JPH0284642A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH0284642A
JPH0284642A JP63183777A JP18377788A JPH0284642A JP H0284642 A JPH0284642 A JP H0284642A JP 63183777 A JP63183777 A JP 63183777A JP 18377788 A JP18377788 A JP 18377788A JP H0284642 A JPH0284642 A JP H0284642A
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JP
Japan
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photosensitive material
processing tank
tank
processing liquid
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Takashi Nakamura
敬 中村
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    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
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    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
    • G03D3/065Liquid supply; Liquid circulation outside tanks replenishment or recovery apparatus

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば感光材料に湿式現像、漂白・定着のよ
うな処理を施すための感光材料処理装置に関する。
〈従来の技術〉 感光材料の湿式現像を行なう感光材料処理装置において
は、処理槽内に処理液(現像液)を供給するとともに、
感光材料を搬送して処理液中に所定時間浸漬することに
より現像処理がなされる。
従来、このような感光材料処理装置により感光材料を連
続的に現像処理する場合、処理液の液面が開放している
ため、処理液が蒸発し、または、空気との接触により液
温の低下や空気中の酸素吸収による酸化あるいは炭酸ガ
ス吸収によるpH低下等の変質、劣化を生じる。
処理液の蒸発が生じると、液面付近と処理槽底部での処
理液の濃度に差異が生じ、均一な現像を阻害するおそれ
があり、しかも処理液の減少が著しくなるため、処理液
を余分に補給しなければならない。 さらに、蒸発した
処理液が処理装置の各所に付着し、特に感光材料の搬送
用ローラーに付着、乾燥してべとつき、汚れの原因とな
るという欠点もある。
また、処理液が変質、劣化を生じれば、現像特性に悪影
響を及ぼすことは明らか、である。
また、例えば処理液は適正な現像を行うために20〜6
0℃程度に保持される必要があるが、液面からの熱の放
散が著しいと、前記適正温度に保持するために多くの熱
量を必要とする。
また、このような感光材料処理装置は、処理槽上部が開
放しているため、例えば感光材料処理装置な銀塩写真式
複写機の処理部に適用する場合、その設置条件や感光材
料の搬送経路の選択に制約を受けるという欠点がある。
 即ち、処理液が溢れないように処理槽の開放上部を常
に上方に向けて設置し、しかも感光材料の処理槽内への
搬入および搬出は処理槽の開放上部から行なわねばなら
ないため、感光材料の搬送経路も一定のパターンに限定
される。 そのため、処理槽の配置上の設計において許
容範囲が狭く、設置スペースが大となり装置が大型化す
る。
このような問題は、例えば、現像槽、漂白・定着槽およ
び洗浄槽を並設し、これらの各処理槽に露光済の感光材
料を順次通過させて現像処理を行なう感光材料処理装置
のように、処理槽を複数並設する場合に顕著となる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、処
理液の蒸発、温度の低下および変質、劣化を防止するこ
とができ、また設置条件や感光材料の搬送経路の選択の
