、処理槽10内の処理液2の液面を一定
レベルに維持することが可能となる。
なお、流体11!30Bとしては、処理液2よりも比重
(好ましくは比重が1.0未満)が小さくて浮上するこ
とができ、この処理液2と相溶、混和せず、しかも、処
理液2と反応して感光材料100の処理性に悪影響を及
ぼすことがなく、また、比較的粘度の高い流体(例えば
温度20〜50℃で50〜500cps程度)を使用す
ることが好ましい。
(好ましくは比重が1.0未満)が小さくて浮上するこ
とができ、この処理液2と相溶、混和せず、しかも、処
理液2と反応して感光材料100の処理性に悪影響を及
ぼすことがなく、また、比較的粘度の高い流体(例えば
温度20〜50℃で50〜500cps程度)を使用す
ることが好ましい。
その具体てきな材料としては、パラフィン、シリコーン
オイル等の各種合成オイル、亜麻仁油、桐油の各種天然
オイル、トリクレジイルフォスフェート、ジブチルフェ
ノール、液晶等を挙げることができ、また、流体層30
Bの厚さは、前記処理液2の蒸発、変質・劣化等を十分
に防止し得る程度のものとすればよい。
オイル等の各種合成オイル、亜麻仁油、桐油の各種天然
オイル、トリクレジイルフォスフェート、ジブチルフェ
ノール、液晶等を挙げることができ、また、流体層30
Bの厚さは、前記処理液2の蒸発、変質・劣化等を十分
に防止し得る程度のものとすればよい。
この厚さの決定は、用いる流体の種類、流体による被覆
面積等にもよるが、例えば、パラフィンの場合には0.
1〜1.0mm程度とするのがよい。 その理由は、厚
さが0.1mm未満であると、処理液2の蒸発は防止で
きるが空気中の酸素の透過性、炭酸ガスの透過性が大き
くなって、処理液2の酸化やpH低下を引き起こす虞れ
があるからであり、10mmを超えると、パラフィン等
の流体が搬送ローラー等の疎水面に付着して、感光材料
100にパラフィン付着等のトラブルが発生するからで
ある。
面積等にもよるが、例えば、パラフィンの場合には0.
1〜1.0mm程度とするのがよい。 その理由は、厚
さが0.1mm未満であると、処理液2の蒸発は防止で
きるが空気中の酸素の透過性、炭酸ガスの透過性が大き
くなって、処理液2の酸化やpH低下を引き起こす虞れ
があるからであり、10mmを超えると、パラフィン等
の流体が搬送ローラー等の疎水面に付着して、感光材料
100にパラフィン付着等のトラブルが発生するからで
ある。
なお、流体層30Bの代りに前述したような浮蓋または
剛体製の固定蓋を設けることも可能である。 特に、固
定蓋を設ける場合には、前述の密閉空間33bに相当す
る密閉空間を、予め固定蓋の側に形成して置けばよい。
剛体製の固定蓋を設けることも可能である。 特に、固
定蓋を設ける場合には、前述の密閉空間33bに相当す
る密閉空間を、予め固定蓋の側に形成して置けばよい。
以下に説明する第4図および第5図に示す実施例は、液
面レベル検出手段を用いた制御により処理液の余剰分を
強制的に排出する例である。
面レベル検出手段を用いた制御により処理液の余剰分を
強制的に排出する例である。
なお、これらの実施例を説明するにあたり、前記第1図
に示す実施例と同様の事項については、その説明を省略
する。
に示す実施例と同様の事項については、その説明を省略
する。
第4図は、本発明の他の実施例である感光材料処理装置
ICを示すものである。
ICを示すものである。
この感光材料処理装置ICは、処理槽10内の処理液液
面を液面レベル検出手段72により常時または必要時検
出し、前記と同様の処理液供給手段20による処理液2
の供給により所定の液面レベルを超えた際に、この余剰
分の処理l夜2を、排液ポンプ手段60を用いて槽外に
排出し、処理槽10内の処理液2の液面レベルを一定に
維持するように構成したものである。
面を液面レベル検出手段72により常時または必要時検
出し、前記と同様の処理液供給手段20による処理液2
の供給により所定の液面レベルを超えた際に、この余剰
分の処理l夜2を、排液ポンプ手段60を用いて槽外に
排出し、処理槽10内の処理液2の液面レベルを一定に
維持するように構成したものである。
第4図に示す感光材料処理装置ICでは、処理槽10内
の処理液2の全液面が流体層71により覆われるように
構成され、その上方に、排液ポンプ手段60およびフロ
ート式の液面レベル検出手段72が設置されている。
の処理液2の全液面が流体層71により覆われるように
構成され、その上方に、排液ポンプ手段60およびフロ
ート式の液面レベル検出手段72が設置されている。
なお、流体層71を構成する材料および厚さ等は、前記
