JPH065250Y2 - 車両の自動ドア安全装置 - Google Patents

車両の自動ドア安全装置

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Publication number
JPH065250Y2
JPH065250Y2 JP1984192873U JP19287384U JPH065250Y2 JP H065250 Y2 JPH065250 Y2 JP H065250Y2 JP 1984192873 U JP1984192873 U JP 1984192873U JP 19287384 U JP19287384 U JP 19287384U JP H065250 Y2 JPH065250 Y2 JP H065250Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
shift
shift rod
actuator
solenoid valve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1984192873U
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English (en)
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JPS61107640U (ja
Inventor
真幸 丹羽
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両の自動ドア安全装置に関するものである。
[従来の技術] ワンマンバスなどのように運転者がドアの開閉操作を行
う車両では、例えば実開昭55-171640号公報に開示され
るように、ドアが開くと作動するカム機構によりアクセ
ルペダルが押し上げられ状態にロックされ、ドアを開け
たまま発進することができないようになっている。しか
し、機関はアイドル回転にあってもクラッチをゆっくり
と操作すれば発進が可能であり、特に空調機器や動力舵
取装置を備えた車両において、アイドル回転が普通の車
両よりも高く設定されている場合にはその傾向がある。
また、空調機器を搭載した車両において、アクセルペダ
ルにアイドルアップ・リンク機構が備えられている場合
には、無理にアクセルペダルを押し上げるとアイドルア
ップ・リンク機構の作動が妨げられ、機関停止を起す恐
れがある。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案の目的は上述の問題に鑑み、ドアが開い
ている場合に機関の回転変動は可能であっても発進を確
実に防止し得る、車両の自動ドア安全装置を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は歯車変速機
のシフトロッドに係合部を形成し、シフトロッドが中立
位置にある時、ばね力に抗して前記係合部へロック部材
を突出させてシフトロッドの軸方向移動を阻止するシフ
トロック用アクチュエータを歯車変速機の固定部に支持
し、電源に対し手動によるON・OFF操作によりドア
を開閉するドア開閉用スイッチと、シフトロッドの中立
位置でONになるニュートラルスイッチと、通電時シフ
トロック用アクチュエータのロック部材を突出させる第
1の電磁弁とを互いに直列に接続し、通電時ドア開閉用
アクチュエータがばね力に抗してドアを開くように作動
させる第2の電磁弁を第1の電磁弁と並列に接続したも
のである。
[作用] ドアが開いている限りドア開閉用スイッチがONしてい
るので、第1の電磁弁も励磁され、歯車変速機のシフト
ロッドを中立位置にロックするシフトロック用アクチュ
エータは解除されない。
ドア開閉用スイッチをOFFにするとドアが閉じ、第1
の電磁弁が消磁され、シフトロック用アクチュエータに
よるシフトロッドのロックが解除され、発進が可能にな
る。
[考案の実施例] 第1図に示すように、歯車変速機における公知のシフト
ロッド2に係合部としてのフランジ3が設けられ、シフ
トロッド2の中立位置においてシフトロッド2をロック
する二股状のロック部材4が、シフトロック用アクチュ
エータ6のピストンロッド5に結合される。シフトロッ
ク用アクチュエータ6は通常ばねの力によって戻され、
ロック部材4のロック作用を解除する。電磁弁7を開い
てシフトロック用アクチュエータ6へ加圧空気を供給す
ると、ロック部材4がフランジ3に係合し、シフトロッ
ド2が中立位置にロックされる。
第2図はシフトロック用アクチュエータ6の電磁弁7と
ドアを開閉するドア開閉用アクチュエータ(図示せず)
の電磁弁13の制御回路を示す。
ロック用電磁弁7とドア開閉用電磁弁13とは互いに並
列に接続され、かつ互いに直列に接続されたドア開閉用
スイッチ10とニュートラルスイッチ9を経て電源バッ
テリ8に接続される。ニュートラルスイッチ9はシフト
ロッド2が中立位置にある時ONし、変速位置にる時自
動的にOFFするようになっている。手動のドア開閉用
スイッチ10はONにするとドアが開き、OFFにする
とドアが閉じるように構成される。
次に、本考案による車両の自動ドア安全装置の作動につ
いて説明する。車両の走行中はロック部材4は第1図に
示す状態にある。停車のために歯車変速機のシフトロッ
ド2を中立位置へ戻すと、フランジ3がロック部材4と
係合し得る状態になる。また、ニュートラルスイッチ9
がONになる。ここで、ドア開閉用スイッチ10を手動
によりONにすると、第2の電磁弁13が開いて公知の
ドア開閉用アクチュエータによりドアが開かれる。同時
に第1の電磁弁7が開かれ、シフトロック用アクチュエ
ータ6へ加圧空気が供給され、ロック部材4がフランジ
3へ係合される。したがって、アクセルペダルの操作に
は関係なく、変速機が中立位置にロックされて発進する
ことはできない。
ドア開閉用スイッチ10をOFFにすると電磁弁13が
消磁され、ドア開閉用アクチュエータによりドアが閉じ
られる。同時に電磁弁7が切り換わり、シフトロック用
アクチュエータ6が加圧空気タンクから遮断され、かつ
大気へ解放されるので、内蔵されたばねの力によりロッ
ク部材4が押し戻され、フランジ3との係合が解除され
る。したがって、歯車変速機の変速操作が可能となり、