範囲が広い感光材料処理装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本発明者等は鋭意検
討の結果、感光材料の搬入口上よび搬出口以外は開放部
分が存在しない密閉型(非開放型)の処理槽を有する感
光材料処理装置の構造を見い出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、感光材料の搬入口および搬出口とを有
する密閉型の処理槽と、前記感光材料を前記搬入口から
処理槽内に搬入し、前記処理槽内の所定経路を経て前記
搬出口から搬出する搬送手段と、前記処理槽内に処理液
を供給する処理液供給手段とを有する感光材料処理装置
であって、 前記搬入口および搬出口は、スリット状の開口であり、
その開口度は、前記処理液の表面張力により開口から漏
れを生じない程度のものであることを特徴とする感光材
料処理装置である。
また、前記感光材料処理装置の前記搬入口および/また
は搬出口の近傍に感光材料の通過な可能とするシール手
段を設けた感光材料処理装置であるのが好ましい。
ここで、前記処理液供給手段は、前記処理槽内を一定の
圧力に保持するように処理液の供給量を調整しつつ処理
槽内に処理液を供給するものであるのが好ましい。
〈実施例〉 以下、本発明の感光材料処理装置を、添付図面に示す好
適実施例について詳細に説明する。
なお、感光材料の現像処理または、漂白・定着処理を行
うための感光材料処理装置について第1、第2、第3、
第4および第5構成例を挙げて説明するが一本発明の感
光材料処理装置の用途および構成は、これらに限定され
ないことは言うまでもない。
[第1構成例] 第1図は、本発明の感光材料処理装置の構成例を示す断
面側面図である。
同図に示すように、本発明の感光材料処理装置IAは、
密閉型の処理槽2と、感光材料200の搬送手段として
の搬送ローラ4およびガイド5と、処理槽2内に処理液
3を供給する処理液供給手段6と、シール手段7とで構
成されている。
処理槽2は、感光材料200を処理するのに必要な所定
の容積を有し、その内部には、処理液3が充満されてい
る。 処理液3の種類は、感光材料処理装置IAの用途
により決定され、例えば感光材料200の現像、漂白・
定着、洗浄に用いる場合には、それぞれ現像液、漂白・
定着液、洗浄水が挙げられる。 ただし、処理液3の種
類は、これらに限定されるものではない。
なお、前述したように、処理液3は、20〜60℃程度
に加温されることがあるため、処理槽2の周囲に断熱材
を配設しく図示せず)処理液3の保温効果を高めること
も可能である。
処理槽2の両側部には、それぞれ感光材料200の搬入
口21および搬出口22が形成されている。 この処理
槽2は、搬入口21および搬出口22以外は、外気と連
通するする部分、特に処理液3が溢れるような開放部分
は存在せず、この意味で密閉型の処理槽2であると言え
る。
また、処理槽2の上部には、該処理槽2内に処理液3を
供給するための給液口23が形成されている。 この給
液口23には、後述する処理液供給手段6が接続される
処理槽2内には、3対の搬送ローラ4とこれらの間にそ
れぞれ1対の板状のガイド5が設置されている。 また
、搬入口21の前方および搬出口22の後方にもそれぞ
れ1対の搬送ローラ4が、設置されている。 これらの
搬送ローラ4およびガイド5により感光材料200の搬
送手段が構成される。 即ち、感光材料200は、第1
図中左側の1対の搬送ローラ4.4に挟持され、搬入口
21から処理槽2内に搬入され、各搬送ローラ4問およ
びガイド5間を通過して搬出口22から処理槽2外へ搬
出され、1対の搬送ローラ4.4に挟持されて次工程へ
送られる。
このようにして処理槽2内を感光材料200が搬送され
る間に、感光材料200は処理液3と接触し、処理がな
さる。
搬入口21および搬出口22は、シート状の感光材料2
00が通過可能なスリット状の開口であり、その開口度
は、処理槽2の内を所定の圧力、特に大気圧程度とした
とき、処理液3の表面張力により搬入口21および搬出
口22から漏れを生じない程度のものとする。
このような搬入口21および搬出口22の開口度は、実
験的に求められ、その−例として、下記表1が挙げられ
る。
なお、表1では、処理液の圧力1.OO気圧において、
許容し得る最大スリット幅で示す。
表  1 なお、上記例では、搬入口21および搬出口22の開口
度をスリット幅として示しているが、開口度の表示は、
これに限らず、例えば、処理槽2の容積に対する搬入口