第3図の実施例における流体層30Bと同様とする。
第3図の実施例における流体層30Bと同様とする。
また、排液ポンプ手段60は、逆rUJの字状に湾曲し
た排液管61と、この排液管61の途中経路に設けられ
た排液ポンプ62とから構成される。 排液管61は、
一端に形成された吸込み開口61aが流体層71の一部
を貫通して、処理液2の常用液面より下方箇所に位置し
、他端の排出開口61bが処理槽lo外に位置するよう
に設置されている。
た排液管61と、この排液管61の途中経路に設けられ
た排液ポンプ62とから構成される。 排液管61は、
一端に形成された吸込み開口61aが流体層71の一部
を貫通して、処理液2の常用液面より下方箇所に位置し
、他端の排出開口61bが処理槽lo外に位置するよう
に設置されている。
しかして、液面レベル検出手段72は、支点73aを軸
として回動する「<」の字状の検出レバー73と、この
レバー73の長アームの先端に回動可能に取付けられた
フロート74と、前記検出レバー73の短アームの先端
付近に形成された押圧突起75と、この押圧突起75に
押圧されて撓む片持ちレバー式のリミットスイッチ76
と、前述の排液ポンプ62の作動を制御する排液制御回
路77とから構成される。
として回動する「<」の字状の検出レバー73と、この
レバー73の長アームの先端に回動可能に取付けられた
フロート74と、前記検出レバー73の短アームの先端
付近に形成された押圧突起75と、この押圧突起75に
押圧されて撓む片持ちレバー式のリミットスイッチ76
と、前述の排液ポンプ62の作動を制御する排液制御回
路77とから構成される。
そして、排液制御回路77は次のように排液ポンプ62
の作動を制御する。 即ち、■ 処理液2の供給により
処理槽lo内の処理液液面が所定のレベル(常用液面)
に達し、流体層71に浮ぶフロート74が上昇し、検出
レバー73が支点73aを中心に時計方向に回動して、
リミットスイッチ76の接点がON状態となり、この接
点ONの信号に基いて排液ポンプ62を作動状態にして
排液を実施させ、■ 処理槽10内の処理液2が減少し
て処理液液面が所定のレベル以下となると、フロート7
4が下降し、検出レバー73が反時計方向に回動して、
リミットスイッチ76の接点がOFF状態となり、この
接点OFFの信号に基き排液ポンプ62を非作動の状態
にして排液を停止させる。
の作動を制御する。 即ち、■ 処理液2の供給により
処理槽lo内の処理液液面が所定のレベル(常用液面)
に達し、流体層71に浮ぶフロート74が上昇し、検出
レバー73が支点73aを中心に時計方向に回動して、
リミットスイッチ76の接点がON状態となり、この接
点ONの信号に基いて排液ポンプ62を作動状態にして
排液を実施させ、■ 処理槽10内の処理液2が減少し
て処理液液面が所定のレベル以下となると、フロート7
4が下降し、検出レバー73が反時計方向に回動して、
リミットスイッチ76の接点がOFF状態となり、この
接点OFFの信号に基き排液ポンプ62を非作動の状態
にして排液を停止させる。
ように制御する。
このように、第4図に示す感光材料処理装置ICでは、
流体M71(フロート74 )の上下方向への変位、即
ち、リミットスィッチ76接点のON・OFF動作によ
り処理液2の余剰供給分を処理槽10の外に排出するこ
とができるようになる。
流体M71(フロート74 )の上下方向への変位、即
ち、リミットスィッチ76接点のON・OFF動作によ
り処理液2の余剰供給分を処理槽10の外に排出するこ
とができるようになる。
このようにして、前記第1図に示す実施例と同様の効果
を保持しつつ、処理槽1o内の処理液2の液面を一定レ
ベルに維持することが可能となる。
を保持しつつ、処理槽1o内の処理液2の液面を一定レ
ベルに維持することが可能となる。
第5図は、本発明のさらに他の実施例である感光材料処
理装置IDを示すものである。
理装置IDを示すものである。
この感光材料処理装置lDは、処理槽lO内の処理液液
面を液面レベル検出手段82により常時または必要時検
出し、前記と同様の処理液供給手段20による処理液2
の供給により所定の液面レベルを超えた際に、この余剰
分の処理液2を、処理槽10の底部付近に設置した電磁
弁付の排液手段90により槽外に排出し、処理槽10内
の処理液2の液面レベルを一定に維持するように構成し
た例であり、前述の排液ポンプ手段60および液面レベ
ル検出手段72の排液制御回路77以外は、第4図の実
施例の構成と同様である。
面を液面レベル検出手段82により常時または必要時検
出し、前記と同様の処理液供給手段20による処理液2