車両を発進させることができる。
上述の実施例では、ロック部材4を作動させるシフトロ
ック用アクチュエータ6に空圧アクチュエータを用いて
いるので、電磁弁7としては電磁三方弁が用いられる。
しかし、油圧アクタユエータを用いる場合は電磁弁7と
して電磁方向切換弁が用いられる。
第3,4図に示す実施例では、電磁アクチュエータ6a
によってロック部材4aを作動させるようにしたもので
ある。すなわち、シフトロッド2に係合部としての環状
溝16が構成され、シフトロッド2が中立位置にある時
係合し得るように、ロック部材4aがコードランドボッ
クス15の壁部に備えられる。
電磁アクチュエータ6aは電磁コイルと、該電磁コイル
が励磁されると穴18に沿って突出されるプランジャ
と、該プランジャと一体のロック部材4aとから構成さ
れる。電磁アクチュエータ6aの制御回路は、第2図に
おける電磁弁7の代りに電磁アクチュエータ6aの電磁
コイルを接続して構成される。歯車変速機のシフトロッ
ド2が中立位置にある時、ニュートラルスイッチ9はO
Nになり、ドアを開くことが可能である。ドア開閉用ス
イッチ10をONしてドアを開くと、電磁アクチュエー
タ6aが励磁され、ロック部材4aがシフトロッド2の
環状溝16へ係合してシフトロッド2をロックする。
ドア開閉用スイッチ10をOFFにすると、ドア開閉用
アクチュエータによりドアが閉じられる。同時に、電磁
アクチュエータ6aが消磁される。
図示してない戻しばねによりロック部材4aが引っ込
み、シフトロッド2のロックが解除されるので、歯車変
速機を発進段へシフトすることができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、歯車変速機にシフトロッドの中
立位置でONになるニュートラルスイッチを設け、かつ
シフトロッドに設けた係合部へ、ロック部材が突出係合
し、シフトロッドを操作できないようにロックするもの
であるから、構成が簡単であり、正確に組み付けること
が容易であり、作動が確実である。
ロック部材は単一のシフトロック用アクチュエータによ
り駆動され、ばね力を受けて復帰するものであるから、
コストを低減できる。
歯車変速機を中立位置にしなければドアを開閉すること
はできず、ドアが開かれている時は歯車変速機のシフト
ロッドが中立位置にロックされるので、ドアが開いたま
ま発進するという事故を防止できる。
アクセルペダルを拘束するものではないから、空調機器
などを搭載した車両の場合に、従来例のようにアイドル
アップ・リンク機構の作動が妨げられるなどの不具合を
解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る車両の自動ドア安全
装置を示す平面図、第2図は同自動ドア安全装置の電気
制御回路図、第3図は本考案の第2実施例に係る車両の
自動ドア安全装置の側面断面図、第4図は同正面断面図
である。 2:シフトロッド、3,16:係合部、4,4a:ロッ
ク部材、6:シフトロック用アクチュエータ、6a:電
磁アクチュエータ、7,13:第1,第2の電磁弁、
9:ニュートラルスイッチ、10:ドア開閉用スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車変速機のシフトロッドに係合部を形成
    し、シフトロッドが中立位置にある時、ばね力に抗して
    前記係合部へロック部材を突出させてシフトロッドの軸
    方向移動を阻止するシフトロック用アクチュエータを歯
    車変速機の固定部に支持し、電源に対し手動によるON
    ・OFF操作によりドアを開閉するドア開閉用スイッチ
    と、シフトロッドの中立位置でONになるニュートラル
    スイッチと、通電時シフトロック用アクチュエータのロ
    ック部材を突出させる第1の電磁弁とを互いに直列に接
    続し、通電時ドア開閉用アクチュエータがばね力に抗し
    てドアを開くように作動させる第2の電磁弁を第1の電
    磁弁と並列に接続したことを特徴とする、車両の自動ド
    ア安全装置。
JP1984192873U 1984-12-21 1984-12-21 車両の自動ドア安全装置 Expired - Lifetime JPH065250Y2 (ja)

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JP1984192873U JPH065250Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 車両の自動ドア安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107640U JPS61107640U (ja) 1986-07-08
JPH065250Y2 true JPH065250Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=30750284

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JP1984192873U Expired - Lifetime JPH065250Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 車両の自動ドア安全装置

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JP (1) JPH065250Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57198119A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Nissan Motor Co Ltd Safety control device in automatic door

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Publication number Publication date
JPS61107640U (ja) 1986-07-08

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