21、搬出口22の開口面積の比等の他の表示方法によ
り表わすこともできる。
このような搬入口21および搬出口22の近傍の処理槽
内には、それぞれシール手段7が設置されている。 こ
のシール手段7は、搬入口21および搬出口22を処理
槽2の内側から遮蔽しつるローラ71を有し、該ローラ
71は、支持部材72の一端に軸支され、自由回転可能
となっている。 支持部材72の他端は、処理槽2の内
壁に取り付けられたケース73内に挿入され、該ケース
73内に収納されているバネ74によりローラ71を処
理槽2の内側へ突出する傾斜台24へ押圧するように付
勢している。 これにより、ローラ71が搬入口21お
よび搬出口22を処理槽2の内側から遮蔽した状態とな
る。
なお、感光材料200の搬送の際には、走行する感光材
料200がバネ74の付勢力に抗してローラ71を図中
上方に押し上げ、ローラ71と傾斜台24との間を通過
する。
ローラ71の構成材料は、特に限定されないが、傾斜台
24との密着性を向上するためには、それ自体を後述す
るスキージ81.82と同様の弾性材料で構成するか、
またはローラ71の円筒面に同様の材料による被覆処理
を施すのがよい。
このようなシール手段を設けることにより、搬入口21
および搬出口22からの処理液3の漏れを確実に防止す
ることができる。 特に、感光材料処理装置を液張りの
まま自動車に搭載して運搬するときのように、装置に振
動が加えられた場合でも、処理液3の漏れを防止するこ
とができる。
なお、シール手段7は処理槽2外部の搬入口21および
搬出口22近傍に設置してもよい。
また、本発明においては、搬入口21または搬出口22
のいずれか一方にのみシール手段を設けてもよ(、ある
いは双方ともに設けなくてもよい。
処理槽2には、処理槽2内に連通する管23により給液
口230が形成され、抜管23の先端部に接続された処
理液供給手段6により処理槽2内へ処理液3を供給する
。 即ち、感光材料200を連続処理するに従って、処
理液3の持ち出しにより処理槽2内の処理液3の量が減
少するため、この減少量に応じた処理液を処理槽2内に
補充し、搬入口21および搬出口22から処理槽2内に
空気が侵入するのを防止する。
なお、給液口23には、処理槽2内からリザーバ61側
へ処理液3が逆流するのを防止する逆止弁231が設け
られている。 これにより、処理の進行に伴なって劣化
した処理槽2内の処理液が′リザーバ61内に流入する
のを防止し、リザーバ61内の補充用処理液を新鮮なも
のに保つことができる。
処理液供給手段6は、伸縮自在な蛇腹状のリザーバ61
を有し、リザーバ61の一端部に形成された口部610
にて、リザーバ61の内部と給液口230とが連通ずる
ように管23と着脱自在に接続されている。
なお、リザーバ61内の処理液が空になったときは、管
23の先端からリザーバの口部610を取り外し、処理
液が充満された新たなリザーバに交換することができる
。 こ の リザーバ61の交換の際に給液口230か
ら処理層2内へ空気が入らないように、管23の適宜部
分に給液口23を遮蔽しつる手段(図示せず)を設ける
のが好ましい。 この手段としては、例えば、管23の
途中に電磁弁を設はリザーバ61が最も収縮すると電磁
弁が作動して管路を遮蔽し1、リザーバ61の交換の最
中に処理層2内に空気が侵入するのを防止するような構
成のものが挙げられる。 また上記の電磁弁に代り、手
動で開閉を操作しうる弁またはコックのようなものを管
23の途中に設けてもよい。
リザーバ61の他端には、処理槽2の上部に設置された
レール63に沿って移動しつるステップモータ62が装
着されている。 該 ステップモータ62を第1図中の
左方向に移動して、リザーバ61を収縮させることによ
りリザーバ61内に充満されている処理液3を給液口2
3から処理槽2内に供給する。
このような処理液3の供給においては、処理槽2内を一
定の圧力(以下、「設定圧力」という)に保持するよう
に処理液3の供給量を調整するのが好ましい。 即ち、
処理槽2内には、処理槽2内の圧力を検出する圧力検出
器64(例えば、ゴムの薄膜の凹凸作動による圧力セン
サ等)が設置され、該圧力検出器64により得られた情
報は、例えばマイクロコンピュータのような制御手段6
5に送られる。 制御手段65においては、入力された
圧力情報を演算処理し、ステップモータ62の移動量を
決定し、この決定値に基いてステップモータ62を移動
せしめる命令信号を出力し、ステップモータ62の移動
を実行する。