の供給により所定の液面レベルを超えた際に、この余剰
分の処理液2を、処理槽10の底部付近に設置した電磁
弁付の排液手段90により槽外に排出し、処理槽10内
の処理液2の液面レベルを一定に維持するように構成し
た例であり、前述の排液ポンプ手段60および液面レベ
ル検出手段72の排液制御回路77以外は、第4図の実
施例の構成と同様である。
この第5図の実施例の特徴である電磁付の排液手段90
は、処理槽10の底部付近の側壁に設けられた処理液排
出口91と、この処理液排出口91に連通ずる排液路9
2と、この排液路92の途中経路に設けられた電磁弁9
3とから構成される。
は、処理槽10の底部付近の側壁に設けられた処理液排
出口91と、この処理液排出口91に連通ずる排液路9
2と、この排液路92の途中経路に設けられた電磁弁9
3とから構成される。
そして、前記液面レベル検出手段82の排液制御回路8
7は、 ■ 処理液2の供給により処理槽lo内の処理/7!液
面が所定のレベル(常用液面)に達し、流体層71に浮
ぶフロート84が上昇し、検出レバー83が支点83a
を中心に時計方向に回動して、リミットスイッチ86の
接点がON状態となり、この接点ONの信号に基いて電
磁弁93を開路状態にして排液を実施させ、■ 処理槽
10内の処理液2が減少して処理液液面が所定のレベル
以下となると、フロート84が下降し、検出レバー83
が反時計方向に回動して、リミットスイッチ86の接点
がOFF状態となり、この接点OFFの信号に基き電磁
弁93を閉路状態にして排液を停止させる。
7は、 ■ 処理液2の供給により処理槽lo内の処理/7!液
面が所定のレベル(常用液面)に達し、流体層71に浮
ぶフロート84が上昇し、検出レバー83が支点83a
を中心に時計方向に回動して、リミットスイッチ86の
接点がON状態となり、この接点ONの信号に基いて電
磁弁93を開路状態にして排液を実施させ、■ 処理槽
10内の処理液2が減少して処理液液面が所定のレベル
以下となると、フロート84が下降し、検出レバー83
が反時計方向に回動して、リミットスイッチ86の接点
がOFF状態となり、この接点OFFの信号に基き電磁
弁93を閉路状態にして排液を停止させる。
ように制御する。
このように、第5図に示す感光材料処理装置IDでも、
流体層71(フロート84 )の上下方向への変位、即
ち、リミットスィッチ86接点の0N−OFF動作によ
り処理液2の余剰分を処理槽10の外に排出することが
できるようになる。
流体層71(フロート84 )の上下方向への変位、即
ち、リミットスィッチ86接点の0N−OFF動作によ
り処理液2の余剰分を処理槽10の外に排出することが
できるようになる。
このようにして、前記第1図に示す実施例と同様の効果
を保持しつつ、処理槽lo内の処理液2の液面を一定レ
ベルに維持することが可能となる。 さらに第5図の感
光材料処理装置IDでは、排液ポンプ62の駆動を必要
としないため、第4図の例に比べて、エネルギ消費が少
なくなるという利点を有する。
を保持しつつ、処理槽lo内の処理液2の液面を一定レ
ベルに維持することが可能となる。 さらに第5図の感
光材料処理装置IDでは、排液ポンプ62の駆動を必要
としないため、第4図の例に比べて、エネルギ消費が少
なくなるという利点を有する。
以上、幾つかの実施例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、その要旨を変更せざる範
囲内で、種々に変形実施することが可能である。
れに限定されるものではなく、その要旨を変更せざる範
囲内で、種々に変形実施することが可能である。
例えば、前述の各実施例では、搬入通路と搬出通路との
双方を処理槽の側壁から斜め上方向に突出する構成のも
のとしたが、搬入通路または搬出通路のいずれか一方の
みをこのような構成としてもよく、また、例えば処理液
液面下の処理槽の側壁に処理液液面と平行な搬入通路お
よび搬出通路を設置してもよい。
双方を処理槽の側壁から斜め上方向に突出する構成のも
のとしたが、搬入通路または搬出通路のいずれか一方の
みをこのような構成としてもよく、また、例えば処理液
液面下の処理槽の側壁に処理液液面と平行な搬入通路お
よび搬出通路を設置してもよい。
但し、搬入、出通路を処理液液面と平行に設置した場合
には、それぞれの通路の先端側開口から処理液が漏出し
ないように、その開口度を制限することが必要となる。
には、それぞれの通路の先端側開口から処理液が漏出し
ないように、その開口度を制限することが必要となる。
その具体例としては、1気圧程度の現像液、安定液お
よび洗浄水に対し、例えば、それぞれスリット幅が0.
