JPH11194465A - 写真材料の処理方法 - Google Patents
写真材料の処理方法Info
- Publication number
- JPH11194465A JPH11194465A JP10286784A JP28678498A JPH11194465A JP H11194465 A JPH11194465 A JP H11194465A JP 10286784 A JP10286784 A JP 10286784A JP 28678498 A JP28678498 A JP 28678498A JP H11194465 A JPH11194465 A JP H11194465A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- solution
- processing
- photographic material
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/08—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
- G03D3/13—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
- G03D3/132—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】写真材料装置が占有するフロア面積の低減と、
その処理時間及び廃液を最小に抑えた写真材料処理のた
めの方法を提供する。 【解決手段】露光された写真材料は、気泡を介して、処
理液を満たした第1タンクから第2タンクへと通過させ
られ処理がされる。写真材料が逆流する状態で処理を受
けるように、この液は第2タンクに補充され、その後第
1タンクに流れるよう設計されている。
その処理時間及び廃液を最小に抑えた写真材料処理のた
めの方法を提供する。 【解決手段】露光された写真材料は、気泡を介して、処
理液を満たした第1タンクから第2タンクへと通過させ
られ処理がされる。写真材料が逆流する状態で処理を受
けるように、この液は第2タンクに補充され、その後第
1タンクに流れるよう設計されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に洗浄あるいは
安定処理のみに関してというのではなく、多くの工程を
通過する、通常は既に露光されている写真材料の処理方
法に関する。
安定処理のみに関してというのではなく、多くの工程を
通過する、通常は既に露光されている写真材料の処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで説明する写真材料は一般にフィル
ム又は紙からなる平坦なものと理解され、これはモノク
ロあるいはカラーの画像を生み出し、連続的な巻取り形
式であったり又は別々のシートから成る。ハロゲン化銀
の写真材料は周知であり、現像工程とそれに続く画像の
安定化処理と耐久性を付与するための一連の容器での処
理によって、銀あるいは染料の画像を生成するために使
用される。前記容器ではコートされている写真材料の層
から、最終的な画像の質を損なったり或いは時間と共に
画像が退行する原因となる好ましくない材料を変換させ
又は除去する。一般的なカラー処理装置では、現像工程
の後に、現像された銀を酸化して同一又は異なる容器の
定着液により可溶な形態(form)とする漂白工程が続
く。そして、銀除去の工程から、水若しくは他の洗浄液
による洗浄工程、又は安定化溶液を使用した安定処理工
程と続く。簡便のため、上述で最後に説明した工程をこ
れ以降では総称して”洗浄”と称する。このような工程
では残る化学品の除去と、安定化溶液の成分とコートさ
れた層内の材料の間での変換反応をも同様に含むことが
ある。このような工程では、最終画像に対して所望程度
の耐久性を与えることが要求される。
ム又は紙からなる平坦なものと理解され、これはモノク
ロあるいはカラーの画像を生み出し、連続的な巻取り形
式であったり又は別々のシートから成る。ハロゲン化銀
の写真材料は周知であり、現像工程とそれに続く画像の
安定化処理と耐久性を付与するための一連の容器での処
理によって、銀あるいは染料の画像を生成するために使
用される。前記容器ではコートされている写真材料の層
から、最終的な画像の質を損なったり或いは時間と共に
画像が退行する原因となる好ましくない材料を変換させ
又は除去する。一般的なカラー処理装置では、現像工程
の後に、現像された銀を酸化して同一又は異なる容器の