また、より簡易な構造の処理液供給手段として、給液口
23に接続される上記と同様のリザーバ61(または、
その他の可撓性リザーバタンク)を有するが、ステップ
モータ62、レール63、圧力検出器64および制御手
段65を有さない処理液供給手段を用いてもよい。 こ
の処理液供給手段は、処理槽2内の圧力が低下すると、
同時にリザーバ61の圧力も低下し、これによりリザー
バ61が大気圧に押圧されて自動的に収縮し、リザーバ
61内の処理液が処理槽2内に流入し、設定圧力に復帰
するものである。 この場合には、リザーバ61等を柔
軟性のある材料で構成し、または、リザーバ61に予め
所定の収縮力を付与してお(のが好ましい。
なお、処理液供給手段の構成は、上述のものに限定され
ず、処理槽2内に処理液3を供給することができるもの
であれば、いかなるものでもよい、 例えば、処理液3
が貯溜されたリザーバタンクを設け、該タンクと給液口
23とを配管で接続し、該配管の途中に送液用のポンプ
および圧力調整弁(好ましくは、処理槽2の内圧に応じ
て作動するもの)を設置した構成の処理液供給手段でも
よい。
次に、感光材料処理装置IAの作用について説明する。
第1図中左側から送られてくる感光材料200は、搬送
ローラ4.4間に挟持されて搬入口21から処理槽2内
に搬入される。 この際、感光材料200の先端がロー
ラ71に当接し、バネ74の付勢力に抗してローラ71
を図中上方に押し上げ、ローラ71と傾斜台24との間
を通過する。
処理槽2内に搬入された感光材料200は、3対の搬送
ローラ4および2対のガイド5を経て処理槽2内を搬送
され、この間に処理がなされる。
さらに、搬出口22に接近した感光材料200は、前記
と同様にして、ローラ71と傾斜台24との間を通過し
、搬出口22から処理槽2外へ搬出され、搬送ローラ4
.4間に挟持されて、次工程へ送られる。
処理槽2の搬入口21および搬出口22は、その開口度
が、処理槽内圧が設定圧力のもとで、処理液3の表面張
力により搬入口21および搬出口22から漏れを生じな
い程度のものとなっているため、感光材料200の搬送
時、非搬送時にかかわらず搬入口21および搬出口22
から処理液3が漏れることはない。
また、搬入口21および搬出口22は、処理槽の内側か
らシール手段7のローラ71により遮蔽されているため
、感光材料処理装置IAに振動が加わった場合でも搬入
口21および搬出口22より処理液3が漏れることがな
い。
このように、感光材料200の処理がなされるにつれて
、感光材料の表面に付着した処理液3の持ち出しにより
、処理槽2内の処理液3が減少する。 処理槽2は、密
閉型であるため、処理槽2内の処理液3が減少すると、
処理槽2内の圧力が低下する。 この圧力の低下を処理
槽2内に設置された圧力検出器64により検出し、この
検出値を制御手段65に送る。
制御手段65においては、入力された圧力情報を演算処
理し、ステップモータ62の移動量を決定し、この決定
値に基いてステップモータ62を移動せしめる命令信号
を出力し、ステップモータ62の移動を実行する。
ステップモータ62が図中左方向に所定距離移動すると
、リザーバ61が収縮し、リザーバ61内に充満されて
いた処理液3が口部610および給液口23を経て所定
量処理槽2内に供給され、これにより処理槽2内は、設
定圧力に復帰する。
このように、処理槽2内の圧力が設定圧力に保持される
ように処理液3の供給量を制御しつつ、処理液3の供給
を行なう。
なお、リザーバ61内の処理液が空になった場合には、
前述した要領により、新たなリザーバ61に交換するこ
とができる。
本発明では、複数の処理槽2を感光材料200の搬送方
向に沿って並設し、各処理槽にて異なる処理(例えば、
現像、漂白・定着、水洗)を行なうことも可能である。
 この場合には、隣接する処理槽間において、感光材料
200の搬送方向を転換する必要がないため、後述する
感光材料処理装置IEにおけるクロスオーバーローラ1
0や反転用のガイド11を設置する必要がないという利
点がある。
[第2構成例1 第2図は、本発明の感光材料処理装置の他の構成例を示
す断面側面図である。
以下、第2図に示す感光材料処理装置IBの構成および
作用を説明するにあたり、前記第1構成例の感光材料処
理装置IAと相違する点について述べ、その他は同様と
する。
感光材料処理装置IBは、感光材料処理装置IAと比べ
、シール手段の構成が異なっている。 即ち、処理槽2
内の搬入口21近傍には、処理槽2の内側へ突出する台
