JPS629350A - 写真現像装置 - Google Patents

写真現像装置

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JPS629350A
JPS629350A JP14827085A JP14827085A JPS629350A JP S629350 A JPS629350 A JP S629350A JP 14827085 A JP14827085 A JP 14827085A JP 14827085 A JP14827085 A JP 14827085A JP S629350 A JPS629350 A JP S629350A
Authority
JP
Japan
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developer
lid
inert gas
photosensitive material
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP14827085A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushige Kaminaka
上仲 一滋
Atsuya Nakajima
中島 淳哉
Kiichiro Sakamoto
坂本 喜一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP14827085A priority Critical patent/JPS629350A/ja
Publication of JPS629350A publication Critical patent/JPS629350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルムや印画紙等の感光材料を現像す
るために用いられる写真現像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
露光済み感光材料は、写真現像装置により、現像処理、
定着処理が順次施される。この現像処理には、現像液を
収容した現像処理槽が用いられ、感光材料が現像液内を
一定速度で通されることにより現像処理が行われる。。
この現像液としては、還元作用のある現像主薬と、この
現像主薬をより活性化するアルカリ剤と、現像主薬が空
気中の酸素で酸化されるのを防止するための酸化防止剤
とを主成分にしており、更にこれに増感剤やカブリ防止
剤等が含まれている。
従来の現像処理槽は、その上部と下部にローラが配置さ
れており、感光材料が現像液に浸積した状態で移送され
る。現像液は、使用によりその組成が変化して疲労する
ため、現像能力が低下して所望の濃度に仕上げることが
できなくなる。そこで、現像能力を一定に保つために、
現像処理槽の下部に補充口が形成されており、これから
新しい現像液が補充されるようになっている。そして、
現像処理槽の上部には溢流口が形成され、現像能力が低
下した現像液が現像廃液として排出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記現像液の疲労原因としては、経時変化と処理変化と
があり、これらの変化に応じて新しい現像液を補充する
ことが必要である。前記処理変化は、感光材料を現像す
ることにより発生するものであり、この処理変化は処理
する感光材料に比例しているため、処理量に応じて新し
い現像液を補充すればよい。前記経時変化は、現像液と
接している空気によって受ける疲労であり、その1つは
空気中の酸素による現像液の酸化であり、もう1つは空
気中の炭酸ガスによるPHの低下である。
この経時変化は、現像条件によって大きく変わるために
、この経時変化に対応した現像液の補充量を決定するこ
とが難しい。そこで、従来は、適当な使用期間が経過し
た時に、濃度ウェッジを用いて露光したテスト用の感光
材料(コントロールストリップス)を現像し、その仕上
がり濃度を調べることにより現像液の疲労度を調べ、現
像液の補充量の修正や現像液全体の交換時期を決定して
いる。しかし、この管理作業は専門的知識が必要である
ため、現在広く普及しつつあるミニラボ等に通用するこ
とは、実際上困難であるといえる。
現像処理を迅速に行うには、現像液のPHを高くし、か
つ高温にして用いることが必要である。
このように活性な現像条件では、前記経時変化がかなり
大きく、そのために現像液の補充量が多く必要となる。
本発明は、前述した種々の欠点を解決することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明は、現像液を収容
した現像処理槽を蓋で覆い、この蓋と現像液面とで囲ま
れた空間を、空気よりも酸化作用が小さい不活性な気体
で充満させることにより、現像液の経時変化を防止する
ようにしたものである。
前記不活性な気体としては、脱酸素した空気。
窒素ガス、ヘリウムガス、フロンガス、ジメチルエーテ
ルガス等があり、これらのうち安全性、環境汚染、コス
ト等の点から、脱酸素した空気、窒素ガスが望ましい。
前記蓋には、感光材料の入口と出口とが形成されており
、この部分から空気が入り込むおそれがある。これは、
不活性な気体をポンプ等により加圧して現像処理槽内に
供給し、蓋内の圧力を大気よりも高い状態で保つことに
より防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例の構成〕
現像処理槽10は1.その上部が開口した箱状をしてお
り、その内部に現像液11が収容されている。この現像
処理槽10は、その下部に新しい現像液を補充するため
の補充口12が形成され、上部に溢流口13が形成され
ている。前記補充口12は、パイプ14を介して補充液
タンク15に接続されており、バイブ14の途中に設け
たポンプ16によって一定量の現像液が現像処理槽10
内に供給される。前記溢流口13には、廃液溜り17が
設けられており、溢流口13から出た現像廃液が仕切り
17aを乗り越えてから、廃液パイプ18を通って交換
可能なカートリッジ19に流れ込む。
前記現像処理槽10の下方に、2個のローラ20.21
が配置されており、また溢流口13よりも少し下がった
位置に1個のローラ22が配置されている。これらのロ
ーラ20〜22はモータによって同じ速度で回転し、感
光材料23を現像液11に浸積させた状態で一定速度で
移送させる。
前記現像処理槽10の上端には、外側に折り曲げたつば
25が設けられており、このつば25の上に蓋26のつ
ば27が気密に重ねられ、かつ外れないように固着され
ている。この蓋26には、感光材料23の入口28と出
口29とが形成されており、また入口28に近接した位
置にローラ30が配置され、そして出口29に近接した
位置にローラ31がそれぞれ配置されている。前記出口
29には、可撓性の材料例えばゴムで作った一対のスク
イジー32が配置されており、感光材料23の両面に付
着した現像液を掻き取るようになっている。
前記蓋26の上部は、中央が凹んだV字状に形成されて