定着液により可溶な形態(form)とする漂白工程が続
く。そして、銀除去の工程から、水若しくは他の洗浄液
による洗浄工程、又は安定化溶液を使用した安定処理工
程と続く。簡便のため、上述で最後に説明した工程をこ
れ以降では総称して”洗浄”と称する。このような工程
では残る化学品の除去と、安定化溶液の成分とコートさ
れた層内の材料の間での変換反応をも同様に含むことが
ある。このような工程では、最終画像に対して所望程度
の耐久性を与えることが要求される。
【0003】多くの場合、特に小さい規模の店舗用のフ
ィルム現像設備(ミニラボ)やこれよりさらに小規模の
設備(マイクロラボ)においては、上述の洗浄はマルチ
タンク設備で行われる。通常、写真材料から除去された
物質の濃度を継続的に十分な低レベルに維持するための
この工程での補充は、一連の最終タンクに新しい洗浄液
を追加することによって行われている。そして、過剰な
洗浄液はこの最終タンクから前方のタンクへと流入する
ように設計されており、これが同様に繰り返され、そし
てこの工程の最初のタンクからの過剰分は廃液として処
理される。これは”逆流”方式と称されている。この設
計は、1つ又は2つのタンクで特に別々に補充するとき
に比較して、使用される溶液の量をかなり少なくでき
る。
ィルム現像設備(ミニラボ)やこれよりさらに小規模の
設備(マイクロラボ)においては、上述の洗浄はマルチ
タンク設備で行われる。通常、写真材料から除去された
物質の濃度を継続的に十分な低レベルに維持するための
この工程での補充は、一連の最終タンクに新しい洗浄液
を追加することによって行われている。そして、過剰な
洗浄液はこの最終タンクから前方のタンクへと流入する
ように設計されており、これが同様に繰り返され、そし
てこの工程の最初のタンクからの過剰分は廃液として処
理される。これは”逆流”方式と称されている。この設
計は、1つ又は2つのタンクで特に別々に補充するとき
に比較して、使用される溶液の量をかなり少なくでき
る。
【0004】最近のミニラボでは典型的な洗浄補充シス
テムは、3個または4個のタンクの逆流設備で感光材料
一平方メートル当りの処理に約200 cm3 の補充液が使
用される。それぞれのタンクで材料処理に費やされる時
間は、コートされた材料における物質の濃度と洗浄液に
おける安定化させ(一定状態)濃度との間で形成される
平衡になるまでの一般に20秒から25秒である。この工程
に費やされるトータルな時間は一般に変化して60から10
0 秒以上である。
テムは、3個または4個のタンクの逆流設備で感光材料
一平方メートル当りの処理に約200 cm3 の補充液が使
用される。それぞれのタンクで材料処理に費やされる時
間は、コートされた材料における物質の濃度と洗浄液に
おける安定化させ(一定状態)濃度との間で形成される
平衡になるまでの一般に20秒から25秒である。この工程
に費やされるトータルな時間は一般に変化して60から10
0 秒以上である。
【0005】米国特許5541700 は写真の処理装置を開示
しており、ここでは分割する壁における気泡によって2
つに分割された単一の容器中に2個の処理タンクが配設
されている。すると異なる処理溶液がそれぞれのタンク
に導入され前記気泡によって分離状態は維持されると同
時に、写真材料は前記壁を越える気泡を介して一方のタ
ンクから他方のタンクへと処理される。この形式は容器
の数を減らすことに貢献する。
しており、ここでは分割する壁における気泡によって2
つに分割された単一の容器中に2個の処理タンクが配設
されている。すると異なる処理溶液がそれぞれのタンク
に導入され前記気泡によって分離状態は維持されると同
時に、写真材料は前記壁を越える気泡を介して一方のタ
ンクから他方のタンクへと処理される。この形式は容器
の数を減らすことに貢献する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最も一般的な写真材料
装置において、現像と漂白/定着工程に貢献する 2つの
タンクがあり、そしてすくなくとも2つのタンクは材料
から出た活性のある化学品を洗浄することに寄与する。
洗浄液の量を減らすためそして廃液を減らすために、タ
ンクの数を増やし写真材料の移動方向と逆方向に溶液を
流すように設計すれば良いことは知られている。しか
し、このことは物理的に大きな処理装置となることを意
味し、同時にトータルの処理時間を増加させてしまう、
という2つの欠点となる。
装置において、現像と漂白/定着工程に貢献する 2つの
タンクがあり、そしてすくなくとも2つのタンクは材料