25が形成され、談合25と逆側の搬入口21近傍には
、弾性材料で構成されたスキージ8 ’lが取り付けら
れている。
また、搬出口22においても同様に台26が形成され、
談合26と逆側の搬出口22近傍には、処理横2内側へ
突出する取付部27が形成され、該取付部27に弾性材
料で構成されたスキージ82が取り付けられている。
感光材料200の非搬送時には、スキージ81および8
2の先端部は、それぞれ台25および26に密着してお
り、よって搬入口21および搬出口22は、それぞれス
キージ81および82により遮蔽されている。
なお、感光材料200の搬送の際には、走行する感光材
料200がスキージ81.82の先端部を押し広げ、ス
キージ81.82と台25.26との間を通過する。
スキージ81.82の構成材料としては、各種ゴム類、
軟質樹脂等が挙げられるが、耐久性および処理液3に対
する耐薬品性(処理液3による膨張、変形、歪、割れ、
強度低下等を生じないこと)を有し、さらに部材から処
理液3へ溶出し、現像特性を損なうことがないという点
から、ネオブレンゴム、シリコ−ゴム、ウレタンゴム等
が好ましく、また柔軟性のあるプラスチックスとして、
ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン樹脂、テフ
ロン、テトロン等も使用できる。
なお、このようなスキージ81.82は、処理槽外部の
搬入口21および搬出口22近傍に設置してもよい。
[第3構成例] 第3図は、本発明の感光材料処理装置の他の構成例を示
す断面側面図である。
以下、第3図に示す感光材料処理装置ICの構成および
作用を説明するにあたり、前記第・1構成例の感光材料
処理装置IAと相違する点について述べ、その他は同様
とする。
感光材料処理装置ICは、感光材料処理装置IAおよび
IBと比べ、シール手段の構成が異なっている。
即ち、感光材料処理装置IAおよびIBにおけるシール
手段は、いずれも感光材料200の進行により自動的に
ローラ71およびスキージ81.82を押し上げ感光材
料200の通過を可能とするものであるのに対し、感光
材料処理装置lCにおけるシール手段9は、別途設置さ
れた駆動手段により搬入口21等を他動的に開閉するも
のである。
第4図は、第3図に示す感光材料処理装置ICにおける
シール手段9の拡大図である。
同図に示すように、搬入口21を形成する筐体28の上
部には開口281が形成されており、この開口281に
は開口281を覆うようにシール部材91が装着されて
いる。
このシール部材91は、変形可能なシート状の部材であ
って、各種ゴム、軟質樹脂等の弾性材料、好ましくは、
前記スキージ81.82と同様の材料で構成されている
開口281の上方には、駆動源としてのソレノイド92
が設置されている。
シール部材の外側中央部付近には、感光材料200の幅
方向に延在する棒状の剛性部材94が固着されており、
この剛性部材94に、ソレノイド92のプランジャ(可
動軸)93の先端が取り付けられている。
ソレノイド92の端子はスイッチ96を介して電源95
に接続されている。
また、感光材料の搬送、非搬送を検出しうる手段として
、例えば搬送ローラ4の回転駆動を検出するセンサ97
が設置され、該センサ97はマイクロコンピュータ等を
内蔵する制御部98に接続されている。 この制御部9
8はスイッチ96とも接続されてC)る。
なお、センサ97は、搬送ローラ4の回転を物理的に検
出するもの、搬送ローラ4を駆動するためのモータの作
動を電気的に検出するもの、あるいは感光材料200の
走行(搬入口21への接近)を検出するもの等、いかな
る形態のものでもよい。
ソレノイド92は、通電、切電によりプランジャ93が
所定のストロークで収縮、伸長するもので、公知のソレ
ノイドが使用可能である。
次に、シール手段9の作動について説明する。
センサ97により感光材料200の搬送(搬入口21等
への接近)が検出されると(搬送時)、制御部98によ
りスイッチ96がONとなるように制御し、ソレノイド
92に通電される。
これによりプランジャ93が収縮し、シール部材91が
第4図中の点線で示す形状に変形し、搬入口21を開状
態とする。 これにより感光材料200の通過が可能と
なる。
逆にセンサ97により感光材料の搬送が検出されていな
いとき(非搬送時)には、制御部98によりスイッチ9
6がOFFとなるように制御し、ソレノイド92は切電
される。
これによりプランジャ93が伸長し、第4図中の実線で