おり、露結した現像液が現像処理槽10の中央に集めら
れて滴下し、それにより現像液11に浸積されていない
感光材料23に滴下して付着するのを防止している。ま
た、蓋26の内面には、撥水性材料33例えばテフロン
、シリコン樹脂がライニングされており、蒸発した現像
液が付着しにくいようになっている。
現像液11の経時変化を防止するために、前記蓋26内
は、空気よりも酸化作用が小さい不活性な気体35で充
満されている。この不活性な気体35は、大気よりも高
い圧力が与えられており、それにより感光材料23の入
口28と出口29から空気が入り込むのを確実に防止し
ている。なお、入口28と出口29にシャッタを設け、
感光材料23の通過時にのみ最小限の大きさに開くよう
にするのが望ましい。前記蓋26には、補給口36が形
成されており、これにバイブ37が接続されている。こ
のパイプ37は、不活性な気体を貯溜したタンク38に
接続されており、その途中にポンプ38が配置されてい
る。
前記不活性な気体としては、現像廃液を通して脱酸素し
た空気、窒素ガスが用いられる。これらの不活性な気体
を現像処理槽10の空間に送り込む前に、現像液の蒸発
防止のために加湿と、酸化防止のために脱酸素とを行う
のが望ましい。前記加湿は、不活性気体を水中に通すこ
とにより、又は不活性気体中に水を噴霧して行うことが
できる。
前記脱酸素は、還元剤を含有する水溶液中に不活性気体
を通すか、又は還元剤を含有する水溶液を不活性気体に
噴霧することにより行うことができる。
前記蓋26の両側には、ローラ40,41がそれぞれ配
置されており、一方のローラ40の回転量が測長部42
で測定される。この測長部42で測定した感光材料の処
理量に応じて、駆動回路43が制御され、それによりポ
ンプ16の送液量が調節される。
〔実施例の作用〕
前記現像処理槽10内には、現像液11が収容されてお
り、また蓋26と現像液11に囲まれた空間内に、不活
性な気体35が大気よりも高い圧力を保って充満してい
る。露光済み感光材料23は、ローラ40により給送さ
れ、蓋26に形成した入口28を通って蓋26の中に入
る。この蓋26内に入った感光材料23は、ローラ30
を通ってから、現像液11内に浸積される。この現像液
11内に浸積された感光材料23は、ローラ20゜22
.21を通り、その間で一定時間現像処理される。現像
液11から出た感光材料23は、ローラ31に案内され
て出口29に向かい、この出口29に配置したスクイジ
ー32で付着した現像液が掻き取られてから、ローラ4
1に案内されて、定着槽(図示せず)に送られる。
前記現像液11は、不活性な気体35に接しているため
、空気による経時変化を殆ど受けることがないが、処理
する感光材料により処理変化を受けて現像能力が低下す
る。したがって、この処理変化に応じて新しい現像液を
補充すればよい。そこで、測長部42は、ローラ40の
回転量から、処理した感光材料の量を調べ、この量に応
じてポンプ16を駆動し、補充液タンク15内に貯溜さ
れている新しい現像液を現像処理槽10内に供給する。
そして、現像能力が低下した現像液は、現像廃液として
溢流口13から排出され、カートリッジ18に集められ
る。
前記蓋26内に充満した不活性な気体35は、大気より
も高い圧力に保たれているが、この圧力が低下した時に
は、ポンプ38が作動してタンク37に貯溜された不活
性な気体が蓋26内に圧送される。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、現像処理槽の上に蓋を取り
付け、この中に不活性な気体を充満さ垂たから、現像液
の経時変化を防止することができる。これより、高PH
,高温等の迅速処理に有利な活性な現像条件を安定に利
用することができ、また現像液に含まれている酸化防止
剤の濃度を低下させることができるから、発色現像のよ
うに現像主薬の酸化体を利用する画像形成プロセスでの
カップリング当量性等の画像形成の効率を改善すること
ができる。更に、処理変化に応じてだけ現像液を補充す
ればよいから、現像液の管理が簡単になるとともに、現
像液の補充量を少なくすることができる。更にまた、現
像液の蒸発が少なくなるので、現像液による周囲環境の
汚染を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例の構成を示す概略図である。 10・・現像処理槽   11・・現像液12・・補充
口     13・・溢流口23・・感光材料    
26・・蓋 28・・入口      29・・出口35・・不活性
な気体  36・・補給口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像液を収容した現像処理槽を蓋で覆い、この蓋
    と現像液面とで囲まれた空間を、空気よりも酸化作用が
    小さい気体で充満させたことを特徴とする写真現像装置
  2. (2)前記蓋には、感光材料の入口と出口とが形成され
    、また前記気体を補給する補給口が形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の写真現像装置
  3. (3)前記現像処理槽内の気体は、大気よりも高い圧力
    に保たれていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の写真現像装置。
  4. (4)前記気体は、ポンプにより大気よりも高い圧力で
    補給口から補給されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第3項いずれか記載の写真現像装置。
JP14827085A 1985-07-08 1985-07-08 写真現像装置 Pending JPS629350A (ja)

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JP14827085A JPS629350A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 写真現像装置

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JPS629350A true JPS629350A (ja) 1987-01-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02139556A (ja) * 1988-08-31 1990-05-29 Konica Corp 写真感光材料の小型自動現像機
JPH02135046U (ja) * 1989-04-11 1990-11-09
JPH02142842U (ja) * 1989-05-01 1990-12-04
EP0908771A2 (en) * 1997-10-09 1999-04-14 Eastman Kodak Company Processing photographic material

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