5〜1.5mm、0.5〜1.5mmおよび0.5〜2
.5mmを挙げることができる。
よび洗浄水に対し、例えば、それぞれスリット幅が0.
5〜1.5mm、0.5〜1.5mmおよび0.5〜2
.5mmを挙げることができる。
また、処理液の漏出を阻止するため、搬入通路および搬
出通路の先端側開口の近傍位置に、例えば弾性材料から
成るスキージのようなシール手段を装着することも可能
である。
出通路の先端側開口の近傍位置に、例えば弾性材料から
成るスキージのようなシール手段を装着することも可能
である。
一方、クロスオーバーローラとしては、搬送以外の機能
をも併有する1対または2対以上のローラを採用するこ
ともできる。 例えば、第1のローラを洗浄水で濡らし
、これにより処理済の感光材料の表面に洗浄水を付着さ
せ、第2のローラにより感光材料表面の先行処理用の処
理液と洗浄水とを吸引、除去し、第3のローラにより感
光材料の表面を後段工程の処理槽で使用する処理液で濡
らし得るような構成のものである。
をも併有する1対または2対以上のローラを採用するこ
ともできる。 例えば、第1のローラを洗浄水で濡らし
、これにより処理済の感光材料の表面に洗浄水を付着さ
せ、第2のローラにより感光材料表面の先行処理用の処
理液と洗浄水とを吸引、除去し、第3のローラにより感
光材料の表面を後段工程の処理槽で使用する処理液で濡
らし得るような構成のものである。
なお、このような構成のローラを配置することは、本願
出願人により昭和63年6月21日に出願された、特願
昭63−153021、発明の名称:感光材料処理装置
)に詳述されており、これを適用することができる。
出願人により昭和63年6月21日に出願された、特願
昭63−153021、発明の名称:感光材料処理装置
)に詳述されており、これを適用することができる。
〈発明の効果〉
以上述べた通り、本発明の感光材料処理装置によれば、
処理液の供給量を制御することなく、処理槽内の処理液
液面を一定の液面レベルに維持することができる。 そ
の結果、処理品質を適正かつ安定なものとすることがで
きる感光材料処理装置が提供される。
処理液の供給量を制御することなく、処理槽内の処理液
液面を一定の液面レベルに維持することができる。 そ
の結果、処理品質を適正かつ安定なものとすることがで
きる感光材料処理装置が提供される。
第1図は、本発明に係る感光材料処理装置の一実施例を
模式的に示す断面側面図である。 第2図は、第1図における排液通路部分を拡大して示す
部分拡大断面図である。 第3図、第4図および第5図は、いずれも本発明の他の
実施例である感光材料処理装置を模式的に示す断面側面
図である。 符号の説明 LA、IB、IC,ID・・・感光材料処理装置、2・
・・処理液、 lO・・・処理槽、 11.12・・・側壁、 13・・・搬入通路、 14・・・搬出通路、 13a、14a・・・先端側開口、 13b、14b・・・基端側聞口、 15.19・・・クロスオーバローラ、16・・・槽内
搬送手段。 16a・・・搬送ローラ、 16b、16c・・・搬送方向反転手段、17・・・槽
内搬送経路、 18・・・処理液供給用開口、 20・・・処理液供給手段、 21・・・処理液貯蔵タンク、 22・・・導液管、 23・・・送液ポンプ。 24・・・ポンプ駆動回路、 3OA・・・浮蓋。 30B・・・流体溜。 31.32・・・ストッパ、 33・・・カップ、 33a・・・下端開口、 33b・・・中空部分、 34・・・支持アーム機構、 35・・・排液チューブ、 35a・・・処理液流出端、 35b・・・下端、 36・・・シール部材、 0・・・排液通路、 1・・・湾曲部、 1a・・・通路底面、 2・・・通気孔、 3・・・排出開口、 4・・・内側開口、 5・・・延長排出開口、 6・・・処理液回収タンク、 0・・・排液ポンプ手段、 1・・・排液管、 1a・・・吸込み開口、 1b・・・排出開口、 2・・・排液ポンプ、 1・・・流体層、 2.82・・・液面レベル検出手段、 3.83・・・検出レバー 3a、83a・・・支点、 4.84・・・フロート、 5.85・・・押圧突起、 6.86・・・リミットスイッチ、 FIG Δ 7.87・・・排液制御回路、 0・・・排液手段、 1・・・処理液排出口、 2・・・排液路、 3・・・電磁弁、 00・・・感光材料 FIG、3 F I G 、4 FIG
模式的に示す断面側面図である。 第2図は、第1図における排液通路部分を拡大して示す
部分拡大断面図である。 第3図、第4図および第5図は、いずれも本発明の他の
実施例である感光材料処理装置を模式的に示す断面側面
図である。 符号の説明 LA、IB、IC,ID・・・感光材料処理装置、2・
・・処理液、 lO・・・処理槽、 11.12・・・側壁、 13・・・搬入通路、 14・・・搬出通路、 13a、14a・・・先端側開口、 13b、14b・・・基端側聞口、 15.19・・・クロスオーバローラ、16・・・槽内