示すように、シール部材91が搬入口21内に湾曲、突
出し、その頂部が筐体28の内面に密着して搬入口21
を閉止状態とする。 搬入口21は、シール部材91に
よりほぼ液密状態に遮蔽されているため、たとえ振動が
加えられた場合でも、搬入口21からの処理液の漏れを
確実に防止することができる。
なお、第3図では、シール手段9は感光材料の搬入口2
1側にのみ設けられているが、本発明では、搬入口21
側および搬出口22側の双方または、そのいずれか一方
側に上述したようなシール手段9を設けることができる
。  また、シール手段の構成は上述したものに限定さ
れないことは、言うまでもない。
[第4構成例1 第5図は、本発明の感光材料処理装置の他の構成例を示
す断面側面図である。
以下、第5図に示す感光材料処理装置lDの構成および
作用を説明するにあたり、前記第1構成例の感光材料処
理装置IAと相違する点について述べ、その他は同様と
する。
感光材料処理装置IAでは、処理槽2内の感光材料20
0の搬送経路がほぼ直線状であるのに対し、感光材料処
理装置IDでは、処理槽2内で感光材料200を複数回
反転させ、感光材料200の搬送経路長を長く設定する
ものである。
即ち、密閉型の処理槽2内のほぼ中央部には、第3図中
縦方向に4段の搬送ローラ41、42.43および44
が設置され、また、搬送ローラ41および43の図中右
方には、それぞれ反転用の搬送ローラ45および46が
、搬送ローラ42および44の図中左方には、それぞれ
反転用の搬送ローラ47および48が設置され、これら
の搬送ローラにより処理槽2内を2往復半する感光材料
200の搬送経路が形成される。
また、この搬送経路に沿って、感光材料200を案内す
るガイド51.52および53が設置されている。
ガイド51は、処理槽2の内壁に設置され、前記ガイド
5と同様、板状のものである。
ガイド52は、前記各搬送ローラ4間に設置され、感光
材料200の幅方向(図中前後方向)に延在する軸52
1にガイド片522が感光材料の幅方向に沿って所定の
間隔をおいて固着されたものである。 このようなガイ
ド52を用いることにより、処理槽2内の処理液3の流
通を確保することができる。
ガイド53は、搬送ローラ45.46.47および48
の近傍にそれぞれ設置され、感光材料200の搬送方向
を転換するためのものである。 このガイド53は、例
えば円弧状の湾曲面を有し、該湾曲面に沿って感光材料
200を反転させることができる。
なお、図示のごと(、感光材料処理装置IDには、前述
のようなシール手段は設置されていないが、前述のよう
なシール手段が設置可能であることはもちろんのことで
ある。
また、第3図では、処理液供給手段6はその記載が省略
されているが、感光材料処理装置IDにおいても前記と
同様の処理液供給手段6を有し、同様の作動をする。
[第5構成例] 第6図は、本発明の感光材料処理装置の他の構成例を示
す断面側面図である。
以下、第6図に示す感光材料処理装置IEの構成および
作用を説明するにあたり、前記第1構成例の感光材料処
理装置IAと相違する点について述べ、その他は同様と
する。
感光材料処理装置IEは、3磯の密閉型の処理槽2a、
2bおよび2cを重ねたものであり、感光材料200を
これらの処理槽内を順次搬送して現像処理を行なうもの
である。
3機の処理槽2a、2bおよび2cは、それぞれ、現像
槽、漂白・定着槽および水洗槽として用いられ、それら
はほぼ同様の構造である。
各処理槽2a、2bおよび2c内には、そのほぼ中央部
に1対の搬送ローラ4.4と、該搬送ローラの両側部に
それぞれ1対の板状のガイド5.5が設置されている。
 また、各処理槽の搬入口21の前方および搬出口22
の後方にもそれぞれ1対の搬送ローラ4.4が設置され
ている。 このような各搬送ローラおよびガイドにより
処理槽内の感光材料200の搬送経路が形成される。
また、処理槽2aの搬出口22aと処理槽2bの搬入口
21bとの間および処理槽2bの搬出口22bと処理槽
2cの搬入口21cとの間には、それぞれ1対のクロス
オーバーローラ10.10が設置され、さらにその両側
部には感光材料200を反転させるための反転ガイド1
1.11が設置されている。 なお、図示のごと(、感
光材料処理装置IEには、シール手段は設置されていな
いが、前述のようなシール手段が設置可能であることは
もちろんのことである。
このような感光材料処理装置IEにおいて、第6図中左
側から送られてくる感光材料200は、搬送ローラ4.