から出た活性のある化学品を洗浄することに寄与する。
洗浄液の量を減らすためそして廃液を減らすために、タ
ンクの数を増やし写真材料の移動方向と逆方向に溶液を
流すように設計すれば良いことは知られている。しか
し、このことは物理的に大きな処理装置となることを意
味し、同時にトータルの処理時間を増加させてしまう、
という2つの欠点となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、装置
が占有するフロアー空間の低減と、処理時間及び廃液を
最小に抑えた、改良された写真材料処理のための方法を
提供することを目的とする。本発明の 1つの面として、
写真材料の処理方法を提供することにあり、ここで、材
料は例えば洗浄液のような処理溶液を保持した第1タン
クから流動性の気泡を介して、分割手段の反対側に配設
された隣の第2タンク内に保持された処理溶液にはい
る。そして、処理溶液は第2タンクから分割手段を越え
て第1タンクへ流れ込む。
が占有するフロアー空間の低減と、処理時間及び廃液を
最小に抑えた、改良された写真材料処理のための方法を
提供することを目的とする。本発明の 1つの面として、
写真材料の処理方法を提供することにあり、ここで、材
料は例えば洗浄液のような処理溶液を保持した第1タン
クから流動性の気泡を介して、分割手段の反対側に配設
された隣の第2タンク内に保持された処理溶液にはい
る。そして、処理溶液は第2タンクから分割手段を越え
て第1タンクへ流れ込む。
【0008】材料は流動性の気泡を介して第2タンクか
ら第 3のタンクに入る。この第3のタンクはさらに先に
ある分割手段の反対側に置かれている。そして第3のタ
ンク内の処理液はそこからさらに先にある分割手段を通
過して第2のタンクへ流れるように設計されている。前
記流動性の気泡はガスによる気泡、好ましくは空気から
形成される。ただし、いずれにせよ処理溶液に適用した
ときにその性質をそのまま維持する物資であればよい。
ら第 3のタンクに入る。この第3のタンクはさらに先に
ある分割手段の反対側に置かれている。そして第3のタ
ンク内の処理液はそこからさらに先にある分割手段を通
過して第2のタンクへ流れるように設計されている。前
記流動性の気泡はガスによる気泡、好ましくは空気から
形成される。ただし、いずれにせよ処理溶液に適用した
ときにその性質をそのまま維持する物資であればよい。
【0009】前記分割手段は壁である。前記処理液はあ
るタンクから前方のタンクへ単に流れ出ればよく、ある
いはポンプによって流される。前記処理溶液は写真材料
を洗浄するための洗浄液である。本発明の別の面は、処
理溶液を保持するための少なくとも4つの連続した領域
を持つ容器により構成される写真材料を処理するための
装置である。前記領域はそれぞれガイド手段を有する壁
により分けられており、これらで部屋が形成される。こ
こで写真材料は、ガス好ましくは空気を介して、ある領
域から前記部屋内の溶液によって閉じ込められた他の領
域にガイドされていく。
るタンクから前方のタンクへ単に流れ出ればよく、ある
いはポンプによって流される。前記処理溶液は写真材料
を洗浄するための洗浄液である。本発明の別の面は、処
理溶液を保持するための少なくとも4つの連続した領域
を持つ容器により構成される写真材料を処理するための
装置である。前記領域はそれぞれガイド手段を有する壁
により分けられており、これらで部屋が形成される。こ
こで写真材料は、ガス好ましくは空気を介して、ある領
域から前記部屋内の溶液によって閉じ込められた他の領
域にガイドされていく。
【0010】それぞれの領域の処理溶液は効果的な好ま
しい洗浄という材料処理を同様に行う。二者択一的に、
少なくとも1つの領域の処理溶液で写真材料の処理を行
うように調製されたものは、少なくとも1つの他の領域
で処理を行うものとは異なる。この発明のさらなる観点
として、写真材料が通過する処理溶液のための容器で構
成する写真材料処理用の装置を提供する。ここで、容器
は、垂直方向で材料が(3+4n)反転するような曲が
りくねった通路内に材料をガイドするための手段を構成
する。ここでnは正の整数である。この反転で、溶液中
と、溶液によって容器のチャンバー内に閉じ込められる
ガス、好ましくは空気中の一択的になる。
しい洗浄という材料処理を同様に行う。二者択一的に、
少なくとも1つの領域の処理溶液で写真材料の処理を行
うように調製されたものは、少なくとも1つの他の領域
で処理を行うものとは異なる。この発明のさらなる観点
として、写真材料が通過する処理溶液のための容器で構
成する写真材料処理用の装置を提供する。ここで、容器