搬送手段。 16a・・・搬送ローラ、 16b、16c・・・搬送方向反転手段、17・・・槽
内搬送経路、 18・・・処理液供給用開口、 20・・・処理液供給手段、 21・・・処理液貯蔵タンク、 22・・・導液管、 23・・・送液ポンプ。 24・・・ポンプ駆動回路、 3OA・・・浮蓋。 30B・・・流体溜。 31.32・・・ストッパ、 33・・・カップ、 33a・・・下端開口、 33b・・・中空部分、 34・・・支持アーム機構、 35・・・排液チューブ、 35a・・・処理液流出端、 35b・・・下端、 36・・・シール部材、 0・・・排液通路、 1・・・湾曲部、 1a・・・通路底面、 2・・・通気孔、 3・・・排出開口、 4・・・内側開口、 5・・・延長排出開口、 6・・・処理液回収タンク、 0・・・排液ポンプ手段、 1・・・排液管、 1a・・・吸込み開口、 1b・・・排出開口、 2・・・排液ポンプ、 1・・・流体層、 2.82・・・液面レベル検出手段、 3.83・・・検出レバー 3a、83a・・・支点、 4.84・・・フロート、 5.85・・・押圧突起、 6.86・・・リミットスイッチ、 FIG Δ 7.87・・・排液制御回路、 0・・・排液手段、 1・・・処理液排出口、 2・・・排液路、 3・・・電磁弁、 00・・・感光材料 FIG、3 F I G 、4 FIG
Claims (3)
- (1)処理槽内に処理液を供給しつつ該処理槽内に感光
材料を搬送して、感光材料の処理を行う感光材料処理装
置であって、 排液量の調整により前記処理槽内の処理液の液面レベル
を一定に保つように構成したことを特徴とする感光材料
処理装置。 - (2)前記排液量の調整は、前記処理槽の常用液面から
の自然溢流によって行われるものである請求項1に記載
の感光材料処理装置。 - (3)前記排液量の調整は、前記処理槽内の液面レベル
を検出し、これに基いて制御することによって行われる
ものである請求項1に記載の感光材料処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22179988A JPH0268548A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 感光材料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22179988A JPH0268548A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 感光材料処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268548A true JPH0268548A (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=16772380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22179988A Pending JPH0268548A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 感光材料処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0268548A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049055A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料処理装置及びその装置の加水方法 |
JPH0414042A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料処理装置及びその装置の加水方法 |
JPH075661A (ja) * | 1993-05-03 | 1995-01-10 | Eastman Kodak Co | 感光材処理装置 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP22179988A patent/JPH0268548A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049055A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料処理装置及びその装置の加水方法 |
JPH0414042A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料処理装置及びその装置の加水方法 |
JPH075661A (ja) * | 1993-05-03 | 1995-01-10 | Eastman Kodak Co | 感光材処理装置 |
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