4間に挟持されて搬入口21aから処理槽2a内に搬入
される。 処理槽2a内に搬入された感光材料200は
、1対の搬送ローラ4および2対のガイド5を経て処理
槽内を搬送され、この間に現像がなされる。
その後、感光材料200は、搬出口22aから処理槽2
a外へ搬出され、搬送ローラ4.4間に挟持され、クロ
スオーバーローラ10およびその両側部の反転ガイド1
1により反転される。
反転された感光材料200は、搬送ローラ4.4間に挟
持されて搬入口21bから処理槽2b内に搬入され、前
記処理槽2aと同様の経路(逆方向)で処理槽2b内を
搬送され、この間に漂白・定着がなされる。
その後、搬出口22bから処理槽2b外へ搬出された感
光材料200は、搬送ローラ4.4間に挟持され、前記
と同様にして反転され、搬送ローラ4.4間に挟持され
て搬入口21cから処理槽2c内に搬入され、前記処理
槽2aと同様の経路で処理槽2c内を搬送され、この間
に水洗がなされる。 そして、搬出口22cから処理槽
2c外へ搬出された感光材料200は、搬送ローラ4.
4間に挟持されて、次工程へ送られる。
なお、第6図では、処理液供給手段6はその記載が省略
されているが、感光材料処理装置IEにおいても、各処
理槽2a、2bおよび2cに対し、それぞれ前記と同様
の処理液供給手段6が設置され、これらは前記と同様の
作動をする。
〈発明の効果〉 本発明の感光材料処理装置によれば、密閉型の処理槽を
用いることにより、処理液の蒸発、温度低下および酸化
のような変質、劣化を防止することができる。
また、密閉型の処理槽では、処理槽の設置に方向性がな
いため、従来の上部が開放した処理槽のように、処理液
がこぼれないための設置条件およびこれに基く感光材料
の搬送経路の選択に制約を受けない。 よって、処理槽
の配置上の設計や感光材料の搬送経路の設計において許
容範囲が広く、その結果、処理槽の設置スペースの節約
等による装置の小型化が図れる。
また、特に、感光材料の搬入口および/または搬出口の
近傍にシール手段を設けた場合には、たとえ装置に振動
が加えられた場合でも、処理液の漏れを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第5図および第6図は、それ
ぞれ本発明の感光材料処理装置の構成例を示す断面側面
図である。 第4図は、第3図に示す感光材料処理装置におけるシー
ル手段の拡大図である。 符号の説明 IA、IB、IC,ID、IE・・・感光材料処理装置
、 2.2 a −2b s 2 c、・・・処理槽、21
.21a、21b、21c・・・搬入口、22.22 
a 、 22 b 、 22 c ・・・搬出口、23
・・・管、 230・・・給液口、 231・・・逆止弁 24・・・傾斜台、 25.26・・・台。 27・・・取付部、 28・・・筐体、 3・・・処理液、 4.41.42.43.44.45. 46.47.48・・・搬送ローラ、 5.51.52.53、・・・ガイド、521・・・軸
、 522・・・ガイド片、 6・・・処理液供給手段、 61・・・リザーバ、 610・・・口部、 62・・・ステップモータ、 63・・・レール、 64・・・圧力検出器、 65・・・制御手段、 7・・・シール手段、 71・・・ローラ、 72・・・支持部材、 73川ケース、 74・・・バネ、 81.82・・・スキージ、 9・・・シール手段、 91・・・シール部材、 92・・・ソレノイド、 93・・・プランジャ、 94・・・剛性部材、 95・・・電源、 96・・・スイッチ、 97・・・センサ、 98・・・制御部、 10・・・クロスオーバーローラ、 11・・・反転ガイド、 200・・・感光材料 同

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料の搬入口および搬出口とを有する密閉型
    の処理槽と、前記感光材料を前記搬入口から処理槽内に
    搬入し、前記処理槽内の所定経路を経て前記搬出口から
    搬出する搬送手段と、前記処理槽内に処理液を供給する
    処理液供給手段とを有する感光材料処理装置であつて、 前記搬入口および搬出口は、スリット状の開口であり、
    その開口度は、前記処理液の表面張力により開口から漏
    れを生じない程度のものであることを特徴とする感光材
    料処理装置。
JP63183777A 1988-06-17 1988-07-22 感光材料処理装置 Pending JPH0284642A (ja)

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