は、垂直方向で材料が(3+4n)反転するような曲が
りくねった通路内に材料をガイドするための手段を構成
する。ここでnは正の整数である。この反転で、溶液中
と、溶液によって容器のチャンバー内に閉じ込められる
ガス、好ましくは空気中の一択的になる。
【0011】選択的にチャンバーは容器内の頭部又は底
部に配置される。この装置は材料の動きの方向とは逆の
方向に処理溶液の流れが生じるように手段が講じられて
いる。大気から隔離されたガスのチャンバーへの補充
は、使用済みの処理溶液の表面領域を下げるが、そして
これは溶液の酸化する度合いを抑える。
部に配置される。この装置は材料の動きの方向とは逆の
方向に処理溶液の流れが生じるように手段が講じられて
いる。大気から隔離されたガスのチャンバーへの補充
は、使用済みの処理溶液の表面領域を下げるが、そして
これは溶液の酸化する度合いを抑える。
【0012】
【発明の実施の形態】図面に基づいて説明すると、フィ
ルム処理装置2は一般的な深めのタンク4及び6から成
り、それぞれ現像溶液8と漂白/定着溶液10を保持し
ている。この溶液は再循環ポンプ11により攪拌され、
従来の方法(図示せず)により補充される。処理される
露光フィルム12は現像タンク4内を通るU字型の通路
内のローラ間で案内される。そして、ローラ/ガイド部
品14を介し同様に漂白/定着タンク6へ入る。続い
て、フィルム12はローラ/ガイド部品16を介してフ
ィルム処理装置2の洗浄部18に入る。洗浄部18に
は、上記タンク4及び6のそれぞれと同じサイズとなる
容器20を4個有しており、それぞれが同一つのエアー
ベル(air bell)装置22が洗浄液24の中に沈められ
ている。引例はこの容器20の1つについてのみ詳細に
説明する。前記エアーベル装置22は容器20を2つの
等しいサイズのタンク28に分ける壁26を有してい
る。この壁26は下端部側で二股になっており、そのフ
ォーク形状物の間にローラ/ガイド部品30が配設され
おり、更にローラ/ガイド部品32がその下方に配設さ
れている。分割壁34が容器20の底部から上方に延び
ており、壁26の前記フォーク形状物の形成する空間の
領域に延びている。洗浄液24はタンク28に注がれ実
質的に前記エアーベル装置22回りの容器20に満たさ
れる。そして、壁26の前記二股領域のローラ/ガイド
部品30回りと容器の壁34の上方に空気の気泡36が
閉じ込められることになる。
ルム処理装置2は一般的な深めのタンク4及び6から成
り、それぞれ現像溶液8と漂白/定着溶液10を保持し
ている。この溶液は再循環ポンプ11により攪拌され、
従来の方法(図示せず)により補充される。処理される
露光フィルム12は現像タンク4内を通るU字型の通路
内のローラ間で案内される。そして、ローラ/ガイド部
品14を介し同様に漂白/定着タンク6へ入る。続い
て、フィルム12はローラ/ガイド部品16を介してフ
ィルム処理装置2の洗浄部18に入る。洗浄部18に
は、上記タンク4及び6のそれぞれと同じサイズとなる
容器20を4個有しており、それぞれが同一つのエアー
ベル(air bell)装置22が洗浄液24の中に沈められ
ている。引例はこの容器20の1つについてのみ詳細に
説明する。前記エアーベル装置22は容器20を2つの
等しいサイズのタンク28に分ける壁26を有してい
る。この壁26は下端部側で二股になっており、そのフ
ォーク形状物の間にローラ/ガイド部品30が配設され
おり、更にローラ/ガイド部品32がその下方に配設さ
れている。分割壁34が容器20の底部から上方に延び
ており、壁26の前記フォーク形状物の形成する空間の
領域に延びている。洗浄液24はタンク28に注がれ実
質的に前記エアーベル装置22回りの容器20に満たさ
れる。そして、壁26の前記二股領域のローラ/ガイド
部品30回りと容器の壁34の上方に空気の気泡36が
閉じ込められることになる。
【0013】動作において、フィルム12は第1容器2
0内の前記エアーベル装置22の外側回りとなる第1タ
ンク28内の溶液24の下方に案内され、前記第1ロー
ラ部品32を介して気泡36内に入り,前記ローラ部品
30を回る。ここから,フィルム12はローラ部品32
回りで隣の第2タンク28に入り、溶液24から上方に
出て、更に隣の容器20の次の2個のタンク28に導か
れるべくローラ/ガイド部品38に向かう。フィルムは
後半の2つの容器の更に4つのタンク28を介して移送
される、工程が繰り返され、最後にフィルム12はこの
洗浄領域18を出て、乾燥部(図示せず)に移送され
る。
0内の前記エアーベル装置22の外側回りとなる第1タ
ンク28内の溶液24の下方に案内され、前記第1ロー
ラ部品32を介して気泡36内に入り,前記ローラ部品
30を回る。ここから,フィルム12はローラ部品32
回りで隣の第2タンク28に入り、溶液24から上方に
出て、更に隣の容器20の次の2個のタンク28に導か
れるべくローラ/ガイド部品38に向かう。フィルムは
後半の2つの容器の更に4つのタンク28を介して移送
される、工程が繰り返され、最後にフィルム12はこの
洗浄領域18を出て、乾燥部(図示せず)に移送され
る。
【0014】最初に溶液が充満状態であった容器20は
その後、装置2の操作中での洗浄溶液24の補充は、最
終タンク28に入る補給パイプ40を介しての新しい溶
液によってなされる。この補充は最終容器20内のエア
ーベル装置22中の液面に影響し、最終タンクからの溶
液24の逆流を引起すことになり、分割壁34を乗越え
て8番目のタンクから7番目のタンクへ溶液が逆流する
ことになる。逆流する流れは最終20の容器の上部をも
越え第3容器20内の6番目のタンクへと気泡36を介
して入り、そして漂白/定着溶タンク6の隣の第1容器
20の第1タンク28の液面が増加するまで続き、排出
口(図示せず)を介して廃棄される。ある容器20から
それ以前の容器に択一的に流れ込む様に、洗浄溶液24
はポンプによって移送される。再循環ポンプ11はそれ
ぞれのタンク28の底部で溶液の効果的攪拌のために設
けられている。このフィルム12の処理がなされるにつ
れて、特にそれが 8個の洗浄タンクを介して行われるに
つれ、活性のある化学品がフィルム12から洗浄溶液2
4に移行されるので洗浄溶液24の濃度はタンク毎に変
わることが認められる。
その後、装置2の操作中での洗浄溶液24の補充は、最
終タンク28に入る補給パイプ40を介しての新しい溶
液によってなされる。この補充は最終容器20内のエア
ーベル装置22中の液面に影響し、最終タンクからの溶
液24の逆流を引起すことになり、分割壁34を乗越え
て8番目のタンクから7番目のタンクへ溶液が逆流する
ことになる。逆流する流れは最終20の容器の上部をも
越え第3容器20内の6番目のタンクへと気泡36を介
して入り、そして漂白/定着溶タンク6の隣の第1容器
20の第1タンク28の液面が増加するまで続き、排出
口(図示せず)を介して廃棄される。ある容器20から
それ以前の容器に択一的に流れ込む様に、洗浄溶液24
はポンプによって移送される。再循環ポンプ11はそれ
ぞれのタンク28の底部で溶液の効果的攪拌のために設
けられている。このフィルム12の処理がなされるにつ
れて、特にそれが 8個の洗浄タンクを介して行われるに
つれ、活性のある化学品がフィルム12から洗浄溶液2
4に移行されるので洗浄溶液24の濃度はタンク毎に変
わることが認められる。
【0015】図面に表されたように、それぞれの容器2
0は、一般的なサイズで、洗浄タンク2個を保持してい
る。ここで1つ又はそれ以上の容器20が、エアーベル
装置22の形状の適当な修正をして、3つ若しくはそれ
以上のタンクを保持したり、2つ若しくはそれ以上の気
泡を使用したりするようにすることも考えられる。
0は、一般的なサイズで、洗浄タンク2個を保持してい
る。ここで1つ又はそれ以上の容器20が、エアーベル
装置22の形状の適当な修正をして、3つ若しくはそれ
以上のタンクを保持したり、2つ若しくはそれ以上の気
泡を使用したりするようにすることも考えられる。
【0016】
【発明の効果】本発明は逆流を利用して、使用され、い
ずれ廃棄される処理溶液の量を大幅に減少させるもので
ある。そして、これは気泡という概念を用いることによ
ってなされるものであるがこの点で、これに関して開示
する米国特許5541700 とは全く対照をなす。これに関し
て,米国特許541700は、特に隣合うタンク内の異なる溶
液の分割状態の継続的な維持のための気泡の使用を開示
している。本発明では気泡は隣合うタンクで処理溶液の
分離を維持するために使用され、明示の 2つの工程へと
延びる、同時に処理溶液が逆流して防御手段を越え、あ
るタンクから、他のタンクへ入るように設計されてい
る。
ずれ廃棄される処理溶液の量を大幅に減少させるもので
ある。そして、これは気泡という概念を用いることによ
ってなされるものであるがこの点で、これに関して開示
する米国特許5541700 とは全く対照をなす。これに関し
て,米国特許541700は、特に隣合うタンク内の異なる溶
液の分割状態の継続的な維持のための気泡の使用を開示
している。本発明では気泡は隣合うタンクで処理溶液の
分離を維持するために使用され、明示の 2つの工程へと
延びる、同時に処理溶液が逆流して防御手段を越え、あ
るタンクから、他のタンクへ入るように設計されてい
る。
【0017】隣合うタンクの構成は、例えば本発明に対
応した 2つの洗浄工程のようにでき、これは洗浄工程 1
つの従来のタンクに適用可能である。これは現存の装置
の改善で対応できる。現時点で洗浄のために供される空
間は 2倍で、洗浄のために使われていた空間は減らすこ
とができる。本発明に対応した装置を製造する際は、タ
ンクは好みのサイズとすることができる。
応した 2つの洗浄工程のようにでき、これは洗浄工程 1
つの従来のタンクに適用可能である。これは現存の装置
の改善で対応できる。現時点で洗浄のために供される空
間は 2倍で、洗浄のために使われていた空間は減らすこ
とができる。本発明に対応した装置を製造する際は、タ
ンクは好みのサイズとすることができる。
【図1】本発明に対応した写真材料の処理方法が行われ
るフィルム処理工程の一例を示す概略的な縦断面図であ
る。
るフィルム処理工程の一例を示す概略的な縦断面図であ
る。
12:フィルム(写真材料) 24:洗浄液(処理溶液) 28:第1タンク、第2タンク 34:分割壁
Claims (2)
- 【請求項1】写真材料の処理方法であって、 前記写真材料は、第1タンクに保持されている処理溶液
から流動性の気泡を介して、分割手段の反対側に配設さ
れた隣の第2タンクに保持されている溶液に入り、前記
処理溶液は前記第2タンクから前記第1タンクへ前記分
割手段を越えて流れるように配置されている方法。 - 【請求項2】前記写真材料は前記第2タンクから気泡を
介して、更に先にある分割手段の反対側に配設された第
3タンクに入り、そして前記第3タンクの中の前記処理
溶液は前記更に先にある分割手段を越えて前記第2タン
クへ流れるように配置されている方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9721467.0A GB9721467D0 (en) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | Processing photographic material |
GB9721467:0 | 1997-10-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11194465A true JPH11194465A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=10820328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10286784A Pending JPH11194465A (ja) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | 写真材料の処理方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5952161A (ja) |
EP (1) | EP0908771A3 (ja) |
JP (1) | JPH11194465A (ja) |
GB (1) | GB9721467D0 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY178204A (en) | 2009-10-16 | 2020-10-06 | Alcon Inc | Apparatus and method for transporting contact lenses through dipping baths |
SG10201406537XA (en) * | 2009-10-16 | 2014-12-30 | Novartis Ag | Method and device for maintaining a concentration of a treatment bath |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629350A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真現像装置 |
JP2759294B2 (ja) * | 1990-02-06 | 1998-05-28 | コニカ株式会社 | 水現像でエア遮断した感光材料処理装置 |
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